JP2787868B2 - 数値制御装置 - Google Patents
数値制御装置Info
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- JP2787868B2 JP2787868B2 JP4070684A JP7068492A JP2787868B2 JP 2787868 B2 JP2787868 B2 JP 2787868B2 JP 4070684 A JP4070684 A JP 4070684A JP 7068492 A JP7068492 A JP 7068492A JP 2787868 B2 JP2787868 B2 JP 2787868B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、数値制御装置に関し、
さらに詳しくは、高い精度で加工プログラムをチェック
可能な数値制御装置(以下、NC装置)に関する。
さらに詳しくは、高い精度で加工プログラムをチェック
可能な数値制御装置(以下、NC装置)に関する。
【0002】
【従来の技術】図24は、従来のNC装置700の構成
を示したブロック図である。このNC装置700におい
て、CPU1には、データおよびアドレスバス2を介し
て通信インタフェース3,メモリ4,表示メモリ5,表
示装置制御部6,入力装置インタフェース7,駆動制御
部8,データ入出力制御部9および信号入出力制御部1
0が接続されている。表示装置制御部6には、表示装置
11が接続されている。また、入力装置インタフェース
3には、入力装置12が接続されている。さらに、駆動
制御部8には、工作機械13が接続されている。
を示したブロック図である。このNC装置700におい
て、CPU1には、データおよびアドレスバス2を介し
て通信インタフェース3,メモリ4,表示メモリ5,表
示装置制御部6,入力装置インタフェース7,駆動制御
部8,データ入出力制御部9および信号入出力制御部1
0が接続されている。表示装置制御部6には、表示装置
11が接続されている。また、入力装置インタフェース
3には、入力装置12が接続されている。さらに、駆動
制御部8には、工作機械13が接続されている。
【0003】図25は、上記NC装置700内に構築さ
れる三次元ソリッドモデル表示システム800を示すブ
ロック図である。この三次元ソリッドモデル表示システ
ム800において、三次元ソリッドモデリング手段21
は、CSG(Constructive Solid Geometry)や,Bound
ary 表現などのソリッドモデル表現方法によって、三次
元ソリッドモデルの三次元形状データを生成する。輝度
算出手段22は、三次元ソリッドモデルの各平面の法線
単位ベクトルと照明光源の光線単位ベクトルの内積を求
め、この内積より三次元ソリッドモデルの輝度データを
求める。座標変換手段23は、与えられた視点から見た
三次元ソリッドモデルの投影座標データを求める。表示
手段24は、与えられた視点から見た三次元ソリッドモ
デルを前記輝度データと投影座標データとにより表示装
置11に表示する。
れる三次元ソリッドモデル表示システム800を示すブ
ロック図である。この三次元ソリッドモデル表示システ
ム800において、三次元ソリッドモデリング手段21
は、CSG(Constructive Solid Geometry)や,Bound
ary 表現などのソリッドモデル表現方法によって、三次
元ソリッドモデルの三次元形状データを生成する。輝度
算出手段22は、三次元ソリッドモデルの各平面の法線
単位ベクトルと照明光源の光線単位ベクトルの内積を求
め、この内積より三次元ソリッドモデルの輝度データを
求める。座標変換手段23は、与えられた視点から見た
三次元ソリッドモデルの投影座標データを求める。表示
手段24は、与えられた視点から見た三次元ソリッドモ
デルを前記輝度データと投影座標データとにより表示装
置11に表示する。
【0004】上記NC装置700では、上記三次元ソリ
ッドモデル表示システム800を用いて、加工プログラ
ムのシミュレーションを行うことが出来る。すなわち、
被加工物形状と工具形状を表示装置11に表示し、加工
プログラムにしたがって被加工物形状の上に工具形状を
移動させることにより、加工後の被加工物形状を見るこ
とが出来る。
ッドモデル表示システム800を用いて、加工プログラ
ムのシミュレーションを行うことが出来る。すなわち、
被加工物形状と工具形状を表示装置11に表示し、加工
プログラムにしたがって被加工物形状の上に工具形状を
移動させることにより、加工後の被加工物形状を見るこ
とが出来る。
【0005】他の関連する先行技術としては、特開平2
−198743号公報に記載の技術がある。これは、三
次元情報をZ軸に対応するX軸,Y軸の二次元情報とし
て取り扱うことによりデータ量を低減する提案である。
−198743号公報に記載の技術がある。これは、三
次元情報をZ軸に対応するX軸,Y軸の二次元情報とし
て取り扱うことによりデータ量を低減する提案である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のNC装置700
における三次元ソリッドモデル表示システム800を用
いた加工プログラムのシミュレーションは、どのように
被加工物が加工されていくかを見るのには適していた
が、被加工物形状を一つの方向から見た画像を表示する
だけであったため、他の方向から見た被加工物形状や所
望位置での断面形状を画面で確認できず、加工プログラ
ムを精密にチェックするという点では必ずしも適したも
のではなかった。一方、特開平2−198743号公報
に記載の技術は、データ量を低減することを目的とした
ものであり、加工プログラムをチェックするという点で
は何らの効果をもたらすものではなかった。
における三次元ソリッドモデル表示システム800を用
いた加工プログラムのシミュレーションは、どのように
被加工物が加工されていくかを見るのには適していた
が、被加工物形状を一つの方向から見た画像を表示する
だけであったため、他の方向から見た被加工物形状や所
望位置での断面形状を画面で確認できず、加工プログラ
ムを精密にチェックするという点では必ずしも適したも
のではなかった。一方、特開平2−198743号公報
に記載の技術は、データ量を低減することを目的とした
ものであり、加工プログラムをチェックするという点で
は何らの効果をもたらすものではなかった。
【0007】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、直交する3方向から見た被加工
物形状を画面で確認できるようにし、高い精度で加工プ
ログラムをチェック可能とした数値制御装置を提供する
ことを第1の目的とするものである。また、所望位置で
の断面形状を画面で確認できるようにし、高い精度で加
工プログラムをチェック可能とした数値制御装置を提供
することを第2の目的とするものである。
ためになされたもので、直交する3方向から見た被加工
物形状を画面で確認できるようにし、高い精度で加工プ
ログラムをチェック可能とした数値制御装置を提供する
ことを第1の目的とするものである。また、所望位置で
の断面形状を画面で確認できるようにし、高い精度で加
工プログラムをチェック可能とした数値制御装置を提供
することを第2の目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る数値制
御装置は、三次元ソリッドモデル表示システムを有する
数値制御装置において、三次元ソリッドモデルの上界面
のZ値を二次元配列としたZ−mapモデルデータを生
成する三次元ソリッドモデリング手段と、前記Z−ma
pモデルデータのZ値を指定された手順で読み取り、そ
の読み取ったZ値に基づいて輪郭線を構成し、その輪郭
線を合成して三面図を生成する三面図生成手段と、生成
した三面図を表示装置に表示する表示手段とを具備した
ことを特徴とする。
御装置は、三次元ソリッドモデル表示システムを有する
数値制御装置において、三次元ソリッドモデルの上界面
のZ値を二次元配列としたZ−mapモデルデータを生
成する三次元ソリッドモデリング手段と、前記Z−ma
pモデルデータのZ値を指定された手順で読み取り、そ
の読み取ったZ値に基づいて輪郭線を構成し、その輪郭
線を合成して三面図を生成する三面図生成手段と、生成
した三面図を表示装置に表示する表示手段とを具備した
ことを特徴とする。
【0009】第2の発明に係る数値制御装置は、三次元
ソリッドモデル表示システムを有する数値制御装置にお
いて、三次元ソリッドモデルの上界面のZ値を二次元配
列としたZ−mapモデルデータを生成する三次元ソリ
ッドモデリング手段と、前記Z−mapモデルデータを
所定のX直線,Y直線,X階段線またはY階段線に沿っ
て抽出して断面図を生成する断面図生成手段と、生成し
た断面図を表示装置に表示する表示手段とを具備したこ
とを特徴とする。
ソリッドモデル表示システムを有する数値制御装置にお
いて、三次元ソリッドモデルの上界面のZ値を二次元配
列としたZ−mapモデルデータを生成する三次元ソリ
ッドモデリング手段と、前記Z−mapモデルデータを
所定のX直線,Y直線,X階段線またはY階段線に沿っ
て抽出して断面図を生成する断面図生成手段と、生成し
た断面図を表示装置に表示する表示手段とを具備したこ
とを特徴とする。
【0010】
【作用】第1の発明の数値制御装置では、三次元ソリッ
ドモデルの上界面のZ値からZ−mapモデルデータを
生成し、このZ−mapモデルデータのZ値を読み取
り、輪郭線を構成し、その輪郭線を合成して三面図を得
て、これを表示する。
ドモデルの上界面のZ値からZ−mapモデルデータを
生成し、このZ−mapモデルデータのZ値を読み取
り、輪郭線を構成し、その輪郭線を合成して三面図を得
て、これを表示する。
【0011】第2の発明の数値制御装置では、三次元ソ
リッドモデルの上界面のZ値からZ−mapモデルデー
タを生成し、このZ−mapモデルデータを所定のX直
線,Y直線,X階段線またはY階段線に沿って抽出して
断面図を得て、これを表示する。
リッドモデルの上界面のZ値からZ−mapモデルデー
タを生成し、このZ−mapモデルデータを所定のX直
線,Y直線,X階段線またはY階段線に沿って抽出して
断面図を得て、これを表示する。
【0012】このように、簡単な処理により三面図また
は断面図を生成/表示できるから、直交する3方向から
見た被加工物形状または所望位置での断面形状を画面で
確認でき、加工プログラムのチェックの精度を高く出来
る。
は断面図を生成/表示できるから、直交する3方向から
見た被加工物形状または所望位置での断面形状を画面で
確認でき、加工プログラムのチェックの精度を高く出来
る。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。図1は、
本発明の一実施例のNC装置100の構成を示したブロ
ック図である。このNC装置100において、CPU1
には、データおよびアドレスバス2を介して通信インタ
フェース3,メモリ4,表示メモリ5,表示装置制御部
6,入力装置インタフェース7,駆動制御部8,データ
入出力制御部9および信号入出力制御部10が接続され
ている。表示装置制御部6には、表示装置11が接続さ
れている。また、入力装置インタフェース7には、入力
装置12が接続されている。さらに、駆動制御部8に
は、工作機械13が接続されている。
本発明の一実施例のNC装置100の構成を示したブロ
ック図である。このNC装置100において、CPU1
には、データおよびアドレスバス2を介して通信インタ
フェース3,メモリ4,表示メモリ5,表示装置制御部
6,入力装置インタフェース7,駆動制御部8,データ
入出力制御部9および信号入出力制御部10が接続され
ている。表示装置制御部6には、表示装置11が接続さ
れている。また、入力装置インタフェース7には、入力
装置12が接続されている。さらに、駆動制御部8に
は、工作機械13が接続されている。
【0014】図2は、上記NC装置100内に構築され
る三面図表示システム200を示すブロック図である。
この三面図表示システム200は、三次元ソリッドモデ
リング手段31と,三面図生成手段32と,表示手段2
4とからなる。
る三面図表示システム200を示すブロック図である。
この三面図表示システム200は、三次元ソリッドモデ
リング手段31と,三面図生成手段32と,表示手段2
4とからなる。
【0015】三次元ソリッドモデリング手段31は、被
加工物形状の上界面のZ値を算出し、二次元配列に格納
する。この二次元配列に格納したデータをZ−mapモ
デルデータと呼ぶ。三面図生成手段32は、前記Z−m
apモデルデータをXZ平面に写像することにより正面
図のビットマップデータを生成する正面図生成手段32
aと、前記Z−mapモデルデータをYZ平面に写像す
ることにより側面図のビットマップデータを生成する側
面図生成手段32bと、前記Z−mapモデルデータを
XY平面に写像することにより平面図のビットマップデ
ータを生成する平面図生成手段32cとからなる。表示
手段24は、前記正面図,側面図,平面図のビットマッ
プデータを表示メモリ5に転送し、表示装置11に三面
図の表示を行う。
加工物形状の上界面のZ値を算出し、二次元配列に格納
する。この二次元配列に格納したデータをZ−mapモ
デルデータと呼ぶ。三面図生成手段32は、前記Z−m
apモデルデータをXZ平面に写像することにより正面
図のビットマップデータを生成する正面図生成手段32
aと、前記Z−mapモデルデータをYZ平面に写像す
ることにより側面図のビットマップデータを生成する側
面図生成手段32bと、前記Z−mapモデルデータを
XY平面に写像することにより平面図のビットマップデ
ータを生成する平面図生成手段32cとからなる。表示
手段24は、前記正面図,側面図,平面図のビットマッ
プデータを表示メモリ5に転送し、表示装置11に三面
図の表示を行う。
【0016】図3は、三次元ソリッドモデリング手段3
1の動作のフロー図である。ステップ41で、入力装置
12などから対象形状を構成する基本立体を入力する。
例えば、図4に示すような対象形状の場合は、 基本立体: 直方体1(xmin、ymin、zmin、xmax、ymax、zmax)=(x1、y1、z1、
x2、y2、z2) 直方体2(xmin、ymin、zmin、xmax、ymax、zmax)=(x3、y3、z2、
x4、y4、z3) と入力する。
1の動作のフロー図である。ステップ41で、入力装置
12などから対象形状を構成する基本立体を入力する。
例えば、図4に示すような対象形状の場合は、 基本立体: 直方体1(xmin、ymin、zmin、xmax、ymax、zmax)=(x1、y1、z1、
x2、y2、z2) 直方体2(xmin、ymin、zmin、xmax、ymax、zmax)=(x3、y3、z2、
x4、y4、z3) と入力する。
【0017】ステップ42で、対象形状を構成する基本
立体の組合せ方法を入力する。例えば、図4に示すよう
な対象形状の場合は、 組み合せ方法: + と入力する。
立体の組合せ方法を入力する。例えば、図4に示すよう
な対象形状の場合は、 組み合せ方法: + と入力する。
【0018】ステップ43で、対象形状の上界面のZ値
を算出する。すなわち、対象形状に含まれる(x,y,
z)座標であって、同一の(x,y)座標に対応したz
座標のうちの最大値を求める。ステップ44で、対象形
状の上界面のZ値を二次元配列に格納する。以上によ
り、例えば、図4に示すような対象形状の場合は、図5
に示すようなZ−mapモデルデータ(zij)が得られ
る。なお、この図5のZ−mapモデルデータ(z ij )
は、座標(x 1 ,y 1 )を基点とする相対座標(i,j)
で二次元配列を表している。
を算出する。すなわち、対象形状に含まれる(x,y,
z)座標であって、同一の(x,y)座標に対応したz
座標のうちの最大値を求める。ステップ44で、対象形
状の上界面のZ値を二次元配列に格納する。以上によ
り、例えば、図4に示すような対象形状の場合は、図5
に示すようなZ−mapモデルデータ(zij)が得られ
る。なお、この図5のZ−mapモデルデータ(z ij )
は、座標(x 1 ,y 1 )を基点とする相対座標(i,j)
で二次元配列を表している。
【0019】図6は、三面図生成手段32の正面図生成
手段32aで正面図を生成する動作のフロー図である。 ステップ51で、Y軸カウンタjの初期化を行う(j=0)。 ステップ52で、X軸カウンタiの初期化を行う(i=0)。 ステップ54で、X軸カウンタi,Y軸カウンタjに対
応するZ−mapデータ(zij)を読み出す。最初は
(i,j)=(0,0)なので、図5の例では(z 2 )
を読み出す。ステップ55で、読み出したZ−mapデ
ータ(zij)から稜線の描画点piを求める。すなわ
ち、 pi=(i,zij) i=0のとき、図5の例では、p 0 =(0,z 2 )となる。 ステップ56で、X軸カウンタiをインクリメントする(i=i+1)。 ステップ57で、X軸カウンタiが二次元配列の最後の
iの値を越えるまで前記ステップ54〜ステップ56を
繰り返す。これにより、j=0のとき、図5の例では、 p 0 =(0,z 2 ),p 1 =(1,z 2 ),…,p x2 ー x1 =(x 2 ー x 1 ,z 2 ) が得られる。 ステップ58で、各描画点p0,p1,
p2,… をつなぐ多角形を、表示手段24により表示装
置12に描画する。 ステップ59で、Y軸カウンタjをインクリメントする(j=j+1)。 ステップ60で、Y軸カウンタjが二次元配列の最後の
jの値を越えるまで前記ステップ52〜ステップ59を
繰り返す。以上により、例えば、図4に示すような対象
形状の場合は、図7に示すような正面図が得られる。
手段32aで正面図を生成する動作のフロー図である。 ステップ51で、Y軸カウンタjの初期化を行う(j=0)。 ステップ52で、X軸カウンタiの初期化を行う(i=0)。 ステップ54で、X軸カウンタi,Y軸カウンタjに対
応するZ−mapデータ(zij)を読み出す。最初は
(i,j)=(0,0)なので、図5の例では(z 2 )
を読み出す。ステップ55で、読み出したZ−mapデ
ータ(zij)から稜線の描画点piを求める。すなわ
ち、 pi=(i,zij) i=0のとき、図5の例では、p 0 =(0,z 2 )となる。 ステップ56で、X軸カウンタiをインクリメントする(i=i+1)。 ステップ57で、X軸カウンタiが二次元配列の最後の
iの値を越えるまで前記ステップ54〜ステップ56を
繰り返す。これにより、j=0のとき、図5の例では、 p 0 =(0,z 2 ),p 1 =(1,z 2 ),…,p x2 ー x1 =(x 2 ー x 1 ,z 2 ) が得られる。 ステップ58で、各描画点p0,p1,
p2,… をつなぐ多角形を、表示手段24により表示装
置12に描画する。 ステップ59で、Y軸カウンタjをインクリメントする(j=j+1)。 ステップ60で、Y軸カウンタjが二次元配列の最後の
jの値を越えるまで前記ステップ52〜ステップ59を
繰り返す。以上により、例えば、図4に示すような対象
形状の場合は、図7に示すような正面図が得られる。
【0020】図8は、三面図生成手段32の側面図生成
手段32bで側面図を生成する動作のフロー図である。 ステップ61で、X軸カウンタiの初期化を行う(i=0)。 ステップ62で、Y軸カウンタjの初期化を行う(j=0)。 ステップ64で、X軸カウンタi,Y軸カウンタjに対
応するZ−mapデータ(zij)を読み出す。ステップ
65で、読み出したZ−mapデータ(zij)から稜線
の描画点pjを求める。すなわち、pj=(j,zij) ステップ66で、Y軸カウンタjをインクリメントする(j=j+1)。 ステップ67で、Y軸カウンタjが二次元配列の最後の
jの値を越えるまで前記ステップ64〜ステップ66を
繰り返す。ステップ68で、各描画点p0,p1,p2,
… をつなぐ多角形を、表示手段24により表示装置1
2に描画する。 ステップ69で、X軸カウンタiをインクリメントする(i=i+1)。 ステップ70で、X軸カウンタiが二次元配列の最後の
iの値を越えるまで前記ステップ62〜ステップ69を
繰り返す。以上により、例えば、図4に示すような対象
形状の場合は、図9に示すような側面図が得られる。
手段32bで側面図を生成する動作のフロー図である。 ステップ61で、X軸カウンタiの初期化を行う(i=0)。 ステップ62で、Y軸カウンタjの初期化を行う(j=0)。 ステップ64で、X軸カウンタi,Y軸カウンタjに対
応するZ−mapデータ(zij)を読み出す。ステップ
65で、読み出したZ−mapデータ(zij)から稜線
の描画点pjを求める。すなわち、pj=(j,zij) ステップ66で、Y軸カウンタjをインクリメントする(j=j+1)。 ステップ67で、Y軸カウンタjが二次元配列の最後の
jの値を越えるまで前記ステップ64〜ステップ66を
繰り返す。ステップ68で、各描画点p0,p1,p2,
… をつなぐ多角形を、表示手段24により表示装置1
2に描画する。 ステップ69で、X軸カウンタiをインクリメントする(i=i+1)。 ステップ70で、X軸カウンタiが二次元配列の最後の
iの値を越えるまで前記ステップ62〜ステップ69を
繰り返す。以上により、例えば、図4に示すような対象
形状の場合は、図9に示すような側面図が得られる。
【0021】図10は、三面図生成手段32の平面図生
成手段32cで平面図を生成する動作のフロー図であ
る。 ステップ71で、X軸カウンタiの初期化を行う(i=0)。 ステップ72で、Y軸カウンタjの初期化を行う(j=0)。 ステップ73で、X軸カウンタi,Y軸カウンタjに対
応するZ−mapデータ(zij)を読み出す。ステップ
74で、隣接する3点のZ−mapデータ
(z(i+1)j),(zi(j+1)),(z(i+1)(j+1))を読み
出す。ステップ75で、(zij)と(z(i+1)j),(z
i(j+1)),(z(i+1)(j+1))を比較し、いずれとも同じ
か判定する。同じでないならステップ76に進み、同じ
ならステップ77に進む。ステップ76で、X軸カウン
タi,Y軸カウンタjが示す座標(i,j)のビットマ
ップに表示手段24によって点を描画する。 ステップ77で、Y軸カウンタjをインクリメントする(j=j+1)。 ステップ78で、Y軸カウンタjが二次元配列の最後の
jの値を越えるまで前記ステップ73〜ステップ77を
繰り返す。 ステップ79で、X軸カウンタiをインクリメントする(i=i+1)。 ステップ80で、X軸カウンタiが二次元配列の最後の
iの値を越えるまで前記ステップ72〜ステップ79を
繰り返す。以上により、例えば、図4に示すような対象
形状の場合は、図11に示すような平面図が得られる。
成手段32cで平面図を生成する動作のフロー図であ
る。 ステップ71で、X軸カウンタiの初期化を行う(i=0)。 ステップ72で、Y軸カウンタjの初期化を行う(j=0)。 ステップ73で、X軸カウンタi,Y軸カウンタjに対
応するZ−mapデータ(zij)を読み出す。ステップ
74で、隣接する3点のZ−mapデータ
(z(i+1)j),(zi(j+1)),(z(i+1)(j+1))を読み
出す。ステップ75で、(zij)と(z(i+1)j),(z
i(j+1)),(z(i+1)(j+1))を比較し、いずれとも同じ
か判定する。同じでないならステップ76に進み、同じ
ならステップ77に進む。ステップ76で、X軸カウン
タi,Y軸カウンタjが示す座標(i,j)のビットマ
ップに表示手段24によって点を描画する。 ステップ77で、Y軸カウンタjをインクリメントする(j=j+1)。 ステップ78で、Y軸カウンタjが二次元配列の最後の
jの値を越えるまで前記ステップ73〜ステップ77を
繰り返す。 ステップ79で、X軸カウンタiをインクリメントする(i=i+1)。 ステップ80で、X軸カウンタiが二次元配列の最後の
iの値を越えるまで前記ステップ72〜ステップ79を
繰り返す。以上により、例えば、図4に示すような対象
形状の場合は、図11に示すような平面図が得られる。
【0022】上記三面図表示システム200の変形とし
ては、図6のステップ58,図8のステップ68におい
て、描画点の(zij)が最大値の場合のみ描画するもの
が挙げられる。これにより、輪郭線だけを表示できるよ
うになる。
ては、図6のステップ58,図8のステップ68におい
て、描画点の(zij)が最大値の場合のみ描画するもの
が挙げられる。これにより、輪郭線だけを表示できるよ
うになる。
【0023】加工シミュレーションでは、三次元ソリッ
ドモデリング手段31によって生成されたZ−mapモ
デルデータに対し、加工プログラムに従って移動する工
具形状と重なる部分のZ値を変更する。たとえば、工具
形状の下端がz 4 =(z 1 +z3)/2であり、且つ、
(x 1 ,y 3 ),(x 1 +1,y 3 ),…,(x 2 ,y 3 ) を
通るとすると、図5の2次元配列で、i=0〜x 2 −
x 1 ,j=y 3 −y 1 の(z 2 )を(z 4 )に変更する。
そして、Z−mapモデルデータを更新し、これに基づ
いて図25に示す三次元ソリッドモデル表示システム8
00で表示を行えばよい。
ドモデリング手段31によって生成されたZ−mapモ
デルデータに対し、加工プログラムに従って移動する工
具形状と重なる部分のZ値を変更する。たとえば、工具
形状の下端がz 4 =(z 1 +z3)/2であり、且つ、
(x 1 ,y 3 ),(x 1 +1,y 3 ),…,(x 2 ,y 3 ) を
通るとすると、図5の2次元配列で、i=0〜x 2 −
x 1 ,j=y 3 −y 1 の(z 2 )を(z 4 )に変更する。
そして、Z−mapモデルデータを更新し、これに基づ
いて図25に示す三次元ソリッドモデル表示システム8
00で表示を行えばよい。
【0024】図12は、NC装置100内に構築される
断面図表示システム300を示すブロック図である。こ
の断面図表示システム300は、三次元ソリッドモデリ
ング手段31と,断面図生成手段332と,表示手段2
4とからなる。
断面図表示システム300を示すブロック図である。こ
の断面図表示システム300は、三次元ソリッドモデリ
ング手段31と,断面図生成手段332と,表示手段2
4とからなる。
【0025】三次元ソリッドモデリング手段31は、被
加工物形状の上界面のZ値を算出し、二次元配列に格納
する。すなわち、Z−mapモデルデータを生成する。
断面図生成手段332は、前記Z−mapモデルデータ
を指定のXZ平面に写像することにより断面図のビット
マップデータを生成するXZ平面に対する断面図生成手
段332aと、前記Z−mapモデルデータを指定のY
Z平面に写像することにより断面図のビットマップデー
タを生成するYZ平面に対する断面図生成手段332b
とからなる。表示手段24は、前記断面図のビットマッ
プデータを表示メモリ5に転送し、表示装置11に断面
図の表示を行う。
加工物形状の上界面のZ値を算出し、二次元配列に格納
する。すなわち、Z−mapモデルデータを生成する。
断面図生成手段332は、前記Z−mapモデルデータ
を指定のXZ平面に写像することにより断面図のビット
マップデータを生成するXZ平面に対する断面図生成手
段332aと、前記Z−mapモデルデータを指定のY
Z平面に写像することにより断面図のビットマップデー
タを生成するYZ平面に対する断面図生成手段332b
とからなる。表示手段24は、前記断面図のビットマッ
プデータを表示メモリ5に転送し、表示装置11に断面
図の表示を行う。
【0026】図13は、断面図生成手段32のXZ平面
に対する断面図生成手段332aで断面図を生成する動
作のフロー図である。ステップ111で、断面となるX
Z平面のY座標(kとする)をY軸カウンタjに入力す
る(j=k)。例えば、図5で、k=(y3+y4)/2
とする。 ステップ112で、X軸カウンタiの初期化を行う(i=0)。 ステップ114で、X軸カウンタi,Y軸カウンタj=
kに対応するZ−mapデータ(zik)を読み出す。例
えば、図5で、k=(y 3 +y 4 )/2とするなら、i=
0のとき、(z 2 )を読み出す。ステップ115で、読
み出したZ−mapデータ(zik)から稜線の描画点p
i を求める。すなわち、 pi=(i,zik) ステップ116で、X軸カウンタiをインクリメントする(i=i+1)。 ステップ117で、X軸カウンタiが二次元配列の最後
のiの値を越えるまで前記ステップ114〜ステップ1
16を繰り返す。これにより、例えば、図5で、k=
(y 3 +y 4 )/2とするなら、 p 0 =(0,z 2 ),p 1 =(1,z 2 ),…,p x3 ー x1 =(x 3 ー x 1 ,z 3 ), …,p x4 ー x1 =(x 4 ー x 1 ,z 3 ),…,p x2 ー x1 =(x 2 ー x 1 ,z 2 ) が得られる。 ステップ118で、各描画点p0,p1,p
2,… をつなぐ多角形を、表示手段24により表示装置
12に描画する。以上により、例えば、図5で、k=
(y 3 +y 4 )/2とするなら、図14に示すような断面
図が得られる。
に対する断面図生成手段332aで断面図を生成する動
作のフロー図である。ステップ111で、断面となるX
Z平面のY座標(kとする)をY軸カウンタjに入力す
る(j=k)。例えば、図5で、k=(y3+y4)/2
とする。 ステップ112で、X軸カウンタiの初期化を行う(i=0)。 ステップ114で、X軸カウンタi,Y軸カウンタj=
kに対応するZ−mapデータ(zik)を読み出す。例
えば、図5で、k=(y 3 +y 4 )/2とするなら、i=
0のとき、(z 2 )を読み出す。ステップ115で、読
み出したZ−mapデータ(zik)から稜線の描画点p
i を求める。すなわち、 pi=(i,zik) ステップ116で、X軸カウンタiをインクリメントする(i=i+1)。 ステップ117で、X軸カウンタiが二次元配列の最後
のiの値を越えるまで前記ステップ114〜ステップ1
16を繰り返す。これにより、例えば、図5で、k=
(y 3 +y 4 )/2とするなら、 p 0 =(0,z 2 ),p 1 =(1,z 2 ),…,p x3 ー x1 =(x 3 ー x 1 ,z 3 ), …,p x4 ー x1 =(x 4 ー x 1 ,z 3 ),…,p x2 ー x1 =(x 2 ー x 1 ,z 2 ) が得られる。 ステップ118で、各描画点p0,p1,p
2,… をつなぐ多角形を、表示手段24により表示装置
12に描画する。以上により、例えば、図5で、k=
(y 3 +y 4 )/2とするなら、図14に示すような断面
図が得られる。
【0027】図15は、断面図生成手段32のYZ平面
に対する断面図生成手段332cで断面図を生成する動
作のフロー図である。ステップ121で、断面となるY
Z平面のX座標をX軸カウンタiに入力する(i=
k)。 ステップ122で、Y軸カウンタjの初期化を行う(j=0)。 ステップ124で、X軸カウンタi=k,Y軸カウンタ
jに対応するZ−mapデータ(zkj)を読み出す。ス
テップ125で、読み出したZ−mapデータ(zkj)
から稜線の描画点pj を求める。すなわち、pj=
(j,zkj) ステップ126で、Y軸カウンタjをインクリメントする(j=j+1)。 ステップ127で、Y軸カウンタjが二次元配列の最後
のjの値を越えるまで前記ステップ124〜ステップ1
26を繰り返す。ステップ128で、各描画点p0,
p1,p2,… をつなぐ多角形を、表示手段24により
表示装置12に描画する。以上により、例えば、図5
で、k=(x 3 +x 4 ))/2とするなら、図16に示す
ような断面図が得られる。
に対する断面図生成手段332cで断面図を生成する動
作のフロー図である。ステップ121で、断面となるY
Z平面のX座標をX軸カウンタiに入力する(i=
k)。 ステップ122で、Y軸カウンタjの初期化を行う(j=0)。 ステップ124で、X軸カウンタi=k,Y軸カウンタ
jに対応するZ−mapデータ(zkj)を読み出す。ス
テップ125で、読み出したZ−mapデータ(zkj)
から稜線の描画点pj を求める。すなわち、pj=
(j,zkj) ステップ126で、Y軸カウンタjをインクリメントする(j=j+1)。 ステップ127で、Y軸カウンタjが二次元配列の最後
のjの値を越えるまで前記ステップ124〜ステップ1
26を繰り返す。ステップ128で、各描画点p0,
p1,p2,… をつなぐ多角形を、表示手段24により
表示装置12に描画する。以上により、例えば、図5
で、k=(x 3 +x 4 ))/2とするなら、図16に示す
ような断面図が得られる。
【0028】図17は、NC装置100内に構築される
対話式断面図表示システム400を示すブロック図であ
る。この対話式断面図表示システム400は、三次元ソ
リッドモデリング手段31と,断面生成点・生成面入力
手段131と,断面図生成手段332と,表示手段24
とからなる。
対話式断面図表示システム400を示すブロック図であ
る。この対話式断面図表示システム400は、三次元ソ
リッドモデリング手段31と,断面生成点・生成面入力
手段131と,断面図生成手段332と,表示手段24
とからなる。
【0029】三次元ソリッドモデリング手段31は、被
加工物形状の上界面のZ値を算出し、二次元配列に格納
する。すなわち、Z−mapモデルデータを生成する。
断面生成点・生成面入力手段131は、被加工物形状の
断面が通る点(断面生成点)と,断面が平行な平面(生
成面=XZ平面またはYZ平面)とを入力装置12から
対話式にユーザが入力するのを受け付ける。断面図生成
手段332は、前記Z−mapモデルデータを指定のX
Z平面に写像することにより断面図のビットマップデー
タを生成するXZ平面に対する断面図生成手段332a
と、前記Z−mapモデルデータを指定のYZ平面に写
像することにより断面図のビットマップデータを生成す
るYZ平面に対する断面図生成手段332bとからな
る。表示手段24は、前記断面図のビットマップデータ
を表示メモリ5に転送し、表示装置11に断面図の表示
を行う。
加工物形状の上界面のZ値を算出し、二次元配列に格納
する。すなわち、Z−mapモデルデータを生成する。
断面生成点・生成面入力手段131は、被加工物形状の
断面が通る点(断面生成点)と,断面が平行な平面(生
成面=XZ平面またはYZ平面)とを入力装置12から
対話式にユーザが入力するのを受け付ける。断面図生成
手段332は、前記Z−mapモデルデータを指定のX
Z平面に写像することにより断面図のビットマップデー
タを生成するXZ平面に対する断面図生成手段332a
と、前記Z−mapモデルデータを指定のYZ平面に写
像することにより断面図のビットマップデータを生成す
るYZ平面に対する断面図生成手段332bとからな
る。表示手段24は、前記断面図のビットマップデータ
を表示メモリ5に転送し、表示装置11に断面図の表示
を行う。
【0030】図18は、カーソル移動モードにより断面
生成点および生成面を入力する場合の断面図生成点・生
成面入力手段131の動作のフロー図である。ステップ
141で、任意断面図表示を起動するメニューキーの入
力を受け付ける。ステップ142で、表示装置11にお
けるカーソル表示位置の初期化を行う。例えば、表示装
置11上の加工シミュレーション表示領域の中心とす
る。ステップ143で、カーソル表示位置にカーソルを
表示する。また、カーソル表示中は、カーソル表示位置
に対応する三次元座標値を表示画面11に表示する。ス
テップ144で、カーソル移動キーが入力されたかを判
定する。カーソル移動キーが入力されてたときはステッ
プ145に進み、カーソル移動キーが入力されないとき
はステップ146に進む。ステップ145で、カーソル
移動後のカーソル表示位置を算出する。そして、前記ス
テップ143に戻る。ステップ146で、設定キーが入
力されたか判定する。設定キーが入力されないなら前記
ステップ144に戻り、設定キーが入力されたらステッ
プ147に進む。ステップ147で、カーソルを表示画
面11から消去する。ステップ148で、カーソル表示
位置に対応する三次元座標値を算出する。これを断面生
成点とする。ステップ149で、断面図を生成する平面
に平行な平面(XZ平面またはYZ平面)を選択するメ
ニューキーの入力を受け付ける。これを生成面とする。
生成点および生成面を入力する場合の断面図生成点・生
成面入力手段131の動作のフロー図である。ステップ
141で、任意断面図表示を起動するメニューキーの入
力を受け付ける。ステップ142で、表示装置11にお
けるカーソル表示位置の初期化を行う。例えば、表示装
置11上の加工シミュレーション表示領域の中心とす
る。ステップ143で、カーソル表示位置にカーソルを
表示する。また、カーソル表示中は、カーソル表示位置
に対応する三次元座標値を表示画面11に表示する。ス
テップ144で、カーソル移動キーが入力されたかを判
定する。カーソル移動キーが入力されてたときはステッ
プ145に進み、カーソル移動キーが入力されないとき
はステップ146に進む。ステップ145で、カーソル
移動後のカーソル表示位置を算出する。そして、前記ス
テップ143に戻る。ステップ146で、設定キーが入
力されたか判定する。設定キーが入力されないなら前記
ステップ144に戻り、設定キーが入力されたらステッ
プ147に進む。ステップ147で、カーソルを表示画
面11から消去する。ステップ148で、カーソル表示
位置に対応する三次元座標値を算出する。これを断面生
成点とする。ステップ149で、断面図を生成する平面
に平行な平面(XZ平面またはYZ平面)を選択するメ
ニューキーの入力を受け付ける。これを生成面とする。
【0031】図19は、断面線移動モードにより断面生
成点および生成面を入力する場合の断面図生成点・生成
面入力手段131の動作のフロー図である。なお、この
動作は、生成面としてXZ平面を指定することにより起
動される。ステップ200で、断面生成点のY座標の初
期化を行なう。例えば、非加工物形状の中心のY座標を
設定する。ステップ201で、断面生成点のY座標に対
応する1列分のZ−mapモデルデータを退避する。ス
テップ202で、断面生成点のY座標に対応する1列分
のZ−mapモデルデータを全て“0”にする。これに
より、例えば、図20に示すようなZ−mapモデルデ
ータとなる。ステップ203で、Z−mapモデルデー
タを使って、三次元ソリッドモデル表示システム800
により被加工物形状を表示する。これにより、例えば、
図21に示すように、断面生成点を通りXZ平面に平行
な溝421が表示されるので、断面位置が明確に分る。
ステップ204で、Y座標移動キーが入力されたかを判
定する。Y座標移動キーが入力されてたときはステップ
205に進み、Y座標移動キーが入力されないときはス
テップ206に進む。ステップ205で、退避していた
断面生成点のY座標に対応する1列分のZ−mapモデ
ルデータを全て元に戻す。そして、前記ステップ201
に戻る。ステップ206で、設定キーが入力されたか判
定する。設定キーが入力されないなら前記ステップ20
4に戻り、設定キーが入力されたらステップ207に進
む。ステップ207で、退避していた断面生成点のY座
標に対応する1列分のZ−mapモデルデータを全て元
に戻す。生成面としてYZ平面を指定した場合も同様の
動作となる。
成点および生成面を入力する場合の断面図生成点・生成
面入力手段131の動作のフロー図である。なお、この
動作は、生成面としてXZ平面を指定することにより起
動される。ステップ200で、断面生成点のY座標の初
期化を行なう。例えば、非加工物形状の中心のY座標を
設定する。ステップ201で、断面生成点のY座標に対
応する1列分のZ−mapモデルデータを退避する。ス
テップ202で、断面生成点のY座標に対応する1列分
のZ−mapモデルデータを全て“0”にする。これに
より、例えば、図20に示すようなZ−mapモデルデ
ータとなる。ステップ203で、Z−mapモデルデー
タを使って、三次元ソリッドモデル表示システム800
により被加工物形状を表示する。これにより、例えば、
図21に示すように、断面生成点を通りXZ平面に平行
な溝421が表示されるので、断面位置が明確に分る。
ステップ204で、Y座標移動キーが入力されたかを判
定する。Y座標移動キーが入力されてたときはステップ
205に進み、Y座標移動キーが入力されないときはス
テップ206に進む。ステップ205で、退避していた
断面生成点のY座標に対応する1列分のZ−mapモデ
ルデータを全て元に戻す。そして、前記ステップ201
に戻る。ステップ206で、設定キーが入力されたか判
定する。設定キーが入力されないなら前記ステップ20
4に戻り、設定キーが入力されたらステップ207に進
む。ステップ207で、退避していた断面生成点のY座
標に対応する1列分のZ−mapモデルデータを全て元
に戻す。生成面としてYZ平面を指定した場合も同様の
動作となる。
【0032】なお、図19のステップ202で、断面生
成点のY座標に対応する1列分のZ−mapモデルデー
タを全て“0”にする代りに、図22に示すよう全て
“z4”にしてもよい(但し、z4 は、z3 より大きい
とする)。この場合、図21の溝421の代りに、図2
3に示すように、被加工物形状上に断面を表わす平面4
23が表示されるようになり、断面位置が明確に分る。
成点のY座標に対応する1列分のZ−mapモデルデー
タを全て“0”にする代りに、図22に示すよう全て
“z4”にしてもよい(但し、z4 は、z3 より大きい
とする)。この場合、図21の溝421の代りに、図2
3に示すように、被加工物形状上に断面を表わす平面4
23が表示されるようになり、断面位置が明確に分る。
【0033】上記断面図表示システム300または40
0においては、X直線(X軸に平行な直線)またはY直
線(Y軸に平行な直線)に沿って(zij)を抽出して断
面図を得ていたが、X階段線(X軸に平行な短い線分を
階段状につないだもの)またはY階段線(Y軸に平行な
短い線分を階段状につないだもの)に沿って(zij)を
抽出して断面図を得てもよい。
0においては、X直線(X軸に平行な直線)またはY直
線(Y軸に平行な直線)に沿って(zij)を抽出して断
面図を得ていたが、X階段線(X軸に平行な短い線分を
階段状につないだもの)またはY階段線(Y軸に平行な
短い線分を階段状につないだもの)に沿って(zij)を
抽出して断面図を得てもよい。
【0034】
【発明の効果】本発明の請求項1にかかる数値制御装置
によれば、三次元ソリッドモデルから簡単な処理により
その三面図を生成/表示できるから、三次元ソリッドモ
デルを直交する3方向から画面で見て確認できるように
なり、加工面の詳細な形状を把握することができ、高い
精度で加工プログラムをチェック可能となる。 本発明の
請求項2にかかる数値制御装置によれば、三次元ソリッ
ドモデルから簡単な処理によりその断面図を生成/表示
できるから、三次元ソリッドモデルの断面を画面で見て
確認できるようになり、加工面の詳細な形状を把握する
ことができ、高い精度で加工プログラムをチェック可能
となる。 本発明の請求項3にかかる数値制御装置によれ
ば、三次元ソリッドモデルから簡単な処理によりその指
定位置の断面図を生成/表示できるから、三次元ソリッ
ドモデルの所望の断面を画面で見て確認できるようにな
り、加工面の詳細な形状を把握することができ、高い精
度で加工プログラムをチェック可能となる。 本発明の請
求項4にかかる数値制御装置によれば、三次元ソリッド
モデルから簡単な処理により断面図を生成/表示できる
と共に、その断面位置を三次元ソリッドモデルの画像に
重ねた溝または面として画面で見て確認できるようにな
り、加工面の詳細な形状を把握することができ、高い精
度で加工プログラムをチェック可能となる。そこで、結
局のところ、本発明の数値制御装置によれば、実加工を
行う前の加工プログラムのチェックの精度を高くするこ
とができ、無駄な実加工を防ぐことが出来る。
によれば、三次元ソリッドモデルから簡単な処理により
その三面図を生成/表示できるから、三次元ソリッドモ
デルを直交する3方向から画面で見て確認できるように
なり、加工面の詳細な形状を把握することができ、高い
精度で加工プログラムをチェック可能となる。 本発明の
請求項2にかかる数値制御装置によれば、三次元ソリッ
ドモデルから簡単な処理によりその断面図を生成/表示
できるから、三次元ソリッドモデルの断面を画面で見て
確認できるようになり、加工面の詳細な形状を把握する
ことができ、高い精度で加工プログラムをチェック可能
となる。 本発明の請求項3にかかる数値制御装置によれ
ば、三次元ソリッドモデルから簡単な処理によりその指
定位置の断面図を生成/表示できるから、三次元ソリッ
ドモデルの所望の断面を画面で見て確認できるようにな
り、加工面の詳細な形状を把握することができ、高い精
度で加工プログラムをチェック可能となる。 本発明の請
求項4にかかる数値制御装置によれば、三次元ソリッド
モデルから簡単な処理により断面図を生成/表示できる
と共に、その断面位置を三次元ソリッドモデルの画像に
重ねた溝または面として画面で見て確認できるようにな
り、加工面の詳細な形状を把握することができ、高い精
度で加工プログラムをチェック可能となる。そこで、結
局のところ、本発明の数値制御装置によれば、実加工を
行う前の加工プログラムのチェックの精度を高くするこ
とができ、無駄な実加工を防ぐことが出来る。
【図1】本発明の数値制御装置の構成を示すブロック図
である。
である。
【図2】本発明に係る三面図表示システムのブロック図
である。
である。
【図3】図2における三次元ソリッドモデリング手段の
動作のフロー図である。
動作のフロー図である。
【図4】対象形状の例示図である。
【図5】Z−mapモデルデータの例示図である。
【図6】図2における正面図生成手段の動作のフロー図
である。
である。
【図7】正面図の例示図である。
【図8】図2における側面図生成手段の動作のフロー図
である。
である。
【図9】側面図の例示図である。
【図10】図2における平面図生成手段の動作のフロー
図である。
図である。
【図11】平面図の例示図である。
【図12】本発明に係る断面図表示システムのブロック
図である。
図である。
【図13】図12におけるXZ平面に対する断面図生成
手段の動作のフロー図である。
手段の動作のフロー図である。
【図14】XZ平面に対する断面図の例示図である。
【図15】図12におけるYZ平面に対する断面図生成
手段の動作のフロー図である。
手段の動作のフロー図である。
【図16】YZ平面に対する断面図の例示図である。
【図17】本発明に係る対話式断面図表示システムのブ
ロック図である。
ロック図である。
【図18】図17における断面生成点・生成面入力手段
の動作のフロー図である。
の動作のフロー図である。
【図19】図17における断面生成点・生成面入力手段
の動作の別のフロー図である。
の動作の別のフロー図である。
【図20】Z−mapモデルデータの別の例示図であ
る。
る。
【図21】対象形状と溝の例示図である。
【図22】Z−mapモデルデータのさらに別の例示図
である。
である。
【図23】対象形状と平面の例示図である。
【図24】従来の数値制御装置の構成を示すブロック図
である。
である。
【図25】従来の三次元ソリッドモデル表示システムの
ブロック図である。
ブロック図である。
1 CPU
6 表示装置制御部
7 入力装置インタフェース
11 表示装置
12 入力装置
24 表示手段
31 三次元ソリッドモデリング手段
32 三面図生成手段
32a 正面図生成手段
32b 側面図生成手段
32c 平面図生成手段
49 Z−mapモデルデータ
100 数値制御装置
131 断面生成点・生成面入力手段
200 三面図表示システム
300 断面図表示システム
332 断面図生成手段
332a XZ平面に対する断面図生成手段
332b YZ平面に対する断面図生成手段
400 対話式断面図表示システム
Claims (4)
- 【請求項1】 三次元ソリッドモデル表示システムを有
する数値制御装置において、三次元ソリッドモデルの上
界面のZ値を二次元配列としたZ−mapモデルデータ
を生成する三次元ソリッドモデリング手段と、前記Z−
mapモデルデータのZ値を指定された手順で読み取
り、その読み取ったZ値に基づいて輪郭線を構成し、そ
の輪郭線を合成して三面図を生成する三面図生成手段
と、生成した三面図を表示装置に表示する表示手段とを
具備したことを特徴とする数値制御装置。 - 【請求項2】 三次元ソリッドモデル表示システムを有
する数値制御装置において、三次元ソリッドモデルの上
界面のZ値を二次元配列としたZ−mapモデルデータ
を生成する三次元ソリッドモデリング手段と、前記Z−
mapモデルデータを所定のX直線,Y直線,X階段線
またはY階段線に沿って抽出して断面図を生成する断面
図生成手段と、生成した断面図を表示装置に表示する表
示手段とを具備したことを特徴とする数値制御装置。 - 【請求項3】 請求項2に記載の数値制御装置におい
て、カーソル移動により対話的に断面位置を指定する断
面生成点・生成面入力手段をさらに具備したことを特徴
とする数値制御装置。 - 【請求項4】 請求項2または請求項3に記載の数値制
御装置において、三次元ソリッドモデル形状と,断面位
置を示す溝または面とを、重ねて表示する断面生成点・
生成面入力手段をさらに具備したことを特徴とする数値
制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4070684A JP2787868B2 (ja) | 1992-03-27 | 1992-03-27 | 数値制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4070684A JP2787868B2 (ja) | 1992-03-27 | 1992-03-27 | 数値制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05274024A JPH05274024A (ja) | 1993-10-22 |
JP2787868B2 true JP2787868B2 (ja) | 1998-08-20 |
Family
ID=13438724
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4070684A Expired - Lifetime JP2787868B2 (ja) | 1992-03-27 | 1992-03-27 | 数値制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
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Families Citing this family (2)
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---|---|---|---|---|
KR100390859B1 (ko) * | 2000-09-29 | 2003-07-10 | 한국과학기술원 | 젯트-맵의 회전을 이용한 절삭 가공방법 |
JP7345821B2 (ja) * | 2019-05-20 | 2023-09-19 | 国立大学法人神戸大学 | 加工シミュレーションシステム、および加工シミュレーションプログラム |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59216210A (ja) * | 1983-05-25 | 1984-12-06 | Hitachi Ltd | ロボツト動作教示法 |
JPH0697417B2 (ja) * | 1986-05-30 | 1994-11-30 | オ−クマ株式会社 | Nc用自動プログラミングにおける素材の切削部表示方法 |
JP2843641B2 (ja) * | 1990-04-27 | 1999-01-06 | ファナック株式会社 | 多面加工の描画方法 |
-
1992
- 1992-03-27 JP JP4070684A patent/JP2787868B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05274024A (ja) | 1993-10-22 |
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