JPH0566295U - 水中ポンプ - Google Patents

水中ポンプ

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JPH0566295U
JPH0566295U JP1447092U JP1447092U JPH0566295U JP H0566295 U JPH0566295 U JP H0566295U JP 1447092 U JP1447092 U JP 1447092U JP 1447092 U JP1447092 U JP 1447092U JP H0566295 U JPH0566295 U JP H0566295U
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JP
Japan
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strainer
casing
pump casing
pump
center position
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Pending
Application number
JP1447092U
Other languages
English (en)
Inventor
啓雅 中内
Original Assignee
新明和工業株式会社
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ストレーナの取付強度を周方向に沿ってバラ
ンス良く確保しながら、ストレーナの着脱作業を簡単に
行い、しかも部品点数も削減させる。 【構成】 モータ200をポンプケーシング150の中
心線Xに対し偏心させて、ポンプケーシング150の底
部の吸引口152を中心線Xから位置ずれするように形
成し、1本のボルト170をストレーナ160の底部中
心位置に貫通してポンプケーシング150の底部中心位
置に締結する。 【効果】 1本のボルト170を着脱するだけで簡単に
ストレーナ160の着脱作業を行える。ストレーナ取付
用として従来複数本使用されていたボルトが1本とな
り、部品点数を削減できる。ストレーナ160の中心位
置を固定するため、ストレーナ160の取付強度を全域
に周方向に沿ってバランス良く確保できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、例えば排水処理等に使用される水中ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】
図6は従来の水中ポンプを示す断面図である。同図に示すように、縦断面逆U 字形の有蓋筒状の外ケーシング1内にはモータ2が収容される。モータ2は、そ の回転駆動軸3が鉛直姿勢に配設されるようにして、外ケーシング1の下端開口 に取り付けられたメカシールブラケット4に図示しないボルトによって固定され る。さらに、回転駆動軸3の下部がメカシールブラケット4の中心位置に貫通さ れて下方に引き出され、その引出端部に羽根車5が取り付けられる。メカシール ブラケット4には、その外周部に間欠的に複数の貫通口4a(図6において1か 所のみ示す)が形成され、これらの貫通口4aにより、メカシールブラケット4 の下面側と外ケーシング1内とが連通される。
【0003】 ポンプケーシング12は、縦断面略U字形の略有底筒状に形成されており、そ の底部中心位置に、羽根車5の中心位置に対応して吸引口12aが形成されると ともに、外周にフランジ部12bが形成される。そして、羽根車5を下方から覆 うようにしてポンプケーシング12を配置し、フランジ部12bに貫通した複数 のボルト12cをメカシールブラケット4の外周部にそれぞれ締結し、これによ りポンプケーシング12をメカシールブラケット4に固定する。
【0004】 ストレーナ13は、縦断面略U字形の略有底筒状に形成され、外周壁部に複数 の吸引穴13aが形成されるとともに、図7の下面図に示すように底部外周にそ の周方向に沿って等間隔をあけて配置されるようにボルト貫通穴13bが3箇所 形成される。そして、ポンプケーシング12を下方から覆うようにしてストレー ナ13を配置し、各ボルト貫通穴13bに下方側からそれぞれボルト14(図6 参照)を挿通させてポンプケーシング12の底部外周にそれぞれ締結することに より、ストレーナ13をポンプケーシング12に固定する。この場合、ストレー ナ13は、その底部外周にその周方向に沿って等間隔をあけて配置される3本の ボルト14により固定されるため、周方向に沿ってバランスのよい取付強度を確 保できる。
【0005】 なお、機種によって、ストレーナ13の取付は、図8に示すように、ストレー ナ13の外周壁部から貫通された複数(3個)のボルト14をポンプケーシング 12の外周壁部に締結することにより、行うものもある。この場合も、ボルト1 4は、ストレーナ13の周方向に沿って略等間隔をあけて配置される。
【0006】 このような水中ポンプにおいて、下部を水中に浸してモータ2により羽根車5 を回転させると、羽根車5の周辺部に浸入した水が側方に押し出されて、羽根車 5の中心部分が減圧される。これにより、ストレーナ13側方の水が吸引穴13 aおよび吸引口12aを通ってポンプケーシング12内に吸引され、さらにその 水が羽根車5の側方に押し出されて、貫通口4aを通って外ケーシング1内に導 かれる。こうして、外ケーシング1内に水が所定量以上溜まると、吐出口9を通 って外部に排出される。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の水中ポンプでは、ストレーナ13を、その底部外周また は外周壁部を利用してポンプケーシング12にボルト14を固定するようにして いるため、ストレーナ13の取付強度を周方向に沿ってバランスよく確保するた めには、3本以上のボルト14が必要となる。そのため、羽根車5やポンプケー シング12の点検、交換等のメンテナンス作業時にストレーナ13を取り外す場 合、ボルト14を3個所以上取り外す必要があり、また逆にストレーナ13を取 り付ける場合にもボルト14を3個所以上取り付ける必要があり、ストレーナ1 3の着脱作業が繁雑となるとともに、部品点数も多くなるという問題を有してい た。
【0008】 ちなみに、ストレーナ13の中心位置を1本のボルトによりポンプケーシング 2に固定すれば、ストレーナ13の取付強度を周方向に沿ってバランスよく確保 することができるが、ストレーナ13の中心位置に対応するポンプケーシング1 2の中心位置には吸引口12aが形成されているため、ボルトの締結は実質上が 不可能である。
【0009】 この考案は、上記従来技術の問題を解消し、ストレーナの取付強度を周方向に 沿ってバランス良く確保しながら、ストレーナの着脱作業を簡単に行え、しかも 部品点数も削減できる水中ポンプを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この考案は、モータがその回転駆動軸を略鉛直姿勢に配置した状態で略有蓋筒 状の外ケーシング内に収容され、底部に吸引口を有する略有底筒状のポンプケー シングが前記回転駆動軸の下端に取り付けられた羽根車を下方から覆うようにし て前記外ケーシングの下部側に接続されるとともに、そのポンプケーシングを下 方から覆うようにして略有底筒状のストレーナが配設された水中ポンプであって 、上記目的を達成するため、前記モータの回転駆動軸および前記吸引口を前記ポ ンプケーシングおよび前記ストレーナの中心線に対し水平方向に偏心した位置で 上下方向に相対向させて配置し、前記ストレーナを、その底部の中心位置に貫通 した1本の固着具により前記ポンプケーシングの底部中心位置に着脱自在に固定 している。
【0011】
【作用】
この考案の水中ポンプによれば、ポンプケーシングに設けられる吸引口を、モ ータとともにポンプケーシングおよびストレーナの中心線に対し偏心させて配置 して、そのポンプケーシングの底部中心位置に、ストレーナの底部中心位置に貫 通された1本の固着具を締結させて、ストレーナを取り付けるようにしているた め、ストレーナの着脱作業を1本の固着具で簡単に行えるとともに、ストレーナ の取付強度が周方向に沿ってバランス良く確保される。
【0012】
【実施例】
図1はこの考案の一実施例である水中ポンプを示す断面図、図2はその要部分 解断面図である。両図に示すように、外ケーシング100は、縦断面略U字形の 略有蓋筒状に形成されるとともに、上壁に外ケーシング100の中心線Xに対応 して吐出口101が形成される。外ケーシング100内に収容されるモータ20 0は、モータ本体110と、モータ本体110の上部を覆うようにして、図示し ないボルトによりモータ本体110に固定される略有蓋筒状のモータカバー14 0とで構成されるとともに、後述するように外ケーシング100の中心線Xから 水平方向に沿って位置ずれするように配置されている。
【0013】 モータ本体110は、ロータ111とステータ112を略筒状のモータフレー ム114内に収容しており、モータフレーム114の下端に図示しないボルトに よりオイルケーシング115が固定されるとともに、そのオイルケーシング11 5の中心位置にロータ111の回転駆動軸116が貫通される。回転駆動軸11 6はオイルケーシング115に軸受117を介して回転自在に支持されるととも に、回転駆動軸116の上端はモータフレーム114に軸受118を介して回転 自在に支持される。
【0014】 また、外ケーシング100の下端開口には、メカシールブラケット120が図 示しないボルトによって固定される。メカシールブラケット120には、その外 周に沿って間欠的に複数の貫通口121(図1および図2において1個のみ示す )が形成され、それらの貫通口121によりメカシールブラケット120の下面 側が外ケーシング100内に連通される。そして、上記モータ本体110の回転 駆動軸116を鉛直姿勢に配設した状態で、モータ本体110のオイルケーシン グ115がメカシールブラケット120の上面側に図示しないボルトによって固 定される。このとき、モータ本体110は、外ケーシング100およびメカシー ルブラケット120の中心線Xに対し水平方向に沿って偏心するように配置され 、これにより回転駆動軸116がメカシールブラケット120の中心線X対し水 平方向に沿って位置ずれした領域に貫通されるとともに、その回転駆動軸116 の下端に羽根車130が取り付けられる。さらに、モータ本体110の上部に取 り付けられるモータカバー140の上壁が、外ケーシング100の中心線X上に 位置する吐出口101に対し、水平方向に位置ずれするように配置される。
【0015】 図3に示すように、外ケーシング100の上面には、吐出口101に対応して ホースカップリング102がボルト103により固定される。さらに、外ケーシ ング100の上面には、ハンドル104が配置され、このハンドル104ととも にモータカバー140の上壁がボルト105により外ケーシング100の上壁に 固定される。また、外ケーシング100の上壁およびモータカバー140の上壁 にはケーブルブーツ106が水密状態で貫通配置されるとともに、そのケーブル ブーツ106内に送電ケーブル107が挿通される。
【0016】 図4にポンプ下部に配置されるポンプケーシング150の下面図を示す。図1 、図2および図4に示すように、ポンプケーシング150は、縦断面略U字形の 略有底筒状に形成されており、外周フランジ部に周方向に沿って等間隔をあけて 3個のボルト挿通穴151が形成されるとともに、羽根車130の中心位置に対 応して、ポンプケーシング150の底部中心位置から偏心した位置に吸引口15 2が形成される。さらに、ポンプケーシング150の底部下面側には、ポンプケ ーシング150の中心位置にボルト締結穴153が形成される。そして、羽根車 130を下方から覆うようにしてポンプケーシング150を配置し、図示しない 3本のボルトを各ボルト挿通穴151に下方から挿通して、メカシールブラケッ ト120の外周部に締結し、これによりポンプケーシング150をメカシールブ ラケット120に固定する。
【0017】 ストレーナ160は、縦断面略U字形の略有底筒状に形成されており、外周壁 部に複数の吸引穴161が形成される。さらに図5に示すように、ストレーナ1 60の底部における中心位置には、上記ポンプケーシング150のボルト締結穴 153に対応してボルト挿通穴162が形成される。そして、ポンプケーシング 150を下方から覆うようにしてストレーナ160を配置し、ボルト170等の 固着具をボルト挿通穴162に下方から挿通して、ポンプケーシング150のボ ルト締結穴153に締結し、これによりストレーナ160をポンプケーシング1 50に固定する。
【0018】 この水中ポンプにおいて、建築現場の建築用穴内の溜まり水を排水するような 場合には、まずホースカップリング102に排水ホース180(図1参照)の一 端を連結しておいて、水中ポンプを溜まり水に浸るように建築用穴に配置し、モ ータ200を駆動させればよい。そうすると、羽根車130が回転しその遠心力 により羽根車130の周辺部の水が側方へ押し出されて、羽根車130の中央下 部に対応する領域が減圧される。この減圧により、水がストレーナ160の側方 から吸引穴161、および吸引口152を通ってポンプケーシング150内に吸 引される。さらに、その水が上記遠心力により羽根車130の側方に押し出され て、メカシールブラケット120の貫通口121を通り外ケーシング100内に 導かれる。こうして、水が外ケーシング100内に所定量以上溜まると、吐出口 101および排水ホース180を通って外部に排出され、建築用穴内の溜まり水 が排水される。
【0019】 一方、排水処理が完了した後、ハンドル104まで手が届かないような場合に は、排水ホース180を持って水中ポンプを建築用穴から引き上げればよい。こ のとき、排水ホース180は、外ケーシング100上壁のポンプ中心Xに取り付 けられているため、水中ポンプをバランス良くスムーズに引き上げることができ る。
【0020】 この水中ポンプによれば、モータ110をポンプケーシング150およびスト レーナ150の中心線Xに対し偏心配置し、ポンプケーシング150の底部中心 位置にボルト締結穴153を形成し、1本のボルト170等の固着具をストレー ナ160の中心位置のボルト挿通穴162に挿通してボルト締結穴153に締結 することにより、ストレーナ160をポンプケーシング150に固定しているた め、1本のボルト170を着脱するだけで、簡単にストレーナ160の着脱作業 を行える。さらに、ストレーナ取付用として、従来3本使用されていたボルトが 1本となり、部品点数も削減する。
【0021】 また、ストレーナ160の中心位置を固定しているため、ストレーナの取付強 度を周方向に沿ってバランス良く確保できる。
【0022】
【考案の効果】
以上のように、この考案の水中ポンプによれば、ポンプケーシングに設けられ る吸引口を、モータとともにポンプケーシングおよびストレーナの中心線に対し 偏心させて配置して、そのポンプケーシングの底部中心位置に、ストレーナの底 部中心位置に貫通された1本の固着具を締結させて、ストレーナを取り付けるよ うにしているため、1本の固着具を着脱するだけで簡単にストレーナの着脱作業 を行えるとともに、ストレーナ取付用として従来複数本使用されていた固着具が 1本となり、部品点数も削減でき、さらにストレーナの中心位置を固定している ため、ストレーナの取付強度を周方向に沿ってバランス良く確保できるという効 果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例である水中ポンプを示す断
面図である。
【図2】実施例の水中ポンプの要部分解断面図である。
【図3】実施例の水中ポンプの平面図である。
【図4】実施例の水中ポンプに使用されるポンプケーシ
ングを示す下面図である。
【図5】実施例の水中ポンプに使用されるストレーナを
示す下面図である。
【図6】従来の水中ポンプを示す断面図である。
【図7】従来の水中ポンプに使用されるストレーナを示
す下面図である。
【図8】他の従来の水中ポンプを示す断面図である。
【符号の説明】
100 外ケーシング 110 モータ本体 116 回転駆動軸 130 羽根車 150 ポンプケーシング 152 吸引口 160 ストレーナ 170 ボルト 200 モータ X 中心線

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータがその回転駆動軸を略鉛直姿勢に
    配置した状態で略有蓋筒状の外ケーシング内に収容さ
    れ、底部に吸引口を有する略有底筒状のポンプケーシン
    グが前記回転駆動軸の下端に取り付けられた羽根車を下
    方から覆うようにして前記外ケーシングの下部側に接続
    されるとともに、そのポンプケーシングを下方から覆う
    ようにして略有底筒状のストレーナが配設された水中ポ
    ンプにおいて、 前記モータの回転駆動軸および前記吸引口を前記ポンプ
    ケーシングおよび前記ストレーナの中心線に対し水平方
    向に偏心した位置で上下方向に相対向させて配置し、前
    記ストレーナを、その底部の中心位置に貫通した1本の
    固着具により前記ポンプケーシングの底部中心位置に着
    脱自在に固定したことを特徴とする水中ポンプ。
JP1447092U 1992-02-14 1992-02-14 水中ポンプ Pending JPH0566295U (ja)

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JP1447092U JPH0566295U (ja) 1992-02-14 1992-02-14 水中ポンプ

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JP1447092U Pending JPH0566295U (ja) 1992-02-14 1992-02-14 水中ポンプ

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