JPH0564228U - マンホールの横穴と管渠間の継手用ゴム輪の構造 - Google Patents

マンホールの横穴と管渠間の継手用ゴム輪の構造

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JPH0564228U
JPH0564228U JP1285492U JP1285492U JPH0564228U JP H0564228 U JPH0564228 U JP H0564228U JP 1285492 U JP1285492 U JP 1285492U JP 1285492 U JP1285492 U JP 1285492U JP H0564228 U JPH0564228 U JP H0564228U
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manhole
rubber
rubber ring
side piece
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優 村瀬
宏道 寿上
▲きょう▼阜 星川
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羽田ヒューム管株式会社
シントク工業株式会社
株式会社信明産業
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案はマンホールの横穴に管渠の偏芯嵌合
を許容して且つ水洩れの生じないゴム輪を得ることにあ
る。 【構成】 本考案はつなぎ材1を挟んで横長形の内側部
片2と外側部片3とを一体に接続形成し、前記内側部片
2と外側部片3の外面に水膨張性ゴムまたは柔軟質のゴ
ム層4,5を設け、且つ該外側部片3の一側外面に突条
6を突出し形成し、他側外面に先細傾斜面7を設けて、
断面形を倒置U形において形成するゴム輪10において、
前記外側部片3の中間部に外側に向けて膨出する曲面を
複数個有す金属リング9を埋込みしたことを特徴とする
マンホールの横穴と管渠間の継手用ゴム輪の構造にあ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はマンホールの横穴と該横穴に挿嵌する管渠間に圧入して水封止する ゴム輪に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種のゴム輪としては出願人等が提案した平成3年実用新案登録願第676 71号がある。該実願は大径部と小径部とを有し、該大小径部を一体のつなぎ材 にて接続して該大小径部間にU形間隙を存せしめ、前記大径部の内側に高硬度ゴ ムを埋込むとともに該大径部の外面の一端に鍔環を突設してなるゴム輪を形成し 、該ゴム輪をマンホールの横穴と該横穴に嵌入する管渠間の偏芯を含む輪形間隙 に前記のU形間隙を広狭しつつ圧入し、圧入後該U形間隙に弾性シール材を充填 することを特徴とするマンホールの横穴と管渠間の継手構造を記載している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら上記実願は大径部(本願でいう外側部片)の内側に高硬質ゴムを 埋込んで外側部片に張りを持たせるようにしているが、高硬質ゴムの埋込みでは なお張りが不足してマンホールの横穴と管渠間に介在させたときに平面的な接面 にとどまるほか部分的に変形や歪みが生じて水洩れするという課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案はつなぎ材を挟んで横長形の内側部片と外側部片とを一体に接続形成し 、前記内側部片と外側部片の外面に水膨張性ゴムまたは柔軟質のゴム層を設け、 且つ該外側部片の一側外面に突条を突出し形成し、他側外面に先細傾斜面を設け て、断面形を倒置U形において形成するゴム輪において、前記外側部片の中間部 に外側に向けて膨出する曲面を複数個有す金属リングを埋込みして、かかる課題 を解決しようとするものである。
【0005】
【実施例】
以下図面に基づいて実施例を説明する。
【0006】 弓形に曲折したつなぎ材1を挟んで横長形の内側部片2と外側部片3とを一体 に接続形成し、内,外両部片2,3の外面に水膨張性ゴム層または柔軟質のゴム 層4,5を設け、且つ外側部片3の基側外面に突条6を突設し、先部外面に先細 傾斜面7を設け、さらに外側部片3の中間部全長に間隔を置いて外側に突出する 複数個の円曲膨出部8を設けた金属リング9を埋込みして、断面を倒置U形とす るゴム輪10を形成する。
【0007】 該ゴム輪10を管渠11の端部外面に内側部片2側を圧接するようにして外嵌して 後、マンホール12の横穴13に管渠11ごと圧入し、圧入完了の点で突条6をマンホ ール12の外面に接面するようにする。
【0008】 マンホール12の横穴13に対して管渠11が偏芯して圧入するときもつなぎ材1の 各部分が偏芯度合に沿って大小に曲折して対応するために円滑に圧入して、外側 部片3側を等しく横穴13の内面13aに圧接することとなる。この際外側部片3内 に埋込みした金属リング9の張り圧が強く作用するとともに、外側に向いた複数 個の円曲膨出部8の押圧により、横穴13の内面13aに対して外側部片3側は平面 的な圧接から円曲膨出部8の部分がさらに強く押されて数条の線状において強く 圧接することとなる。
【0009】 次いでゴム輪10の内部間隙14内に弾性シール材15を充填し、さらに外回りにセ メントモルタル16を詰入して完了するようにしたのである。
【0010】
【考案の効果】
本考案は以上のようにして、外側部片の中間部に外側に向けられた複数個の円 曲膨出部を有す金属リングを埋込んだので、該金属リングの保形された張りと各 円曲膨出部の押しにて外側部片側を数条の線状にてマンホールの横穴に圧接する ので、マンホールの横穴と外側部片間より水洩れすることが確実に解消するとい う効果を生ずる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の継手用ゴム輪を用いた継手部構造を
示す部分横断平面図である。
【図2】 同、金属リングの円曲膨出部の作用を示す部
分拡大側面図である。
【図3】 (a)はゴム輪の横断平面図、(b)は同、部分
拡大端面図である。
【図4】 管渠の偏芯嵌入時の例を示す横断平面図であ
る。
【符号の説明】
1はつなぎ材 2は内側部片 3は外側部片 4,5は水膨張性ゴムまたは柔軟質のゴム層 6は突条 7は先細傾斜面 8は円曲膨出部 9は金属リング 10はゴム輪 11は管渠 12はマンホール 13は横穴 13aは内面 14は内部間隙 15は弾性シール材 16はセメントモルタル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 寿上 宏道 東京都葛飾区亀有3丁目50番5号 シント ク工業株式会社内 (72)考案者 星川 ▲きょう▼阜 東京都大田区平和島6丁目1番1号 株式 会社信明産業内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 つなぎ材を挟んで横長形の内側部片と外
    側部片とを一体に接続形成し、前記内側部片と外側部片
    の外面に水膨張性ゴムまたは柔軟質のゴム層を設け、且
    つ該外側部片の一側外面に突条を突出し形成し、他側外
    面に先細傾斜面を設けて、断面形を倒置U形において形
    成するゴム輪において、前記外側部片の中間部に外側に
    向けて膨出する曲面を複数個有す金属リングを埋込みし
    たことを特徴とするマンホールの横穴と管渠間の継手用
    ゴム輪の構造。
JP1285492U 1992-02-07 1992-02-07 マンホールの横穴と管渠間の継手用ゴム輪の構造 Expired - Fee Related JP2569573Y2 (ja)

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JP2014214593A (ja) * 2013-04-30 2014-11-17 早川ゴム株式会社 可とう継手、可とう継手構造及び可とう継手の組立方法
JP6901814B1 (ja) * 2021-03-04 2021-07-14 株式会社匠技工 管口止水工法並びに止水用リング及び管口止水具セット

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