JPH0567902U - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPH0567902U
JPH0567902U JP5522591U JP5522591U JPH0567902U JP H0567902 U JPH0567902 U JP H0567902U JP 5522591 U JP5522591 U JP 5522591U JP 5522591 U JP5522591 U JP 5522591U JP H0567902 U JPH0567902 U JP H0567902U
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magnetic
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高価且つ複雑な論理回路を省略した安価な磁
気記録再生装置を提供する。磁気記録媒体と磁気ヘッド
との相対速度の影響を受けずに確実な再生が可能な磁気
記録再生装置を提供する。 【構成】 磁気ヘッドに対して複数個のヘッドギャップ
を、磁気記録媒体に記録されている磁束反転長に比例す
る間隔でしかも記録再生方向に配設し、一方、周波数変
調方式にて記録された上記磁気記録媒体から上記磁気ヘ
ッドで得られる複数の再生信号の波形を整形する回路
(304)と、該波形整形回路からの複数の出力を排他
的論理和により合成して合成波形信号を得る第1の論理
回路(305)と、前記波形整形回路からの複数の出力
の1つを入力とする遅延回路(306)と前記複数の出
力の1つと前記遅延回路の出力とを入力とする第2の論
理回路(307)との組合わせにより前記第1の論理回
路の合成波形に対する読出し同期パルスを抽出する回路
とを有し、前記合成波形信号と前記読出し同期パルスと
により記録情報を再生するようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は周波数変調方式により記録された磁気記録媒体に対する信号再生装置 に関し、特に磁気ヘッドと磁気記録媒体の相対速度に影響されることなく情報信 号を再生して記録情報を分離する磁気記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、磁気カード等の磁気記録媒体に対する記録再生装置における磁気記録媒 体の駆動方式は、定速性が要求されることからモータによる駆動方法が主流であ ったが、装置の低価格化の要求にともない手動駆動式の記録再生装置が普及して きた。当然のことながらモータ駆動による磁気記録再生装置に較べ、手動による 磁気記録再生装置は磁気記録媒体と磁気ヘッドの相対速度の“むら”が重要な問 題になる。 このため、このような手動による装置では、磁気記録媒体への記録を行うとき には磁気記録媒体と磁気ヘッドとの相対速度を検出し、その速度とJIS,IS O,ABA等の規格で定められているビット密度に合った書き込み周波数に同期 させ情報を記録させる方法をとっている。
【0003】 したがって、磁気記録媒体への記録方式は、主に周波数変調方式(F2F方式 )であり、記録密度は75BPIあるいは210BPIのものがほとんどである 。現在、最も普及している磁気ストライプ付クレジットカードでは、JIS規格 として2進符号の記録密度が210BPIのもので8.268ビット/mm、つま り0.121±0.012mm/ビット(許容誤差±10%)に規定されている。
【0004】 この記録された磁気記録媒体を再生装置によって読み取る従来の方法を図4及 び図5で説明する。 図4のごとく磁気記録媒体100を磁気ヘッド101に接触させ走行させると 、図5のごとく磁気記録媒体200に記録されているビット間隔B1 がある速度 で通過する。この間に出力波形201に示すごとく時間t1 が経過する。この時 間t1 を後述する方法で計測し記憶しておき、次のビット通過時間t2 を予測し てそのt2 に対する一定の比の時間t2 ′の間出力の有無を監視し、出力が無い 場合“0”と判定し、出力があった場合“1”と判定する。
【0005】 図4中、102はこの出力波形201の整形回路であり、論理回路103にお いて上記の“1”,“0”を判定する。104は上記データの出力端子、105 は出力データの読出し同期パルスの出力端子である。 なお、磁気記録媒体と磁気ヘッドの相対速度は、論理回路103内においてこ の内部で発生される基準のクロックにより計数回路によって計数され、予測判定 時間があらかじめ定められた演算により算出されて記憶回路に蓄積される。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
さて、この方式では、論理回路の性能によって読出しの特性が影響される。つ まり基準クロックの周波数変動,計数回路最大計測数,予測判定時間の許容誤差 等の影響を受ける。またこの論理回路は多くの論理ゲートから構成されるため、 小型化を図るには大規模集積回路で製造されなければならず少量生産の時には高 価なものとなってしまう。
【0007】 本考案はこのような欠点に鑑みてなされたものであって、上記の如き高価且つ 複雑な論理回路を省略した安価な磁気記録再生装置を提供しようとするものであ る。 本考案はまた磁気記録媒体と磁気ヘッドとの相対速度の影響を受けずに確実な 再生が可能な磁気記録再生装置を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案による磁気記録再生装置は、磁気ヘッドに対して複数個のヘッドギャッ プを、磁気記録媒体に記録されている磁束反転長に比例する間隔でしかも記録再 生方向に配設し、一方、周波数変調方式にて記録された上記磁気記録媒体から上 記磁気ヘッドで得られる複数の再生信号の波形を整形する回路と、該波形整形回 路からの複数の出力を排他的論理和により合成して合成波形信号を得る第1の論 理回路と、前記波形整形回路からの複数の出力の1つを入力とする遅延回路と前 記複数の出力の1つと前記遅延回路の出力とを入力とする第2の論理回路との組 合わせにより前記第1の論理回路の合成波形に対する読出し同期パルスを抽出す る回路とを有し、前記合成波形信号と前記読出し同期パルスとにより記録情報を 再生するようにしたことを特徴とする。
【0009】
【実施例】
以下に本考案の実施例を説明する。 図1は本考案の一実施例の構成を概略的に示したブロック図である。また、図 2はその装置における磁気ヘッドからの出力を時間経過で示したものであり、図 3は再生信号から記録情報を読取る論理タイムチャートを示したものである。 図1において、本実施例では磁気ヘッドに二つのヘッドギャップ302,30 3が磁気記録媒体301における磁束反転長に等しい間隔をおいて設けられてい る例を示し、便宜上磁気ヘッド本体の図示は省略している。言い換えれば、ヘッ ドギャップ302に対してヘッドギャップ303が少なくともビット密度長の半 分の長さ、つまり図2の長さBの1/2の間隔で配列されている。
【0010】 このようなヘッドギャップ302,303の両者に接触しながら磁気記録媒体 301が矢印方向に移動するとき、ヘッドギャップ302からの出力波形は図2 の402のようになり、ヘッドギャップ303からの出力波形は図2の403の ようになる。この時図2の時間tは磁気記録媒体301の移動速度に依存するも のである。
【0011】 図3をも参照して、磁気記録媒体501のように記録されている場合の再生信 号は、出力波形整形回路304により、ヘッドギャップ302からの再生信号が 502のように整形され、ヘッドギャップ303からの再生信号が503のよう に整形される。 これらの出力波形は図1の第1の論理回路305に入力され合成されて、デー タ出力端子308から図3の504のごとき出力波形が得られる。このような出 力波形を得るための第1の論理回路305の構成は排他論理和回路で良く、市販 されている安価な標準論理回路で構成できる。
【0012】 出力波形504に対する読出し同期パルスとして、出力波形503の立上り及 び立下りタイミングを利用し、出力波形503を入力とする遅延回路306と出 力波形503及び遅延回路306の出力とを入力とする第2の論理回路307と の組合わせにより破線部分の波形の発生が抑えられた出力波形505を得る。す なわち、出力波形505の破線で示した波形は、第2の論理回路307において 記録情報“1”の検出後のクロックを止めることにより図示のごとき定周期の読 出し同期パルスが得られる。
【0013】 この同期パルスに合わせてデータ出力504のレベルを検出することにより、 図3中506で示されたような磁気記録媒体に記録されたデータのパターンが得 られる。 本考案における読出し同期パルスは、ヘッドギャップで得られる再生信号から つくるので磁気記録媒体と磁気ヘッドの相対速度の変化に速応し、この相対速度 の変化に応じて変化する合成信号に対して最適のタイミングでレベル検出を行な うことができる。それ故、従来例で説明したような基準クロックを発生するよう な必要性は無いのでその変動要因も考慮する必要が無い。
【0014】 本考案は実施例に限定されるものではなく、例えば磁気ヘッドに配設されるヘ ッドギャップは、磁気記録媒体に記録される磁束反転長以上の間隔であれば特に 限定は要せず、ヘッドギャップの数も任意である。ヘッドギャップを増やした場 合の効果としては、二個の場合に比して秘密保持の点で有効である。 更に、各ヘッドギャップからの再生信号から最終的に図3の506に示される ようなパターンを得る論理回路構成は、再生信号の数、その組合せによって種々 異なるものが実現できることは言うまでも無い。
【0015】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、周波数変調方式で記録された磁気記録媒 体に対する磁気記録再生装置において、磁気ヘッドのギャップを磁気記録媒体に 記録されている磁束反転方向にそのビット密度長に比例する間隔で配設し、それ ぞれのギャップから出力された信号を第1の論理回路で合成等の処理を行なうこ とにより、磁気記録媒体と磁気ヘッドの相対速度に影響されずに記録情報を再生 することができるようになり、しかも複雑な回路を必要とせずにしたがって安価 で且つ読み取りの信頼性が高い磁気記録再生装置の提供が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の概略構成を示したブロック
図。
【図2】本考案の方式による磁気記録媒体と再生信号と
の関係を示した図。
【図3】図1の構成の動作を説明するためのタイムチャ
ート図。
【図4】従来の磁気記録再生方式の一例を概略的に示し
たブロック図。
【図5】従来の方式による磁気記録媒体と再生信号との
関係を示した図。
【符号の説明】
301,401 磁気記録媒体 302,303 磁気ヘッドギャップ 304 波形整形回路 305 第1の論理回路 307 第2の論理回路 306 遅延回路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気ヘッドに対して複数個のヘッドギャ
    ップを、磁気記録媒体に記録されている磁束反転長に比
    例する間隔でしかも記録再生方向に配設し、一方、周波
    数変調方式にて記録された上記磁気記録媒体から上記磁
    気ヘッドで得られる複数の再生信号の波形を整形する回
    路と、該波形整形回路からの複数の出力を排他的論理和
    により合成して合成波形信号を得る第1の論理回路と、
    前記波形整形回路からの複数の出力の1つを入力とする
    遅延回路と前記複数の出力の1つと前記遅延回路の出力
    とを入力とする第2の論理回路との組合わせにより前記
    第1の論理回路の合成波形に対する読出し同期パルスを
    抽出する回路とを有し、前記合成波形信号と前記読出し
    同期パルスとにより記録情報を再生するようにしたこと
    を特徴とする磁気記録再生装置。
JP5522591U 1991-06-21 1991-06-21 磁気記録再生装置 Expired - Lifetime JPH0636482Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5522591U JPH0636482Y2 (ja) 1991-06-21 1991-06-21 磁気記録再生装置

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JP5522591U JPH0636482Y2 (ja) 1991-06-21 1991-06-21 磁気記録再生装置

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Publication Number Publication Date
JPH0567902U true JPH0567902U (ja) 1993-09-10
JPH0636482Y2 JPH0636482Y2 (ja) 1994-09-21

Family

ID=12992667

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JPH0636482Y2 (ja) 1994-09-21

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