JPH0563765U - 裏当て金取り付け工具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この考案は、裏当て金を溝に固定して母材に
締め付けて寸法を決める裏当て金取り付け工具。 【構成】 裏当て金を固定する溝を作り締めつけ、裏当
て金を図（８）の位置に図（３）の母材を合せ図（７）
の寸法を決め母材と裏当て金を密着させる裏当て金取り
付け工具。

Description

【考案の詳細な説明】

この実用新案は、裏当て金をみぞに入れ締めつけると寸法が決まる、裏当て金 取り付け工具に関するものである。 従来の裏当て金取り付け工具は

【図３】のようなプライヤー形式であり、強く 固定することができず、必要出代の寸法が定まらなくあまり使われなかった。 浦当て金取り付け作業は、大変手間のかかる作業にもかかわらず良い工具がな く、この裏当て金取り付け工具の考案が強く要望されていた。 本考案は、その欠点を除くために、なされたものでこれを図について説明すれ ば図（２）の裏当て金を図（９）の溝に入れ図（１）と図（４）により図（５） の締めつけネジで固定する。次に図（３）の母材に図（１）の本体を合わせて図 （６）により締めつける。 本考案はこのような構造であるから、図（８）の位置に図（３）の母材の先端 が当たれば図（７）の寸法が決まる。又図（６）により締めつけると図（２）裏 当てがねと図（３）母材が密着する。 本考案の裏当て金取り付け工具を、角型コラム柱に利用するとすれば、裏当て 金取り付け工具４丁を４か所に利用し取り付け締め付けると、従来１か所ずつし か仮付け溶接出来なかったものが、４か所１期に正確に仮付け溶接する事ができ る。 従って、裏当て金の出代の寸法と、裏当て金と母材の密着が同時に出来る、正 に１石２鳥とも言えるものである。 なお本考案の裏当て金取り付け工具の図（５）とず（６）はネジで無くても締 め付けが出来れば良い。又図（９）の位置と図（２）浦当て金の間に、所定の厚 さの板を入れれば図（７）の寸法が調整出来る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の使用中の側面図

【図２】本考案の側面図

【図３】従来の裏当て金取り付け工具

【符号の説明】

（１）裏当て金取り付け工具上部 （２）裏当て金 （３）母材 （４）裏当て金おさえ部 （５）締め付けネジ （６）締め付けネジ （７）１定寸法 （８）寸法決め位置 （９）溝

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 裏当て金を溝に固定して母材に合わせ、
   締め付けると寸法が決まる裏当て金取り付け工具。