JPS605158Y2 - 逆止弁 - Google Patents

逆止弁

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Publication number
JPS605158Y2
JPS605158Y2 JP4367579U JP4367579U JPS605158Y2 JP S605158 Y2 JPS605158 Y2 JP S605158Y2 JP 4367579 U JP4367579 U JP 4367579U JP 4367579 U JP4367579 U JP 4367579U JP S605158 Y2 JPS605158 Y2 JP S605158Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve body
valve
locking
continuous
spherical
Prior art date
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Expired
Application number
JP4367579U
Other languages
English (en)
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JPS55144262U (ja
Inventor
寿之 黒崎
Original Assignee
日本ランコ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本ランコ株式会社 filed Critical 日本ランコ株式会社
Priority to JP4367579U priority Critical patent/JPS605158Y2/ja
Publication of JPS55144262U publication Critical patent/JPS55144262U/ja
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Publication of JPS605158Y2 publication Critical patent/JPS605158Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は冷凍サイクルの流路などに使用される逆止弁に
関するものである。
従来、実開昭49−10402R公報に示されるように
、一方の接続部と、この接続部に連続する導入部と、こ
の導入部に連続する弁座部と、この弁座部に連続する弁
体収容部と、この弁体収容部の一部を変形加工して設け
た弁体流出防止用の弁体係止部と、この弁体係止部を介
して上記弁体収容部に連続する他方の接続部とを、1本
の管から一体に形成し、上記弁体係止部の変形加工成形
前に上記弁体収容部に挿入した球状弁体を上記弁体係止
部で弁体収容部内に閉じめる逆止弁がある。
しかしこの従来のものは、上記弁体係止部を成形するに
あたって弁体収容部の一部を変形加工しなければならな
いので、その変形されて内部に突出した一部分だけが球
状弁体の衝突作用などを受け、部分的に耐久性が劣化す
る欠点があった。
本考案はこのような点に鑑みなされたもので、構造が簡
単であるとともに、球状弁体を耐久的に弁体収容部内に
支持することができる逆止弁を提供しようとするもので
ある。
本考案は、一方の接続部1と、導入部2と、弁座部3と
、弁体収容部4と、他方の接続部6とを1本の管により
一体に形成した逆止弁において、上記弁体収容部4に球
状弁体7を挿入し、上記他方の接続部6から上記弁体収
容部4に向って弁体係止体9を圧入する。
そしてこの弁体係止体9は、係止本体11の外周部に所
定間隔ごとに流体通路部12を切込み形成するとともに
、この各々の流体通路部12の間に係止突部13を形成
してなる。
さらにこの各々の係止突部13は流出側に向かって傾斜
状に折曲されているとともに、この各々の係止突部13
の先端が上記圧入により上記管の内壁に係合されている
そうして、上記弁体係止体9は、その係止本体11に球
状弁体7から押圧力を受けると、その外周の係止突部1
3が外方へ拡がろうとし、その各係止突部13の先端は
、さらに強力に管の内壁に喰い込んでその間の係合がよ
り強力になる。
本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
1本の円形断面の銅管を拡管または縮管することによっ
て、流体が流入する側一方の接続部1と、この接続部1
に連続する径小の導入部2と、この導入部2に連続し導
入部より径大の弁座部3と、この弁座部3に連続する弁
体収容部4と、この弁体収容部4に連続しこの弁体収容
部4よりやや径大の圧入部5と、この圧入部5に連続し
圧入部5よりやや径大で流体が流出する側の他方の接続
部6とを一体に形成する。
また上記弁体収容部4に鋼球またはプラスチック球など
の球状弁体7を挿入し、上記弁体収容部4と圧入部5と
の間の段部8、すなわち上記弁体7の作動に必要なスト
ロークを得ることのできる弁座部3から離間した位置に
弁体係止体9を強制的に圧入固定する。
この弁体係止体9は、係止本体11の外周部に所定の間
隔ごとに多数の流体通路部12が切込み形成されていて
、この各々の流体通路部12間に係止突部13が形成さ
れている。
この各係止突部13は第1図に図示するように前記流出
側の接続部6に向って傾斜状に折曲され、段部8への圧
入を容易にするとともに段部8からの抜止めを確実にし
ている。
また係止本体11の中央部には球状弁体7を安定的に係
止する保合孔14が穿設されている。
そうして、第1図中、右から左への順方向の流れに対し
ては、上記球状弁体7は上記弁体係止体9に当り、流体
は弁体収容部4の内壁と弁体7との間の間隙を通り上記
流体通路部12を抜けて流れてゆく。
逆に第1図中、左から右への逆方向の流れに対しては、
弁体7が弁座部3に当り流れを止める。
さて上記順方向の流れにおいて球状弁体7が弁体係止体
9に当ると、この弁体係止体9は第1図中左方へ押圧さ
れるけれども、その各係止突部13が第1図中、左方に
折曲されているとともに先端が圧入部5の内壁に係合さ
れているから、係止本体11が弁体7によって左方に押
圧されると、各係止突部13は外方へ拡がろうとし、こ
の各係止突部13の先端はさらに強力に圧入部5の内壁
に喰い込んでその間の係合がより強力になる。
このようにして弁体係止体9は弁体7によって強く押圧
されればされるほどより強力に圧入部5の内壁に圧着さ
れるから、流体の流れの勢いが増しても段部8からずれ
たり、外れたりすることはない また上記弁座部3は鋼管のような比較的軟かい金属の一
部で形成することにより、逆方向の流れによって球状弁
体7が上記弁座部3に衝突するごとに、その弁座部3は
球状弁体7の外面形状になじみ、その間の密着度は一層
高まる。
このように本考案によれば、弁体収容部に弁体係止体を
圧入して固定味この弁体係止体の外周部に流体通路部を
設けたから、上記弁体係止体によって順方向の流れにお
ける球状弁体を耐久的に弁体収容部内に支持できる。
特に上記弁体係止体は、他方の接続部から弁体収容部に
向かって圧入し、所定位置まで挿入するのみで、管の内
壁に固定することができ、この弁体係止体の組込みを極
めて容易に行なえる利点があるとともに、この弁体係止
体はいったん装着した後は外れにくくなる効果がある。
すなわち順方向の流れにより球状弁体が弁体係止体に当
ると、この弁体係止体の係止本体は流出側へ押圧される
けれども、その各係止突部が流出側に折曲されてるとと
もにその先端が管の内壁に係合されているから、係止本
体が弁体によって流出側に押圧されると、各係止突部は
外方へ拡がろうとし、各係止突部の先端はさらに強力に
管の内壁に喰い込んでその間の係合がより強力になる。
このようにして弁体係止体の各係止突部は弁体によって
強く押圧されればされるほどより強力に管の内壁に圧着
されるから、流体の流れの勢いが増しても係合部分から
ずれたり、外れたりすることはない。
しかもこの弁体係止体は単純な形状であるから量産性の
点でもすぐれており、安価に製作できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の逆止弁の一実施例を示す断面図、第2
図はその弁体係止体の正面図である。 1・・・・・・一方の接続部、2・・・・・・導入部、
3弁座部、4・・・・・・弁体収容部、6・・・・・・
他方の接続部、7・・・・・・球状弁体、9・・・・・
・弁体係止体、11・・・・・・係止本体、12・・・
・・・流体通路部、13・・・・・・係止突部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一方の接続部と、この接続部に連続する導入部と、この
    導入部に連続し上記導入部より径大の弁座部と、この弁
    座部に連続する弁体収容部と、この弁体収容部に連続す
    る他方の接続部とを、1本の管により一体に形成した逆
    止弁において、上記弁体収容部に球状弁体を挿入し、上
    記他方の接続部から上記弁体収容部に向かって弁体係止
    体を圧入し、この弁体係止体は、係止本体の外周部に所
    定間隔ごとに流体通路部を切込み形成するとともに、こ
    の各々の流体通路部の間に係止突部を形成してなり、こ
    の各々の係止突部は流出側に向かって傾斜状に折曲され
    ているとともに、この各々の係止突部の先端が上記圧入
    により上記管の内壁に係合されていることを特徴とする
    逆止弁。
JP4367579U 1979-04-03 1979-04-03 逆止弁 Expired JPS605158Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP4367579U JPS605158Y2 (ja) 1979-04-03 1979-04-03 逆止弁

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JP4367579U JPS605158Y2 (ja) 1979-04-03 1979-04-03 逆止弁

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Publication Number Publication Date
JPS55144262U JPS55144262U (ja) 1980-10-16
JPS605158Y2 true JPS605158Y2 (ja) 1985-02-16

Family

ID=28918546

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JP4367579U Expired JPS605158Y2 (ja) 1979-04-03 1979-04-03 逆止弁

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08338547A (ja) * 1995-06-13 1996-12-24 Exedy Corp エアブリーザ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6522318B2 (ja) * 2014-11-10 2019-05-29 株式会社ダイフレックス 補修材注入用治具

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JPH08338547A (ja) * 1995-06-13 1996-12-24 Exedy Corp エアブリーザ

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JPS55144262U (ja) 1980-10-16

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