JPH02113460A

JPH02113460A - 磁気テープ記録装置

Info

Publication number: JPH02113460A
Application number: JP63266900A
Authority: JP
Inventors: Hide Nakayama; 中山　秀
Original assignee: Teac Corp
Current assignee: Teac Corp
Priority date: 1988-10-21
Filing date: 1988-10-21
Publication date: 1990-04-25
Anticipated expiration: 2009-06-22
Also published as: JPH0648557B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、ＶＴＲ、オーディオテープレコーダ、ＤＡＴ
等の磁気テープ記録装置に関し、更に詳細には、自動巻
戻し機能を有する磁気テープ記録装置に関する。

し従来の技術］磁気テープがテープ終端（ＥＯＴ）まで走行したことが
センサで検出されると、これに応答して自動巻戻し指令
が発生し、磁気テープがテープ始＠　（ＢＯＴ）まで自
動的に巻戻されるように構成されたＶＴＲ及びテープレ
コーダは広く使用されている。

［発明が解決しようとする課題］ところで、自動巻戻した磁気テープをイジェクトせずに
そのままにしておき、誤まってこれに再び信号を記録し
、前の記録を消去してしまうことがある。この種の問題
は自動巻戻し機能を有していない装置を使用することに
よって防ぐことができるが、自動巻戻し機能はＶＴＲ、
テープレコーダにおいて有益であるので、この機能を残
して誤記録を防止することができれば好都合である。

そこで、本発明の目的は、誤記録を防止することができ
る自動巻戻し機能付磁気テープ記録装置を提供すること
にある。

［課題を解決するための手段］上記目的を達成するための本発明は、磁気テ−プの終端
検出に基づいて前記磁気テープを自動的にテープ始端ま
で巻戻すように構成されている磁気テープ記録装置にお
いて、前記磁気テープを前記テープ始端まで巻戻した後
に、電源をオフにして再びオンにするか又は前記磁気テ
ープをイジェクトして再び同一又は別の磁気テープを装
填することを伴なって記録状態を設定する手段を設けた
ことを特徴とする磁気テープ記録装置に係わるものであ
る。

［作　用］本発明において、電源をオフにして再びオンにするとい
うことは、操作者が記録の終了を認識していることを意
味する。従って、自動巻戻しを行った磁気テープに誤ま
って別の信号を記録する確率が極めて少なくなる。また
、イジェクトし、再び同一又は別の磁気テープを装填す
るということは、電源のオン・オフ操作と同様に、操作
者が記録の終了を認識していることを意味し、誤まって
別の信号を記録する確率が極めて少なくなる。なお、操
作者が意識して同一の磁気テープを装填し、新しい信号
を記録し、前の記録を消去することを妨げるものではな
い。

［実施例］次に、図面を参照して本発明の一実施例に係わるＶＴＲ
を説明する。

このＶＴＲは斜め走査型の汎用ＶＴＲであり、信号を記
録再生するための一対１の回転磁気ヘッド１．２と、ド
ラム３と、磁気テープ４を走行させるためのテープ走行
機構と、一対の磁気ヘッド１．２に回転トランス５を介
して接続された記録回路６と、自動巻戻し制御回路と、
自動巻戻し後の誤記録を防止する回路とを備えている。

磁気テープ４は一対のリール７．８に巻き回され、カセ
ットゲース９に収容され、テープ走行時にカセットゲー
ス９から引き出される。テープ走行機構は、一対のリー
ル７．８を回転するためのリールモータ１０．１１、キ
ャプスタン１２、ピンチローラ１３等から成る。なお、
キャプスタンモータ、ドラムモータ等の図示は省略され
ている。

走行制御回Ｆ！＠１４は磁気チーブ４を正方向グレイ走
行又は早送り又は巻戻し状態にするようにリールモータ
１０．１１及びキャプスタンモータ（図示せず）を制御
する。

記録スイッチ１５に接続されたフリップフロップ等から
成る記録指令信号発生回路１５ａは記録回路６に直接に
接続されずに、誤り防止用ＡＮＤゲート１６を介して接
続されている。プレイスッチ１７に接続されたフリップ
フロップ等から成るプレイ指令信号発生回路１７ａは走
行制御回Ｆ＃１１４にプレイ指令信号を与える。

ＯＲゲート１８、ＡＮＤゲート１９、ＯＲゲート２０、
トリガ回路２１．２２、及びＲＳフリップフロップ２３
は自動巻戻し信号形成回路を構成している。ＯＲゲート
１８の一方の入力端子は記録指令信号発生回路１５ａに
接続され、他方の入力端子はプレイ指令信号発生回路１
７ａに接続されている。ＡＮＤゲート１９の一方の入力
端子はＯＲゲート１８に接続され、他方の入力端子はテ
ープ終端（ＥＯＴ）センサ２４に接続され、出力端子は
トリガ回路２１を介して自動巻戻し用７リツプフロツズ
２３のセット端子に接続されている。

ＯＲゲート２０の一方の入力端子はテープ始端（ＤＯＴ
）センサ２５に接続され、他方の入力端子は他のモード
指令信号ライン２６に接続され、出力端子はトリガ回路
２２を介してフリップ７０ツブ２３のリセット端子Ｒに
接続されている。

ＡＮＤゲート１６、ＲＳフリップ７０ツブ２８、ＯＲゲ
ート２９、及びトリガ回路３０．３１は自動巻戻し後の
誤り防止回路を構成するものである。

ＯＲゲート２９の一方の入力端子は電源オン検出回路３
２に接続され、他方の入力端子はカセットイジェクト検
出回路３３に接続され、出力端子はトリガ回路３１を介
してフリップ７０ツブ２８のリセット端子Ｒに接続され
ている。フリップ７０ツブ２８のセット端子Ｓはトリガ
回路３０を介して自動巻戻し用フリップ７０ツブ２３の
Ｑ出力端子に接続されている。フリップフロップ２８の
反転出力端子はＡＮＤゲート１６に接続されている。

なお、電源オン検出回路３２は電源スィッチ３４がオン
になったことを示す出力を発生するものである。

［動　作］記録モードを設定するために記録スイッチ１５を操作す
ると、記録指令信号発生回路１５ａから高レベルの記録
指令信号が得られ、記録回路６が記録状態に設定される
。この時、記録スイッチ１５の操作の前が自動巻戻しモ
ードでないとすれば、フリップフロップ２８がリセット
状態にあり、ＡＮＤゲート１６に高レベル信号が与えら
れているので、ＡＮＤゲート１６を記録指令信号が通過
する。記録モード時にはプレイスイッチ１７も同時に操
作されるので、プレイ指令信号発生回路１７ａからプレ
イ指令信号が発生し、走行ａｍがプレイ走行状態になる
。なお、記録モード中は記録指令信号及びプレイ指令信
号はＡＮＤゲート１９で阻止されている。テープ４がテ
ープ終端まで走行すると、ＥＯＴセンサ２４から高レベ
ルのＥＯＴ検出信号が発生し、これがＡＮＤゲート１９
に入力する。この結果、ＡＮＤゲート１９の出力が高レ
ベルに転換し、フリップフロップ２３がセットされ、Ｑ
出力端子から高レベルの自動巻戻し信号が発生し、これ
が走行制御回路に加えられ、テープ４の巻戻しが開始す
る。これと同時に次段のフリップフロップ２８がセット
される。テープ４がテープ始端まで巻戻されると、ＢＯ
Ｔセンサ２５から高レベルの始端検出信号が発生し、フ
リップフロップ２３がリセットされ、自動巻戻しが終了
する。なお、自動巻戻し信号は記録指令信号形成回路１
５ａ及びフプレイ指令信号形成回路１７ａのリセットに
も使用されている。

自動巻戻し終了後に記録スイッチ１５とルイイッチ１７
とを操作して記録モードを設定しようとしても、記録回
路６を記録状態に設定することができない、即ち、自動
巻戻し信号が発生すると、フリップフロラ１２８がセッ
トされ、反転出力端子が低レベルとなるため、記録指令
信号がＡＮＤゲート１６を通過することが不可能になる
。

自動巻戻し後に記録を開始させたい時には、テープカセ
ットをイジェクトして別のテープカセットを装填するか
、又は前の記録が不要であるとの認識のもとに同一のテ
ープカセットを再び装填する。カセットイジェクト操作
をすると、イジェクト検出回路３３から高レベルのイジ
ェクト検出信号が得られるので、誤り防止用フリップフ
ロップ２８がリセットされ、ＡＮＤゲート１６を記録指
令信号が通過することが可能になる。

また、自動巻戻し後に電源スィッチ３４をオフ操作し、
再びオン操作すると、電源オン検出回路３２から電源オ
ン検出信号が得られ、誤り防止用フリップフロップ２８
がリセットされ、記録指令信号がＡＮＤゲート１６を通
過することが可能になる。

［変形例コ本発明は上述の実施例に限定されるものでなく、変形が
可能なものである０例えば、記録、プレイ、自動巻戻し
、誤り防止等の回路をマイクロコンピュータによって構
成してもよい、また、ＲＳフリップフロップ２３．２８
の代りに、Ｄフリップフロップ等を使用する回路構成に
してもよい、また、誤り防止用フリップフロラ１２８を
電源オン検出回路３２の出力とイジェクト検出回路３３
の出力とのいずれか一方のみで制御するようにしてもよ
い、また、オーディオテープレコーダにも適用可能であ
る。

［発明の効果コ上述のように本発明によれば自動巻戻し後の誤記録を容
易に防止することができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例に係わるＶＴＲを示すブロック図
である。１．２・・・磁気ヘッド、４・・・磁気テープ、６・・
・記録回路、１５・・・記録スイッチ、１６・・・ＡＮ
Ｄゲート、２３・・・自動巻戻し用フリップフロップ、
２４・・・テープ終端センサ、２８・・・誤り防止用フ
リップフロップ、３３・・・イジェクト検出回路。

Claims

【特許請求の範囲】

［１］磁気テープの終端検出に基づいて前記磁気テープ
を自動的にテープ始端まで巻戻すように構成されている
磁気テープ記録装置において、前記磁気テープを前記テ
ープ始端まで巻戻した後に、電源をオフにして再びオン
にするか又は前記磁気テープをイジェクトして再び同一
又は別の磁気テープを装填することを伴なって記録状態
を設定する手段を設けたことを特徴とする磁気テープ記
録装置。