JPH0567192A - 3次元空間での入力位置の確認方法 - Google Patents

3次元空間での入力位置の確認方法

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JPH0567192A
JPH0567192A JP3254262A JP25426291A JPH0567192A JP H0567192 A JPH0567192 A JP H0567192A JP 3254262 A JP3254262 A JP 3254262A JP 25426291 A JP25426291 A JP 25426291A JP H0567192 A JPH0567192 A JP H0567192A
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input
point
axis
dimensional space
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JP3254262A
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Atsuhiko Muramatsu
淳彦 村松
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 連続的に入力される入力点の、3次元空間内
における奥行きを含む立体的な位置を、利用者が一つの
画面で視覚的に把握できるようにする。 【構成】 画面上に、3次元空間の座標軸(表示座標
軸)X,Y,Zと、この座標軸及び入力点の間の位置関
係を表わす位置関係表示線La〜Leを付加したので、
3次元空間内入力点の位置が立体的に把握できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、3次元空間の位置デ−
タを入出力し、且つ画面に表示するデ−タ処理システム
に係り、特に、連続的に入力される3次元空間の位置
を、1つの画面で、且つ入力位置の奥行きまで、利用者
が把握し確認することができる3次元空間での入力位置
の確認方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、3次元空間の位置を入力し、その
位置を画面上から確認しようとするとき、3次元空間内
に設定した2つの平面を用い、例えば、3次元空間をx
−y−z系の直交座標系としたとき、x軸方向からみた
平面例えばy−z面、及びy軸方向からみた平面例えば
z−x面を用い、この2つの平面上に上記の入力位置を
投影したものを表示することによって、利用者が3次元
空間での位置を確認できるようにしている。この従来技
術は、例えば、マニュアル:「立体設計システムHIC
AD/DESIGN/W、資料番号205G−7−61
6−10、平成2年4月(第2版)、(株)日立製作所発
行」の155頁、221頁と222頁に記載されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、1つの方向、例えば、アイソメトリックな
方向から見た入力点を、アイソメトリックな方向に直交
する1つの平面に投影し、投影結果を点として表示し、
その表示結果をみて、利用者が入力点の3次元空間の位
置を確認しようとしたとき、1つの画面に、即ち1つの
平面上に単に点があるのみでは、奥行きの位置が把握で
きないために、入力位置が確認できない問題がある。
【0004】また、上記従来技術では、位置が図形的に
表示されるのみで、座標値の値を得ることができない。
【0005】また、従来技術では、入力点は単に点とし
て表示されるだけであるため、雑音と紛らわしく果して
入力点の位置を表わしたものか見分けがつかない。
【0006】更に、ある入力点を平面図、前面図、側面
図等の複数枚の画面に分けて表示する方法も知られてい
るが、煩雑であり、立体感も得られない等の問題があっ
た。従って、本発明の目的は、上記従来技術の問題点を
解消し、3次元空間内の位置データを入力してその位置
(入力点)を画面上に表示する際に、この入力点の3次
元空間における奥行きを含む立体的な位置を、利用者が
一枚の画面により視覚的に明瞭に把握できるようにした
3次元空間での入力位置の確認方法を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、3次元空間の位置データを入出力して画
面にその位置を表示するデータ処理システムにおける3
次元空間での入力位置の確認方法において、(利用者に
より任意に)指定された基準点から所要の長さを持つ表
示軸を表示する手段と、画面上に、利用者により入力さ
れる3次元空間内の入力点の位置を表示点として表示す
ると共に、前記表示座標軸と前記表示点との位置関係を
表わす位置関係表示線を表示する手段とを備えたもので
ある。
【0008】また、前記入力点が連続的に入力されたと
き、前記位置関係表示線表示手段の動作、または、前記
表示座標軸表示手段及び前記位置関係表示線表示手段を
組み合わせた動作を、前記入力点の入力に追従させて繰
り返す手段を備える。
【0009】また、前記表示座標軸の前記位置関係表示
線との交点近傍に、前記入力点の位置の表示座標軸方向
の成分値を表示する手段を備える。
【0010】さらに、表示中の表示座標軸の長さを、前
記入力点の位置の表示座標軸方向の成分値に対応した長
さで表示する手段を備える。
【0011】ここで、「基準点」は、「表示座標軸・原
点」ともいい、利用者が自分の都合のよいように任意に
指定することができる。すなわち、画面上で(1つの平
面上で)3次元空間の位置を把握するため、まず立体空
間を想起できるものとして画面上に絶対原点を原点とす
る3本(x軸,y軸,z軸)の絶対座標軸を想定しまた
は表示する。この絶対座標系の原点は必ずしも利用者が
扱いやすい場所に存在するとは限らないので、3次元空
間内で利用者が指定する任意の場所にこの基準点(表示
座標軸・原点)を定め、この基準点から前記絶対座標軸
に平行な直線(X,Y,Z)を作り、この直線を表示の
ための座標軸として代替して用いる。以下、この座標軸
のことを「表示座標軸」という。
【0012】利用者が入力する3次元空間の位置を「入
力点」といい、この入力点が画面上で表示される点を
「表示点」という。この表示座標軸に対して入力点が空
間内のどのような位置にあるかを表示するため、表示点
と表示座標軸との位置関係を示す線が付加され、この線
を「位置関係表示線」という。この位置関係表示線は、
幾何学などで用いる一種の補助線と見ることができる。
【0013】
【作用】上記構成に基づく作用を説明する。
【0014】本発明によれば、3次元空間内の位置デー
タを入力する際に、表示座標軸が表示されると共に、表
示座標軸と表示点との位置関係を表わす位置関係表示線
が付加されて表示されるので、一枚の平面的な画面上
で、単なる点に過ぎない入力点の位置が、一枚の平面的
な画面上で奥行きも含めた立体的な位置として視覚的に
明瞭に認識することができる。
【0015】また、入力点が次々連続して入力されたと
き、表示座標軸に対する入力点の位置が刻々変わるにつ
れて、位置関係表示線も合わせて移動し、その動きか
ら、より一層入力点の位置の立体的な把握が容易とな
る。
【0016】また、表示座標軸の位置関係表示線との交
点近傍に入力点の位置の軸方向の成分値(入力点のX座
標値,Y座標値,Z座標値)を表示するようにしたの
で、利用者は、相対的な視覚的な位置の把握に加えて、
数値的な位置の把握ができる。
【0017】また、表示座標軸の長さが固定されている
と、これが邪魔になるとか小さすぎるとかの問題が生じ
ることがあるが、表示座標軸の長さを入力点の位置の表
示座標軸方向の成分値に対応した長さで表示するように
することにより(例えば、各表示座標軸X,Y,Zの長
さを入力点のX座標値,Y座標値,Z座標値よりも若干
長目とするように調節することにより)、この問題をな
くすことができる。
【0018】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面によって説明
する。
【0019】図1は、本発明の一実施例を適用して位置
データを入力したときの入力位置の表示画面例である。
図1で、Oは基準点(表示座標軸・原点)、X,Y,Z
はそれぞれ表示座標軸、La,Lb,Lc,Ld,Le
はそれぞれ位置関係表示線、Pa,Pb,Pcは表示座
標軸と位置関係表示線との交点である。位置関係表示線
Lcは表示点からXY平面に下した垂線、Leは表示点
からZ軸に下した垂線である。またLcとXY平面との
交点から、X軸に下した垂線がLa,Y軸に下した垂線
がLb、基準点Oに引いた直線がLdである。本実施例
の場合、表示座標軸は実線、位置関係表示線は破線で表
示する。
【0020】図2は、本発明に用いるコンピュ−タシス
テムにおけるデータの流れを示すブロック図である。図
2中、1点鎖線の枠内は、本実施例の特徴部分である。
また、図4は、本発明に用いるコンピュ−タシステムの
典型的な機器構成の例である。
【0021】まず、表示形態設定部3は、システムの表
示状態の情報を読み込み設定するもので、機器として
は、図4のキ−ボ−ド11、マウス12、タブレット1
3、あるいは、これらに類するものを用いる。
【0022】位置入力部4は、3次元空間の位置情報を
入力するもので、機器としては、図4のキ−ボ−ド1
1、マウス12、タブレット13、あるいは、これらに
類するものを用いる。
【0023】まず、図2において、処理部1は、全体の
処理を行うもので、機器としては、図4の中央処理装置
14(プログラムを含む)と補助記憶装置15とが対応
する。補助記憶装置15としては、磁気ディスク装置、
半導体記憶装置が代表的なものである。
【0024】表示部2は、処理結果を表示するもので、
図4のグラフィックディスプレイ16が代表的なもので
ある。
【0025】なお、本発明の特徴部分は、図2の一点鎖
線で囲んだ範囲にあり、処理部1と表示部2とに係わる
範囲にある。
【0026】次に、図3のフロ−チャ−トを用いて、本
実施例の内容を説明する。
【0027】まず利用者は、図2の表示形態設定部3を
介して、3次元空間の表示方法を入力する(ステップ3
1)。表示方法としては、例えば、視線方向と投影方法
とを入力する。視線方向とは、3次元空間(例えばX-
Y-Z座標系とする、)を視る方向のことである。例え
ば、次のQの形で与える。 Q=(Qx,Qy,Qz) …………(1) また、その数値例を示すと、つぎのようなものとなる
(図6)。 (Qx,Qy,Qz)=(0.64,0.45,0.625)…………(2) また、投影方法とは、上記射影平面に3次元空間の形を
どう作るかを示すもので、例えば、平行射影を用いると
いうこと、というように与える。
【0028】以上の入力情報から、表示形態設定部3は
射影平面を作成する。射影平面とは、3次元空間の形を
画面に表示するためのデ−タを作成するためのものであ
り、以下に一般的に用いられる射影平面の設定手順の一
例を示す。
【0029】まず、射影平面は上記視線方向Qに垂直な
面で、直交する2つの単位ベクトルU、Vと原点P0
で表される面とする。且つ、その面は、画面に表示した
とき、軸Uが画面の横方向に対応し、軸Vが画面の縦方
向に対応するものとする。また、U-Vの3次元空間で
設定の仕方はX-Y-Z座標系のY軸を画面の縦方向(す
なわちV方向)に見えるようにする。この条件での、単
位ベクトルU、Vと原点P0は次の形となる。
【0030】U=(Ux,Uy,Uz)…………(3) Ux=−Qy/√(Qx2+Qy2) Uy= Qx/√(Qx2+Qy2) Uz= 0.0 V=(Vx,Vy,Vz)…………(4) V=Q×U,(注)×はベクトル積 Vx=−QxQz/√(Qx2+Qy2) Vy=−QyQz/√(Qx2+Qy2) Vz=√(Qx2+Qy2) P0=(Px0,Py0,Pz0)…………(5) これらに上記Q=(Qx,Qy,Qz)の数値例を用いると、U
=(Ux,Uy,Uz)、V=(Vx,Vy,Vz)は、例えば、つぎの
ようになる(図7にデ−タ例)。 (Ux,Uy,Uz)=(−0.58,0.82,0.0)…………(6) (Vx,Vy,Vz)=(−0.51,−0.36,0.78)…………(7) また、P0=(Px0,Py0,Pz0)は、平行射影のとき、どこ
に設定しても同一なので、ここでは、 (Px0,Py0,Pz0)=(0.0,0.0,0.0) …………(8) とする。
【0031】表示形態設定部3は、上記のような手順で
えられた射影平面と、視線方向とを、処理部1へ引き渡
す。
【0032】次に、ステップ32では、処理部1におい
て表示座標軸の方向成分値を算出する。表示座標軸は、
上記の視線方向と射影平面とから、3次元空間の座標軸
の射影平面上への射影結果の形状として作る。まず、表
示座標軸のX-Y-Z座標系での各軸方向は、次の値であ
る。 X軸方向………(1.0,0.0,0.0) ………(9) Y軸方向………(0.0,1.0,0.0) ………(10) Z軸方向………(0.0,0.0,1.0) ………(11) これらの方向を、画面上で表すときは、U−V座標系に
変換して表せばよい。U−V座標系で表すには、上記方
向とU−V座標系をあらわすU、Vとのスカラ積をとれ
ばよい。結果を示すと次のようになる。
【0033】X軸方向・単位長のU軸方向成分値xu
は、 xu=(1.0,0.0,0.0)・U=(1.0,0.0,0.0)・(Ux,Uy,Uz) =Ux X軸方向・単位長のV軸方向成分値xvは、 xv=(1.0,0.0,0.0)・V=(1.0,0.0,0.0)・(Vx,Vy,Vz) =Vx Y軸方向・単位長のU軸方向成分値yuは、 yu=(0.0,1.0,0.0)・U=(0.0,1.0,0.0)・(Ux,Uy,Uz) =Uy Y軸方向・単位長のV軸方向成分値yvは、 yv=(0.0,1.0,0.0)・V=(0.0,1.0,0.0)・(Vx,Vy,Vz) =Vy Z軸方向・単位長のU軸方向成分値zuは、 zu=(0.0,0.0,1.0)・U=(0.0,0.0,1.0)・(Ux,Uy,Uz) =Uz Z軸方向・単位長のV軸方向成分値zvは、 zv=(0.0,0.0,1.0)・V=(0.0,0.0,1.0)・(Vx,Vy,Vz) =Vz まとめると、U−V座標系での各軸の方向、即ち各軸・
単位長のU−V座標系でのベクトルは、つぎの値とな
る。 (xu,xv)=(Ux,Vx) ………(12) (yu,yv)=(Uy,Vy) ………(13) (zu,zv)=(Uz,Vz) ………(14) 次に、ステップ33では、3次元空間の位置を位置入力
部4を介して入力し、以下これを入力点とする。例え
ば、入力点をP1=(Px1,Py1,Pz1)という形態で処理部
1が得る。数値例では、例えば、次の値を得る(図
5)。 (Px1,Py1,Pz1)=(20.0,30.0,30.0)………(15) 次に、ステップ34では、処理部1において入力点の画
面上(UV面上)での表示位置を算出し、表示部2に出
力し表示する。この画面上の表示位置を、以下表示点と
いう。例えば、表示点P1=(Pu1,Pv1)は、次の手順で
算出する。まず、表示点の元となる入力点はX-Y-Z座
標系で表現すると次の形である。 P1=(Px1,Py1,Pz1) これを表示するときの表示座標軸・原点からの大きさ
は、次の形である。 P1−P0=(Px1−Px0,Py1−Py0,Pz1−Pz0)………(16) これのU-V座標系での値は、表示点P1=(Pu1,P
v1)、「表示座標軸・原点の画面上での表示位置」をP3
(Pu3,Pv3)とすれば、 Pu1=(P1−P0)・U+Pu3 ………(17) =(Px1−Px0)Ux+(Py1−Py0)Uy+(Pz1−Pz0)Uz+Pu3 Pv1=(P1−P0)・V+Pv3 ………(18) =(Px1−Px0)Vx+(Py1−Py0)Vy+(Pz1−Pz0)Vz+Pv3 ここで得た(Pu1,Pv1)が表示点である。
【0034】数値例でいえば、 Pu1=20.0(-0.58)+30.0(0.82)+30.0(0.0)+0.0 =13.0 Pv1=20.0(-0.51)+30.0(-0.36)+30.0(0.78)+0.0 =2.4 即ち、 (Pu1,Pv1)=(13.0,2.4)………(19) を得る(図8参照)。
【0035】次に、ステップ35では、位置関係表示線
の必要点を算出する。位置関係表示線を、例えば、図1
1の破線のように表示するとすれば、図11のP3
4、P5、P6、P7、P8の画面上での座標値が必要で
ある。位置関係表示線の必要点のデ−タの例を図10に
示す。それらの点が得られると、図11に示すように、
5本の線分P47、線分P57、線分P37、線分P6
8、線分P78を用いて位置関係表示線を表示でき
る。これら必要な点、P3、P4、P5、P6、P7、P
8は、次の手順で得る。
【0036】まず、入力点:P1=(Px1,Py1,Pz1)の各
軸上での値は、表示座標軸・原点P0=(Px0,Py0,Pz0
から、 P1−P0=(Px1−Px0,Py1−Py0,Pz1−Pz0)………(20) 例えば、数値例を示せば、入力点P1=(Px1,Py1,Pz1
を上記のように、 (Px1,Py1,Pz1)=(20.0,30.0,30.0)………(15) とし、 P0=(Px0,Py0,Pz0)=(0.0,0.0,0.0) ………(8) としたとき、 P1−P0=(Px1−Px0,Py1−Py0,Pz1−Pz0) =(20.0,30.0,30.0) ………(21) となる。
【0037】表示座標軸のX-Y-Z座標系での各軸の位
置は、 X軸方向上の入力点位置………(Px1−Px0,0.0,0.0)………(22) Y軸方向上の入力点位置………(0.0,Py1−Py0,0.0)………(23) Z軸方向上の入力点位置………(0.0,0.0,Pz1−Pz0)………(24) X軸、Y軸、Z軸の単位長での方向値は、 (xu,xv)=(Ux,Vx) ………(12) (yu,yv)=(Uy,Vy) ………(13) (zu,zv)=(Uz,Vz) ………(14) ここで、「表示座標軸・原点の画面上での表示位置」を
(0.0,0.0)としたとき,X軸の先端位置(Xu,Xv)
と、Y軸の先端位置(Yu,Yv)と、Z軸の先端位置(Z
u,Zv)とは、各々次の値となる。 (Xu,Xv)=(Px1−Px0)(Ux,Vx)………(25) (Yu,Yv)=(Py1−Py0)(Uy,Vy)………(26) (Zu,Zv)=(Pz1−Pz0)(Uz,Vz)………(27) ここで「表示座標軸・原点の画面上での表示位置」をP3
(Pu3,Pv3)と一般的にすればP4、P5、P6は、つぎ
の手順で得られる。 P4=(Pu4,Pv4) ………(28) =(Xu,Xv)+P3 成分値で言えば、 Pu4=(Px1−Px0)Ux+Pu3 Pv4=(Px1−Px0)Vx+Pv35=(Pu5,Pv5) ………(29) =(Yu,Yv)+P3 成分値で言えば、 Pu5=(Py1−Py0)Uy+Pu3 Pv5=(Py1−Py0)Vy+Pv36=(Pu6,Pv6) ………(30) =(Zu,Zv)+P3 成分値で言えば、 Pu6=(Pz1−Pz0)Uz+Pu3 Pv6=(Pz1−Pz0)Vz+Pv3 また、P7、P8は次の手順で得る。 P7=(Pu7,Pv7) ………(31) Pu7=Pu4+(Py1−Py0)Uy Pv7=Pv4+(Py1−Py0)Vy P8=(Pu8,Pv8) ………(32) Pu8=Pu7+(Pz1−Pz0)Uz Pv8=Pv7+(Pz1−Pz0)Vz なお、このP8は、ステップ34で得られた表示点P1
(Pu1,Pv1)と同一である。
【0038】例えば、上記数値例では、次の値となる。
なお、P3=(Pu3,Pv3)=(0.0,0.0)とする。 P4=(Pu4,Pv4)=(Xu,Xv)+P3 =20.0(-0.58,-0.51)+(0.0,0.0) =(-11.6,-10.2) ………(33) P5=(Pu5,Pv5)=(Yu,Yv)+P3 =30.0(-0.82,-0.36)+(0.0,0.0) =(24.5,-10.8) ………(34) P6=(Pu6,Pv6)=(Zu,Zv)+P3 =30.0(0.0,0.78)+(0.0,0.0) =(0.0,23.4) ………(35) P7=(Pu7,Pv7) Pu7=Pu4+(Py1−Py0)Uy =-11.6+30.0×0.82 =13.0 Pv7=Pv4+(Py1−Py0)Vy =-10.2+30.0×(-0.36) =-21.0 即ち P7=(Pu7,Pv7) =(13.0,-21.0) ………(36) P8は、入力点と同一なので、上記で得た(Pu1,Pv1)か
ら、 P8=(Pu8,Pv8) =(13.0,2.4) ………(37) 次に、ステップ36では、表示座標軸の必要点を算出す
る。
【0039】表示座標軸を表示するには、「表示座標軸・
原点の画面上での表示位置」P3と、X軸の先端位置
41、Y軸の先端位置P51、及びZ軸の先端位置P61
必要である。このステップをステップ35の後に持って
来たのは、先に作成した破線(位置関係表示線)に応じ
て表示座標軸の長さを調節できるようにするためであ
る。
【0040】まず、P3は上記で設定したように、 P3=(Pu3,Pv3) 他のP41、P51、P61はつぎの手順で得る。ここで、X
軸、Y軸、Z軸のP4、P5、P6から各々はみだした分
の長さをdとしたとき、各々の表示軸先端の位置は、以
下の値で得る。 P41=P4+d(Ux,Vx)………(38) Pu41=Pu4+dUx Pv41=Pv4+dVx P51=P5+d(Uy,Vy)………(39) Pu51=Pu5+dUy Pv51=Pv5+dVy P61=P6+d(Uz,Vz)………(40) Pu61=Pu6+dUz Pv61=Pv6+dVz 例えば、数値例では、 d=10.0 とすれば、次のように得られる。 P41=P4+d(Ux,Vx) =(-11.6,-10.2)+10.0(-0.58,-0.51) =(-17.4,-15.3) ………(41) P51=P5+d(Uy,Vy) =(24.5,-10.8)+10.0(0.82,-0.36) =(32.7,-14.4) ………(42) P61=P6+d(Uz,Vz) =(0.0,23.4)+10.0(0.0,0.78) =(0.0,31.2) ………(43) 次に、ステップ37では、表示座標軸の表示を行う。例
えば、上記で得たP3、P41、P51、P61を用い、線分
341、線分P351、線分P361を実線で表示す
る。図例は、図11を参照。
【0041】最後に、ステップ38では、位置関係表示
線の表示を行う。例えば、上記で得たP3、P4、P5
6、P7、P8を用い、線分P47、線分P57、線分
37、線分P68、線分P78を破線で表示する。
【0042】以上の実施例において、入力点を次々に連
続的に変化しながら入力を行ない、ステップ33乃至3
8の処理を繰り返して行うようにすることができる。こ
の例では、表示座標軸を固定し入力点を移動する場合
や、入力点を固定し表示座標軸を移動する場合があり、
位置関係表示線の表示動作、または、表示座標軸表示と
位置関係表示線の表示とを組合わせた動作が、入力点の
入力動作に追随して繰り返し行われる。これによって、
入力点と表示座標軸との相対位置関係が動くと、位置関
係表示線も含めて動きが与えられるので、より一層、入
力点位置の立体的な把握が容易となる。
【0043】また、以上の実施例において、入力点の位
置座標、表示座標軸の長さ、位置関係表示線等のスケー
ル全体を伸縮することにより、遠近感を表現させること
もできる。
【0044】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明によ
れば、平面的な画面を用いて3次元空間内の入力点の位
置を表示する際に、表示座標軸、及びこの座標座標軸と
入力点との位置関係を示す位置関係表示線を加えること
によって、入力点以外に表示するものがない状態でも、
利用者が入力点の奥行きを含む立体的な位置を視覚的に
容易に確認することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を適用して入力位置を表示し
た画面例を示す図である。
【図2】本発明に用いる処理システムの構成及びデータ
の流れを示す図である。
【図3】本発明による処理手順の一例を示すフロー図で
ある。
【図4】本発明に用いるコンピュ−タシステムの典型的
な機器構成図である。
【図5】入力点を表すデ−タの一例を示す図である。
【図6】視線方向を表わすデ−タの一例を示す図であ
る。
【図7】射影平面を表わすデ−タの一例を示す図であ
る。
【図8】表示点を表わすデ−タの一例を示す図である。
【図9】表示座標軸を表わすデ−タの一例を示す図であ
る。
【図10】位置関係表示線の端点位置のデ−タの一例を
示す図である。
【図11】位置関係表示線とその端点位置を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 処理部 2 表示部 3 表示形態設定部 4 位置入力部 11 キ−ボ−ド 12 マウス 13 タブレット 14 中央処理装置 15 補助記憶装置 16 グラフィックディスプレイ X,Y,Z 表示座標軸 La,Lb,Lc,Ld,Le 位置関係表示線 O 基準点(表示座標軸・原点)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3次元空間の位置デ−タを入出力して画
    面にその位置を表示するデ−タ処理システムにおいて、
    指定された基準点から所要の長さを持つ表示座標軸を表
    示する手段と、画面上に、利用者により入力される3次
    元空間内の入力点の位置を表示点として表示すると共
    に、前記表示座標軸と前記表示点との位置関係を表わす
    位置関係表示線を表示する手段とを備えたことを特徴と
    する3次元空間での入力位置の確認方法。
  2. 【請求項2】 前記入力点が連続的に入力されたとき、
    前記位置関係表示線表示手段の動作、または前記表示座
    標軸表示手段及び前記位置関係表示線表示手段を組み合
    わせた動作を、前記入力点の入力に追従させて繰り返す
    手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の3次元空
    間での入力位置の確認方法。
  3. 【請求項3】 前記表示座標軸の前記位置関係表示線と
    の交点近傍に、前記入力点の位置の軸方向の成分値を表
    示する手段を備えたことを特徴とする請求項1または2
    記載の3次元空間での入力位置の確認方法。
  4. 【請求項4】 表示中の表示座標軸の長さを、前記入力
    点の位置の表示座標軸方向の成分値に対応した長さで表
    示する手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし3
    のいずれか1記載の3次元空間での入力位置の確認方
    法。
JP3254262A 1991-09-06 1991-09-06 3次元空間での入力位置の確認方法 Pending JPH0567192A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8193744B2 (en) 2005-11-18 2012-06-05 Lutron Electronics Co., Inc. Method and apparatus for quiet fan speed control

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8193744B2 (en) 2005-11-18 2012-06-05 Lutron Electronics Co., Inc. Method and apparatus for quiet fan speed control

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