JPH0140264Y2 - - Google Patents

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JPH0140264Y2
JPH0140264Y2 JP1985100302U JP10030285U JPH0140264Y2 JP H0140264 Y2 JPH0140264 Y2 JP H0140264Y2 JP 1985100302 U JP1985100302 U JP 1985100302U JP 10030285 U JP10030285 U JP 10030285U JP H0140264 Y2 JPH0140264 Y2 JP H0140264Y2
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JP
Japan
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wire
slider
flexible
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conduit
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JP1985100302U
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JPS627716U (ja
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Publication of JPS627716U publication Critical patent/JPS627716U/ja
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Publication of JPH0140264Y2 publication Critical patent/JPH0140264Y2/ja
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  • Telephone Set Structure (AREA)
  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
  • Electric Cable Installation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、電線管内に電線を引き込む際に使
用する入線用の呼線に関するものである。
〔従来の技術〕
金属管や合成樹脂パイプ等から成る電線管内に
電線を引き込む際、普通、電線管内に可とう性を
有する呼線を挿入し、電線管の端から突出する呼
線の端に電線を接続して上記呼線の引き抜きによ
り呼線と電線とを置換えるようにしている。
上記呼線の従来技術として第4図に示すような
ものがある。この呼線は、柔軟なプラスチツクか
ら成る線条体10の先端部に圧着等の手段を介し
て金属性の柱状体11を接続し、その柱状体11
の先端部に軸芯に直交する接続孔12を設けた構
成となつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、上記の呼線は、電線Aの被覆を除去
した導線Bの端部を接続孔12に挿入し、その導
線端部の折り返しによつて呼線と電線Aとを接続
する構成であるため、両者接続部の外径が大きく
なり、管径の小さな電線管に対する電線の通線時
において、管内面に対する接触抵抗が大きく、電
線管に接続部があると、その接続部において引掛
りが生じ、入線作業に困難性を有するという不都
合がある。
また、接続孔12に導線Bの端部を単に挿入し
ただけであると、呼線の引抜き作業時に、接続孔
12から導線Bが抜け出すおそれがあるため、導
線Bの折り返し端部のまわりにテープを巻付けて
抜け止めを図る必要があり、さらに接続孔12の
内径を大きくすると柱状体11の強度が低下する
ため、必要以上に大きくすることができず、電線
Aの接続本数に制限を受けるという不都合があ
る。
そこで、この考案は上記の不都合を解消し、入
線作業が容易に行なえ、しかも所要数本の電線を
同時に入線し得るようにした呼線を提供すること
を目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、この考案は、可撓
性を有する線条体の先端に二つ折りにしたフレキ
シブルワイヤを接続し、そのワイヤのまわりにス
ライダを嵌め合わせて抜け止めした構成としたの
である。
〔作用〕
上記の構成から成る呼線と電線との接続に際し
ては、電線の被覆を除去した導線端部をフレキシ
ブルワイヤの折曲部の内側に挿入し、その端を折
り返したのちスライダをフレキシブルワイヤの先
端部に向けて移動して上記スライダとフレキシブ
ルワイヤの折曲部とで導線の折り返し部を挟持す
る。上記のような電線の接続状態において、電線
管に予め挿通した呼線を引き抜くと、電線管内面
との接触によつてスライダがワイヤの先端部に向
けて移動しようとするため、そのスライダとワイ
ヤの折曲部で導線端部を強固に挟持することがで
き、導線端部がワイヤの折曲部から抜け出るのを
防止することができ、 〔実施例〕 以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
第1図および第2図に示すように、線条体1
は、プラスチツク等から成り、可とう性を備えて
いる。この線条体1の先端部には金属性の柱状体
2が圧着等の手段を介して固着され、その柱状体
2の先端部に二つ折りしたフレキシブルワイヤ3
が接続されている。
上記フレキシブルワイヤ3のまわりにはスライ
ダ4が嵌合され、そのスライダ4に形成されたワ
イヤ挿入孔5に直交してピン挿入孔6が設けら
れ、ピン挿入孔6に挿入したピン7を二つ折りさ
れたフレキシブルワイヤ3の内側に挿入してスラ
イダ4を抜け止めしてある。
なお、スライダ4の抜け止めを図る手段はこれ
に限定されるものではなく、例えば、スライダ4
に二本のワイヤ挿入孔を形成し、そのワイヤ挿入
孔に二つ折りしたフレキシブルワイヤの端部を挿
し、その状態でフレキシブルワイヤの両端部を柱
状体に接続してもよい。
実施例で示す呼線は上記の構造から成り、この
呼線を用いて電線管内に電線を挿通するには、従
来と同様に、電線管内に呼線を挿入し、その呼線
の先端部に電線を接続し、上記呼線の引き抜きに
よつて呼線と電線とを置換えるようにする。
ここで、呼線と電線との接続に際しては、第2
図に示すように、電線Aの被覆を除去した導線B
の先端部をフレキシブルワイヤ3の内側に挿入し
て折り返し、スライダ4を上記ワイヤ3の先端部
に移動してスライダ4の先端部とワイヤ3の折曲
部3′とで導線Bの折り返し部を挟持する。
この場合、スライダ4を球形とすると、フレキ
シブルワイヤ3の折曲部3′にかかる数本の導線
Bの折り曲げ部はスライダ4の外周面に沿うよう
になるため、各導線Bを均一に挟持することがで
きる。このように、スライダ4は折曲部3′とで
導線Bを挟持するため、ピン挿入孔6の開口縁を
丸めておくのがよい。
上記のような電線Aの接続状態において、電線
管Pの内側に予め挿通した呼線を引き抜くと、第
3図に示すように、スライダ4は電線管Pの内面
との接触によつて、フレキシブルワイヤ3の先端
部に移動しようとするため、導線Bの折り返し部
を挟持する力が増し、通線作業時にワイヤ3から
導線Bが抜け出すのを防止することができる。
〔効果〕
以上のように、この考案によれば、線条体の先
端部に二つ折りしたフレキシブルワイヤを接続
し、そのフレキシブルワイヤの折曲部に電線を接
続するようにしたので、電線接続部の外径が大き
くならず、その結果、複数の電線を同時に接続す
ることができる。また、電線管に対する通線作業
時の接触抵抗が小さく、通線作業を容易に行なう
ことができる。
さらに、フレキシブルワイヤのまわりに嵌合し
た導線挟持用のスライダは、呼線の引き抜き時に
電線管内面との接触によつてワイヤの先端に向け
て移動するため、上記導線の折り曲げ部をワイヤ
折曲部とで強固に挟持することができる。
したがつて、テープ巻付け等の抜け止め防止を
施こす必要がなく、導線をほぼ確実に抜け止めす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案に係る呼線の一実施例を示
す斜視図、第2図は同上の断面図、第3図は同上
の使用状態を示す断面図、第4図は従来の呼線を
示す一部切欠断面図である。 1……線条体、3……フレキシブルワイヤ、4
……スライダ、5……ワイヤ挿入孔、6……ピン
挿入孔、7……ピン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 可とう性を有する線条体の先端に二つ折りし
    たフレキシブルワイヤを接続し、そのフレキシ
    ブルワイヤのまわりにスライダを嵌合して抜け
    止めした入線用の呼線。 (2) 前記スライダに形成されたワイヤ挿入孔に直
    交してピン挿入孔を設け、そのピン挿入孔に挿
    入したピンを二つ折りされたフレキシブルワイ
    ヤ間に挿入してスライダを抜け止めしたことを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の入線用の呼線。 (3) 前記スライダを球形としたことを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項または第2項記
    載の入線用の呼線。
JP1985100302U 1985-06-29 1985-06-29 Expired JPH0140264Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985100302U JPH0140264Y2 (ja) 1985-06-29 1985-06-29

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985100302U JPH0140264Y2 (ja) 1985-06-29 1985-06-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS627716U JPS627716U (ja) 1987-01-17
JPH0140264Y2 true JPH0140264Y2 (ja) 1989-12-01

Family

ID=30969996

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985100302U Expired JPH0140264Y2 (ja) 1985-06-29 1985-06-29

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JP (1) JPH0140264Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5136914A (ja) * 1974-09-24 1976-03-29 Etsuo Muroi Taimurekoodajikikirokukaado

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5136914A (ja) * 1974-09-24 1976-03-29 Etsuo Muroi Taimurekoodajikikirokukaado

Also Published As

Publication number Publication date
JPS627716U (ja) 1987-01-17

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