JPH0563456A - Fet動作回路 - Google Patents

Fet動作回路

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Publication number
JPH0563456A
JPH0563456A JP3253194A JP25319491A JPH0563456A JP H0563456 A JPH0563456 A JP H0563456A JP 3253194 A JP3253194 A JP 3253194A JP 25319491 A JP25319491 A JP 25319491A JP H0563456 A JPH0563456 A JP H0563456A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output power
gate
gate current
voltage
input
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Pending
Application number
JP3253194A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahide Yamauchi
眞英 山内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP3253194A priority Critical patent/JPH0563456A/ja
Publication of JPH0563456A publication Critical patent/JPH0563456A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 任意の出力電力レベルで、常に、最高効率が
得られるFETの動作回路を得る。 【構成】 出力電力を検出する出力電力検出部と、ゲー
ト電流検出部と、上記出力電力検出部の検出結果と該ゲ
ート電流検出部の検出結果を基にドレイン電圧と入力信
号の入力電力を制御する電圧制御部とを設け、入力電力
とドレイン電圧とを任意の出力電力レベルに対してゲー
ト電流が流れる動作条件に設定し、FETをB級動作さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はFET動作回路に関
し、特に、入力信号に対して、常に、高効率に増幅した
増幅信号を出力できるFET動作回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来のGaAsFETの動作回
路を示す図であり、図において、G,S,Dはそれぞれ
ゲート,ソース,ドレイン電極であり、Lg,Rg ,V
g はゲート電極Gにそれぞれ直列に接続されたゲートイ
ンダクタ,ゲート抵抗,ゲート電圧であり、Ld
d ,Vd はドレイン電極Dにそれぞれ直列に接続され
たドレインインダクタ,ドレインコンデンサ,ドレイン
電圧である。
【0003】次に、動作について説明する。ゲート電極
Gに、ゲートインダクタLg ,ゲート抵抗Rg を介して
ゲート電圧Vg を印加し、ドレイン電極Dにドレインイ
ンダクタLd ,ドレインコンデンサCd を介してドレイ
ン電圧Vd を印加し、この状態でゲート電極Gに高周波
信号を入力すると、ドレイン電極Dを通して増幅信号が
出力される。
【0004】図4は、上記高周波動作時の入力信号の入
力電力Pinに対する増幅信号の出力電力Pout ,効率η
add ,ゲート電流Ig のそれぞれの関係を示した図であ
る。図から、入力信号の入力電力Pinが大きくなるにつ
れて、増幅信号の出力電力Pout ,効率ηadd が次第に
大きくなり、入力信号の入力電力Pinが図中aで示す値
になると、出力電力Pout と効率ηadd のぞれぞれが最
高出力と最高効率を示し、入力電力Pinがこの値を越え
ると、出力電力Pout と効率ηadd の何れもが低下する
ことがわかる。一方、ゲート電流Ig は高周波信号の入
力電力Pinが図中aで示す値になるまで、即ち、出力電
圧Pout が最大となる入力電力Pinの値となるまで殆ど
流れず、出力電力Pout と効率ηadd が最大出力,最大
効率となる入力電力Pinの値に達した時にはじめてゲー
ト電流Igがゲート電極Gからソース電極Sに向かって
流れるようになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のGaAsFET
の動作回路は以上のように構成されており、高周波動作
時において、入力電力Pinを減少し、出力電力Pout
減少させると、効率ηad d も同時に低下してしまうとい
う問題点があった。
【0006】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、高周波動作時、任意の出力電力
レベルで常に高効率が得られるFET動作回路を得るこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明にかかるFET
動作回路は、増幅信号の出力電力とゲート電極に流れる
ゲート電流をそれぞれ検出する検出部と、これらの検出
結果をもとに入力信号の入力電力とドレイン電圧とをそ
れぞれ制御する電圧制御部とを設けたものである。
【0008】
【作用】この発明にかかるFET動作回路においては、
任意の出力電力レベルにおいて、ゲート電流が流れるよ
うに入力信号の入力電力を決定することができるため、
ゲート抵抗の電圧降下によってゲート印加電圧が低下
し、その結果、FETがB級動作して、常に高効率を維
持することができる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1は、この発明の一実施例によるGaAsFE
Tの動作回路を示す図であり、図において、PSout は
出力電力検出部、V.C.はゲート電流検出部を内蔵
し、出力電力検出部PSoutの検出結果とゲート電流検
出部の検出結果によりドレイン電圧とゲート電極へ入力
する高周波信号の入力電力とをそれぞれ制御する電圧制
御部、Vg1 はゲート電圧出力端子、Vd1はドレイン電
圧出力端子であり、図3と同一符号は同一または相当す
る部分を示す。
【0010】次に、動作について説明する。図2は、上
記FET動作回路を高周波動作した場合の動作特性を示
す図であり、図中、実線はドレイン電圧Vd が大きい場
合(例えば、10〜20V程度の場合)の入力電力Pin
に対する出力電力Pout ,効率ηadd ,ゲート電流Ig
のそれぞれの特性変化曲線を示し、点線はドレイン電圧
Vd が小さい場合(例えば3〜4V程度の場合)の入力
電力Pinに対する出力電力Pout ,効率ηadd ,ゲート
電流Ig の特性変化曲線を示す。
【0011】今、入力信号の入力電力が図中のaで示す
付近、即ち、FETが図中1に示す特性の得られる状態
にあるとする。この時、ゲート電流Ig は順方向に流
れ、ゲート抵抗Rg によってゲート印加電圧は低下し、
A級動作からB級動作へ移行して効率が向上し、出力電
力と効率はそれぞれ最大出力と最大効率を示している。
そして、この状態から、入力電力を低下させて、FET
が図中2に示す特性の得られる状態に移行させると、出
力電力Poutが低下し、この時、ゲート電流Igは流れな
くなる。次に、出力電力検出部PSout で出力電力を検
出しながら、電圧制御部V.C.によって出力電力P
out が低下をきたさないレベルまでドレイン電圧Vd を
減少させると、出力電力Pout 、効率ηadd 、ゲート電
流Ig がそれぞれ移行してFETは図中の点線で示す特
性曲線を示すようになり、FETは図中3で示す特性の
得られる状態になる。次に、電圧制御部V.C.に内蔵
されたゲート電流検出部でゲート電流Ig を検出し、該
電圧制御部V.C.によりゲート電流Ig が順方向に流
れるまで入力電力Pinを増大させて、FETを図中4に
示す特性の得られる状態にすると、FETは上記1の状
態と同様に、ゲート抵抗による電圧降下によってゲート
印加電圧が低下してB級動作を示すようになり、最大効
率を示す状態となる。
【0012】尚、出力電力Pout を大きくして所望の値
に設定する場合は、ドレイン電圧Vd を上昇させて、出
力電力Pout を増大させ、所望の出力電圧が得られた時
点でゲート電流Ig が流れているかをゲート電流検出部
で検出し、ゲート電流が流れている場合はそのポイント
で最適動作となり、ゲート電流が流れていない場合は、
上記と同様にFETを1〜4の状態に移行させるとよ
い。
【0013】このような本実施例によるFET動作回路
では、出力電力検出部PSout とゲート電流検出部を内
蔵し、該出力電力検出部PSout の検出結果と該ゲート
電流検出部の検出結果によってドレイン電圧とゲート電
極へ入力する高周波信号の入力電力をそれぞれ制御する
電圧制御部V.C.とを備えているので、所望の出力電
力レベル、ゲート電流が流れる状態にFETの動作条件
を設定することができ、FETがB級動作し、常に最高
効率にてFETを動作させることができる。
【0014】
【発明の効果】以上のように、この発明にかかるFET
動作回路によれば、増幅信号の出力電力とゲート電極に
流れるゲート電流をそれぞれ検出する検出部と、これら
の検出結果をもとに入力信号の入力電力とドレイン電圧
とをそれぞれ制御する電圧制御部とを備えているので、
出力電力とゲート電流を検出しながら入力信号の入力電
力とドレイン電圧とを制御できるため、FETがB級動
作する動作条件で所望の出力電力を得ることができ、任
意の出力電力レベルで高効率を達成することができる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例によるよるGaAsFET
動作回路を示す図。
【図2】図1に示すGaAsFET動作回路の動作特性
変化を示す図。
【図3】従来のGaAsFET動作回路を示す図。
【図4】従来のGaAsFETの動作特性変化を示す
図。
【符号の説明】
G ゲート電極 S ソース電極 D ドレイン電極 Lg ゲートインダクタ Rg ゲート抵抗 Vg ゲート電圧 LD ドレインインダクタ CD ドレインコンデンサ PSout 出力電力検出部 VD ドレイン電圧 V.C. 電圧制御部 Pin 入力電力 Pout 出力電力 ηadd 効率 Ig ゲート電流 Vg1 ゲート電圧出力端子 VD1 ドレイン電圧出力端子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソース電極が接地し、ゲート電極に入力
    された高周波信号をドレイン電極から増幅信号として出
    力するFET動作回路において、 上記増幅信号の出力電力を検出する出力電力検出部と、 上記ゲート電極のゲート電流を検出するゲート電流検出
    部と、 該出力電力検出部とゲート電流検出部との検出結果をも
    とに、上記ドレイン電極へ印加するドレイン電圧と上記
    ゲート電極に入力される高周波信号の入力電力とを制御
    する電圧制御部とを備えたことを特徴とするFET動作
    回路。
JP3253194A 1991-09-02 1991-09-02 Fet動作回路 Pending JPH0563456A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3253194A JPH0563456A (ja) 1991-09-02 1991-09-02 Fet動作回路

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JP3253194A JPH0563456A (ja) 1991-09-02 1991-09-02 Fet動作回路

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JPH0563456A true JPH0563456A (ja) 1993-03-12

Family

ID=17247863

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3253194A Pending JPH0563456A (ja) 1991-09-02 1991-09-02 Fet動作回路

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JP (1) JPH0563456A (ja)

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