JPH0563621U - 車載用空気清浄機 - Google Patents

車載用空気清浄機

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Publication number
JPH0563621U
JPH0563621U JP315092U JP315092U JPH0563621U JP H0563621 U JPH0563621 U JP H0563621U JP 315092 U JP315092 U JP 315092U JP 315092 U JP315092 U JP 315092U JP H0563621 U JPH0563621 U JP H0563621U
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JP
Japan
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main body
case
fan
space
air cleaner
Prior art date
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Pending
Application number
JP315092U
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English (en)
Inventor
正晃 香山
勝之 石橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
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Publication of JPH0563621U publication Critical patent/JPH0563621U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車載用空気清浄機のフアンケースと本体ケー
スの構成を新構成にして、本体の騒音を低減し、かつラ
ジオノイズの少ないものにする。 【構成】 本体内部に吸気口側から、集塵部、脱臭部お
よびモーターにより駆動されるファンの外周にファンケ
ースを取りつけ、座席側のケース内にファンケースの外
周と本体ケースの外周との間に空間を設け、該空間に制
御回路を構成するプリント基板または、防音材を挿入し
てなる車載用空気清浄機。 【効果】 本体の騒音を低減し、かつラジオノイズを少
なくし、安価な車載用空気清浄機を提供するものであ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車室内等の空気中に浮遊する塵埃を捕集する車載用空気清浄機に関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の車載用空気清浄機の構成について図4〜5を参照しながら説明する。
【0003】 図に示すように、101は集塵部で、集塵部101の風下には活性炭などで構 成される脱臭部102を配設し、モーター103、ファン104で吸気口105 から流入した空気を集塵部101、脱臭部102を通過させ排気口106から送 風する。車載用空気清浄機は、小型軽量にするためファン104の外周にファン ケース107を取りつけ、ファンケース107の外周と本体ケース108は、一 体または極小間隔に構成されていた、また制御回路109は集塵部101の下に 配置され、109’は表示部を含む第2の制御回路で集塵部101の座席側に配 設されていた。また、本体ケース108の上方には蓋110が気密に設けられて いる。
【0004】 図からも明らかなようにファンケース107の一部は本体ケース108または 極小間隔で構成されている。
【0005】 上記構成において、車載用空気清浄機を運転すると、含塵空気が吸気口105 から吸気され、塵埃は集塵部101に捕集され、さらに活性炭等で構成された脱 臭部102によって脱臭され、ファン104により、排気口106より清浄な空 気となって送風されるものである。
【0006】 車載用空気清浄機は、通常後部トレイに設置されるため空気清浄機の高さを低 くして後方視界を確保しなければ危険に通ずることが有り可能な限り高さの低い ものが要望されている。また後部座席に人が座った場合には耳の横に空気清浄機 が位置するため、特に音の静かなものが要望されている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
ファン104の外周にファンケース107を取りつけ、ファンケース107の 外周と本体ケース108は、一体に構成されているため、モーター、ファンが振 動して発生する音がフアンケース、本体ケースを通過して、外部に達していたた め騒音を高くしていた。
【0008】 本考案は、上記課題を解決するもので、静かな、車載用空気清浄機を提供する ことを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記目的を達成するために、本体に吸気口と排気口を有し、本体内 部に吸気口側から、集塵部、脱臭部およびモーターにより駆動されるファンを設 け、前記ファンの外周にファンケースを取りつけ、座席側のケース内にファンケ ースの外周と本体ケースの外周との間に空間を設け、該空間に制御回路を構成す るプリント基板を挿入することとした。
【0010】 さらに前記空間に防音材を挿入してなる請求項1記載の車載用空気清浄機。
【0011】
【作用】
本考案の車載用空気清浄機は上記の構成により、 (1)座席側のケース内にファンケースの外周と本体ケースの外周との間に空 間を設け、該空間に制御回路を構成するプリント基板を挿入することにより、音 の伝達径路の中に大きな空間部が構成され、音の伝達が抑制されると共に、プリ ント基板に構成された制御回路を挿入する事により遮音されるため、騒音を低く 押さえることができる。
【0012】 (2)前記空間に防音材を挿入することにより、さらに積極的に防音すること ができる。
【0013】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1,2を参照しながら説明する。
【0014】 図に示すように、1は集塵部で、集塵部1の風下には活性炭などで構成される 脱臭部2を配設し、モーター3、3’、ファン4、4’で吸気口5から流入した 空気を集塵部1、脱臭部2を通過させ排気口6、6’から送風する。ファン4、 4’の外周にファンケース7、7’を取りつけ、ファンケース7、7’の外周と 本体ケース8の間には空間21、21’が設けられており、制御回路9を構成し たプリント基板が挿入されている。また、本体ケース8の上方には蓋10が気密 に設けられている。
【0015】 上記構成において、車載用空気清浄機を運転すると、含塵空気が吸気口5から 吸気され、塵埃は集塵部1に捕集され、さらに活性炭等で構成された脱臭部2に よって脱臭され、ファン4、4’により、排気口6、6’より清浄な空気となっ て送風されるものである。
【0016】 この構成において、車載用空気清浄機の運転中にモーター3、3’、フアン4 、4’から発生する振動音は、ファンケース7、7’、空間21、制御回路9を 構成したプリント基板、空間21’、本体ケース8を通過して本体ケース8の外 に伝わる。即ち、従来のフアンケース、本体ケースを通して本体のケースの外に 伝わる場合に比べて非常に音が伝わり難くなっている。このため騒音を非常に下 げることができる、特に車の後部座席に座った場合の耳元の騒音、即ち空気清浄 機の前方向の騒音を低くすることができるため、実質効果の非常に大きなもので ある。
【0017】 尚、本案は、上記の如くファンケース7、7’の外周と本体ケース8の間に空 間21、21’が設けられていることにより、音の発生源であるモーター3、3 ’及びファン4、4’から発生する音が空間21、21’で防音され、座席側ケ ース表面の音は非常に低下する特徴があり従来と全く異なる新しい効果が得られ るものである。
【0018】 更に従来は制御回路109のプリント基板を集塵部101の下に設置すると車 のリヤーウインドーに設けられたプリントアンテナに近いため、制御回路109 から発生するラジオノイズが前記プリントアンテナに入りやすく雑音防止に多大 の費用を要していたが、本案のように前記空間部21に制御回路9を設けること によりプリントアンテナから制御回路9が離れるため雑音防止に要する費用が安 価になると言う新しい効果が生まれる。また従来2枚のプリント基板を用いてい たが、本案によれば1枚の基板に集約できるため基板製作が安価になる。
【0019】 他の実施例を図3を用いて説明する、ファン34、34’の外周にファンケー ス37、37’を取りつけ、ファンケース37、37’の外周と本体ケース38 の間の空間41、41’には防音材42、42’、42”と制御回路39のプリ ント基板が挿入されている。
【0020】 この構成にすることにより、モーター33、33’、フアン34、34’から 発生する振動音は、ファンケース37、37’、空間41、41’、防音材42 、42’、42”、制御回路39を構成したプリント基板、本体ケース38を通 過して本体のケース38の外に伝わる騒音が非常に伝わり難くなる。
【0021】 尚空間41、41’の中には必ずしも制御回路39を挿入しないで防音材42 、42’、42”のみであっても同様の効果を得ることができる。
【0022】
【考案の効果】
以上本実施例の説明から明らかなように、本考案によれば、 (1)座席側のケース内にファンケース7、7’の外周と本体ケース8との間 に空間21を設け、制御回路9を設置することにより、本体ケース8を通過して 本体のケース8の外に伝わる騒音、特に車の後部座席に座った場合の耳元の騒音 を非常に低下させることができる。
【0023】 (2)また空間41、41’の中に防音材42、42’、42”を挿入するこ とによって更に防音効果の高い装置を得ることができる。
【0024】 (3)更に、本案のように前記空間部21に制御回路9を設けることによりプ リントアンテナから制御回路9が離れるため雑音防止に要する費用が安価になる と言う新しい効果が生まれる。
【0025】 以上のように本考案によれば、低騒音で安価な車載用空気清浄機を提供するこ とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例による車載用空気清浄機の平
面断面構成図
【図2】本考案の一実施例を示す車載用空気清浄機の正
面断面構成図
【図3】他の実施例を示す車載用空気清浄機の平面断面
構成図
【図4】従来の車載用空気清浄機の平面断面構成図
【図5】従来の車載用空気清浄機の正面断面構成図
【符号の説明】
1,31 集塵部 2,32 脱臭部 3,33,33’ モーター 4,34,34’ ファン 5,35 吸気口 6,36,36’ 排気口 7,37,37’ フアンケース 8,38 本体ケース 9,39 制御回路 21,21’,41,41’ 空間 42,42’,42” 防音材

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸気口と排気口を有する本体の内部に吸気
    口側から、集塵部、脱臭部およびモーターにより駆動さ
    れるファンを設けた構成において、前記ファンの外周に
    ファンケースを取りつけ、座席側のケース内にファンケ
    ースの外周と本体ケースの外周との間に空間を設け、該
    空間に制御回路を構成するプリント基板を挿入してなる
    車載用空気清浄機。
  2. 【請求項2】ファンケースの外周と本体ケースの外周と
    の間の空間に防音材を挿入してなる請求項1記載の車載
    用空気清浄機。
JP315092U 1992-01-31 1992-01-31 車載用空気清浄機 Pending JPH0563621U (ja)

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JPH0563621U true JPH0563621U (ja) 1993-08-24

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ID=11549328

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JP315092U Pending JPH0563621U (ja) 1992-01-31 1992-01-31 車載用空気清浄機

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014502560A (ja) * 2010-12-16 2014-02-03 コーウエイ カンパニイ リミテッド 空気清浄機及び空気清浄機のファン制御方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014502560A (ja) * 2010-12-16 2014-02-03 コーウエイ カンパニイ リミテッド 空気清浄機及び空気清浄機のファン制御方法

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