JPH09313555A - 盲人用案内装置 - Google Patents
盲人用案内装置Info
- Publication number
- JPH09313555A JPH09313555A JP17700196A JP17700196A JPH09313555A JP H09313555 A JPH09313555 A JP H09313555A JP 17700196 A JP17700196 A JP 17700196A JP 17700196 A JP17700196 A JP 17700196A JP H09313555 A JPH09313555 A JP H09313555A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switch
- output
- loop coil
- preamplifier
- magnetic flux
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Traffic Control Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 地面や床面に布設されたループコイルの磁束
を携帯機器で検出して、ループコイルの発信情報を無接
触受信するものにおいて、ループコイルの存在を知らな
いと情報を逃がしてしまう。このような問題を解決す
る。 【解決手段】 携帯用機器1に検出コイル2があり、そ
の検出信号をプリアンプ3−1で増幅し、その出力をレ
ベル検出器8で検出して一定レベル以上となったときス
イッチ9を操作する。検出コイル2がループコイルの磁
束を検出していないときはプリアンプ3−1のみが作動
している。機器1がループコイルに接近すると検出コイ
ル2に出力が出るのでプリアンプ3−1の出力が増大
し、レベル検出器8の出力レベルが規定値を超えるので
スイッチ9が作動し、メインアンプ3−2の電源が投入
され、ループコイルよりの情報がスピーカ4から発せら
れる。すなわちループコイルに近接すると自動的に携帯
機器が作動状態になる。
を携帯機器で検出して、ループコイルの発信情報を無接
触受信するものにおいて、ループコイルの存在を知らな
いと情報を逃がしてしまう。このような問題を解決す
る。 【解決手段】 携帯用機器1に検出コイル2があり、そ
の検出信号をプリアンプ3−1で増幅し、その出力をレ
ベル検出器8で検出して一定レベル以上となったときス
イッチ9を操作する。検出コイル2がループコイルの磁
束を検出していないときはプリアンプ3−1のみが作動
している。機器1がループコイルに接近すると検出コイ
ル2に出力が出るのでプリアンプ3−1の出力が増大
し、レベル検出器8の出力レベルが規定値を超えるので
スイッチ9が作動し、メインアンプ3−2の電源が投入
され、ループコイルよりの情報がスピーカ4から発せら
れる。すなわちループコイルに近接すると自動的に携帯
機器が作動状態になる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、交通機関や建造
物内などにおいて、盲人を適正、安全に案内するための
盲人用案内装置に関するものである。
物内などにおいて、盲人を適正、安全に案内するための
盲人用案内装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置としては、盲人用案
内杖などに磁束検出コイルを設け、このコイルが歩道に
沿って敷設されているループコイルの磁束を検出して、
その発信情報を無接触伝達するものがあった。これを図
3により説明すると、主として戸外で使用する携帯用機
器21の内部に検出コイル2があり、検出コイル2の検
出信号をアンプ3で増幅してスピーカ4に出力し個人に
聴取させる。一方、建造物の出入口、建造物内の階段な
ど案内を要する場所の地面や床面にはループコイル5が
敷設してあり、これはアンプ6によって増幅された信号
源7からの情報を磁束にして一定の範囲に放出する。信
号源7の信号は盲人を適正、安全に誘導、案内するため
の音声信号である。
内杖などに磁束検出コイルを設け、このコイルが歩道に
沿って敷設されているループコイルの磁束を検出して、
その発信情報を無接触伝達するものがあった。これを図
3により説明すると、主として戸外で使用する携帯用機
器21の内部に検出コイル2があり、検出コイル2の検
出信号をアンプ3で増幅してスピーカ4に出力し個人に
聴取させる。一方、建造物の出入口、建造物内の階段な
ど案内を要する場所の地面や床面にはループコイル5が
敷設してあり、これはアンプ6によって増幅された信号
源7からの情報を磁束にして一定の範囲に放出する。信
号源7の信号は盲人を適正、安全に誘導、案内するため
の音声信号である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来の盲
人用案内装置は、盲人が敷設ループの存在を知らないと
機器の電源スイッチを投入するきっかけを失い、ループ
コイルよりの必要な情報を逃がしてしまうという問題が
あった。この発明はかような問題を解消しようとするも
ので、ループコイルの存在を知らなくともループコイル
の有無により自動的に機器を動作ないし不動作とするこ
とができる盲人用案内装置を得ることを目的とする。
人用案内装置は、盲人が敷設ループの存在を知らないと
機器の電源スイッチを投入するきっかけを失い、ループ
コイルよりの必要な情報を逃がしてしまうという問題が
あった。この発明はかような問題を解消しようとするも
ので、ループコイルの存在を知らなくともループコイル
の有無により自動的に機器を動作ないし不動作とするこ
とができる盲人用案内装置を得ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明に係る盲人用案
内装置は、携帯用機器に、ループコイルの磁束のみを検
知して機器の主電源などを自動的に開閉する手段を備え
ている。
内装置は、携帯用機器に、ループコイルの磁束のみを検
知して機器の主電源などを自動的に開閉する手段を備え
ている。
【0005】
(実施例1)図1において、携帯用機器1の内部に検出
コイル2があり、その検出信号をプリアンプ3−1で増
幅し、プリアンプ3−1の出力をレベル検出器8で検出
して一定レベル以上になったときスイッチ9を操作す
る。スイッチ9としては電子スイッチ、リレーなど適宜
の開閉手段を用いる。プリアンプ3−1の出力はまたメ
インアンプ3−2に与えられ、メインアンプ3−2の出
力はスピーカ4などの音響変換器に与えられて個人に聴
取される。メインアンプ3−2の電源はスイッチ9を経
て主電源10から与えられている。プリアンプ3−1と
レベル検出器8の電源はスイッチ9を経ずに直接主電源
10から与えられている。
コイル2があり、その検出信号をプリアンプ3−1で増
幅し、プリアンプ3−1の出力をレベル検出器8で検出
して一定レベル以上になったときスイッチ9を操作す
る。スイッチ9としては電子スイッチ、リレーなど適宜
の開閉手段を用いる。プリアンプ3−1の出力はまたメ
インアンプ3−2に与えられ、メインアンプ3−2の出
力はスピーカ4などの音響変換器に与えられて個人に聴
取される。メインアンプ3−2の電源はスイッチ9を経
て主電源10から与えられている。プリアンプ3−1と
レベル検出器8の電源はスイッチ9を経ずに直接主電源
10から与えられている。
【0006】以上の構成により、検出コイル2が地面の
ループコイル5の磁束を検出していないときはプリアン
プ3−1のみが作動している。機器1がループコイル5
に接近すると検出コイル2に出力が生じ、プリアンプ3
−1の出力が増大してレベル検出器8の出力レベルが規
定値を超えるのでスイッチ9が作動しメインアンプ3−
2の電源が投入され、ループコイル5よりの情報に応じ
てスピーカ4が作動する。以上のように、検出コイル2
の磁束検出によって磁束の有無のみがプリアンプ3−
1、レベル検出器8によって常時検出されており、磁束
のあるとき自動的にメインアンプ3−2が作動するの
で、ループコイル5の存在を知らなくともループコイル
5よりの情報を失聴することがない。また、メインアン
プ3−2は常時非作動となるので無駄な電力消費を避け
ることができる。
ループコイル5の磁束を検出していないときはプリアン
プ3−1のみが作動している。機器1がループコイル5
に接近すると検出コイル2に出力が生じ、プリアンプ3
−1の出力が増大してレベル検出器8の出力レベルが規
定値を超えるのでスイッチ9が作動しメインアンプ3−
2の電源が投入され、ループコイル5よりの情報に応じ
てスピーカ4が作動する。以上のように、検出コイル2
の磁束検出によって磁束の有無のみがプリアンプ3−
1、レベル検出器8によって常時検出されており、磁束
のあるとき自動的にメインアンプ3−2が作動するの
で、ループコイル5の存在を知らなくともループコイル
5よりの情報を失聴することがない。また、メインアン
プ3−2は常時非作動となるので無駄な電力消費を避け
ることができる。
【0007】(実施例2)図2は携帯用機器12がテー
プ再生部のような機能を備えた携帯用オーディオ機器の
場合である。図において、レベル検出器8の出力でスイ
ッチ9を作動させるが、このスイッチ9はメインアンプ
3−2の入力をプリアンプ3−1の出力とテープ再生部
11の出力とに切り替えるものとする。この構成によれ
ば、磁束検出がされないときはスイッチ9はテープ再生
部11の出力をメインアンプ3−2に送っているから、
普通のテープ信号がスピーカ4から出ている。ここでル
ープコイル5よりの磁束が入ると、スイッチ9が切り替
わってループコイル5からの案内情報がスピーカ4から
出ることになる。テープ再生部11に代えてCD、MD
再生部、ラジオ受信部等としても同様に作用することは
いうまでもない。
プ再生部のような機能を備えた携帯用オーディオ機器の
場合である。図において、レベル検出器8の出力でスイ
ッチ9を作動させるが、このスイッチ9はメインアンプ
3−2の入力をプリアンプ3−1の出力とテープ再生部
11の出力とに切り替えるものとする。この構成によれ
ば、磁束検出がされないときはスイッチ9はテープ再生
部11の出力をメインアンプ3−2に送っているから、
普通のテープ信号がスピーカ4から出ている。ここでル
ープコイル5よりの磁束が入ると、スイッチ9が切り替
わってループコイル5からの案内情報がスピーカ4から
出ることになる。テープ再生部11に代えてCD、MD
再生部、ラジオ受信部等としても同様に作用することは
いうまでもない。
【0008】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明は、ループコイルに近接すると自動的に案内信号を受
信、発生させる開閉手段を備えているので、ループコイ
ルの存在を知らなくてもループコイルよりの情報を失聴
することがなく、盲人を適確、安全に案内することがで
きる。
明は、ループコイルに近接すると自動的に案内信号を受
信、発生させる開閉手段を備えているので、ループコイ
ルの存在を知らなくてもループコイルよりの情報を失聴
することがなく、盲人を適確、安全に案内することがで
きる。
【図1】この発明の実施例1の結線図である。
【図2】この発明の実施例2の結線図である。
【図3】従来の盲人用案内装置の結線図である。
1、12 携帯用機器 7
信号源 2 検出コイル 8
レベル検出器 3−1 プリアンプ 9
スイッチ 3−2 メインアンプ 10
主電源 4 スピーカ 11
テープ再生部 5 ループコイル 6 アンプ
信号源 2 検出コイル 8
レベル検出器 3−1 プリアンプ 9
スイッチ 3−2 メインアンプ 10
主電源 4 スピーカ 11
テープ再生部 5 ループコイル 6 アンプ
Claims (1)
- 【請求項1】 携帯用機器の内部に磁束検出コイルを設
け、地面や床面に敷設されたループコイルよりの磁束信
号を受信して案内用の音響信号を発するようにしたもの
であって、前記ループコイルの磁束の有無のみを検知し
て前記携帯用機器を動作、不動作状態に自動的に切り替
える開閉手段を備えていることを特徴とする盲人用案内
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17700196A JPH09313555A (ja) | 1996-06-03 | 1996-06-03 | 盲人用案内装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17700196A JPH09313555A (ja) | 1996-06-03 | 1996-06-03 | 盲人用案内装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09313555A true JPH09313555A (ja) | 1997-12-09 |
Family
ID=16023447
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17700196A Pending JPH09313555A (ja) | 1996-06-03 | 1996-06-03 | 盲人用案内装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09313555A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002109679A (ja) * | 2000-09-29 | 2002-04-12 | Nec Corp | 位置情報提供システム |
JP2007053507A (ja) * | 2005-08-16 | 2007-03-01 | Kddi Corp | 音声出力装置 |
JP2010246136A (ja) * | 2010-05-27 | 2010-10-28 | Kddi Corp | 音声出力装置 |
-
1996
- 1996-06-03 JP JP17700196A patent/JPH09313555A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002109679A (ja) * | 2000-09-29 | 2002-04-12 | Nec Corp | 位置情報提供システム |
JP2007053507A (ja) * | 2005-08-16 | 2007-03-01 | Kddi Corp | 音声出力装置 |
JP2010246136A (ja) * | 2010-05-27 | 2010-10-28 | Kddi Corp | 音声出力装置 |
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