JP3828442B2 - ハンガー吊持棒用の合成樹脂製支持具 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はハンガー吊持棒用の合成樹脂製支持具に関する。
【０００２】
【発明の目的】
本発明は、収納庫内に設置される水平な棚板の下面に、ハンガー吊持棒用の合成樹脂製支持具を簡単且つ確実に取り付けることが出来るようにすることを目的とするものである。
【０００３】
【前記目的を達成するための手段】
本発明は前記目的を達成するために以下の如き手段を採用した。
▲１▼請求項１の発明は、垂直壁と、垂直壁の左右一側面に連設された、ハンガー吊持棒の端部が嵌まる凹所を有する受け部とを有するハンガー吊持棒用の合成樹脂製支持具であって、垂直壁に上方に開口する凹所が形成され、この凹所内に金属製ナット部材が軸心を上下方向に向けるようにして埋設されているものである。
▲２▼請求項２の発明は、垂直壁と、垂直壁の左右側面に連設された、ハンガー吊持棒の端部が嵌まる凹所を有する左右一対の受け部とを有するハンガー吊持棒用の合成樹脂製支持具であって、垂直壁に上方に開口する凹所が形成され、この凹所内に金属製ナット部材が軸心を上下方向に向けるようにして埋設されているものである。
【０００４】
【発明の効果】
本発明は前記した如き構成によって以下の如き効果を奏する。
▲１▼請求項１及び２の発明によれば、収納庫内に設置される水平な棚板に上下に貫通するようにして形成された貫通孔に上方からボルトを挿通して、そのボルトを金属製ナット部材にねじ嵌めることにより、水平な棚板の下面に合成樹脂製支持具を簡単且つ確実に取り付けることが出来る。また、合成樹脂製支持具であるので、安価で且つ意匠的な変化をつけやすい。
▲２▼請求項２の発明によれば、ハンガー吊持棒が長い場合であって、ハンガー吊持棒の撓みを小さくするためハンガー吊持棒を２つに分断して使用したい場合、相互に隣接する左右の２本のハンガー吊持棒に１つの合成樹脂製支持具で対応出来るので便利である。
【０００５】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を説明する。
なお、この説明において、前とは図１紙面表側を、後とは同裏側をいい、左とは図１左側を、右とは同図右側をいう。
【０００６】
収納庫１（扉は図示略されている）内に、水平な棚板６が、収納庫１の左右の側壁２に当たるようにして且つ収納庫１の頂壁３との間に物品収納空間４を形成するようにして、公知の手段により着脱自在に取り付けられている。勿論、棚板６の下方にはハンガーに吊持された被服を収納する被服収納空間７が形成される。
【０００７】
前記棚板６の左右端部の下面の前後方向中央に、ハンガー吊持棒９用の合成樹脂製支持具１０が取り付けられている。右側の合成樹脂製支持具１０は、左右方向中央に鏡面を左側に向けるようにして置いた鏡で左側の合成樹脂製支持具１０を映したときに表われる像と同一の形状をしているものであるので、以下左側の合成樹脂製支持具１０についてのみ詳細に説明する。
左側の合成樹脂製支持具１０は、垂直壁１２と、垂直壁１２の右側面に連設されたハンガー吊持棒９の端部が嵌まる凹所１３を有する受け部１４とを有している。そして、垂直壁１２には上方に開口する凹所１５が形成され、この凹所１５内に金属製ナット部材１６が軸心を上下方向に向けるようにして埋設されている。
【０００８】
前記合成樹脂製支持具１０は、棚板６に上下に貫通するようにして形成された貫通孔１８に上方からボルト１９を挿通して、そのボルト１９を金属製ナット部材１６にねじ嵌めることにより、棚板６の下面に取り付けられている。
【０００９】
前記棚板６の左右方向中央下面に合成樹脂製支持具１０に対向するようにして合成樹脂製支持具２１が取り付けられている。この合成樹脂製支持具２１は、左右両方に受け部１４を有するもので、その他の構造は合成樹脂製支持具１０と同様である。
この合成樹脂製支持具２１も合成樹脂製支持具１０と同様にして棚板６に取り付けられる。
【００１０】
前記左側の合成樹脂製支持具１０と中央の合成樹脂製支持具２１とにハンガー吊持棒９が渡し止められ、また、右側の合成樹脂製支持具１０と中央の合成樹脂製支持具２１とにハンガー吊持棒９が渡し止められている。
【００１１】
【変形例等】
以下に変形例等について説明を加える。
（１）受け部１４の形状は、ハンガー吊持棒９を受けることが出来るものであれば、任意である。
（２）金属製ナット部材１６の素材は、鉄・アルミニウム等任意である。
（３）棚板６の、貫通孔１８の上側縁部にボルト１９の頭が嵌まり込む段落ち部を形成して、ボルト１９の頭が棚板６の上面より突出しないようにしてもよい。
（４）収納庫１は、部屋に造り付けのものでも、そうでない家具であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態を示す中間省略の、扉を省略した簡略正面図である。
【図２】図１のＡ部分拡大図である。
【図３】図２のＩＩＩ−ＩＩＩ線断面図である。
【図４】図２のＩＶ−ＩＶ線断面図である。
【図５】図２のＶ−Ｖ線断面図である。
【図６】図１のＢ部分拡大図である。
【符号の説明】
６ 棚板
９ ハンガー吊持棒
１０ 合成樹脂製支持具
１２ 垂直壁
１３ 凹所
１４ 受け部
１５ 凹所
１６ 金属製ナット部材
２１ 合成樹脂製支持具
Claims (2)
- 垂直壁と、垂直壁の左右一側面に連設された、ハンガー吊持棒の端部が嵌まる凹所を有する受け部とを有するハンガー吊持棒用の合成樹脂製支持具であって、垂直壁に上方に開口する凹所が形成され、この凹所内に金属製ナット部材が軸心を上下方向に向けるようにして埋設されているハンガー吊持棒用の合成樹脂製支持具。
- 垂直壁と、垂直壁の左右側面に連設された、ハンガー吊持棒の端部が嵌まる凹所を有する左右一対の受け部とを有するハンガー吊持棒用の合成樹脂製支持具であって、垂直壁に上方に開口する凹所が形成され、この凹所内に金属製ナット部材が軸心を上下方向に向けるようにして埋設されているハンガー吊持棒用の合成樹脂製支持具。
Priority Applications (1)
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| JP2002080636A JP3828442B2 (ja) | 2002-03-22 | 2002-03-22 | ハンガー吊持棒用の合成樹脂製支持具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2002080636A JP3828442B2 (ja) | 2002-03-22 | 2002-03-22 | ハンガー吊持棒用の合成樹脂製支持具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003275041A JP2003275041A (ja) | 2003-09-30 |
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP2002080636A Expired - Fee Related JP3828442B2 (ja) | 2002-03-22 | 2002-03-22 | ハンガー吊持棒用の合成樹脂製支持具 |
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| JP (1) | JP3828442B2 (ja) |
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2002
- 2002-03-22 JP JP2002080636A patent/JP3828442B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JP2003275041A (ja) | 2003-09-30 |
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