JPH056384Y2 - - Google Patents

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JPH056384Y2
JPH056384Y2 JP1985103342U JP10334285U JPH056384Y2 JP H056384 Y2 JPH056384 Y2 JP H056384Y2 JP 1985103342 U JP1985103342 U JP 1985103342U JP 10334285 U JP10334285 U JP 10334285U JP H056384 Y2 JPH056384 Y2 JP H056384Y2
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blocks
opening
concrete
joints
block
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、型枠コンクリートブロツクを組積
し、更に、該ブロツク内にコンクリートを充填す
るブロツク造建築における窓等の開口部構造に関
するものである。
従来の技術 第4図は、このようなコンクリートブロツク造
の建物における窓部分の正面を示している。コン
クリートブロツク1,1…を組積して構築された
外壁の開口部2にサツシユ3を取付け、このサツ
シユ3へ窓ガラス4,4をはめ込んでいる。
第5図は、上記開口部2左右の縦方向周壁部に
おけるサツシユ縦枠14の取付け構造を示したも
のであり、この周壁部においては、開口部2を囲
む左右の周壁に特別の開口用ブロツク6を用いて
いる。即ち、前記第4図の如く組積するこの種型
枠コンクリートブロツク1は、一般には、第3図
の如く、建物内外の側壁部7,7と両側壁部7,
7間を連結する一対の連結部8,8とからなり、
両側壁部7,7の端部は、打設したコンクリート
が隣のブロツク1側にも回り込むよう開放状とさ
れる。
他方、開口用ブロツク6は、第7図の如く、一
方の連結部9によつて開口部2側を塞ぎ、この連
結部9の外側面が、該開口部9の縦方向の周壁面
を構成するようになつている。更に、建物外側の
側壁部10が、この連結部9よりも突出11さ
れ、これによつて、該側壁部10の裏面に段状の
凹所12が形成されるとともに、第5図の如く、
この凹所12にサツシユ縦枠14が取付けられ、
該サツシユ縦枠14の裏面側にモルタル13が充
填されている。15は、このサツシユ縦枠14と
前記突出部6との〓間に充填したコーキング材で
ある。また、16は、サツシユ縦枠14の内側に
取付けた額縁、17は、ブロツク1,6の内壁面
へ、枠材18を介して取付けた内壁板である。
考案が解決しようとする問題点 上記の如く、特別の開口用ブロツク6を用いた
従来の構造では、サツシユ縦枠14と開口用ブロ
ツク6間がモルタル13のみで防水されており、
そのため、ブロツク6,6…間の目地19部分よ
り水が浸入した場合、第5図矢印で示すように、
このモルタル13部分にまで入り込んで更に内部
へ浸入する虞れがある。この考案は、かかる欠点
を解消して前記モルタル13部分まで水が浸入す
る虞れのないサツシユ縦枠14取付け部分の構造
を提供することを目的としている。
問題点を解決するための手段 上記の目的を達成するため、この考案では、型
枠コンクリートブロツクが組積され、そのコンク
リートブロツクの内外の側壁部間にコンクリート
を充填され構築された建物の開口部において、該
開口部左右において上下に組積されたブロツク端
部間へ跨つて、PCコンクリート製の縦方向型材
がその内外方向の両端部で前記側壁部端面を被覆
して取付けられて、この縦方向型材が該開口部左
右の縦方向の周壁部とされ、更に、その縦方向型
材と外側の側壁部端部との目地が各ブロツク間の
目地と略同幅としてそのブロツク間の目地に直角
に連続させられており、該周壁部へ取付けたサツ
シユ縦枠裏面側にモルタルが充填されてなること
を特徴とする。
作 用 この考案では、サツシユ縦枠14裏面のモルタ
ル13部分とブロツク1,1間の目地19部分と
がPCコンクリート製の縦方向型材21によつて
完全に遮断されており、該モルタル13部分まで
水が浸入する虞れがない。
実施例 以下、この考案の構成を図示の実施例に基づい
て説明する。実施例を示す第1図及び第2図にお
いて、従来と同じものには同じ符号を用いる。
第1図で示すように、開口部2の左右に配置さ
れるブロツクを、第3図に示す他のブロツクと同
じく、内外の側壁部7,7と両側壁部7,7を連
結する連結部8,8とからなる基本ブロツク1を
用いる。この実施例では、各ブロツク1,1…を
破れ目地に積んだ状態を示しており、従つて、開
口部2部分には、基本ブロツクを左右方向に2分
割した分割型のブロツク1,1が上下方向に交互
に配置されている。このような基本ブロツク1を
用いることにより、開口部2側の端部は開放状と
なつている。そして、この開放端部を覆うように
して、第2図の如きPCコンクリート製の縦方向
型材21を取付け、このPCコンクリート製型材
21の内側及び前記両側壁部8,8間にコンクリ
ート22を打設するものである。この場合、該型
材21は、建物外側の側壁部8端面23を覆う。
また、その型材21は、開口部2の両側に組積し
た上下のブロツク1,1に跨つて取付けられると
共に、このように被覆したブロツク1,1の外側
の側壁8の端面との間に、図1のように各ブロツ
ク1,1間の目地19と同幅で且つ直角に連続し
た縦目地27が形成されている。他方、型材21
の表面側は、開口部2における左右の縦方向周壁
部24を形成するが、この周壁部24の建物内側
部分に、段部25を介して窪ませられた凹所26
が形成され、この凹所26において、型材21よ
り突出させた金具(図示せず)等へサツシユ縦枠
14を溶接等して取付けるものである。そして、
このサツシユ縦枠14の裏面側にモルタル13が
充填される。また、このサツシユ縦枠14と前記
段部25との間の〓間にコーキング材15が充填
される。
考案の効果 以上の如くこの考案では、ブロツクの端部に取
付けたPCコンクリートの型材が、該ブロツク間
の目地部とサツシユ縦枠のモルタル部分とを遮断
しており、そのため、この目地から浸入した雨水
が該モルタル部分まで浸入する虞れがない。ま
た、ブロツクの端部を開放状にできることから、
コンクリート打設の際、前記型材を取付ける前の
状態では、ブロツク内に配置した鉄筋配筋の状態
を開口部側から確認することができるという利点
がある。
更に、PCコンクリート製の縦方向型材を、開
口部左右において上下に組積されたブロツク端部
間へ跨つて、その内外方向の両端部で前記側壁部
端面を被覆して取付けて、該開口部左右の縦方向
の周壁部とし、その縦方向型材と外側の側壁部端
部との目地を、各ブロツク間の目地と略同幅とし
てそのブロツク間の目地に直角に連続させている
から、その開口部においても、ブロツク間目地と
外観上一体となつた目地が設けられることにな
り、外観が良好となる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例を示す要部の斜視図、第
2図は同じくPCコンクリート型材の斜視図、第
3図は基本ブロツクの斜視図、第4図はブロツク
造建築物の窓の正面図、第5図は従来におけるサ
ツシユ縦枠の取付け状態を示す要部斜視図、第6
図は同じく従来における開口用ブロツクの斜視図
である。 1……ブロツク、2……開口部、8……側壁
部、13……モルタル、14……サツシユ縦枠、
19……目地、21……PCコンクリート製型材、
23……端面、24……周壁部、27……縦目
地。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 型枠コンクリートブロツクが組積され、そのコ
    ンクリートブロツクの内外の側壁部間にコンクリ
    ートを充填され構築された建物の開口部におい
    て、該開口部左右において上下に組積されたブロ
    ツク端部間へ跨つて、PCコンクリート製の縦方
    向型材がその内外方向の両端部で前記側壁部端面
    を被覆して取付けられて、この縦方向型材が該開
    口部左右の縦方向の周壁部とされ、更に、その縦
    方向型材と外側の側壁部端部との目地が各ブロツ
    ク間の目地と略同幅としてそのブロツク間の目地
    に直角に連続させられており、該周壁部へ取付け
    たサツシユ縦枠裏面側にモルタルが充填されてな
    ることを特徴とするブロツク造建築の開口部構
    造。
JP1985103342U 1985-07-05 1985-07-05 Expired - Lifetime JPH056384Y2 (ja)

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JP1985103342U JPH056384Y2 (ja) 1985-07-05 1985-07-05

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JP1985103342U JPH056384Y2 (ja) 1985-07-05 1985-07-05

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Publication Number Publication Date
JPS6211991U JPS6211991U (ja) 1987-01-24
JPH056384Y2 true JPH056384Y2 (ja) 1993-02-18

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ID=30975810

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02269849A (ja) * 1989-04-12 1990-11-05 Nagata Seiki Kk 糸ガイド装置

Citations (2)

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JPS552954B2 (ja) * 1974-03-19 1980-01-23
JPS5647022B2 (ja) * 1973-11-23 1981-11-06

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JPS552954U (ja) * 1978-06-21 1980-01-10
JPS6313292Y2 (ja) * 1979-09-17 1988-04-15

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JPS6211991U (ja) 1987-01-24

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