JPH0566087B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0566087B2
JPH0566087B2 JP60058773A JP5877385A JPH0566087B2 JP H0566087 B2 JPH0566087 B2 JP H0566087B2 JP 60058773 A JP60058773 A JP 60058773A JP 5877385 A JP5877385 A JP 5877385A JP H0566087 B2 JPH0566087 B2 JP H0566087B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
product
snack
bread
parts
extrusion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60058773A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61216644A (ja
Inventor
Keikichi Morita
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHIKISHIMA SEIPAN KK
Original Assignee
SHIKISHIMA SEIPAN KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SHIKISHIMA SEIPAN KK filed Critical SHIKISHIMA SEIPAN KK
Priority to JP60058773A priority Critical patent/JPS61216644A/ja
Publication of JPS61216644A publication Critical patent/JPS61216644A/ja
Publication of JPH0566087B2 publication Critical patent/JPH0566087B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Confectionery (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) この発明はせんべい様のスナツク菓子の製造法
の改良に関するものである。 (従来の技術) 本発明者はパン体利用の研究においてパン体よ
りあられ様の良好なスナツク菓子が得られること
を実験の結果知り得て、「小麦粉を主体とし油脂
分約4%以下の焼成したパン体を粉砕し、水分約
30〜45%の粉砕品となし、これをエクストルーダ
ー等の加圧押出し機により加圧押出ししてα化さ
れた混練物となした後、この混練物を所定の大き
さになし、しかる後、これを水分約8〜16%に乾
燥し温度約150〜250℃に加熱した押圧成形機にて
極く少時分押圧して膨化焼成品となすことを特徴
としたあられ様スナツク菓子の製造法。」なる初
期発明(特公昭59−51250号)を完成した。そし
て、その後の研究により、新知見を得て初期発明
の改良案を案出し、せんべい様のスナツク菓子を
得る、この発明を達成したものである。 (発明が解決しようとする問題点) しかして、この発明はその後の新知見を適用す
ることにより、初期発明を改良したものであり、
パン体とでんぷん粉末とを用いることにより初期
発明における乾燥工程を省略し得て、有利に実施
し得る、せんべい様スナツク菓子の製造法を提供
することにある。また、この発明はパン体とでん
ぷん粉末とを主体とし、好みの味付けになし得
る、せんべい様スナツク菓子の改良された製造法
を提供することにある。 (問題点を解決するための手段) そこで、上記した問題点を解決するために、こ
の発明の手段は小麦粉を主体とし約5%以下の油
脂分を含む焼成されたパン体を粉砕した含有水分
約30〜45%の粉砕品約60〜80重量部と、でんぷん
粉末約40〜20重量部との混合物を、約3〜7重量
部(以下、単に部と略記する。)加水してかつ膨
化させることなく、加圧押出し機により順次加熱
しながら加圧押出ししてα化された混練物とな
し、次いでこの混練物を所定の大きさになし、し
かる後、温度約150〜250℃に加熱した押圧成形機
にて極く少時分押圧して膨化焼成品となすように
したものである。 前記パン体としては小麦粉を主体とし油脂分約
5%以下の配合よりなるものが適し、食パン、フ
ランスパン、菓子パン等一般の焼成したパン体が
広く用いられる。これらのパン体はパン体全体は
勿論のこと、パン体外周部のコゲ目の層部(いわ
ゆる耳の部分)のみをも用いることができる。 なお、パン体にあんやジヤム等のフイリング物
やトツピング物を塗布したものはこれを除去する
ことが好ましい。パン体の粉砕品は均一な粉体で
なくても不均一な粗目のもので充分である。粉砕
品はとくに乾燥する必要はなく、パン体本来の水
分(約30〜45%)でよい。 前記でんぷん粉末は馬れいしよでんぷん、米で
んぷんなど一般のでんぷんの粉末が使用される。
なお、でんぷん粉末は水分含量約15〜12%程度の
通常のものでよい。パン体の粉砕品とでんぷん粉
末との混合物には約3〜7部、望ましくは4〜6
部の加水がされて加圧押出しに供される。パン体
の粉砕品とでんぷん粉末との混合は前記した範囲
が好ましく、この範囲を越える場合は加圧押出し
された混練物の状態が良くないものとなる。加水
量は前記した範囲が好ましく、多すぎる場合は混
練物の乾燥を必要とし、少ない場合は加圧押出し
工程において膨化する不都合がある。 加圧押出し機は供給される粉砕品を前方の出口
側へ圧送しながら、粉砕品を次第に加熱および加
圧して混練し、出口の直前にて高温に達し混練物
をα化するように形成されている。 加圧押出し機の押出し部は加熱手段あるいは加
熱・冷却手段が設けられていて押出しする混合物
(混練物)を適度に順次加熱しα化させて出口
(ダイ)より送り出す構造のものが適する。混練
物は押出し部の出口付近で膨化することなくα化
させることざ好ましく、このために押出し部の温
度が適切に調節される。なお、押出し部の急速加
熱は混練物がα化し膨化して外部に吹き出すこと
となり好ましくない。押出し部の加熱は、たてえ
ばエクストルーダー(加圧押し出し機)の押出し
部の押出しスパイラルが二軸並設タイプのものに
いてはスパイラル回転150〜300r.p.m、望ましく
は220r.p.m程度で、かつ押出し部の加熱が原料供
給側で約30℃、出口側で約70℃となるように順次
加熱される。 加圧押出し機から押出された混合物は所定のサ
イズに切断するか、あるいは板状に押出した場合
は所定サイズに打ち抜く。切断あるいは打ち抜き
された混練物は乾燥させることなく、そのままの
状態で押圧成形機にかけられる。 前記押出成形機は根物の焼成温度(約150〜250
℃)に加熱される上下の押圧成形型よりなり、下
部の成形型上の混練物が載置された後、上型を所
定の極少時分押圧し、上型を除去することによ
り、混練物は膨化焼成品とされ、せんべい様の膨
化物、いわゆるスナツク菓子が得られる。このス
ナツク菓子は従来のもち米を原料として焼き上げ
たせんべいとほとんど同じ外観及び硬化を有し、
歯切れもよく、淡白味を有して美味なものであ
る。 本発明はパン体とでんぷん粉末を主原料として
いるので、パン体のうす味がスナツク菓子の味と
なり淡白味のものである。そして、混合原料に他
の呈味料、糖類などを添加した場合は、その添加
物に応じた味覚のスナツク菓子となすことができ
る。 (実施例) 次に本発明の実施例を説明する。 まず食パンを用意する。本例の食パンは70%中
種法によりつくられたもの(原料配合は下表に示
す。)であり、サンドイツチ様に供された残りの
外周部こげ目部分(厚さ約1cmの耳の部分)を用
いた。
【表】 食パンのこげ目部分は乾燥しない状態のまま粉
砕して粉砕品(水分約35%)を得た。次いで粉砕
品には第2表に示すように、でんぷん粉末などの
他原料を配合して原料の混合物となした。
【表】 本例の加圧押出し機は押出し部の押出しスパイ
ラルが並設され、かつ押出し部の外周部に加熱冷
却手段が付設された構造の二軸式のエクストルー
ダーを用意した。 原料の混合物は前記エクストルーダーの供給口
に投入し、加水は加水口より所定量加えた。押出
し部の供給口側の加熱温度を30℃、中間部を40
℃、出口側を70℃に温度調節し両押出しスパイラ
ルを220r.p.mにしダイスのスリツト状の出口(巾
50mm、厚さ1mm)より加圧押出しした。押出しは
良好に行なわれ、出口巾断面の板状生地を得た。
この板状の生地にはカツタを当てて巾20mm長さ25
mmの切断片を多数得た。なお、この切断片はα化
がよくなされていて水分は約20%程度であつた。 一方、径10cmの平らな押圧面の下型と、下型を
押圧する平らな押圧面の上型とよりなる押し焼き
機を用意し、上型及び下型を約180℃に加熱した
後、下型上に前記切断片1個(約2g)を置き上
型にて約15秒間押圧して切断片を押し焼きする。
脱型後、径5cm厚さ1mmの円形板状の膨化焼成
品、すなわちせんべい様のスナツク菓子(水分約
3%)が得られた。得られたスナツク菓子は淡白
味を有し、歯切れがよく、おいしいものであつ
た。 (発明の効果) 本発明は、小麦粉を主体とし油脂分の少ない焼
成パン体とでんぷん粉末とを用い加圧押出しを順
次加熱しながら行なうようにしたため、原料混合
物の加圧押出し処理が良好に行なうことができ、
かつα化した混合物は乾燥させることなく、直接
に加熱焼成でき、歯切れの良いせんべい様の膨化
焼成品を得ることができる。 しかして、本発明はα化した混練物を乾燥する
ことなく加熱膨化させ得るので前記した初期発明
の乾燥工程を省略し得て、実施し易いものであ
る。また、本発明においては混練物となす前の原
料混合物には呈味剤などを加えることができ、好
みの味付け品を得ることもできる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 小麦粉を主体とし約5%以下の油脂分を含み
    焼成されたパン体を粉砕した含有水分約30〜45%
    の粉砕品約60〜80重量部と、でんぷん粉末約40〜
    20重量部との混合物を、約3〜7重量部加水しか
    つ膨化させることなく、加圧押出し機により順次
    加熱しながら加圧押出ししてα化された混練物と
    なし、次いでこの混練物を所定の大きさになし、
    しかる後、温度約150〜250℃に加熱した押圧成形
    機にて極く少時分押圧して膨化焼成品となすこと
    を特徴としたせんべい様スナツク菓子の製造法。 2 前記パン体の粉砕品が、小麦粉約60%と油脂
    分約4%が配合され焼成されたパン体より粉砕し
    水分が約35〜40%のものである特許請求の範囲第
    1項記載のせんべい様スナツク菓子の製造法。 3 前記でんぷん粉末が、馬れいしよでんぷんで
    ある特許請求の範囲第1項記載のせんべい様スナ
    ツク菓子の製造法。 4 前記加圧押出し機が、二軸式のエクストルー
    ダであり、混合物の加圧押出しが押出しスパイラ
    ル回転150〜300r.p.mでかつ押出し部の加熱が30
    〜70℃で行なわれるものである特許請求の範囲第
    1項記載のせんべい様スナツク菓子の製造法。 5 前記押圧成形機が、約200℃に加熱された下
    型と上型とよりなる押し焼き機であつて、混練物
    を約10〜20秒間押し焼きするものである特許請求
    の範囲第1項記載のせんべい様スナツク菓子の製
    造法。
JP60058773A 1985-03-23 1985-03-23 せんべい様スナツク菓子の製造法 Granted JPS61216644A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60058773A JPS61216644A (ja) 1985-03-23 1985-03-23 せんべい様スナツク菓子の製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60058773A JPS61216644A (ja) 1985-03-23 1985-03-23 せんべい様スナツク菓子の製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61216644A JPS61216644A (ja) 1986-09-26
JPH0566087B2 true JPH0566087B2 (ja) 1993-09-21

Family

ID=13093865

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60058773A Granted JPS61216644A (ja) 1985-03-23 1985-03-23 せんべい様スナツク菓子の製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61216644A (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02207744A (ja) * 1989-02-07 1990-08-17 Kanebo Ltd スナック菓子の製造方法
CA2471630A1 (en) * 2002-10-24 2004-05-06 Oyatsu Company Ltd SNACK PRODUCTION METHOD, SNACK AND SNACK TYPE FOOD PRODUCT
SG142178A1 (en) * 2002-10-24 2008-05-28 Oyatsu Company Ltd Method for manufacturing a snack, a snack, and food like a snack

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61216644A (ja) 1986-09-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6228657B2 (ja)
JPH07313091A (ja) ゴマ粒入りポテトチップスとその製造方法並びにゴマ粒入りポテトチップス用ペレットの製造装置
JPH0566087B2 (ja)
JP2793763B2 (ja) さつまいもチップスの製造方法
JP3668379B2 (ja) 米を原料とする麺の製造方法
JP2005021024A (ja) グルテン代替品、その製造方法並びにグルテン代替品を用いたパン類及び菓子類の製造方法
JP2530173B2 (ja) 高膨化性の米菓、スナック類の食品用生地の製造方法
JPS5951250B2 (ja) あられ様スナツク菓子の製造法
JP2761874B2 (ja) 澱粉食品の製造法
JPH0418815B2 (ja)
JPS5951982B2 (ja) スナツク菓子の製造法
JP2530184B2 (ja) 柔軟性及び高膨化性を有する米菓、スナック類の食品用生地の製造方法
JPS62195250A (ja) スナツク食品用生地の製造法及び製造装置
JPS6044893B2 (ja) 米菓の製造方法
JP5922964B2 (ja) 膨化菓子の製造方法
JP2005034159A (ja) 米を原料とする麺
JPH07115907A (ja) スナック菓子の製造方法
JPS5948615B2 (ja) スナツク菓子の製造方法
JPH0532015B2 (ja)
JPS62166849A (ja) スナツク種の製造法
JPS6137068A (ja) 膨化度を調整し得る膨化人造米の製造法
JP2005027586A (ja) せんべい風膨化菓子の製造方法
JPH03201948A (ja) ソフトな米菓の製造法
JPS6319136B2 (ja)
JPH0430263B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term