JPH0566643U - 写真焼付機における計尺切断装置 - Google Patents

写真焼付機における計尺切断装置

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JPH0566643U
JPH0566643U JP490892U JP490892U JPH0566643U JP H0566643 U JPH0566643 U JP H0566643U JP 490892 U JP490892 U JP 490892U JP 490892 U JP490892 U JP 490892U JP H0566643 U JPH0566643 U JP H0566643U
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JP
Japan
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photographic paper
photographic
printing machine
scroll
feeding
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Application number
JP490892U
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Inventor
裕 大曽根
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 長尺の印画紙スクロールから所定量ずつ印画
紙を引出して計尺切断した印画紙上に露光焼付けを行
い、更に、現像処理をする写真焼付機20においてその切
断装置21を改良して該装置の処理能力を高め、更に、装
置全体をコンパクトにして設置面積を小さくしてミニラ
ボの操作性をよくすることを目的にする。 【構成】 所定幅の印画紙を長巻きにしたスクロール13
aを装填して焼付を行うようにした写真焼付機20に、該
スクロール装填部のマガジン11から引出される印画紙を
所定の長さに計尺切断する計尺送り手段と往復動切断装
置21とを設け、更に、計尺切断された印画紙13bを露光
位置に搬送する搬送手段と露光済み印画紙の現像部への
送込手段とを設け、前記計尺送りは、往復動カッターの
往動及び復動のいずれかが終了することにより開始され
るようにしたことを特徴とする写真焼付機20における計
尺切断装置。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は写真焼付機を効率良く運転するための計尺切断装置の改善に関する。
【0002】
【従来の技術】
写真焼付機においては所定幅の長巻印画紙スクロールをマガジンに収納し、そ れを写真焼付機のマガジン装填部に装着し、該マガジンから引出される長巻印画 紙を所定の長さに計尺してカッターで切断して印画紙シートにしたものを、露光 位置まで搬送して静止させ、その状態でネガ原版を該印画紙シート上に投影焼付 露光させた後、更に該露光済印画紙シートを直結した現像部に送り込むようにし てある。そして現像済みの印画紙シートは乾燥部で乾燥して仕上げられて回収さ れる。
【0003】 そしてこのような写真焼付機はコンパクトであり設置面積も少なくて済むので DP店店頭に置かれるミニラボ用焼付機として、使われるようになって来た。
【0004】 即ち、プリンターと現像機を別々の機械として設置するよりも設置スペースは 小さくて済み、取扱い作業工数や所要人員も少なくて済む。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、当然ながらプリンターと現像機を結合することにより処理スピードが 下ることになる。このような処理スピードの低下がひどくなることは好ましくな い。特に写真焼付工程においては、長巻印画紙がマガジンから所定の長さ引出さ れて計尺切断されて印画紙シートになってから露光位置に搬送されて静止し、ネ ガ原版の画面が投影露光されて該印画紙シート上に焼付けられるが、印画紙はセ ンシティブな感光材料で特に間欠送り出しのような加速度を伴うような場合は、 高速搬送することにより、プレッシャーかぶり、静電気励起によるスパークかぶ り等が発生するので安全速度で比較的ゆっくりと搬送させることが好ましい。
【0006】 しかしゆっくりすぎては効率がわるい。本考案はこのような問題点を解決し効 率の高い、写真焼付機における計尺切断装置を提供することを課題目的にする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この目的は、所定幅の印画紙を長巻きにしたスクロールを装填して焼付を行う ようにした写真焼付機に、該スクロール装填部から引出される印画紙を所定の長 さに計尺切断する計尺送り手段と往復動切断装置とを設け、更に、計尺切断され た印画紙を露光位置に搬送する搬送手段と露光済み印画紙の現像部への送込手段 とを設け、前記計尺送りは、往復動カッターの往動及び復動のいずれかが終了す ることにより開始されるようにしたことを特徴とする写真焼付機における計尺切 断装置によって達成される。
【0008】
【実施例】
本考案の1実施例を図1の概略側断面図によって説明する。
【0009】 巻芯12に巻かれた印画紙13のスクロール13aはマガジン11に収納され該印画紙 13はその先端部を引出口14から各搬送ローラ対22,23に挟持されて繰出され、所 要サイズの長さが送られて、切断装置21によって各設定サイズの計尺長に切断さ れる。このようにして所要寸法長さに計尺された各印画紙シート13bはサクショ ンベルト27上の露光位置27aに位置するように運ばれ、反射笠33を設けた露光ラ ンプ32によって一様に照射されたネガ載置台31のネガ画面が露光位置27a上の印 画紙シート13b上に露光して結像するようにしてある。サクションベルト27は両 端の入口ローラ対24,出口ローラ対25及び中間のテンションローラ26に巻回され て設けられ、該ベルト面には多数の吸引孔があけられ該ベルトの内側の減圧室に 向って吸引がかけられることにより計尺切断されて来た印画紙シート13bの平面 性が保持されると共に露光光軸に印画紙シート13bの中心が合わされた状態で位 置決めされる。
【0010】 このように写真焼付機20にて露光完了後は、搬送ローラ対41,42,43,44,45,46 ,47,48により順次搬送されて現像処理部50に搬送され、処理液による液浸処理及 び乾燥を経てプリントが仕上げられて回収されるようにしてある。
【0011】 このように配置した各機能はどのように作用するかについて述べる。
【0012】 マガジン11の印画紙スクロール13aから搬送ローラ対22,23,24で操出される印 画紙13は、通常の先端待機位置である切断装置21から所定の計尺量の長さが操出 されて停止し、切断装置21が作動して切られた一枚分の印画紙が露光位置に向う ように搬送され、その工程が順次繰り返されて露光位置に停止して位置決めされ た印画紙に随時像露光がなされる。像露光位置での光軸センターと印画紙センタ ーの位置合わせは各サイズ毎の計尺量に応じて前記サクションベルト27の搬送量 を変えて調節可能にしてある。
【0013】 ここで、切断装置21はギロチンカッター等も使われるが印画紙スクロール13a の印画紙幅が大きいとギロチンカッターでなく、図1の側断面図及び図2の平面 図に示すように、固定の直刃状の下刃21Aに対して、その直刃に回転刃21Bを接 触させながら印画紙切断方向に回転刃21Bを組みこんだヘッド21Cを走行させる ようにした切断装置を本実施例では用いた。これは危険性が少なく、騒音や振動 がなく静止露光に対する障害もないので好ましい。しかし、ギロチン式よりも切 断時間がやや長くなる。
【0014】 しかし、図2の実線で示すホームポジションの位置にあった回転刃21Bをセッ トしたヘッド21Cが下刃21Aに接触して2点鎖線で示す位置に達すると印画紙13 は印画紙シート13bに計尺切断されてしまうので、該ヘッド21Cがホームポジシ ョンに帰って来るのを待たずに印画紙シート13bの搬送を開始できることになる 。一方、残された印画紙スクロール13aの先端部もヘッド21Cが印画紙走行域か ら外れているので次の所定量の計尺のために搬送を開始して差支えない。そして 回転刃21Bのヘッド21Cはこの間に下刃21Aから離れて上昇させた上でホームポ ジションに戻しても良く、また、そのまま図2の2点鎖線で示す位置に待機させ たまま、次の印画紙13の計尺走行が終了した段階でホームポジションに戻るよう に走行させて、復動で計尺切断を終えるようにしてもよい。いずれにしても回転 刃21Bのヘッド21Cが往動か復動のいずれかで印画紙13を計尺切断させれば直ち に計尺済みの印画紙シート13bや次の先頭印画紙の計尺搬送は開始して差支えな い。本考案では、このように切断装置21の作動を行わせるようにした。
【0015】 これによって、図3の作動線図にも示すように、サイクルタイムT1を従来技 術のものT2にくらべて大幅に縮めることが可能になりプリンターに現像部を連 結してコンパクト化しても、作動スピードをそれ程下げることなく少なくとも現 像機の現行スピードを下まわることなく更にこれからの現像機の現像スピードの 上昇技術と合わせることにより、より高能率の写真焼付機が実現できるようにな る。
【0016】 勿論、ギロチンカッターにおいても印画紙シート13bの搬送の効率化に関する 本考案の技術は適用可能である。
【0017】
【考案の効果】
プリンターと現像機を結合した写真焼付機における切断装置の作動改良をした 本考案により今までよりも高い処理能力が維持できるようになり、更に、装置全 体がコンパクトにまとまり、設置スペースが大変小さくて済むようになった。し たがってミニラボを狭い店頭に設置することも容易になりそのような場所での顧 客と応対しながらの操作性も大変良好になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の概略を示す側断面図。
【図2】本考案の実施例における切断装置の部分平面
図。
【図3】本考案に関連する作動線図。
【符号の説明】
11 マガジン 12 巻芯 13 印画紙 13a 印画紙スクロール 13b 印画紙シート 14 引出口 20 写真焼付機 21 切断装置 21A 下刃 21B 回転刃 21C ヘッド 22,23,24,25,41,42,43,44,45,46,47,48 搬送ローラ対 27 サクションベルト

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定幅の印画紙を長巻きにしたスクロー
    ルを装填して焼付けを行うようにした写真焼付機に、該
    スクロール装填部から引出される印画紙を所定の長さに
    計尺切断する計尺送り手段と往復動切断装置とを設け、
    更に計尺切断された印画紙を露光位置に搬送する搬送手
    段と露光済み印画紙の現像部への送込手段とを設け、前
    記計尺送りは、往復動カッターの往動及び復動のいずれ
    かが終了することにより開始されるようにしたことを特
    徴とする写真焼付機における計尺切断装置。
JP490892U 1992-02-10 1992-02-10 写真焼付機における計尺切断装置 Pending JPH0566643U (ja)

Priority Applications (1)

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JP490892U JPH0566643U (ja) 1992-02-10 1992-02-10 写真焼付機における計尺切断装置

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JP490892U JPH0566643U (ja) 1992-02-10 1992-02-10 写真焼付機における計尺切断装置

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Publication Number Publication Date
JPH0566643U true JPH0566643U (ja) 1993-09-03

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JP490892U Pending JPH0566643U (ja) 1992-02-10 1992-02-10 写真焼付機における計尺切断装置

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