JPH0565191U - スピーカ支持装置 - Google Patents

スピーカ支持装置

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JPH0565191U
JPH0565191U JP1337392U JP1337392U JPH0565191U JP H0565191 U JPH0565191 U JP H0565191U JP 1337392 U JP1337392 U JP 1337392U JP 1337392 U JP1337392 U JP 1337392U JP H0565191 U JPH0565191 U JP H0565191U
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JP
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ball
speaker
speaker device
cover
stick
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Application number
JP1337392U
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English (en)
Inventor
芳弘 山本
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Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 放音方向を容易に調整可能にスピーカ装置を
天井や壁面に取り付ける。 【構成】 天井30にベースプレート66を取り付け
て、ベースカバー32を被せる。ボールスティック34
の上端部のねじ90をベースプレート66にねじ込んで
取り付ける。ボールスティック34の下端部のボール9
2をボールカバー42内に収容し、ボールカバー42を
スピーカキャビネット96にねじ94で固定することに
より、ボールジョイント100を構成して、スピーカ装
置38をボールスティック34に連結する。スピーカ装
置38の前面側からは角度調整ねじ44がボールカバー
42内にねじ込まれて、ボール92の周面に当接してい
る。ねじ44を緩めることによりスピーカ装置38は矢
印A,B方向に角度調整を行なうことができる。ねじ4
4を締めことにより、ボール92がボールカバー42の
内周面に押当てられてスピーカ装置38の角度が固定さ
れる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、スピーカ装置を天井や壁面等に取付けるためのスピーカ支持装置 に関し、放音方向を容易に調整できるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】
従来におけるスピーカ支持装置を図2に示す。これは、スピーカ装置10を部 屋の天井12に取付けて支持するものである。スピーカ支持装置14は、2本の アーム16,18を関節部20で矢印A方向に回動自在に連結して構成されてい る。関節部20にはねじ28が取付けられ、これを緩めることにより回動可能に なり、締めることにより回動不能となる。アーム16の上端部にはプレート22 が取付けられ、このプレート22をねじ24で天井12に固定している。アーム 18の下端部にはプレート26が取付けられ、このプレート22をねじでスピー カ装置10に固定している。このようにして、スピーカ装置10を天井12に支 持している。
【0003】 スピーカ装置14の放音方向の調整は、関節部20のねじ28を緩めて、スピ ーカ装置14を矢印A方向に回動させて最適な角度に設定し、その状態でねじ2 8を締めて関節部20を固定するようにして行なわれる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来のスピーカ支持装置によれば、放音方向の調整は矢印A方向(スピー カ装置10の左右方向を軸としてその軸回り方向の角度調整しか行なうことがで きず、水平方向の調整は、プレート22を天井12に取り付ける角度で設定しな ければならず、放音方向の調整が容易でなかった。また、矢印A方向の角度調整 を行なうには、スピーカ装置10の側方の狭い空間から工具を差し込んでねじ2 8を回さなければならず、調整操作に労力を要していた。
【0005】 この考案は、前記従来の技術における問題点を解決して、放音方向を容易に調 整することができるスピーカ支持装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案は、一端に天井や壁面に固定するための連結部が形成され、他端にボ ールジョイントのボールが形成されたボールスティックと、スピーカ装置の周面 に形成され、前記ボールを収容して当該スピーカ装置を少なくとも前記ボールス ティックの軸回り方向に回転可能にかつ当該スピーカ装置の左右方向を軸として その軸回り方向に揺動自在に支持するボールカバーと、前記スピーカ装置の前面 側から前記ボールカバー内にねじ込まれて、前記ボールを押圧して前記ボールス ティックに対する前記スピーカ装置の動きを阻止する押圧ねじとを具備してなる ものである。
【0007】
【作用】
この考案によれば、ボールジョイントを用いてスピーカ装置を支持するので、 スピーカ装置の回転方向および揺動方向について容易に放音方向を調整すること ができる。また、スピーカ装置の前面側からボールカバー内に押圧ねじをねじ込 んでボールを押圧することにより、ボールジョイントの動きを阻止して放音方向 の調整を行なうので、前記従来装置のようにスピーカ装置の側方から操作するも のに比べて調整操作が格段にやり易くなる。
【0008】
【実施例】
この考案の一実施例を以下説明する。はじめにその概要を図3に示す。天井3 0にはベースカバー32を取り付けられている。ボールスティック34は金属性 シャフトで構成され、その上端部はベースカバー32の中心部の穴36から差し 込まれて、天井30に垂直に取り付けられている。ボールスティック32の下端 部にはボールジョイントのボールが形成されている。
【0009】 スピーカ装置38は円筒状に構成され、その一端に放音部40が構成されてい る。スピーカ装置38の周面にはボールカバー42が取付けられ、ボールスティ ック34の下端部のボール収容して、スピーカ装置38をボールスティック34 の軸回り方向Bに回転自在にかつスピーカ装置38の左右方向を軸としてその軸 回り方向Aに揺動自在に支持している。スピーカコード50は天井裏からベース カバー32内に導かれ、ベースカバー32の側面から引き出されてスピーカ装置 38に接続されている。スピーカコード50の途中の部分は、コードクランプ5 2によってボールスティック34に留められている。
【0010】 スピーカ装置38の前面側からはボールカバー42内に角度調整ねじ44(押 圧ねじ)がねじ込まれている。角度調整ねじ44の後端部側はスピーカ装置38 の周面に取付けられたカバー46で覆われており、カバー46の前端部に設けら れた調整用穴48からドライバーを差し込んで角度調整ねじ44を操作できるよ うになっている。そして、角度調整ねじ44を締めることにより、角度調整ねじ 44の先端部でボールジョイントのボールを押圧してボールカバー42の内壁面 に押し当ててボールの動きを阻止し、これによりスピーカ装置38の矢印A,B 方向への動きを阻止する。また、角度調整ねじ44を緩めることにより、ボール に対する押圧が解除されて、スピーカ装置38の矢印A,B方向への動作が可能 となり、放音方向の調整が可能となる。
【0011】 次に、図3のスピーカ支持装置33の詳細構成を図1に断面図で示す。スピー カコード50は天井裏60から天井30に形成された穴62を通ってベースカバ ー32内に導かれ、さらにベースカバー32の側面に形成された穴64を通って 外部に引き出されている。
【0012】 ベースカバー32内にはベースプレート66(取付金具)が収容されて、ねじ 68によって天井30に取付けられている。ベースプレート66は図4に底面図 で示すように円板状の金属板で構成され、ねじ68を差し込むための穴70、ス ピーカコード50を通すための穴72、ベースカバー32を取付けるためのツメ 74等が形成されている。また、中央部には、ボールスティック34の上端部を ねじ込んで固定するため固定部76(ナット)が溶接等で固定され、その中央部 には内周面にめねじが形成された固定穴78が形成されている。
【0013】 ベースカバー32はベースプレート等を被い隠して見映えをよくするためのも ので、プラスチック等で構成されている。ベースカバー32は図5に示すように 、中央部にボールスティック34を差込むための穴80が形成されている。また 、側面にスピーカコード50を通すための穴64が形成されている。また、上部 にはベースプレート66のツメ74に係合して取り付けるための係合片82が形 成されている。係合片82の相互間にはツメ74を挿入するための切欠84が形 成されている。また、係合片82の一端部82にはツメ74を係止させるための ストッパ86が形成されている。
【0014】 ベースプレート66に対するベースカバー32の取付けは、切欠84にツメ7 4を挿入してベースカバー32を右に回すことにより、係合片82がツメ74と 天井30との間に挾み込まれて取付けられる。ベースカバー32の回転はツメ7 4がストッパ86に係止される位置で停止する。
【0015】 図1において、ボールスティック34にはその上端部に連結部としてねじ90 が構成されており、このねじ90をベースプレート66の中央部の固定部76の 固定穴78にねじ込むことにより、ボールスティック34は天井30に対して垂 直に固定される。この状態ではベースカバー32の中央部の穴80の内周面はボ ールスティック34の外周面を支持して、ボールスティック34の揺れ止めを行 なう。ボールスティック34の下端部にはボール92が形成されている。
【0016】 ボールスティック42はねじ94によってスピーカキャビネット96に固定さ れている。ボールカバー42の平面図を図6(a)に示す。また、そのC−C矢 視断面図を同図(b)に示す。ボールカバー42内には空間94が形成され、こ こにボール92を収容し、スピーカキャビネット96の上面96aとボールカバ ー42の内周面42aとでボール92を支持してボールジョイント100を構成 している。これにより、スピーカ装置38はボールスティック34の軸101の 回り方向(図1矢印B)に回転自在となっている。また、ボールカバー42には スピーカ装置38をその左右方向を軸としてその軸回り方向(図1矢印A)に揺 動させる際にボールスティック34を除けるための切欠102が形成されている 。
【0017】 図1において、スピーカ装置38の前面側からは、角度調整ねじ44がボール カバー42にねじ込まれている。角度調整ねじ44の先端部は、ボールカバー4 2を貫通して、ボール92の周面に当接している。したがって、角度調整ねじ4 4を締め込むと、ボール92がボールカバー42の内周面に押しつけられて、ボ ールジョイント100に固定され、スピーカ装置38はボールスティック34に 対して動かなくなる。角度調整ねじ44を締めると、この押しつけが解除されて 、スピーカ装置38は矢印A,B方向に自由に動けるようになる。
【0018】 カバー44はねじ104によってスピーカキャビネット96に固定されて、角 度調整ねじ44を被い隠している。
【0019】 スピーカ装置は内部にスピーカユニット106が収容され、スピーカキャビネ ット96の背面側から差込まれたねじ108によってスピーカキャビネット96 に固定されている。スピーカユニット106の前方にはネット(金網)108が はめ込まれている。スピーカキャビネット96内には吸音材108が充填されて いる。スピーカキャビネット96の背面側にはスピーカユニット50が接続端子 110、低音再生用ポート112等が構成されている。スピーカコード50は操 作ノブ114を操作して接続端子110に差込むことにより接続される。接続端 子114とスピーカユニット106の端子116とはスピーカコード118で接 続されている。
【0020】 図1のスピーカ装置38をスピーカ支持装置33によって天井30に取り付け る手順を図7を参照して説明する。
【0021】 天井30の穴62からスピーカコード50を出す。
【0022】 スピーカコード50をベースプレート66に通し、ベースプレート66を ねじ68で天井に取付ける。
【0023】 スピーカコード50をベースカバー32に通し、スピーカコード50を出 す方向を決めて、ベースプレート62にベースカバー32を被せ、ベースカバー 32をストッパ86で係止される位置まで右回転させて、ツメ72と係合片82 との係合によりベースカバー32をベースプレート62に取り付ける。さらに、 ボールスティック34の上端部をベースカバー32の中央部の穴80から差し込 んでベースプレート66にねじ込んで取り付ける。
【0024】 スピーカコード50をスピーカ装置38の背面の接続端子110に接続す る。スピーカコード50の他端はアンプ120のスピーカ出力端子122に接続 する。
【0025】 スピーカ装置38の前面側からドライバー124を差し込んで、角度調整 ねじ44を緩めて、スピーカ装置の上下方向Aの角度と回転方向の角度Bを調整 する。調整後はねじ44を締めて固定し、スピーカコード50をコードクランプ 52でボールスティック34に固定する。
【0026】
【変更例】
前記実施例では、スピーカ装置を天井に取付ける場合について説明したが、壁 面その他の箇所に取付ける場合にもこの考案を適用することができる。
【0027】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案によれば、ボールジョイントを用いてスピーカ 装置を支持するので、スピーカ装置の回転方向および揺動方向について容易に放 音方向を調整することができる。また、スピーカ装置の前面側からボールカバー 内に押圧ねじをねじ込んでボールを押圧することにより、ボールジョイントの動 きを阻止して放音方向の調整を行なうので、前記従来装置のようにスピーカ装置 の側方から操作するものに比べて調整操作が格段にやり易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この考案の一実施例を示す断面図である。
【図2】 従来装置を示す斜視図である。
【図3】 図1の装置の斜視図である。
【図4】 図1のベースプレート66の平面図である。
【図5】 図1のベースカバー32の斜視図である。
【図6】 図1のボールカバーの平面図およびそのC−
C矢視断面図である。
【図7】 図1のスピーカ装置の取付手順を示す工程図
である。
【符号の説明】
30 天井 33 スピーカ支持装置 34 ボールスティック 38 スピーカ装置 42 ボールカバー 44 角度調整ねじ(押圧ねじ) 90 ねじ(連結部) 92 ボール 100 ボールジョイント 101,103 軸

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端に天井や壁面に固定するための連結部
    が形成され、他端にボールジョイントのボールが形成さ
    れたボールスティックと、 スピーカ装置の周面に形成され、前記ボールを収容して
    当該スピーカ装置を少なくとも前記ボールスティックの
    軸回り方向に回転可能にかつ当該スピーカ装置の左右方
    向を軸としてその軸回り方向に揺動自在に支持するボー
    ルカバーと、前記スピーカ装置の前面側から前記ボール
    カバー内にねじ込まれて、前記ボールを押圧して前記ボ
    ールスティックに対する前記スピーカ装置の動きを阻止
    する押圧ねじとを具備してなるスピーカ支持装置。
JP1337392U 1992-02-10 1992-02-10 スピーカ支持装置 Pending JPH0565191U (ja)

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JP1337392U JPH0565191U (ja) 1992-02-10 1992-02-10 スピーカ支持装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011013779A (ja) * 2009-06-30 2011-01-20 Toshiba Corp 情報処理装置
JP2013229842A (ja) * 2012-03-30 2013-11-07 Inaba Denki Sangyo Co Ltd 音響システム

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JP2011013779A (ja) * 2009-06-30 2011-01-20 Toshiba Corp 情報処理装置
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