JPH0566853B2 - - Google Patents

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JPH0566853B2
JPH0566853B2 JP1806489A JP1806489A JPH0566853B2 JP H0566853 B2 JPH0566853 B2 JP H0566853B2 JP 1806489 A JP1806489 A JP 1806489A JP 1806489 A JP1806489 A JP 1806489A JP H0566853 B2 JPH0566853 B2 JP H0566853B2
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JP
Japan
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pipe
drum
straight pipe
straight
plastic
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JP1806489A
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JPH02196627A (ja
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Yasuo Myazaki
Akira Kamiide
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Osaka Bousui Construction Co Ltd
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Osaka Bousui Construction Co Ltd
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  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は内張り用硬質プラスチツク管の直管路
内挿入工法に関する。
従来技術とその問題点 従来管路内面のライニング工法として、内張り
材として硬質プラスチツク管を用い、この硬質プ
ラスチツク管を管内に挿入した後、内部よりの加
熱加圧により管半径方向に膨張させ管路内面に被
着せしめるような工法が提案されている。上記の
ライニング工法によれば、内面ライニングが、膨
張した硬質プラスチツク管から構成されるので保
形性を有し且つ高強度となり、高品質の内面ライ
ニングが得られる。
各種管路のうち、例えば電力管の管路は、通常
略々直線状に布設されている。このような直管路
に於てはライニング工事は作業効率を考慮し、通
常400〜500m程度のロングスパンを一工事長とし
て施工される。補修対象の直管路内に内張り材と
しての硬質プラスチツク管を挿入するに際して
は、ドラムよりのプラスチツク管の引出しを可能
とするために、該管を加熱し軟化させることが必
要となるが、超ロングスパンの工事では、直管路
内へのプラスチツク管の引込みに相当大きな牽引
力を要するので、加熱軟化状態のままでプラスチ
ツク管を直管路内に牽引挿入すると、プラスチツ
ク管が直管路内で伸び挿入できなくなるという不
都合を生ずる。またプラスチツク管の挿入開始か
ら終了までにかなりの長時間を要するので、この
間プラスチツク管への加熱を継続すると、熱劣化
によるプラスチツク管の物性低下が懸念される。
このような問題点は、プラスチツク管への内部
加熱又は外部加熱のいずれか一方を省略すること
により、ある程度解消できるが、内部又は外部の
いずれか一方のみの加熱では、プラスチツク管の
半径方向、特に肉厚部分の加熱軟化状態が内外で
不均一となり、ドラムよりの引出し時にプラスチ
ツク管にひび割れが発生し、内面ライニングに際
する加熱軟化膨張操作時に破裂原因となり、好ま
しくない。
本発明はこのような問題点を一掃することを目
的としてなされたものである。
問題点を解決するための手段 本発明は、内張り用硬質プラスチツク管をドラ
ムより引出しながら略々直線状の直管路内に挿入
するに際し、上記プラスチツク管は、ドラムから
直管路挿入口までの間に於ては、管内外よりの加
熱により軟化され可撓性が付与され、直管路内で
は、内部加熱を継続した状態のままで外部加熱か
ら開放され、外層部が直管路内空気との接触によ
り冷却硬化されることを特徴とする内張り用硬質
プラスチツク管の直管路内挿入工法に係る。
作 用 本発明工法によれば、プラスチツク管はドラム
よりの引出し時には、管内外から加熱を受けるの
で、管半径方向特に肉厚部分が管内外で均一な加
熱軟化状態となり、スムーズな引出しが可能とな
る。よつてドラムよりの引出し時にプラスチツク
管にひび割れが発生するなどの危険性は一切なく
なり、所定品質を保持した状態のままで、プラス
チツク管をドラムから直管路の挿入口まで引出す
ことができる。
更にドラムより引出されたプラスチツク管は、
直管路内では外部加熱から解放されるので、直管
路内空気との接触により外層部が冷却され硬化
し、抗張力が増大する。よつてプラスチツク管
は、挿入時に受ける牽引力に充分対抗でき、直管
路内で伸長するということが実質的になくなり、
直管路内へのプラスチツク管の牽引挿入を、これ
が400〜500mもの超ロングスパンであるに拘らず
支障なく遂行できる。更に直管路内の超ロングス
パン間の外部加熱を省略したので、プラスチツク
管の加熱による物性面への悪影響が少なくなり熱
的劣化の度合を軽減できる。
実施例 以下に本発明工法の実施状況を添附図面にもと
づき説明すると、次の通りである。
第1図は本発明工法の1実施状況を概略的に示
す全体図であり、硬質プラスチツク管1はドラム
2に扁平管状のもとに巻取られた状態で施工現場
に搬入される。
硬質プラスチツク管1としては、スチーム、加
熱空気などの加熱流体による加熱により軟化す
る、例えば軟化点100℃以下の硬質乃至半硬質熱
可塑性合成樹脂製のものが用いられる。合成樹脂
としては、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリ
プロピレンなどを例示できる。プラスチツク管1
は直管路の内径の50〜100%程度に相当する外径
を持つように押出し成形手段の適用により断面円
形に成形され、ドラム2への巻取り時に管半径方
向に押し潰され、扁平管状とされる。
プラスチツク管1のドラム2への巻取り時を利
用して、プラスチツク管1内への加熱流体例えば
スチームの供給手段が施される。第1図にはスチ
ーム供給ホース3を適用した例が示され、該ホー
ス3の一端は、ドラム2の側板2aを通り内部に
引き込まれ、プラスチツク管1のドラム内管口と
適宜の接続手段を適用して接続され、ドラム2の
側板2aより外方へ引き出された他端には、下記
のスチーム供給口に接続される接続金物3aが取
付けられている。
施工現場には、作業口となる立坑aの近傍に、
ドラム支持装置4と、該装置4を中心部に収納す
る保温ケーシング5とが設置される。支持装置4
は縦方向に延設された回転自在な中空軸部4aを
有し、この軸部4aに上記ドラム2が側板2a中
心部の軸穴に於て水平横向きの状態で嵌装固定さ
れ、同時にドラム2は上記ケーシング5内に気密
に収納される。
支持装置4の軸部4aの上端部は上記ケーシン
グ5の上蓋5aを貫通して上方へ突出し、この上
端突出部4a1はスイベル6及び第1導管7を介し
て、ボイラ8に接続され、適宜スチームの供給を
受けるようになつている。軸部4aは上記にスチ
ームの供給口4a2を有し、この供給口4a2に上記
ホース3が他端の接続金物3aに於て接続されて
いる。
保温ケーシング5の胴部に、ドラム2の支持高
さと略々一致するように導出ダクト9が備えら
れ、この導出ダクト9と補修対象の直管部bの挿
入口b1とは、割型で取外し可能な保温ダクト10
を介して接続されている。
保温ダクト10の上部の曲り部10a内に上部
ガイドロール11が、また下部の曲り部10b内
に下部ガイドロール12が設置され、ドラム2よ
り縦向き状態で引き出されるプラスチツク管1を
ドラム2から上部ガイドロール11までの間で
45°、更に上下のガイドロール11,12間で
45°、都合90°向きを変え、直管路b内には水平横
向きの状態で挿入し得るようになつている。
保温ダクト10の下部水平部10c内に第3図
に示されるような構成の加工ロール13が設置さ
れ、プラスチツク管1を、第2図の扁平管状の状
態より、第3図のU型状態に加工できるようにな
つている。この加工ロール13は、硬質プラスチ
ツク管1の外径が大きくて、第2図に示されるよ
うな扁平管状での管路内挿入が困難な場合に適用
され、例えばプラスチツク管1の外径が直管路b
の内径の50〜70%程度に相当し、第2図に示され
るような扁平管状での挿入に支障がない場合は省
略してもよい。
保温ケーシング5及び保温ダクト10はプラス
チツク管1を外部加熱するために、第2導管14
及び第3導管15を介して上記ボイラ8に連絡さ
れ、該ボイラ8より適宜スチームの供給を受ける
ようになつている。その他、図中、16は導出ダ
クト9の出口部をシールするシールゴム、17は
保温ダクト10の出口部をシールするシールゴ
ム、18はドラム2の外周部に近接して設置され
たプラスチツク管脱落防止用ローラ、19は同ガ
イドローラである。
第1図は挿入作業開始時の状況を示している。
作業開始に際しては、予備的操作によつてプラス
チツク管1が導出ダクト9及び保温ダクト10を
通り直管路bの挿入口b1まで引出されており、引
出し端1aは、直管路b内に通線の牽引ロープ2
0の先端に連結金物21を介して連結されてい
る。更にプラスチツク管1を内部加熱するため
に、スチームがボイラ8、第1導管7、スイベル
6、中空軸部4a及びホース3を順次経てプラス
チツク管1のドラム内管口からその内部に供給さ
れると共にプラスチツク管1を外部加熱するため
に、同スチームが、ボイラ8から第2及び第3導
管14,15を通じ保温ケーシング5及び保温ダ
クト10内に供給される。プラスチツク管1は管
内外よりのスチーム加熱により軟化し、よつてド
ラム2よりの引出しと、保温ダクト10の曲り部
の通過が可能な状態となり、作業開始の全ての準
備が整う。
而してこの第1図に示す状態でロープ20操作
をしてプラスチツク管1を牽引すると、プラスチ
ツク管1はドラム2より引出されながらロール1
1,12及び13を順次通過しつつ直管路b内へ
挿入されて行き、最終的に全長に亘り挿入され
る。
直管路bへの挿入操作中、プラスチツク管1
は、ドラム2から直管路bの挿入口b1までの間で
は、スチームにより管内外からの加熱を受けるの
で、軟化状態が管の内外で均一化し、従つてドラ
ム2よりの引出し時や保温ダクト10の曲り部の
通過時には、所定の方向に無理なく自由に屈伸で
き、ひび割れなど、品質低下の発生なしに、プラ
スチツク管1をドラム2より引出すことが可能と
なる。
更にプラスチツク管1は、保温ダクト10のシ
ールゴム17を通過し、直管路b内への進入を開
始すると同時に外部加熱より解放されるので、直
管路b内では、空気と接触して冷却硬化される。
スチームによる内部加熱は直管路b内でも継続さ
れるので、冷却硬化は主としてプラスチツク管1
の外層部に於て起る。外層部の冷却硬化により、
プラスチツク管1は抗張力を増大し、牽引力に充
分に対抗することが可能となり、また硬化によつ
て直管路b内面との摩擦抵抗が軽減される。従つ
て直管路bが400〜500mもの超ロングスパンであ
つても、該管1を牽引によつて支障なく直管路b
内に挿入することができる。
更に直管路b内での外部加熱が省略されるの
で、プラスチツク管1への外部加熱は、ドラム2
から直管路挿入口b1までの極く短かい距離とな
り、プラスチツク管1の熱的劣化の度合を相当に
軽減できる。
第4図は、本発明の他の実施状況を示し、ドラ
ム2が縦向きに接地されている以外は、先の実施
例と実質的に異なる所がない。
効 果 本発明工法によれば、ドラム2に巻取られた硬
質プラスチツク管1を直管路b内に、実質的に伸
長を伴うことなしに、しかもひび割れや熱的劣化
などの品質、物性面の低下を殆んど招くことなし
に挿入することが可能となり、特に400〜500mも
の超ロングスパンを一工事長として、工事を実施
する場合に適用して極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明工法の1実施状況を概略的に示
す全体図、第2図は扁平加工された硬質プラスチ
ツク管の断面図、第3図は加工ロールによる扁平
プラスチツク管の加工状況を示す説明図、第4図
は本発明工法の他の実施例を概略的に示す全体図
である。 図に於て、1は硬質プラスチツク管、2はドラ
ム、4は支持装置、5は保温ケーシング、8はボ
イラ、9は導出ダクト、10は保温ダクト、16
及び17はシールゴムである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 内張り用硬質プラスチツク管をドラムより引
    出しながら略々直線状の直管路内に挿入するに際
    し、上記プラスチツク管は、ドラムから直管路挿
    入口までの間に於ては、管内外よりの加熱により
    軟化され可撓性が付与され、直管路内では、内部
    加熱を継続した状態のままで外部加熱から解放さ
    れ、外層部が直管路内空気との接触により冷却硬
    化されることを特徴とする内張り用硬質プラスチ
    ツク管の直管路内挿入工法。
JP1806489A 1989-01-26 1989-01-26 内張り用硬質プラスチック管の直管路内挿入工法 Granted JPH02196627A (ja)

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JP1806489A JPH02196627A (ja) 1989-01-26 1989-01-26 内張り用硬質プラスチック管の直管路内挿入工法

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JP3494860B2 (ja) * 1997-10-09 2004-02-09 東京瓦斯株式会社 管路の内張り工法
WO2006049089A1 (ja) * 2004-11-05 2006-05-11 Shonan Gosei-Jushi Seisakusho K.K. 管路ライニング工法

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