JPH06310191A - 直線スリーブカバー - Google Patents

直線スリーブカバー

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Publication number
JPH06310191A
JPH06310191A JP12508993A JP12508993A JPH06310191A JP H06310191 A JPH06310191 A JP H06310191A JP 12508993 A JP12508993 A JP 12508993A JP 12508993 A JP12508993 A JP 12508993A JP H06310191 A JPH06310191 A JP H06310191A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
sleeve
sleeve cover
electric wire
cover body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12508993A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Washino
賢一 鷲野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kinki Denki Co Ltd
Original Assignee
Kinki Denki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kinki Denki Co Ltd filed Critical Kinki Denki Co Ltd
Priority to JP12508993A priority Critical patent/JPH06310191A/ja
Publication of JPH06310191A publication Critical patent/JPH06310191A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電線を接続するスリーブを被着した個所を被
覆させる直線スリーブカバーてあって、位置ずれするこ
となく正確に装着できるようにする。 【構成】 円筒形状をなすカバー本体1の一端に、電線
摺接部3を形成して該電線摺接部3の先端にラッパ状筒
部4を連設すると共に、該ラッパ状筒部4の軸方向に摺
り割り7を設け、また、カバー本体1の他端に収縮チュ
ーブ8を嵌合取着すると共に、該収縮チューブ8のカバ
ー本体1より延出する部分は保形具9を介して収縮不能
の状態に維持させるように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電線を接続してスリー
ブを被着した個所を被覆させる直線スリーブカバーに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の直線スリーブカバーで、円筒形状
をなすカバー本体の両端に収縮チューブを嵌合取着する
と共に、該収縮チューブのカバー本体より延出する部分
は保形具を介して収縮不能の状態に維持されるように構
成したものが例えば出願人の出願に係わる特願平4−2
77886号の図7及び特願平4−277887号の図
6に夫々示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うにカバー本体の両端に収縮チューブを嵌合被着した直
線スリーブカバーは使用に際し、電線上で位置決めした
状態で、カバー本体の両端で夫々収縮チューブを収縮不
能に維持している保形具を、ホットスティック等の作業
工具を介して引き抜いて収縮チューブを収縮させて位置
を固定させるわけであるが、この作業に際し位置ずれを
起こさないように作業することが必要であるといった課
題かあった。それ故に本発明の目的は、予めスリーブカ
バーの一端を位置決め固定させて作業ができる直線スリ
ーブカバーを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の直線スリーブカ
バーは、円筒形状をなすカバー本体の一端に電線摺接部
を形成して該電線摺接部の先端にラッパ状筒部を連設す
ると共に、該ラッパ状筒部の軸方向に摺り割りを設け、
また、カバー本体の他端に収縮チューブを嵌合取着する
と共に、該収縮チューブのカバー本体より延出する部分
は保形具を介して収縮不能に維持させるように構成し
た。
【0005】
【作用】接続する電線の、電柱間でその電柱より離隔し
て垂れ下がっている側の電線に、直線スリーブカバーの
電線摺接部側を予め挿通しておく。そして、接続する電
線をスリーブで接続した後に、予め一方の電線に挿通し
ておいた直線スリーブカバーを引き戻してその中心がス
リーブ装着位置になるように位置決めし、収縮チューブ
を収縮不能に維持している保形具を引き抜いて収縮チュ
ーブを収縮させ、電線に密着させる。
【0006】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図面と共に説明す
る。図において1は所要の長さを持った同一径の円筒形
をなすカバー本体であり、その一端に円錐形筒部2を介
して電線摺接部3を連設し、さらに該電線摺接部3の先
にラッパ状筒部4を延設して硬質の合成樹脂材により一
体に形成されている。そして、カバー本体1と円錐形筒
部2の境界付近に水抜き孔5を開設し、電線摺接部3の
表面に水切用溝6を周設し、さらにラッパ状筒部4の軸
方向に摺り割り7を複数設けている。
【0007】そして、カバー本体1の他端に収縮チュー
ブ8を嵌合取着させる。この収縮チューブ8はカバー本
体1から延出する部分は保形具9を内装して、円筒形状
にして収縮不能の状態に維持させる。前記保形具9は図
1に示すように、中空円筒体の円周方向を二分する巾で
相互に分離可能に接続10すると共に、これらの二分す
る巾の部分を夫々に長手方向にジクザク状に切離し容易
な切れ目11を設け、さらに長手方向の内方端に引抜き
端部12を延設して該引抜き端部12の先端環状部12
aを保形具9の外方へ臨ませる。このように構成された
保形具9は引抜き端部12を引抜くことで中空円筒体が
前記各接続部10及び切れ目11で切離されて分解して
引出され、保形具9による支持をなくした収縮チューブ
8が収縮することになる。
【0008】次に、このように構成した本発明の直線ス
リーブカバーCの使用について説明する。図3に示すよ
うに電柱間に張設された電線WをスリーブSで接続する
個所で、しかも電線Wの垂れ下がっている側の電線W’
に直線スリーブカバーCを電線摺接部3を先にして予め
挿通しておく。この際に、電線摺接部3の先に延設した
ラッパ状筒部4がガイド役をし、さらにラッパ状筒部4
に設けた摺り割り7も適度に開口して直線スリーブカバ
ーCはスムーズに垂れ下がっている側の電線W’に挿通
させることができる。
【0009】そして、切離されている電線W,W’を図
4に示すようにスリーブSで接続した後に、予め電線
W’に挿通しておいた電線スリーブカバーCを電線W側
に移動させて、カバー本体の中央がスリーブSの装着位
置になるように位置決めをする。この位置決めした状態
で直線スリーブカバーCの電線摺接部3は電線W’に密
接するため電線W,W’を接合したスリーブSをスリー
ブカバーCで被覆して移動しにくい状態にする。
【0010】このように位置決めされた直線スリーブカ
バーCは、スリーブカバーCの一端に設けた収縮チュー
ブ8に嵌合した保形具9の外方に臨ませた引抜き端部1
2の先端環状部12aにホットスティック等の作業工具
を引掛けて引張ってやれば、中空円筒形をなす保形具9
が分解され、収縮チューブ8は、保形具9による支持を
失なって収縮チューブ8は収縮されて、電線Wに密着し
て被着する。
【0011】電線W,W’に固定されたスリーブカバー
Cは、雨水等が侵入することは殆んど無いが、万が一雨
水が侵入しても垂れ下がった電線W’側に位置するスリ
ーブカバーCに設けた水抜き孔5より排出される。な
お、垂れ下がった電線W’側は電線摺接部3に設けた水
切用溝6で侵入を完全に防止している。
【0012】
【発明の効果】以上に述べたように本発明の直線スリー
ブカバーは、スリーブに被着させるカバー本体の一端に
設けた電線摺接部を電線に密接させて位置ずれを起こさ
ないように位置決めした状態で、カバー本体の他端に嵌
合取着して保形具を介して収縮不能に維持させた収縮チ
ューブを、保形具を引抜いて収縮させるものであるか
ら、位置ずれを起こすことなく、電線を接続したスリー
ブ固定位置を被覆し、しかもスリーブカバーの他端は、
ラッパ状筒部になっているため垂れ下がった側の電線へ
の挿着も操作が簡単であるため、電線接続部のスリーブ
を確実に被覆保護することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の直線スリーブカバーの外観斜視図。
【図2】図1の縦断面図。
【図3】使用状態の斜視図。
【図4】使用状態の要部縦断面図。
【符号の説明】
1 カバー本体 3 電線摺接部 4 ラッパ状筒部 7 摺り割り 8 収縮チューブ 9 保形具

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒形状をなすカバー本体の一端に電線
    摺接部を形成して該電線摺接部の先端にラッパ状筒部を
    連設すると共にカバー本体の他端には収縮チューブを嵌
    合取着して、該収縮チューブのカバー本体より延出する
    部分は保形具を介して収縮不能の状態に維持させるよう
    に構成した直線スリーブカバー。
  2. 【請求項2】 ラッパ状筒部の軸方向に摺り割りを設け
    た請求項1記載の直線スリーブカバー。
JP12508993A 1993-04-28 1993-04-28 直線スリーブカバー Pending JPH06310191A (ja)

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JP12508993A JPH06310191A (ja) 1993-04-28 1993-04-28 直線スリーブカバー

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JP12508993A JPH06310191A (ja) 1993-04-28 1993-04-28 直線スリーブカバー

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Publication Number Publication Date
JPH06310191A true JPH06310191A (ja) 1994-11-04

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ID=14901574

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS579217A (en) * 1980-05-19 1982-01-18 Amerace Corp Electric cable accessory
JP4092373B2 (ja) * 2001-03-01 2008-05-28 石井 秀雄 スラッジの処理方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS579217A (en) * 1980-05-19 1982-01-18 Amerace Corp Electric cable accessory
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