JPH07154778A - テレビジョン信号受像および記録装置 - Google Patents

テレビジョン信号受像および記録装置

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JPH07154778A
JPH07154778A JP5301715A JP30171593A JPH07154778A JP H07154778 A JPH07154778 A JP H07154778A JP 5301715 A JP5301715 A JP 5301715A JP 30171593 A JP30171593 A JP 30171593A JP H07154778 A JPH07154778 A JP H07154778A
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JP
Japan
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television signal
audio
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JP5301715A
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Masahiro Sato
正弘 佐藤
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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  • Television Receiver Circuits (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 スポット的にスクランブルされていない番組
案内がBS放送で始まりスクランブルOFF状態になる
と、ステップST5に進み、受信チャンネル、その名称
(ここでは“WOWOW”)、スクランブルOFFメッ
セージ(ここでは“ノンスクランブル中”)のオンスク
リーン表示を、システムマイコン41が表示処理回路7
4、RGBスイッチ35を介して、視聴している地上放
送の映像上に発生させる。 【効果】 この発明によれば映像とテレビ音声あるいは
独立音声のスクランブルOFF状態によって、オンスク
リーン表示あるいはピクチャーインピクチャー機能によ
って子画面を発生させたので、安価に、かつ利用状態を
中断することなく、BSデコーダがなくとも放送内容を
視聴できるものが得られる。また、映像とテレビ音声あ
るいは独立音声のスクランブルOFF状態によって、録
画あるいは録音を一時停止させることによって、自動的
に不要なコマーシャルがない録画あるいは録音が出来
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン信号の受
像装置およびその記録装置に関し、特にスクランブルオ
ンやオフの状態検出を有した衛星放送のテレビジョン信
号を受像あるいは記録する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】第15図は、例えば特開平5−7600
0公報に示された従来のスクランブル放送の衛星放送を
受信するテレビジョン受像機のブロック図である。図に
おいて、アンテナ11からVHFやUHF信号をUHF
/VHFチューナ12で所望のチャンネルの信号を選局
して、NTSC方式に準拠したカラーテレビ映像信号と
音声信号を再生する。これら信号をAVスイッチ32へ
入力する。一方、パラボラ・アンテナ21から衛星放送
を受信し、コンバータ22で例えばBS放送の12GH
z帯の信号を増幅し、1GHz帯の信号に周波数変換す
る。この信号をBSチューナ23で所望のチャンネルの
信号を選局/復調した検波信号を出力して、ビデオ処理
24でエネルギー拡散除去等の信号処理してNTSC方
式に準拠したカラーテレビ映像信号を再生する。
【0003】また、前述の検波信号をPSK復調器25
でPCM音声信号を再生し、D/Aコンバータ26でア
ナログ音声信号とする。そして、これら信号をAVスイ
ッチ32へ入力する。前述のPSK復調器25は、例え
ば、BS放送において、Aモードでは4チャンネルのP
CM音声信号を、Bモードでは2チャンネルのPCM音
声信号を再生し、BSマイコン43からのPCM音声信
号の選択信号により少なくとも1つを選択すると共に、
映像信号やPCM音声信号のスクランブル状態をBSマ
イコン43を介してシステムマイコン41に伝える。一
方、前述検波信号は、外部出力端子28a,28b,2
8cを介して、MUSE/NTSCコンバータ51やJ
SBデコーダ(BSデコーダとも称する)52が接続さ
れる。前述のMUSE/NTSCコンバータ51は、M
USE信号から生成するキードAFCパルスを外部入力
端子28dを介し前述BSチューナ23に戻している。
【0004】また、前述のMUSE/NTSCコンバー
タ51は、MUSE方式で放送されるハイビジョン放送
(例えばBS9チャンネル)の映像信号を、NTSC方
式に準拠したカラーテレビ映像信号に、垂直帰線期間に
時分割多重されている準瞬時圧縮差分PCM音声信号を
デコードして音声信号を再生する。これら信号をそれぞ
れ外部入力端子31a、31dを介してAVスイッチ3
2に入力する。尚、JSBデコーダ52は、例えばBS
3チャンネルの映像とテレビ音声を使用している番組
“WOWOW”やBS3チャンネルの独立音声を使用し
ている番組”St.GIGA”など、有料放送番組でス
クランブルされているカラーテレビ映像信号やスクラン
ブルされているPCM音声信号をデコードして、外部入
力端子31b、31cを介してAVスイッチ32に入力
する。
【0005】このAVスイッチ32は、システムマイコ
ン41の制御信号によって入力信号の選択をし、その信
号を、外部出力端子31g、31hからVTR60に入
力すると同時に、カラーテレビ映像信号はピクチャーイ
ンピクチャー処理回路34、ビデオ処理回路33、RG
Bスイッチ35、コンバージェンス46によってブラウ
ン管36に表示される。尚、この33、34、35のブ
ロック接続は、例えば特開平5−76000公報と異な
っているが効果は同等である。また、音声信号は音質、
音量調整などをする音声処理回路37を介して、スピー
カ38から音が放出される。前述のピクチャーインピク
チャー処理回路34は、選択スイッチ32aで選択され
た親画面用の映像信号に対して、選択スイッチ32bで
選択された子画面用の映像信号を、親画面の一部に表示
する。この制御は、利用者が任意に行うもので、例え
ば、BS放送番組を親画面とし、地上放送番組を子画面
とする。また、任意に親/子の関係を入れ変えることが
できる。前述RGBスイッチ35は、システムマイコン
41からのオンスクリーン情報によって、親画面あるい
は子画面に文字等のキャラクターが挿入されるように映
像信号処理される。例えば、リモコン(図示せず)での
操作に対しての動作内容あるいは状態を表示する。
【0006】システムマイコン41には制御内容等のプ
ログラムを不揮発性メモリEEP−ROMで構成するメ
モリ42、アナログ回路を調整するためのD/Aコンバ
ータ44、前述のAVスイッチ32、前述のピクチャー
インピチャー処理回路34、ビデオ処理回路33、RG
Bスイッチ35、コンバージェンス46、音声回路3
7、BSマイコン43などがバスライン(I2 Cなど)
で接続され、必要に応じて制御や状態把握がされる。
【0007】次に動作について説明する。例えば、リモ
コン(図示せず)でBS3チャンネルの操作をしたとす
ると、システムマイコン41は選局指示をバスラインを
介してBSマイコン43にし、BSチャンネル43はB
Sチューナ23にPLLデータを送出してBS3チャン
ネルの選局動作をする。この結果の検波信号を、PSK
復調器25で復調する。ここで選局されたNTSC方式
のBS放送は、NTSC/PCM副搬送波多重方式を採
用しており、この方式に対してスクランブル方式が運用
されており、スクランブル状態は、PCM副搬送波のフ
レーム単位で構成されるデータの制御符号のビット12
に映像スクランブル情報が定義されている。また、音声
の場合は、PCM副搬送波のフレーム単位で構成される
データのレンジビットの8ビット目が、スクランブル情
報として定義され、Aモードではテレビ音声/独立音声
のそれぞれのチャネル。Bモードではテレビ音声のそれ
ぞれのチャンネルの状態が分かる。
【0008】尚、前述の制御符号には、A/Bモード、
テレビ音声/独立音声のそれぞれの放送モード(ステレ
オ、モノ、二重音声)などを示すデータも含まれてい
る。この制御符号、レンジビットは、スクランブルの有
無に関係なく、現在の番組がスクランブルされていない
無料放送番組かスクランブルされている有料放送番組か
をPSK復調器25で検出できる。この検出状態は、P
SK復調器25からBSマイコン43が読取、バスライ
ンを介してシステムマイコン41に入力される。
【0009】例えば、この時スクランブルされている有
料放送番組であるとする。システムマイコン41は、自
動的に入力端子31b、31cのJSBデコーダ52の
スクランブル解除されている有料放送番組の映像と音声
信号を、AVスイッチ32で選択して映像をブラウン管
36に、音声をスピーカ38に出力する。またスクラン
ブルされていない無料放送番組であるとすると、システ
ムマイコン41は、自動的にAVスイッチ32を内部の
ビデオ処理回路24からの映像信号、D/Aコンバータ
26の音声信号に切り替え、余分な装置での信号劣化を
防止することが出来る。これによって、利用者は切替え
操作なしで、スクランブルされていない無料放送番組と
スクランブルされている有料放送番組を見ることが出来
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、スクランブル
を解除するためのBSデコーダを接続していない場合、
あるいは有料放送番組を見る為の契約をしていない場合
などでは、有料放送番組のチャンネル、例えばBS3チ
ャンネルの映像とテレビ音声を使用している番組“WO
WOW”やBS3チャンネルの独立音声を使用している
番組“St.GIGA”などを見ることが出来ない。こ
れら有料放送番組でも、より多くの視聴者にアピールす
るため、時間帯によって番組案内を、スポット的にスク
ランブルされていない無料放送番組(スクランブル O
FF)として放送している。
【0011】そこで、有料放送番組を見る契約をするた
めの情報を、ここから得ようとすると、常時スクランブ
ルされている映像を見続けるか、ピクチャーインピチャ
ー機能を動作させて子画面に常時スクランブルされてい
る映像を出し続けるしかなく、はなはだ不便であった。
また、スクランブルを解除するためのBSデコーダを接
続して、スクランブルを解除した映像と音声をVTRで
録画している場合に、本来コマーシャルのない番組なの
に、不要な番組案内も録画してしまうなどの問題があっ
た。
【0012】この発明は上記のような問題を解決するた
めになされたもので、例えばBSチューナを内蔵し、B
Sデコーダを未接続な状態でも、より多くの視聴者にア
ピールするためのスポット的にスクランブルされていな
い無料放送での番組案内を、利用者が視聴することの出
来るテレビジョン信号受像装置さらに、この番組案内だ
けを録画するテレビジョン信号記録装置、あるいは例え
ばBSチューナを内蔵し、BSデコーダを接続した状態
で、不要な番組案内を録画しないですむテレビジョン信
号記録装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本願の第1発明における
テレビジョン信号受像装置においては、地上波放送テレ
ビジョン信号を選局する第1の選局手段と、一つの映像
信号とこの映像信号に対応した音声信号および独立音声
信号を多重して1チャンネルの信号とした衛星放送テレ
ビジョン信号を選局する第2の選局手段と、第1の選局
手段および第2の選局手段で選局されたテレビジョン信
号から再生される映像信号および音声信号が入力され、
これらを切換えて出力する信号切換え手段と、音声信号
を出力する第1の音声出力手段と、映像信号に基づく画
像を表示する画像表示手段と、衛星放送テレビジョン信
号の非スクランブル状態を検出する非スクランブル状態
検出手段とを備え、地上波放送テレビジョン信号を視聴
中に、第2の選局手段で選局した衛星放送テレビジョン
信号が非スクランブル状態であることが検出されると、
非スクランブル状態の情報を出力させたものである。
【0014】本願の第2発明におけるテレビジョン信号
受像装置においては、地上波放送テレビジョン信号を視
聴中に、第2の選局手段で選局した衛星放送テレビジョ
ン信号が非スクランブル状態であることが検出される
と、非スクランブル状態であることのメッセージを画像
表示手段に表示させたものである。
【0015】本願の第3発明におけるテレビジョン信号
受像装置においては、地上波放送テレビジョン信号を視
聴中に、第2の選局手段で選局した衛星放送テレビジョ
ン信号が非スクランブル状態であることが検出される
と、非スクランブル状態の衛星放送テレビジョン信号に
対応する音声信号を第1の音声出力手段に出力させたも
のである。
【0016】本願の第4発明におけるテレビジョン信号
受像装置においては、地上波放送テレビジョン信号を視
聴中に、第2の選局手段で選局した衛星放送テレビジョ
ン信号が非スクランブル状態であることが検出される
と、非スクランブル状態の衛星放送テレビジョン信号に
対応する音声信号を第2の音声出力手段に出力させたも
のである。
【0017】本願の第5発明におけるテレビジョン信号
受像装置においては、地上波放送テレビジョン信号を視
聴中に、第2の選局手段で選局した衛星放送テレビジョ
ン信号が非スクランブル状態であることが検出される
と、非スクランブル状態の衛星放送テレビジョン信号に
対応する画像を子画面として画像表示手段に表示させた
ものである。
【0018】本願の第6発明におけるテレビジョン信号
受像装置においては、第2選局手段により選局されてい
る衛星放送テレビジョン信号が独立音声モードを選択し
ている場合に、非スクランブル状態検出手段の出力に基
づき、画像表示手段に非スクランブル状態のメッセージ
を表示させるとともに、第1の音声出力手段には独立音
声信号を出力させたものである。
【0019】本願の第7発明におけるテレビジョン信号
受像装置においては、地上波放送テレビジョン信号を視
聴中に、第2の選局手段で選局した衛星放送テレビジョ
ン信号が非スクランブル状態であることが検出される
と、非スクランブル状態の衛星放送テレビジョン信号に
対応する画像を子画面として画像表示手段に表示させる
とともに第2の音声出力手段に子画面に対応する音声信
号を出力させたものである。
【0020】本願の第8発明におけるテレビジョン信号
受像装置においては、地上波放送テレビジョン信号を視
聴中に、第2の選局手段で選局した衛星放送テレビジョ
ン信号が非スクランブル状態であることが検出される
と、非スクランブル状態の衛星放送テレビジョン信号に
対応する画像を親画面とし、視聴中であった地上波放送
テレビジョン信号に対応する画像を子画面として画像表
示手段に表示させたものである。
【0021】本願の第9発明におけるテレビジョン信号
記録装置においては、選局されている衛星放送テレビジ
ョン信号より再生される信号を記録する記録制御手段
と、この衛星放送テレビジョン信号のスクランブル状態
を解除する手段とを備え、非スクランブル状態中は記録
動作を停止させたものである。
【0022】本願の第10発明におけるテレビジョン信
号記録装置においては、選局されている衛星放送テレビ
ジョン信号が独立音声モードを選択している場合、記録
制御手段は非スクランブル状態においては独立音声信号
の記録を停止させたものである。
【0023】本願の第11発明におけるテレビジョン信
号記録装置においては、選局されている衛星放送テレビ
ジョン信号が非スクランブル状態であることが検出され
ると、記録制御手段は非スクランブル状態中は衛星放送
テレビジョン信号の記録動作を行わせたものである。
【0024】
【作用】第1発明の受像装置においては、地上波放送テ
レビジョン信号を視聴中に、第2の選局手段で選局した
衛星放送テレビジョン信号が非スクランブル状態である
ことを検出することにより、BSデコーダが無くとも、
利用者は現行視聴中の地上波放送テレビジョン信号の視
聴状態を中断することなく、スポット的にスクランブル
されていない番組案内等の無料放送のあることを知るこ
とができる。第2発明の受像装置においては、BSデコ
ーダが無くとも、衛星放送が非スクランブル状態である
ことを検出すると、非スクランブル状態であることのメ
ッセージを地上波放送受像中の画面に表示させる。第3
発明の受像装置においては、BSデコーダが無くとも、
衛星放送が非スクランブル状態であることを検出する
と、非スクランブル状態の音声を地上波放送の音声に変
えて出力させる。
【0025】第4発明の受像装置においては、BSデコ
ーダが無くとも、衛星放送が非スクランブル状態である
ことを検出すると、非スクランブル状態の音声を地上波
放送用とは別の第2の音声出力手段に出力させる。第5
発明の受像装置においては、BSデコーダが無くとも、
衛星放送が非スクランブル状態であることを検出する
と、非スクランブル状態の画像を子画面として地上波放
送受像中の画面に表示させる。第6発明の受像装置にお
いては、BSデコーダが無くとも、独立音声モードを選
択した衛星放送が非スクランブル状態であることを検出
すると、非スクランブル状態であることのメッセージを
表示させるとともに、独立音声を地上波放送用の音声出
力手段に出力させる。
【0026】第7発明の受像装置においては、BSデコ
ーダが無くとも、衛星放送が非スクランブル状態である
ことを検出すると、非スクランブル状態の画像を子画面
として地上波放送受像中の画面に表示させるとともに、
子画面に対応する音声を第2の音声出力手段に出力させ
る。第8発明の受像装置においては、BSデコーダが無
くとも、衛星放送が非スクランブル状態であることを検
出すると、非スクランブル状態の画像を親画面として地
上波放送受像中の画面に表示させるとともに、地上波放
送受像中の画面は子画面として表示させる。
【0027】また、第9発明のテレビジョン信号記録装
置においては、BSデコーダを備え、衛星放送が非スク
ランブル状態であることを検出すると、衛星放送テレビ
ジョン信号の記録動作を停止させる。第10発明のテレ
ビジョン信号記録装置においては、BSデコーダを備
え、独立音声モードを選択した衛星放送が非スクランブ
ル状態であることを検出すると、独立音声信号の録音を
停止させる。第11発明のテレビジョン信号記録装置に
おいては、BSデコーダが無くとも、衛星放送が非スク
ランブル状態であることを検出すると、非スクランブル
状態の衛星放送テレビジョン信号の記録動作を行わせ
る。
【0028】
【実施例】実施例1.以下、この発明の一実施例を図に
ついて説明する。図1において、図の従来のテレビジョ
ン受像機と同じ符号については説明を省略するが、リモ
コン70はシステムマイコン41に操作信号を入力す
る。また、PSK復調器(QPSK/PCM復調器)2
5からは、ビットストリーム信号が出力端子28eに出
力される。AVスイッチ71は親の映像用71a、親の
音声用71c、子の映像用71b、とで構成され、それ
ぞれ独立して制御される。図5および図7は実施例1で
のオンスクリーン表示例である。図8はこの実施例1で
のフローチャートである。
【0029】例えば、BS3チャンネルで、且つテレビ
音声を選択して、所謂“WOWOW”有料放送番組を選
択しておいて、地上放送を視聴している場合に、前述の
BS放送の映像とテレビ音声がスクランブルされていな
い状態(以下スクランブルOFFという)をオンスクリ
ーンで表示する動作については、図8のフローチャート
のようになっている。ステップST1では、システムマ
イコン41がリモコン70からのチャンネル設定等でB
Sチューナ23で選局し、PSK復調器25のスクラン
ブル状態を判定する。この結果スクランブルON状態な
ので、ステップST2に進み、音声選択がテレビ音声な
のでステップST3に進む。ステップST3では前述の
PSK復調器25のスクランブル状態を判定でON状態
の為、ステップST1に戻る。
【0030】暫くしてスポット的にスクランブルされて
いない無料放送での番組案内がBS放送で始まりスクラ
ンブルOFF状態になると、前述の制御符号のビット1
2に映像スクランブル情報によってステップST3から
ステップST4に進む。また、テレビ音声のレンジビッ
トの8ビット目のスクランブル情報も同時にスクランブ
ルOFF状態となるため、ステップST5に進み、図5
に示す受信チャンネル(ここでは“BS−3CH”)、
その名称(ここでは“WOWOW”)、スクランブルO
FFメッセージ(ここでは“ノンスクランブル中”)の
オンスクリーン表示を、システムマイコン41が表示処
理74、RGBスイッチ35を介して、視聴している地
上放送の映像上に発生させる。
【0031】次に、ステップST6に進み映像スクラン
ブル情報を判断し、スクランブルOFF状態のままだと
ステップST7に進む。ステップST7では、テレビ音
声のスクランブルON状態を判定し、OFFであればS
T8に進む。このステップST8では、スクランブルO
FFメッセージ(ここでは“ノンスクランブル中”)の
オンスクリーン表示によって、利用者がリモコン70を
操作してBS放送の裏番組へ切替えたか否かを判定し、
変化がなければステップST5に戻る。そうしてステッ
プST5からステップST8を循環する。もし、映像ス
クランブルONかテレビ音声のスクランブルONであれ
ば、ステップST6かステップST7からステップST
10に進み、オンスクリーン表示を消去して一連の処理
を終了する。また、裏番組へ切替え操作があればステッ
プST9に進み、番組切替え処理をしてステップST1
0に進む。このようにして利用者に現行利用状態を中断
させることなく、オンスクリーン表示でスクランブルさ
れていない状態を示すことができ、BSデコーダが無く
とも放送内容の概要を視聴できる機会を自動的に得られ
る。
【0032】もし例えば、BS3チャンネルで、且つ独
立音声を選択して、所謂“St.GIGA”有料放送番
組を選択しておいて、地上放送を視聴している場合で
は、同じ図8のステップST2からステップST11と
進む。ステップST11では、独立音声のレンジビット
の8ビット目のスクランブル情報でスクランブルON状
態であればステップST1に戻す。OFF状態であれば
ステップST12に進み、図7に示す受信チャンネル、
その名称(ここでは“St.GIGA”)、スクランブ
ルOFFメッセージ(ここでは“ノンスクランブル
中”)のオンスクリーン表示を、システムマイコン41
が表示処理74、RGBスイッチ35を介して、視聴し
ている地上放送の映像上に発生させる。
【0033】次に、ステップST13では、独立音声の
スクランブルON状態を判定し、OFFであればステッ
プST14に進む。このステップST14では、スクラ
ンブルOFFメッセージ(ここでは“ノンスクランブル
中”)のオンスクリーン表示によって、利用者がリモコ
ン70を操作してBS放送の独立音声の裏番組へ切替え
たか否かを判定し、変化がなければステップST12に
戻る。そうしてステップST12からステップST14
を循環する。もし、独立音声のスクランブルONであれ
ば、ステップST10に進み、オンスクリーン表示を消
去して一連の処理を終了する。
【0034】また、裏番組へ切替え操作があればステッ
プST15に進み、番組切替え処理をしてステップST
10に進む。このようにして利用者に現行利用状態を中
断させることなく、オンスクリーン表示でスクランブル
されていない状態を示すことができ、BSデコーダが無
くとも放送内容の概要を視聴できる機会を自動的に得ら
れる。
【0035】実施例2.以下、この発明の一実施例を図
について説明する。実施例2でも図1は同じである。図
5および7が実施例2でのオンスクリーン表示例であ
る。図9は実施例2でのフローチャートである。例え
ば、BS3チャンネルで、且つテレビ音声を選択して、
所謂“WOWOW”有料放送番組を選択しておいて、地
上放送を視聴している場合に、前述BS放送の映像とテ
レビ音声がスクランブルされていない状態(以下スクラ
ンブルOFFという)をオンスクリーンで表示すると共
に音声出力をスクランブルOFFのテレビ音声に切替え
る動作について、図9のフローチャートのようになって
いる。ステップST1では、システムマイコン41がリ
モコン70からのチャンネル設定等でBSチューナ23
で選局し、PSK復調器25のスクランブル状態を判定
する。この結果スクランブルON状態なので、ステップ
ST2に進み、音声選択がテレビ音声なのでステップS
T4に進む。
【0036】暫くしてスポット的にスクランブルされて
いない無料放送での番組案内がBS放送で始まりスクラ
ンブルOFF状態になると、テレビ音声のレンジビット
の8ビット目のスクランブル情報も同時にスクランブル
OFF状態となるため、ステップST5に進み、図5に
示す受信チャンネル、その名称(ここでは“WOWO
W”)、スクランブルOFFメッセージ(ここでは“ノ
ンスクランブル中”)のオンスクリーン表示を、システ
ムマイコン41が表示処理74、RGBスイッチ35を
介して、視聴している地上放送の映像上に発生させる。
次に、ステップST21でAVスイッチ71cだけを制
御し、D/Aコンバータ26の信号であるスクランブル
OFF状態となったテレビ音声を、音声処理37を介し
てスピーカ38から発声する。
【0037】次に、ステップST7では、テレビ音声の
スクランブルON状態を判定し、OFFであればステッ
プST8に進む。このステップST8では、スクランブ
ルOFFメッセージ(ここでは“ノンスクランブル中)
のオンスクリーン表示によって、利用者がリモコン70
を操作してBS放送の裏番組へ切替えたか否かを判定
し、変化がなければステップST5に戻る。そうしてス
テップST5からステップST8を循環する。もし、テ
レビ音声のスクランブルONであれば、ステップST7
からステップST22に進み、元の音声に戻し、次のス
テップST10オンスクリーン表示を消去して一連の処
理を終了する。
【0038】また、裏番組へ切替え操作があればステッ
プST9に進み、番組切替え処理をしてステップST1
0に進む。このようにして利用者に現行利用状態を中断
させることなく、オンスクリーン表示でスクランブルさ
れていない状態を示し、かつテレビ音声を聞くことがで
き、BSデコーダが無くとも放送内容の概要を視聴でき
る機会を自動的に得られる。
【0039】もし例えば、BS3チャンネルで、且つ独
立音声を選択して、所謂“St.GIGA”有料放送番
組を選択しておいて、地上放送を視聴している場合で
は、同じ図9のステップST2からステップST11と
進む。ステップST11では、独立音声のレンジビット
の8ビット目のスクランブル情報でスクランブルON状
態であればステップST1に戻す。OFF状態であれば
ステップST12に進み、図7に示すに受信チャンネ
ル、その名称(ここでは“St.GIGA”)、スクラ
ンブルOFFメッセージ(ここでは“ノンスクランブル
中”)のオンスクリーン表示を、システムマイコン41
が表示処理74、RGBスイッチ35を介して、視聴し
ている地上放送の映像上に発生させる。
【0040】次に、ステップST23では、PSK復調
器25を制御し独立音声のPCMを選択して、D/Aコ
ンバータ26の信号であるスクランブルOFF状態とな
った独立音声を、AVスイッチ71cで選択し、音声処
理37を介してスピーカ38から発声する。次に、ステ
ップST13では、独立音声のスクランブルON状態を
判定し、OFFであればステップST14に進む。この
ステップST14では、スクランブルOFFメッセージ
(ここでは“ノンスクランブル中”)のオンスクリーン
表示によって、利用者がリモコン70を操作してBS放
送の独立音声の裏番組へ切替えたか否かを判定し、変化
がなければステップST12に戻る。そうしてステップ
ST12からステップST14を循環する。
【0041】もし、独立音声のスクランブルONであれ
ば、ステップST22に進み、元の音声に戻し、次のス
テップST10でオンスクリーン表示を消去して一連の
処理を終了する。また、裏番組へ切替え操作があればス
テップST15に進み、番組切替え処理をしてステップ
ST10に進む。このようにして利用者に現行利用状態
を中断させることなく、オンスクリーン表示でスクラン
ブルされていない状態を示すことができ、かつテレビ音
声を聞くことができ、BSデコーダが無くとも放送内容
の概要を視聴できる機会を自動的に得られる。
【0042】実施例3.以下、この発明の一実施例を図
について説明する。図2において、他の実施例である図
1に対して、補助音声としてAVスイッチ71dが付加
されており、選択した音声信号を音声処理回路72を介
して、ヘッドホーン73から子画面等の音声を出力す
る。図6は実施例3でのオンスクリーン表示例である。
図10はこの実施例3でのフローチャートである。
【0043】例えば、BS3チャンネルで、且つテレビ
音声を選択して、所謂“WOWOW”有料放送番組を選
択しておいて、地上放送を視聴している場合に、前述B
S放送の映像とテレビ音声がスクランブルされていない
状態(以下スクランブルOFFという)をピクチャーイ
ンピクチャー機能である子画面で表示し、且つ補助音声
で出力する動作について、図10のフローチャートのよ
うになっている。ステップST1からST3は、他の実
施例と同じであり省略する。暫くしてスポット的にスク
ランブルされていない無料放送での番組案内がBS放送
で始まりスクランブルOFF状態になると、前述の制御
符号のビット12に映像スクランブル情報によってステ
ップST3からステップST31に進む。このステップ
ST31では、自動的にピクチャーインピクチャー機能
によってスクランブルOFF映像の子画面を発生させ
る。この時の映像は、図6に示す。
【0044】次に、ステップST4でテレビ音声のスク
ランブルOFFの判定をし、OFFであればステップS
T32でAVスイッチ71dでスクランブルOFFの音
声を選択して、ヘッドホン73に子画面と同期した音声
を出し、ステップST6に進む。一方、OFFでなけれ
ばステップST33では、ヘッドホン73に親画面の音
声を出し、ステップST6に進む。ステップST6で
は、映像スクランブル情報を判断し、スクランブルOF
F状態のままだとステップST34に進む。オンスクリ
ーン表示等によって、利用者がリモコン70を操作して
BS放送の裏番組へ切替えたか否かを判定し、変化がな
ければステップST34に戻る。そうしてステップST
31からステップST34を循環する。
【0045】もし、ステップST34で、親子画面切換
えがあれば、ステップST35で切換処理をして終了す
る。また、映像スクランブルがONとなれば、ステップ
ST36でピクチャーインピクチャー状態を解除し、ス
テップST37でヘッドホン73の音声を親画面と同期
する。このように、利用者に現行利用状態を中断させる
ことなく、ピクチャーインピクチャー機能の子画面表示
でスクランブルされていない状態を示し、かつテレビ音
声を補助音声を聞くことができ、BSデコーダが無くと
も放送内容の概要を視聴できる機会を自動的に得られ
る。
【0046】もし例えば、BS3チャンネルで、且つ独
立音声を選択して、所謂“St.GIGA”の有料放送
番組を選択しておいて、地上放送を視聴している場合で
は、同じ図10のステップST2からステップST11
と進む。ステップST11で、独立音声のスクランブル
OFF状態を判定し、OFFであればステップST12
で、図7に示すに受信チャンネル、その名称(ここでは
“St.GIGA”)、スクランブルOFFメッセージ
(ここでは“ノンスクランブル中”)のオンスクリーン
表示を、システムマイコン41が表示処理回路74、R
GBスイッチ35を介して、視聴している地上放送の映
像上に発生させる。次のステップST38で、PSK復
調器25を制御し独立音声のPCMを選択して、D/A
コンバータ26の信号であるスクランブルOFF状態と
なった独立音声を、AVスイッチ71cで選択し、音声
処理37を介してスピーカ38から発声する。
【0047】次に、ステップST13では、独立音声の
スクランブルON状態を判定し、ONでなければステッ
プST39に進む。このステップST39では、スクラ
ンブルOFFメッセージ(ここでは“ノンスクランブル
中”)のオンスクリーン表示によって、利用者がリモコ
ン70を操作してBS放送の独立音声の裏番組へ切替え
たか否かを判定し、変化がなければステップST12に
戻る。そうしてステップST12からステップST39
を循環する。もし、独立音声のスクランブルONであれ
ば、ステップST43に進み、親画面の音声に戻し、次
のステップST42でオンスクリンーン表示を消去して
一連の処理を終了する。また、裏番組へ切替え操作があ
ればステップST15に進み、番組切替え処理をしてス
テップST10に進む。このようにして利用者に現行利
用状態を中断させることなく、オンスクリーン表示でス
クランブルされていない状態を示すことができ、かつ独
立音声を聞くことができ、BSデコーダが無くとも放送
内容の概要を視聴できる機会を自動的に得られる。
【0048】実施例4.以下、この発明の一実施例を図
について説明する。図3は、テレビジョン受像機のシス
テムブロック図である。図において、システムマイコン
41からの制御信号を外部端子31mを介してVTR6
0に入力して、録画開始、一時停止、再生、停止等の操
作をする事が、他の実施例の図2に対して付加されてい
る。図11は実施例4でのフローチャートである。例え
ば、BS3チャンネルで、且つテレビ音声を選択して、
所謂“WOWOW”有料放送番組を選択して視聴し、且
つ、VTR60でこの番組を録画している場合の動作に
ついて、図11の様に処理される。
【0049】この時、図3のAVスイッチ71はBS放
送が選択されている。ステップST60では、VTRの
スクランブルON放送を録画しているかを判定し、今は
Yesであるから、ステップST61で映像スクランブ
ルOFF状態でなければ、ステップST60に戻り、O
FFであればステップ62に進む。ステップ62では、
出力端子31mを介してVTR60を録画一時停止する
ように、システムマイコン41から制御信号を出す。次
のステップST63で映像スクランブル状態を判定して
OFFであればST62に戻り、ONに変化すればステ
ップST64で録画を再開し、一連の動作を完了する。
この動作によって、スポット的にスクランブルされてい
ない無料放送での番組案内がBS放送で始まると、録画
を一時停止させ、さらにスクランブル放送再開で録画再
開させることができ、自動的に不要なコマーシャルがな
い録画が出来る。
【0050】実施例5.図12は他のフローチャートで
ある。例えば、BS3チャンネルで、且つテレビ音声を
選択して、所謂“WOWOW”有料放送番組を選択して
視聴し、且つ、VTR60でこの番組を録画している場
合の動作について、図12の様に処理される。ステップ
ST70で利用者の音声選択状態を判定して、今テレビ
音声が選択されているからステップST60に進み、V
TRのスクランブルON放送を録画しているかを判定
し、今はYesであるから、次のステップST61で映
像スクランブルOFF状態か、かつステップST71で
テレビ音声スクランブルOFFであれば、ステップST
62に進む。
【0051】そうでなければステップST62に戻る。
ステップ62では、出力端子31mを介してVTR60
を録画一時停止するように、システムマイコン41から
制御信号を出す。次のステップST72で映像スクラン
ブル状態を判定してOFFか、次のST73でテレビ音
声スクランブル状態を判断しONであれば、ステップS
T64に進み録画を再開し、一連の動作を完了する。ス
テップST73でONでなければST62に戻る。この
動作によって、映像とテレビ音声の録画でスポット的に
スクランブルされていない無料放送での番組案内がBS
放送で始まると、録画を一時停止させ、さらにスクラン
ブル放送再開で録画再開させることができ、自動的に不
要なコマーシャルが入らない録画が出来る。
【0052】実施例6.図13は他のフローチャートで
ある。例えば、BS3チャンネルで、且つ独立音声を選
択して所謂“St.GIGA”の有料放送番組を選択し
て、映像を消し、音声だけを聞いて、且つ、VTR60
でこの番組を録音している場合を示す。この時、図3の
AVスイッチ71はBS放送が選択されている。ステッ
プ80で利用者の音声選択状態を判定して、独立音声が
選択されているので、ステップ60に進む。録音中であ
るからステップST81で独立音声スクランブルOFF
を判定し、OFFであればステップST82でVTR6
0の録音を一時停止する。つぎに、ステップST83
で、スクランブルONへの判断をして、変化があればス
テップST84で録音をスタートし、一連の動作を終了
する。この動作によって、独立音声の録音でスポット的
にスクランブルされていない無料放送での番組案内が始
まると、録音を一時停止させ、さらにスクランブル放送
再開で録音再開させることができ、自動的に不要なコマ
ーシャルがない録音が出来る。
【0053】実施例7.図3において、BSデコーダ5
2が接続されていないものとし、説明する。図14に他
の実施例のフローチャートを示す。例えば、BS3チャ
ンネルで放送されている、スクランブルOFFの映像と
テレビ音声だけを自動的にVTRに記録する場合を示
す。この時、図3のAVスイッチ71はBS放送が選択
されている。ステップST70で音声選択状態を判断
し、テレビ音声なのでスッテプST91に進む。ここで
は、スクランブルOFFの映像と音声だけを自動的にV
TRに記録する自動録画の待機中か否かを判断し、待機
中なのでステップST61とST71で、それぞれ映像
スクランブルOFFか、テレビ音声スクランブルOFF
かを判断し、いずれもOFFであればステップST64
に進み、VTR60の録画をスタートさせる様にシステ
ムマイコン41から制御信号を出す。
【0054】そして、この録画中にステップST72、
ST73のそれぞれで、映像スクランブルONあるいは
テレビ音声スクランブルONのいずれかで、ステップS
T92に進み、自動録画待機となる。次にステップST
93で録画終了の入力がリモコン70からあるかを判定
して、なければST61に戻る。一方、入力があれば一
連の動作が終わる。このようにして、BSデコーダがな
くとも、スポット的にスクランブルされていない無料放
送での番組案内がBS放送で始まると、録画をスタート
させ、さらにスクランブル放送再開で録画待機させるこ
とができ、放送時間に不在であっても、自動的にコマー
シャルだけを録画が出来る。
【0055】実施例8.図4にVTRを内蔵しているテ
レビジョン受像機のブロック図を示す。図において、デ
ッキマイコン81はシステムマイコン41と制御信号8
1aと状態信号81bで結ばれており、録画や停止等の
制御がおこなわれる。また、デッキマイコン81は、V
TRのデッキ部83と録画および再生の信号処理をする
録/再処理82を制御し、録画信号をAVスイッチ71
から、再生信号をAVスイッチ71へとやりとりをす
る。この図4で示す構成で、前述実施例4から7までと
同様の効果が得られる。
【0056】以上、実施例について説明したが、BS放
送の場合だけでなく、同じあるいは、異なるスクランブ
ル放送の衛星放送であるCS放送であってもよく、アン
テナ21の偏波、コンバータ22、BSチューナ23の
周波数、ビデオ処理24のエネルギー拡散等の切替え制
御によって、NTSC/PCM副搬送波多重方式でのス
クランブル方式に対応できることは明白である。また、
VTRを内蔵したテレビジョン受像機を示したが、ブラ
ウン管のないVTRでも同じ効果が得られる。さらに、
ピクチャーインピクチャー機能での子画面表示は、ピク
チャーアウトピクチャー機能による子画面表示であって
も同様の効果を奏する。
【0057】
【発明の効果】以上のように、第1発明では、地上波放
送テレビジョン信号を視聴中に、第2の選局手段で選局
した衛星放送テレビジョン信号が非スクランブル状態で
あることを検出することにより、BSデコーダが無くと
も、利用者は現行視聴中の地上波放送テレビジョン信号
の視聴状態を中断することなく、衛星放送がスクランブ
ルされず無料放送になったこと、あるいはスポット的に
放送される番組案内等の無料放送の内容を知ることがで
きるテレビジョン信号受像装置を得る。第2発明では、
BSデコーダが無くとも、衛星放送が非スクランブル状
態になると、非スクランブル状態であることのメーッセ
ージを地上波放送受像中の画面上で確認できるテレビジ
ョン信号受像装置を得る。
【0058】第3発明では、BSデコーダが無くとも、
衛星放送が非スクランブル状態になると、地上波放送の
テレビジョン信号を視聴中に、非スクランブル状態の音
声を聞くことができるテレビジョン信号受像装置を得
る。第4発明では、BSデコーダが無くとも、衛星放送
が非スクランブル状態になると、地上波放送のテレビジ
ョン信号を視聴中に、地上波放送用とは別の第2の音声
出力手段により非スクランブル状態の音声を聞くことが
できるテレビジョン信号受像装置を得る。第5発明で
は、BSデコーダが無くとも、衛星放送が非スクランブ
ル状態であることを検出すると、地上波放送のテレビジ
ョン信号を視聴中に、非スクランブル状態の画像を子画
面として地上波放送受像中の画面に見ることができるテ
レビジョン信号受像装置を得る。
【0059】第6発明では、BSデコーダが無くとも、
独立音声モードを選択した衛星放送が非スクランブル状
態になると、非スクランブル状態であることのメッセー
ジを表示できるとともに、独立音声を地上波放送用の音
声出力手段で出力できる。第7発明では、BSデコーダ
が無くとも、衛星放送が非スクランブル状態になると、
非スクランブル状態の画像を子画面として地上波放送受
像中の画面に表示できるとともに、子画面に対応する音
声を第2の音声出力手段に出力できるテレビジョン信号
受像装置を得る。第8発明では、BSデコーダが無くと
も、衛星放送が非スクランブル状態になると、非スクラ
ンブル状態の画像を親画面として地上波放送受像中の画
面に表示し、地上波放送受像中の画面は子画面として表
示できるテレビジョン信号受像装置を得る。
【0060】第9発明では、BSデコーダを備え、衛星
放送が非スクランブル状態であることを検出すると、衛
星放送テレビジョン信号の記録動作を停止させるので、
不要な放送案内やコマーシャル等のスポット放送が自動
的に録画されないテレビジョン信号記録装置を得る。第
10発明では、BSデコーダを備え、独立音声モードを
選択した衛星放送が非スクランブル状態であることを検
出すると、独立音声信号の録音を停止させるので、不必
要なスポット放送が録音されないテレビジョン信号記録
装置を得る。第11発明では、BSデコーダが無くと
も、衛星放送が非スクランブル状態であることを検出す
ると、非スクランブル状態の衛星放送テレビジョン信号
の記録動作を行わせるので、自動的にスクランブルされ
ていない放送案内等のスポット放送のみが記録できるテ
レビジョン信号記録装置を得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例によるテレビジョン信号受
像および記録装置のブロック図である。
【図2】この発明の他の一実施例によるテレビジョン信
号受像および記録装置のブロック図である。
【図3】この発明の他の一実施例によるテレビジョン信
号受像および記録装置のブロック図である。
【図4】この発明の他の一実施例によるテレビジョン信
号受像および記録装置のブロック図である。
【図5】この発明のオンスクリーン表示例である。
【図6】この発明の子画面表示例である。
【図7】この発明の他のオンスクリーン表示例である。
【図8】この発明の処理のフローチャート例である。
【図9】この発明の処理のフローチャート例である。
【図10】この発明の処理のフローチャート例である。
【図11】この発明の処理のフローチャート例である。
【図12】この発明の処理のフローチャート例である。
【図13】この発明の処理のフローチャート例である。
【図14】この発明の処理のフローチャート例である。
【図15】従来のテレビジョン信号受像および記録装置
のブロック図である。
【符号の説明】
12 第1の選局手段 23 第2の選局手段 71 信号切換え手段 37 第1の音声出力手段 72 第2の音声出力手段 33 画像表示手段 74 表示処理手段 34 子画面表示手段 52 BSデコーダ 60 記録手段 41 制御手段

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地上波放送テレビジョン信号を選局する
    第1の選局手段と、 一つの映像信号とこの映像信号に対応した音声信号およ
    び上記映像信号に対応しない独立音声信号を多重して1
    チャンネルの信号とした衛星放送テレビジョン信号を選
    局す第2の選局手段と、 上記第1の選局手段および第2の選局手段で選局された
    テレビジョン信号から再生される映像信号および音声信
    号が入力され、これらを切換えて出力する信号切換え手
    段と、 上記信号切換え手段からの音声信号を出力する第1の音
    声出力手段と、 上記信号切換え手段からの映像信号に基づく画像を表示
    する画像表示手段と、 上記第2の選局手段により選局された衛星放送テレビジ
    ョン信号の非スクランブル状態を検出する非スクランブ
    ル状態検出手段と、 上記第1の選局手段により選局された地上波放送テレビ
    ジョン信号を上記第1の音声出力手段および上記画像表
    示手段を用いて視聴中に、上記非スクランブル状態検出
    手段により、上記第2の選局手段により選局されている
    衛星放送テレビジョン信号が非スクランブル状態である
    ことが検出されると、上記信号切換え手段を制御し上記
    第1の音声出力手段あるいは上記画像表示手段に対して
    非スクランブル状態の情報を出力させる制御手段とを備
    えたことを特徴とするテレビジョン信号受像装置。
  2. 【請求項2】 画像表示手段に文字信号を重畳して所定
    のメッセージを表示させるメッセージ表示手段を備え、 制御手段は、非スクランブル状態検出手段の出力に基づ
    き、画像表示手段に非スクランブル状態であることのメ
    ッセージを表示するようにメッセージ表示手段を制御す
    ることを特徴とする請求項第1項記載のテレビジョン信
    号受像装置。
  3. 【請求項3】 制御手段は、非スクランブル状態検出手
    段の出力に基づき、非スクランブル状態の衛星放送テレ
    ビジョン信号に対応する音声信号を第1の音声出力手段
    に出力させることを特徴とする請求項第1項記載のテレ
    ビジョン信号受像装置。
  4. 【請求項4】 切換え手段からの音声信号を出力する第
    2の音声出力手段を備え、 制御手段は、非スクランブル状態検出手段の出力に基づ
    き、非スクランブル状態の衛星放送テレビジョン信号に
    対応する音声信号を上記第2の音声出力手段に出力させ
    ることを特徴とする請求項第1項記載のテレビジョン信
    号受像装置。
  5. 【請求項5】 画像表示手段の画像上に、この画像とは
    別の子画面の画像を表示させる子画面表示手段を備え、 制御手段は、非スクランブル状態検出手段の出力に基づ
    き、非スクランブル状態の衛星放送テレビジョン信号に
    対応する画像を子画面として画像表示手段に表示するよ
    うに子画面表示手段を制御することを特徴とする請求項
    第1項記載のテレビジョン信号受像装置。
  6. 【請求項6】 第2の選局手段による選局されている衛
    星放送テレビジョン信号が独立音声モードを選択してい
    る場合に、制御手段は非スクランブル状態検出手段の出
    力に基づき、画像表示手段に非スクランブル状態である
    ことのメッセージを表示するようにメッセージ表示手段
    を制御するとともに、第1の音声出力手段は独立音声信
    号を出力するように信号切換え手段を制御することを特
    徴とする請求項第2項記載のテレビジョン信号受像装
    置。
  7. 【請求項7】 切換え手段からの音声信号を出力する第
    2の音声出力手段を備え、 制御手段は、非スクランブル状態検出手段の出力に基づ
    き、非スクランブル状態の衛星放送テレビジョン信号に
    対応する画像を子画面として画像表示手段に表示するよ
    うに子画面表示手段を制御するとともに上記第2の音声
    出力手段に上記子画面に対応する音声信号を出力させる
    ことを特徴とする請求項第5項記載のテレビジョン信号
    受像装置。
  8. 【請求項8】 制御手段は、非スクランブル状態検出手
    段の出力に基づき、非スクランブル状態の衛星放送テレ
    ビジョン信号に対応する画像を親画面とし、視聴中であ
    った地上波放送テレビジョン信号に対応する画像を子画
    面として画像表示手段に表示するように子画面表示手段
    を制御することを特徴とする請求項第5項記載のテレビ
    ジョン信号受像装置。
  9. 【請求項9】 一つの映像信号とこの映像信号に対応し
    た音声信号および該映像信号に対応しない独立音声を多
    重して1チャンネルの信号とした衛星放送テレビジョン
    信号を選局する選局手段と、 上記選局手段で選局された衛星放送テレビジョン信号の
    スクランブル状態を解除するスクランブル解除手段と、 上記選局手段で選局されたテレビジョン信号から再生さ
    れる映像信号および音声が入力され、これらを切換えて
    出力する信号切換え手段と、 上記選局手段により選局された衛星放送テレビジョン信
    号の非スクランブル状態を検出する非スクランブル状態
    検出手段と、 上記信号切換え手段の出力信号を記録する記録手段と、 上記非スクランブル状態検出手段により、上記選局手段
    により選局されている衛星放送テレビジョン信号が非ス
    クランブル状態であることが検出されると、非スクラン
    ブル状態中は上記記録手段による衛星放送テレビジョン
    信号の記録動作を停止させる記録制御手段とを備えたこ
    とを特徴とするテレビジョン信号記録装置。
  10. 【請求項10】 記録制御手段は、選局手段により選局
    されている衛星放送テレビジョン信号が独立音声モード
    を選択している場合、記録手段は非スクランブル状態に
    おいては独立音声信号の記録を停止させることを特徴と
    する請求項第9項記載のテレビジョン信号記録装置。
  11. 【請求項11】 一つの映像信号とこの映像信号に対応
    した音声信号および該映像信号に対応しない独立音声を
    多重して1チャンネルの信号とした衛星放送テレビジョ
    ン信号を選局する選局手段と、 上記選局手段で選局されたテレビジョン信号から再生さ
    れる映像信号および音声信号が入力され、これらを切換
    えて出力する信号切換え手段と、 上記選局手段により選局された衛星放送テレビジョン信
    号の非スクランブル状態を検出する非スクランブル状態
    検出手段と、 上記信号切換え手段の出力信号を記録する記録手段と、 非スクランブル状態検出手段により、第2の選局手段に
    より選局されている衛星放送テレビジョン信号が非スク
    ランブル状態であることが検出されると、非スクランブ
    ル状態中は上記記録手段による衛星放送テレビジョン信
    号の記録動作を行わせる記録制御手段とを備えたことを
    特徴とするテレビジョン信号記録装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010191966A (ja) * 2009-02-19 2010-09-02 Thomson Licensing 保護されたディジタルコンテンツにアクセスする方法及び装置
JP2012518955A (ja) * 2009-02-23 2012-08-16 アドバンスト・マイクロ・ディバイシズ・インコーポレイテッド 暗号化されたコンテンツのプレビューを検出する方法及び装置

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JP2010191966A (ja) * 2009-02-19 2010-09-02 Thomson Licensing 保護されたディジタルコンテンツにアクセスする方法及び装置
JP2012518955A (ja) * 2009-02-23 2012-08-16 アドバンスト・マイクロ・ディバイシズ・インコーポレイテッド 暗号化されたコンテンツのプレビューを検出する方法及び装置

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