JPH0568256A - カラーテレビジヨン受像機 - Google Patents

カラーテレビジヨン受像機

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JPH0568256A
JPH0568256A JP3218964A JP21896491A JPH0568256A JP H0568256 A JPH0568256 A JP H0568256A JP 3218964 A JP3218964 A JP 3218964A JP 21896491 A JP21896491 A JP 21896491A JP H0568256 A JPH0568256 A JP H0568256A
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video
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input terminal
signal
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JP3218964A
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Mitsuhiro Baba
光弘 馬場
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 BS内蔵カラーテレビジョン受像機におい
て、スクランブル放送やハイビジョン放送を受信する
際、スクランブルデコーダやダウンコンバータの接続変
更を必要とせず、また放送モードの切換操作を必要とせ
ず、操作性に優れた受像機を提供すること。 【構成】 BSチューナを内蔵したカラーテレビジョン
受像機において、ハイビジョン放送用コンバータ専用に
第1のFM検波出力端子24,第1のビデオ入力端子2
5及びS入力端子26を設けて、ハイビジョン放送用コ
ンバータ並びにスクランブル放送用デコーダの端子接続
を固定化する構成としたことと、第1の切換回路S6 と
第3の切換回路(S3 ,S4 )を用いて、ハイビジョン
放送受信時とそれ以外のときとで受信切換えを自動的に
行うようにしたこと、さらに第2の切換回路S1 を用い
て、スクランブル放送受信時とそれ以外のときとで受信
切換えを自動的に行うようにしたことを特徴とするもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は衛星放送受信用チューナ
を内蔵したカラーテレビジョン受像機に係り、特に将来
実現が予定されている新しい放送(ハイビジョン放送、
有料放送など)に対応することができるカラーテレビジ
ョン受像機に関する。
【0002】
【従来の技術】衛星放送(以下、BS放送という)の定
着化に伴い、衛星放送受信用チューナ(以下、BSチュ
ーナという)を内蔵したカラーテレビジョン受像機が普
及しつつある。現在のBS内蔵カラーテレビジョン受像
機は、BS放送の有料放送(民放のスクランブル放送 1
991 年4 月開始)や近い将来に予定されているハイビジ
ョン放送に対応しそれらの放送を視聴するためのスクラ
ンブル解除器(以下、スクランブルデコーダという)や
ハイビジョンNTSCコンバータ(以下、ダウンコンバ
ータという)を接続できるようになっている。これらの
デコーダ及びコンバータを接続するためにBS内蔵カラ
ーテレビジョン受像機には、FM検波出力端子、ビット
ストリーム出力端子、AFC入力端子が設けられてい
る。また、BS内蔵カラーテレビジョン受像機は高画質
テレビとしての付加価値を高めるために、Y/C分離回
路を備えているのが一般的である。
【0003】図3は一般的なBS内蔵カラーテレビジョ
ン受像機のブロック図を示しており、図4及び図5はこ
の受像機に接続可能なスクランブルデコーダ及びダウン
コンバータを示している。
【0004】図3に示すBS内蔵カラーテレビジョン受
像機は、UHF/VHFチューナ1と、BSチューナ2
と、AV入力切換回路3と、Y/C分離回路4と、ビデ
オクロマ処理部5と、CRT6と、切換回路S1 とから
構成されており、更にこのBS内蔵カラーテレビジョン
受像機は、AFC入力端子7、ビットストリーム出力端
子8、FM検波出力端子9、BS出力端子10、BS入
力端子11、外部ビデオ入力端子(S入力端子とビデオ
入力端子)12、モニター出力端子(S出力端子とビデ
オ出力端子)13を備えている。S入力端子及びS出力
端子は高画質映像のためのセパレート輝度(Y)信号及
びカラー(C)信号を入出力するための端子である。ま
た、図中、ビデオ出力及び入力(V,R,L)は、Vは
輝度(Y)信号とカラー(C)信号の合成されたビデオ
コンポジット信号、R,Lは左,右の音声信号である。
【0005】図4に示すスクランブルデコーダは、スク
ランブル解除/検波回路14で構成され、FM検波入力
端子15と、ビットストリーム入力端子16と、ビデオ
出力端子17とを備えている。
【0006】図5に示すダウンコンバータは、ハイビジ
ョン検波回路18と、切換回路S5で構成され、FM検
波入力端子19と、AFC出力端子20と、ビデオ入力
端子21と、ビデオ出力端子22と、S出力端子23と
を備えている。
【0007】これらの図において、まずスクランブル放
送を受信するためには、BS内蔵カラーテレビジョン受
像機のFM検波出力端子9,ビットストリーム出力端子
8をそれぞれスクランブルデコーダのFM検波入力端子
15,ビットストリーム入力端子16に接続し、スクラ
ンブルデコーダのビデオ出力端子17をBS内蔵カラー
テレビジョン受像機のBS入力端子11(又は外部ビデ
オ入力端子12のビデオ入力端子)に接続することによ
り、スクランブルデコーダでスクランブルを解除された
信号がBS入力端子11の切換回路S1 の端子bを経て
AV入力切換回路3に入力され、Y/C分離回路4,ビ
デオクロマ処理回路5を経てCRT6に入力される。こ
の時、AV入力切換回路3内の切換回路S2 ,S10は端
子a側に接続され、ビデオコンポジット信号(V)はビ
デオクロマ処理部5に供給されると共にY/C分離回路
4に供給され、分離されたY,C信号はAV入力切換回
路3内の切換回路S3 ,S4 の各端子aを通してビデオ
クロマ処理部5に供給される。なお、切換回路S1 はB
S入力端子11にジャックを挿入した時かつスクランブ
ル放送時に、BS入力端子11側の端子bに切り換えら
れ、それ以外の時には端子aに切り換えられる切換スイ
ッチである。この時の切換回路S1 の切換えはスクラン
ブルデコーダがスクランブルを検出することによって自
動的に行われる。
【0008】また、スクランブルデコーダのビデオ出力
端子17を外部ビデオ入力端子12のビデオ入力端子に
接続する場合には、受像機を外部ビデオ入力モードに切
り換えることにより、AV入力切換回路3内の切換回路
S2 が端子c側に切り換わり、前述のBS入力端子11
の場合と同様にして信号V,Y,Cがビデオクロマ処理
部5に供給される。
【0009】また、ハイビジョン放送を視聴したい時に
は、BS内蔵カラーテレビジョン受像機のFM検波出力
端子9,BS出力端子10,AFC入力端子7をそれぞ
れダウンコンバータのFM検波入力端子19,ビデオ入
力端子21,AFC出力端子20接続し、ダウンコンバ
ータのビデオ出力端子22をBS内蔵カラーテレビジョ
ン受像機のBS入力端子11(または外部ビデオ入力端
子12のビデオ入力端子又はS入力端子)に接続するこ
とにより、スクランブル放送時と同様に視聴できる。但
し、ビデオ出力端子22をBS入力端子11に接続する
場合、切換回路S1 は端子b側に設定する必要がある。
ダウンコンバータはFM検波信号がハイビジョン放送時
のみハイビジョン検波回路18が動作し、ビデオ出力、
S出力、AFC出力を出力する。この時切換回路S5 は
検波回路側の端子a側になる。ここで、ハイビジョン放
送の特徴である高画質映像で視聴するためにはダウンコ
ンバータのS出力を利用する必要があり、その時にはS
出力端子23をBS内蔵カラーテレビジョン受像機の外
部ビデオ入力端子12のS入力端子に接続する。なお、
外部ビデオ入力端子12のビデオ入力端子にジャックを
挿入した時はAV入力切換回路3内の切換回路S2 は端
子c側に切り換える必要があり、また外部入力端子12
のS入力端子にジャックを挿入した時にはAV入力切換
回路3内の切換回路S10,S3 ,S4 は端子b側に切り
換える必要がある。このAV入力切換回路3の切り換え
は、受像機を外部ビデオ入力モードに切り換えることに
よって行われる。
【0010】以上述べたように従来の受像機では、高画
質映像のハイビジョン放送を視聴したい場合は、ダウン
コンバータのS出力と音声出力(R,L)をBS内蔵カ
ラーテレビジョン受像機の外部ビデオ入力端子12に接
続するしかなく、選局後に外部ビデオ入力モードに切り
換える操作が必要である。また、BS内蔵カラーテレビ
ジョン受像機にスクランブルデコーダも一緒に接続する
場合、受像機のFM検波出力端子9を、ダウンコンバー
タと共用するため、接続の仕方を変更(工夫)する必要
がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、BS内蔵
カラーテレビジョン受像機では、スクランブルデコーダ
やダウンコンバータを接続する際に、接続変更やモード
切換えの操作が必要であるという問題があった。
【0012】そこで、本発明は上記の問題を解決するも
ので、スクランブル放送やハイビジョン放送を受信する
際、接続変更やモード切換えの操作を必要としないカラ
ーテレビジョン受像機を提供することを目的とするもの
である。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、BSチューナ
を内蔵し、ハイビジョン放送用コンバータ及びスクラン
ブル放送用デコーダを同時に接続可能とし、かつBSチ
ャンネルの操作によってハイビジョン放送、スクランブ
ル放送及び一般のBS放送を視聴し得るようにしたカラ
ーテレビジョン受像機であって、前記BSチューナから
のFM検波出力を、前記ハイビジョン放送用コンバータ
に出力する第1のFM検波出力端子と、前記BSチュー
ナからのFM検波出力を、前記スクランブル放送用デコ
ーダに出力する第2のFM検波出力端子と、前記ハイビ
ジョン放送用デコーダから前記BSチューナへAFC信
号を入力するAFC入力端子と、前記BSチューナから
のビットストリーム出力を、前記ハイビジョン放送用デ
コーダに出力するビットストリーム出力端子と、前記ハ
イビジョン放送用コンバータからのビデオ出力を入力す
る第1のビデオ入力端子と、前記スクランブル放送用デ
コーダからのビデオ出力を入力する第2のビデオ入力端
子と、前記ハイビジョン放送用コンバータからのS出力
を入力するS入力端子と、前記BSチューナから出力さ
れるBSビデオ出力と前記第1のビデオ入力端子から入
力されるハイビジョン用ビデオ出力とを選択的に切り換
えて出力する第1の切換回路と、前記第1のビデオ入力
端子に供給される信号の有無を検出し、信号有りを検出
した時に前記第1の切換回路にハイビジョン用ビデオ出
力を選択するよう制御する第1の手段と、前記第1の切
換回路からのビデオ出力と前記第2のビデオ入力端子か
らのスクランブル解除されたビデオ出力とを選択的に切
り換えて出力する第2の切換回路と、前記スクランブル
放送用デコーダにおけるスクランブルの有無を検出し、
スクランブル有りを検出した時に前記第2の切換回路に
スクランブル解除されたビデオ出力を選択するよう制御
する第2の手段と、前記第2の切換回路からのビデオ出
力を、輝度信号と色信号に分離するY/C分離回路と、
前記S入力端子からの輝度信号及び色信号と、前記Y/
C分離回路からの輝度信号及び色信号とを選択的に切り
換えて出力する第3の切換回路と、前記S入力端子に供
給される信号の有無を検出し、信号有りを検出した時に
前記第3の切換回路にS入力端子からの輝度信号及び色
信号を選択するよう制御する第3の手段と前記第2の切
換回路からのビデオ出力と、前記第3の切換回路からの
輝度信号及び色信号とを入力し、輝度信号及び3原色信
号を出力するビデオクロマ処理手段とを具備したことを
特徴とするものである。
【0014】
【作用】本発明においては、ハイビジョン放送用コンバ
ータ専用に第1のFM検波出力端子,第1のビデオ入力
端子及びS入力端子を設けたので、ハイビジョン放送用
コンバータ並びにスクランブル放送用デコーダの端子接
続を固定することができ、接続変更を必要としない。ま
た、第1の切換回路と第3の切換回路を用いて、ハイビ
ジョン放送受信時とそれ以外のときとで受信切換えを自
動的に行うことができ、さらに第2の切換回路を用い
て、スクランブル放送受信時とそれ以外のときとで受信
切換えを自動的に行うことができる。換言すれば、BS
チャンネルの選局操作のみで、一般のBS放送、ハイビ
ジョン放送、スクランブル放送を視聴することが可能と
なる。
【0015】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。図
1は本発明の一実施例のカラーテレビジョン受像機を示
すブロック図である。 図1において、図3の従来例と
同一部分には同符号を付して説明する。UHF/VHF
チューナ1のUHF/VHFビデオ出力(V,R,L)
の内、左右の音声信号(R,L)は音声多重処理手段を
経てAV入力切換回路3へ、またビデオコンポジット信
号(V)はそのままAV入力切換回路3へ供給される。
一方、BSチュ―ナ2からは、BSビデオ出力(V,
R,L)、FM検波出力、ビットストリ―ム出力が出力
される。一般のBS放送を受信している時は、前記BS
ビデオ出力(V,R,L)は切換回路S6 の端子aを介
して切換回路S1 の端子a及びBSビデオ出力端子10
に供給され、前記FM検波出力は2つのFM検波出力端
子9,24に出力され、ビットストリ―ム出力はビット
ストリ―ム出力端子8に出力される。また、ハイビジョ
ン放送の受信時、BSチュ―ナ2にはAFC入力端子7
からAFC信号が入力されるようになっている。ハイビ
ジョン放送の受信時、前記切換回路S6 の端子bにはビ
デオ入力端子25からのビデオ信号が供給されるように
なっている。切換回路S6 の端子a,bの切換えは信号
検出回路27からの信号によって行われるが、信号検出
回路27はビデオ入力端子25におけるダウンコンバー
タの出力信号の有無を検出しており、ハイビジョン信号
有りの時は切換回路S6 は端子b側となる。BSビデオ
出力端子10からの信号はダウンコンバータのビデオ入
力端子に接続する。スクランブル放送の受信時、前記切
換回路S1 の端子bには、BSビデオ入力端子11から
のスクランブルの解除された信号が供給されるようにな
っている。BSビデオ入力端子11はスクランブルデコ
―ダのビデオ出力端子に接続している。前記切換回路S
1 はスクランブルデコ―ダがスクランブル放送を受信し
ている時はそのスクランブル検出信号によって端子b側
となるように切り換えられ、り、スクランブル無しの時
(BSスクランブル放送以外のBS放送の時)は端子a
側となる。切換回路S1 の出力はAV入力切換回路3A
に供給されるようになっている。AV入力切換回路3A
はTV放送受信時とBS放送受信時とでUHF/VHF
チューナ1側からのビデオ出力(V,R,L)とBSチ
ューナ2側からのビデオ出力(V,R,L)とを切り換
えて、モニター出力端子13のビデオ出力端子や、Y/
C分離回路4及びビデオクロマ処理部5に出力するもの
である。AV入力切換回路3Aからのビデオコンポジッ
ト出力(V)はY/C分離回路4及びビデオクロマ処理
部5に供給されるようになっている。一方、受像機に
は、ダウンコンバータ専用のS入力端子26を設けあ
り、そのセパレート輝度(Y)、カラー(C)の各信号
とY/C分離回路4で分離された輝度(Y),カラー
(C)の各信号とを、切換回路S3 ,S4 で切り換える
構成としている。この切換回路S3 ,S4 を切り換える
には、S入力端子26に供給されるY信号の有無を検出
する信号検出回路29と、受信チャンネルがBS放送か
UHF/VHF放送かを検出するBS/TV検出回路2
8とを用いて行われる。即ち、切換回路S3 ,S4 は、
信号検出回路29が信号有りでかつBS/TV検出回路
28がBSの時に端子b側(S入力端子側)となる。切
換回路S3 ,S4 の出力(Y,C)は、AV入力切換回
路3Aを通してビデオクロマ処理部5に供給される。な
お、AV入力切換回路3Aから出力されるY,Cの各信
号はモニター出力端子13のS出力端子に供給されるよ
うになっている。
【0016】上述した信号入出力端子の内、AFC入力
端子7、FM検波出力端子24、ビデオ入力端子25及
びS入力端子26はダウンコンバ―タ専用の端子であ
り、ビットストリ―ム出力端子8、FM検波出力端子9
及びBS入力端子11はスクランブルデコ―ダ用の端子
である。これらの入出力端子に接続するダウンコンバー
タ及びスクランブルデコーダの構成は図5及び図4に示
したものである。
【0017】上記の構成において、ハイビジョン放送並
びにスクランブル放送を受信可能とするためには、予
め、ダウンコンバータにおけるFM検波入力端子19、
AFC出力端子20、ビデオ出力端子22、S出力端子
23を、それぞれカラーテレビジョン受像機のFM検波
出力端子24、AFC入力端子7、ビデオ入力端子2
5、S入力端子26と接続する。また、スクランブルデ
コーダにおけるFM検波入力端子15、ビットストリー
ム入力端子16、ビデオ出力端子17を、それぞれカラ
ーテレビジョン受像機のFM検波出力端子9、ビットス
トリーム出力端子8、BSビデオ入力端子11と接続す
る。
【0018】いま、ハイビジョン放送を選択したとする
と、BSチューナ2から出力されるFM検波信号は端子
24,19を通してダウンコンバータのハイビジョン検
波回路18に供給され、ここで検波された信号はビデオ
出力端子22及びS出力端子23から出力される。ビデ
オ出力端子22からの信号(V,R,L)はビデオ入力
端子25、切換回路S6 及びS1 を経てAV入力切換回
路3Aへ供給され、そのビデオ出力(V,R,L)はモ
ニター用出力端子13のビデオ出力端子に供給され、そ
のビデオコンポジット信号(V)はY/C分離回路4及
びビデオクロマ処理部5に供給される。また、S入力端
子26に供給されたセパレートY,C信号は切換回路S
3 ,S4 で選択され、AV入力切換回路3Aを経てモニ
ター出力端子13のS出力端子とビデオクロマ処理部5
へ供給され、CRTへと出力されて視聴される。このよ
うにハイビジョン受信時は、ダウンコンバータのビデオ
出力信号(V,R,L)は切換回路S6 及びS1 を経
て、又ダウンコンバータのS出力信号(Y,C)は切換
回路S3 ,S4 を経てAV入力切換回路3Aに供給され
後段の回路に出力され、ハイビジョンの高画質映像を視
聴できる。なお、切換回路S6と切換回路S3 ,S4 は
信号検出回路27,29で端子b側に切り換えられるた
め、ダウンコンバータの電源がオフ状態の時は端子a側
とされ、他のBS放送(スクランブルなしのBS放送)
が視聴できる。
【0019】一方、スクランブル放送の受信時は、スク
ランブルデコーダのビデオ出力(V,R,L)がBSビ
デオ入力端子11に供給され、切換回路S1 はスクラン
ブル有りなので端子b側となり、スクランブルデコーダ
でスクランブル解除された信号がAV入力切換回路3A
に供給される。この時、S入力端子26には信号がない
ので切換回路S3 ,S4 はY/C分離回路4側の端子a
側となり、前AV入力切換回路3から出力されるビデオ
コンポジット信号(V)はY/C分離回路4でY,C信
号に分離され、AV入力切換回路3Aへ供給され、Y,
C信号は前記ビデオコンポジット信号(V)とともにビ
デオクロマ処理部5へ供給され、3原色(R,G,B)
信号となってCRTへ出力される。
【0020】表1に一般のBS放送,ハイビジョン放
送,スクランブル放送の各放送受信時において切り換え
られる切換回路S6 ,S1 ,S3 及びS4の端子を示
す。
【0021】
【表1】
【0022】図2は図1の実施例の変形例を示すブロッ
ク図である。
【0023】図2においては、図1のビデオ入力端子2
5と切換回路S6との間に切換回路S7 を設け、この切
換回路S7 で前記切換回路S6 の端子bへ供給するビデ
オ信号を選択的に切り換える構成としたものである。即
ち、S入力端子26に供給されるY,C信号を加算回路
30で加算し、Y,C信号からビデオコンポジット信号
(V)を作り、その信号を切換回路S7 の端子bに供給
する。切換回路S7 の端子aにはビデオ入力端子25か
らのビデオ信号(V,R,L)が供給される。従って、
切換回路S7 は、切換回路S6 への信号を、S入力端子
26からの信号(V)かビデオ入力端子25からの信号
(V,R,L)かを選択する。この切換回路S7 の切換
えは、S入力信号の有無を検出する信号検出回路29
(或いは端子25からのビデオ信号の有無を検出する信
号検出回路30)によって行う。このように、BSチュ
ーナ側からAV入力切換回路3Aに入力する信号がビデ
オ信号(V,R,L)であっても又ビデオコンポジット
信号(V)であっても、受像可能である。
【0024】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、BS
内蔵カラーテレビジョン受像機にダウンコンバータ専
用、スクランブルデコーダ専用の接続端子をそれぞれ設
けたので、常にダウンコンバータ及びスクランブルデコ
ーダの接続を固定することができ、しかもハイビジョン
放送時にはダウンコンバータからのS出力によって自動
的に高画質映像を受像することができる。しかも、BS
チャンネルを操作するだけでハイビジョン放送、スクラ
ンブル放送及び一般のBS放送を視聴することが可能と
なる。また、ダウンコンバータの電源がオフの場合で
も、ハイビジョン放送以外のBS放送を視聴できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のカラーテレビジョン受像機
を示すブロック図。
【図2】図1の実施例の変形例を示すブロック図。
【図3】従来例のカラーテレビジョン受像機を示すブロ
ック図。
【図4】一般的なスクランブルデコーダを示すブロック
図。
【図5】一般的なハイビジョン用ダウンコンバータを示
すブロック図。
【符号の説明】
2……BSチューナ 3A……AV入力切換回路 4……Y/C分離回路 5……ビデオクロマ処理部 7……AFC入力端子 8……ビットストリーム出力端子 9,24……FM検波出力端子 11……BSビデオ入力端子 13……モニター出力端子 25……ビデオ入力端子 26……S入力端子 27,29……信号検出回路 28……BS/TV検出回路 S1 ,S3 ,S4 ,S6 ……切換回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】BSチューナを内蔵し、ハイビジョン放送
    用コンバータ及びスクランブル放送用デコーダを同時に
    接続可能とし、かつBSチャンネルの操作によってハイ
    ビジョン放送、スクランブル放送及び一般のBS放送を
    視聴し得るようにしたカラーテレビジョン受像機であっ
    て、 前記BSチューナからのFM検波出力を、前記ハイビジ
    ョン放送用コンバータに出力する第1のFM検波出力端
    子と、 前記BSチューナからのFM検波出力を、前記スクラン
    ブル放送用デコーダに出力する第2のFM検波出力端子
    と、 前記ハイビジョン放送用デコーダから前記BSチューナ
    へAFC信号を入力するAFC入力端子と、 前記BSチューナからのビットストリーム出力を、前記
    ハイビジョン放送用デコーダに出力するビットストリー
    ム出力端子と、 前記ハイビジョン放送用コンバータからのビデオ出力を
    入力する第1のビデオ入力端子と、 前記スクランブル放送用デコーダからのビデオ出力を入
    力する第2のビデオ入力端子と、 前記ハイビジョン放送用コンバータからのS出力を入力
    するS入力端子と、 前記BSチューナから出力されるBSビデオ出力と前記
    第1のビデオ入力端子から入力されるハイビジョン用ビ
    デオ出力とを選択的に切り換えて出力する第1の切換回
    路と、 前記第1のビデオ入力端子に供給される信号の有無を検
    出し、信号有りを検出した時に前記第1の切換回路にハ
    イビジョン用ビデオ出力を選択するよう制御する第1の
    手段と、 前記第1の切換回路からのビデオ出力と前記第2のビデ
    オ入力端子からのスクランブル解除されたビデオ出力と
    を選択的に切り換えて出力する第2の切換回路と、 前記スクランブル放送用デコーダにおけるスクランブル
    の有無を検出し、スクランブル有りを検出した時に前記
    第2の切換回路にスクランブル解除されたビデオ出力を
    選択するよう制御する第2の手段と、 前記第2の切換回路からのビデオ出力を、輝度信号と色
    信号に分離するY/C分離回路と、 前記S入力端子からの輝度信号及び色信号と、前記Y/
    C分離回路からの輝度信号及び色信号とを選択的に切り
    換えて出力する第3の切換回路と、 前記S入力端子に供給される信号の有無を検出し、信号
    有りを検出した時に前記第3の切換回路にS入力端子か
    らの輝度信号及び色信号を選択するよう制御する第3の
    手段と前記第2の切換回路からのビデオ出力と、前記第
    3の切換回路からの輝度信号及び色信号とを入力し、輝
    度信号及び3原色信号を出力するビデオクロマ処理手段
    とを具備したことを特徴とするカラーテレビジョン受像
    機。
JP3218964A 1991-08-29 1991-08-29 カラーテレビジヨン受像機 Pending JPH0568256A (ja)

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