JPS598703B2 - バタフライ弁の弁箱側シ−ト取付方法 - Google Patents
バタフライ弁の弁箱側シ−ト取付方法Info
- Publication number
- JPS598703B2 JPS598703B2 JP6009181A JP6009181A JPS598703B2 JP S598703 B2 JPS598703 B2 JP S598703B2 JP 6009181 A JP6009181 A JP 6009181A JP 6009181 A JP6009181 A JP 6009181A JP S598703 B2 JPS598703 B2 JP S598703B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- elastic sheet
- seat
- groove
- core material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16K—VALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
- F16K1/00—Lift valves or globe valves, i.e. cut-off apparatus with closure members having at least a component of their opening and closing motion perpendicular to the closing faces
- F16K1/32—Details
- F16K1/34—Cutting-off parts, e.g. valve members, seats
- F16K1/46—Attachment of sealing rings
- F16K1/465—Attachment of sealing rings to the valve seats
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Lift Valve (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、両端が弁棒挿入孔に臨む状態で弁箱内周面に
形成した奥拡がりの溝に弾性シートを内嵌させるバタフ
ライ弁の弁箱側シート取付方法に関する。
形成した奥拡がりの溝に弾性シートを内嵌させるバタフ
ライ弁の弁箱側シート取付方法に関する。
上記のシート取付方法において、奥拡がり溝の対向壁の
一側部分を分割構造にして、それのボルト連結操作によ
り、溝からの弁箱側シートの抜出しを確実に阻止する状
態で奥拡がり溝へのシートの内嵌を容易に行なわせる手
段がとられているが、構造複雑でコストアップになる欠
点があった。
一側部分を分割構造にして、それのボルト連結操作によ
り、溝からの弁箱側シートの抜出しを確実に阻止する状
態で奥拡がり溝へのシートの内嵌を容易に行なわせる手
段がとられているが、構造複雑でコストアップになる欠
点があった。
この欠点を解消できるものとして、第４図に示すように
、断面「への字状」の弾性シ一ト１０を撓み変形させて
奥拡がりの溝９に内嵌すると共に、その弾性シ一ト１０
の内方の空間Ａに外壁貫通孔を介して硬化性の樹脂材１
２を注入させて、その硬化樹脂による流体圧により、シ
一ト１０を組付ける状態でそのシ一ト１０の抜出しを阻
止させる手段が、米国特許３３０４０５０号明細書に開
示されているが、樹脂材注入のだめの特殊な装置を必要
とし、又、樹脂材注入のための特別の孔を設けたり、注
入樹脂材の流体圧を保つために出口を密封したりシート
途中の側部からの流出を阻止したりする必要があり、し
かも、樹脂材１２の硬化に時間を要するなどの欠点があ
った。
、断面「への字状」の弾性シ一ト１０を撓み変形させて
奥拡がりの溝９に内嵌すると共に、その弾性シ一ト１０
の内方の空間Ａに外壁貫通孔を介して硬化性の樹脂材１
２を注入させて、その硬化樹脂による流体圧により、シ
一ト１０を組付ける状態でそのシ一ト１０の抜出しを阻
止させる手段が、米国特許３３０４０５０号明細書に開
示されているが、樹脂材注入のだめの特殊な装置を必要
とし、又、樹脂材注入のための特別の孔を設けたり、注
入樹脂材の流体圧を保つために出口を密封したりシート
途中の側部からの流出を阻止したりする必要があり、し
かも、樹脂材１２の硬化に時間を要するなどの欠点があ
った。
本発明が解決しようとする技術的課題は、奥拡がりの溝
を用いながらこの奥拡がりの溝を二つ割型とせず、しか
も弾性シートの根部と抜け止め用成型芯材をして、溝の
奥拡がり部の空間を十分に占拠させて、内嵌させた弾性
シートの確実な抜止め防止とシール性向上を計る点にあ
る。
を用いながらこの奥拡がりの溝を二つ割型とせず、しか
も弾性シートの根部と抜け止め用成型芯材をして、溝の
奥拡がり部の空間を十分に占拠させて、内嵌させた弾性
シートの確実な抜止め防止とシール性向上を計る点にあ
る。
上記技術的課題を解決するために講じた技術的手段は、
両端が弁棒挿入孔に臨む状態で弁箱内周面に形成した奥
拡がりの溝に、成型された弾性シートを撓み変形させて
内嵌すると共に、前記弾性シートの抜止め用成型芯材を
前記弁棒挿入孔から前記弾性シートの内方に形成した空
間に挿入するものである。
両端が弁棒挿入孔に臨む状態で弁箱内周面に形成した奥
拡がりの溝に、成型された弾性シートを撓み変形させて
内嵌すると共に、前記弾性シートの抜止め用成型芯材を
前記弁棒挿入孔から前記弾性シートの内方に形成した空
間に挿入するものである。
即ち、弁棒挿入孔に開口している弾性シート挿入用奥拡
がり溝の端の開口部から抜止め用成型芯材を挿入する点
に特徴を有している。
がり溝の端の開口部から抜止め用成型芯材を挿入する点
に特徴を有している。
上記技術的手段は次のように作用する。
先づ、弾性シートを奥拡がりの溝に内嵌するときに、該
弾性シートはその弾性により変形し易いから容易に溝内
に入る。
弾性シートはその弾性により変形し易いから容易に溝内
に入る。
次に、抜止め用成型芯材は、弁棒挿入孔に開口している
奥拡がり溝の端の入口から溝の長手方向に沿って、弾性
シートの内方に形成した空間に抜止め用成型芯材が容易
に挿入され、弾性シートの内側から楔効果により弾性シ
ートに横方向に初期圧縮を掛け、弾性シートの裾部を奥
拡がり溝の奥拡がり部の内面に強く圧接せしめる。
奥拡がり溝の端の入口から溝の長手方向に沿って、弾性
シートの内方に形成した空間に抜止め用成型芯材が容易
に挿入され、弾性シートの内側から楔効果により弾性シ
ートに横方向に初期圧縮を掛け、弾性シートの裾部を奥
拡がり溝の奥拡がり部の内面に強く圧接せしめる。
本発明は、上記の結果、次の効果を奏する。
すなわち、先づ、前述の如く、弾性シートは奥拡がりの
溝に内嵌させることが容易である。
溝に内嵌させることが容易である。
次に、抜止め用芯材は弾性シートの内方に形成した空間
溝の長手方向に挿入されて楔効果により弾性シートに横
方向の初期圧縮を掛けるものであるから、確実に抜け出
し防止の機能を果たし且つ良好なシール性が得られるに
至った。
溝の長手方向に挿入されて楔効果により弾性シートに横
方向の初期圧縮を掛けるものであるから、確実に抜け出
し防止の機能を果たし且つ良好なシール性が得られるに
至った。
また、弾性シートの内嵌および成型芯材の挿入だけで特
殊な装置を必要とせず、製作から組立に至る全体を迅速
容易な作業ができるに至った。
殊な装置を必要とせず、製作から組立に至る全体を迅速
容易な作業ができるに至った。
さらに、成型芯材の挿入には、バタフライ弁の本来の弁
棒挿入孔を使用することができるので、別の芯材挿入孔
を設けたり、奥拡がりの溝を形成するのに分割構造にす
る必要がなく、弁自体の構造および加工を簡略化できる
と言う特有の効果を奏するに至った。
棒挿入孔を使用することができるので、別の芯材挿入孔
を設けたり、奥拡がりの溝を形成するのに分割構造にす
る必要がなく、弁自体の構造および加工を簡略化できる
と言う特有の効果を奏するに至った。
要するに、奥拡がりの溝が一体構造のものでありながら
、弾性シートの内嵌装着が容易であり、この弾性シート
の抜け出しを確実に阻止ししかも良好なシール性を得る
方法を得るに至ったのである。
、弾性シートの内嵌装着が容易であり、この弾性シート
の抜け出しを確実に阻止ししかも良好なシール性を得る
方法を得るに至ったのである。
次に、本発明の実施例を図面に基いて詳述する。
流体輸送管接続用フランジを備えた弁箱ＩＫ，その弁箱
中心に対して直交する方向の軸芯を有する軸受２，２を
設けると共に、円盤状の弁体３を付設した弁棒４を、環
状シ一ト５，５及びシート押え６，６を介して前記軸受
２，２に架設し、そして、閉弁状態で前記弁体３に接触
するシート構造７を弁箱１の内周部に設けて、無偏心型
のバタフライ弁を構成してある。
中心に対して直交する方向の軸芯を有する軸受２，２を
設けると共に、円盤状の弁体３を付設した弁棒４を、環
状シ一ト５，５及びシート押え６，６を介して前記軸受
２，２に架設し、そして、閉弁状態で前記弁体３に接触
するシート構造７を弁箱１の内周部に設けて、無偏心型
のバタフライ弁を構成してある。
前記弁箱側シート構造７を構成するに、第２図イ，口に
示すように、両端が前記軸受２，２の弁棒挿入孔８に臨
む溝９を、その底部側において対向壁を凹入させる奥拡
がり形状にして弁箱１の内周面に形成し、断面形状が自
由状態において前記奥拡がりの溝９の対向壁面にほぼ一
致すると共に、それの溝底部に対する面に環状凹部ａを
形成した成型品の弾性シ一ト１０を、前記奥拡がりの溝
９に対して撓み変形させて内嵌すると共に、前記凹部ａ
と溝底面による空間Ａに、断面形状が円形に成型された
芯材１１をその芯材１１と弾性シ一ト１０の弁体接触部
の間に空隙Ｂを形成する状態で前記弁棒挿入孔８から挿
入し、その芯材１１の挿入によって前記弾性シ一ト１０
を溝９０周部対向凹部内側面に押圧させて、その溝９か
らの弾性シ一ト１０の抜出しを阻止させるようにしてあ
る。
示すように、両端が前記軸受２，２の弁棒挿入孔８に臨
む溝９を、その底部側において対向壁を凹入させる奥拡
がり形状にして弁箱１の内周面に形成し、断面形状が自
由状態において前記奥拡がりの溝９の対向壁面にほぼ一
致すると共に、それの溝底部に対する面に環状凹部ａを
形成した成型品の弾性シ一ト１０を、前記奥拡がりの溝
９に対して撓み変形させて内嵌すると共に、前記凹部ａ
と溝底面による空間Ａに、断面形状が円形に成型された
芯材１１をその芯材１１と弾性シ一ト１０の弁体接触部
の間に空隙Ｂを形成する状態で前記弁棒挿入孔８から挿
入し、その芯材１１の挿入によって前記弾性シ一ト１０
を溝９０周部対向凹部内側面に押圧させて、その溝９か
らの弾性シ一ト１０の抜出しを阻止させるようにしてあ
る。
尚、芯材１１の断面形状は不問である。
第３図はシート構造の変形例を示し、弾性シ一ト１０を
中空構造に成型して奥拡がりの溝９に内嵌すると共に、
その中心孔よりもやや大径の成型芯材１１を前記弁棒挿
入孔８から中心空間Ａに挿入して、弾性シート１０を溝
９の周部対向凹部内側面に押圧させるようにしたもので
ある。
中空構造に成型して奥拡がりの溝９に内嵌すると共に、
その中心孔よりもやや大径の成型芯材１１を前記弁棒挿
入孔８から中心空間Ａに挿入して、弾性シート１０を溝
９の周部対向凹部内側面に押圧させるようにしたもので
ある。
尚、奥拡がりの溝９として、対向壁の一側面を四入させ
る形状にするも良く、また弾性シ一ト１０として、前記
溝９への内嵌状態で自由状態にあるいは弾性撓み変形状
態になる形状にするも良く、かつ、それらに対して成型
芯材１１の挿入により弾性シ一ト１０を撓み変形させる
、あるいは、撓み変形させない構造とするも良く、要は
、撓み変形によってシート１０を溝９に嵌入させると共
に、芯材１１の挿入によって溝９からのシ一ト１０の抜
出しを阻止できる構造であれば良い。
る形状にするも良く、また弾性シ一ト１０として、前記
溝９への内嵌状態で自由状態にあるいは弾性撓み変形状
態になる形状にするも良く、かつ、それらに対して成型
芯材１１の挿入により弾性シ一ト１０を撓み変形させる
、あるいは、撓み変形させない構造とするも良く、要は
、撓み変形によってシート１０を溝９に嵌入させると共
に、芯材１１の挿入によって溝９からのシ一ト１０の抜
出しを阻止できる構造であれば良い。
更に、弾性シ一ト１０の弁体接触部と抜止め用成型芯材
１１の間に空隙Ｂを形成する事によって、前記シ一ト１
０の撓み変形が容易になり、溝９へのシ一ト１０の内嵌
を容易に行なえ、かつ、シ一ト１０の製作寸法誤差吸収
がしやすくなって閉弁時のシール性を向上できて好まし
いが、空隙Ｂを省略する構造をとるも良い。
１１の間に空隙Ｂを形成する事によって、前記シ一ト１
０の撓み変形が容易になり、溝９へのシ一ト１０の内嵌
を容易に行なえ、かつ、シ一ト１０の製作寸法誤差吸収
がしやすくなって閉弁時のシール性を向上できて好まし
いが、空隙Ｂを省略する構造をとるも良い。
第１図乃至第３図の図面は本発明に係るバタフライ弁の
弁箱側シート取付方法の実施例を示し、第１図はバタフ
ライ弁の全体縦断正面図、第２図イ，口は弁箱側シート
の取付け説明用の断面図、第３図は変形例の断面図、第
４図は従来構造の断面図である。 ８・・・・・・弁棒挿入孔、９・・・・・・奥拡がりの
溝、１０・・・・・・弾性シート、１１・・・・・・抜
止め用成型芯材、Ａ・・・・・・空間、Ｂ・・・・・・
空隙。
弁箱側シート取付方法の実施例を示し、第１図はバタフ
ライ弁の全体縦断正面図、第２図イ，口は弁箱側シート
の取付け説明用の断面図、第３図は変形例の断面図、第
４図は従来構造の断面図である。 ８・・・・・・弁棒挿入孔、９・・・・・・奥拡がりの
溝、１０・・・・・・弾性シート、１１・・・・・・抜
止め用成型芯材、Ａ・・・・・・空間、Ｂ・・・・・・
空隙。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 両端が弁棒挿入孔８，８に臨む状態で弁箱内周面に
形成した奥拡がりの溝９に、成型された弾性シ一ト１０
を撓み変形させて内嵌すると共に、前記弾性シート１０
の抜止め用成型芯材１１を前記弁棒挿入孔８から前記弾
性シ一ト１０の内方に形成した空間Ａに挿入する事を特
徴とするバタフライ弁の弁箱側シート取付方法。 ２ 前記弾性シ一ト１０は、その弁体接触部と前記抜止
め用成型芯材１１の間に空隙Ｂを有する弾性シートを用
いてする事を特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の
バタフライ弁の弁箱側シート取付方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6009181A JPS598703B2 (ja) | 1981-04-21 | 1981-04-21 | バタフライ弁の弁箱側シ−ト取付方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6009181A JPS598703B2 (ja) | 1981-04-21 | 1981-04-21 | バタフライ弁の弁箱側シ−ト取付方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57173673A JPS57173673A (en) | 1982-10-26 |
| JPS598703B2 true JPS598703B2 (ja) | 1984-02-27 |
Family
ID=13132066
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6009181A Expired JPS598703B2 (ja) | 1981-04-21 | 1981-04-21 | バタフライ弁の弁箱側シ−ト取付方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS598703B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2651853B1 (fr) * | 1989-09-12 | 1991-12-13 | Pont A Mousson | Dispositif de fixation de pastilles de frottement sur un opercule de vanne. |
| US5294091A (en) * | 1989-10-06 | 1994-03-15 | Keystone International Holdings Corp. | Stop cock for a liquid container |
| NL8902488A (nl) * | 1989-10-06 | 1991-05-01 | Keystone Int | Afsluiter voor een fluidumhouder. |
| GB201112885D0 (en) * | 2011-07-26 | 2011-09-07 | Sasol Tech Pty Ltd | Solids-handling equipment |
-
1981
- 1981-04-21 JP JP6009181A patent/JPS598703B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57173673A (en) | 1982-10-26 |
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