JPH0564300A - Avアンプ装置 - Google Patents

Avアンプ装置

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JPH0564300A
JPH0564300A JP3244270A JP24427091A JPH0564300A JP H0564300 A JPH0564300 A JP H0564300A JP 3244270 A JP3244270 A JP 3244270A JP 24427091 A JP24427091 A JP 24427091A JP H0564300 A JPH0564300 A JP H0564300A
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JP
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signal
speaker
channel
supplied
circuit
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JP3244270A
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English (en)
Inventor
Ichiro Okamoto
一郎 岡本
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は3−1方式のステレオ信号や2−2
方式のステレオ信号を2チャンネルのステレオ信号に変
換可能にするとともに、5スピーカシステムまたは2ス
ピーカシステムの切換を1ヶ所で行ない、システム全体
のコストアップを押さえて、ユーザ側の手間を省く。 【構成】 疑似2チャネル指令信号が供給されていない
ときには、第1セレクタ回路1から出力される各方式の
信号を第2セレクタ回路4やトーンコントロール・ボリ
ューム回路5に供給してLスピーカ、Rスピーカ、Cス
ピーカ、LBスピーカ、RBスピーカのうち、対応する
スピーカから出力させ、また疑似2チャネル指令信号が
供給されているときには、第1セレクタ回路1の前後で
各方式の信号を疑似2チャネル化した後、トーンコント
ロール・ボリューム回路5に供給してLスピーカ、Rス
ピーカから出力させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はドルビーサラウンドシス
テムやハイビション放送の3−1方式、2−2方式の信
号を増幅するAVアンプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在のAV機器の音声再生装置は2チャ
ンネルステレオ(Lch、Rch)が基本であり、さら
に臨場感を高めたドルビーなどのサラウンドシステムが
普及しつつある。このサラウンドシステムでは、レーザ
ーディスク装置などの各ソースから2チャンネル(Lc
h、Rch)の信号が出力されてAVアンプ装置に供給
され、このAVアンプ装置内のサラウンドデコーダで4
チャンネル(Lch、Rch、Cch、Sch)にデコ
ードされた後、トーンコントロール、マスターボリュー
ム回路を通ってパワーアンプ回路に送られ、ここで増幅
されて各スピーカから出力される。この場合、スピーカ
を4〜5本使用するため、パワーアンプ回路も5回路以
上内蔵しているものが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ハイビショ
ン放送で使用される3−1方式のステレオ信号や2−2
方式のステレオ信号を増幅するときも、スピーカを4〜
5本使用し、さらにこらの各スピーカを置く場所も上述
したドルビーサラウンドシステムと同じであるが、これ
らの各方式に対処するには、4チャンネル以上の入力端
子を持ち、かつ切換回路や音量調整回路、5つ以上のア
ンプを持つAVアンプ装置を使用すれば良く、今後はこ
のようなAVアンプ装置が主流になると思われている。
しかしながら、住宅事情などから5スピーカシステムに
せずに、2スピーカシステムを使用したいユーザが出て
くることも容易に想像することができ、このようなと
き、3−1方式のステレオ信号や2−2方式のステレオ
信号を疑似2チャンネル変換回路で2チャンネルのステ
レオ信号に変換することにより、対処することができ
る。しかし、この場合、TVチューナ装置やビデオテー
プレコーダ装置などの各AV機器側にこのような疑似2
チャンネル変換回路を個々に設けると、5スピーカシス
テムまたは2スピーカシステムのどちらを選択するかに
よって、ユーザ側で各AV機器と各スピーカとの接続切
り換えを行なわなければならず、その分だけ各AV機器
側のコストがアップしてしまうとともに、接続切り換え
に手間がかかってしまうという問題がある。
【0004】本発明は上記の事情に鑑み、各AV機器に
疑似2チャンネル変換回路を設けることなく3−1方式
のステレオ信号や2−2方式のステレオ信号を2チャン
ネルのステレオ信号に変換することができるとともに、
5スピーカシステムまたは2スピーカシステムの切換を
1ヶ所で行なうことができ、さらに2スピーカシステム
で使用したとき、アンプの消費電力を大幅に低減させる
ことができ、これによってシステム全体のコストアップ
を押さえて、ユーザ側の手間を省くことができるAVア
ンプ装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明によるAVアンプ装置は、各2チャンネル信
号方式に基づいて得られたL信号、R信号、C信号、S
信号のグループまたは3−1方式のL信号、R信号、C
信号、S信号のグループ、2−2方式のL信号、R信
号、LB信号、RB信号のグループのいずれかを選択す
る第1セレクタ回路と、この第1セレクタ回路によって
選択されたグループがL信号、R信号、C信号、S信号
のグループであるときには、L信号、R信号、C信号を
Lスピーカ、Rスピーカ、Cスピーカに各々供給すると
ともに、S信号をLBスピーカ、RBスピーカに供給
し、前記第1セレクタ回路によって選択されたグループ
がL信号、R信号、LB信号、RB信号のグループであ
るときには、L信号、R信号、LB信号、RB信号をL
スピーカ、Rスピーカ、LBスピーカ、RBスピーカに
各々供給する第2セレクタ回路と、この第2セレクタ回
路の後段または前記第1セレクタの前段、後段のいずか
に設けられ、疑似2チャネル指令信号が供給されたと
き、各グループ単位の信号を疑似2チャネル信号に変換
する疑似2チャネル変換回路とを備えたことを特徴とし
ている。
【0006】
【作用】上記の構成において、疑似2チャネル指令信号
が供給されていなければ、第1セレクタ回路によって各
2チャンネル信号方式に基づいて得られたL信号、R信
号、C信号、S信号のグループまたは3−1方式のL信
号、R信号、C信号、S信号のグループ、2−2方式の
L信号、R信号、LB信号、RB信号のグループのいず
れかが選択され、この後この第1セレクタ回路によって
選択されたグループがL信号、R信号、C信号、S信号
のグループであるときには、第2セレクタ回路によって
L信号、R信号、C信号がLスピーカ、Rスピーカ、C
スピーカに各々供給されるとともに、S信号がLBスピ
ーカ、RBスピーカに供給され、また前記第1セレクタ
回路によって選択されたグループがL信号、R信号、L
B信号、RB信号のグループであるときには、第2セレ
クタ回路によってL信号、R信号、LB信号、RB信号
がLスピーカ、Rスピーカ、LBスピーカ、RBスピー
カに各々供給される。また、疑似2チャネル指令信号が
供給されていれば、第1セレクタ回路によって各2チャ
ンネル信号方式に基づいて得られたL信号、R信号、C
信号、S信号のグループまたは3−1方式のL信号、R
信号、C信号、S信号のグループ、2−2方式のL信
号、R信号、LB信号、RB信号のグループのいずれか
が選択されるとともに、疑似2チャネル変換回路によっ
て各グループ単位の信号が疑似2チャネル化され、この
疑似2チャネル化動作によって得られたL信号、R信号
がLスピーカ、Rスピーカに各々供給される。
【0007】
【実施例】図1は本発明によるAVアンプ装置の一実施
例を示すブロック図である。この図に示すAVアンプ装
置は第1セレクタ回路1と、サラウンド回路2と、疑似
2チャンネル変換回路3と、第2セレクタ回路4と、ト
ーンコントロール・マスターボリューム回路5と、パワ
ーアンプ回路6と、システムコントローラ7とを備えて
おり、カセットテープレコーダ装置、デジタルオーディ
オテープレコーダ装置(DAT)、レーザディスク装置
(LD)、コンパクトディスク装置(CD)、FMチュ
ーナ装置から供給される2チャンネルの信号に対しては
ドルビーサラウンド方式によって4チャンネルの信号を
生成するとともに、選択内容に応じてレベル調整した
後、対応する出力端子から出力し、またテレビジョンチ
ューナ装置(TVチューナ)やビデオテープレコーダ装
置(VTR)から供給される3−1方式のステレオ信号
や2−2方式のステレオ信号に対してはこれを取り込
み、選択内容に応じてこの3−1方式のステレオ信号や
2−2方式のステレオ信号を疑似2チャンネル化してレ
ベル調整した後、対応する出力端子から出力する。
【0008】第1セレクタ回路1はA入力端子からG入
力端子を有し、ユーザの操作内容に応じて前記A入力端
子からG入力端子に入力されている各信号のいずれか1
つを選択する前段スイッチ10と、A入力端子からG入
力端子を有し、前記前段スイッチ10と連動して動作す
る後段スイッチ11とを備えている。そして、ユーザの
操作内容に応じて前段スイッチ10と後段スイッチ11
とが連動して動作し、この動作によってA入力端子〜E
入力端子のいずれかが選択されているときには、前段ス
イッチ10によってカセットテープレコーダ装置から出
力される2チャンネルの信号、デジタルオーディオテー
プレコーダ装置から出力される2チャンネルの信号、レ
ーザディスク装置から出力される2チャンネルの信号、
コンパクトディスク装置から出力される2チャンネルの
信号、FMチューナ装置から出力される2チャンネルの
信号のいずれか1つを選択してこれをサラウンド回路2
に供給するとともに、後段スイッチ11によって前記サ
ラウンド回路2から出力され、A入力端子〜E入力端子
に入力されている4チャンネルのL信号、R信号、C信
号、S信号(または、2チャネルのL信号、R信号)を
選択して疑似2チャンネル変換回路3に供給する。ま
た、前記選択動作によってF入力端子やG入力端子が選
択されているときには、後段スイッチ11によってテレ
ビジョンチューナ装置やビデオテープレコーダ装置から
出力される3−1方式のステレオ信号(L信号、R信
号、C信号、S信号)または2−2方式のステレオ信号
(L信号、R信号、LB信号、RB信号)のいずれかを
選択して、疑似2チャンネル変換回路3に供給する。
【0009】また、サラウンド回路2は前記システムコ
ントローラ7からサラウンド・オン信号が出力されてい
ないときには、前記第1セレクタ回路1の前段スイッチ
10によって選択されたL信号、R信号を取り込んでこ
れを前記第1セレクタ回路1に設けられた後段スイッチ
11のA入力端子〜E入力端子に供給し、また前記シス
テムコントローラ7からサラウンド・オン信号が出力さ
れているときには、前記第1セレクタ回路1の前段スイ
ッチ10によって選択されたL信号、R信号を取り込む
とともに、これらL信号、R信号に対してマトリックス
処理やフィルタリング処理、ディレー処理等を施してド
ルビーサラウンド信号をデコードし、このデコード処理
によって得られたL信号、R信号、C信号、S信号を前
記第1セレクタ回路1に設けられた後段スイッチ11の
A入力端子〜E入力端子に供給する。
【0010】また、疑似2チャンネル変換回路3は前記
システムコントローラ7から疑似2チャンネル・オン信
号が出力されていない場合には、前記第1セレクタ回路
1からL信号、R信号が出力されているとき、これらL
信号、R信号を取り込んでトーンコントロール・マスタ
ーボリューム回路5のL信号入力端子と、R信号入力端
子とに、各々供給し、また前記第1セレクタ回路1から
L信号、R信号、C信号、S信号が出力されていると
き、これらL信号、R信号、C信号、S信号を取り込ん
で、L信号、R信号、S信号をトーンコントロール・マ
スターボリューム回路5のL信号入力端子、R信号入力
端子、RB信号入力端子に各々、供給するとともに、C
信号、S信号を第2セレクタ回路4に供給し、また第1
セレクタ回路1からL信号、R信号、LB信号、RB信
号が出力されているとき、これらL信号、R信号、LB
信号、RB信号を取り込んで、L信号、R信号、RB信
号をトーンコントロール・マスターボリューム回路5の
L信号入力端子、R信号入力端子、RB信号入力端子に
各々、供給するとともに、LB信号、RB信号を第2セ
レクタ回路4に供給する。また、前記システムコントロ
ーラ7から疑似2チャンネル・オン信号が出力されてい
る場合には、前記第1セレクタ回路1からL信号、R信
号、C信号、S信号が出力されているとき、次式に示す
演算を行なってこれらL信号、R信号、C信号、S信号
から2チャンネルのL’信号、R’信号を生成し、これ
をトーンコントロール・マスターボリューム回路5のL
信号入力端子と、R信号入力端子とに各々、供給する。 L’=L+0.7C+0.7S …(1) R’=R+0.7C+0.7S …(2)
【0011】また、前記システムコントローラ7から疑
似2チャンネル・オン信号が出力され、前記第1セレク
タ回路1からL信号、R信号、LB信号、RB信号が出
力されているとき、前記(1)、(2)式と同様な演算
を行なってこれらL信号、R信号、LB信号、RB信号
から2チャンネルのL’信号、R’信号を生成し、これ
をトーンコントロール・マスターボリューム回路5のL
信号入力端子と、R信号入力端子とに各々、供給する。
【0012】また、第2セレクタ回路4は連動して動作
する2つのスイッチ12、13を備えており、前記シス
テムコントローラ7から3−1ステレオ信号が出力され
ているときには、各スイッチ12、13をH側に接続し
て、前記第1セレクタ回路1から出力されるC信号を選
択しこれをトーンコントロール・マスターボリューム回
路5のC信号入力端子に供給するとともに、前記第1セ
レクタ回路1から出力されるS信号を選択してこれをト
ーンコントロール・マスターボリューム回路5のLB信
号入力端子に供給し、また前記システムコントローラ7
から2−2ステレオ信号が出力されているときには、各
スイッチ12、13をI側に接続して、トーンコントロ
ール・マスターボリューム回路5のC信号出力端子に対
する信号供給を停止するとともに、前記第1セレクタ回
路1から出力されるLB信号を選択してこれをトーンコ
ントロール・マスターボリューム回路5のLB信号入力
端子に供給する。
【0013】トーンコントロール・マスターボリューム
回路5はL信号入力端子にL信号(または、L’信
号)、R信号入力端子にR信号(または、R’信号)が
入力され、C信号入力端子、LB信号入力端子、RB信
号入力端子に信号が供給されていないときには、これら
L信号(または、L’信号)、R信号(または、R’信
号)のレベルを調整し、この調整動作によって得られた
L信号(または、L’信号)、R信号(または、R’信
号)をL信号出力端子、R信号出力端子から各々、出力
してパワーアンプ回路5に供給する。また、前記第2セ
レクタ回路4の各スイッチ12、13がH側にセットさ
れ、L信号入力端子、R信号入力端子、C信号入力端
子、LB信号入力端子、RB信号入力端子に、L信号、
R信号、C信号、S信号、S信号が各々、入力されてい
るときには、これらL信号〜S信号のレベルを調整し、
この調整動作によって得られたL信号、R信号、C信
号、S信号、S信号をL信号出力端子、R信号出力端
子、C信号出力端子、LB信号出力端子、RB信号出力
端子から各々、出力してパワーアンプ回路5に供給す
る。また、前記第2セレクタ回路4の各スイッチ12、
13がI側にセットされ、L信号入力端子、R信号入力
端子、LB信号入力端子、RB信号入力端子に、L信
号、R信号、LB信号、RB信号が各々、入力され、C
信号入力端子に信号が入力されていないときには、これ
らL信号〜RB信号のレベルを調整し、この調整動作に
よって得られたL信号、R信号、LB信号、RB信号を
L信号出力端子、R信号出力端子、LB信号出力端子、
RB信号出力端子から各々、出力してパワーアンプ回路
5に供給する。
【0014】パワーアンプ回路6は電源電圧が供給され
たとき、増幅動作を行なう2つのパワーアンプ15、1
6と、前記システムコントローラ7から5スピーカ信号
が出力されているとき、増幅動作を行なう3つのパワー
アンプ16〜19とを備えており、前記システムコント
ローラ7から5スピーカ信号が出力されていないときに
は、2つのパワーアンプ15、16によって前記トーン
コントロール・マスターボリューム回路5のL信号出力
端子、R信号出力端子から出力される各信号を個々に取
り込んで増幅し、これをLチャンネルスピーカ、Rチャ
ンネルスピーカに各々、供給し、また前記システムコン
トローラ7から5スピーカ信号が出力されているときに
は、前記トーンコントロール・マスターボリューム回路
5のL信号出力端子、R信号出力端子、C信号出力端
子、LB信号出力端子、RB信号出力端子から出力され
る信号を個々に取り込んで増幅し、これをLチャンネル
スピーカ、Rチャンネルスピーカ、Cチャンネルスピー
カ、LBチャンネルスピーカ、RBチャンネルスピーカ
に各々、供給する。
【0015】また、システムコントローラ7はステレオ
方式切換用のステレオ切換スイッチ20の出力と、スピ
ーカ方式切換用のスピーカ切換スイッチ21の出力と、
サラウンド・オン/オフ切換用のサラウンド・オン/オ
フ・スイッチ22の出力とに基づいてサラウンド・オン
信号や疑似2チャンネル・オン信号、3−1ステレオ信
号、2−2ステレオ信号、5スピーカ信号を選択的に生
成してこれを前記サラウンド回路2や疑似2チャンネル
変換回路3、第2セレクタ回路4、パワーアンプ回路6
に各々、供給して装置全体の動作を制御する。
【0016】次に、図1を参照しながらこの実施例の動
作を“2チャネルステレオ信号の処理動作”と、“3−
1ステレオ信号の処理動作”と、“2−2ステレオ信号
の処理動作”とに分けて説明する。
【0017】《2チャネルステレオ信号の処理動作》第
1セレクタ回路1の前段スイッチ10および後段スイッ
チ11によってA入力端子ないしE入力端子のいずれか
が選択され、このときステレオ切換スイッチ21が2チ
ャネルステレオにセットされ、スピーカ切換スイッチ2
1が2スピーカにセットされている場合には、サラウン
ド・オン/オフ・スイッチ22のオフ/オフにかかわら
ず、システムコントローラ7からサラウンド・オン信号
等の出力が停止される。これによって、第1セレクタ回
路1の前段スイッチ10によってカセットテープレコー
ダ装置から供給される2チャンネルのL信号、R信号ま
たはデジタルオーディオテープレコーダ装置から供給さ
れる2チャンネルのL信号、R信号、レーザディスク装
置から供給される2チャンネルのL信号、R信号、コン
パクトディスク装置から供給される2チャンネルのL信
号、R信号、FMチューナ装置から供給される2チャン
ネルのL信号、R信号のいずれかが選択されて、これが
サラウンド回路2と、第1セレクタ回路1の後段スイッ
チ11と、疑似2チャネル変換回路3を通ってトーンコ
ントロール・マスターボリューム回路5のL信号入力端
子、R信号入力端子に各々、供給され、ここでレベル調
整やトーン調整されてパワーアンプ回路6の各パワーア
ンプ15、16に供給されて増幅され、Lチャネルスピ
ーカ、Rチャネルスピーカから各々、出力される。
【0018】また、この状態で、スピーカ切換スイッチ
21が5スピーカにされれば、システムコントローラ7
から疑似2チャネル・オン信号の出力が停止されるとと
もに、3−1ステレオ信号と、5スピーカ信号が出力さ
れる。これによって、第1セレクタ回路1の前段スイッ
チ10によってカセットテープレコーダ装置から供給さ
れる2チャンネルのL信号、R信号またはデジタルオー
ディオテープレコーダ装置から供給される2チャンネル
のL信号、R信号、レーザディスク装置から供給される
2チャンネルのL信号、R信号、コンパクトディスク装
置から供給される2チャンネルのL信号、R信号、FM
チューナ装置から供給される2チャンネルのL信号、R
信号のいずれかが選択されて、これがサラウンド回路2
によってL信号、R信号、C信号、S信号に変換された
後、第1セレクタ回路1の後段スイッチ11を介して疑
似2チャネル変換回路3に供給される。そして、この疑
似2チャネル変換回路3によって前記L信号、R信号、
S信号がトーンコントロール・マスターボリューム回路
5のL信号入力端子、R信号入力端子、RB信号入力端
子に各々、供給され、ここでレベル調整やトーン調整さ
れてパワーアンプ回路6の各パワーアンプ15、16、
19に供給されて増幅され、Lチャネルスピーカ、Rチ
ャネルスピーカ、RBチャネルスピーカから各々、出力
されるとともに、前記C信号、S信号が第2セレクタ回
路4に供給されてトーンコントロール・マスターボリュ
ーム回路5のC信号入力端子、LB信号入力端子に供給
され、ここでレベル調整やトーン調整されてパワーアン
プ回路6の各パワーアンプ17、18に供給されて増幅
され、Cチャネルスピーカ、LBチャネルスピーカか
ら、各々出力される。
【0019】《3−1ステレオ信号の処理動作》また、
第1セレクタ回路1の後段スイッチ11によってF入力
端子またはG入力端子のいずれかが選択され、このとき
ステレオ切換スイッチが3−1ステレオにセットされ、
スピーカ切換スイッチ21が2スピーカにセットされて
いる場合には、システムコントローラ7から疑似2チャ
ネル・オン信号が出力される。これにより、第1セレク
タ回路1の後段スイッチ11によってTVチューナ装置
から供給される3−1方式の4チャネル信号(L信号、
R信号、C信号、S信号)またはビデオテープレコーダ
装置から供給される3−1方式の4チャネル信号(L信
号、R信号、C信号、S信号)のいずれかが選択され
て、これが疑似2チャネル変換回路3によって疑似2チ
ャネル化されてL’信号、R’信号に変換された後、ト
ーンコントロール・マスターボリューム回路5のL信号
入力端子、R信号入力端子に各々、供給され、ここでレ
ベル調整やトーン調整されてパワーアンプ回路6の各パ
ワーアンプ15、16に供給されて増幅され、Lチャネ
ルスピーカ、Rチャネルスピーカから各々、出力され
る。
【0020】また、この状態でスピーカ切換スイッチ2
1が5スピーカにされれば、システムコントローラ7か
ら疑似2チャネル・オン信号の出力が停止されるととも
に、3−1ステレオ信号と、5スピーカ信号が出力され
る。これにより、第1セレクタ回路1の後段スイッチ1
1によってテレビジョンチューナ装置から供給される3
−1方式の4チャネル信号(L信号、R信号、C信号、
S信号)またはビデオテープレコーダ装置から供給され
る3−1方式の4チャネル信号(L信号、R信号、C信
号、S信号)のいずれかが選択されて、これが疑似2チ
ャネル変換回路3に供給される。そして、この疑似2チ
ャネル変換回路3によって前記L信号、R信号、S信号
がトーンコントロール・マスターボリューム回路5のL
信号入力端子、R信号入力端子、RB信号入力端子に供
給され、ここでレベル調整やトーン調整されてパワーア
ンプ回路6の各パワーアンプ15、16、19に供給さ
れて増幅され、Lスチャネルピーカ、Rチャネルスピー
カ、RBチャネルスピーカから各々、出力されるととも
に、前記C信号、S信号が第2セレクタ回路4に供給さ
れてトーンコントロール・マスターボリューム回路5の
C信号入力端子、LB信号入力端子に供給され、ここで
レベル調整やトーン調整されてパワーアンプ回路6の各
パワーアンプ17、18に供給されて増幅され、Cチャ
ネルスピーカ、LBチャネルスピーカから、各々出力さ
れる。
【0021】《2−2ステレオ信号の処理動作》また、
第1セレクタ回路1の後段スイッチ11によってF入力
端子またはG入力端子のいずれかが選択され、このとき
ステレオ切換スイッチ20が2−2ステレオにセットさ
れ、スピーカ切換スイッチ21が2スピーカにセットさ
れている場合には、システムコントローラ7から疑似2
チャネル・オン信号が出力される。これにより、第1セ
レクタ回路1の後段スイッチ11によってテレビジョン
チューナ装置から供給される2−2方式の4チャネル信
号(L信号、R信号、LB信号、RB信号)またはビデ
オテープレコーダ装置から供給される2−2方式の4チ
ャネル信号(L信号、R信号、LB信号、RB信号)の
いずれかが選択されて、これが疑似2チャネル変換回路
3によって疑似2チャネル化されてL’信号、R’信号
に変換された後、トーンコントロール・マスターボリュ
ーム回路5のL信号入力端子、R信号入力端子に供給さ
れ、ここでレベル調整やトーン調整されてパワーアンプ
回路6の各パワーアンプ15、16に供給されて増幅さ
れ、Lチャネルスピーカ、Rチャネルスピーカから各
々、出力される。
【0022】また、この状態でスピーカ切換スイッチ2
1が5スピーカに切り換えられれば、システムコントロ
ーラ7から疑似2チャネル・オン信号の出力が停止され
るとともに、2−2ステレオ信号と、5スピーカ信号と
が出力される。これにより、第1セレクタ回路1の後段
スイッチ11によってテレビジョンチューナ装置から供
給される2−2方式の4チャネル信号(L信号、R信
号、LB信号、RB信号)またはビデオテープレコーダ
装置から供給される2−2方式の4チャネル信号(L信
号、R信号、LB信号、RB信号)のいずれかが選択さ
れて、これが疑似2チャネル変換回路3に供給される。
そして、この疑似2チャネル変換回路3によって前記L
信号、R信号、RB信号がトーンコントロール・マスタ
ーボリューム回路5のL信号入力端子、R信号入力端
子、RB信号入力端子に各々、供給され、ここでレベル
調整やトーン調整されてパワーアンプ回路6の各パワー
アンプ15、16、19に供給されて増幅され、Lチャ
ネルスピーカ、Rチャネルスピーカ、RBチャネルスピ
ーカから各々、出力されるとともに、前記LB信号、R
B信号が第2セレクタ回路4に供給されて、ここでLB
信号のみが選択され、これがトーンコントロール・マス
ターボリューム回路5のLB信号入力端子に供給され、
ここでレベル調整やトーン調整されてパワーアンプ回路
6のパワーアンプ18に供給されて増幅され、LBチャ
ネルスピーカから出力される。
【0023】このように、この実施例においては、第1
セレクタ回路1と、第2セレクタ回路4との間に疑似2
チャネル変換回路3を設け、必要に応じて4チャネル信
号を疑似2チャネル化するとともに、パワーアンプ回路
6に設けられた3つのパワーアンプ17〜19をオン/
オフ制御し、さらに第2セレクタ回路4によって3−1
方式の信号と2−2方式の信号とのマッチングをとるよ
うにしたので、各AV機器に疑似2チャンネル変換回路
3を設けることなく3−1方式のステレオ信号や2−2
方式のステレオ信号を2チャンネルのステレオ信号に変
換することができるとともに、5スピーカシステムまた
は2スピーカシステムの切換を1ヶ所で行なうことがで
き、さらに2スピーカシステムで使用したとき、パワー
アンプ回路6の消費電力を大幅に低減させることができ
るとともに、これによってシステム全体のコストアップ
を押さえて、ユーザ側の手間を省くことができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、各
AV機器に疑似2チャンネル変換回路を設けることなく
3−1方式のステレオ信号や2−2方式のステレオ信号
を2チャンネルのステレオ信号に変換することができる
とともに、5スピーカシステムまたは2スピーカシステ
ムの切換を1ヶ所で行なうことができ、さらに2スピー
カシステムで使用したとき、アンプの消費電力を大幅に
低減させることができ、これによってシステム全体のコ
ストアップを押さえて、ユーザ側の手間を省くことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるAVアンプ装置の一実施例を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
1 第1セレクタ回路 2 サラウンド回路 3 疑似2チャネル変換回路 4 第2セレクタ回路 6 パワーアンプ回路 7 システムコントローラ
【手続補正書】
【提出日】平成4年6月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 AVアンプ装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はドルビーサラウンドシス
テムやハイビション放送の3−1方式、2−2方式の信
号を増幅するAVアンプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在のAV機器の音声再生装置は2チャ
ンネルステレオ(Lch、Rch)が基本であり、さら
に臨場感を高めたドルビーなどのサラウンドシステムが
普及しつつある。このサラウンドシステムでは、レーザ
ーディスク装置などの各ソースから2チャンネル(Lc
h、Rch)の信号が出力されてAVアンプ装置に供給
され、このAVアンプ装置内のサラウンドデコーダで4
チャンネル(Lch、Rch、Cch、Sch)にデコ
ードされた後、トーンコントロール、マスターボリュー
ム回路を通ってパワーアンプ回路に送られ、ここで増幅
されて各スピーカから出力される。この場合、スピーカ
を4〜5本使用するため、パワーアンプ回路も5回路以
上内蔵しているものが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ハイビショ
ン放送で使用される3−1方式のステレオ信号や2−2
方式のステレオ信号を増幅するときも、スピーカを4〜
5本使用し、さらにこらの各スピーカを置く場所も上述
したドルビーサラウンドシステムと同じであるが、これ
らの各方式に対処するには、4チャンネル以上の入力端
子を持ち、かつ切換回路や音量調整回路、5つ以上のア
ンプを持つAVアンプ装置を使用すれば良く、今後はこ
のようなAVアンプ装置が主流になると思われている。
しかしながら、住宅事情などから5スピーカシステムに
せずに、2スピーカシステムを使用したいユーザが出て
くることも容易に想像することができ、このようなと
き、3−1方式のステレオ信号や2−2方式のステレオ
信号を疑似2チャンネル変換回路で2チャンネルのステ
レオ信号に変換することにより、対処することができ
る。しかし、この場合、TVチューナ装置やビデオテー
プレコーダ装置などの各AV機器側にこのような疑似2
チャンネル変換回路を個々に設けると、5スピーカシス
テムまたは2スピーカシステムのどちらを選択するかに
よって、ユーザ側で各AV機器と各スピーカとの接続切
り換えを行なわなければならず、その分だけ各AV機器
側のコストがアップしてしまうとともに、接続切り換え
に手間がかかってしまうという問題がある。
【0004】本発明は上記の事情に鑑み、各AV機器に
疑似2チャンネル変換回路を設けることなく3−1方式
のステレオ信号や2−2方式のステレオ信号を2チャン
ネルのステレオ信号に変換することができるとともに、
5スピーカシステムまたは2スピーカシステムの切換を
1ケ所で行なうことができ、さらに2スピーカシステム
で使用したとき、アンプの消費電力を大幅に低減させる
ことができ、これによってシステム全体のコストアップ
を押さえて、ユーザ側の手間を省くことができるAVア
ンプ装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明によるAVアンプ装置は、各2チャンネル信
号方式に基づいて得られたL信号、R信号、C信号、S
信号のグループまたは3−1方式のL信号、R信号、C
信号、S信号のグループ、2−2方式のL信号、R信
号、LB信号、RB信号のグループのいずれかを選択す
る第1セレクタ回路と、この第1セレクタ回路によって
選択されたグループがL信号、R信号、C信号、S信号
のグループであるときには、L信号、R信号、C信号を
Lスピーカ、Rスピーカ、Cスピーカに各々供給すると
ともに、S信号をLBスピーカ、RBスピーカに供給
し、前記第1セレクタ回路によって選択されたグループ
がL信号、R信号、LB信号、RB信号のグループであ
るときには、L信号、R信号、LB信号、RB信号をL
スピーカ、Rスピーカ、LBスピーカ、RBスピーカに
各々供給する第2セレクタ回路と、この第2セレクタ回
路の後段または前記第1セレクタの前段、後段のいずか
に設けられ、疑似2チャネル指令信号が供給されたと
き、各グループ単位の信号を疑似2チャネル信号に変
換する疑似2チャネル変換回路とを備えたことを特徴
としている。
【0006】
【作用】上記の構成において、疑似2チャネル指令信
号が供給されていなければ、第1セレクタ回路によって
各2チャネル信号方式に基づいて得られたL信号、R
信号、C信号、S信号のグループまたは3−1方式のL
信号、R信号、C信号、S信号のグループ、2−2方式
のL信号、R信号、LB信号、RB信号のグループのい
ずれかが選択され、この後この第1セレクタ回路によっ
て選択されたグルーブがL信号、R信号、C信号、S信
号のグループであるときには、第2セレクタ回路によっ
てL信号、R信号、C信号がLスピーカ、Rスピーカ、
Cスピーカに各々供給されるとともに、S信号がLBス
ピーカ、RBスピーカに供給され、また前記第1セレク
タ回路によって選択されたグループがL信号、R信号、
LB信号、RB信号のグループであるときには、第2セ
レクタ回路によってL信号、R信号、LB信号、RB信
号がLスピーカ、Rスピーカ、LBスピーカ、RBスピ
ーカに各々供給される。また、疑似2チャネル指令信
号が供給されていれば、第1セレクタ回路によって各2
チャンネル信号方式に基づいて得られたL信号、R信
号、C信号、S信号のグループまたは3−1方式のL信
号、R信号、C信号、S信号のグループ、2−2方式の
L信号、R信号、LB信号、RB信号のグループのいず
れかが選択されるとともに、疑似2チャネル変換回路
によって各グループ単位の信号が疑似2チャネル化さ
れ、この疑似2チャネル化動作によって得られたL信
号、R信号がLスピーカ、Rスピーカに各々供給され
る。
【0007】
【実施例】図1は本発明によるAVアンプ装置の一実施
例を示すブロック図である。この図に示すAVアンプ装
置は第1セレクタ回路1と、サラウンド回路2と、疑似
2チャンネル変換回路3と、第2セレクタ回路4と、ト
ーンコントロール・マスターボリューム回路5と、パワ
ーアンプ回路6と、システムコントローラ7とを備えて
おり、カセットテープレコーダ装置、デジタルオーディ
オテープレコーダ装置(DAT)、レーザディスク装置
(LD)、コンパクトディスク装置(CD)、FMチュ
ーナ装置から供給される2チャンネルの信号に対しては
ドルビーサラウンド方式によって4チャンネルの信号を
生成するとともに、選択内容に応じてレベル調整した
後、対応する出力端子から出力し、またテレビジョンチ
ューナ装置(TVチューナ)やビデオテープレコーダ装
置(VTR)から供給される3−1方式のステレオ信号
や2−2方式のステレオ信号に対してはこれを取り込
み、選択内容に応じてこの3−1方式のステレオ信号や
2−2方式のステレオ信号を疑似2チャンネル化してレ
ベル調整した後、対応する出力端子から出力する。
【0008】第1セレクタ回路1はA入力端子からG入
力端子を有し、ユーザの操作内容に応じて前記A入力端
子からG入力端子に入力されている各信号のいずれか1
つを選択する前段スイッチ10と、A入力端子からG入
力端子を有し、前記前段スイッチ10と連動して動作す
る後段スイッチ11とを備えている。そして、ユーザの
操作内容に応じて前段スイッチ10と後段スイッチ11
とが連動して動作し、この動作によってA入力端子〜E
入力端子のいずれかが選択されているときには、前段ス
イッチ10によってカセットテープレコーダ装置から出
力される2チャンネルの信号、デジタルオーディオテー
プレコーダ装置から出力される2チャンネルの信号、レ
ーザディスク装置から出力される2チャンネルの信号、
コンパクトディスク装置から出力される2チャンネルの
信号、FMチューナ装置から出力される2チャンネルの
信号のいずれか1つを選択してこれをサラウンド回路2
に供給するとともに、後段スイッチ11によって前記サ
ラウンド回路2から出力され、A入力端子〜E入力端子
に入力されている4チャンネルのL信号、R信号、C信
号、S信号(または、2チャネルのL信号、R信号)
を選択して疑似2チャンネル変換回路3に供給する。ま
た、前記選択動作によってF入力端子やG入力端子が選
択されているときには、後段スイッチ11によってテレ
ビジョンチューナ装置やビデオテープレコーダ装置から
出力される3−1方式のステレオ信号(L信号、R信
号、C信号、S信号)または2−2方式のステレオ信号
(L信号、R信号、LB信号、RB信号)のいずれかを
選択して、疑似2チャンネル変換回路3に供給する。
【0009】また、サラウンド回路2は前記システムコ
ントローラ7からサラウンド・オン信号が出力されてい
ないときには、前記第1セレクタ回路1の前段スイツチ
10によって選択されたL信号、R信号を取り込んでこ
れを前記第1セレクタ回路1に設けられた後段スイツチ
11のA入力端子〜E入力端子に供給し、また前記シス
テムコントローラ7からサラウンド・オン信号が出力さ
れているときには、前記第1セレクタ回路1の前段スイ
ッチ10によって選択されたL信号、R信号を取り込む
とともに、これらL信号、R信号に対してマトリックス
処理やフィルタリング処理、ディレー処理等を施してド
ルピーサラウンド信号をデコードし、このデコード処理
によって得られたL信号、R信号、C信号、S信号を前
記第1セレクタ回路1に設けられた後段スイツチ11の
A入力端子〜E入力端子に供給する。
【0010】また、疑似2チャンネル変換回路3は前記
システムコントローラ7から疑似2チャンネル・オン信
号が出力されていない場合には、前記第1セレクタ回路
1からL信号、R信号が出力されているとき、これらL
信号、R信号を取り込んでトーンコントロール・マスタ
ーボリューム回路5のL信号入力端子と、R信号入力端
子とに、各々供給し、また前記第1セレクタ回路1から
L信号、R信号、C信号、S信号が出力されていると
き、これらL信号、R信号、C信号、S信号を取り込ん
で、L信号、R信号、S信号をトーンコントロール・マ
スターボリューム回路5のL信号入力端子、R信号入力
端子、RB信号入力端子に各々、供給するとともに、C
信号、S信号を第2セレクタ回路4に供給し、また第1
セレクタ回路1からL信号、R信号、LB信号、RB信
号が出力されているとき、これらL信号、R信号、LB
信号、RB信号を取り込んで、L信号、R信号、RB信
号をトーンコントロール・マスターボリューム回路5の
L信号入力端子、R信号入力端子、RB信号入力端子に
各々、供給するとともに、LB信号、RB信号を第2セ
レクタ回路4に供給する。また、前記システムコントロ
ーラ7から疑似2チャンネル・オン信号が出力されてい
る場合には、前記第1セレクタ回路1からL信号、R信
号、C信号、S信号が出力されているとき、次式に示す
演算を行なってこれらL信号、R信号、C信号、S信号
から2チャンネルのL’信号、R’信号を生成し、これ
をトーンコントロール・マスターボリューム回路5のL
信号入力端子と、R信号入力端子とに各々、供給する。 L’=L+0.7C+0.7S …(1) R’=R+0.7C+0.7S …(2)
【0011】また、前記システムコントローラ7から疑
似2チャンネル・オン信号が出力され、前記第1セレク
タ回路1からL信号、R信号、LB信号、RB信号が出
力されているとき、前記(1)、(2)式と同様な演算
を行なってこれらL信号、R信号、LB信号、RB信号
から2チャンネルのL’信号、R’信号を生成し、これ
をトーンコントロール・マスターボリューム回路5のL
信号入力端子と、R信号入力端子とに各々、供給する。
【0012】また、第2セレクタ回路4は連動して動作
する2つのスイツチ12、13を備えており、前記シス
テムコントローラ7から3−1ステレオ信号が出力され
ているときには、各スイツチ12、13をH側に接続し
て、前記第1セレクタ回路1から出力されるC信号を選
択しこれをトーンコントロール・マスターボリューム回
路5のC信号入力端子に供給するとともに、前記第1セ
レクタ回路1から出力されるS信号を選択してこれをト
ーンコントロール・マスターボリューム回路5のLB信
号入力端子に供給し、また前記システムコントローラ7
から2−2ステレオ信号が出力されているときには、各
スイッチ12、13をI側に接続して、トーンコントロ
ール・マスターボリューム回路5のC信号出力端子に対
する信号供給を停止するとともに、前記第1セレクタ回
路1から出力されるLB信号を選択してこれをトーンコ
ントロール・マスターボリューム回路5のLB信号入力
端子に供給する。
【0013】トーンコントロール・マスターボリューム
回路5はL信号入力端子にL信号(または、L’信
号)、R信号入力端子にR信号(または、R’信号)が
入力され、C信号入力端子、LB信号入力端子、RB信
号入力端子に信号が供給されていないときには、これら
L信号(または、L’信号)、R信号(または、R’信
号)のレベルを調整し、この調整勤作によって得られた
L信号(または、L’信号)、R信号(または、R’信
号)をL信号出力端子、R信号出力端子から各々、出力
してパワーアンプ回路5に供給する。また、前記第2セ
レクタ回路4の各スイッチ12、13がH側にセットさ
れ、L信号入力端子、R信号入力端子、C信号入力端
子、LB信号入力端子、RB信号入力端子に、L信号、
R信号、C信号、S信号、S信号が各々、入力されてい
るときには、これらL信号〜S信号のレベルを調整し、
この調整勤作によって得られたL信号、R信号、C信
号、S信号、S信号をL信号出力端子、R信号出力端
子、C信号出力端子、LB信号出力端子、RB信号出力
端子から各々、出力してパワーアンプ回路5に供給す
る。また、前記第2セレクタ回路4の各スイッチ12、
13が1側にセットされ、L信号入力端子、R信号入力
端子、LB信号入力端子、RB信号入力端子に、L信
号、R信号、LB信号、RB信号が各々、入力され、C
信号入力端子に信号が入力されていないときには、これ
らL信号〜RB信号のレベルを調整し、この調整動作に
よって得られたL信号、R信号、LB信号、RB信号を
L信号出力端子、R信号出力端子、LB信号出力端子、
RB信号出力端子から各々、出力してパワーアンプ回路
5に供給する。
【0014】パワーアンプ回路6は電源電圧が供給され
たとき、増幅動作を行なう2つのパワーアンプ15、1
6と、前記システムコントローラ7から5スピーカ信号
が出力されているとき、増幅動作を行なう3つのパワー
アンプ16〜19とを備えており、前記システムコント
ローラ7から5スピーカ信号が出力されていないときに
は、2つのパワーアンプ15、16によって前記トーン
コントロール・マスターボリューム回路5のL信号出力
端子、R信号出力端子から出力される各信号を個々に取
り込んで増幅し、これをLチャンネルスピーカ、Rチャ
ンネルスピーカに各々、供給し、また前記システムコン
トローラ7から5スピーカ信号が出力されているときに
は、前記トーンコントロール・マスターボリューム回路
5のL信号出力端子、R信号出力端子、C信号出力端
子、LB信号出力端子、RB信号出力端子から出力され
る信号を個々に取り込んで増幅し、これをLチャンネル
スピーカ、Rチャンネルスピーカ、Cチャンネルスピー
カ、LBチャンネルスピーカ、RBチャンネルスピーカ
に各々、供給する。
【0015】また、システムコントローラ7はステレオ
方式切換用のステレオ切換スイッチ20の出力と、スピ
ーカ方式切換用のスピーカ切換スイッチ21の出力と、
サラウンド・オン/オフ切換用のサラウンド・オン/オ
フ・スイッチ22の出力とに基づいてサラウンド・オン
信号や疑似2チャンネル・オン信号、3−1ステレオ信
号、2−2ステレオ信号、5スピーカ信号を選択的に生
成してこれを前記サラウンド回路2や疑似2チャンネル
変換回路3、第2セレクタ回路4、パワーアンプ回路6
に各々、供給して装置全体の勤作を制御する。
【0016】次に、図1を参照しながらこの実施例の動
作を“2チャネルステレオ信号の処理勤作”と、“3
−1ステレオ信号の処理動作”と、“2−2ステレオ信
号の処理動作”とに分けて説明する。
【0017】《2チャネルステレオ信号の処理動作》
第1セレクタ回路1の前段スイッチ10および後段スイ
ッチ11によってA入力端子ないしE入力端子のいずれ
かが選択され、このときステレオ切換スイッチ21が2
チャネルステレオにセットされ、スピーカ切換スイッ
チ21が2スピーカにセットされている場合には、サラ
ウンド・オン/オフ・スイッチ22のオフ/オフにかか
わらず、システムコントローラ7からサラウンド・オン
信号および疑似2チャンネル信号の出力が停止される。
これによって、サラウンド回路2および疑似2チャンネ
ル変換回路3は入力された信号がそのまま出力される。
また、サラウンド・オン信号および疑似2チャンネル信
号を共に出力し、L信号、R信号を一度L信号、R信
号、C信号、S信号に変換し、さらにこれらの信号を
L’信号、R’信号に変換しなおすという方法も考えら
れる。第1セレクタ回路1の前段スイッチ10によって
カセットテープレコーダ装置から供給される2チャンネ
ルのL信号、R信号またはデジタルオーディオテープレ
コーダ装置から供給される2チャンネルのL信号、R信
号、レーザディスク装置から供給される2チャンネルの
L信号、R信号、コンパクトディスク装置から供給され
る2チャンネルのL信号、R信号、FMチューナ装置か
ら供給される2チャンネルのL信号、R信号のいずれか
が選択されて、これがサラウンド回路2と、第1セレク
タ回路1の後段スイッチ11と、疑似2チャネル変換
回路3を通ってトーンコントロール・マスターボリュー
ム回路5のL信号入力端子、R信号入力端子に各々、供
給され、ここでレベル調整やトーン調整されてパワーア
ンプ回路6の各パワーアンプ15、16に供給されて増
幅され、Lチャネルスピーカ、Rチャネルスピーカ
から各々、出力される。
【0018】また、この状態で、スピーカ切換スイッチ
21が5スピーカにされれば、システムコントローラ7
から疑似2チャネル・オン信号の出力が停止されると
ともに、3−1ステレオ信号と、5スピーカ信号が出力
される。これによって、第1セレクタ回路1の前段スイ
ッチ10によってカセットテープレコーダ装置から供給
される2チャンネルのL信号、R信号またはデジタルオ
ーディオテープレコーダ装置から供給される2チャンネ
ルのL信号、R信号、レーザディスク装置から供給され
る2チャンネルのL信号、R信号、コンパクトディスク
装置から供給される2チャンネルのL信号、R信号、F
Mチューナ装置から供給される2チャンネルのL信号、
R信号のいずれかが選択されて、これがサラウンド回路
2によってL信号、R信号、C信号、S信号に変換され
た後、第1セレクタ回路1の後段スイッチ11を介して
疑似2チャネル変換回路3に供給される。そして、こ
の疑似2チャネル変換回路3によって前記L信号、R
信号、S信号がトーンコントロール・マスターボリュー
ム回路5のL信号入力端子、R信号入力端子、RB信号
入力端子に各々、供給され、ここでレベル調整やトーン
調整されてパワーアンプ回路6の各パワーアンプ15、
16、19に供給されて増幅され、Lチャネルスピー
カ、Rチャネルスピーカ、RBチャネルスピーカか
ら各々、出力されるとともに、前記C信号、S信号が第
2セレクタ回路4に供給されてトーンコントロール・マ
スターボリューム回路5のC信号入力端子、LB信号入
力端子に供給され、ここでレベル調整やトーン調整され
てパワーアンプ回路6の各パワーアンプ17、18に供
給されて増幅され、Cチャネルスピーカ、LBチャ
ネルスピーカから、各々出力される°
【0019】《3−1ステレオ信号の処理動作》また、
第1セレクタ回路1の後段スイッチ11によってF入力
端子またはG入力端子のいずれかが選択され、このとき
ステレオ切換スイッチが3−1ステレオにセットされ、
スピーカ切換スイッチ21が2スピーカにセットされて
いる場合には、システムコントローラ7から疑似2チャ
ネル・オン信号が出力される。これにより、第1セレ
クタ回路1の後段スイッチ11によってTVチューナ装
置から供給される3−1方式の4チャネル信号(L信
号、R信号、C信号、S信号)またはビデオテープレコ
ーダ装置から供給される3−1方式の4チャネル信号
(L信号、R信号、C信号、S信号)のいずれかが選択
されて、これが疑似2チャネル変換回路3によって疑
似2チャネル化されてL’信号、R’信号に変換され
た後、トーンコントロール・マスターボリューム回路5
のL信号入力端子、R信号入力端子に各々、供給され、
ここでレベル調整やトーン調整されてパワーアンプ回路
6の各パワーアンプ15、16に供給されて増幅され、
Lチャネルスピーカ、Rチャネルスピーカから各
々、出力される。
【0020】また、この状態でスピーカ切換スイッチ2
1が5スピーカにされれば、システムコントローラ7か
ら疑似2チャネル・オン信号の出力が停止されるとと
もに、3−1ステレオ信号と、5スピーカ信号が出力さ
れる。これにより、第1セレクタ回路1の後段スイッチ
11によってテレビジョンチューナ装置から供給される
3−1方式の4チャネル信号(L信号、R信号、C信
号、S信号)またはビデオテープレコーダ装置から供給
される3−1方式の4チャネル信号(L信号、R信
号、C信号、S信号)のいずれかが選択されて、これが
疑似2チャネル変換回路3に供給される。そして、こ
の疑似2チャネル変換回路3によって前記L信号、R
信号、S信号がトーンコントロール・マスターボリュー
ム回路5のL信号入力端子、R信号入力端子、RB信号
入力端子に供給され、ここでレベル調整やトーン調整さ
れてパワーアンプ回路6の各パワーアンプ15、16、
19に供給されて増幅され、Lチャネルピーカ、Rチ
ネルスピーカ、RBチャネルスピーカから各々、
出力されるとともに、前記C信号、S信号が第2セレク
タ回路4に供給されてトーンコントロール・マスターボ
リューム回路5のC信号入力端子、LB信号入力端子に
供給され、ここでレベル調整やトーン調整されてパワー
アンプ回路6の各パワーアンプ17、18に供給されて
増幅され、Cチャネルスピーカ、LBチャネルスピ
ーカから、各々出力される。
【0021】《2−2ステレオ信号の処理動作》また、
第1セレクタ回路1の後段スイッチ11によってF入力
端子またはG入力端子のいずれかが選択され、このとき
ステレオ切換スイッチ20が2−2ステレオにセットさ
れ、スピーカ切換スイッチ21が2スピーカにセットさ
れている場合には、システムコントローラ7から疑似2
チャネル・オン信号が出力される。これにより、第1
セレクタ回路1の後段スイッチ11によってテレビジョ
ンチューナ装置から供給される2−2方式の4チャ
ル信号(L信号、R信号、LB信号、RB信号)または
ピデオテープレコーダ装置から供給される2−2方式の
4チャネル信号(L信号、R信号、LB信号、RB信
号)のいずれかが選択されて、これが疑似2チャネル
変換回路3によって疑似2チャネル化されてL’信
号、R’信号に変換された後、トーンコントロール・マ
スターボリューム回路5のL信号入力端子、R信号入力
端子に供給され、ここでレベル調整やトーン調整されて
パワーアンプ回路6の各パワーアンプ15、16に供給
されて増幅され、Lチャネルスピーカ、Rチャネル
スピーカから各々、出力される。
【0022】また、この状態でスピーカ切換スイッチ2
1が5スピーカに切り換えられれば、システムコントロ
ーラ7から疑似2チャネル・オン信号の出力が停止さ
れるとともに、2−2ステレオ信号と、5スピーカ信号
とが出力される。これにより、第1セレクタ回路1の後
段スイッチ11によってテレビジョンチューナ装置から
供給される2−2方式の4チャネル信号(L信号、R
信号、LB信号、RB信号)またはビデオテープレコー
ダ装置から供給される2−2方式の4チャネル信号
(L信号、R信号、LB信号、RB信号)のいずれかが
選択されて、これが疑似2チャネル変換回路3に供給
される。そして、この疑似2チャネル変換回路3によ
って前記L信号、R信号、RB信号がトーンコントロー
ル・マスターボリユーム回路5のL信号入力端子、R信
号入力端子、RB信号入力端子に各々、供給され、ここ
でレベル調整やトーン調整されてパワーアンプ回路6の
各パワーアンプ15、16、19に供給されて増幅さ
れ、Lチャネルスピーカ、Rチャネルスピーカ、R
Bチャネルスピーカから各々、出力されるとともに、
前記LB信号、RB信号が第2セレクタ回路4に供給さ
れて、ここでLB信号のみが選択され、これがトーンコ
ントロール・マスターボリューム回路5のLB信号入力
端子に供給され、ここでレベル調整やトーン調整されて
パワーアンプ回路6のパワーアンプ18に供給されて増
幅され、LBチャネルスピーカから出力される。
【0023】このように、この実施例においては、第1
セレクタ回路1と、第2セレクタ回路4との間に疑似2
チャネル変換回路3を設け、必要に応じて4チャ
ル信号を疑似2チャネル化するとともに、パワーアン
プ回路6に設けられた3つのパワーアンプ17〜19を
オン/オフ制御し、さらに第2セレクタ回路4によって
3−1方式の信号と2−2方式の信号とのマッチングを
とるようにしたので、各AV機器に疑似2チャンネル変
換回路3を設けることなく3−1方式のステレオ信号や
2−2方式のステレオ信号を2チャンネルのステレオ信
号に変換することができるとともに、5スピーカシステ
ムまたは2スピーカシステムの切換を1ケ所で行なうこ
とができ、さらに2スピーカシステムで使用したとき、
パワーアンプ回路6の消費電力を大幅に低減させること
ができるとともに、これによってシステム全体のコスト
アツプを押さえて、ユーザ側の手間を省くことができ
る。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、各
AV機器に疑似2チャンネル変換回路を設けることなく
3−1方式のステレオ信号や2−2方式のステレオ信号
を2チャンネルのステレオ信号に変換することができる
とともに、5スピーカシステムまたは2スピーカシステ
ムの切換を1ヶ所で行なうことができ、さらに2スピー
カシステムで使用したとき、アンプの消費電力を大幅に
低減させることができ、これによってシステム全体のコ
ストアツプを押さえて、ユーザ側の手間を省くことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるAVアンプ装置の一実施例を示す
ブロツク図である。
【符号の説明】 1 第1セレクタ回路 2 サラウンド回路 3 疑似2チャネル変換回路 4 第2セレクタ回路 6 パワーアンプ回路 7 システムコントローラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各2チャンネル信号方式に基づいて得ら
    れたL信号、R信号、C信号、S信号のグループまたは
    3−1方式のL信号、R信号、C信号、S信号のグルー
    プ、2−2方式のL信号、R信号、LB信号、RB信号
    のグループのいずれかを選択する第1セレクタ回路と、 この第1セレクタ回路によって選択されたグループがL
    信号、R信号、C信号、S信号のグループであるときに
    は、L信号、R信号、C信号をLスピーカ、Rスピー
    カ、Cスピーカに各々供給するとともに、S信号をLB
    スピーカ、RBスピーカに供給し、前記第1セレクタ回
    路によって選択されたグループがL信号、R信号、LB
    信号、RB信号のグループであるときには、L信号、R
    信号、LB信号、RB信号をLスピーカ、Rスピーカ、
    LBスピーカ、RBスピーカに各々供給する第2セレク
    タ回路と、 この第2セレクタ回路の後段または前記第1セレクタの
    前段、後段のいずかに設けられ、疑似2チャネル指令信
    号が供給されたとき、各グループ単位の信号を疑似2チ
    ャネル信号に変換する疑似2チャネル変換回路と、 を備えたことを特徴とするAVアンプ装置。
JP3244270A 1991-08-30 1991-08-30 Avアンプ装置 Pending JPH0564300A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005198251A (ja) * 2003-12-29 2005-07-21 Korea Electronics Telecommun 球体を用いた3次元オーディオ信号処理システム及びその方法
US7203142B2 (en) 2002-06-28 2007-04-10 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Multi-source surround audio apparatus

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US7203142B2 (en) 2002-06-28 2007-04-10 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Multi-source surround audio apparatus
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