JPH0563677B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0563677B2 JPH0563677B2 JP59031489A JP3148984A JPH0563677B2 JP H0563677 B2 JPH0563677 B2 JP H0563677B2 JP 59031489 A JP59031489 A JP 59031489A JP 3148984 A JP3148984 A JP 3148984A JP H0563677 B2 JPH0563677 B2 JP H0563677B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elastic ring
- core
- mold
- pipe joint
- synthetic resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 12
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 8
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 8
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 5
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 9
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 9
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 7
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 7
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Joints With Sleeves (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、成形時にシール用弾性リングを一体
に内周面に埋設せしめてなる合成樹脂製管継手の
成形金型に関する。
に内周面に埋設せしめてなる合成樹脂製管継手の
成形金型に関する。
この種の管継手としては、従来、特公昭53−
42962号公報に記載の成形方法によるものがある
が、同公報に符号9で示される輪状弾性材は継手
Aに強く埋設着保持されるので、これが長期使用
により老化、損傷する場合が度々あるが、交換の
ため取外そうとしても、容易に取外すことができ
ないと云う問題があつた。
42962号公報に記載の成形方法によるものがある
が、同公報に符号9で示される輪状弾性材は継手
Aに強く埋設着保持されるので、これが長期使用
により老化、損傷する場合が度々あるが、交換の
ため取外そうとしても、容易に取外すことができ
ないと云う問題があつた。
本発明は、上記した従来の問題点に鑑みてなさ
れたもので、管端からシール用弾性リングに達す
る複数本の溝を持たせて、該溝に棒を差込んで埋
設保持されている上記弾性リングを簡単に破断・
剥離し得る合成樹脂製管継手を簡単容易に得るこ
とのできる合成樹脂製管継手の成形金型を提供す
ることを目的とする。
れたもので、管端からシール用弾性リングに達す
る複数本の溝を持たせて、該溝に棒を差込んで埋
設保持されている上記弾性リングを簡単に破断・
剥離し得る合成樹脂製管継手を簡単容易に得るこ
とのできる合成樹脂製管継手の成形金型を提供す
ることを目的とする。
以下、本発明を図面の一実施例を参照して説明
する。
する。
第1図〜第2図において、1は後述する成形金
型を用いて成形した合成樹脂製管継手の継手本体
であつて、管端から所定幅W内方部分にシール用
弾性リング2を埋設保持している。継手本体1の
上記所定幅W部分の内周面には軸方向の細い溝1
Aが周方向に一定間隔を隔てて複数本形成されて
いる。また、弾性リング2としては、図示の如
く、テーパ内周面2Aを有するものが用いられ、
テーパ内周面2Aの小径側部分2aが継手本体1
の内周面から突出しており、該突出部分2aが鎖
線で示す管体3との間のシール作用を行う。
型を用いて成形した合成樹脂製管継手の継手本体
であつて、管端から所定幅W内方部分にシール用
弾性リング2を埋設保持している。継手本体1の
上記所定幅W部分の内周面には軸方向の細い溝1
Aが周方向に一定間隔を隔てて複数本形成されて
いる。また、弾性リング2としては、図示の如
く、テーパ内周面2Aを有するものが用いられ、
テーパ内周面2Aの小径側部分2aが継手本体1
の内周面から突出しており、該突出部分2aが鎖
線で示す管体3との間のシール作用を行う。
この管継手の成形には、第3図及び第4図に示
す如く、コア10に複数本の凸条11を形成した
金型を使用する。同図において、20は固定側型
板、30は移動側型板、40は継手本体1の形状
をなす成形キヤビテイ、50は溶融樹脂射出用ゲ
ートである。凸条11はコア10の成形面10A
の基端部所定幅の範囲に周方向一定間隔に形成さ
れる。
す如く、コア10に複数本の凸条11を形成した
金型を使用する。同図において、20は固定側型
板、30は移動側型板、40は継手本体1の形状
をなす成形キヤビテイ、50は溶融樹脂射出用ゲ
ートである。凸条11はコア10の成形面10A
の基端部所定幅の範囲に周方向一定間隔に形成さ
れる。
管継手の成形に際しては、コア10に、弾性リ
ング2を凸条11に当たるまで嵌めて閉型する。
弾性リング2はテーパ内周面2Aの大径側2bの
径がコア10の径より大きくないものを使用して
コア10に強制嵌合する。次いで、溶融樹脂をゲ
ート50から金型内に注入する。弾性リンク2は
コア10に圧接している部分を除いて溶融樹脂に
覆われ該溶融樹脂と溶着する。溶融樹脂の上記注
入時、弾性リング2には大きな射出圧が作用する
が、その作用方向は樹脂注入方向である図示矢印
方向である為、凸条11がストツパの役目を行
い、弾性リング2の射出圧による位置ずれは防止
される。注入した樹脂が硬化し終ると開型して成
形された管継手を取出す。取出された管継手で
は、継手本体1に埋設保持された弾性リング2の
上記コア10に圧接していた面が解放されるので
弾性復元して前記したようにそのテーパ内周面2
Aが継手本体1の内周面よりシール作用可能に突
出する。
ング2を凸条11に当たるまで嵌めて閉型する。
弾性リング2はテーパ内周面2Aの大径側2bの
径がコア10の径より大きくないものを使用して
コア10に強制嵌合する。次いで、溶融樹脂をゲ
ート50から金型内に注入する。弾性リンク2は
コア10に圧接している部分を除いて溶融樹脂に
覆われ該溶融樹脂と溶着する。溶融樹脂の上記注
入時、弾性リング2には大きな射出圧が作用する
が、その作用方向は樹脂注入方向である図示矢印
方向である為、凸条11がストツパの役目を行
い、弾性リング2の射出圧による位置ずれは防止
される。注入した樹脂が硬化し終ると開型して成
形された管継手を取出す。取出された管継手で
は、継手本体1に埋設保持された弾性リング2の
上記コア10に圧接していた面が解放されるので
弾性復元して前記したようにそのテーパ内周面2
Aが継手本体1の内周面よりシール作用可能に突
出する。
本実施例の管継手では、溝1Aが管端から弾性
リング2まで達しているのでこの管端側から溝1
Aに棒を差込んで弾性リング2を破断・剥離する
ことができる。なお、古くなつた弾性リング2を
継手本体1から剥離して新しい弾性リングを装着
する場合にはこれを接着剤で固定しても良い。
リング2まで達しているのでこの管端側から溝1
Aに棒を差込んで弾性リング2を破断・剥離する
ことができる。なお、古くなつた弾性リング2を
継手本体1から剥離して新しい弾性リングを装着
する場合にはこれを接着剤で固定しても良い。
本実施例の管継手ではテーパ内周面2Aを持つ
弾性リング2を使用しているため、コア10に対
する弾性リング2の挿脱に余り無理がかからない
利点がある。勿論、弾性リングとしはテーパ内周
面を有しないものであつても良い。
弾性リング2を使用しているため、コア10に対
する弾性リング2の挿脱に余り無理がかからない
利点がある。勿論、弾性リングとしはテーパ内周
面を有しないものであつても良い。
本発明の成形金型では、管端から弾性リングに
至る溝を成形するためのコアの凸条が、樹脂注入
時に上記弾性リングに対するストツパ作用を呈す
るので特別の考慮をしなくても、射出圧による弾
性リングの位置ずれを防ぐことができる利点があ
る。
至る溝を成形するためのコアの凸条が、樹脂注入
時に上記弾性リングに対するストツパ作用を呈す
るので特別の考慮をしなくても、射出圧による弾
性リングの位置ずれを防ぐことができる利点があ
る。
第1図は本発明の成形金型を用いて成形された
合成樹脂製管継手を示す左半部断面図、第2図は
第1図の−矢視図、第3図は本発明による合
成樹脂製管継手の成形金型の一実施例を示す左半
部分の要部断面図、第4図は第3図の−断面
視図である。 1……継手本体、1A……溝、2……シール用
弾性リング、10……コア、10A……コア成形
面、11……凸条、20……固定側型板、30…
…移動側型板。
合成樹脂製管継手を示す左半部断面図、第2図は
第1図の−矢視図、第3図は本発明による合
成樹脂製管継手の成形金型の一実施例を示す左半
部分の要部断面図、第4図は第3図の−断面
視図である。 1……継手本体、1A……溝、2……シール用
弾性リング、10……コア、10A……コア成形
面、11……凸条、20……固定側型板、30…
…移動側型板。
Claims (1)
- 1 シール用弾性リングを内周面に埋設保持する
合成樹脂製管継手の成形金型であつて、コアの成
形面基端部所定巾の範囲に周方向に所定間隔をへ
だてる軸方向凸状が複数本形成され、閉型に際し
上記弾性リングが上記凸状に接して上記コアに嵌
着されることを特徴とする合成樹脂製管継手の成
形金型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59031489A JPS60179591A (ja) | 1984-02-23 | 1984-02-23 | 合成樹脂製管継手の成形金型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59031489A JPS60179591A (ja) | 1984-02-23 | 1984-02-23 | 合成樹脂製管継手の成形金型 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60179591A JPS60179591A (ja) | 1985-09-13 |
JPH0563677B2 true JPH0563677B2 (ja) | 1993-09-13 |
Family
ID=12332677
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59031489A Granted JPS60179591A (ja) | 1984-02-23 | 1984-02-23 | 合成樹脂製管継手の成形金型 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60179591A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0628875B2 (ja) * | 1987-07-27 | 1994-04-20 | 株式会社荏原製作所 | 2段階インサ−ト成形物およびその製造方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5639834U (ja) * | 1979-09-05 | 1981-04-14 | ||
JPS5646188A (en) * | 1979-09-19 | 1981-04-27 | Kubota Ltd | Pipe joint |
-
1984
- 1984-02-23 JP JP59031489A patent/JPS60179591A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5639834U (ja) * | 1979-09-05 | 1981-04-14 | ||
JPS5646188A (en) * | 1979-09-19 | 1981-04-27 | Kubota Ltd | Pipe joint |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60179591A (ja) | 1985-09-13 |
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