JPH0565623U - ファン装置 - Google Patents

ファン装置

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Publication number
JPH0565623U
JPH0565623U JP1436192U JP1436192U JPH0565623U JP H0565623 U JPH0565623 U JP H0565623U JP 1436192 U JP1436192 U JP 1436192U JP 1436192 U JP1436192 U JP 1436192U JP H0565623 U JPH0565623 U JP H0565623U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fan
mounting shaft
condenser
water
motor
Prior art date
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Pending
Application number
JP1436192U
Other languages
English (en)
Inventor
敏雄 椿田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bosch Corp
Original Assignee
Bosch Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Bosch Corp filed Critical Bosch Corp
Priority to JP1436192U priority Critical patent/JPH0565623U/ja
Publication of JPH0565623U publication Critical patent/JPH0565623U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両の床下にコンデンサ1とファン2を水平
に取付けた場合に、ファン2とモータ5との隙間から侵
入して、取付軸4に溜まった水を排出し、又コンデンサ
1がファン2の上部に設けられて設置された場合にも、
かかる侵入した水を排出できるものとする。 【構成】 ファン2の取付軸4の底面部8内面8bに外
方へ低くなる傾斜面を設けその最深部に排水口11を形
成し、また前記取付軸4の底面部8外面8bに複数の排
水溝12を中央から外方に形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、例えばワンボックスカー等の車両用空調装置に用いられるコンデ ンサを冷却するために用いられるファン装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
車両の冷凍サイクルの一部を構成するコンデンサは、外気にて冷却されること から、車両の外面に設置され、雨水に触れやすく、それゆえ、冷却空気を送るコ ンデンサファンも過酷な条件下におかれている。ワンボックスカー等の車両にお いては、コンデンサ1は、図6に示す様に車両16の床下にコンデンサファン2 と供に水平にコンデンサ1を下にコンデンサファン2を上に設置されているもの が多い。
【0003】 このような場合に、コンデンサファンの取付軸の開口部が上方にくるようにな ることから、ファンとモータとの隙間から侵入した水が該取付軸内に溜まり、こ の水がモータシャフトを伝わって更にモータ内部まで水が入り、このためモータ 内部において錆等が生じやすいという欠点がある。
【0004】 かかる欠点を克服せんとして、図7に示す様に取付軸4の底面部8内面8aに 複数の同心円状に形成された弧状の防水リブ13を設け、コンデンサファン2の 回転による遠心力によって、浸入した水を前記防水リブ13間に形成された切欠 部(図示)から外側に導き、最外周壁15の底面に設けた排水口11より排出す る構造が既に考えられている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記車両空調装置用のコンデンサファンの構造は、該コンデン サファンの回転による遠心力を利用するものであるため、コンデンサファンが制 止しているときは取付軸の内部に入った水の排出が困難で、内部に溜まり、特に 冬期においては殆どコンデンサファンの回転がないためその欠点が顕著に現れて いた。
【0006】 また、コンデンサが上にコンデンサファンが下に設置されるときがあり、この 場合には取付軸が逆に設置されるが、取付軸の外面に水が溜まり、同じ様に冬期 におけるコンデンサファンの回転がない時には、モータシャフトを錆びさせる欠 点が発生していた。
【0007】 そこで、この考案は、ファンの回転の有無にかかわらず、ファンとモータとの 隙間から侵入した水を排出でき、またファンがコンデンサの上部または下部に設 置されようと問わないファン装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
しかして、請求項1の考案は、複数の羽根と、該羽根を支える取付軸とにより なるファンと、このファンの取付軸に固着され、ファンを回転させるファンモー タとにより構成されるファン装置にあって、前記取付軸の底面部内面に外方へ低 くなる傾斜面が設けられていると共に、該傾斜面の最深部に排水口が形成されて いることにある。
【0009】 また、請求項2の考案は、複数の羽根と、該羽根を支える取付軸とによりなる ファンと、このファンの取付軸に固着され、ファンを回転させるファンモータと により構成されるファン装置にあって、前記取付軸の底面部内面に外方へ低くな る傾斜面が設けられ、該傾斜面の最深部に排水口が形成されていると共に、取付 軸の底面部外面に複数の排水溝が中央から外方へ形成されていることにある。
【0010】
【作用】
従って、請求項1の考案では、ファンがコンデンサの上部に設けられて設置さ れる場合には、該ファンとモータとの隙間から侵入した水は、取付軸の底面部内 面に設けられた傾斜面を最深部に向けて流れ落ち、かかる最深部に設けられた排 水口から外部に排出される。
【0011】 また、請求項2の考案では、ファンがコンデンサの上部に設けられて設置され る場合には、請求項1の考案と同様の作用を行うと共に、ファンがコンデンサの 下部に設けられて設置される場合には、取付軸の底面部の外面に溜まった水は、 底面部外面に設けられた排水溝から排出されることとなる。
【0012】
【実施例】
以下、この考案に係るファン装置の実施例について、図1乃至図5を用いて詳 細に説明する。
【0013】 まず、この考案に係るファン装置の第1の実施例について、図1を用いて説明 する。コンデンサ1は、図示しないコンプレッサ、膨張弁、レシーバタンク、及 びエバポレータと共に車両用空調装置の冷凍サイクルを構成するものであり、冷 媒から熱を放出し液化する働きをなす。
【0014】 ファン2は、コンデンサ1で冷媒を液化する時に発する熱を冷却するためのも ので、一体に形成された複数の羽根3とそれを支える取付軸4とによりなるもの である。この取付軸4には、ファン2を回転するためのモータ5が取付けられて いる。
【0015】 該モータ5はその上面をモータステイ6により支えられている。また、該モー タ5の下部からは、モータシャフト7が延出されており、このモータシャフト7 には、前記ファン2の取付軸4の底面部8に設けられた取付孔9に嵌合され、更 にナット等の固定具10によりファン2を固定している。
【0016】 取付軸4は、上方が開口する椀状をなしており、底面部8の中心に取付穴9が 形成されていると共に、外周壁15には、羽根3が一体形成して取り付けられて いる。この取付軸4の底面部8の内面8aは、取付孔9を有する中央部から外方 へ向けて傾斜しており、傾斜の最深部において排水口11が設けられている。
【0017】 上述の構成において、ファン2がコンデンサ1の上部に設けれられて設置され ている場合に、雨水等の水が取付軸4内に入ったときに、水は傾斜面に添って流 れ排水口11から外部へ排出されることとなる。
【0018】 次に、この考案に係るファン装置の第2の実施例について、図2乃至図4を用 いて説明する。但し、前記第1の実施例と同一の構成の部分においては、同一の 符号を付してその説明を省略することとする。
【0019】 この実施例においては、ファン2の取付軸4の底面部8表面8bに、モータシ ャフト7のある中央から外方に向けて放射線状に複数の排水溝12が形成されて いる。かかる排水溝12は、ファン2がコンデンサ1の上部に設けられていると きは不要のものであるが、ファン2がコンデンサ1の下部に設けられているとき に有用なものである。
【0020】 即ち、図4に示す様に、ファン2がコンデンサ1の下部に設けらる場合には 、ファン2は、逆に設置されることとなるため、水が取付軸4の底面部8外面8 bを傾斜面に添って流れるため、水が中央に溜まるが、排水溝12によって該中 央に溜まる水を外方に向けて逃がすことから、取付孔9から取付軸4内部に浸水 し、モータ5を錆びさせる不都合はない。
【0021】 尚、この排水溝12は、図5に示す第3の実施例の様にコンデンサファン2の 回転方向に対し後方に湾曲していても良いものとする。これによって、該排水溝 12による風切り音を低減すると共に、排水性を向上させることができる。
【0022】
【考案の効果】
従って、請求項1の考案によれば、ファンとモータとの隙間から侵入した水は 、取付軸の底面部内面に設けられた傾斜面を最深部に向けて流れ落ち、かかる最 深部に設けられた排水口から外部に排出されるので、ファンの回転の有無にかか わらず侵入した水を排出できることとなる。
【0023】 また、請求項2の考案によれば、ファンがコンデンサの上部に設けられて設置 されている場合には、請求項1の考案と同様の効果を得ることができると共に、 ファンがコンデンサの下部に設けられて設置されている場合には、取付軸の底面 部内面に溜まった水は、排水溝から確実に排出される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の第1の実施例を示す説明図である。
【図2】この考案の第2の実施例を示す底面図である。
【図3】この考案の第2の実施例におけるファンがコン
デンサの上に設置された状態の説明図である。
【図4】この考案の第2の実施例におけるファンがコン
デンサの下部に設置された状態の説明図である。
【図5】この考案の第3の実施例を示す底面図である。
【図6】コンデンサ及びファンの車両における設置場所
の説明図である。
【図7】従来例の説明図である。
【符号の説明】
1 コンデンサ 2 ファン 3 羽根 4 取付軸 5 モータ 8 底面部 8a 底面部内面 8b 底面部外面 11 排水口 12 排水溝

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の羽根と、該羽根を支える取付軸と
    によりなるファンと、このファンの取付軸に固着され、
    ファンを回転させるファンモータとにより構成されるフ
    ァン装置にあって、 前記取付軸の底面部内面に外方へ低くなる傾斜面が設け
    られていると共に、該傾斜面の最深部に排水口が形成さ
    れていることを特徴とするファン装置。
  2. 【請求項2】複数の羽根と、該羽根を支える取付軸とに
    よりなるファンと、このファンの取付軸に固着され、フ
    ァンを回転させるファンモータとにより構成されるファ
    ン装置にあって、 前記取付軸の底面部内面に外方へ低くなる傾斜面が設け
    られ、該傾斜面の最深部に排水口が形成されていると共
    に、取付軸の底面部外面に複数の排水溝が中央から外方
    へ形成されていることを特徴とするファン装置。
JP1436192U 1992-02-17 1992-02-17 ファン装置 Pending JPH0565623U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1436192U JPH0565623U (ja) 1992-02-17 1992-02-17 ファン装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1436192U JPH0565623U (ja) 1992-02-17 1992-02-17 ファン装置

Publications (1)

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JPH0565623U true JPH0565623U (ja) 1993-08-31

Family

ID=11858929

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JP1436192U Pending JPH0565623U (ja) 1992-02-17 1992-02-17 ファン装置

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JP (1) JPH0565623U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003254658A (ja) * 2002-02-26 2003-09-10 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 輸送用冷凍装置
WO2019188363A1 (ja) * 2018-03-27 2019-10-03 株式会社日本クライメイトシステムズ 車両空調用送風装置
WO2019188364A1 (ja) * 2018-03-27 2019-10-03 株式会社日本クライメイトシステムズ 車両空調用送風装置

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JP2019171974A (ja) * 2018-03-27 2019-10-10 株式会社日本クライメイトシステムズ 車両空調用送風装置

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