JPH056591Y2 - - Google Patents

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JPH056591Y2
JPH056591Y2 JP1987078459U JP7845987U JPH056591Y2 JP H056591 Y2 JPH056591 Y2 JP H056591Y2 JP 1987078459 U JP1987078459 U JP 1987078459U JP 7845987 U JP7845987 U JP 7845987U JP H056591 Y2 JPH056591 Y2 JP H056591Y2
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【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案はローデング/アンローデング装置に係
り、特にDAT装置(デジタル・オーデイオ・テ
ープ装置)やビデオテープ装置等におけるローデ
ング/アンローデング装置に関する。
〈従来技術〉 DAT装置においてはカセツトを搭載したトレ
ーがローデング中あるいはアンローデング中に、
何等かの原因で(たとえばカセツトを逆にトレー
にセツトした場合等)ローデングやアンローデン
グ動作が完了しなくなる場合がある。
かかる状態を放置するとローデング/アンロー
デング用モータに過大な電流が流れ続けるため該
モータが焼損してしまう。そこで、従来はローデ
ング/アンローデング動作が完了しない場合に
は、現動作と逆の動作(たとえば現動作がローデ
ングの場合にはアンローデング動作)を行わせる
ようにしている。
〈考案が解決しようとしている問題点〉 さて、従来方式においては現動作でトレーが引
つかかつて動かなくなつた時に、逆動作で該トレ
ーを動作開始前の位置に戻すように制御するもの
であるため、トレーを元の位置に戻せれば何等問
題はない。しかし、逆動作を行つてもトレーが動
かない場合には再び逆の動作を行い、以後ローデ
ングあるいはアンローデングいずれかの動作が終
了する迄これら動作を交互に繰り返すことにな
る。このため、トレーが引つかかつて動かなくな
つた状態を放置するとローデング/アンローデン
グ用モータに連続して過大な電流が流れ続け、該
モータが焼き付け等により破損するという重大な
問題が生じる。尚、以上はトレーが動かなくなつ
た場合であるが、テープを回転ヘツドに巻き付け
るテープローデングポールが引つかかつて動かな
くなつた場合も同様である。
以上から、本考案の目的はトレーやテープロー
デングポールが引つかかつてローデングあるいは
アンローデング動作が完了しなくなつた時にロー
デング/アンローデング用モータを破損から保護
するこができるローデング/アンローデング装置
を提供することである。
〈問題点を解決するための手段〉 第1図は本考案にかかるローデング/アンロー
デング装置のブロツク図である。
11a,11bは記録・再生ヘツド、12は信
号処理部、13はメイン制御部、14はモータド
ライバ、15はローデング/アンローデングメカ
部、16はタイマー、17は操作パネルである。
〈作用〉 ローデング/アンローデングの各ステージ毎
に、ローデング/アンローデングの終了を示す信
号を発生するスイツチL11〜L32をローデング/ア
ンローデングメカ部15に設けると共に、各ステ
ージ毎にローデング/アンローデングのうち一方
の動作の開始により経過時間を計時し、前記ロー
デング/アンローデングの動作終了信号発生前に
計時時間がステージ毎に設定した設定時間を越え
た時ローデング/アンローデングのうち他方の動
作を開始させて同様な制御を繰り返し、ローデン
グ及びアンローデング動作の回数が所定回数以上
になつた時、ローデング/アンローデング動作を
停止させる。
〈実施例〉 第1図は本考案にかかるローデング/アンロー
デング装置のブロツク図である。
11a,11bは記録・再生ヘツド、12は信
号処理部、13はマイコン構成のメイン制御部、
14はローデング/アンローデング用のモータを
駆動するモータドライバ、15はローデング/ア
ンローデングメカ部、16はタイマー、17は操
作パネルである。
信号処理部12は、再生モード時第1、第2の
録再ヘツド11a,11bにより磁気テープから
読み取られた音声データを内蔵のRAMに記憶す
ると共に、該音声データに対して誤り検出・訂
正、その他の処理を施した後、DA変換して出力
し、更にはサブコードに含まれるスタートID、
タイムコード、プログラムナンバ等の識別を行う
ようになつている。
ローデング/アンローデングメカ部15は、ロ
ーデング/アンローデング用のモータMTに駆動
されてカセツト及びテープのローデング/アンロ
ーデングを行うようになつている。尚、ローデン
グ動作は、(i)トレーにセツトされたカセツトを水
平方向に装置内部に引き込み(水平ローデング)、
(ii)ついで垂直方向に下降してトレーをテープ走行
メカ部にセツトし(垂直ローデング)、(iii)しかる
後、テープローデングポールをトレー内部の位置
から回転シリンダの両脇まで移動させてテープを
回転シリンダに所定の巻掛角だけ巻掛けさせるこ
とにより行われ(第2図参照)、アンローデング
動作は上記ローデング動作と逆の動作により行わ
れる。
ローデング/アンローデング用のモータMTは
ローデング/アンローデングメカ部15の適所に
配設されており、適宜水平ローデング/アンロー
デング用、垂直ローデング/アンローデング用、
テープローデング/アンローデング用に切り替え
使用される。
又、ローデング/アンローデング用メカ部15
には水平ローデング/アンローデング動作終了検
出用のスイツチL11,L12、垂直ローデング/アン
ローデング動作終了検出用のスイツチL21,L22
テープローデング/アンローデング動作終了検出
用のスイツチL31,L32が設けられている。たとえ
ば、水平ローデング/アンローデング動作終了検
出用のスイツチは、第3図に示すようにトレー
TRに取り付けたドグDG1,DG2の通路上に、
両端に可動接点S1,S2を有するリミツトスイ
ツチLSを配設して構成され、ドグDG1が接点S
1に接触する位置LEが水平ローデング終了位置、
ドグDG2が接点S2に接触する位置ULEが水平
アンローデング終了位置である。
第4図はメイン制御部13によるローデング処
理の流れ図である。
トレーをDAT装置から突き出させた状態で該
トレーにカセツトを搭載し、しかる後操作パネル
17上の図示しないオープン/クローズスイツチ
を操作するとメイン制御部13は、タイマー16
による計時を開始させ、同時に水平ローデング/
アンローデング機構が動作するように制御すると
共に、モータドライバ14をしてモータMTを駆
動して水平ローデングを開始させる(ステツプ
101)。
以後、水平ローデング動作を行い、水平ローデ
ング動作終了検出用のスイツチL11が動作したか
チエツクし(ステツプ103)、スイツチL11が動作
していなければタイマー16による計時時間が4
秒経過したかチエツクし(ステツプ105)、経過し
てなければステツプ103以降の処理を繰り返す。
尚、ステツプ105における4秒は、正常な水平ロ
ーデング/アンローデングに要する時間(2秒)
の倍の時間である。
水平ローデング終了スイツチL11が動作する前
に4秒経過すれば、メイン制御部13はトレーが
引つかかつたものとして次式 N+1→N (Nの初期値は零である)によりNを1歩進す
ると共に(ステツプ107)、Nが所定値(たとえば
8)以上かチエツクする(ステツプ109)。尚、N
は引つかかりを解除するためのローデング/アン
ローデングのトライ回数であり、8回目迄解除ト
ライが行える。
N<8であれば、メイン制御部13は水平ロー
デングを止めると共に、トレーをローデング開始
前の位置戻すために水平アンローデング制御を実
行する。又、メイン制御部13はタイマー16に
よる計時時間を零にクリアして再計時させる(ス
テツプ111)。
以後、水平アンローデング動作を行い、水平ア
ンローデング動作終了検出用のスイツチL12が動
作したかチエツクし(ステツプ113)、スイツチ
L12が動作していればローデング/アンローデン
グ動作を終了し、次の操作指令、たとえばローデ
ングの再指令を待つ。
一方、ステツプ113において水平アンローデン
グ検出用のスイツチL12が動作してなければ、計
時時間が4秒経過したかチエツクし(ステツプ
115)、経過してなければステツプ113以降の処理
を繰り返す。
水平アンローデング終了スイツチL12が動作す
る前に4秒経過すれば、メイン制御部13はトレ
ーが引つかかつたものとして次式 N+1→N によりNを1歩進すると共に(ステツプ117)、N
が8以上かチエツクし、N<8であればステツプ
101以降の水平ローデング制御を繰り返す(ステ
ツプ119)。
しかし、ステツプ109,119のチエツクにおい
て、N≧8であれば引つかかりは解除不能として
メイン制御部13は引つかかつた状態で水平ロー
デング動作を終了する(ステツプ121)。尚、この
時アラームを発生するように構成することができ
る。
一方、N≧8となる前にステツプ103において
水平ローデング終了検出用のスイツチL11が動作
すれば0→Nとし(ステツプ122)、以後同様に垂
直ローデング制御(ステツプ200)、テープローデ
ング制御(ステツプ300)を実行する。
尚、垂直ローデング制御及びテープローデング
制御は水平ローデング制御と殆ど同様に行われ、
異なる点は、 (i) ステツプ105,115における設定時間4秒がそ
れぞれ2秒(垂直ローデング)、8秒(テープ
ローデング)に変わる点(正常時における垂直
ローデング/アンローデングに要する時間は1
秒、テープローデング/アンローデングに要す
る時間は4秒)、 (ii) 垂直ローデング制御において、垂直アンロー
デングスイツチL22が動作した時は(第4図の
ステツプ113に対応)、継続して水平アンローデ
ング制御を行う点、 (iii) テープローデング制御において、テープアン
ローデングスイツチL32が動作した時は(第4
図のステツプ113に対応)、継続して垂直、水平
アンローデング制御を行う点である。
又、以上はローデングの場合であるが、アンロ
ーデングの場合も同様な制御が行われる。
更に、以上ではローデング/アンローデングが
水平ローデング/アンローデング、垂直ローデン
グ/アンローデング、テープローデング/アンロ
ーデングの3つの段階(ステージ)に別れている
場合であるが本考案はステージ数に関係なく適用
できるものである。
〈考案の効果〉 以上本考案によれば、各ステージ毎にローデン
グ/アンローデングの終了を示す信号を発生する
スイツチをローデング/アンローデングメカ部に
設けると共に、各ステージ毎にローデング/アン
ローデングのうち一方の動作の開始により経過時
間を計時し、各ステージの終了信号発生前に計時
時間がステージ毎に設定した設定時間を越えた
時、ローデング/アンローデングのうち他方の動
作を開始させて同様な制御を繰返し、ローデング
及びアンローデング動作の回数が所定回数以上に
なつた時、ローデング/アンローデング動作を停
止させるように構成したから、トレーが引つかか
つてローデングあるいはアンローデング動作が完
了しなくなつても、ローデング/アンローデング
用モータを破損から保護することができる。
又、本考案によれば、ローデング/アンローデ
ング動作の各ステージ毎に動作完了までの時間を
設定するから、該設定時間を短くてもトレーの引
つかかりを確実に検出でき、従つてトレーが引つ
かかつて、あるいはその他の不具合によりローデ
ングあるいはアンローデング動作が完了しなくな
つても、モータに過電流が流れている時間を短く
でき、ローデング/アンローデング用モータを破
損から保護することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかるローデング/アンロー
デング装置のブロツク図、第2図はローデング/
アンローデングの各ステージ説明図、第3図は水
平ローデング/アンローデング動作終了検出用ス
イツチの説明図、第4図は本考案にかかる装置に
よる制御の流れ図である。 13……メイン制御部、14……モータドライ
バ、15……ローデング/アンローデングメカ
部、16……タイマー、17……操作パネル、
MT……ローデング/アンローデング用モータ、
Lij……動作検出用スイツチ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 カセツトのローデング/アンローデング動作
    が、(1)カセツトを搭載するトレーの水平ローデン
    グ/アンローデングの第1のステージと、(2)該ト
    レーの垂直ローデング/アンローデングの第2の
    ステージと、(3)テープをシリンダに巻き掛けし、
    あるいは逆の動作をするテープローデング/アン
    ローデングの第3のステージを備えた磁気テープ
    装置のローデング/アンローデング装置におい
    て、 各ステージ毎にローデング/アンローデングの
    終了を示す信号を発生するスイツチをローデン
    グ/アンローデングメカ部に設けると共に、 各ステージ毎にローデング/アンローデングの
    うち一方の動作の開始により経過時間を計時し、
    各ステージの終了信号発生前に計時時間がステー
    ジ毎に設定した設定時間を越えた時、ローデン
    グ/アンローデングのうち他方の動作を開始さ
    せ、以後同様な制御を繰返し、ローデング及びア
    ンローデング動作の回数が所定回数以上になつた
    時、ローデング/アンローデング動作を停止させ
    るローデング/アンローデング制御部を設けて成
    ることを特徴とするローデング/アンローデング
    装置。
JP1987078459U 1987-05-25 1987-05-25 Expired - Lifetime JPH056591Y2 (ja)

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JP1987078459U JPH056591Y2 (ja) 1987-05-25 1987-05-25

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JP1987078459U JPH056591Y2 (ja) 1987-05-25 1987-05-25

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JPS63191442U JPS63191442U (ja) 1988-12-09
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5760561A (en) * 1980-09-29 1982-04-12 Pioneer Electronic Corp Cassette loader
JPS6132261A (ja) * 1984-07-23 1986-02-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd フロントロ−デイング装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5760561A (en) * 1980-09-29 1982-04-12 Pioneer Electronic Corp Cassette loader
JPS6132261A (ja) * 1984-07-23 1986-02-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd フロントロ−デイング装置

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JPS63191442U (ja) 1988-12-09

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