JPH0566470U - スポットヒーター - Google Patents

スポットヒーター

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JPH0566470U
JPH0566470U JP1250292U JP1250292U JPH0566470U JP H0566470 U JPH0566470 U JP H0566470U JP 1250292 U JP1250292 U JP 1250292U JP 1250292 U JP1250292 U JP 1250292U JP H0566470 U JPH0566470 U JP H0566470U
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JP
Japan
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furnace
opening
burner device
tube
draft tube
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Pending
Application number
JP1250292U
Other languages
English (en)
Inventor
惣一 山本
佐藤  寛
勝美 奥山
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Yamamoto Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Yamamoto Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
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  • Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)
  • Housings, Intake/Discharge, And Installation Of Fluid Heaters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 スポットヒーターの炉体を、それの前後長さ
が短くなるようにして、スポットヒーターの機体全体を
軽量化・小型化し、移動・運搬が容易なスポットヒータ
ーを低コストで製作し得るようにする。 【構成】 架台1に、ガンタイプのバーナー装置2を、
支持フレーム4を介して装架し、そのバーナー装置2の
ドラフトチューブ20の先端側に、軸方向を該ドラフト
チューブ20の軸方向に沿わせた炉筒30と全面に無数
の噴風孔31a…を開設して前記炉筒30の開放口30
aに取付けられる噴風板31とを具備する炉体3を接続
して設けてなるスポットヒーターAにおいて、前記炉体
3の炉筒30の開放口30aに組付ける噴風板31の内
面側の軸芯部位に、前記バーナー装置2のドラフトチュ
ーブ20の先端開口から吐出される燃焼炎を包み込む包
炎内筒32を装設し、その包炎内筒32の開放口が前記
ドラフトチューブ20の先端開口に近接して対向するよ
う炉筒30の周壁30dの軸方向の長さを短く形成す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、バーナー装置を移動自在の架台に支架して、屋外または屋内の所望 の場所を、スポット的に暖房するように用いられるスポットヒーターについての 改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
本考案において対象とするスポットヒーターAは、第1図に示している如く、 所望の場所に移動し得るよう手押しの台車状に形成した架台1に、灯油等の燃料 油を収容する燃料タンクTとその燃料タンクTから供給される燃料油を燃焼させ るガンタイプのバーナー装置2とを装架するとともに、そのバーナ装置2の燃焼 炎を吐出するドラフトチューブ20の外周に、ラッパ状に形成した炉筒30の基 端側を装着し、その炉筒30の拡径する先端側の開放口30aに、全面に無数の 噴風孔31aを具備する噴風板31を張設して、この炉筒30と噴風板31とか らなる炉体3を、バーナー装置2のドラフトチューブ20の先端の噴炎口20a に接続し、その炉体3内にドラフトチューブ20から吐出する燃焼ガスの炎を吹 き込み、同時にバーナー装置2が具備する送風機21からドラフトチューブ20 に吹き出されてくる燃焼空気を炉体3内に吹き込んで完全燃焼させ、その燃焼ガ スが、該炉体3の炉筒30の先端側の開放口30aに張設した噴風板31の無数 の噴風孔31a…から、熱風として吹き出すように構成される形態のスポットヒ ーターである。
【0003】 この形態のスポットヒーターAは、従前のものにあっては、前記第1図にある よう、手押しの台車状に形成した架台1の上面側に、支持フレーム4を装架して 、これに、まず、バーナー装置2のボディ2aを、それのドラフトチューブ20 が、架台1の上面の後端側において架台1の前方に向け突出する姿勢として装架 し、次いで、このバーナー装置2のドラフトチューブ20およびボディ2aを取 付けフレームに用いて、第2図に示している如く、炉体3と、該炉体3の外周を 囲うように形成してあるドラム状の外囲体5とを、組付け支架し、これにより、 炉体3を、それの底部の中心部に、バーナー装置2のドラフトチューブ20が突 入してくる状態として組付けることで構成されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上述の如く構成されている従前の移動型のスポットヒーターAは、バーナー装 置2のドラフトチューブ20の先端の噴炎口20aから吐出する燃焼炎と、バー ナー装置2のボディ2a内に組込まれている送風機21からドラフトチューブ2 0の基端側に吹き込まれて、そのドラフトチューブ20の先端の噴炎口20aか ら吐出するようになる燃焼空気とを、燃焼室となるラッパ状の炉体3の内部に吹 込ませて、この炉体3内部で混合させることにより、完全燃焼が行なわれるよう にしていることから、炉体3の基端部となるバーナー装置2のボディ2aと接続 する炉筒30の基端部から、噴風板31が張設される炉筒30の先端の開放口3 0aまでの、長さLを、噴炎口20aから吐出する炎の長さL’より長くしなけ ればならないことで、炉体3の前後の長さが長くなって、機体全体を大きくする とともに重量を増大させて、移動・運搬を不便にする問題と製作コストが嵩むよ うになる問題がある。
【0005】 本考案は、従来手段に生じているこれらの問題を解消せしめるためになされた ものであって炉体3の前後の長さを短くして機体全体を、小型化・軽量化し、移 動・運搬を容易にし、製作コストを低減させ得るようにする新たな手段を提供す ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そして、本考案は、上述の目的を達成するための手段として、架台に、ガンタ イプのバーナー装置を、支持フレームを介して装架し、そのバーナー装置のドラ フトチューブの先端側に、軸方向を該ドラフトチューブの軸方向に沿わせた炉筒 と全面に無数の噴風孔を開設して前記炉筒の開放口に取付けられる噴風板とを具 備する炉体を接続して設けてなるスポットヒーターにおいて、前記炉体の炉筒の 開放口に組付ける噴風板の内面側の軸芯部位に、前記バーナー装置のドラフトチ ューブの先端開口から吐出される燃焼炎を包み込む包炎内筒を装設し、その包炎 内筒の開放口が前記ドラフトチューブの先端開口に近接して対向するよう炉筒の 周壁の軸方向の長さを短く形成したことを特徴とするスポットヒーターを提起す るものである。
【0007】
【実施例】
次に実施例を図面に従い詳述する。なお、図面符号は、従前手段のものと同効 の構成部材については同一の符号を用いるものとする。
【0008】 図3は、本考案を実施せるスポットヒーターAの側面図で、同図において1は 架台、Tは燃料タンク、4は支持フレーム、2はガンタイプのバーナー装置、3 は炉体を示す。
【0009】 架台1は、鉄パイプよりなる枠杆を折曲げ成形することで、主枠体1aを組立 て、それの前端側(図3において左端側)には走行移動用の車輪10・10を左 右に一対に対向させて遊動軸支し、後端側には、前記主枠体1aに一体に連続す る鉄パイプよりなる支脚11を装設することで構成してある。そして、燃料タン クTは、この架台1の内腔に嵌合する台箱状に形成されて該架台1に組付け支架 してある。
【0010】 支持フレーム4は、前記架台1と同様に、鉄パイプよりなる枠杆4aを折曲げ 成形することで、側面視においてゲート状をなす側枠部材40・40が左右に一 対に対向し、それら側枠部材40・40の前後の各下端部が、鉄パイプよりなる 左右方向のつなぎ部材41・42で一体に連結した形状の剛体枠に組立てられて いる。そして該支持フレーム4は、それの前記前後のつなぎ部材41・42を、 前述の架台1の主枠体1aの上面に当接して一体に熔接することで架台1上に組 付け支架してある。
【0011】 また、該支持フレーム4に対するバーナー装置2の支架は、該支持フレーム4 の左右の側枠部材40・40の各前端側の支柱部40a・40aに、ブラケット 70・70を熔接により一体に止着して、これらに支軸71を渡架軸支し、この 支軸71にバーナー装置2のボディ2aを組付け支架し、さらに、前記支軸71 の左右の軸端部位に、前述のブラケット70・70の内面に摺接する短冊状の規 制板72・72を該支軸71と一体に回動するようそれぞれ設け、各規制板72 の回動端側と前記ブラケット70とを、そのブラケット70・70に設けた前記 支軸71を中心とする仮想円弧に沿う長穴73に嵌挿するねじ杆75を、規制板 72に設けた雌ねじに螺合して締着していくことで、支軸71中心とする所望の 回動位置に固定できるようにしてある。
【0012】 前記バーナー装置2は、図5に示している如く、略四角な箱状に形成したボデ ィ2a内に、モーターにより作動する送風機21と、電磁ポンプPを組付け、そ のボディ2aから突出するドラフトチューブ20の基端側を前記送風機21の吐 風口に連通し、ドラフトチューブ20内の軸芯部位には、基端側が前記電磁ポン プPの吐出口と接続するガンタイプのノズル22を配設し、かつ、そのノズル2 2の周辺に放電プラグ23を配設し、そのノズル22の前面側にデフューザー2 4を配設して構成する通常のものである。
【0013】 しかして、このガンタイプのバーナー装置2のドラフトチューブ20の先端側 に接続する炉体3は、軸方向がドラフトチューブ20の軸線方向に沿う姿勢とし て基端側の取付筒部をドラフトチューブ20の外周に嵌挿して組付けることによ りドラフトチューブ20に装着される炉筒30と、全面に無数の噴風孔31aを 開設して前記炉筒30の開放口30aに蓋するように組付ける噴風板31と、ド ラフトチューブ20から吐出する燃焼ガスの炎を包み込むようにドラフトチュー ブ20の吐出口の前面側に配位して炉筒30内に収蔵せしめる包炎内筒32とを 具備することについては従前のものと変わりがないが、それの炉筒30は、軸芯 部位の外面側に前述の取付筒部30bが形設される底壁30cの内面側に、平ら な円盤状に形成した断熱材33が張設してある。
【0014】 また、前述の噴風板31は、傘状に成形して、それの周縁に設けた取付鍔部3 1bを前記断熱材33の外面側に当接し、その断熱材33と一緒にセットボルト 34により炉筒30の底壁30cの周縁部位に閉じ合わせることで、炉筒30の 開放口30aを塞ぐように組みつけてある。
【0015】 そして、前記包炎内筒32は、それの開放口が前記ドラフトチューブ20の吐 出口と対向する姿勢として、前記噴風板31の内面側の軸芯部位に配位し、その 噴風板31の内面側に一体的に組付け支架せしめてあり、これにより、この包炎 内筒32が噴風板31の内腔に収蔵された形態として、炉筒30の周壁30dの 突出長さを、この包炎内筒32の軸方向の長さ分だけ短くし、該炉体30が浅い 皿状をなす形状として炉体3全体の前後の長さを極く短いものに形成してある。
【0016】 なお、図示する実施例装置において、32a…は包炎内筒32の周壁に設けた 噴炎口、5は炉体3の外周の上面側に設けた外囲体、6は噴風板31の前面に設 けた安全保持のためのガードフレーム、8はスポットヒーターAを、積み重ねて 収納する際に、上位のスポットヒーターAの架台1の底面が下位のスポットヒー ターHの支持フレーム4の上面と嵌合する状態となるように架台1の周面に設け た嵌合用のフレームである。
【0017】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によるスポットヒーターAは、炉体3の内腔に収蔵 する包炎内筒32を、炉筒30の開放口30aに取付ける噴風板31の内面側の 軸芯部位に組付け、この包炎内筒32がドラフトチューブ20の先端開口と近接 するように噴風板31を炉筒30の開放口30aに取付けることで、炉筒30の 周壁30dの軸方向の突出長さを短くしているのだから、炉体3の前後長さを著 しく短く形成できて、機体全体の小型化・軽量化が得られ、移動運搬が容易なス ポットヒーターを低コストで製作し得るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従前のスポットヒーターの斜視図である。
【図2】同上スポットヒーターの要部の一部破断した側
面図である。
【図3】本考案を実施せるスポットヒーターの側面図で
ある。
【図4】同上スポットヒーターの正面図である。
【図5】同上スポットヒーターの要部の縦断側面図であ
る。
【符号の説明】
A…スポットヒーター、T…燃料タンク、P…電磁ポン
フ、L・L’…長さ、1…架台、1a…主枠体、10…
車輪、11…支脚、2…バーナー装置、2a…ボディ、
20…ドラフトチューブ、20a…噴炎口、21…送風
機、22…ノズル、23…放電プラグ、24…デフュー
ザー、3…炉体、30…炉筒、30a…開放口、30b
…取付筒部、30c…底壁、30d…周壁、31…噴風
板、31a…噴風孔、31b…取付鍔部、32…包炎内
筒、32a…噴炎口、33…断熱材、34…セットボル
ト、4…支持フレーム、4a…枠杆、40…側枠部材、
40a…支柱部、41・42…つなぎ部材、5…外囲
体、6…ガードフレーム、70…ブラケット、71…支
軸、72…規制板、73…長穴、74…ねじ杆、8…嵌
合用のフレーム。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 架台1に、ガンタイプのバーナー装置2
    を、支持フレーム4を介して装架し、そのバーナー装置
    2のドラフトチューブ20の先端側に、軸方向を該ドラ
    フトチューブ20の軸方向に沿わせた炉筒30と全面に
    無数の噴風孔31a…を開設して前記炉筒30の開放口
    30aに取付けられる噴風板31とを具備する炉体3を
    接続して設けてなるスポットヒーターAにおいて、前記
    炉体3の炉筒30の開放口30aに組付ける噴風板31
    の内面側の軸芯部位に、前記バーナー装置2のドラフト
    チューブ20の先端開口から吐出される燃焼炎を包み込
    む包炎内筒32を装設し、その包炎内筒32の開放口が
    前記ドラフトチューブ20の先端開口に近接して対向す
    るよう炉筒30の周壁30dの軸方向の長さを短く形成
    したことを特徴とするスポットヒーター。
  2. 【請求項2】 炉体3を、浅い皿状の炉筒30と、その
    炉筒30の底壁30cの内面側に張設する平盤状の断熱
    材33と、内面側の軸芯部位に包炎内筒32を取付けて
    前記炉筒30の開放口30aに組付ける噴風板31とに
    より形成した請求項1記載のスポットヒーター。
JP1250292U 1992-02-05 1992-02-05 スポットヒーター Pending JPH0566470U (ja)

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