JPH046316Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH046316Y2
JPH046316Y2 JP19066686U JP19066686U JPH046316Y2 JP H046316 Y2 JPH046316 Y2 JP H046316Y2 JP 19066686 U JP19066686 U JP 19066686U JP 19066686 U JP19066686 U JP 19066686U JP H046316 Y2 JPH046316 Y2 JP H046316Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
power window
switching
data
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP19066686U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6397983U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP19066686U priority Critical patent/JPH046316Y2/ja
Publication of JPS6397983U publication Critical patent/JPS6397983U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH046316Y2 publication Critical patent/JPH046316Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Selective Calling Equipment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は自動車用パワーウインドシステムに
用いられるデータ伝送装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の自動車用パワーウインドシステムのデー
タ伝送装置としては、例えば第2図に示すような
ものがある。これは運転席側から助手席側及び後
部左右席側を遠隔制御するものである。第2図に
おいて、1は運転席側の送信回路、2は助手席
側、後席側の受信回路、3は送信回路1と受信回
路2とを結ぶスイツチングのシリアルデータ信号
ライン、4は同じくアドレス信号ライン、5はイ
グニツシヨン回路、6,7,8はイグニツシヨン
回路5と送信回路1との間に接続した助手席用左
右後席用パワーウインドのスイツチたるアツプ・
ダウンスイツチ、9は各アツプ・ダウンスイツチ
の電位をアースに落すように切換えられるパワー
ウインドロツクスイツチである。
また、10は助手席や左右後席に設置される直
接操作用のパワーウインドのアツプ・ダウンスイ
ツチで、これがイグニツシヨン回路5と受信回路
2のアツプ信号出力ライン11およびダウン信号
出力ライン12との間に、図示のように接続され
ている。13,14はアツプ信号出力ライン11
およびダウン信号出力ライン12にベースを接続
したトランジスタで、これらの各トランジスタ1
3,14のエミツタは接地され、コレクタと電源
との間にリレーコイル15,16が接続されてい
る。17,18は電源に一端が接続されて、リレ
ー15,16により開閉されるリレースイツチ
で、リレースイツチ17の閉時には、モータ19
を正転する方向にこのモータ19に電流を流し、
リレースイツチ18の閉時には、モータ19を逆
転する方向にこのモータ19に電流を流すことが
できる。なお、20,21は送信回路1に接続さ
れたドアロツク信号ラインおよびドアアンロツク
信号ラインで、これらに対応して受信回路2に
は、ドアロツク機構22の電気回路が接続されて
いる。
次に動作について説明する。
運転席側において、助手席用あるいは後席用の
アツプ・ダウンスイツチ6,7,8のいずれかま
たは複数をアツプ側またはダウン側に操作する
と、つまり各可動接片6a,7a,8aを、各固
定接点6b,7a,8bまたは6c,7c,8c
のそれぞれに切り換えると、送信回路は各アツ
プ・ダウンデータを、デイジタル信号に変換処理
して、各アドレスに対応したアツプ・ダウン信号
のシリアルデータとして出力する。一方、このシ
ルアルデータを受信回路2で受信すると、受信回
路では前記アドレスに対応した例えば助手席側の
アツプ信号ライン11またはダウン信号ライン1
2にアクチユエータ制御信号たるハイレベルの信
号を出力する。これにより、トランジスタ13,
14のいずれか一方をオンにして、リレーコイル
15または16の一方を付勢し、その助手席側の
アクチユエータとしてのモータ19を正転または
逆転させる。これにより、パワーウインドをアツ
プまたはダウンさせることができる。
一方、前記パワーウインドロツクスイツチ9を
操作して閉じた場合には、各パワーウインドのア
ツプ・ダウンスイツチ6,7,8の電位がアース
に落され、これらの操作に拘わらず、パワーウイ
ンドのアツプ・ダウン指令の送信回路への入力が
禁止され、パワーウインドロツク状態を保持す
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来のデータ伝送装
置にあつては、送信回路1および受信回路2を構
成する回路単位としての集積回路が、通常仕様で
最大8ビツトの信号しか多重化できないため、助
手席および後席のパワーウインドのアツプダウン
に6ビツト、ドアロツクに2ビツトの各信号を割
り当てると、パワーウインドロツクの信号を多重
化できなくなるという問題点があつた。
この考案はこのような従来の問題点に着目して
なされたもので、通信ビツトを増加せずに、パワ
ーウインドロツク信号を多重化して伝送、処理す
ることができるデータ伝送装置を得ることを目的
とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係るデータ伝送装置は、パワーウイ
ンドのアツプ・ダウンスイツチの操作に応じて、
信号レベルが交互に変化する2つのスイツチング
データ入力端子の信号レベルを、パワーウインド
ロツク用の他のスイツチのスイツチング操作によ
り、同時に同一レベルにする制御回路を設けた構
成としたものである。
〔作用〕
この考案における制御回路は、パワーウインド
ロツク用の他のスイツチを操作した際に、パワー
ウインドのアツプ・ダウンスイツチのアツプ側お
よびダウン側の固定接点、すなわち、各2つのス
イツチングデータ入力端子の信号レベルをすべて
同一レベルにすることにより、この同一レベルの
信号を前記パワーウインドのアツプ・ダウン用に
割り当てたビツト内のデータとして送信回路1お
よび受信回路2で処理することを可能にし、この
同一レベルの信号データが検出されたとき、パワ
ーウインドのアツプ・ダウン用アクチユエータで
あるモータの正逆転動作を禁止し、パワーウイン
ドのロツクモードを形成するように作用する。
〔考案の実施例〕
第1図はこの考案の一実施例を示す図である。
まず、構成を説明すると、31はイグニツシヨン
回路5に入れたサージしや断用のダイオード、3
2はこのダイオード31にベースを接続した制御
回路用のトランジスタで、エミツタが電源に接続
されている。33〜38は逆流阻止形のダイオー
ドで、トランジスタ32のコレクタと、アツプ・
ダウンスイツチ6,7,8の各2つのスイツチン
グデータ入力端子たる固定接点6b,6c,7
b,7c,8b,8cを含む回路に接続されてい
る。これらの各ダイオード33〜38のカソード
は共通接続されている。なお、アツプ・ダウンス
イツチ6,7,8の可動接片6a,7a,8aは
別電源VDDに接続されている。そして、トランジ
スタ32およびダイオード33〜38は、スイツ
チングデータ入力端子である各固定接点6b,6
c,7b,7c,8b,8cの信号レベルを同時
に同一レベルにする制御回路39を構成してい
る。40はダイオード31とトランジスタ32の
ベースとの接続中点と、アースとの間に接続した
他のスイツチとしてのパワーウインドロツクスイ
ツチである。
一方、41はエミツタが電源に、コレクタがリ
レーコイル15,16に接続されたトランジスタ
で、このトランジスタ41のベースは各1のダイ
オード42,43を介してアツプ信号出力ライン
11およびダウン信号出力ライン12に接続され
ている。これらのダイオード42,43はダイオ
ードアンドゲートを構成し、例えば各信号出力ラ
イン11,12がともに+6Vに達すると、出力
に+6Vを出力し、一方でも+6Vに達しない場合
には、出力は0Vとなるものである。
なお、ここで、パワーウインドのアツプ・ダウ
ンスイツチはシーソタイプのスイツチであり、従
つて、固定接点6bと6c,7bと7c,8bと
8cがそれぞれ共に同時に、ハイレベルの信号を
送信回路1に入力する様なことはない。そこで、
同時にハイレベルになるモードを作るパワーウイ
ンドロツクスイツチを設けることにより、信号の
多重化が可能になる。なお、このほかの第2図に
示したものと同一の構成部分には同一符号を付し
て、その重複する説明を省略する。
次に、この実施例の動作について説明する。こ
こで、パワーウインドのアツプ・ダウン動作につ
いては、第2図について説明した場合と同様であ
るので、その重複する説明を省略する。また、ド
アロツク、ドアアンロツクの各動作も、第1図に
示したものと同様であり、ここではこの発明の要
旨であるパワーウインドのロツク動作について説
明する。
いま、アツプ・ダウンスイツチ6,7,8のい
ずれかの操作によつてパワーウインドが閉成また
は開放されている状態において、パワーウインド
ロツクスイツチ40を閉じると、トランジスタ3
2はそのベース電位が下がり、オン動作する。こ
のため、電源からカソードが共通接続されたダイ
オード33〜38を介して、アツプ・ダウンスイ
ツチ6,7,8の各固定接点6b,6c,7b,
7c,8b,8cにハイレベルの電圧が等しくか
つ同時に印加され、これらの電圧は送信回路1よ
り、割り当てられた6ビツトのシルアルデータと
して受信回路2に伝送される。受信回路2ではこ
れらのシルアルデータにもとづきアツプ信号出力
ライン11およびダウン信号出力ライン12にア
クチユエータ制御信号たるハイレベルのウインド
ロツク信号を出力する。このため、ダイオード4
2,43からなるアンドゲートはトランジスタ4
1のベースにハイレベルの電圧を出力し、このト
ランジスタ41をオフにする。この結果、リレー
コイル15,16に対する電源供給をしゃ断する
モードとなり、アツプ・ダウンスイツチ10のい
かなる操作、各信号出力ライン11,12のいか
なる出力信号状態にも拘わらず、リレースイツチ
17,18を通じてのモータ19の駆動が禁止さ
れ、ウインドロツク状態となるのである。すなわ
ち、通信ビツトの増加なしに、パワーウインドの
ロツク信号を多重化して、受信側のウインドロツ
ク動作を遠隔制御することができることになる。
〔考案の効果〕
以上説明してきたように、この考案によれば、
パワーウインドのアツプ・ダウンスイツチの操作
に応じて信号レベルが交互に変化する2つのスイ
ツチングデータ入力端子の信号レベルを、パワー
ウインドロツク用のスイツチのスイツチング操作
により、同時に同一レベルにする制御回路を設け
た構成としたため、受信回路や送信回路の通信ビ
ツトの割当て内で、構成の大幅な変更なしにパワ
ーウインドロツク信号の多重化および送受信を可
能にできるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るデータ伝送装置の回路
図、第2図は従来のデータ伝送装置の回路図であ
る。 1……送信回路、2……受信回路、6,7,8
……アツプ・ダウンスイツチ、6b,6c,7
b,7c,8b,8c……スイツチングデータ入
力端子、10……アツプ・ダウンスイツチ、19
……モータ(アクチユエータ)、39……制御回
路、40……他のスイツチ(パワーウインドロツ
クスイツチ)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スイツチ6,7または8のスイツチング操作に
    応じて信号レベルが交互に変化する各2つのスイ
    ツチングデータ入力端子6b,6c,7b,7c
    または8b,8cを有し、かつ該スイツチングデ
    ータをシルアル伝送する送信回路1と、該送信回
    路1からのデータを受信して該受信データの内容
    に応じて所定のアクチユエータ制御信号を出力す
    る受信回路2とを備えてなるデータ伝送装置にお
    いて、前記各2つのスイツチングデータ入力端子
    6b,6c,7b,7cまたは8b,8cの信号
    レベルを他のスイツチ40のスイツチング操作に
    応じて同時に同一レベルにする制御回路39を設
    けたことを特徴とするデータ伝送装置。
JP19066686U 1986-12-12 1986-12-12 Expired JPH046316Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19066686U JPH046316Y2 (ja) 1986-12-12 1986-12-12

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19066686U JPH046316Y2 (ja) 1986-12-12 1986-12-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6397983U JPS6397983U (ja) 1988-06-24
JPH046316Y2 true JPH046316Y2 (ja) 1992-02-20

Family

ID=31144100

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19066686U Expired JPH046316Y2 (ja) 1986-12-12 1986-12-12

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH046316Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006085395A1 (ja) * 2005-02-08 2006-08-17 Shiseido Honeycake Co., Ltd. シート状物収納容器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006085395A1 (ja) * 2005-02-08 2006-08-17 Shiseido Honeycake Co., Ltd. シート状物収納容器

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6397983U (ja) 1988-06-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6078252A (en) Vehicle wireless switching system
US5592485A (en) Connection system between a master and slave processing units
US7145299B2 (en) Power window control system
US7359433B1 (en) Data transmission system
JPH046316Y2 (ja)
EP0143650A2 (en) Vehicle multiplex system
US20040160202A1 (en) Power window controller
US6111326A (en) Control circuit for opening/closing device in a vehicle
EP0199338B1 (en) Repeater circuit
KR101746290B1 (ko) 오작동 방지부를 가지는 자동차의 파워윈도우 스위치 회로
JP2988198B2 (ja) 車両用通信装置
WO2004075529A2 (en) Apparatus in a tv receiver automatically detecting the type of keyboard attached thereto
KR100202520B1 (ko) 파워윈도우 스위칭 시스템
JPH10220105A (ja) パワーウィンド用スイッチ及びパワーウィンド装置
JP3128433B2 (ja) 車両用遠隔制御装置
JPH11350811A (ja) 電子式のセントラルロック装置
KR200280623Y1 (ko) 파워윈도우 원격구동장치
JP3366178B2 (ja) 波形整形回路
JP2628808B2 (ja) パワーウインド制御装置
JPS60119154A (ja) 遠隔制御回路
JP2587125Y2 (ja) 多重通信システムの通信ユニット
JP3528573B2 (ja) パワーウインドウシステム
JP2022161132A (ja) パワーウィンドウシステム、メインパワーウィンドウ装置、サブパワーウィンドウ装置
JPH0417587B2 (ja)
JP3029668B2 (ja) 多重通信制御装置の出力回路