JPH0565315B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0565315B2
JPH0565315B2 JP559089A JP559089A JPH0565315B2 JP H0565315 B2 JPH0565315 B2 JP H0565315B2 JP 559089 A JP559089 A JP 559089A JP 559089 A JP559089 A JP 559089A JP H0565315 B2 JPH0565315 B2 JP H0565315B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nozzle
narrow
polished
wide
surface treatment
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP559089A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02185371A (ja
Inventor
Masaaki Uehara
Yukihiro Suzuki
Yoshuki Kawase
Fumihiko Chino
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Nippon Steel Anti Corrosion Co Ltd
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Nittetsu Anti Corrosion Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp, Nittetsu Anti Corrosion Co Ltd filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP559089A priority Critical patent/JPH02185371A/ja
Publication of JPH02185371A publication Critical patent/JPH02185371A/ja
Publication of JPH0565315B2 publication Critical patent/JPH0565315B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、高圧エアーを利用して、シヨツトや
グリツト等の研掃材を鋼管矢板爪部等の狭隘部に
投射して、爪部の狭隘部の表面処理を可能とする
新規な方法及び装置に関するものである。
(従来の技術および発明が解決しようとする課
題) 近年、鋼管矢板は重防食化指向が強く需要量が
増加しているが、鋼管矢板爪部の中でL爪内部の
ような狭隘部は表面処理する方法がなく、部分的
に未処理のまま使用されているのが現状である。
また、特開昭62−34776号公報には、複数基の遠
心投射装置の投射口から研掃材を鋼材に投射して
投射効率を高める鋼板の表面処理方法について開
示されているが、次のような問題点がある。
(1) L爪内部を表面処理するためには、研掃材の
噴出口を狭隘部より中に装入し、広角に表面処
理する必要があるが、該表面処理方法では、処
理することが出来ない。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上記のような問題点を解決し、L爪
内部の表面処理方法を可能とするもので、研掃材
は高圧エアーで供給し、研掃材を噴出する投射ノ
ズルを間口の狭い部分より中に装入し、複数の異
形状の投射ノズルを使用して、L爪内部の狭隘部
を広角に表面処理し、ノズルの噴出口には耐摩耗
材料を使用して、投射することを特徴とするもの
である。
これにより、鋼管矢板L爪内部等の狭隘部の表
面処理を可能とし、投射ノズルの耐久性を有する
ものにするものである。
(実施例及び作用) 次に、本発明を図に示す実施例に基づいて詳細
に説明する。
第1図a及びbは、本発明の一実施例の狭隘部
表面処理装置3の正面図と側面図であり、第2図
a及びbは第1図に示す実施例装置における二又
ノズル4と巾広ノズル7の研掃材噴出状態図であ
り、第3図a及びbは、第2図に示す実施例ノズ
ルの断面図である。
第1図に示すように狭隘部表面処理装置3は、
ノズルユニツト10とノズル台車11とノズル台
車昇降装置12とから構成されている。
ノズルユニツト10は、二又ノズル4と巾広ノ
ズル7を担持し、鋼管矢板1のL爪2-1のような
複雑形状鋼材に対しても被研掃部の形状に合わせ
てセツトでき、L爪内部2-2のような狭隘部に対
して、研掃材を噴出し、鋼材の表面処理を行うこ
とができる。ノズル台車11はL爪2-1に対し、
ノズルを上下方向定位置に保持しながら装置を走
行させる機能を有しており、ノズル台車センター
リング装置13はL爪2-1に対し、装置を左右方
向定位置に保持する機能を有している。
また、ノズル台車昇降装置12は、ノズル台車
11を昇降する機能を有し、通常、上昇した状態
で待機しており、下に被研掃物である鋼管矢板が
セツトされた時点で、その端部に降下し、載置す
る。その際、ノズル台車本体は鋼管矢板に載置す
るがノズルは鋼管矢板の端部から外れている。そ
の状態から鋼管矢板を走行することにより相対的
にその上をノズル台車が移動し、ノズルがL爪2
-1内に入り込み、研掃材を吐出し、表面処理を開
始する。所定の長さの処理を完了したら、鋼管矢
板を逆走し、ノズルがL爪2-1から抜け出たとこ
ろで鋼管矢板の走行を停止し、ノズル台車が上昇
し、待機位置に戻る。処理終了した鋼管矢板は、
次の未処理の鋼管矢板と入れ替える。
第2図は二又ノズル4および巾広ノズル7がL
爪2-1にセツトされL爪内部2-2へ研掃材を噴出
し、表面処理する状態を示す図である。二又ノズ
ル4はL爪内部2-2の両端を表面処理し、巾広ノ
ズル7は中央部を表面処理することにより、L爪
内部2-2の全体を表面処理することが出来る。
また、ノズル形状は、鋼管矢板のL爪2-1に入
り込むため、そのL爪2-1の狭隘部に位置する部
分は研掃線と直角方向には、細くしている、しか
し、研掃材の吐出速度を確保すべくノズル内断面
積の確保のため、研掃線方向には広い形状にして
おり、又、それでも吐出速度が確保できない場合
は、ノズルを複数に分割し、吐出速度を確保す
る。本発明においては、巾広ノズルと二又ノズル
との2本に分割している。
第3図a,bは二又ノズル4、第3図c,dは
巾広ノズル7を分解した断面図を示す。二又ノズ
ル4には二又ノズル用耐摩耗ブロツク5を有して
おり、これは供給されてきた研掃材をこの部分で
2分割するためのものであるが、研挿材が直接衝
突し、摩耗が激しいため、セラミツク又はタング
ステンなどの摩耗に対し耐久性のある耐摩耗材料
を使用している。また、二又ノズル4は2分割出
来る構造とし、二又ノズル用接合ボルト6で固定
し、容易に二又ノズル用耐摩耗ブロツク5が取替
えることが出来る構造としている。
これは、巾広ノズル7についても同じように研
掃材の噴出口には、巾広ノズル用耐摩耗ブロツク
8を有しており、これもセラミツク又はタングス
テンなどの摩耗に対し耐久性のある材料を使用し
ている。また巾広ノズル7は2分割出来る構造と
し、巾広ノズル用接合ボルト9で固定し、容易に
巾広ノズル用耐摩耗ブロツク8を取替えることが
出来る構造としている。
以上、鋼管矢板爪部の狭隘部表面処理を実施例
に説明したが、同様にT形鋼や、小径鋼管あるい
はH形鋼などを鋼材に接合して出来る狭隘部に対
しても本発明の方法及び装置が有効に適用可能で
ある。
(発明の効果) 本発明は前記説明から明らかなように、高圧エ
アーで研掃材を供給し、異種のノズルを被研掃部
の形状に合わせて、複数個保有して表面処理する
ことによつて、今まで処理することが、出来なか
つた鋼材の狭隘部を表面処理することが出来るも
のであり、また、ノズルの研掃材による摩耗に対
し、ノズル本体を取替えることなく、一部品であ
る耐摩耗ブロツクを交換することによつて容易に
ノズルの交換機能が発揮できるようにしたもので
あり、当技術分野において顕著な効果を奏するも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図a及びbはこの発明の一実施例の狭隘部
表面処理装置の正面図と側面図、第2図a及びb
は二又ノズルと巾広ノズルの研掃材噴出状態を示
す図、第3図a,b及びc,dは二又ノズル及び
巾広ノズルの断面図を示す。 1:鋼管矢板、2-1:L爪、2-2:L爪内部
(母材部)、3:狭隘部表面処理装置、4:二又ノ
ズル、5:二又ノズル用耐摩耗ブロツク、6:二
又ノズル用接合ボルト、7:巾広ノズル、8:巾
広ノズル用耐摩耗ブロツク、9:巾広ノズル用接
合ボルト、10:ノズルユニツト、11:ノズル
台車、12:ノズル台車昇降装置、13:ノズル
台車センターリング装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 狭隘部で中広がりの部位を研掃する際に、被
    研掃物の狭隘部に位置するノズル部位が研掃線と
    直角な方向に細く、ノズル先端が広がりその吐出
    方向が被研掃面の中心部である巾広ノズルと、同
    様にその吐出方向が被研掃面の両端部である二又
    ノズルとを狭隘部に挿入し、該ノズルから高圧エ
    アーで研掃材を吹きつけて狭隘部内面を研掃する
    ことを特徴とする狭隘部の表面処理方法。 2 研掃材を吐出するノズルが、被研掃物の狭隘
    部に位置する部位が研掃線と直角な方向に細く、
    ノズル先端が広がりその吐出方向が被研掃面の中
    心部である巾広ノズルと、同様にその吐出方向が
    被研掃面の両端部である二又ノズルとを研掃方向
    に直列に配設したノズルユニツトと、該ノズルユ
    ニツトを担持し、研掃方向に走行し得るノズル台
    車と、該ノズル台車を昇降し得るノズル台車昇降
    装置からなることを特徴とする狭隘部の表面処理
    装置。 3 ノズルの吐出口にセラミツクス又はタングス
    テン等の耐摩耗材料を用いたことを特徴とする請
    求項2記載の狭隘部の表面処理装置。
JP559089A 1989-01-12 1989-01-12 狭隘部の表面処理方法及び装置 Granted JPH02185371A (ja)

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JPH02185371A JPH02185371A (ja) 1990-07-19
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