JPH05643A - 車両用アクチユエータ駆動装置 - Google Patents
車両用アクチユエータ駆動装置Info
- Publication number
- JPH05643A JPH05643A JP14861891A JP14861891A JPH05643A JP H05643 A JPH05643 A JP H05643A JP 14861891 A JP14861891 A JP 14861891A JP 14861891 A JP14861891 A JP 14861891A JP H05643 A JPH05643 A JP H05643A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- control unit
- actuator
- battery
- power
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 車両用アクチュエータ駆動装置において、バ
ッテリとアクチュエータ間を結ぶ配線数を削減して配線
の簡素化とケーブルの細径化を図り、さらに車両の本体
部とドア部とを連結するヒンジ部分での組み付け作業性
をも改善する。 【構成】 車両のドア部Dに制御ユニットCを設け、こ
の制御ユニットCは、各スイッチS1〜S3の操作に応じ
てそれぞれ出力される操作信号を解読するデコード回路
Gと、このデコード回路Gからの出力に応じてスイッチ
操作に対応するアクチュエータM1〜M3を駆動する駆動
回路Hとを含み、この制御ユニットCを1本の電源線W
を介して車両本体部のバッテリEに接続した。
ッテリとアクチュエータ間を結ぶ配線数を削減して配線
の簡素化とケーブルの細径化を図り、さらに車両の本体
部とドア部とを連結するヒンジ部分での組み付け作業性
をも改善する。 【構成】 車両のドア部Dに制御ユニットCを設け、こ
の制御ユニットCは、各スイッチS1〜S3の操作に応じ
てそれぞれ出力される操作信号を解読するデコード回路
Gと、このデコード回路Gからの出力に応じてスイッチ
操作に対応するアクチュエータM1〜M3を駆動する駆動
回路Hとを含み、この制御ユニットCを1本の電源線W
を介して車両本体部のバッテリEに接続した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のドア部に設けら
れたパワーウインドウ、パワーロック等の各種のアクチ
ュエータを駆動制御するための車両用アクチュエータ駆
動装置に関する。
れたパワーウインドウ、パワーロック等の各種のアクチ
ュエータを駆動制御するための車両用アクチュエータ駆
動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の車両用アクチュエータ駆
動装置には、図2に示す構成のものがある。この装置で
は、車両のドア部Dに、パワーウインドウモータM1、
パワーロックモータM2、リモコンミラーモータM3の各
アクチュエータと、これらの各アクチュエータM1〜M3
に個別に対応してその正逆転操作用のスイッチS1´〜
S3´とが配置される一方、車両の本体部Bには、各ア
クチュエータ専用のヒューズF1〜F3、バッテリE、イ
グニッションスイッチS4´、およびパワーウインドウ
用リレーRLが設けられている。そして、リモコンミラ
ー用とパワーロック用の各スイッチS1´,S2´はそれ
ぞれ電源線WによってヒューズF1,F2を介して、ま
た、パワーウインドウモータ用のスイッチS3´は、電
源線Wによってパワーウインドウ用リレーRL、ヒュー
ズF3を介してそれぞれバッテリEに共通に接続されて
いる。
動装置には、図2に示す構成のものがある。この装置で
は、車両のドア部Dに、パワーウインドウモータM1、
パワーロックモータM2、リモコンミラーモータM3の各
アクチュエータと、これらの各アクチュエータM1〜M3
に個別に対応してその正逆転操作用のスイッチS1´〜
S3´とが配置される一方、車両の本体部Bには、各ア
クチュエータ専用のヒューズF1〜F3、バッテリE、イ
グニッションスイッチS4´、およびパワーウインドウ
用リレーRLが設けられている。そして、リモコンミラ
ー用とパワーロック用の各スイッチS1´,S2´はそれ
ぞれ電源線WによってヒューズF1,F2を介して、ま
た、パワーウインドウモータ用のスイッチS3´は、電
源線Wによってパワーウインドウ用リレーRL、ヒュー
ズF3を介してそれぞれバッテリEに共通に接続されて
いる。
【0003】そして、たとえば、イグニッションスイッ
チS4´をオンにすると、これに連動してパワーウイン
ドウリレーRLもオンになり、この状態でスイッチS3
´を操作して正転側に倒すと、バッテリEからの電力が
ヒューズF3、リレーRLおよびスイッチS3´を通じて
パワーウインドウモータM3に供給されてそのモータM3
が正転し、その結果、図外のパワーウインドウが上昇す
るようになっている。
チS4´をオンにすると、これに連動してパワーウイン
ドウリレーRLもオンになり、この状態でスイッチS3
´を操作して正転側に倒すと、バッテリEからの電力が
ヒューズF3、リレーRLおよびスイッチS3´を通じて
パワーウインドウモータM3に供給されてそのモータM3
が正転し、その結果、図外のパワーウインドウが上昇す
るようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の装置
では、各アクチュエータM1〜M3の数に応じて、それら
を動作させるための電源線W、ヒューズF1〜F3、スイ
ッチS1´〜S3´が各系統に別れて個別に設けられてお
り、そのため、配線本数が増加して配線が複雑化するだ
けでなく、コネクタやヒューズの数も多く、部品点数が
増加し、さらに、車両の本体部Bとドア部Dとを機械的
に連結するヒンジ部分において、ケーブルが太くなって
組み付け作業性が悪く、しかも、ヒンジ部分の構造が複
雑化するなどの不具合を生じていた。
では、各アクチュエータM1〜M3の数に応じて、それら
を動作させるための電源線W、ヒューズF1〜F3、スイ
ッチS1´〜S3´が各系統に別れて個別に設けられてお
り、そのため、配線本数が増加して配線が複雑化するだ
けでなく、コネクタやヒューズの数も多く、部品点数が
増加し、さらに、車両の本体部Bとドア部Dとを機械的
に連結するヒンジ部分において、ケーブルが太くなって
組み付け作業性が悪く、しかも、ヒンジ部分の構造が複
雑化するなどの不具合を生じていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決するためになされたもので、バッテリとアクチュエ
ータ間を結ぶ配線数を削減して配線の簡素化とケーブル
の細径化を図るとともに、車両の本体部とドア部とを連
結するヒンジ部分での組み付け作業性も改善できるよう
にするものである。
解決するためになされたもので、バッテリとアクチュエ
ータ間を結ぶ配線数を削減して配線の簡素化とケーブル
の細径化を図るとともに、車両の本体部とドア部とを連
結するヒンジ部分での組み付け作業性も改善できるよう
にするものである。
【0006】そのため、本発明では、車両のドア部に、
パワーウインドウモータ、パワーロックモータ等の各種
のアクチュエータとこれらの各アクチュエータに個別に
対応して設けられた操作用のスイッチとをそれぞれ配置
してなる車両用アクチュエータ駆動装置において、次の
構成を採る。
パワーウインドウモータ、パワーロックモータ等の各種
のアクチュエータとこれらの各アクチュエータに個別に
対応して設けられた操作用のスイッチとをそれぞれ配置
してなる車両用アクチュエータ駆動装置において、次の
構成を採る。
【0007】すなわち、本発明の車両用アクチュエータ
駆動装置では、ドア部に制御ユニットを設け、この制御
ユニットは、各スイッチ操作に応じてそれぞれ出力され
る操作信号を解読するデコード回路と、このデコード回
路からの出力に応じてスイッチ操作に対応するアクチュ
エータを駆動する駆動回路とを含み、この制御ユニット
を1本の電源線を介して車両本体部のバッテリに接続し
ている。
駆動装置では、ドア部に制御ユニットを設け、この制御
ユニットは、各スイッチ操作に応じてそれぞれ出力され
る操作信号を解読するデコード回路と、このデコード回
路からの出力に応じてスイッチ操作に対応するアクチュ
エータを駆動する駆動回路とを含み、この制御ユニット
を1本の電源線を介して車両本体部のバッテリに接続し
ている。
【0008】
【作用】上記構成において、たとえば、一つのアクチュ
エータを駆動するために、それに対応するスイッチをオ
ンにすると、この操作信号がデコード回路に入力され、
この信号に応じてデコード回路からはスイッチ操作に対
応するアクチュエータ駆動用の駆動信号が駆動回路に出
力される。これにより、バッテリからの電力が電源線を
介して駆動回路に供給されてアクチュエータが動作す
る。
エータを駆動するために、それに対応するスイッチをオ
ンにすると、この操作信号がデコード回路に入力され、
この信号に応じてデコード回路からはスイッチ操作に対
応するアクチュエータ駆動用の駆動信号が駆動回路に出
力される。これにより、バッテリからの電力が電源線を
介して駆動回路に供給されてアクチュエータが動作す
る。
【0009】この場合、車両の本体部側のバッテリとド
ア部の制御ユニットとは一本の電源線で接続されている
ので、電源線のケーブルは細くてよく、ヒンジ部での組
み込み作業性も良好である。
ア部の制御ユニットとは一本の電源線で接続されている
ので、電源線のケーブルは細くてよく、ヒンジ部での組
み込み作業性も良好である。
【0010】
【実施例】図1は本発明の実施例に係る車両用アクチュ
エータ駆動装置の構成図である。
エータ駆動装置の構成図である。
【0011】この実施例の車両用アクチュエータ駆動装
置では、車両のドア部Dに、パワーウインドウモータM
1、パワーロックモータM2、リモコンミラーモータM3
の各アクチュエータと、これらの各アクチュエータM1
〜M3に個別に対応して設けられた正逆転操作用の切換
スイッチS1〜S3とが配置されるとともに、さらに、制
御ユニットCが設けられている。
置では、車両のドア部Dに、パワーウインドウモータM
1、パワーロックモータM2、リモコンミラーモータM3
の各アクチュエータと、これらの各アクチュエータM1
〜M3に個別に対応して設けられた正逆転操作用の切換
スイッチS1〜S3とが配置されるとともに、さらに、制
御ユニットCが設けられている。
【0012】この制御ユニットCは、各スイッチS1〜
S3の操作に応じてそれぞれ出力される操作信号を解読
するデコード回路Gと、このデコード回路Gからの出力
に応じてスイッチ操作に対応するアクチュエータM1〜
M3を駆動する駆動回路Hとを含み、駆動回路Hは、複
数のスイッチング用のトランジスタTrを組み合わて構
成されている。
S3の操作に応じてそれぞれ出力される操作信号を解読
するデコード回路Gと、このデコード回路Gからの出力
に応じてスイッチ操作に対応するアクチュエータM1〜
M3を駆動する駆動回路Hとを含み、駆動回路Hは、複
数のスイッチング用のトランジスタTrを組み合わて構
成されている。
【0013】そして、この駆動回路Hに各アクチュエー
タM1〜M3が接続され、また、上記の制御ユニットCの
デコード回路Gと駆動回路Hとが1本の電源線Wによっ
て車両の本体部Bに設けたヒューズF0を介してバッテ
リEに接続されている。
タM1〜M3が接続され、また、上記の制御ユニットCの
デコード回路Gと駆動回路Hとが1本の電源線Wによっ
て車両の本体部Bに設けたヒューズF0を介してバッテ
リEに接続されている。
【0014】上記構成において、たとえば、パワーウイ
ンドウモータM3を正転動作させるために、そのスイッ
チS3を操作して正転側に倒すと、その操作信号がデコ
ード回路Gの符号A5に示す端子に入力される。デコー
ド回路Gの符号B5で示す出力端子からはハイレベル、
B6で示す出力端子からはローレベルの駆動信号がそれ
ぞれ出力され、これにより、バッテリEからの電力がヒ
ューズF0および駆動回路Hを通じてパワーウインドウ
モータM3に供給されてそのモータM3が正転し、その結
果、図外のパワーウインドウが上昇する。
ンドウモータM3を正転動作させるために、そのスイッ
チS3を操作して正転側に倒すと、その操作信号がデコ
ード回路Gの符号A5に示す端子に入力される。デコー
ド回路Gの符号B5で示す出力端子からはハイレベル、
B6で示す出力端子からはローレベルの駆動信号がそれ
ぞれ出力され、これにより、バッテリEからの電力がヒ
ューズF0および駆動回路Hを通じてパワーウインドウ
モータM3に供給されてそのモータM3が正転し、その結
果、図外のパワーウインドウが上昇する。
【0015】なお、上記の各アクチュエータM1〜M
3は、同時に動作することはないので、アクチュエータ
M1〜M3の内で最大電流が流れるものを対象にしてヒュ
ーズF0の容量を決定しておけば、単一のヒューズF0で
も十分に使用することができる。
3は、同時に動作することはないので、アクチュエータ
M1〜M3の内で最大電流が流れるものを対象にしてヒュ
ーズF0の容量を決定しておけば、単一のヒューズF0で
も十分に使用することができる。
【0016】また、上記の実施例では、その説明の便宜
上、アクチュエータは3個としているが、これに限定さ
れるものでないのは勿論である。
上、アクチュエータは3個としているが、これに限定さ
れるものでないのは勿論である。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、バッテリとアクチュエ
ータ間を結ぶ配線数が削減されるので、配線の簡素化と
ケーブルの細径化を図ることができるとともに、さらに
車両の本体部とドア部とを連結するヒンジ部分での組み
付け作業性をも改善される等の優れた効果を奏する。
ータ間を結ぶ配線数が削減されるので、配線の簡素化と
ケーブルの細径化を図ることができるとともに、さらに
車両の本体部とドア部とを連結するヒンジ部分での組み
付け作業性をも改善される等の優れた効果を奏する。
【図1】本発明の実施例に係る車両用アクチュエータ駆
動装置の構成図である。
動装置の構成図である。
【図2】従来の車両用アクチュエータ駆動装置の構成図
である。
である。
D…ドア部、B…本体部、M1〜M3…アクチュエータ、
S1〜S3…スイッチ、C…制御ユニット、G…デコード
回路、H…駆動回路、W…電源線、E…バッテリ。
S1〜S3…スイッチ、C…制御ユニット、G…デコード
回路、H…駆動回路、W…電源線、E…バッテリ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 車両のドア部(D)に、パワーウインドウ
モータ、パワーロックモータ等の各種のアクチュエータ
(M1〜M3)と、これらの各アクチュエータ(M1〜M3)に
個別に対応して設けられた操作用のスイッチ(S1〜S3)
とをそれぞれ配置してなる車両用アクチュエータ駆動装
置において、 前記ドア部(D)に制御ユニット(C)を設け、この制御ユ
ニット(C)は、前記各スイッチ(S1〜S3)の操作に応じ
てそれぞれ出力される操作信号を解読するデコード回路
(G)と、このデコード回路(G)からの出力に応じてスイ
ッチ操作に対応するアクチュエータ(M1〜M3)を駆動す
る駆動回路(H)とを含み、この制御ユニット(C)を1本
の電源線(W)を介して車両本体部(B)のバッテリ(E)に
接続したことを特徴とする車両用アクチュエータ駆動装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14861891A JPH05643A (ja) | 1991-06-20 | 1991-06-20 | 車両用アクチユエータ駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14861891A JPH05643A (ja) | 1991-06-20 | 1991-06-20 | 車両用アクチユエータ駆動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05643A true JPH05643A (ja) | 1993-01-08 |
Family
ID=15456815
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14861891A Pending JPH05643A (ja) | 1991-06-20 | 1991-06-20 | 車両用アクチユエータ駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05643A (ja) |
-
1991
- 1991-06-20 JP JP14861891A patent/JPH05643A/ja active Pending
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