JPH0568193U - ワイヤレスマイクロホン - Google Patents
ワイヤレスマイクロホンInfo
- Publication number
- JPH0568193U JPH0568193U JP1628292U JP1628292U JPH0568193U JP H0568193 U JPH0568193 U JP H0568193U JP 1628292 U JP1628292 U JP 1628292U JP 1628292 U JP1628292 U JP 1628292U JP H0568193 U JPH0568193 U JP H0568193U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wireless microphone
- detection
- microphone
- wireless
- detection coil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
- Transmitters (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 所定のエリアからワイヤレスマイクロホンが
移動した時にはそれを表わす信号を発してそのエリヤか
ら離れないように警告したり、ワイヤレスマイクロホン
の盗難を防止する。 【構成】 ワイヤレスマイクロホン1のメインスイッチ
3のオンオフに関係なくマイクの電源7によりキャリア
信号を常時発信させ、検出側の検知手段でキャリアやト
ーン信号を監視し、検知できなくなった時にブザーを動
作させて警報を発する。
移動した時にはそれを表わす信号を発してそのエリヤか
ら離れないように警告したり、ワイヤレスマイクロホン
の盗難を防止する。 【構成】 ワイヤレスマイクロホン1のメインスイッチ
3のオンオフに関係なくマイクの電源7によりキャリア
信号を常時発信させ、検出側の検知手段でキャリアやト
ーン信号を監視し、検知できなくなった時にブザーを動
作させて警報を発する。
Description
【0001】
この考案はワイヤレスマイクロホンに関し、特に詳しく言うと、所定のエリア からワイヤレスマイクロホンが移動した時にはそれを表わす信号を発するように したワイヤレスマイクロホンに関する。
【0002】
ワイヤレスマイクロホンは会議や講演会等はもとより、宴会場やカラオケルー ムにおいて広く利用されている。これらの会場がレンタルの場合、音響機器はも とよりワイヤレスマイクロホンもその会場で借りることになるが、ワイヤレスマ イクロホンはワイヤレスであるがためにその持ち運びの容易さからポケットに隠 し持ったり、鞄に入れて退出可能であり、盗難され易い。
【0003】
このような会場でのワイヤレスマイクロホンの盗難を防止するためには、その 借用と返却を正確にチェックする以外にはなく、特に返却の有無を確実にかつ利 用者に不快の念を抱かせることなく行わない限り、盗難を防止することができず 、ワイヤレスマイクロホンの需要が高いのに、レンタル等の業務用として普及し 難い面がある。
【0004】 そこでこの考案の目的は、ワイヤレスマイクロホンに簡単な構成を組み込むこ とにより、所定のエリアからワイヤレスマイクロホンが移動した時にはそれを表 わす信号を発するようにしたワイヤレスマイクロホンを提供することである。
【0005】
この考案のワイヤレスマイクロホンは、ワイヤレスマイクロホンのメインスイ ッチのオンオフに関係なく動作可能で、予め設定されたエリアから離れた時には それを表わす信号を発する検知手段を備えている。
【0006】 この場合、ワイヤレスマイクロホンにその電源によりキャリアやトーン信号を 常時発信させ、検知手段はワイヤレスマイクロホンとは離れた位置に設けられ、 かつキャリアやトーン信号を受信しなくなった時に動作するようにしたり、ワイ ヤレスマイクロホン内に検知用コイルを設けるとともに、エリアの所定の場所に 設置された被検知コイルを検知手段に設け、検知用コイルが被検知コイルと磁気 的に結合した時に動作するようになっている。
【0007】
検知手段はワイヤレスマイクロホンのメインスイッチのオンオフに関係なく動 作するので、使用者がメインスイッチを切った状態で、所定のエリアから離れた 場合にも、それを表わす信号を発するので、確実に盗難を防止することができる 。また、ステージ等で使用する場合、音声信号の伝達が行なえないような位置に 使用者が立った時にも信号を発するので、予め使用者の移動可能範囲を知ること ができ、使用中に音声信号が切れるような事故を事前に防止することができる。
【0008】 また、キャリアやトーン信号を常時監視することにより所定エリアからの離脱 はもとより、ワイヤレスマイクロホンの電源電池の消耗度合も監視することがで きる。更に検知用コイルと被検知コイルとの磁気結合の有無により検知する場合 、被検知コイルを出入り口等に設けておけば、退出時に確実にチェックでき、か つ多数のワイヤレスマイクロホンの貸出においても1つの被検知コイルで検出で きる。
【0009】
以下、この考案を図面に示す実施例について説明する。まず、図1および図2 に示す第1実施例について説明する。
【0010】 図1はワイヤレスマイクロホンの電気的な構成を示すブロック線図で、ワイヤ レスマイクロホン1のマイクロホンユニット2の信号出力端子は、ワイヤレスマ イクロホン1の図示しないケースからその操作つまみが突出し、マイクロホンユ ニット2のオンオフを制御するメインスイッチ3を介して従来のワイヤレスマイ クロホンと同様に低周波増幅回路4、そして送信機5に接続され、その音声信号 はアンテナ6から送信される。7はワイヤレスマイクロホン1の電源である電池 にして、電池7の電圧により自動的にオンとなるパワースイッチ8を介して低周 波増幅回路4と送信機5に接続され、キャリア信号やトーン信号を常時発信する ようになっている。
【0011】 アンテナ6から音声信号は、図2に示すようにアンテナ11を介して受信部1 2で受信され、その高周波増幅回路13でキャリア成分やトーン成分である高周 波成分を増幅し、低周波増幅回路14で低周波成分を増幅した後、マイク出力端 子15から出力される。高周波増幅回路13の出力側にはまた、検出回路16を 介して情報出力端子17と、ブザー18を駆動する駆動回路19がそれぞれ接続 されている。検出回路16は、高周波成分の有無を検出し、無い場合にはそれを 表わす信号を出力する。したがって、情報出力端子17にランプ等を接続してお けば、そのランプが点灯することによりワイヤレスマイクロホン1の電池7が切 れ、あるいは所定の場所からワイヤレスマイクロホン1が離れたことを知ること ができる。また同時にブザー18も動作するので、ブザー18の音で電池切れや 盗難を知ることができる。
【0012】 この盗難防止付ワイヤレスマイクロホンを、カラオケルームにおいて使用した 場合を例に取ってその動作を詳細に説明すると、カラオケルームにはワイヤレス マイクロホン1を設置するとともに、アンテナ11と受信部12を設け、マイク 出力端子15はその部屋のプレーヤのマイク入力端子に接続しておく。一方、検 出回路16、情報出力端子17、ブザー18そして駆動回路19は管理室等に設 置しておく。カラオケルームにおいてレンタルしたワイヤレスマイクロホン1を 用いて音楽を楽しんだ後、退出する際にワイヤレスマイクロホン1をカラオケル ームに置いて帰えれば、ブザー18が動作することはないが、ワイヤレスマイク ロホン1を持ったままカラオケルームから退出すれば、それまでアンテナ11で 受信していた高周波成分は、受信できなくなる。したがって、検出回路16は、 高周波成分が無いことを表わす信号を情報出力端子17および駆動回路19に出 力するので、管理人はランプ表示やブザー音によってワイヤレスマイクロホン1 がカラオケルームから出たこと、すなわち盗難に合おうとしていることを事前に 察知することができる。また、ランプ表示やブザー音は、電池7が切れた場合に も動作するので、ワイヤレスマイクロホン1の電池切れも事前に知ることができ る。この高調波成分は、単にメインスイッチ3を切っても送信されており、メイ ンスイッチ3を切った状態で持ち出そうとしても検知することができるばかりで なく、ワイヤレスマイクロホン1の電池7を取り外しても動作するので、確実に 盗難を防止することができる。
【0013】 更に、部屋やステージ等で使用する時、場所によっては音声信号の伝達が行な われない場所ができるが、高調波成分の受信の有無によりランプ表示やブザー音 を発するようにしているので、そのような場所では使用できないことを事前に察 知することができ、使用時にはそのような場所に移動しないように注意すること もできる。
【0014】 図3は、この考案の第2実施例を示すもので、上述第1実施例と実質的に同じ 構成は、同一参照番号を付して、その詳細な説明は省略する。この第2実施例に おいては検出回路16、ブザー18および駆動回路19もワイヤレスマイクロホ ン1内に組み込むとともに、電池7のパワースイッチ21をメインスイッチ3に 連動させている。また、検出回路16および駆動回路19のための二次電池22 を内蔵するとともに、検出コイル23が検出回路16に接続されている。検出コ イル23は例えば出入り口等に設置されたチェック用コイル24を検知するもの で、検出回路16は検出コイル23がチェック用コイル24を検知した時駆動回 路19を介してブザー18を動作させるように構成される。
【0015】 この構成においては、メインスイッチ3を切ることにより電池7のパワースイ ッチ21も切れるが、検出回路16とブザー18の駆動回路19の電源は二次電 池22により得ているので、これら回路は常時動作状態に置くことができる。し たがって、ワイヤレスマイクロホン1の利用者が、メインスイッチ3を切った後 、ポケットや鞄等に隠して出入り口から退出しようとすれば、出入り口を通過す る時に出入り口にセットされたチェック用コイル24を検出コイル23は検知す るので、これにより駆動回路19を介してブザー18を動作させることができる 。この第2実施例は、電池7のオンオフがメインスイッチ3により操作できるの で、ワイヤレスマイクロホン1を使用しない時は、電池7を切ることができるの で消費電力を節約することもできる。
【0016】
以上のようにこの考案のワイヤレスマイクロホンは、ワイヤレスマイクロホン のメインスイッチのオンオフに関係なく動作可能で、予め設定されたエリアから 離れた時に警報を発する検知手段を備えており、検知手段はワイヤレスマイクロ ホンのメインスイッチのオンオフに関係なく動作するので、使用者がメインスイ ッチを切って持ち出そうとしても、所定のエリアから離れれば、警報を発するの で、確実に盗難を防止することができる。
【0017】 また、請求項2に記載のように、ワイヤレスマイクロホンにその電源によりキ ャリアやトーン信号を常時発信させ、検知手段はワイヤレスマイクロホンとは離 れた位置に設けられ、かつキャリアやトーン信号を受信しなくなった時に動作す るようにすれば、盗難はもとより、ワイヤレスマイクロホンの電源電池の消耗度 合も監視することができる。
【0018】 更に、請求項3に記載のように、ワイヤレスマイクロホン内に検知用コイルを 設けるとともに、エリアの所定の場所に設置された被検知コイルを検知手段に設 け、検知用コイルが被検知コイルと磁気的に結合した時に動作するようにすれば 、被検知コイルを出入り口等に設けておけば、退出時に確実にチェックでき、か つ多数のワイヤレスマイクロホンの貸出においても1つの被検知コイルで検出で きる。
【図1】この考案の第1実施例におけるワイヤレスマイ
クロホン側の電気的な構成を示すブロック線図である。
クロホン側の電気的な構成を示すブロック線図である。
【図2】この第1実施例における検出側の電気的な構成
を示すブロック線図である。
を示すブロック線図である。
【図3】この考案の第2実施例における電気的な構成を
示すブロック線図である。
示すブロック線図である。
1 ワイヤレスマイクロホン 2 マイクロホンユニット 3 メインスイッチ 7 電源 8,21 パワースイッチ 12 受信部 16 検出回路 18 ブザー 19 駆動回路 22 二次電池 23 検出コイル 24 チェック用コイル
Claims (3)
- 【請求項1】 ワイヤレスマイクロホンのメインスイッ
チのオンオフに関係なく動作可能で、予め設定されたエ
リアから離れた時にそれを表わす信号を発する検知手段
を備えたことを特徴とするワイヤレスマイクロホン。 - 【請求項2】 前記ワイヤレスマイクロホンにはその電
源によりキャリアやトーン信号を常時発信し、前記検知
手段は前記ワイヤレスマイクロホンとは離れた位置に設
けられ、かつ前記キャリアやトーン信号を受信しなくな
った時に動作することを特徴とする請求項1に記載のワ
イヤレスマイクロホン。 - 【請求項3】 前記ワイヤレスマイクロホン内には検知
用コイルを有し、前記検知手段には前記エリアの所定の
場所に設置された被検知コイルを有し、前記検知用コイ
ルが前記被検知コイルと磁気的に結合した時に動作する
ことを特徴とする請求項1に記載のワイヤレスマイクロ
ホン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1628292U JPH0568193U (ja) | 1992-02-19 | 1992-02-19 | ワイヤレスマイクロホン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1628292U JPH0568193U (ja) | 1992-02-19 | 1992-02-19 | ワイヤレスマイクロホン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0568193U true JPH0568193U (ja) | 1993-09-10 |
Family
ID=11912201
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1628292U Pending JPH0568193U (ja) | 1992-02-19 | 1992-02-19 | ワイヤレスマイクロホン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0568193U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005006807A1 (ja) * | 2003-07-10 | 2005-01-20 | Toa Corporation | ワイヤレスマイクロホンの送信機、ワイヤレスマイクロホン用の受信機、携帯型情報通信装置およびワイヤレスマイクロホン用通信システム |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6232497B2 (ja) * | 1982-06-30 | 1987-07-15 | Fujitsu Ltd |
-
1992
- 1992-02-19 JP JP1628292U patent/JPH0568193U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6232497B2 (ja) * | 1982-06-30 | 1987-07-15 | Fujitsu Ltd |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005006807A1 (ja) * | 2003-07-10 | 2005-01-20 | Toa Corporation | ワイヤレスマイクロホンの送信機、ワイヤレスマイクロホン用の受信機、携帯型情報通信装置およびワイヤレスマイクロホン用通信システム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980428 |