JPH056638Y2 - - Google Patents

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JPH056638Y2
JPH056638Y2 JP1985139355U JP13935585U JPH056638Y2 JP H056638 Y2 JPH056638 Y2 JP H056638Y2 JP 1985139355 U JP1985139355 U JP 1985139355U JP 13935585 U JP13935585 U JP 13935585U JP H056638 Y2 JPH056638 Y2 JP H056638Y2
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case
eprom
rom
cassette
board
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JP1985139355U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、例えば、マイコン、ゲームコンピ
ユーター等のゲームソフト等として使用される
ROM・カセツトに関する。
〔従来の技術〕
現在使用されているマイコン、ゲームコンピユ
ーター等のROM・カセツトについては、イレザ
ーブル・プログラマブルROM(以下、EPROMと
いう)を使つているROM・カセツトが使用され
ているものが有る。このEPROMは、すでに書き
込まれたソフトの内容を一定の期間(例えば、約
10分間)紫外線に当てることによりその内容を消
すことができ、次いで新しいソフト又はよく売れ
ているソフト等を再び書込むことができるもので
ある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、EPROMを使用したROM・カ
セツトについて、EPROMを載せた基板すなわち
プリント基板は、例えば、プラスチツク等のケー
スで包み込んでパツクしてあり、溶着、接着剤等
で固着されているものであつた。それで、市場か
ら回収したROM・カセツトのソフトを書き換え
るにしてもケースを分解してEPROMを露出させ
なければならなかつた。次いで露出したEPROM
に紫外線を一定期間当ててすでに書き込まれてい
るソフトの内容を消し、再び新しいソフト等を書
込み、最後に再びEPROMを載せている基板を上
下のケースに挟み込んで互いにケースを固着しな
ければならなかつた。そのために、これらの作業
をするために専門家を必要とし、工程数及び部品
点数も多くなり、安価に仕上げることが困難で、
しかも、市場から回収した時に直ちに書き換えね
ばならない必要があるというにもかかわらず期間
のかかることとなり大いに問題点が残されてい
た。
この考案の目的は、前記の問題点を解消するこ
とであり、EPROMを使用し、これらの動作をプ
ラスチツク等で作られたケースを解体することな
く、そのソフトの内容を消し、しかも書込み用接
続端子を設けて、ROM・カセツトをメモリ書込
み機にセツトすることによつて新しいプログラム
のソフト等を書込むと共に外部からの力によつて
内部に損傷を与えることがないように構成した
ROM・カセツトを提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、上記目的を達成するために、
ROMとしてEPROMを使用し、ROM・カセツト
のケースを開けることなく、すなわち解体するこ
となく、例えば、メモリの内容を消しかつ別のソ
フトを書込むことができるようにした書込み用接
続端子を有すると共に外力によつて内部すなわち
基板に損傷が与えられることがないように保護さ
れているROM・カセツトを提供することであ
り、更に詳述すると、例えば、平板から成る基板
の一辺に読出し用接続端子を設けると共に、例え
ば、更にその辺とは別の基板の辺に書込み用接続
端子を並設し、基板にゲーム等のソフトを入れた
EPROMを載せ、それらEPROMと読出し用接続
端子及び書込み用接続端子とをプリント配線で接
続し、この基板をプラスチツク等のケースで包み
込み、このケースに読出し用接続端子と書込み用
接続端子を露出させるための凹部を形成すると共
に、ケースにはEPROMに対応する所に孔を形成
し、更に基板に設けたEPROMの動作モードの切
換スイツチに対応する所に孔を形成し、前記ケー
スの孔、EPROMの動作モードの切換スイツチ用
の孔及び前記書込み用接続端子が露出しているケ
ースの凹部を塞ぐようにポリエステル等の堅い材
質から作られているL型の保護シート(非可撓性
の保護体を含めて本明細書においてはシートと総
称する)を前記ケースに載置し、更に前記保護シ
ートを覆うようにラベルを前記ケースに固定した
ことを特徴とするROM・カセツトに関するもの
である。この場合、保護シート又はラベルの少な
くとも一方が紫外線を遮るような、例えば不透明
な紙、プラスチツク等で作られていることは勿論
である。
〔作用〕
ROM・カセツトは、例えば、マイコン本体、
ゲームコンピユーター本体等のCPUにROM・カ
セツトの露出している読出し用接続端子を差し込
んで、その読出し用接続端子を通して内容を読出
してゲーム等ができるようになつているものであ
る。このROM・カセツトのソフトを消して書き
換えるためには、まずROM・カセツトのプラス
チツク等から作られたケースを覆つているラベル
を剥ぎ取り、更に保護シートを取り去る。この保
護シートはROM・カセツトの基板に載せた
EPROMに対応した位置に形成されているケース
の孔、EPROMの動作モードの切換えスイツチ用
の孔及びROM・カセツトの書込み用接続端子を
露出させているケースの凹部を塞いでいるが、こ
のラベルを剥ぎ、保護シートを取り去ると、これ
ら孔、スイツチ用の孔及び凹部は露出する。露出
したケースの孔を通してEPROMに紫外線を一定
期間当てる。この作用により、すでに書込まれて
いたEPROMのソフトの内容は消される。次い
で、メモリ書込み機にROM・カセツトの書込み
用接続端子を差し込んで、スイツチを手動で切り
換え、EPROMの動作モードを書込みモードに
し、新しい又は良く売れているソフトをEPROM
に書込む。再び保護シートでケースとスイツチの
孔及び書込み用接続端子の露出している方のケー
スの凹部を塞ぐようにし、新しく書込んだソフト
に対応する種類のラベルで保護シートを覆つてラ
ベルをケースに接着剤等で貼り付け等によつて固
定する。
〔実施例〕
この考案の一実施例を図面を参照して詳述す
る。第1図において、この考案によるROM・カ
セツトの一部分解された斜視図が示されている。
ROM・カセツトには、マイコン、ゲームコンピ
ユーター等のゲーム等のプログラムのソフトが入
れられているものである。ROM・カセツトは、
主としてプリント基板すなわち基板1、前記基板
1を包み込むすなわちパツクしているケース、ケ
ースの一部を覆う保護シート8及びケースを覆う
ラベル11から構成されている。プリント基板す
なわち基板1は平板であり、その平板上の一辺に
はマイコン本体等と接続される読出し用接続端子
2が並設されている。読出し用接続端子2が設け
られている辺とは別の辺、図面では反対側の辺に
書込み用接続端子3が並設されている。基板1に
は例えば2つのEPROM7が載せてあり、上ケー
ス5にはEPROM7に対応する位置に後述する孔
4を形成している。EPROM7は読出し用接続端
子2と書込み用接続端子3に対してプリント配線
により接続されている(図示省略)。ケースは上
ケース5と下ケース6から成り、それら上ケース
5と下ケース6とは基板1を包み込むように互い
に接着剤等で接合、組み合わせ等で結合されてい
る。基板1は上記のように構成されているので、
基板1の読出し用接続端子2は第1図に示すよう
に常に露出されるようにケースの凹部9に位置し
ている。また、基板1の書込み用接続端子3は第
2図に示すようにケースの凹部10から露出する
ように挟み込まれている。上ケース5には2つの
孔4とEPROM7の動作モードを切り換えるスイ
ツチ12のための孔13が形成されており、上ケ
ース5と下ケース6とを互いに結合した場合に、
後述する基板1の端子を露出させるための凹部9
(第1図)、10(第2図)が形成されるように上
ケース5と下ケース6には切欠き部が形成されて
いる。保護シート8は、ポリエステル系の合成樹
脂等の堅い材質でL型に形成されており少なくと
も上ケース5の2つの孔4、スイツチ12の孔1
3及び書込み用接続端子3が露出している方の凹
部10とを塞ぐ状態で、ケースの段部になつてい
る低い平部14に嵌まり込むように載置されてケ
ースに載置される。図面では保護シート8は孔
4、スイツチ12用の孔13及び凹部10とを塞
いでいない状態すなわちケースに取り付けられて
いない状態を示しているが、保護シート8をケー
スに取り付けるためには保護シート8を矢印Bの
方向に移動させ上ケース5の上に載置するように
取り付ける。次いで、その保護シート8を覆うよ
うにラベル11を矢印Aの方向に動かしてケース
を挟むようにしてラベル11をケースに接着剤等
によつて固着する。この場合に、段部の深さは保
護シート8の厚みに等しく形成することが好まし
い。それにより、ケースに保護シート8を嵌め込
みその上からラベル11を貼り付けた場合に凹凸
がなく一様となり異和感がないものにすることが
できる。ケースの書込み用接続端子3の凹部10
は保護シート8及びラベル11によつて塞がれて
いるもので、市場にあつて使用されるときは覆わ
れており見ることができない状態になつている。
保護シート8及びラベル11はケースを傷つける
ことなく取り外すことはできるがROM・カセツ
トの使用者が簡単に外せないように例えばラベル
11はケースに貼り合わせ等によつて固着されて
いるものである。また、保護シート8又はラベル
11の少なくともいずれか一方が紫外線を通さな
い材質、例えば、不透明な紙、プラスチツク等で
作られているものである。
〔考案の効果〕
この考案は、上記のように構成されているので
従来の欠点を解消することができる。すなわち、
書込み用接続端子がケースの凹部に露出して設置
されているので、ケースをばらす必要がなく、ラ
ベルを剥ぎ、保護シートを取り外すのみでメモリ
書込み機に差し込んで簡単にかつ確実にソフトの
書込みを行うことができる。すなわち、書込み用
接続端子は一辺に並設されているので電気的接触
も良好でありエラー等が発生することがない。ま
た、ケースに形成されている孔がEPROMの位置
する所と対応して設けられており、EPROMがケ
ースから露出されている状態であるから、例え
ば、ROM・カセツトのEPROMに書込まれたソ
フトを消す場合に上ケースと下ケースを引き離し
てケースを解体する必要がなく、ラベルを剥ぎ、
次いで保護シートを取り外すのみでEPROMを露
出させることができるので、EPROMを露出させ
た状態で一定期間(例えば約10分間)紫外線に当
てるのみでEPROMにすでに書込まれているソフ
トを消し、メモリ書込み機にROM・カセツトを
差し込んでスイツチを切り換えてEPROMの動作
モードを書込モードにして新しいソフトを書込む
ことができる。それ故に、書き換えの工程数が少
なくて済み、回収すると直ちに消して書込み動作
を行うことができるので、販売上から見ても極め
て有効である。そして、書込み後は、再び、保護
シートを上ケースに載置してケースの孔と書込み
用接続端子の露出したケースの凹部を塞ぎ、次い
でそのEPROMに書込んだソフトに応じた新しい
ラベルをケースに貼り付ければ良いだけで、新し
いROM・カセツトの製品を完成させることがで
きる。そして、特に重要な効果として、堅い材料
で作られている保護シートをケースとラベルとの
間に介在させているので、ケースの凹部や孔に指
等の外力が加わつたとしても基板のEPROM、切
換スイツチ及び書込み用接続端子を傷つけること
がなく、また切換スイツチが誤操作されたり、書
込み用接続端子のピンが曲がつたりすることもな
く、しかもラベルが破れて紫外線がEPROMに当
たつたりすることがなく極めて安全性に富んだ
ROM・カセツトを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案によるROM・カセツトの一
部分解の斜視図、及び第2図は第1図のROM・
カセツトの書込み用接続端子の一部を示す斜視図
である。 1……基板、2……読出し用接続端子、3……
書込み用接続端子、4……孔(EPROM用)、5
……上ケース、6……下ケース、7……
EPROM、8……保護シート、9……凹部(読出
し用接続端子用)、10……凹部(書込み用接続
端子用)、11……ラベル、12……スイツチ、
13……孔(スイツチ用)、14……低い平部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 EPROMを載置した基板と、該基板を包み込ん
    だケースとを有するROM・カセツトにおいて、 前記EPROMを載置した基板上に、前記
    EPROMの読み出し用接続端子と書き込み用接続
    端子とをそれぞれ当該基板の別の辺に並設し、 前記ケースには前記読み出し用接続端子を露出
    させることのできる凹部と前記書き込み用接続端
    子を露出させることのできる凹部とをそれぞれ形
    成するとともに、前記基板のEPROMに対応する
    位置に孔を形成し、 該孔と前記書き込み用接続端子を露出させるこ
    とのできる凹部とを塞ぐように保護シートを前記
    ケースに載置し、 さらに該保護シートを覆うラベルを前記ケース
    に固定した ことを特徴とするROM・カセツト。
JP1985139355U 1985-09-11 1985-09-11 Expired - Lifetime JPH056638Y2 (ja)

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JP1985139355U JPH056638Y2 (ja) 1985-09-11 1985-09-11

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JPS6248093U JPS6248093U (ja) 1987-03-25
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1083363A (ja) * 1996-03-28 1998-03-31 Mega Chips:Kk ゲームプログラム供給システムおよびプログラム書き換えシステム

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61236093A (ja) * 1985-04-11 1986-10-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd カ−トリツジ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61236093A (ja) * 1985-04-11 1986-10-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd カ−トリツジ

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