JPH08129653A - 画像処理方法及び画像処理装置 - Google Patents

画像処理方法及び画像処理装置

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JPH08129653A
JPH08129653A JP6293749A JP29374994A JPH08129653A JP H08129653 A JPH08129653 A JP H08129653A JP 6293749 A JP6293749 A JP 6293749A JP 29374994 A JP29374994 A JP 29374994A JP H08129653 A JPH08129653 A JP H08129653A
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智郎 山下
Kiyoshi Maenobu
潔 前信
Akio Nishimura
明夫 西村
Teiji Nishizawa
貞次 西澤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像のテクスチャデータと輝度データとから
画素データを算出する処理において、輝度データが最大
値に近づく場合に画素データの彩度及び色相のずれを防
ぎ、ハードウェアを小規模化すること。 【構成】 デジタルデータD2(輝度データ)とその閾
値Dtとを比較する比較部23を設け、その比較結果R
を合成係数算出部22と選択部24とに与える。合成係
数算出部22は比較結果Rに基づいて固定小数点をもつ
合成係数αを算出する。また選択部24は比較結果Rに
基づいて固定値C1又はC2を選択した値Yを合成部2
5に与える。合成部25はデジタルデータD1(テクス
チャデータ)をXとして入力し、合成係数αを用いてα
X+(1−α)Yで表される合成を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CAD( 計算機援用設
計) やCG(コンピュータグラフィックス)等の分野に
おいて、計算機内に構築した画像のモデルを写実的に表
示する画像処理方法及び画像処理装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年の画像処理装置は、言葉や数値では
表現が困難な現象や仮想の現実世界に類似した世界の描
写を行なうことにより、計算機と人間とのコミュニケー
ションの向上を図るための道具として利用されている。
以下図面を参照しながら、従来の画像処理方法及び画像
処理装置の一例について説明する。
【0003】図7は画像効果処理に用いられる従来の画
像処理装置10の構成図である。本図において、テクス
チャ算出部11は形状、属性データ、変形移動ルールな
どを含む三次元形状幾何学モデルデータを入力すると共
に、視点画角データを入力し、テクスチャデータを作成
する装置である。輝度算出部12は三次元形状幾何学モ
デルデータ、視点画角データ、照明データを入力し、テ
クスチャに対する反射光の輝度データ(照明データ)を
作成する装置である。
【0004】画素データ算出部13は乗算器を含み、テ
クスチャデータと輝度データとを乗算して画素データを
生成する装置である。出力信号変換部14は画素データ
を入力し、映像信号に変換して出力デバイス15に与え
る装置である
【0005】以上のように構成された画像処理装置の動
作について説明する。まず、テクスチャ算出部11にお
いて三次元幾何学形状モデルデータと、視点画角データ
とによりテクスチャデータを求める。ここで求めたテク
スチャデータをRGB表現で(Tr,Tg,Tb)とす
る。次に輝度算出部12において三次元幾何学形状モデ
ルデータと視点画角データと照明データとにより、三次
元幾何学形状モデルの反射光の輝度データを算出する。
ここで求めた輝度データをRGB表現で(Ir,Ig,
Ib)とする。
【0006】画素データ算出部13においてテクスチャ
算出部11で求められたテクスチャデータと、輝度算出
部12で求められた輝度データとにより、RGB表現の
画素データ(Pr,Pg,Pb)を次の(1)式により
求める。
【数1】 次に 出力信号変換部14は画素データ算出部13の出
力する画素データを映像信号に変換し、出力デバイス1
5に与える。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記のよ
うな構成では、画素データの各RGB値がテクスチャデ
ータの各RGB値に依存するため、輝度データの各RG
B値を最大値に近づけていくうちに、画素データのいず
れか1つの成分が飽和する。この状態では他の成分がま
だ飽和していないという現象がおこり、作成すべき画像
の彩度や色相のずれが生じてしまうという問題点があっ
た。
【0008】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたものであって、画素データの算出処理において
輝度データを最大値に近づけていく場合に、画素データ
の彩度や色相のずれを防ぐことができ、且つハードウェ
アの小規模化を図ることのできる画像処理方法及び画像
処理装置を実現することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1の発明
は、テクスチャデータ、テクスチャデータに対応する輝
度閾値、出力画像の輝度を決定する輝度データ、出力画
像を構成する画素データの最大値、及び画素データの最
小値を入力し、輝度データが輝度閾値未満の場合に、輝
度データが最小値のとき画素データはその最小値をと
り、輝度データが輝度閾値のとき画素データはテクスチ
ャデータの値をとるように線形補間をRGB成分ごとに
行ない、輝度データが輝度閾値以上の場合に、輝度デー
タが輝度閾値のとき画素データはテクスチャデータの値
をとり、輝度データが最大値をとる場合に画素データは
その最大値をとるように線形補間をRGB成分ごとに行
ない、画素データを出力することを特徴とするものであ
る。
【0010】本願の請求項2の発明は、第1、第2のデ
ジタルデータ(D1、D2)を入力し、第2のデジタル
データ(D2)と予め設定された第2のデジタルデータ
(D2)の閾値(Dt)との比較を行なう比較部と、第
2のデジタルデータ(D2)、第2のデジタルデータ
(D2)の閾値(Dt)、及び比較部の比較結果に基づ
いて、第1、第2のデジタルデータ(D1、D2)の合
成比を示す合成係数(α)を算出する合成係数算出部
と、第2のデジタルデータ(D2)と出力データとの相
関関係を決定する第1の固定値(C1)と第1の固定値
と異なる第2の固定値(C2)とを入力し、比較部の比
較結果に基づいて第1又は第2の固定値の一方を選択す
る選択部と、合成係数算出部の出力する合成係数
(α)、選択部の出力結果、及び第1のデジタルデータ
(D1)を入力し、第1のデジタルデータ(D1)を
X、選択部の出力結果をYとして、αX+(1−α)Y
で表されるデータの合成を行う合成部を具備することを
特徴とするものである。
【0011】
【作用】このような特徴を有する本願の請求項1、2の
発明によれば、比較部は第2のデジタルデータ(D2)
と予め設定された第2のデジタルデータ(D2)の閾値
(Dt)との比較を行なう。合成係数算出部は第2のデ
ジタルデータ(D2)、第2のデジタルデータ(D2)
の閾値(Dt)、及び比較部の比較結果に基づいて、合
成係数αを算出する。選択部は第2のデジタルデータ
(D2)と出力データとの相関関係を決定する第1の固
定値(C1)と第2の固定値(C2)とを入力し、比較
部の比較結果に基づいて第1又は第2の固定値の一方を
選択する。そして合成部は合成係数算出部の出力する合
成係数α、選択部の出力結果、及び第1のデジタルデー
タ(D1)を入力し、第1のデジタルデータ(D1)を
X、選択部の出力結果をYとして、αX+(1−α)Y
で表されるデータの合成を行う。
【0012】
【実施例】
(実施例1)本発明の第1実施例における画像処理装置
について図1を参照しながら説明する。本実施例の画像
処理装置20は図7に示す従来例と全体構成は同一であ
る。画像処理装置20には、テクスチャ算出部11、輝
度算出部12、画素データ算出部21、出力信号変換部
14、出力デバイス15が設けられている。図1は本実
施例の画素データ算出部21の構成を示すブロック図で
ある。
【0013】図1において画素データ算出部21は、第
1,第2のデジタルデータD1,D2、第2のデジタル
データD2の閾値Dt、固定値C1、固定値C2を入力
し、演算により出力データ(画素データP)を出力する
回路である。画素データ算出部21は、合成係数算出部
22、比較部23、選択部24、合成部25を含んで構
成される。尚、デジタルデータD2とは輝度データI
を、デジタルデータD1とはテクスチャデータTを、閾
値Dtは輝度データの閾値Itを意味する。
【0014】比較部23は輝度データIと輝度データの
閾値Itとを入力し、それらの大小関係を比較する回路
であり、その比較結果Rは合成係数算出部22と選択部
24に与えられる。合成係数算出部22は輝度データI
とその閾値Itとを入力し、比較結果Rと所定の演算式
に基づいて、最上位ビットの左に固定小数点をもつ合成
係数αを作成する回路である。そしてこの合成係数αは
合成部25に与えられる。選択部24は固定値C1、C
2を入力し、比較部23の比較結果Rに基づいて何れか
の固定値Cを選択し、選択結果をYとして合成部25に
与える回路である。合成部25はテクスチャデータTを
Xとして入力し、P=αX+(1−α)Yの演算を行
い、その演算結果を画素データPとして出力する回路で
ある。
【0015】合成係数算出部22の構成例を図2に示
す。本図において輝度データIはインバータ31とセレ
クタ32に与えられる。また輝度データの閾値Itはイ
ンバータ33とセレクタ34に与えられる。さらに比較
結果Rは2つのセレクタ32、34に与えられる。イン
バータ31、33は入力データの各ビットを反転する回
路である。セレクタ32は、インバータ31の入力デー
タと出力データ及び比較結果Rを入力し、比較結果Rで
輝度データIがその閾値It未満の場合は、インバータ
31の入力データ(輝度データI)を出力する回路であ
る。またセレクタ32は輝度データIが閾値It以上の
場合は、インバータ31の出力データ(Imax−I、
但しImaxは輝度データの最大値)を出力する。
【0016】同様にセレクタ34は、インバータ33の
入力データと出力データ及び比較結果Rを入力とし、比
較結果Rで輝度データIがその閾値It未満の場合は、
インバータ31の入力データ(輝度データの閾値It)
を出力する回路である。またセレクタ34は輝度データ
Iがその閾値It以上の場合は、インバータ31の出力
データ(Imax−It)を出力する。セレクタ32、
34の出力は夫々信号A、Bとして除算器35に与えら
れる。除算器35はA/Bの除算を行う演算回路で、除
算結果の最上位ビットの左に固定小数点を持つ値を合成
係数αとして出力する。
【0017】以上のように構成された第1実施例の画像
処理装置20の動作について説明する。ここではR,
G,B成分のうちR成分のみ着目して説明する。図3は
画素データ算出部21の一般的な動作を示す場合であ
り、入力データと出力データの関係を示す特性図であ
る。又図4は図3の固定値C1を画素データPrの最小
値Prminとし、固定値C2を画素データPrの最大
値Prmaxとした場合の特性図である。
【0018】図4において、横軸に輝度データIrをと
り、縦軸に画素データPrをとる。そして輝度データが
最小値Irminから輝度データの閾値Irtを経て輝
度データの最大値Irmaxまで変化する場合を考え
る。この際の所望の画素データPrの変化を、図示のよ
うにその最小値PrminからテクスチャデータTrへ
の変化の部分と、テクスチャデータTrから画素データ
の最大値Prmaxへの変化の部分に分けるものとす
る。
【0019】この特性曲線の特徴はIrmaxのときに
Prmaxとなるように収束させることである。この特
徴が3成分とも共通であるため、夫々の成分において輝
度データIを最大値に近づける場合に、画素データPの
色相及び彩度のずれを防止しようとする。
【0020】まずIr<Irtの場合の各部の動作につ
いて述べる。Ir<Irtの場合の特性直線を次の
(2)式で示す。ただしIrmin=0とする。
【数2】 (2)式を変形すると次の(3)式を得る。
【数3】
【0021】このように図1の合成係数算出部22でα
r1を求め、比較部23においてはIr<Irtを示す比
較結果Rを出力する。選択部24ではIr<Irtの比
較結果Rが与えられると、固定値C1として画素データ
Prminが選択される。こうして合成部25の入力デ
ータYとしてPrminが入力される。一方、入力デー
タXとしてテクスチャデータTrが合成部25に入力さ
れる。次に合成部25では(3)式で示す合成処理を行
う。
【0022】次にIr≧Irtの場合の各部の動作につ
いて述べる。Ir≧Irtの場合の特性直線を次の
(4)式で示す。
【数4】 (4)式を変形すると次の(5)式を得る。
【数5】
【0023】比較部23はIr≧Irtを示す比較結果
Rを出力する。選択部24では比較部23からIr≧I
rtの比較結果Rが与えられると、固定値C2として画
素データPrmaxを選択する。この値が合成部25に
与えられると(5)式で示す合成処理を行う。
【0024】さて合成係数算出部22の動作について図
2を用いてもう少し具体的に説明する。(5)式のαrh
の式におけるIrmax−Ir、Irmax−Irtは
夫々Ir、Irtの1の補数を表している。このためイ
ンバータ31、33において、各ビット値の反転処理を
行うことでそれらの補数を求めることができる。セレク
タ32は輝度データIrがその閾値Irtより小さい場
合は、輝度データIrをそのまま出力し、輝度データI
rがその閾値Irt以上の場合は、インバータ31の出
力であるIrmax−Irを選択する。また同様に、セ
レクタ34は輝度データIrの方がその閾値Irtより
小さい場合は、輝度データの閾値Irtをそのまま出力
し、輝度データIrがその閾値Irt以上の場合は、イ
ンバータ33の出力であるIrmax−Irtを選択す
る。
【0025】除算器35はセレクタ32の出力データA
と、セレクタ34の出力データBとを入力し、A/Bの
演算を行う。こうして(3)式のαr1、(5)式のαrh
が夫々求められる。これらの値は図1の合成部25に出
力され、(3)式のPr、(5)式のPrが画素データ
として生成される。以上のような動作により、図4に示
す特性を有するデジタル処理が行なわれ、出力画像に写
実的効果が得られる。
【0026】(実施例2)次に本発明の第2実施例の画
像処理装置について簡単に説明する。本実施例は第1実
施例の画素データ算出部21において、固定値C1と固
定値C2とを任意の値に設定できるようにしたものであ
る。この場合の画像処理装置の構成と動作は第1実施例
と同一であるのでその説明は省略する。
【0027】この場合、例えば図3に示す特性を有する
デジタル処理が行なわれる。こうするとデジタル画像と
照度データが入力されると、その照度データの大小に応
じて特定の変換特性を有する画素データPが得られる。
【0028】(実施例3)次に本発明の第3実施例の画
像処理装置について簡単に説明する。ここでは第1実施
例の画像処理装置20と異なる部分のみについて図5、
図6を用いて説明する。図5は第3実施例の画素データ
算出部41の構成例を示すブロック図である。画素デー
タ算出部41はデジタルデータD1、デジタルデータD
2、固定値C1、固定値C2を入力し、演算により出力
データとして画素データPを出力する回路であり、合成
係数算出部42、選択部43、合成部44を含んで構成
される。第1実施例と同様にデジタルデータD2とは輝
度データIを、デジタルデータD1とはテクスチャデー
タTを意味する。
【0029】このように本実施例では輝度データの閾値
Irtがないこと、合成係数算出部42の入力データが
輝度データIrのみになっていることが特徴である。ま
た図1の比較部23の代わりに、輝度データIrの最上
位ビット(MSB)が比較結果として選択部43に与え
られる。次に合成係数算出部42は図6のように構成さ
れる。第1実施例と異なり、合成係数算出部42はイン
バータ51、セレクタ52、1ビット左シフタ53を含
んで構成され、輝度データIrのみを処理する回路であ
る。即ち図2の固定小数点の除算器35が図7では1ビ
ット左シフタ53になっている。
【0030】このように構成された第3実施例の画像処
理装置について、第1実施例と異なる部分の動作につい
てのみ説明する。輝度データIrの最上位ビットの左に
固定小数点をおき、Irmax=1と近似する。閾値値
Irt=Irmax/2と設定すると、(3)式のαr1
はαr1=2Irとなる。又(5)式のαrhはαrh=2
(1−Ir)となる。このような演算が合成係数算出部
42で実行される。セレクタ52はIrの最上位ビット
を参照することによって、その値が1の場合はIrが1
/2以上、0の場合は1/2より小さいことの判定をし
ている。
【0031】このように輝度データの閾値Irtが輝度
データの最大値Irmaxの1/2と設定した場合も、
第1、2実施例と同様の処理結果が得られる。第1、2
実施例の比較部23では、輝度データの閾値Irtの値
によっては減算器を用いなければならない。また図1の
合成係数算出部22は内部に固定小数点の除算器35を
使用しており、これらの2つのブロックは高速性が要求
される画像処理装置において回路規模が非常に大きなも
のとなっていた。しかし本実施例では比較部23は必要
なく、また固定小数点の除算器35が1ビット左シフタ
53になっている。この場合1ビット左シフタ53はセ
レクタ52の出力をMSB側へ1桁シフトするだけで合
成係数αを生成することができる。この場合、合成係数
αの最下位ビットはGNDに落とすものとする。こうす
れば画像処理装置を構成する回路が非常に小規模で済
む。
【0032】(実施例4)次に本発明の第4実施例の画
像処理装置について簡単に説明する。この実施例は、第
1,第2実施例の画像処理装置が輝度データの閾値Ir
tと、固定値C1及び固定値C2を外部から入力するよ
うにしたものである。本実施例の画像処理装置の構成と
動作については第1実施例のものと同じである。
【0033】さらに図3に示す特性曲線を決定するデジ
タルデータD2の閾値Irtと固定値C1と固定値C2
とデジタルデータD1に対し、外部から任意の値を入力
するようにすると、特性曲線を自由に設定でき、さらに
自由度の高いデジタル処理効果を得ることができる。
【0034】(実施例5)次に本発明の第5実施例の画
像処理装置について簡単に説明する。この実施例は第3
実施例の画像処理装置において、固定値C1及び固定値
C2を外部から入力するようにしたものである。本実施
例の画像処理装置の構成と動作については第3実施例の
ものと同じである。
【0035】更に図3に示す特性曲線を決定する固定値
C1と固定値C2とデジタルデータD1に対し、外部か
ら任意の値を入力するようにすると、特性曲線を自由に
設定でき、更に自由度の高いデジタル処理効果を得るこ
とができる。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明の画像処理方法及び
画像処理装置よれば、入力された輝度データが輝度閾値
以下の場合は、輝度データに比例するようテクスチャデ
ータに対して線形補間が行われ、また輝度データが輝度
閾値以上の場合は、輝度データの輝度閾値から画素デー
タの最大値をとるように線形補間が行なわれる。この処
理では画像に高輝度が設定されても、RGB成分におけ
る画素データが飽和することなく高輝度の画像が得られ
る。このため輝度データの各RGB値を最大値に近づけ
ていく場合に起こりがちな画像の彩度及び色相のずれを
防止することができる。また、輝度閾値を輝度データの
最大値の半分の値とする構成をとることで、画像処理装
置のハードウェアの小規模化が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における画像処理装置の画
素データ算出部を示すブロック図である。
【図2】第1実施例における合成係数算出部の構成図で
ある。
【図3】本発明の画像処理装置における輝度データと画
素データとの関係を示す特性図(その1)である。
【図4】本発明の画像処理装置における輝度データと画
素データとの関係を示す特性図(その2)である。
【図5】本発明の第2実施例における画像処理装置の画
素データ算出部を示すブロック図である。
【図6】第2実施例における合成係数算出部の構成図で
ある。
【図7】従来の画像処理装置の構成例を示すブロック図
である。
【符号の説明】
11 テクスチャ算出部 12 輝度算出部 14 出力信号変換部 15 出力デバイス 20 画像処理装置 13,21 画素データ算出部 22,42 合成係数算出部 23 比較部 24,43 選択部 25,44 合成部 31,33,51 インバータ 32,34,52 セレクタ 35 除算器 53 1ビット左シフタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西澤 貞次 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テクスチャデータ、前記テクスチャデー
    タに対応する輝度閾値、出力画像の輝度を決定する輝度
    データ、出力画像を構成する画素データの最大値、及び
    前記画素データの最小値を入力し、 前記輝度データが輝度閾値未満の場合に、前記輝度デー
    タが最小値のとき前記画素データはその最小値をとり、
    前記輝度データが輝度閾値のとき前記画素データは前記
    テクスチャデータの値をとるように線形補間をRGB成
    分ごとに行ない、 前記輝度データが輝度閾値以上の場合に、前記輝度デー
    タが輝度閾値のとき前記画素データは前記テクスチャデ
    ータの値をとり、前記輝度データが最大値をとる場合に
    前記画素データはその最大値をとるように線形補間をR
    GB成分ごとに行ない、前記画素データを出力すること
    を特徴とする画像処理方法。
  2. 【請求項2】 第1、第2のデジタルデータ(D1、D
    2)を入力し、前記第2のデジタルデータ(D2)と予
    め設定された前記第2のデジタルデータ(D2)の閾値
    (Dt)との比較を行なう比較部と、 前記第2のデジタルデータ(D2)、前記第2のデジタ
    ルデータ(D2)の閾値(Dt)、及び前記比較部の比
    較結果に基づいて、前記第1、第2のデジタルデータ
    (D1、D2)の合成比を示す合成係数(α)を算出す
    る合成係数算出部と、 前記第2のデジタルデータ(D2)と出力データとの相
    関関係を決定する第1の固定値(C1)と前記第1の固
    定値と異なる第2の固定値(C2)とを入力し、前記比
    較部の比較結果に基づいて前記第1又は第2の固定値の
    一方を選択する選択部と、 前記合成係数算出部の出力する合成係数(α)、前記選
    択部の出力結果、及び前記第1のデジタルデータ(D
    1)を入力し、前記第1のデジタルデータ(D1)を
    X、前記選択部の出力結果をYとして、αX+(1−
    α)Yで表されるデータの合成を行う合成部を具備する
    ことを特徴とする画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の固定値(C1)は出力画素デ
    ータの最小値であり、前記第2の固定値(C2)は出力
    画素データの最大値であることを特徴とする請求項2記
    載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記第2のデジタルデータ(D2)の閾
    値(Dt)を前記第2のデジタルデータ(D2)の最大
    値の半分の値とすることを特徴とする請求項2又は3記
    載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記第2のデジタルデータ(D2)の閾
    値(Dt)、前記第1、第2の固定値(C1、C2)を
    外部から入力することを特徴とする請求項2又は3記載
    の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記第1,第2の固定値(C1,C2)
    を外部から入力することを特徴とする請求項4記載の画
    像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記第1のデジタルデータ(D1)は画
    像作成装置によって作成され、所定強度の光を照射した
    場合の色データを含むテクスチャデータであり、 前記第2のデジタルデータ(D2)は出力画素に対応す
    る任意に設定される照度データであることを特徴とする
    請求項2〜6のいずれか1項記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記画素データを作成するに際し、R,
    G,B成分ごとに前記テクスチャデータと前記輝度デー
    タとの合成を行い画像を作成することを特徴とする請求
    項7記載の画像処理装置。
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JPH0568262A (ja) * 1991-03-13 1993-03-19 Olympus Optical Co Ltd ビデオidフオトプリント装置及び顔色変換装置

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