JPH0565017U - 水冷ケーブルの導体引入治具 - Google Patents

水冷ケーブルの導体引入治具

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Publication number
JPH0565017U
JPH0565017U JP431492U JP431492U JPH0565017U JP H0565017 U JPH0565017 U JP H0565017U JP 431492 U JP431492 U JP 431492U JP 431492 U JP431492 U JP 431492U JP H0565017 U JPH0565017 U JP H0565017U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductor
tube
rubber tube
flare
water
Prior art date
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Pending
Application number
JP431492U
Other languages
English (en)
Inventor
忠正 荒
Original Assignee
昭和電線電纜株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 昭和電線電纜株式会社 filed Critical 昭和電線電纜株式会社
Priority to JP431492U priority Critical patent/JPH0565017U/ja
Publication of JPH0565017U publication Critical patent/JPH0565017U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 撚線導体14を孔明きゴムチューブ18内に
引入れることを容易にする水冷ケーブルの導体引入治具
を提供する。 【構成】 多数本の導体素線が撚合わされ、かつゴムチ
ューブ18を被せてなる撚線導体14を有する水冷ケー
ブルの導体引入治具であって、ゴムチューブ18の端部
を内側からテーパ状に拡開するフレア管10と、このフ
レア管とほぼ同様なテーパ孔を有しかつフレア管上に配
置される押え具11とを備えている。 【効果】 撚線導体14の端部に嵌合されるフレア管1
0を有することにより撚導体をスムーズにゴムチューブ
18内に引入れていくことが可能である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、水冷ケーブルの製造中に、撚線導体上に孔明きゴムチューブを被 せる際に使用される水冷ケーブルの導体引入治具に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば導体断面積が2000mm2 の大容量の水冷ケーブルの場合、図3に示 されるように断面積が250mm2 、長さが7〜10mの撚線導体1を中空心材2 の周りに8本撚り合わせて規定サイズの1つの導体とし、これを水密ホース3内 に収容している。使用時に、8本の撚線導体1と水密ホース3との間隙および中 空心材2内に冷却水が流通される。なお各撚線導体1は多数本の導体素線を撚合 わせたものである。
【0003】 このような水冷ケーブルにおいては、使用時に隣り合う撚線導体1相互の接触 による摩耗防止を図るため、全撚線導体のうち、1本置きの半数の撚線導体1の 各外周上にゴムチューブ4をそれぞれ被せている。これらのゴムチューブ4には 長さ方向に多数の透孔5が設けられて孔明きとされ、水密ホース3内を流通する 冷却水が透孔5を自在に出入りして撚線導体1を直接冷却するようにしている。 従来から撚線導体1の外周上にゴムチューブ4を被せる場合に、撚線導体1の 端部に牽引ワイヤを連結し、この牽引ワイヤをゴムチューブ4内に通すと共に撚 線導体1の端部からゴムチューブ4内に引き入れていく方法が採られている。
【0004】 このとき撚線導体1上にゴムチューブ4を被覆した後の外径を可及的に最小寸法 とするためゴムチューブ4の内径をなるべく小さくかつ肉厚を薄くする必要があ る。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、撚線導体1とゴムチューブ4との間のクリアランスがほとん どなく、また撚線導体1が多数本の導体素線を撚合わせてなることから端部がほ つれていることが多い。
【0006】 したがって、上記従来の孔明きゴムチューブの引入れ作業は導体端部がゴムチ ューブの開口部や透孔に引っ掛かり易くしかも導体条長が長いことから非常に手 間が掛かるという難点があった。
【0007】 本考案は、このような従来の難点を解消すべくなされたもので、水冷ケーブル を製造する際に撚線導体をゴムチューブ内に引入れる作業を容易になし得る水冷 ケーブルの導体引入治具を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案の水冷ケーブルの導体引入治具は、多数本の導体素線が撚合わされ、 かつゴムチューブを被せてなる撚線導体を有する水冷ケーブルの導体引入治具で あって、前記ゴムチューブの端部を内側からテーパ状に拡開するフレア管と、こ のフレア管を嵌入できるテーパ孔を有しかつ前記フレア管上に配置される押え具 とを備えたことを特徴とするものである。
【0009】
【作用】
ケーブル導体を孔明きゴムチューブに引入れる際に、ゴムチューブの一端に フレア管を挿入してゴムチューブ開口端を拡開すると共に、押え具を前記フレア 管上に嵌合配置することによりゴムチューブ端を固定する。この状態から導体端 部に連結した牽引ワイヤをゴムチューブ内に引き通し、さらに牽引して撚線導体 をゴムチューブ内に引入れていく。
【0010】
【実施例】
以下、本考案を図示した実施例に従い説明する。
【0011】 図1は本考案の一実施例を示している。図1において、本考案の水冷ケーブル の導体引入治具はフレア管10と押え具11とを備えている。
【0012】 フレア管10は、鉄、ステンレス等の金属により適当なテーパ付き円筒形に形 成されている。押え具11は鉄、ステンレス等の金属により形成され、フレア管 10を嵌入できるテーパ孔12を有している。押え具11はフレア管10上に配 置されると共に、図示しないが適当な固定部材に固定される。
【0013】 この実施例は水冷ケーブルを製造する際に、先ず多数本の導体素線が撚合わさ れてなる撚線導体14の端部にバインド線15が巻き付けられ、このバインド線 15を利用して牽引ワイヤ16の一端が係止される。一方、長さ方向に多数の透 孔17が設けられた孔明きゴムチューブ18の一端にフレア管10を挿入してゴ ムチューブ開口端を拡開すると共に、押え具11をフレア管10上に嵌合配置す ることによりゴムチューブ端を固定する。この状態から導体端部に係止した牽引 ワイヤ16をゴムチューブ18内に引き通し、さらに牽引して撚線導体14をゴ ムチューブ内に引入れていく。このとき、フレア管10の先端がテーパ状に開口 していることにより、撚線導体14をゴムチューブの透孔17等に引っ掛かるこ となくスムーズに引入れることができる。
【0014】 図2は本考案の他の実施例を示している。この実施例の場合はフレア管20の 材質をばね鋼とすると共に内方端に複数の割り21を設けた点のみが図1のフレ ア管10と相違しているが、使用方法は共通しているので説明を省略する。
【0015】 この実施例によればフレア管20の材質をばね鋼とし内方端に複数の割り21 を設けたことにより各種サイズのゴムチューブに対応することができる。
【0016】
【考案の効果】
以上本考案の水冷ケーブルの導体引入治具によれば、ゴムチューブ端部内に 挿入されるフレア管およびそれを固定する押え具とを備えていることにより撚線 導体をスムーズにゴムチューブ内に引入れていくことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の水冷ケーブルの導体引入治具の一実施
例を示す断面図。
【図2】本考案の他の実施例の要部を示す側面図。
【図3】水冷ケーブルの端部を示す斜視図。
【符号の説明】
10、20…フレア管 11………押え具 12………テーパ孔 14………撚線導体 15………バインド線 16………牽引ワイヤ 17………透孔 18………ゴムチューブ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数本の導体素線が撚合わされ、かつゴ
    ムチューブを被せてなる撚線導体を有する水冷ケーブル
    の導体引入治具であって、前記ゴムチューブの端部を内
    側からテーパ状に拡開するフレア管と、このフレア管を
    嵌入できるテーパ孔を有しかつ前記フレア管上に配置さ
    れる押え具とを備えたことを特徴とする水冷ケーブルの
    導体引入治具。
JP431492U 1992-02-06 1992-02-06 水冷ケーブルの導体引入治具 Pending JPH0565017U (ja)

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JP431492U JPH0565017U (ja) 1992-02-06 1992-02-06 水冷ケーブルの導体引入治具

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JPH0565017U true JPH0565017U (ja) 1993-08-27

Family

ID=11581021

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JP (1) JPH0565017U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2022208691A1 (ja) * 2021-03-30 2022-10-06

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