JPH0567113U - ガス漏れ検査用治具 - Google Patents

ガス漏れ検査用治具

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Publication number
JPH0567113U
JPH0567113U JP403292U JP403292U JPH0567113U JP H0567113 U JPH0567113 U JP H0567113U JP 403292 U JP403292 U JP 403292U JP 403292 U JP403292 U JP 403292U JP H0567113 U JPH0567113 U JP H0567113U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
flange
gas
inspection jig
flanges
Prior art date
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Pending
Application number
JP403292U
Other languages
English (en)
Inventor
智也 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Original Assignee
Meidensha Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp filed Critical Meidensha Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガスを充填した筐体の内部どうしをフランジ
を介して気密に連通させたものにおけるフランジ部から
のガス漏れを検査するための治具を提供する。 【構成】 弾性部材としての例えばゴムで一端が閉塞さ
れたチューブ12を形成し、ガス漏れ検査に用いる場合
にはフランジ5,6を囲繞するように筺体1,2間へ入
れたのち他端からエアを封入し、フランジ5,6とチュ
ーブ12との間に気密空間11を形成し、チューブ12
の両端と筺体1,2とで挾まれた部分より気密空間11
へ検出子9を挿入してフランジ5,6間からのガス漏れ
を検出するようにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はガス漏れ検査用治具に関し、ガス漏れ検出のための気密空間を形成で きるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】
配電盤には絶縁距離を小さくする目的で筺体の内部に絶縁ガスを封入した構成 のものがあり、斯かる配電盤を列盤といわれるように並べて配置するには図3( a),(b)のように設置される。
【0003】 即ち、隣り合う配電盤を構成する筺体1,2における接続用の貫通孔3,4の 外側にフランジ5,6が設けられ、フランジ5,6が図示しないOリングを介し て結合される。そして、フランジ5,6間からの絶縁ガスの漏れがないかを検査 するためにパッキン7,8がフランジ5,6を囲むようにして筺体1,2に貼着 されている。
【0004】 絶縁ガスの漏れがないかを検査するには、筺体1,2を結合してこれらの中に 絶縁ガスを充填した後、しばらくしてからフランジ5,6間からガス漏れがない かどうか検査する。この場合、図3(a)に示すようにパッキン7,8と筺体1 ,2とで囲まれる隙間に検出子9を気密に挿入し、筺体1,2とフランジ5,6 とパッキン7,8とで囲まれる気密空間11内へガス漏れが生じていないかどう か測定器10によって検出している。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、図4(a)に示すように例えばパッキン8の貼着位置を誤ってしま った場合や図3(b)に示すようにパッキン7又はパッキン8がA部でつながっ ていなかった場合には、気密空間11の気密が保持されずガス漏れがあっても検 出されない虞れがある。
【0006】 そこで本考案は、斯かる課題を解決したガス漏れ検査用治具を提供することを 目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
斯かる目的を達成するための本考案の構成は、ガスが充填されて相互に対向す る一対の筐体の対向面に夫々貫通孔が形成されるとともに少なくとも一方の貫通 孔から突出するフランジが他方の筐体又はフランジに気密に結合される部分の気 密を検査するガス漏れ検査用治具において、弾性部材で形成されるチューブであ って、対向面間へフランジを囲繞した状態で挿入し、チューブを膨らませること によりフランジとチューブとの間に気密空間を形成するようにしたことを特徴と する。
【0008】
【作用】
相互に対向する一対の筐体どうしの間へフランジを囲繞するようにしてチュー ブを挿入し、チューブの一端を閉塞するとともに他端からチューブ内へエアを入 れてチューブを膨らませ、フランジとチューブとの間に気密空間を形成する。そ して、チューブの両端と一対の筐体との間へガス漏れ検査用の検出子を気密に挿 入して気密空間へのガス漏れの有無を検査する。
【0009】
【実施例】
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明する。本考案によるガ ス漏れ検査用治具の構成を、図2に示す。図のようにガス漏れ検査用治具は弾性 体としての本実施ではゴム材からなるチューブ12で構成される。チューブ12 は従来のパッキンとしての役割りを果たすので、気密にしようとする筐体間の間 隙に多少の変動があっても気密保持機能が果たせるように膨らませて使用する。 そのためにチューブ12の右端は閉塞部12aによって閉塞され左端のみが開口 している。なお、チューブ12は必ずしも一端が閉塞されている必要はなく、チ ューブ12自体で結び目を作ったり、あるいは他の器具でチューブ12を挾むこ とで容易に閉塞することができる。
【0010】 次に、斯かるガス漏れ検査用治具の作用を説明する。図1(a),(b)に示 すように、チューブ12をフランジ5,6を囲繞するようにして筺体1,2の間 へ入れ、チューブ12の両端と筺体1,2とで囲まれる部分へ検出子9を挿入す る。次に、チューブ12の開口部へ供給管13の先端の小径部13aを嵌め込み 、図示しないエアタンクからエアを封入する。すると、チューブ12が膨らんで 筺体1,2及び検出子9と密着し、チューブ12とフランジ5,6との間に気密 空間11が形成されるとともに気密空間11に検出子9の先端が臨む状態となる 。従って、フランジ5,6間からガス漏れが生じているかどうかを確実に検出す ることができる。ガス漏れ検査が終了したらチューブ12内のエアを抜き、筺体 1,2間からチューブ12を取り外し、次の使用に備える。
【0011】
【考案の効果】
以上の説明からわかるように、本考案によるガス漏れ検査用治具によれば弾性 部材からなるチューブで構成されることから、従来のようにパッキンの貼着ミス によりガス漏れ検査が不能になるようなことは生じず、しかもパッキンを貼着す る作業自体が不要になり作業性が向上する。
【0012】 また、チューブは着脱が容易なので何度でも繰り返し使うことができ、しかも 筐体間の間隔の相違やフランジの形状に左右されず使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案によるガス漏れ検査用治具の作用
説明図に係り、図1(a)は正面図、図1(b)は図1
(a)のA−A矢視図。
【図2】本考案によるガス漏れ検査用治具に係り、図2
(a)は正面図、図2(b)は左側面図。
【図3】図3は従来のガス漏れ検査のための説明図に係
り、図3(a)は正面図、図3(b)は図3(a)のB
−B矢視図。
【図4】図4(a),(b)は従来のガス漏れ検査をす
る場合の欠点を示すための説明図。
【符号の説明】
1,2…筺体 3,4…貫通孔 5,6…フランジ 9…検出子 11…気密空間 12…チューブ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスが充填されて相互に対向する一対の
    筐体の対向面に夫々貫通孔が形成されるとともに少なく
    とも一方の貫通孔から突出するフランジが他方の筐体又
    はフランジに気密に結合される部分の気密を検査するガ
    ス漏れ検査用治具において、弾性部材で形成されるチュ
    ーブであって、対向面間へフランジを囲繞した状態で挿
    入し、チューブを膨らませることによりフランジとチュ
    ーブとの間に気密空間を形成するようにしたことを特徴
    とするガス漏れ検査用治具。
JP403292U 1992-02-05 1992-02-05 ガス漏れ検査用治具 Pending JPH0567113U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP403292U JPH0567113U (ja) 1992-02-05 1992-02-05 ガス漏れ検査用治具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP403292U JPH0567113U (ja) 1992-02-05 1992-02-05 ガス漏れ検査用治具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0567113U true JPH0567113U (ja) 1993-09-03

Family

ID=11573625

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JP403292U Pending JPH0567113U (ja) 1992-02-05 1992-02-05 ガス漏れ検査用治具

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