JPH0565894A - 遠心型送風機 - Google Patents
遠心型送風機Info
- Publication number
- JPH0565894A JPH0565894A JP22696191A JP22696191A JPH0565894A JP H0565894 A JPH0565894 A JP H0565894A JP 22696191 A JP22696191 A JP 22696191A JP 22696191 A JP22696191 A JP 22696191A JP H0565894 A JPH0565894 A JP H0565894A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- air
- impeller
- outlet
- spiral casing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は冷風の吹出口を機器の上部に、暖房
温風の吹出口を機器の下部に設け、冷暖房機器の小形化
と価格低減をはかった遠心型送風機を提供することを目
的とする。 【構成】 本発明は上記目的を達成するため、モーター
５と、内部にモーター５で駆動する羽根車１を備えた渦
巻ケーシング２と、渦巻ケーシング２の途中にヒータ４
を有する下部吹出口３を設けた構成により、暖房時はヒ
ータ４を通過した温風を下部吹出口３からも吹き出させ
ることができるようにしたため、羽根車１、渦巻ケーシ
ング２、モータ５などは各１個で、主として、冷風の吹
き出す上部吹出口６ａを機器の上部に、暖房温風の吹き
出す下部吹出口３を下部に設けることができる。よっ
て、機器は小形化され、価格も低減できる。
温風の吹出口を機器の下部に設け、冷暖房機器の小形化
と価格低減をはかった遠心型送風機を提供することを目
的とする。 【構成】 本発明は上記目的を達成するため、モーター
５と、内部にモーター５で駆動する羽根車１を備えた渦
巻ケーシング２と、渦巻ケーシング２の途中にヒータ４
を有する下部吹出口３を設けた構成により、暖房時はヒ
ータ４を通過した温風を下部吹出口３からも吹き出させ
ることができるようにしたため、羽根車１、渦巻ケーシ
ング２、モータ５などは各１個で、主として、冷風の吹
き出す上部吹出口６ａを機器の上部に、暖房温風の吹き
出す下部吹出口３を下部に設けることができる。よっ
て、機器は小形化され、価格も低減できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は遠心型送風機に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の遠心型送風機は図３に示す如く、
羽根車１１、渦巻ケーシング１２、モーター１３を主体
として構成され、吹出口１４は一方向に設けている。
羽根車１１、渦巻ケーシング１２、モーター１３を主体
として構成され、吹出口１４は一方向に設けている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、住環境の室内温度分布から冷房の吹出口
は機器の上部に、一方、暖房の吹出口は機器の下部に設
けて吹き出したいため、図３に示す如く冷房用の羽根車
１１、渦巻ケーシング１２、モータ１３、吹出口１４
と、暖房用の羽根車１５、渦巻ケーシング１６、モータ
１７、吹出口１８とを、各々設けなければならない。従
って、機器が大形化し、高価格になるという課題があっ
た。
うな構成では、住環境の室内温度分布から冷房の吹出口
は機器の上部に、一方、暖房の吹出口は機器の下部に設
けて吹き出したいため、図３に示す如く冷房用の羽根車
１１、渦巻ケーシング１２、モータ１３、吹出口１４
と、暖房用の羽根車１５、渦巻ケーシング１６、モータ
１７、吹出口１８とを、各々設けなければならない。従
って、機器が大形化し、高価格になるという課題があっ
た。
【０００４】本発明はこのような課題を解決するもの
で、小形で低価格の遠心送風機を提供することを目的と
する。
で、小形で低価格の遠心送風機を提供することを目的と
する。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明の遠心型送風機は、モーターと、内部に前記モー
ターで駆動される羽根車を備え、上部に上部吹出口を備
えた渦巻ケーシングと、前記渦巻ケーシングの途中に、
その近傍にヒーターを備えた下部吹出口を備えたもので
ある。
本発明の遠心型送風機は、モーターと、内部に前記モー
ターで駆動される羽根車を備え、上部に上部吹出口を備
えた渦巻ケーシングと、前記渦巻ケーシングの途中に、
その近傍にヒーターを備えた下部吹出口を備えたもので
ある。
【０００６】
【作用】上記構成によって、本発明の遠心型送風機は、
冷房運転時には羽根車と渦巻ケーシングの送風回路で冷
風が主として、上部吹出口から吹出される。一方、暖房
運転時は前記ヒータをＯＮして、前記渦巻ケーシングの
途中まで送られた風量が前記ヒータを介して下部吹出口
からも温風となって吹出される。よって、主として、冷
風の吹出す上部吹出口を機器の上部に、暖房温風の吹出
す下部吹出口を機器の下部に設けることによって、羽根
車、渦巻ケーシング、モータなどは各１個で構成できる
こととなる。
冷房運転時には羽根車と渦巻ケーシングの送風回路で冷
風が主として、上部吹出口から吹出される。一方、暖房
運転時は前記ヒータをＯＮして、前記渦巻ケーシングの
途中まで送られた風量が前記ヒータを介して下部吹出口
からも温風となって吹出される。よって、主として、冷
風の吹出す上部吹出口を機器の上部に、暖房温風の吹出
す下部吹出口を機器の下部に設けることによって、羽根
車、渦巻ケーシング、モータなどは各１個で構成できる
こととなる。
【０００７】
【実施例】以下本発明の一実施例の遠心型送風機を図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【０００８】図１において、２は羽根車１を内部に設け
た渦巻ケーシング、３は渦巻ケーシング２の途中に設け
られた下部吹出口、４はヒータであり、渦巻ケーシング
２の途中に設けた下部吹出口３近傍に設けられている。
５は羽根車１を駆動するモータ、６ａは渦巻ケーシング
２の上部に設けた上部吹出口である。上記構成におい
て、最初に冷風の流れを説明する。モータ５の駆動で羽
根車１は回転し、渦巻ケーシング２内から図１の実線矢
印の如く主として、上部吹出口６ａから吹きだす。次に
温風は破線矢印の如く、渦巻ケーシング２の途中まで送
られた風量が通電されているヒータ４を介して下部吹出
口３からも吹きだす。従って、羽根車１、渦巻ケーシン
グ２、モータ５などは各１個で冷風の上部吹出口６ａと
温風の下部吹出口３を構成できる。
た渦巻ケーシング、３は渦巻ケーシング２の途中に設け
られた下部吹出口、４はヒータであり、渦巻ケーシング
２の途中に設けた下部吹出口３近傍に設けられている。
５は羽根車１を駆動するモータ、６ａは渦巻ケーシング
２の上部に設けた上部吹出口である。上記構成におい
て、最初に冷風の流れを説明する。モータ５の駆動で羽
根車１は回転し、渦巻ケーシング２内から図１の実線矢
印の如く主として、上部吹出口６ａから吹きだす。次に
温風は破線矢印の如く、渦巻ケーシング２の途中まで送
られた風量が通電されているヒータ４を介して下部吹出
口３からも吹きだす。従って、羽根車１、渦巻ケーシン
グ２、モータ５などは各１個で冷風の上部吹出口６ａと
温風の下部吹出口３を構成できる。
【０００９】次に本発明の遠心型送風機を用いた一実施
例の冷暖房機について述べる。図２において、６は圧縮
機、７は凝縮器、８は減圧装置、９は蒸発器であり、羽
根車１と渦巻ケーシング２の風上にある。１０は水タン
クであり、凝縮器７と熱交換関係を有する。そして、冷
房運転時は圧縮機６で高圧に圧縮された冷媒ガスは凝縮
器７に流入し、ここで、水タンク１０内の水に放熱して
凝縮液化して、減圧装置８で減圧され、蒸発器９に流入
し、ここで羽根車１、渦巻ケーシング２、モータ５の作
用で流れる空気と熱交換し、空気から吸熱する。そし
て、冷媒ガスは蒸発ガス化して圧縮機６に流入して１サ
イクルとなる。一方、蒸発器９で冷却された空気は渦巻
ケーシング２を通り、図２の実線矢印の如く、主として
機器の上部の上部吹出口６ａから吹き出す。次に暖房運
転時は図２の破線矢印の如く、羽根車１、渦巻ケーシン
グ２、モータ５の作用で流れる空気は蒸発器９を通り、
渦巻ケーシング２の途中からヒータ４で加熱されて機器
下部の下部吹出口３からも吹き出す。従って、羽根車
１、渦巻ケーシング２、モータ５などは各１個で、冷風
は機器の上部の上部吹出口６ａから、温風は機器の下部
の下部吹出口３からも吹き出すことができる。
例の冷暖房機について述べる。図２において、６は圧縮
機、７は凝縮器、８は減圧装置、９は蒸発器であり、羽
根車１と渦巻ケーシング２の風上にある。１０は水タン
クであり、凝縮器７と熱交換関係を有する。そして、冷
房運転時は圧縮機６で高圧に圧縮された冷媒ガスは凝縮
器７に流入し、ここで、水タンク１０内の水に放熱して
凝縮液化して、減圧装置８で減圧され、蒸発器９に流入
し、ここで羽根車１、渦巻ケーシング２、モータ５の作
用で流れる空気と熱交換し、空気から吸熱する。そし
て、冷媒ガスは蒸発ガス化して圧縮機６に流入して１サ
イクルとなる。一方、蒸発器９で冷却された空気は渦巻
ケーシング２を通り、図２の実線矢印の如く、主として
機器の上部の上部吹出口６ａから吹き出す。次に暖房運
転時は図２の破線矢印の如く、羽根車１、渦巻ケーシン
グ２、モータ５の作用で流れる空気は蒸発器９を通り、
渦巻ケーシング２の途中からヒータ４で加熱されて機器
下部の下部吹出口３からも吹き出す。従って、羽根車
１、渦巻ケーシング２、モータ５などは各１個で、冷風
は機器の上部の上部吹出口６ａから、温風は機器の下部
の下部吹出口３からも吹き出すことができる。
【００１０】
【発明の効果】以上の実施例の説明から明らかなように
本発明の遠心型送風機は、羽根車と、渦巻ケーシング
と、前記渦巻ケーシングの途中にヒータを有する下部吹
出口を設けた構成にして、暖房時は前記ヒータを通過し
て温風となり、前記下部吹出口からも吹き出すことがで
きる。従って、羽根車、渦巻ケーシング、モータなどは
各１個で、主として、冷風の吹出口（上部吹出口）を機
器の上部に、暖房温風の吹出口（下部吹出口）を機器の
下部に設けることができる。よって、機器は小形化さ
れ、価格も低減できる。
本発明の遠心型送風機は、羽根車と、渦巻ケーシング
と、前記渦巻ケーシングの途中にヒータを有する下部吹
出口を設けた構成にして、暖房時は前記ヒータを通過し
て温風となり、前記下部吹出口からも吹き出すことがで
きる。従って、羽根車、渦巻ケーシング、モータなどは
各１個で、主として、冷風の吹出口（上部吹出口）を機
器の上部に、暖房温風の吹出口（下部吹出口）を機器の
下部に設けることができる。よって、機器は小形化さ
れ、価格も低減できる。
【図１】本発明の一実施例における遠心型送風機の構成
の概念を示す略図
の概念を示す略図
【図２】同、遠心型送風機を用いた冷暖房機器の構成の
概念を示す略図
概念を示す略図
【図３】従来の遠心型送風機の構成の概念を示す略図
【符号の説明】 １ 羽根車 ２ 渦巻ケーシング ３ 下部吹出口 ４ ヒータ ５ モータ ６ａ 上部吹出口
Claims (1)
- 【請求項１】モーターと、内部に前記モーターで駆動さ
れる羽根車を備え、上部に上部吹出口を備えた渦巻ケー
シングと、前記渦巻ケーシングの途中に、その近傍にヒ
ーターを備えた下部吹出口を備えた構成を有する遠心型
送風機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22696191A JPH0565894A (ja) | 1991-09-06 | 1991-09-06 | 遠心型送風機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22696191A JPH0565894A (ja) | 1991-09-06 | 1991-09-06 | 遠心型送風機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0565894A true JPH0565894A (ja) | 1993-03-19 |
Family
ID=16853337
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22696191A Pending JPH0565894A (ja) | 1991-09-06 | 1991-09-06 | 遠心型送風機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0565894A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20190073077A (ko) * | 2017-12-18 | 2019-06-26 | 현대자동차주식회사 | 이중 스크롤 방식 양방향 블로워 |
-
1991
- 1991-09-06 JP JP22696191A patent/JPH0565894A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20190073077A (ko) * | 2017-12-18 | 2019-06-26 | 현대자동차주식회사 | 이중 스크롤 방식 양방향 블로워 |
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