JPH056468U - 画像形成装置における現像剤層厚検出装置 - Google Patents

画像形成装置における現像剤層厚検出装置

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JPH056468U
JPH056468U JP6268991U JP6268991U JPH056468U JP H056468 U JPH056468 U JP H056468U JP 6268991 U JP6268991 U JP 6268991U JP 6268991 U JP6268991 U JP 6268991U JP H056468 U JPH056468 U JP H056468U
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和男 冨士
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三田工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 現像剤層厚を正確に検出することができる画
像形成装置における現像剤層厚検出装置を提供する。 【構成】 長さ方向の少なくとも一部が透明部材で形成
されている現像スリーブ22と、現像スリーブ22の透
明部42の内側および外側のうちの一方に配されかつ現
像スリーブ22の透明部に向かって光を出射する投光手
段51と、現像スリーブ22の透明部42を透過した光
を受光する受光手段52と、投光手段51および受光手
段52とを現像スリーブ22の中心軸線上の点を中心と
して揺動可能に支持する支持機構80と、清掃部材5
3、54とが上部ユニットに設けられており、上部ユニ
ットが開かれることによって投光手段51および受光手
段52を検出位置から清掃位置まで揺動させ、上部ユニ
ットが閉じられることによって投光手段51および受光
手段52を清掃位置から検出位置まで揺動させる手段を
備えている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、プリンタ、複写機等の画像形成装置における現像スリーブ上の現 像剤層厚を検出する画像形成装置における現像剤層厚検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
プリンタ、複写機等においては、現像スリーブによって現像剤が感光体ドラム に供給される。現像スリーブ上の現像剤層の厚さは画像濃度に影響するので、好 適な画像濃度を得るためには現像剤層厚を適切な厚さに保つ必要がある。
【0003】 そこで、現像スリーブ上の現像剤層厚を検出し、この検出値に基づいて現像剤 層厚規制用ブレードの現像スリーブに対する押しつけ圧を調整する現像剤層厚制 御装置が開発されている。
【0004】 従来、現像剤層厚の検出は、投光素子によって現像スリーブの表面に光を斜め 方向から照射し、現像スリーブの表面によって反射された光を受光素子で受光す ることにより行われている(特開平2−16583号公報参照)。すなわち、現 像スリーブ上の現像剤層が厚くなるほど、現像スリーブの表面によって反射され る光量が少なくなり、受光素子の受光量も少なくなることに基づいて現像スリー ブ上の現像剤層厚を検出している。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の現像剤層厚の検出方法では、次のような問題がある。す なわち、投光素子から現像スリーブの表面に斜め方向から照射された光は、現像 スリーブ上の現像剤の粒子表面でも反射され、その反射光の一部が受光素子に入 射する。したがって、受光素子には、現像スリーブの表面からの反射光に加えて 現像剤の粒子表面からの反射光が入射する。このため、現像スリーブ上の現像剤 層の厚さと受光素子の受光量との関係が一様に定まらず、現像剤層厚を正確に検 出することができない。
【0006】 この考案は、現像剤層厚を正確に検出することができる画像形成装置における 現像剤層厚検出装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この考案による画像形成装置における現像剤層厚検出装置は、画像形成装置が 下部ユニットと下部ユニットに開閉自在に取り付けられた上部ユニットとからな り、長さ方向の少なくとも一部が透明部材で形成されている現像スリーブと、現 像スリーブの透明部の内側および外側のうちの一方に配されかつ現像スリーブの 透明部に向かって光を出射する投光手段と、現像スリーブの透明部の内側および 外側のうちの投光手段が配されている側と反対側に投光手段に対向して配されか つ投光手段から出射されて現像スリーブの透明部を透過した光を受光する受光手 段と、投光手段および受光手段とを現像スリーブの中心軸線上の点を中心として 所定の検出位置と所定の清掃位置との間を揺動可能に支持する支持機構と、投光 手段および受光手段が清掃位置に位置したときに投光手段および受光手段の前面 に接触する清掃部材とが上部ユニットに設けられており、上部ユニットが開かれ ることによって投光手段および受光手段を検出位置から清掃位置まで揺動させ、 上部ユニットが閉じられることによって投光手段および受光手段を清掃位置から 検出位置まで揺動させる手段を備えていることを特徴とする。
【0008】 清掃部材として現像スリーブの透明部の内側に配された第1清掃部材と現像ス リーブの透明部の外側に配された第2清掃部材とを用い、第1清掃部材をその一 部が現像スリーブの透明部の内周面に接触するように配し、第2清掃部材を現像 スリーブの透明部の外周面から所定距離離して配することが好ましい。
【0009】
【作用】
投光手段および受光手段は、上部ユニットが閉じられているときには、検出位 置に保持されている。投光手段が駆動されると、投光手段から現像スリーブの透 明部に向かって光が出射される。この光は、現像スリーブの透明部および透明部 外面上の現像剤の粒子の隙間を通って受光手段に受光される。そして、受光手段 の検出出力に基づいて、現像剤層厚が検出される。
【0010】 ジャム処理等において上部ユニットが開かれると、投光手段および受光手段が 検出位置から清掃位置まで揺動し、清掃部材によって投光手段の前面および受光 手段の前面が拭かれる。上部ユニットが閉じられると、投光手段および受光手段 は清掃位置から検出位置に戻る。
【0011】
【実施例】
以下、図面を参照して、この考案の実施例について説明する。
【0012】 図1は、複写機を示している。
【0013】 複写機1は、下部ユニット2と下部ユニット2に支軸4を中心として開閉自在 に取り付けられた上部ユニット3とからなる。上部ユニット3には、感光体ドラ ム6、現像ユニット7等が設けられている。
【0014】 図2は、複写機の現像ユニット7を示している。
【0015】 現像ユニット7は、感光体ドラム6に現像剤を供給するための現像装置20と 、現像装置20に現像剤を供給するためのホツパ30とから構成されている。ホ ッパ30の下部には、ホッパ30内の現像剤を現像装置20内に補給するための 現像剤補給ローラ31が設けられている。
【0016】 現像装置20は、感光体ドラム6に臨む開口部を有するハウジング21を備え ている。感光体ドラム6は、図示しない駆動源によって矢印Aの方向に回転駆動 される。ハウジング21内には、非磁性1成分系現像剤が収容されている。
【0017】 ハウジング21の開口部には、現像剤を感光体ドラム6に移送するための現像 スリーブ22が回転自在に配されている。現像スリーブ22は、図示しない駆動 源によって矢印Bの方向に回転駆動される。
【0018】 ハウジング21内には、現像剤を現像スリーブ22に押圧して、現像剤を現像 スリーブ22に供給するとともに現像剤を所定の極性、この例では負極性に帯電 させるための搬送ローラ23が回転自在に配されている。搬送ローラ23の回転 軸はベルト24を介して駆動モータ71の出力軸に連結されており、搬送ローラ 23は駆動モータ71によって矢印Cの方向に回転駆動される。
【0019】 ハウジング21の開口部付近には、現像スリーブ22の表面に均一な現像剤層 を形成するための現像剤層厚規制用ブレード25が設けられている。このブレー ド25は、ハウジング21に回転自在に支持された回転軸26に固定されたブレ ード保持部材27に取り付けられている。この回転軸26はベルト28を介して パルスモータ72の出力軸に連結されている。
【0020】 パルスモータ72を回転させてパルスモータ72の回転角度を変化させると、 ブレード25が回転軸26を中心として揺動し、ブレード25の現像スリーブ2 2に対する押しつけ圧が変化する。
【0021】 現像スリーブ22には、電源73によって現像剤と同じ極性である負のバイア スが印可されている。搬送ローラ23にも、電源74によって現像剤と同じ極性 である負のバイアスが印可されている。搬送ローラ23への印加電圧の絶対値は 、現像スリーブ22への印加電圧の絶対値より大きく、負極性に帯電された現像 剤は両電位差によって形成される電界により現像スリーブ22に吸引される。
【0022】 図3および図4は、現像スリーブ22の一端部付近を示している。
【0023】 現像スリーブ22は、両端が閉鎖された筒状のアルミニウム製の現像スリーブ 本体41と、現像スリーブ本体41の一端に取り付けられた筒状の透明スリーブ 部42とからなる。現像スリーブ本体41の両端面には、外方にのびた回転軸4 3が設けられている。
【0024】 透明スリーブ部42は、透明円筒基材44と、透明円筒基材44の外周面に形 成された透明導電層45と、透明導電層45の外周面に形成された低電気抵抗透 明保護層46とからなる。透明円筒基材44の材料としては、アクリル樹脂等の 合成樹脂が用いられる。透明導電層45としては、たとえば、TiO蒸着膜が用 いられる。低電気抵抗透明保護層46の材料としては、帯電防止塗料シンクトロ ンC−4402またはC−4422(商品名)等が用いられる。
【0025】 透明導電層45と現像スリーブ本体41とは電気的に接続されている。低電気 抵抗透明保護層46の外表面は、現像スリーブ本体41の外表面の粗さと同じ粗 さとなるように表面処理が施されている。したがって、透明スリーブ部42の外 面に形成される現像剤層の厚さは、現像スリーブ本体41の外面に形成される現 像剤層の厚さと等しい。
【0026】 透明スリーブ部42のある側の回転軸43には、ベルクランク80が回転自在 に支持されている。ベルクランク80の一方の揺動腕81には、透明スリーブ部 42の端から嵌められかつ透明スリーブ部42の外側と内側に対向して配された 2本の腕50aおよび50bを有するコ形の光学系保持体50が、透明スリーブ 部42に干渉しないように取り付けられている。
【0027】 光学系保持体50の外側の腕50aには、透明スリーブ部42の中心軸線に向 かってかつ透明スリーブ部42の表面に対して垂直な方向に光を出射するための 投光手段51が配されている。光学系保持体50の内側の腕50bには、投光手 段51に対向する位置に、投光手段51から出射されて透明スリーブ部42を透 過した光を受光するための受光手段52が配されている。投光手段51は、発光 ダイオード等の投光素子と投光用レンズとからなる。受光手段52は、フォトダ イオード等の受光素子と受光用レンズとからなる。
【0028】 ベルクランク80の他方の揺動腕82の先端には重り83が固定されており、 この重り83によってベルクランク81は常に時計方向(図3に矢印Eで示す方 向)に附勢されている。
【0029】 複写機1の下部ユニット2には、重り83の下方移動を規制するストツパ84 が設けられ、重り83はこのストツパ84により受けられている。上部ユニット 3が閉じられているときには、ベルクランク80は図3に示す位置に位置してい る。この状態においては、光学系保持体50はブレード25が位置する現像スリ ーブ22の回転角度位置より現像スリーブ22の回転方向下流側であって、感光 体ドラム6と現像スリーブ22とが接近した現像スリーブ22の回転角度位置よ り現像スリーブ22の回転方向上流側の所定の検出位置に保持されている。
【0030】 複写機本体には、検出位置とブレード25のある位置との間の所定の清掃位置 において透明スリーブ部42の端から嵌められかつ透明スリーブ部42の外側と 内側に対向して配された2本の腕100aおよび100bを有するコ形の清掃部 材支持部材100が、透明スリーブ部42に干渉しないように取付部材101を 介して取り付けられてる。
【0031】 清掃部材支持部材100の外側の腕100aには投光手段清掃部材53が取り 付けられている。清掃部材支持部材100の内側の腕100bには受光手段清掃 部材54が取り付けられている。
【0032】 投光手段清掃部材53は、透明スリーブ部42の外周面から所定の間隔をおい て配されている。受光手段清掃部材54の外向面は透明スリーブ部42の内周面 に接触するように配されている。各清掃手段53、54としては、スポンジ、ブ ラシ等が用いられる。
【0033】 ジャム処理や現像ユニット交換処理等を行う場合において、上部ユニット3が 作業者等によって開かれると、それに伴って現像スリーブ22も支軸4を中心と して時計方向(図3に矢印Fで示す方向)に移動する。ベルクランク80は重り 83によって常に時計方向に附勢されているので、現像スリーブ22の移動に伴 って、ベルクランク80が時計方向に回転し、光学系保持体50がブレード25 よりの所定の清掃位置に到る。
【0034】 光学系保持体50が清掃位置に位置したときには、投光手段51および受光手 段52は図5に鎖線で示す位置に到り、投光手段清掃部材53の外向面が投光手 段51の前面である投光用レンズ前面に接触し、受光手段清掃部材54の内向面 が受光手段52の前面である受光用レンズ前面に接触する。したがって、光学系 保持体50が検出位置から清掃位置に到る際に清掃部材53、54によって投光 手段51の前面および受光手段52の前面が拭かれる。
【0035】 上部ユニット3が閉じられると、それに伴って現像スリーブ22も支軸4を中 心として反時計方向に移動する。重り83は下部ユニット2に支持されたストッ パ84によって受けられているので、現像スリーブ22の移動に伴ってベルクラ ンク80が反時計方向に回転し、光学系保持体50は検出位置に戻る。
【0036】 図6は、複写機の電気的構成を示している。
【0037】 複写機は、CPU61によって制御される。CPU61は、そのプログラム等 を記憶するROM62および必要なデータを記憶するRAM63を備えている。 CPU61には、投光手段51の駆動回路64、受光手段52の増幅回路65、 搬送ローラ23の駆動モータ25の駆動回路66、パルスモータ72の駆動回路 67等が入出力インタフェイス68、69を介して接続されている。
【0038】 ROM62には、あらかじめ実験により求められた現像剤層厚の適正範囲に対 応する受光手段52の検出出力に関するデータが記憶されている。
【0039】 図7は、CPU61による現像剤層厚制御処理手順を示している。
【0040】 プリントキーがオンされると、現像装置20が予備運転される(ステップS1 )。すなわち、現像スリーブ22および搬送ローラ23が回転駆動され、ハウジ ング21内の現像剤が現像スリーブ22に付着し、ブレード25によって現像ス リーブ22の表面に均一な現像剤層が形成される。現像スリーブ22が回転する と、受光手段清掃部材54によって透明スリーブ部42の内周面が拭かれる。
【0041】 この際、パルスモータ72の回転角度位置は、前回決定された位置に調整され る。つまり、ブレード25の現像スリーブ22に対する押しつけ圧は、前回決定 された押しつけ圧に調整される。
【0042】 現像装置20が予備運転されている過程において、現像剤層厚が検出される( ステップS2)。すなわち、投光手段51が駆動され、投光手段51から光が出 射される。投光手段51から出射した光のうち透明スリーブ部42の外面上の現 像剤の粒子の隙間を通過した光は、透明スリーブ部42を透過して受光手段52 に受光される。
【0043】 透明スリーブ部42の外面上の現像剤層が厚くなるほど、投光手段51から出 射された光のうち透明スリーブ部42の外面上の現像剤の粒子の隙間を通過する 光の量は少なくなるので、透明スリーブ部42の外面上の現像剤層が厚くなるほ ど受光手段52の検出出力は小さくなる。受光手段52の検出出力は増幅回路6 5によって増幅され、増幅回路65の出力が読み込まれる。
【0044】 そして、読み込まれた増幅回路65の出力値Sが基準範囲(Smin 〜Smax ) 内にあるか、基準範囲(Smin 〜Smax )より大きいか小さいかが判別される( ステップS3)。
【0045】 読み込まれた出力値Sが基準範囲(Smin 〜Smax )より大きいときには(S >Smax )、すなわち現像剤層厚が適正範囲より薄い場合には、パルスモータ7 2が反時計方向(図2に矢印Dで示す方向)に所定回転角度回転駆動され、ブレ ード保持体27が回転軸26の中心を中心として、反時計方向に所定回転角度揺 動する。これにより、ブレード25の現像スリーブ22に対する押しつけ圧が弱 められる(ステップS4)。つまり、現像剤層厚が厚くなるようにブレード25 の押しつけ圧が調整される。
【0046】 読み込まれた出力値Sが基準範囲(Smin 〜Smax )より小さいときには(S <Smin )、すなわち現像剤層厚が適正範囲より厚い場合には、パルスモータ7 2が時計方向に所定回転角度回転駆動され、ブレード保持体27が回転軸26の 中心を中心として、時計方向に所定回転角度揺動する。これにより、ブレード2 5の現像スリーブ22に対する押しつけ圧が強められる(ステップS5)。つま り、現像剤層厚が薄くなるようにブレード25の押しつけ圧が調整される。
【0047】 読み込まれた出力値Sが基準範囲(Smin 〜Smax )内にあるときには(Smi n ≦S≦Smax )、すなわち現像剤層厚が適正範囲内にある場合には、パルスモ ータ72の回転角度位置はそのまま維持される。
【0048】 受光手段52の検出出力に応じて、ブレード25の現像スリーブ22に対する 押しつけ圧が制御されると、設定枚数分の複写処理が実行される(ステップS6 )。
【0049】 上記実施例では、受光手段52の検出出力に基づいてブレード25の現像スリ ーブ22に対する押しつけ圧が制御されているが、受光手段52の検出出力に基 づいて搬送ローラ23の回転速度を制御するようにしてもよい。
【0050】 つまり、読み込まれた増幅回路65の出力値Sが基準範囲(Smin 〜Smax ) より大きいときには、搬送ローラ23の回転速度が速くなるように駆動モータ7 1が制御され、読み込まれた増幅回路65の出力値Sが基準範囲(Smin 〜Sma x )より小さいときには、搬送ローラ23の回転速度が遅くなるように駆動モー タ71が制御される。
【0051】 また、受光手段52の検出出力に基づいて、搬送ローラ23への印加電圧を制 御するようにしてもよい。つまり、読み込まれた増幅回路65の出力値Sが基準 範囲(Smin 〜Smax )より大きいときには、搬送ローラ23に印可される負極 性の印加電圧の絶対値が大きくなるように、すなわち、搬送ローラ23への印加 電圧と現像スリーブ22への印加電圧との電位差が大きくなるように搬送ローラ 23への印加電圧が制御される。読み込まれた増幅回路65の出力値Sが基準範 囲(Smin 〜Smax )より小さいときには、搬送ローラ23に印可される負極性 の印加電圧の絶対値が小さくなるように、すなわち、搬送ローラ23への印加電 圧と現像スリーブ22への印加電圧との電位差が小さくなるように搬送ローラ2 3への印加電圧が制御される。
【0052】 上記実施例では、投光手段51から出射された光のうち透明スリーブ部42の 外面上の現像剤の粒子の隙間を通過した光を受光手段52によって受光し、受光 手段52の検出出力に基づいて現像剤層厚を検出している。したがって、従来の ように現像剤の粒子の表面によって反射された光の影響を受けにくいので、正確 な現像剤層厚を検出でき、現像剤層厚を適正値に正確に制御できる。
【0053】 また、ジャム処理や現像ユニット交換処理等において上部ユニット3が開かれ る毎に、投光手段51および受光手段52の前面が清掃部材53および54によ り清掃されるので、投光手段51および受光手段51前面の汚れに起因する検出 誤差の発生を防止できる。さらに、現像スリーブ22が回転しているときには、 受光手段清掃部材54によって透明スリーブ部42の内周面が拭かれるので、透 明スリーブ部42の内周面の汚れに起因する検出誤差の発生をも防止できる。
【0054】 上記実施例では、現像スリーブ22の一端部のみが透明に形成されているが、 現像スリーブ22として全体が透明なものを用いてもよい。また、投光手段51 を現像スリーブ22の内側に配置し、受光手段52を現像スリーブ22の外側に 配置するようにしてもよい。
【0055】 上記実例では、上部ユニット3が開かれたときに光学系保持体50を検出位置 から清掃位置に移動させるために、ベルクランク80の一方の揺動腕82の先端 に重り83を固定し、下部ユニット2にこの重り83を受けるストッパ84が設 けられているが、重り83の代わりにベルクランク80を常に時計方向に附勢す るばね等の附勢手段を用いてもよい。
【0056】 また、ベルクランク80を常に反時計方向に附勢する附勢手段を設けるととも に下部ユニット2にベルクランク80の一方の揺動腕82の先端の上方移動を規 制するストツパを設けることにより、上部ユニット3が開かれたときに光学系保 持体50を検出位置から清掃位置に移動させるようにしてもよい。
【0057】
【考案の効果】
この考案によれば、現像剤層厚を適正値に正確に制御することができる。また 、投光手段および受光手段前面の汚れに起因する検出誤差の発生を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例を示す複写機の概略構成図で
ある。
【図2】現像ユニットを示す構成図である。
【図3】現像スリーブの一端部付近を示す拡大斜視図で
ある。
【図4】図2のIV−IV線に沿う断面図である。
【図5】検出位置および清掃位置での投光手段および受
光手段と清掃部材との位置関係を示す模式図である。
【図6】複写機の電気的構成を示す電気ブロック図であ
る。
【図7】CPUによる現像剤層厚制御処理手順を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 複写機 2 下部ユニット 3 上部ユニット 22 現像スリーブ 42 透明スリーブ部 51 投光手段 52 受光手段 53 清掃部材 54 清掃部材 80 ベルクランク 83 重り 84 ストッパ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置が下部ユニットと下部ユニ
    ットに開閉自在に取り付けられた上部ユニットとからな
    り、長さ方向の少なくとも一部が透明部材で形成されて
    いる現像スリーブと、現像スリーブの透明部の内側およ
    び外側のうちの一方に配されかつ現像スリーブの透明部
    に向かって光を出射する投光手段と、現像スリーブの透
    明部の内側および外側のうちの投光手段が配されている
    側と反対側に投光手段に対向して配されかつ投光手段か
    ら出射されて現像スリーブの透明部を透過した光を受光
    する受光手段と、投光手段および受光手段とを現像スリ
    ーブの中心軸線上の点を中心として所定の検出位置と所
    定の清掃位置との間を揺動可能に支持する支持機構と、
    投光手段および受光手段が清掃位置に位置したときに投
    光手段および受光手段の前面に接触する清掃部材とが上
    部ユニットに設けられており、上部ユニットが開かれる
    ことによって投光手段および受光手段を検出位置から清
    掃位置まで揺動させ、上部ユニットが閉じられることに
    よって投光手段および受光手段を清掃位置から検出位置
    まで揺動させる手段を備えている画像形成装置における
    現像剤層厚検出装置。
  2. 【請求項2】 清掃部材が、現像スリーブの透明部の内
    側に配された第1清掃部材と現像スリーブの透明部の外
    側に配された第2清掃部材とからなり、第1清掃部材は
    その一部が現像スリーブの透明部の内周面に接触するよ
    うに配されており、第2清掃部材は現像スリーブの透明
    部の外周面から所定距離離れて配されていることを特徴
    とする請求項1記載の画像形成装置における現像剤層厚
    検出装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3016029U (ja) * 1995-03-08 1995-09-26 川崎重工業株式会社 メンテナンスバルブ

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JP3016029U (ja) * 1995-03-08 1995-09-26 川崎重工業株式会社 メンテナンスバルブ

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