JPH0565276U - 吊下装置 - Google Patents

吊下装置

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JPH0565276U
JPH0565276U JP623292U JP623292U JPH0565276U JP H0565276 U JPH0565276 U JP H0565276U JP 623292 U JP623292 U JP 623292U JP 623292 U JP623292 U JP 623292U JP H0565276 U JPH0565276 U JP H0565276U
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JP
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hanging
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locking
suspension
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JP623292U
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勝司 奥田
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株式会社奥田製作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 吊下部材が目立たない優れた外観を得る。 【構成】 壁板等の被固定部材1 に取付られる係止体2
と、該係止体2 に下端に吊下部17を有し、かつ、上下自
在に係止される可撓性の吊下部材4 と、係止体2を被固
定部材1 に固定する固定手段3 を有する。被固定部材1
の内側には、吊下部材4 の一側を収納する空間6 を有す
る。係止体2 には、吊下部材4 を係止する係止部13と、
係止体2 を貫通して吊下部材4 を挿通する連通孔11を含
む筒部10とを有する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、絵画や鏡等の吊下物の高さを調節する吊下装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の吊下装置として、例えば、実公昭63−4812号公報記載のものが 公知である。 この従来のものは、一端が壁板等に固設されたフック等に係止される玉チェー ンと、この玉チェーンにその長手方向に移動固定自在に備えられて吊下物を吊下 げる吊下部を有する吊金具とから成るものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来のものは、吊金具の高さを容易に調節することができるが、チェーン の長さは変らないので、吊金具を上部に位置させ吊下物を吊下げると、吊下部の 下部にまた、場合によっては、絵画等にチェーンが被さって非常に体裁を損ねる という問題があった。
【0004】 そこで、本考案は、前記問題点に鑑みてなされたものであり、吊下部の下部に チェーンが見えず外観的に優れた吊下装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本考案は次の技術的手段を講じた。即ち、本考案の 特徴とするところは、壁板等の被固定部材1 に取付られる係止体2 と、該係止体 2 に下端に吊下部17を有し、かつ上下自在に係止される可撓性の吊下部材4 と、 前記係止体2 を前記被固定部材1 に固定する固定手段3 とからなり、前記被固定 部材1 の内側には、前記吊下部材4 の一側を収納する空間6 を有し、前記係止体 2 は、前記吊下部材4 を係止する係止部13と前記被固定部材1 に設けた貫通孔7 に挿通される筒部10とを有し、前記筒部10の内部は、前記係止体2 を貫通して吊 下部材4 を挿通する連通孔11とし、前記吊下部材4 の吊下部17と反対側の一端に ストッパ19を設けている点にある。
【0006】 そして、ストッパー19の外径は筒部10の連通孔11よりは大径であり、かつ筒部 10の外径よりは小径とされている。 更に、吊下部材4 は、連結軸8 と該連結軸8 より大径の球体9 とを交互に多数 連結して成る玉チェーンであり、この玉チェーンは、係止体2 に設けた上下溝12 の下部に、前記連結軸8 のみが通過可能な係止部13に係止されている。
【0007】
【作用】
本考案において、係止体2 は被固定部材1 に設けた貫通孔7 に筒部10を挿通し て固定手段3 により取付られる。吊下部材4 は、係止体2 の係止部13により係止 され、吊下部材4 が上下自在に固定されると共に、係止体2 の連通孔11に挿通さ れて、吊下部材4 の一側が被固定部材1 の内側6 に収納される。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づき説明する。 図1から図3は、本考案の第1実施例を示し、吊下装置は、壁板等の被固定部 材1 に取付られる係止体2 と、該係止体2 を前記被固定部材1 に固定する固定手 段3 と、前記係止体3 に上下自在に係止される吊下部材4 とから構成されている 。
【0009】 前記被固定部材1 は、絵画や鏡等の吊下物が吊下げられる薄板状の壁板であり 、この内側には、前記吊下部材4 の一側が収納可能な空間6 を有し、この空間6 に連通する貫通孔7 を被固定部材1 の所望位置に設けている。 前記吊下部材4 は、連結軸8 と、該連結軸8 より大径の球体9 とを交互に連設 することで構成された玉チェーンである。連結軸8 の各端部は吊下部材4 が可撓 性を有するように隣接する各球体9 に対して相対移動自在でかつ離脱不能に挿入 されている。
【0010】 前記係止体2 には、前記被固定部材1 の貫通孔7 に挿通される筒部10が設けら れている。この筒部10はその長さを少なくとも被固定部材1 の厚さよりも長く形 成し、その内部は、前記係止体2 を貫通して吊下部材4 を挿通する連通孔11とさ れている。そして、この連通孔11に連設する上下溝12が設けられ、上下溝12の下 部に吊下部材4 の連結軸8 のみが通過可能な例えば矩形状凹部とされた係止部13 が上下2ケ所に設けられている。なお、係止体2 の前面は、下部が前方に向って 傾斜状とされ、吊下部材4 が係止部13に係止された際に重力によって被固定部材 1 側に押付られる力が吊下部材4 に作用する。
【0011】 また、係止体2 の上部両サイドには、前記固定手段3 の1つである釘3Aを固定 するときのガイド孔16が、後方下部に向って設けられ、後面には、前記固定手段 の一つである両面クッションテープ3Bを取付るときのガイド凹部16が設けられて いる。 そして、前記吊下部材4 の前側の一端には、フック状の吊下部17が筒状抜止部 材18により抜け止め状に取付られ、この反対側の他端には、前記筒部の連通孔11 よりは大径であり、かつ筒部の外径よりは小径とされた筒状ストッパ19が連通孔 11に挿通された状態で外嵌固着される。これにより、筒状ストッパ19を吊下部材 4 に取付た状態で貫通孔7 に挿通することができる。
【0012】 上記構成によれば、係止部13の筒部10を被固定部材1 の貫通孔7 に挿通して、 筒部10の下部を載置状として釘3A又は両面クッションテープ3Bにより固定する。 これにより、吊下部17に重いものを吊下た場合であっても充分耐えることが可能 となる。 そして、吊下部17の高さを移動調節する際には、まず、係止部13の吊下部材4 を前側に持上げて係止を解除する。そして、吊下部材4 を連通孔11から引出し又 は押し込んで係止体2 と吊下部17の距離を所望長さとした後、連結軸8 を係止部 13に通過させて、球体9 を係止部13に載置させることで、吊下部材4 を固定して 調節する。
【0013】 図4及び図5は、本考案の第2実施例を示すもので、吊下部材4 を可撓性を有 するワイヤーで形成したものであり、係止体2 における連通孔11の筒部側開口端 部を下方に向って開口させて吊下部材4 の吊下部17と反対側の一端を積極的に下 方に向わせようとしたものである。そして、上下溝12の中途部に円板状のネジ部 材20が螺合されて、吊下部材4 を上下溝12との間で挟持状に固定する係止部13が 設けられている。尚、係合凹部21は、コイン等でネジ部材20を回転させるための ものである。その他、共通部分は共通符号を付し説明を省略する。
【0014】 なお、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、図1における2ケ所の 係止部13を1ケ所又は多数ケ所に設けてもよく、また、上下溝12の下部に設けた 係止部13を上部に設けてもよい。さらに、図6に示すように、吊下部材4 の外れ 防止のため、係合部の前側に突起部22を設けてもよい。また、吊下部材は、玉チ ェーンに代えて鎖状のものとしてもよい。
【0015】
【考案の効果】
本考案によれば、従来のように、吊下部17の下部に吊下部材4 が現れるもので はなく、不要な吊下部材4 が被固定部材1 の内側に収納され、優れた外観を得る ことができる。また、ストッパ19の外径は、筒部の連通孔11よりは大径であり、 かつ、筒部10の外径よりは小径とされているので、吊下部材4 を連通孔11に挿通 し、ストッパ19を取付た状態で、吊下部材4 の一側を被固定部材1 の貫通孔7 を 通して、内側6 に収納することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す縦断面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1の斜視図である。
【図4】本考案の第2実施例を示す縦断面図である。
【図5】図4の要部正面図である。
【図6】係合部の変形例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 被固定部材 2 係止体 3 固定手段 4 吊下部材 6 空間 7 貫通孔 8 連結軸 9 球体 10 筒部 11 連通孔 13 係止部 17 吊下部 19 ストッパ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁板等の被固定部材(1) に取付られる係
    止体(2) と、該係止体(2) に下端に吊下部(17)を有し、
    かつ上下自在に係止される可撓性の吊下部材(4) と、前
    記係止体(2) を前記被固定部材(1) に固定する固定手段
    (3) とからなり、前記被固定部材(1) の内側には、前記
    吊下部材(4) の一側を収納する空間(6) を有し、前記係
    止体(2) は、前記吊下部材(4) を係止する係止部(13)と
    前記被固定部材(1) に設けた貫通孔(7) に挿通される筒
    部(10)とを有し、前記筒部(10)の内部は、前記係止体
    (2) を貫通して吊下部材(4) を挿通する連通孔(11)と
    し、前記吊下部材(4) の吊下部(17)と反対側の一端にス
    トッパ(19)を設けたことを特徴とする吊下装置。
  2. 【請求項2】 ストッパー(19)の外径は筒部(10)の連通
    孔(11)よりは大径であり、かつ筒部(10)の外径よりは小
    径とされたことを特徴とする請求項1記載の吊下装置。
  3. 【請求項3】 吊下部材(4) は、連結軸(8) と該連結軸
    (8) より大径の球体(9) とを交互に多数連結して成る玉
    チェーンであり、この玉チェーンは、係止体(2) に設け
    た上下溝(12)の下部に、前記連結軸(8) のみが通過可能
    な係止部(13)に係止されていることを特徴とする請求項
    1又は2記載の吊下装置。
JP623292U 1992-02-17 1992-02-17 吊下装置 Expired - Lifetime JPH0630056Y2 (ja)

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JPH0565276U true JPH0565276U (ja) 1993-08-31
JPH0630056Y2 JPH0630056Y2 (ja) 1994-08-17

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004296421A (ja) * 2003-02-07 2004-10-21 Yukiyoshi Hiraga ブレーカー遮断装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004296421A (ja) * 2003-02-07 2004-10-21 Yukiyoshi Hiraga ブレーカー遮断装置
JP4511132B2 (ja) * 2003-02-07 2010-07-28 志良 平賀 ブレーカー遮断装置

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