JPH0565324A - ポリウレタンの製造方法 - Google Patents

ポリウレタンの製造方法

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JPH0565324A
JPH0565324A JP3254725A JP25472591A JPH0565324A JP H0565324 A JPH0565324 A JP H0565324A JP 3254725 A JP3254725 A JP 3254725A JP 25472591 A JP25472591 A JP 25472591A JP H0565324 A JPH0565324 A JP H0565324A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 柔軟性、耐寒性、耐熱性、耐久性、湿式凝固
性、および耐光性に優れた湿式合成皮革、人工皮革用に
適したポリウレタンの重合方法を提供する。 【構成】 特定構造のポリエステル、ポリカーボネー
ト、ポリラクトンよりなる群より選ばれたポリマージオ
ールと主鎖中に分岐もしくはヘテロ原子を有するジオー
ル及び有機ジイソシアネートとをNCO/OH比0.3
〜0.97で反応させ末端OHの中間体ジオールとし、
更にジフェニルメタン4、4´−ジイソシアネートおよ
び低分子鎖伸長剤とを反応させる事により耐熱性、湿式
凝固性、耐光性などに優れ、湿式合成皮革、人工皮革用
に適したポリウレタンを得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は特に湿式合成皮革、人工
皮革用に適したポリウレタン樹脂の新規な製造方法に関
する。さらに詳しくは、ポリウレタン樹脂を構成する特
定成分を特定の配合組成で特定の順序で配合、反応せし
むる事により湿式凝固性、力学特性、耐光性などの諸物
性に優れ、特に湿式合成皮革、人工皮革用に適したポリ
ウレタン樹脂を提供する新規なポリウレタンの製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリエステル、ポリカーボネート、ポリ
ラクトンよりなる群より選ばれたポリマージオール、低
分子鎖伸長剤および有機ジイソシアネートとを反応せし
める事により得られたポリウレタン樹脂は成型物、塗
料、コーチング剤、接着剤、合成・人工皮革、印刷イン
クなどの用途に巾広く用いられている。
【0003】ポリウレタン樹脂の製造に当たり、必要原
料を同時に添加するいわゆるワンショット法がしばしば
用いられている。しかしながら、該方法で得られたポリ
ウレタン樹脂は製造に用いられた各成分がその反応性
比、仕込み組成比に応じた統計的分布で配列されてしま
うためか、柔軟性の良い樹脂組成では耐寒性、耐熱性が
不良であるとか、耐久性の良い樹脂組成では柔軟性、耐
寒性が不良であるとか、湿式凝固性の良い樹脂組成では
耐光性が悪いなど上記の用途特性を十分に満足できない
場合がしばしば生じ、改良の提案が数多くなされてい
る。
【0004】ポリマージオール、もしくはポリマージオ
ールと低分子鎖伸長剤の混合物に化学量論的に過剰の有
機ジイソシアネートを作用させて得たイソシアネート末
端の中間体ジイソシアネートに低分子鎖伸長剤、さらに
は有機ジイソシアネートを作用させてポリウレタン樹脂
を得る所の、いわゆるプレポリマー法が数多く提案され
ている。プレポリマー法により各成分の配列を制御し、
用途特性を改良する事に一定の改良効果をみているが、
得られたイソシアネート末端の中間体ジイソシアネート
は反応性に富むものであり、しばしば副反応をおこし、
初期の目的を達し得ない場合が多い。のみならず、次工
程において中間体ジイソシアネートに用いられた物とは
反応性が大きく異なる種のジイソシアネートが追加され
た場合は円滑な反応が得られにくい等の難点があり、重
合法上の制限がある等のためか、上記の用途特性を十分
に満足できない場合がしばしば生じ、さらなる改良が望
まれている。
【0005】また低分子鎖伸長剤としてエチレングリコ
ール、ブタンジオール、ネオペンチルグリコール、ジエ
チレングリコール、1,5−ペンタンジオールなど多く
のジオール類、さらには各種ジアミン類を使用できる事
は公知である。
【0006】しかしながら、特に湿式の合成皮革、人工
皮革用に適したポリウレタンの製造にあたっては、それ
ら低分子鎖伸長剤を組み合わせるだけでは例えば柔軟性
の良い樹脂組成では耐寒性、耐熱性が不良であるとか、
耐久性の良い樹脂組成では柔軟性、耐寒性が不良である
とか、湿式凝固性の良い樹脂組成では耐光性が悪いなど
上記の用途特性を十分に満足できない場合がしばしば生
じ、さらなる改良が望まれている。
【0007】特公昭63−15292号公報には鎖伸長
剤(連鎖延長剤)として少なくとも3種のジオールを用
いる事を特徴とするポリウレタンの製法が示されてい
る。
【0008】該公報はこれらジオールのうち少なくとも
1種または2種のジオール(a)は側鎖またはエーテル
基を含む、低分子ジオールであり、また少なくとも1種
または2種のジオール(b)は分岐及びエーテル基がな
い低分子ジオールであり、(a)および(b)の当量比
は20:80から75:25である事により強度特性が
良く、低い融点のポリウレタンが得られる事を開示し、
その優位性を主張している。
【0009】しかしながら、低い融点のポリウレタンを
特に湿式の合成皮革、人工皮革として用いた時は耐熱性
(エンボス性)さらには耐溶剤性(各種表面処理剤)な
どの悪化を招くなどの欠点となり、満足なものとはなら
ない。
【0010】特公昭55−19928号公報にはイソシ
アネート基が脂肪族炭化水素と結合しているジイソシア
ネート化合物を30〜45モル%、分子量500〜30
00のジヒドロキシ化合物を8〜15モル%、低分子量
のジヒドロキシ化合物を20〜40モル%、からなる反
応混合物に適当な溶剤を使用して溶液重合し、さらに芳
香族系ジイソシアネートを10〜20モル%及び低分子
量ジヒドロキシ化合物を10〜20モル%を投入し、鎖
延長反応を行うことを特徴とする染色性ポリウレタンの
製造方法が開示されている。
【0011】該公報には、好ましい実施態様として、第
一段階として分子量500〜3000のジヒドロキシ化
合物、低分子量のジヒドロキシ化合物をイソシアネート
基が脂肪族炭化水素と結合したジイソシアネート化合物
をNCO/OHの当量比が1以上で反応した混合物を
得、第二段階として芳香族系ジイソシアネート及びエチ
レングリコール、1、2プロピレングリコール、1,3
ブチレングリコール、2,3ブチレングリコール、ジエ
チレングリコール、テトラメチレングリコール、ヘキサ
メチレングリコールなど低分子量ジヒドロキシ化合物を
投入し、鎖延長反応を行うことにより、染色性、耐熱性
に優れたポリウレタンが得られ、合成皮革用として使用
する事を示し、その優位性を主張している。
【0012】しかしながら、第一段階で使用される低分
子量のジヒドロキシ化合物の検討が十分でなく、かつN
CO/0Hの当量比が1以上であるためか、柔軟性に劣
るとか、耐熱性におとるとかポリウレタンの諸性能が不
十分である場合が多いのみならず、残存する脂肪族炭化
水素基と結合したイソシアネート基が第二段階で投入さ
れる芳香族系ジイソシアネートに比較して反応速度が大
きく異なるためか、円滑な反応が得られにくく、工業的
には本発明のごとき特に湿式合成皮革、人工皮革に有用
なポリウレタン樹脂が得られることは該公報の方法から
の類推では及びもつかないものである。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】この様に、ポリエステ
ル、ポリカーボネート、ポリラクトンよりなる群より選
ばれたポリマージオールを主要原料とした柔軟性、耐寒
性、耐熱性、耐久性、湿式凝固性さらには耐光性にすぐ
れたところの特に湿式の合成皮革、人工皮革用に適した
ポリウレタン樹脂の開発が待たれていた。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明はポリエステル、
ポリカーボネート、ポリラクトンよりなる群より選ばれ
た数平均分子量500〜3000のポリマージオール
(A1)と主鎖中に分岐もしくはヘテロ原子を有し、か
つ分子量が100から400の低分子ジオール(A2)
が重量比で(A2)/(A1)=0.05〜1.0とな
るように配合されたジオールと有機ジイソシアネート
(B1)とをNCO/OHの当量比が0.3〜0.97
となる様な量的関係で反応して得られた末端OHの中間
体ジオール(C)とジフェニルメタン4、4´−ジイソ
シアネート(B2)および低分子鎖伸長剤(D)とを反
応せしめる事を特徴とするポリウレタンの製造方法、お
よびポリエステル、ポリカーボネート、ポリラクトンよ
りなる群より選ばれた数平均分子量500〜3000の
ポリマージオール(A1)と主鎖中に分岐もしくはヘテ
ロ原子を有し分子量が100から400の低分子ジオー
ル(A2)が重量比で(A2)/(A1)=0.05〜
1.0となるように配合されたジオールと脂肪族もしく
は脂環族有機ジイソシアネート(B1)とをNCO/0
Hの当量比が0.3〜0.97となる様な量的関係で反
応して得られた末端OHの中間体ジオール(C)とジフ
ェニルメタン4、4´−ジイソシアネート(B2)およ
び低分子鎖伸長剤(D)とを反応せしめる事を特徴とす
るポリウレタンの製造方法に関する。
【0015】ポリマージオール(A1)はポリエステ
ル、ポリカーボネート、ポリラクトンよりなる群より選
ばれる。
【0016】その重合度は数平均分子量で500〜30
00であるが、より好適には600〜1500の範囲が
選ばれる。500未満であるとポリウレタン樹脂の柔軟
性が失われる傾向にあり、好ましく無い。3000を越
えたものは、必然的にウレタン基濃度が減少するため
か、合成皮革、人工皮革用として必要な柔軟性、耐寒
性、耐熱性、耐久性、湿式凝固性のバランスのとれたポ
リウレタンが得にくいのみならず、該ポリマージオール
の工業的製造に難点があり、好ましく無い。
【0017】本発明に使用されるポリエステルジオール
は例えば二塩基酸とジオールとを反応させて得る事がで
きる。二塩基酸としてはコハク酸、グルタル酸、アジピ
ン酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシ
ン酸、ブラシル酸のごとき脂肪族二塩基酸、イソフタル
酸、テレフタル酸、ナフタレンジカルボン酸などの芳香
族二塩基酸の一種またはそれらの組み合わせで用いる事
ができる。なかでも脂肪族二塩基酸が、とりわけグルタ
ル酸、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライ
ン酸、セバシン酸、などのメチレン鎖長が3〜8の二塩
基酸がさらに好適に用いられる。ジオールとしては低級
アルコールで置換されていてもよいエチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ブタンジオール、ネオペン
チルグリコール、メチルペンタンジオール、ヘキサンジ
オール、ヘプタンジオール、オクタンジオール、ノナン
ジオール、デカンジオール、ドデカンジオールなどの脂
肪族ジオール、シクロヘキサンジオール、水添キシリレ
ングリコール、などの脂環式ジオール、キシリレングリ
コール、などの芳香族ジオールなどの一種もしくは二種
以上の混合物が用いられるが、なかでも脂肪族ジオール
が、とりわけブタンジオール、メチルペンタンジオー
ル、ヘキサンジオール、ヘプタンジオール、メチルオク
タンジオール、ノナンジオールなどの炭素鎖長が4〜9
の脂肪族ジオールの一種もしくは二種以上の混合物が好
適に用いられる。
【0018】ポリカーボネートジオールは例えばカーボ
ネート化合物とジオールとを反応させて得る事ができ
る。カーボネート化合物としてはジメチルカーボネー
ト、ジフェニルカーボネート、エチレンカーボネートな
どを用いることができる。ジオールとしては低級アルコ
ールで置換されていてもよいエチレングリコール、プロ
ピレングリコール、ブタンジオール、ネオペンチルグリ
コール、メチルペンタンジオール、ヘキサンジオール、
ヘプタンジオール、オクタンジオール、ノナンジオー
ル、デカンジオール、ドデカンジオールなどの脂肪族ジ
オール、シクロヘキサンジオール、水添キシリレングリ
コール、などの脂環式ジオール、キシリレングリコー
ル、などの芳香族ジオールなどの一種もしくは二種以上
の混合物が用いられるが、なかでも脂肪族ジオールが、
とりわけブタンジオール、メチルペンタンジオール、ヘ
キサンジオール、ヘプタンジオール、メチルオクタンジ
オール、ノナンジオールなどの炭素鎖長が4〜9の脂肪
族ジオールの一種もしくは二種以上の混合物が好適に用
いられる。
【0019】ポリラクトンジオールはたとえば、ポリ−
ε−カプロラクトンジオール、ポリ−トリメチル−ε−
カプロラクトンジオール、ポリ−β−メチル−δ−バレ
ロラクトンジオールなどがある。
【0020】主鎖中に分岐もしくはヘテロ原子を有し、
かつ分子量が100から400の低分子ジオール(A
2)はネオペンチルグリコール、メチルペンタンジオー
ル、メチルオクタンジオール、ジエチレングリコール、
トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、ジ
プロピレングリコール、トリプロピレングリコール、N
−メチル−N,Nジエタノールアミン、N−フェニル−
N,Nジエタノールアミン、ジメチロールプロピオン酸
などの一種もしくは二種以上の混合物が用いられるが、
なかでもジエチレングリコール、トリエチレングリコー
ル、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコー
ルが柔軟性、耐寒性、耐熱性、湿式凝固性などの点で好
適に用いられる。
【0021】有機ジイソシアネート(B1)はたとえ
ば、ジフェニルメタン−4,4´−ジイソシアネート、
2,4−または2,6−トリレンジイソシアネート、メ
タまたはパラフェニレンジイソシアネート、1,5ナフ
チレンジイソシアネートなどの芳香族ジイソシアネー
ト、イソホロンジイソシアネート、シクロヘキサンジイ
ソシアネート、キシリレンジイソシアネート、ヘキサメ
チレンジイソシアネート、水添MDIなどの非芳香族ジ
イソシアネートなどがもちいられる。なかでもポリマー
ジオール(A1)および低分子ジオール(A2)と反応
せしめる有機ジイソシアネート(B1)としては2,4
−または2,6−トリレンジイソシアネート、イソホロ
ンジイソシアネートのごとき非対称ジイソシアネート
が、中でもイソホロンジイソシアネートが柔軟で湿式の
合成皮革、人工皮革用に適したポリウレタンが得られる
ので好ましく、さらにはイソホロンジイソシアネートが
柔軟かつ耐光性の良好な湿式の合成皮革、人工皮革用に
適したポリウレタンが得られるのでさらに好ましい。
【0022】末端OHの中間体ジオール(C)はポリマ
ージオール(A1)と主鎖中に分岐もしくはヘテロ原子
を有する低分子ジオール(A2)が重量比で(A2)/
(A1)=0.05〜1.0となるように配合されたジ
オールと有機ジイソシアネート(B1)とをNCO/O
Hの当量比が0.3〜0.97となる様な量的関係で反
応して得られる。NCO/OHの当量比が0.3未満で
あるとポリマージオール(A1)と主鎖中に分岐もしく
はヘテロ原子を有する低分子ジオール(A2)の分子
量、有機ジイソシアネート(B1)の種類、(A2)/
(A1)の重量比によっても異なるが、末端OHの中間
体ジオールの分子量が小さくなり過ぎるためか、柔軟
性、耐寒性、耐熱性のバランスがとれにくい。またNC
O/OHの当量比が0.97をこえるとポリマージオー
ル(A1)と主鎖中に分岐もしくはヘテロ原子を有する
低分子ジオール(A2)の分子量、有機ジイソシアネー
ト(B1)の種類、(A2)/(A1)の重量比、有機
ジイソシアネート(B1)の種類によってもことなる
が、末端OHの中間体ジオールの分子量が大きくなり過
ぎるためか、柔軟性、耐寒性、耐熱性のバランスがとれ
にくい。
【0023】ポリマージオール(A1)と主鎖中に分岐
もしくはヘテロ原子を有する低分子ジオール(A2)が
重量比で(A2)/(A1)=0.05〜1.0であ
る。(A2)/(A1)が0.05未満であると(A
1)と(A2)の分子量、有機ジイソシアネート(B
1)の種類、中間体ジオール(C)のNCO/0Hの当
量比によっても異なるが、柔軟性、耐寒性、耐熱性のバ
ランスがとれにくく、(A2)を用いない場合に対する
優位性が明確で無い。また(A2)/(A1)が1以上
であると(A1)と(A2)の分子量、有機ジイソシア
ネート(B1)の種類、NCO/0Hの当量比によって
も異なるが、柔軟性、耐寒性に劣る場合が多く、本発明
の効果が明確で無い。
【0024】鎖伸長剤(D)としては分岐構造とかヘテ
ロ原子を有しない低分子グリコール、例えばエチレング
リコール、ブタンジオール、ヘキサンジオール、ヘプタ
ンジオール、オクタンジオール、ノナンジオール、デカ
ンジオール、ドデカンジオールなどの直鎖脂肪族ジオー
ル、シクロヘキサンジオール、水添キシリレングリコー
ル、などの脂環式ジオール、キシリレングリコール、な
どの芳香族ジオール、が用いられる。とりわけ、エチレ
ングリコール、ブタンジオールなどの低分子直鎖脂肪族
ジオールが耐寒性、耐熱性、湿式凝固性などのバランス
の面で好適に用いられる。
【0025】低分子鎖伸長剤(D)の使用量はとくに制
限は無いが、その分子構造、ポリマージオール(A
1)、主鎖中に分岐もしくはヘテロ原子を有する低分子
ジオール(A2)の分子量、(A2)/(A1)の重量
比、有機ジイソシアネートの種類、NCO/OH当量比
によっても異なるが、通常はポリマージオール(A1)
にたいし、(D)/(A1)の当量比で0.5〜6、な
かでも1〜4が得られたポリウレタンの柔軟性、耐寒
性、耐熱性、湿式凝固性の面で好適である。
【0026】ジフェニルメタン4、4´−ジイソシアネ
ート(B2)の使用量はとくに制限は無く、ポリウレタ
ン溶液の粘度、ポリマージオール(A1)、主鎖中に分
岐もしくはヘテロ原子を有する低分子ジオール(A2)
及び低分子鎖伸長剤(D)の分子量、(A2)/(A
1)の重量比、有機ジイソシアネートの種類、NCO/
OH当量比、(D)/(A1)の当量比の分子量、反応
溶媒、ポリマージオール(A1)、低分子ジオール(A
2)及び低分子鎖伸長剤(D)中に含まれる水分などに
よっても異なるが、通常は(B1)と(B2)よりのN
COと(A1)、(A2)及び(D)よりの水酸基の当
量比NCO/OHが0.95〜1.2、なかんずく0.
97〜1.1で用いられることが多い。
【0027】また本発明の製造方法を行うときに触媒は
必ずしも必要では無いが、通常のポリウレタンの製造に
用いられる触媒類例えばチタンテトライソプロポキサイ
ド、ジブチルスズジラウレート、スズオクテートなどの
金属化合物、テトラメチルブタンジアミン、1,4−ジ
アザ(2,2,2)ビシクロオクタンなどの三級アミン
などをもちいる事ができる。
【0028】本発明の方法で得られたポリウレタンの溶
剤としては、たとえばジメチルホルムアミド、ジメチル
アセトアミド、N−メチルピロリドン、トルエン、酢酸
エチル、メチルエチルケトン、テトラヒドロフランなど
通常使用されている溶剤がつかわれる。
【0029】本発明の方法で得られたポリウレタンは、
使用にあたって従来のポリウレタンに使用される各種添
加剤、例えばリン系化合物、ハロゲン含有化合物などの
難燃剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、顔料、染料、可塑
剤、界面活性剤などを添加する事ができる。
【0030】
【作用】この様にして得られた本発明のポリウレタンは
シート、フィルム、ベルト、ホース、防振材、靴底、人
工皮革、合成皮革、繊維処理剤、塗料、接着剤、防水
材、弾性繊維、床材など各種用途に有用であるが、柔軟
性、耐熱性、耐寒性、さらには凝固性、耐光性などにす
ぐれ、特に湿式人工皮革、合成皮革用として特に有用で
ある。
【0031】その作用機構は明確では無いが、ポリマー
ジオール(A1)と主鎖中に分岐もしくはヘテロ原子を
有する低分子ジオール(A2)および有機ジイソシアネ
ート(B1)とが特定の組成比でかつ実質的に鎖伸長剤
(D)の共存しない条件で得られたウレタン基を含む末
端OHの中間体ジオール(C)を鎖伸長剤(D)の共存
下でジフェニルメタン−4,4´−ジイソシアネート
(B2)と反応せしめることにより、ソフトセグメント
成分を形成すると考えられる主鎖中に分岐もしくはヘテ
ロ原子を有しかつウレタン基を含む末端OHの中間体ジ
オール(C)とハードセグメント成分を形成すると考え
られる鎖伸長剤(D)とジフェニルメタン−4,4´−
ジイソシアネート(B2)とが適度なミクロ相分離状態
となるためではないかと考えられる。
【0032】
【実施例】以下に実施例をもって本発明をさらに詳細に
説明するが、本発明はそれに限定されるものではない。
【0033】 実施例1〜7、比較例1〜5、比較例7、8、10 (中間体の製造)実施例1〜7、比較例1〜5、比較例
8〜9は表1に示すポリマージオールと(A1)と分岐
もしくはヘテロ原子を主鎖中に有す低分子ジオール(A
2)もしくは分岐もしくはヘテロ原子を主鎖中に有さな
い低分子ジオールを反応器に投入するか、または低分子
ジオールを投入すること無くチッ素気流下で所定温度で
所定時間反応させ中間体を得た。イソシアネート基が無
くなった事を確かめた後、該中間体をGPCをもちいて
重量平均分子量(ポリスチレン換算)を測定した結果を
同じく表1に示した。
【0034】
【表1】
【0035】表中の略号は、 PNOA:ノナンジオールと2−メチルオクタンジオー
ルの65:35(重量比)の混合物とアジピン酸より得
られたポリエステルジオール(数平均分子量1000) PHC:数平均分子量1000のポリヘキシレンカーボ
ネート MDI:ジフェニルメタン−4,4´−ジイソシアネー
ト TDI:トリレンジイソシアネート(2,4−トリレン
ジイソシアネート/2,6−トリレンジイソシアネート
=80/20) IPDI:イソホロンジイソシアネート EG:エチレングリコール TEG:トリエチレングリコール PEG−300:数平均分子量300のポリエチレング
リコール PEG−1000:数平均分子量1000のポリエチレ
ングリコール MPD:3−メチル−1、5−ペンタンジオール DMF:N,N´−ジメチルホルムアミド である
【0036】(ポリウレタンの製造)上記で得た中間体
またはポリマージオールに表2に示す組成の低分子ジオ
ール、ジイソシアネート、DMFを反応器に投入し、チ
ッ素気流下で所定温度で所定時間反応させ、イソシアネ
ート基が無くなったところで冷却した。得られたポリウ
レタン溶液の30℃における粘度(ポイズ)と、GPC
をもちいてを測定したその重量平均分子量(ポリステレ
ン換算)を表2に示した。
【0037】
【表2】
【0038】(評価)これらの溶液を下記の評価法によ
り評価した結果を表3に示す。 ・耐熱性(Tf):ウレタン溶液を流延後・乾燥する事
によって得た厚み60μのフィルムを試料巾0.4c
m、試料長2.5cm、荷重2g、昇温速度3℃/分で
連続的に昇温し、試料が0.5cm伸びた時の温度。 ・耐光黄変性:ウレタン溶液を流延後・乾燥する事によ
って得た厚み60μのフィルムを島津フェードテスター
CF−20Sを用い、63℃でカーボンアーク照射を行
い、JIS染色堅ろう度試験用変退色用グレースケール
を用い、4号色差になった時間により、級数判定した。 20時間で4号色差 4号 40時間で4号色差 5号 60時間で4号色差 6号 ・凝固性:上記ポリウレタン溶液を72重量部、2−エ
チルヘキシルスルホン酸ナトリウムを2.5部、オレイ
ルアルコールエチレンオキサイド付加物を0.5部、D
MFの25重量部を混合し、母液をえた。該母液をポリ
エチレンテレフタレートフィルム上に厚み1mmとなる
様に流延し、ただちに予め作成した凝固浴(DMFの濃
度20%の水溶液、温度30℃)に投入する。しかるの
ち、70℃の温水で十分にDMFを洗浄し、乾燥した。
凝固被膜の面平滑性、風合を判定した。 極めて良好 ◎ 良好 ○ 不良 ×
【0039】
【表3】
【0040】実施例1において、ポリマージオール(A
1)と主鎖中に分岐を有する分子量118の低分子ジオ
ール(A2)が重量比で(A2)/(A1)=0.11
8となるように配合されたジオールと有機ジイソシアネ
ート(B1)とをNCO/OHの当量比が0.9となる
様な量的関係で反応して得られた末端OHの中間体ジオ
ール(C)を経て本発明の方法で得られたポリウレタン
は良好な耐熱性(Tf=200℃)を示し、かつ湿式凝
固により得られた被膜は平滑かつ柔軟な風合であり、良
好な凝固性を示した。
【0041】(A2)に代えて主鎖中に分岐を有さない
分子量62の低分子ジオールを、鎖伸長剤に代えて主鎖
中に分岐を有する低分子ジオールを用いて得られた比較
例1のポリウレタンの耐熱性(Tf=90℃)は極めて
不良であり、合成皮革、人工皮革用には不適格であっ
た。
【0042】実施例2〜4において、ポリマージオール
(A1)と主鎖中にヘテロ原子を有する分子量150の
低分子ジオール(A2)が重量比で(A2)/(A1)
=0.05〜1.0となるように配合されたジオールと
有機ジイソシアネート(B1)とをNCO/OHの当量
比が0.9となる様な量的関係で反応して得られた末端
OHの中間体ジオール(C)を経て本発明の方法で得ら
れたポリウレタンは良好な耐熱性(Tf=200℃)を
示し、かつ湿式凝固により得られた被膜は平滑かつ柔軟
な風合であり、良好な凝固性を示した。
【0043】一方、比較例2、3において主鎖中にヘテ
ロ原子を有する低分子ジオール(A2)を用いないか、
もしくはポリマージオール(A1)と主鎖中にヘテロ原
子を有する低分子ジオール(A2)が重量比で(A2)
/(A1)=0.05未満の場合は凝固時に良好なスポ
ンジが得られず、洗浄し、乾燥して得られた凝固被膜の
面は凹凸が目立ち平滑性に欠けるのみならず、柔軟性に
乏しく風合が不良であり、凝固性が不良であった。また
に比較例4に示されたごとくに(A2)/(A1)=1
をこえて用いられるの場合は凝固時に一見良好なスポン
ジが得られれたかのごとく見えるが、乾燥して得られた
凝固被膜の面は凹凸が目立ち平滑性に欠け、凝固性が不
良であるのみならず、柔軟性に乏しく風合が不良であっ
た。
【0044】さらに、比較例5に示すごとく(A2)に
代えて主鎖中に分岐を有さない分子量62の低分子ジオ
ールを、鎖伸長剤に代えて主鎖中に分岐を有する低分子
ジオールを用いて得られたのポリウレタン、および比較
例6に示すごとく中間体(C)を経る事なく、各成分原
料を一括して反応せしめたポリウレタンはTfが各々1
23℃、90℃であり耐熱性は極めて不良であり、合成
皮革、人工皮革用には不適格であった。
【0045】実施例2、実施例5、実施例6においてポ
リマージオール(A1)と主鎖中にヘテロ原子を有する
低分子ジオール(A2)が重量比で(A2)/(A1)
=0.15となるように配合されたジオールと有機ジイ
ソシアネート(B1)とをNCO/OHの当量比が0.
3〜0.97となる様な量的関係で反応して得られた末
端OHの中間体ジオール(C)を経て本発明の方法で得
られたポリウレタンは良好な耐熱性(Tf=190〜1
95℃)を示し、かつ湿式凝固により得られた被膜は平
滑かつ柔軟な風合であり、良好な凝固性を示した。しか
しながら、NCO/OHの当量比が0.3未満もしく
は、0.97を越えて行われた時はポリウレタンはTf
が各々140℃、90℃であり耐熱性は極めて不良であ
り、合成皮革、人工皮革用には不適格であった。
【0046】実施例7は有機ジイソシアネート(B1)
にイソホロンジイソシアネートを用いたため、良好な耐
熱性(Tf=200℃)を示し、かつ湿式凝固により得
られた被膜は平滑かつ柔軟な風合であり、良好な凝固性
を示したのみならず、耐光黄変性が良好であり、本発明
の効果は明白である。
【0047】比較例9に示すごとく主鎖中に分岐もしく
はヘテロ原子を有する低分子ジオールを用いる事なく、
かつ中間体(C)を経る事なく、各成分原料を一括して
反応せしめたポリウレタンは、凝固時に良好なスポンジ
が得られず、洗浄し、乾燥して得られた凝固被膜の面は
凹凸が目立ち平滑性に欠け、凝固性が不良であるのみな
らず、柔軟性に乏しく風合が不良であり合成皮革、人工
皮革用には不適格であった。
【0048】比較例10に示すごとくにポリマージオー
ル(A1)と主鎖中にヘテロ原子を有する分子量100
0のジオールが重量比でジオール/(A1)=0.30
となるように配合されたジオールと有機ジイソシアネー
ト(B1)とをNCO/OHの当量比が0.87となる
様な量的関係で反応して得られた末端OHの中間体ジオ
ールを経て得られたポリウレタンは良好な耐熱性(Tf
=190〜195℃)を示たが、凝固時に一見良好なス
ポンジが得られれたかのごとく見えるが、乾燥して得ら
れた凝固被膜の面は凹凸が目立ち平滑性に欠けるのみな
らず、柔軟性に乏しく風合が不良であり、凝固性が不良
であった。
【0049】この様に本発明のポリマージオール(A
1)と主鎖中に分岐もしくはヘテロ原子を有する低分子
ジオール(A2)が重量比で(A2)/(A1)=0.
05〜1となるように配合されたジオールと有機ジイソ
シアネート(B1)とをNCO/OHの当量比が0.3
〜0.97となる様な量的関係で反応して得られた末端
OHの中間体ジオール(C)とジフェニルメタン−4,
4´−ジイソシアネート(B2)および低分子ジイソシ
アネート(D)とを反応せしめる本発明の方法優位性は
明確である。
【0050】
【発明の効果】この様に、本発明の方法で得られたポリ
ウレタンは柔軟性、耐熱性、耐寒性、さらには凝固性、
耐光性などにすぐれ、特に湿式人工皮革、合成皮革用と
して特に有用である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリエステル、ポリカーボネート、ポリ
    ラクトンよりなる群より選ばれた数平均分子量500〜
    3000のポリマージオール(A1)と主鎖中に分岐も
    しくはヘテロ原子を有し、かつ分子量が100から40
    0の低分子ジオール(A2)が重量比で(A2)/(A
    1)=0.05〜1.0となるように配合されたジオー
    ルと有機ジイソシアネート(B1)とをNCO/OHの
    当量比が0.3〜0.97となる様な量的関係で反応し
    て得られた末端OHの中間体ジオール(C)とジフェニ
    ルメタン4、4´−ジイソシアネート(B2)および低
    分子鎖伸長剤(D)とを反応せしめる事を特徴とするポ
    リウレタンの製造方法。
  2. 【請求項2】 ポリエステル、ポリカーボネート、ポリ
    ラクトンよりなる群より選ばれた数平均分子量500〜
    3000のポリマージオール(A1)と主鎖中に分岐も
    しくはヘテロ原子を有し、かつ分子量が100から40
    0の低分子ジオール(A2)が重量比で(A2)/(A
    1)=0.05〜1.0となるように配合されたジオー
    ルと脂肪族もしくは脂環族有機ジイソシアネート(B
    1)とをNCO/OHの当量比が0.3〜0.97とな
    る様な量的関係で反応して得られた末端OHの中間体ジ
    オール(C)とジフェニルメタン4、4´−ジイソシア
    ネート(B2)および低分子鎖伸長剤(D)とを反応せ
    しめる事を特徴とするポリウレタンの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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