JPH07228128A - 多翼送風機 - Google Patents

多翼送風機

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JPH07228128A
JPH07228128A JP1926194A JP1926194A JPH07228128A JP H07228128 A JPH07228128 A JP H07228128A JP 1926194 A JP1926194 A JP 1926194A JP 1926194 A JP1926194 A JP 1926194A JP H07228128 A JPH07228128 A JP H07228128A
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秀夫 浅野
Koji Ito
伊藤  功治
Teruhiko Kameoka
輝彦 亀岡
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多翼送風ファンのケースあるいはケース近傍
に消音器を構成することで安価に騒音低減効果を高めら
れるようにした多翼送風機を提供する。 【構成】 多翼送風機10は、基本的には、遠心多翼フ
ァン12とケース14と吸入箱16とからなる。吸入箱
16は、上型と下型とによる一体樹脂成形により形成さ
れ、上ケース32にビス等により固定され、横断面が三
角屋根状に形成されるケースを有する。このケースに
は、外気を取入れる外気取入口とその反対側の斜面に内
気を取入れる内気孔が形成される。外気取入口および内
気取入口の一方側の側面にケースの内部の空気取入室4
6と区画形成される壁体48が形成され、壁体48の一
方の側に空気取り入れ室46、他方の側に共鳴室50が
形成される。共鳴室50は、送風ファンの回転を原因と
する騒音を低減する消音器の役割を果たす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多翼送風機に関するも
ので、詳細には、車両に搭載される空調装置に使用して
好適な多翼送風機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、多数の翼を円周方向に並べら
れるファンがベルマウスを有する渦巻状ケースの中に収
容される構成のものが知られている。例えば、特開平2
−227599号公報に開示されるものは、渦巻ケース
の材料に有機天然繊維を主体とする合成樹脂で接着形成
したフェルト状の軽量不織布マットを用いることにより
騒音の低減を図るようにしている。
【0003】特開平3−74600号公報に開示される
ものは、ファンケースの外側に空気層を介して第2のフ
ァンケースを付設することにより騒音の低減を図る。更
に日本電装公開技報整理番号31−103に開示される
ものは、スクロールケーシング入口側を二重構造にして
空洞を設け、この空洞と送風機の通風路を結ぶ穴を設け
ることにより空洞を共鳴箱とし、送風機から発生する音
のエネルギーを前記共鳴箱により共鳴吸収減衰させてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の多翼送
風機によると、高周波の騒音を低減する効果は得られる
が低周波域の騒音の低減効果はほとんど得ることができ
ないという問題がある。また、前記特開平2−2275
99号公報に開示される多翼送風機においては、渦巻ケ
ースの材料に有機天然繊維を主体とする合成樹脂で接着
形成したフェルト状の軽量不織布マットを用いることは
高価になる。
【0005】また前記特開平3−74600号公報に開
示されるものは、ファンケースの外側に空気層を介して
第2のファンケースを付設することは構造が複雑ににな
るという問題を招来する。更に前記日本電装公開技報整
理番号31−103に開示されるものは、スクロールケ
ーシング入口側に二重構造にして設ける空洞をどのよう
にして製作するかについて具体的な技術的手段の開示が
ない。
【0006】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたもので、簡単な構成で安価に騒音低減効果
を高められるようにした多翼送風機を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の多翼送風機は、請求項1に対応するものでは、円周方
向に配される多数のブレード、前記多数のブレードの空
気吸入側端部に形成された環状保持リング、および前記
多数のブレードの反空気吸込側端部に形成された底プレ
ートを有する遠心多翼ファンと、この遠心多翼ファンを
収容し、前記多数のブレードの空気吸込側端部近傍に空
気取入口を形成するベルマウスプレートを有し、スクロ
ール形状に形成されるケースと、前記空気取入口の入口
側に連通する吸入室を構成する吸入箱と、前記吸入箱と
前記ベルマウスプレートとから形成され、前記ケース内
部のファン収容室または前記吸入箱内部の吸入室に連通
する共鳴室を有する消音器とを備えたことを特徴とする
構成を採用する。
【0008】前記構成において、好ましくは、前記ケー
スは、吸込側ケースとモータ側ケースとからなり、前記
吸込側ケースは前記ベルマウスプレートと一体成形され
るか、または、前記吸込側ケースは前記吸入箱と一体成
形され、この吸込側ケースにこの吸込側ケースと別体の
ベルマウスプレートを取付けてなる。前記構成におい
て、好ましくは、前記の吸入箱は、上型と下型とで前記
吸入室と前記共鳴室とが一体成形可能である吸入箱を備
える。
【0009】
【作用および発明の効果】本発明の多翼送風機による
と、請求項1では、吸入箱とベルマウスプレートにより
消音器を構成するため、格別の部品を付加することな
く、送風機に発生する騒音を簡単な構成で効果的に低減
できる。すなわち、従来のように吸音材を使用すること
なく、しかも複雑な構造にすることもなく、吸入箱とベ
ルマウスプレートとを組付けると、これらの吸入箱とベ
ルマウスプレートとの内部に共鳴室を形成することがで
きるため、安価な手段で高周波騒音のみならず低周波騒
音をも低減できる消音器を構成することができる効果が
ある。
【0010】また、製作時、上型と下型とにより吸入箱
を一体成形する場合、吸入箱の製作が極めて簡単に行な
え製作工数削減効果が大である。さらに、消音器を構成
する共鳴室の一部は、吸入箱を上型と下型とにより一体
成形する場合、一体成形すると同時成形されるものであ
るから、消音器を形成するための部品の個数が省略でき
コスト削減効果がある。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。 (第1実施例)車両用空調装置に空気を取込む遠心多翼
送風機に本発明を適用した第1実施例を図1および図2
に示す。
【0012】多翼送風機10は、基本的には、遠心多翼
ファン12とケース14と吸入箱16とからなる。遠心
多翼ファン12は、円周方向に多数のブレード18が環
状に並べられており、その上端が保持リング20で固定
されている。多数のブレード18の下端は、中央部が吸
込側に凸状に形成される底プレート22の外周端に固定
されている。底プレート22の中央部は、駆動モータ2
4のモータ軸26にナット28により固定されている。
この遠心多翼ファン12の回転によりブレード18の上
端で囲まれる円形状の空気取入れ部分から取り入れた空
気を底プレート22の湾曲面に沿って遠心方向に導き、
多数のブレード18の間を遠心方向にケース14内に吹
き出す。
【0013】ファンケース14は、樹脂成形された上ケ
ース32と下ケース34とをクランプ、ビス等により一
体に組付けたものであって、図2に示すように周知のス
クロール形状に形成されており、その渦巻き状の中途部
から接線方向外側に延びる吐出口36を有している。こ
の例では、空気取入口を形成するベルマウス60が上ケ
ース32に形成されるとともにこの上ケース32に連通
孔56が形成されている。
【0014】吸入箱16は、樹脂等からなり、上型と下
型とによる型成形により形成される。そして、上ケース
32にビス等により固定されている。吸入箱16は、横
断面が三角屋根状に形成されているケース40を有す
る。このケース40には、斜面から外気を取入れる外気
取入口42とその反対側の斜面から内気を取入れる内気
口44が形成され、これらの外気取入口42の内部およ
び内気取入口44の内部に開閉可能なダンパがケース4
0の固定軸に回動可能に取付けられている。そして、ケ
ース40の内部に壁体48が形成され、ケース40の内
部の壁体48の一方の側に空気吸入室46、他方の側に
共鳴室50が形成されている。この共鳴室50は、遠心
多翼ファン12の回転を原因とする騒音を低減する消音
器の役割を果たす。
【0015】消音器52は、そのハウジングがケース4
0の一部と上ケース32の一部とからなり、このハウジ
ングの内部に共鳴室50とファン収容室54とを連通す
る連通孔56とを有する。連通孔56の開口面積、形
状、個数については、遠心多翼ファン12から発生する
騒音を効果的に低減する周知の方法により定まる値、個
数、形状等に設定してある。本例では、共鳴室50とフ
ァンケース14の内部のファン収容室54とを結ぶ連通
孔56の個数は1個であり、その形状は円形状である。
【0016】この第1実施例によると、遠心多翼ファン
12で発生する騒音が、その発生原因を形成するファン
収容室54と連通孔56を介して連通する共鳴室50で
効果的に騒音低減が図られるという効果がある。また、
吸入箱16は樹脂等により上型と下型とにより一体成形
可能な形状であることから、吸入箱16の製作が極めて
簡単に行なえるという効果がある。また、消音器52の
一部を構成する共鳴室50は、吸入箱16を一体成形す
ると同時成形されるものであるから、消音器52を形成
するための別個の部品が不要になる。さらには消音器5
2の一部を構成する連通孔56については、ファンケー
ス14を構成する上ケース32を樹脂等により一体成形
する時点で同時成形されるため、吸入箱16と同様に極
めて簡単に成形される。また組付けについては、ファン
ケース14の上ケース32に吸入箱16を組付けると同
時に消音器52が構成されるため、極めて簡単な製作に
よって消音器が形成されるのでコストダウンが図れる。
【0017】(第2実施例)本発明の第2実施例を図3
に示す。この第2実施例は、共鳴室50とファン収容室
54とを連通する連通孔64が筒状ガイド63の内部に
形成されている。この連通孔64は、そのファン軸方向
に一定の長さLを有するように上ケース32の面に対し
ほぼ直交する方向に折曲げ形成される。連通孔64は、
その横断面形状が円形状であり、直径がdに設定されて
いる。連通孔64の横断面積aとすると、a=1/4π
2 である。ここで、共鳴室50の容積をV1 、連通孔
64の長さをLとすると、この形式の共鳴型消音器の消
音効果は次のとうりである。空気密度ρ、空気中の音
速:C、とすると、共鳴周波数(消音する周波数)f
は、下記の数1の式で表わされる。
【0018】
【数1】
【0019】連通孔64の長さLがゼロに近い場合、す
なわち穴開けのみの状態のような連通孔形状の場合には
共鳴周波数fは下記数2で表わされる。
【0020】
【数2】
【0021】第2実施例によると、遠心多翼ファン12
から発生する騒音が顕著となる例えば250〜300H
zの周波数の音圧を共鳴室50により吸収、干渉させ効
果的に騒音低減を図ることができる。この250〜30
0Hzの周波数は、共鳴周波数fにより可変でき、共鳴
室の容積V1 および連通孔64の直径dおよび長さLか
ら導かれる容積V2 (V2 =1/4πd2 L)を調整す
ることにより設定される。
【0022】(第3実施例)本発明の第3実施例を図4
(A)、(B)に示す。第3実施例は、吸入箱16に形
成された共鳴室50とファンケース14に形成されたフ
ァン収容室54とを複数の連通孔70により連通した例
である。上ケース32に複数の連通孔70が形成されて
いる。
【0023】この第3実施例による共鳴型消音器の騒音
低減効果は次のとうりである。連通孔70の個数をn、
この連通孔70の直径d、面積a、この連通孔70を形
成する部分の板厚tとすると、共鳴周波数fは下記数3
のとうり表わされる。
【0024】
【数3】
【0025】この連通孔70の個数n、直径dを適宜調
整することにより消音適用周波数を変更可能である。こ
の連通孔70は、上ケース32の平板状の部分に穴を開
けることによりスクロール内の低周波騒音を低減でき
る。また、必要な周波数に応じて連通孔70の個数は1
個に限らず複数個形成することにより広い周波数域での
騒音低減効果が得られるという効果がある。
【0026】(第4実施例)本発明の第4実施例を図5
に示す。図5に示す第4実施例は、共鳴室50と吸吸入
室46とを結ぶ連通孔72を消音器52の構成要素にし
た例である。連通孔72は、壁体48の下端に形成され
る。この連通孔72の形成位置、形状、個数については
限られるものでない。この第4実施例によると、吸入箱
16の内部に生じる騒音低減効果が大である。
【0027】(第5実施例)本発明の第5実施例を図6
に示す。図6に示す第5実施例は、第1実施例と第4実
施例とを組み合わせたもので、共鳴室73と吸入室46
とを連通する連通孔72並びに共鳴室73とファン収容
室54とを連通する連通孔56を形成している。この例
においても低減すべき周波数に対応するように連通孔7
2、連通孔56の個数、形状、位置等を適宜設定するこ
とにより効果的な騒音効果が図れる。
【0028】上述した第1〜第5実施例は、図7に示す
ようにベルマウス60を有するベルマウスプレートと上
ケース32とが一体型の形式のものに本発明を適用した
例であるが、本発明は、この一体型形式のものに限ら
ず、上ケースと吸入箱とを一体成形し、この上ケースの
下面に別部品のベルマウスプレートを設けた形式のもの
に本発明を適用することもできる。この例を図8に示
す。
【0029】図8に示すベルマウスプレート別体型の送
風ファンについては、ファンケース80の上ケース82
は、吸入箱とファンケースの上ケースとを樹脂により一
体成形して形成している。ファンケース80の下ケース
89は別途樹脂成形により形成される。さらに遠心多翼
ファン12に空気を取入れる空気取入口を有するベルマ
ウスプレート84を別体のものとして上ケース82の下
面に固定している。上ケース82に消音器を構成する図
示しない連通孔を形成する。この連通孔により前述した
共鳴室とファンケースの内部とを連通している。上ケー
ス82の上部分の吸入箱を形成する部分86には外気取
入口42と内気取入口44が形成される。これらの外気
取入口42および内気取入口44を開閉するダンパ88
が上ケース82の固定軸90に回動可能に取り付けられ
ている。
【0030】なお、消音器を構成する一部の要素として
連通孔を使用しているが、さらには中高周波の騒音低減
効果を効果的に図るために消音器内部に吸音材を付加的
に張り付けることも可能である。しかしながら上述のよ
うに連通孔を構成することで所定周波数の騒音低減効果
はかなりある。本発明は、多翼遠心送風機全般に適用し
た場合に上述した作用によって騒音の低減という効果が
得られるものであるが、特に自動車用空調装置の通風系
のように比較的通風抵抗の大きな通風系に適用すると前
記効果が顕著である。その自動車用空調装置に適用した
実施例を図9に示す。
【0031】図9に示す通風系統は、車室外の空気を取
入れる外気取入口42、または車室内の空気を取入れる
内気取入口44から吸入室46に取り入れられた空気を
ベルマウス60で形成される空気取入口を経由してファ
ンケース14内に取り込み、遠心多翼ファン12により
スクロール状のケース内通路に沿って吐出口36から吹
出しエバポレータ107に導く。外気取入口42と内気
取入口44は、回動可能なダンパ88により開閉され
る。エバポレータ107の出口側にはエアミックスダン
パ108が設けられ、このエアミックスダンパ108に
よって仕切られる第1流路118と第2流路119のう
ちの片側の第2流路119にヒーターコア117が取り
付けられている。エアミックスダンパ108とヒーター
コア117の出口側に形成されるエアミックスチャンバ
109は、車室内の上方に向けて吹き出すデフロスタ吹
出口113、車両乗員の上部に向けて吹き出す上部吹出
口112並びに車両乗員の足元に吹き出す足元吹出口1
10に連通している。各吹出口110、112、113
の入口側にはそれぞれの吹出口の開度を調節するダンパ
114、115、116が回動自在に取付けられてい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す多翼送風機を示すも
ので、図2に示すI−I線断面図である。
【図2】本発明の第1実施例の多翼送風機を示す斜視図
である。
【図3】本発明の第2実施例の主要部を示す断面図であ
る。
【図4】(A)は本発明の第3実施例の主要部を示す断
面図である。(B)はその矢印B方向矢視部分平面図で
ある。
【図5】本発明の第4実施例の主要部を示す断面図であ
る。
【図6】本発明の第5実施例の主要部を示す断面図であ
る。
【図7】本発明を適用した遠心多翼送風機の一型式例を
示す模式図である。
【図8】本発明を適用した遠心多翼送風機の他の型式例
を示す模式図である。
【図9】本発明を適用した空調装置の概略構成図であ
る。
【符号の説明】
10 遠心多翼送風機 12 遠心多翼ファン 14 ファンケース 16 吸入箱 18 ブレード 20 保持リング 22 底プレート 32 上ケース 34 下ケース 46 吸入室 48 壁体 50 共鳴室 52 消音器 54 ファン収容室 56 連通孔 60 ベルマウス 64 連通孔 70 連通孔 72 連通孔 84 ベルマウスプレート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 亀岡 輝彦 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内 (72)発明者 渡辺 晃章 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円周方向に配される多数のブレード、前
    記多数のブレードの空気吸入側端部に形成された環状保
    持リング、および前記多数のブレードの反空気吸込側端
    部に形成された底プレートを有する遠心多翼ファンと、 この遠心多翼ファンを収容し、前記多数のブレードの空
    気吸込側端部近傍に空気取入口を形成するベルマウスプ
    レートを有し、スクロール形状に形成されるケースと、 前記空気取入口の入口側に連通する吸入室を構成する吸
    入箱と、 前記吸入箱と前記ベルマウスプレートとから形成され、
    前記ケース内部のファン収容室または前記吸入箱内部の
    吸入室に連通する共鳴室を有する消音器とを備えたこと
    を特徴とする多翼送風機。
  2. 【請求項2】 前記ケースは、吸込側ケースとモータ側
    ケースとからなり、前記吸込側ケースは前記ベルマウス
    プレートと一体成形されることを特徴とする請求項1記
    載の多翼送風機。
  3. 【請求項3】 前記ケースは、吸込側ケースとモータ側
    ケースとからなり、前記吸込側ケースは前記吸入箱と一
    体成形され、この吸込側ケースにこの吸込側ケースと別
    体のベルマウスプレートを取付けてなることを特徴とす
    る請求項1記載の多翼送風機。
  4. 【請求項4】 上型と下型とで前記吸入室と前記共鳴室
    とが一体成形可能である請求項1記載の吸入箱を備えた
    ことを特徴とする請求項1、2または3記載の多翼送風
    機。
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