JPH0563236U - 玄米貯蔵庫 - Google Patents

玄米貯蔵庫

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JPH0563236U
JPH0563236U JP1089592U JP1089592U JPH0563236U JP H0563236 U JPH0563236 U JP H0563236U JP 1089592 U JP1089592 U JP 1089592U JP 1089592 U JP1089592 U JP 1089592U JP H0563236 U JPH0563236 U JP H0563236U
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JP
Japan
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rice
unit
brown rice
housing
polishing
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JP1089592U
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Inventor
綱一郎 浅井
義邦 宮武
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Shizuoka Seiki Co Ltd
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Shizuoka Seiki Co Ltd
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  • Adjustment And Processing Of Grains (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この考案の目的は、玄米貯蔵庫において、張
込ユニットと冷蔵ユニットと精米ユニットとをハウジン
グ内に夫々着脱可能に設け、組付時に、各ユニット毎に
組付けることを可能とし、組付作業を容易しとて組付性
を向上するとともに、故障時には、各ユニット毎に点検
することを可能とし、保守点検を容易とし、しかも、ユ
ーザに対しては、必要なユニットのみを提供することに
ある。 【構成】 このため、この考案は、玄米貯蔵庫におい
て、張込ホッパと張込スクリュと張込モータとを一体的
にして張込ユニットを構成するとともに張込ユニットを
着脱可能にハウジング内に設け、圧縮器と凝縮器と膨張
弁と蒸発器とを一体的にして冷蔵ユニットを構成すると
ともに冷蔵ユニットを着脱可能にハウジング内に設け、
精米機と精米モータとを一体的にして精米ユニットを構
成するとともに精米ユニットを着脱可能にハウジング内
に設けている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は玄米貯蔵庫に係り、特に各機器を類別にユニット化することにより 、各機器の組付性を向上するとともに、保守点検を容易とし、しかも、ユーザの 要求する所定のユニットのみを提供し得る玄米貯蔵庫に関する。
【0002】
【従来の技術】
玄米の貯蔵においては、大量の玄米を取扱う場合に、玄米の品質が損われない ように、低温貯蔵倉庫を利用している。
【0003】 また、農家等で自家消費米を貯蔵する場合には、玄米を紙袋、貯蔵缶に入れて 貯蔵し、必要に応じて精米加工し、食用に供していた。しかし、このような玄米 の貯蔵では、玄米が常温となり、玄米の品質が低下し易いという弊害があった。
【0004】 そこで、農家等であっては、玄米を低い一定の温度(10℃〜15℃)に貯蔵 して玄米の品質を損わせないために、近年、玄米貯蔵庫を利用している。
【0005】 この玄米貯蔵庫にあっては、ハウジングの上側内面に冷蔵室が形成される壁側 断熱材を貼設し、壁側断熱材の下部に区画側断熱材を連設してハウジングの下側 に機械室を区画形成し、玄米を投入する張込ホッパを設け、張込ホッパに投入さ れた玄米を玄米タンクに搬送する張込スクリュを設け、張込スクリュを駆動する 張込モータを設け、冷蔵室に冷気を循環すべく圧縮器と凝縮器と膨張弁と蒸発器 とを設け、玄米タンクからの玄米を精米する精米機を設け、精米機を駆動する精 米モータを設け、これにより、玄米タンクにおいて玄米を低温で貯蔵するととも に、必要に応じて玄米タンクから玄米を取出して精米を行っている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、従来の玄米貯蔵庫においては、上述の張込スクリュ等の各機器が別 個に単独製品として市販され、組付時に各機器が単独に組付けられているので、 組付作業が面倒になって組付性が低下するとともに、故障時に、各機器を別途に 取外さなければならず、保守点検が面倒であった。
【0007】 また、ユーザの各種機器の要求に備え、各種の機器を準備しなければならず、 多種の機器の準備が困難であるとともに、各機器が一体化された自動化システム の製品にあっては、一部の機器を取外すと運転不可能になる場合があり、ユーザ の負担が大になるという不都合があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】
そこで、この考案は、上述の不都合を除去するために、ハウジングの上側内面 に冷蔵室が形成される壁側断熱材を貼設し、この壁側断熱材の下部に区画側断熱 材を連設して前記ハウジングの下側に機械室を区画形成し、玄米を投入する張込 ホッパを設け、この張込ホッパに投入された玄米を玄米タンクに搬送する張込ス クリュを設け、この張込スクリュを駆動する張込モータを設け、前記冷蔵室に冷 気を循環すべく圧縮器と凝縮器と膨張弁と蒸発器とを設け、前記玄米タンクから の玄米を精米する精米機を設け、この精米機を駆動する精米モータを設けた玄米 貯蔵庫において、前記張込ホッパと前記張込スクリュと前記張込モータとを一体 的にして張込ユニットを構成するとともにこの張込ユニットを着脱可能に前記ハ ウジング内に設け、前記圧縮器と前記凝縮器と前記膨張弁と前記蒸発器とを一体 的にして冷蔵ユニットを構成するとともにこの冷蔵ユニットを着脱可能に前記ハ ウジング内に設け、前記精米機と前記精米モータとを一体的にして精米ユニット を構成するとともにこの精米ユニットを着脱可能に前記ハウジング内に設けたこ とを特徴とする。
【0009】
【作用】
この考案の構成によれば、各機器を類別に分けた張込ユニットと冷蔵ユニット と精米ユニットとをハウジング内に夫々着脱可能に設けるので、組付時に、各ユ ニット毎に組付けることが可能となり、組付作業を容易しとて組付性を向上する とともに、故障時には、各ユニット毎に点検することが可能となり、保守点検を 容易とし、しかも、ユーザに対しては、必要なユニットのみを提供することが可 能となる。
【0010】
【実施例】
以下図面に基づいてこの考案の実施例を詳細且つ具体的に説明する。図1〜図 10は、この考案の実施例を示すものである。図1において、2は玄米貯蔵庫、 4は薄板で四角形状のハウジングである。このハウジング4の上側の内面には、 冷蔵室6を形成する壁側断熱材8が貼設されている。この壁側断熱材8の下部に は、水平方向に指向してハウジング4内を仕切る区画側断熱材10が連設されて いる。ハウジング4内で区画側断熱材10の下方には、機械室12が区画形成さ れている。
【0011】 前記区画側断熱材10には、中央部位に排出用孔14が形成されているととも に、外縁部位の一部に冷蔵ユニット用孔16が形成されている。
【0012】 前記ハウジング4内の一側には、張込スクリュ18が立設されている。この張 込スクリュ18は、図1に示す如く、スクリュ筒20と、このスクリュ筒20内 のスクリュ羽根22と、このスクリュ羽根22が固定されたスクリュ軸24とか らなる。このスクリュ軸24は、下部側においてスクリュ駆動ベルト26を介し て張込モータ28によって駆動される。前記スクリュ筒20の下部には、玄米を 投入する張込ホッパ30が着脱可能に設けられている。
【0013】 前記スクリュ軸24の上部には、図1に示す如く、分散羽根32が固着されて いる。
【0014】 また、前記スクリュ筒20の上部には、図4に示す如く、タンク投入口34が 形成されているとともに、図1に示す如く、投入口蓋36が付設されている。
【0015】 前記張込スクリュ18と張込モータ28と張込ホッパ30とは、図4に示す如 く、張込枠38と共に張込ユニット40として一体的に構成されている。この張 込ユニット40は、図1に示す如く、ハウジング4内で底部位と側部位とに、ボ ルト・ナット等の取付具(図示せず)によって着脱可能に設けられている。
【0016】 前記冷蔵室6内には、壁側断熱材8の内面から所定間隔で離間して冷却層42 を形成する玄米タンク44が設けられる。この玄米タンク44は、下部位が漏斗 状で、中央部位の排出口46を形成する排出管部(図示せず)が前記排出用孔1 4に挿脱可能に設けられ、区画側断熱材10上に設置されている。
【0017】 前記区画側断熱材10の下面側には、前記排出口46を開閉すべくスライドシ ャッタ体48及びこのスライドシャッタ体48をスライド移動させる排出モータ 50を有する玄米排出機構52が設けられている。
【0018】 また、前記区画側断熱材10の下面には、排出口46の下方に漏斗状の排出筒 54が機械室12内で付設されている。
【0019】 この排出筒54の下方には、図1に示す如く、受入筒56が備えられた精米機 58が設置されている。この精米機58は、精米モータ60によって駆動される 。
【0020】 この精米機58に集糠カバー62の一端側が連結され、この集糠カバー62の 他端側に糠吸入ホース64の一端側が連結され、この糠吸入ホース64の他端側 に糠ファンケース66が連結されている。この糠ファンケース66内には、糠フ ァン68が配設されている。この糠ファン68は、前記精米モータ60によって 駆動されて精米機58で発生する米糠を吸引して米糠容器(図示せず)内に送給 するものである。前記糠ファンケース60には、図5に示す如く、接続パイプ7 0を介して糠吐出ホース72の一端側が連結される。この糠吐出ホース72の他 端側は、米糠容器(図示せず)に連設される。
【0021】 また、前記精米機58には、精白米出口受74の一端側が連設されている。こ の精白米出口受74の他端側は、精白米容器76の上部に開口されている。
【0022】 前記精米機58と精米モータ60とは、図5に示す如く、精米ユニット78と して精米ユニット枠80に一体的に構成されている。また、この精米ユニット枠 80には、図1、図5に示す如く、前記受入筒56と集糠カバー62と糠吸入ホ ース64と糠ファンケース66と糠ファン68と接続パイプ70とが一体的に取 付けられている。
【0023】 前記精米ユニット78は、精米ユニット枠80の脚部80a、80aの取付孔 80b、80bに挿通されるボルト・ナット等の取付具(図示せず)によってハ ウジング4の底部位に着脱可能に設けられる。
【0024】 前記冷蔵ユニット用孔16が形成された部位で区画側断熱材10下方の機械室 12には、圧縮器82と、凝縮器ファン84が備えられた凝縮器86と、膨張弁 88と、蒸発器ファン90が備えられた蒸発器92とを冷蔵ユニット枠94に一 体的に取付けて構成した冷蔵ユニット96が設けられる。即ち、図1、6に示す 如く、冷蔵ユニット枠94には、下部位に四角形状の枠底板98と、中間高さよ りも少許上方で水平方向に指向して横枠100で支持された仕切断熱材102と 、この仕切断熱材102上面の各辺の縁部位に連結され且つ上方に指向して該冷 蔵ユニット枠94の上側及び上枠104によって支持された側部断熱材106、 106、106、106とが取付けられる。これにより、仕切断熱材102より も下方に機器側空間108が形成されるとともに、仕切断熱材102と各側部断 熱材106、106、106、106とによって上方に開口する冷気側空間11 0とが形成される。前記機器側空間108からは、冷蔵ユニット96のドレンホ ース112が玄米貯蔵庫2の後側に延設されている(図3、6参照)。
【0025】 前記機器側空間108にあっては、前記枠底板98の上面に圧縮器82と凝縮 器86とが着脱可能に固設されている。また、仕切断熱材102の下面には、前 記膨張弁88が付設されている。
【0026】 前記冷気側空間110にあっては、前記蒸発器92が仕切断熱材102の上面 に着脱可能に設けられている。
【0027】 この蒸発器92には、遮断板114の一端側が上方に指向して設けられている 。この遮断板114の他端側は、玄米タンク44の傾斜した下面に接続されてい る。
【0028】 また、前記側部断熱材106、106、106、106の上面には、冷気側多 孔板116が取付けられている。
【0029】 前記冷蔵ユニット枠94の下側には、図1に示す如く、四面から機器側空間1 08を覆うべく、機器側多孔板118、118、118、118が取付けられる 。
【0030】 前記冷蔵ユニット96は、冷蔵ユニット枠94の支持脚94aが取付具として 例えばアジャストボルト(図示せず)によってケーシング4の底部位に支持され ることにより、ケーシング4内に着脱可能に設けられる。このとき、冷蔵ユニッ ト96の上部位にあっては、冷蔵室6の冷気が機械室12に漏洩するのを防止す べく、上枠104の外面と冷蔵ユニット用孔16の内面間には、冷蔵室6と機械 室12とを遮断するシール材(図示せず)が介設される。また、上枠104を冷 蔵ユニット用孔16に挿入する際には、冷蔵ユニット枠94をケーシング4に取 付けるためのアジャスタボルト(図示せず)を回転させて冷蔵ユニット枠94を 上方に漸次移動させることができ、これにより、上枠104の外面と冷蔵ユニッ ト用孔16の内面との気密性を担保させることができる。
【0031】 このように構成された冷蔵ユニット96は、図7に示す如く、液体が気化する ときの蒸発の潜熱を低熱源として冷却に利用し、蒸発した液体を再び液化させて 再循環するものであり、蒸発器92で気化された冷媒を圧縮器82によって液化 させ、この圧縮器82で圧縮されて外気温度よりも高くなった液化冷媒の熱を放 熱器である凝縮器86で放散させ、これにより、高温高圧の液冷媒とし、そして 、一旦、この液冷媒を受液室(図示せず)に蓄えさせ、次いで、この液冷媒を膨 張弁88で減圧させ、この冷媒を低温低圧の霧化状態とし、そして、熱交換器で ある蒸発器92において冷媒を蒸発させて低熱源を得て、この蒸発器92からの 冷気を冷蔵室6に循環させている。
【0032】 前記ハウジング4の前面にあっては、図2に示す如く、中央部位に操作パネル 120と操作部下カバー122と左側精米部カバー124とが付設され、この左 側精米部カバー124の左右に張込ホッパカバー126と右側精米部カバー12 8とが設けられている。また、ハウジング4の上面には、上側点検部130が設 けられている。更に、ハウジング4の下部の右側面部位には、右側点検部132 が設けられている。
【0033】 図3に示す如く、前記ハウジング4の後面には、後側点検部134が付設され ている。また、ハウジング4の下部の左側面部位には、左側点検部136が設け られている。更に、ハウジング4の後面には、電源ケーブル138とアース線1 40とが内部から延設されている。
【0034】 また、図8に示す如く、前記操作パネル120を開成した際には、内部にコン トロールボックス142が設けられている。このコントロールボックス142に は、図9に示す如く、電源スイッチ144、リレー基板146、温度調整器14 8、外気温サーモ150、冷蔵ユニット運転スイッチ152、庫内温度計154 等の部品が設けられている。
【0035】 前記コントロールボックス142には、図10に示す如く、上述の各ユニット が連絡されている。
【0036】 即ち、コントロールボックス142には、電源側接続具156と張込ユニット 側接続具158と精米ユニット側接続具160と冷蔵ユニット側接続具162と 温度センサ側接続具164と残量センサ側接続具166とが着脱可能に取付けら れている。
【0037】 電源側接続具156には、プラグ168が連絡された前記電源ケーブル138 が接続されている。
【0038】 張込ユニット側接続具158には、張込側第1接続具170が連絡された張込 ケーブル172が接続されている。張込側第1接続具170には、張込モータ2 8に連絡された張込側第2接続具174が着脱可能に取付けられる。
【0039】 精米ユニット側接続具160には、分岐した排出側第1接続具176及び精米 側第1接続具178が連絡された排出精米ケーブル180が接続されている。排 出側第1接続具176には、排出モータ50に連絡された排出側第2接続具18 2が着脱可能に取付けられる。また、精米側第1接続具178には、精米モータ 60に連絡された精米側第2接続具184が着脱可能に取付けられる。
【0040】 冷蔵ユニット側接続具162には、冷蔵側第1接続具186が連絡された冷蔵 ケーブル188が接続されている。この冷蔵側第1接続具186には、前記圧縮 器82と凝縮器ファン84と蒸発器ファン90とに連絡された冷蔵側第2接続具 190が着脱可能に取付けられる。
【0041】 前記温度センサ側接続具164及び残量センサ側接続具166には、1段残量 側第1接続具192、2段残量側第1接続具194、3段残量側第1接続具19 6、サーミスタ側第1接続具198が連絡されたセンサケーブル200が接続さ れている。
【0042】 1段残量側第1接続具192には、1段残量センサ202が連絡された1段残 量側第2接続具204が着脱可能に取付けられる。2段残量側第1接続具194 には、2段残量センサ206が連絡された2段残量側第2接続具208が着脱可 能に取付けられる。3段残量側第1接続具196には、3段残量センサ210が 連絡された3段残量側第2接続具212が着脱可能に取付けられる。サーミスタ 側第1接続具198には、サーミスタ214が連絡されたサーミスタ側第2接続 具216が着脱可能に取付けられる。
【0043】 次に、この実施例の作用を説明する。
【0044】 玄米貯蔵庫2の組付けにあっては、ハウジング4内で、張込スクリュ18と張 込モータ28と張込ホッパ30等とが一体的となった張込ユニット40を着脱可 能に設置するとともに、玄米タンク44を冷蔵室6内で区画側断熱材10上に設 置し、そして、玄米排出装置52を区画側断熱材10下面に取付け、精米機58 と精米モータ60等が一体的となった精米ユニット78を機械室12内に着脱可 能に設置し、次いで、圧縮器82と凝縮器86と膨張弁88と蒸発器92とが一 体的となった冷蔵ユニット96を着脱可能に設置する。
【0045】 また、ハウジング4内には、精白米容器76や米糠容器等の部品を設置する。
【0046】 玄米貯蔵庫2の電気配線系にあっては、図10に示す如く、張込側第1接続具 170に張込側第2接続具174を連結し、排出側第1接続具176に排出側第 2接続具182を連結し、精米側第1接続具178に精米側第2接続具184を 連結し、冷蔵側第1接続具186に冷蔵側第2接続具190を連結し、1段残量 側第1接続具192に1段残量側第2接続具204を連結し、2段残量側第1接 続具194に2段残量側第2接続具208を連結し、3段残量第1接続具196 に3段残量第2接続具212を連結し、そして、サーミスタ側第1接続具198 にサーミスタ側第2接続具216を連結する。
【0047】 そして、玄米を玄米タンク44内に張込モータ28の駆動によってスクリュ軸 24を回転させ、張込ホッパ30に投入された玄米を、スクリュ羽根22によっ て玄米タンク44内に搬送させる。
【0048】 次いで、玄米の冷蔵運転の際には、冷蔵ユニット96が駆動されると、冷蔵室 6内の空気が蒸発器92からの冷気によって徐々に冷却され、玄米が15℃以下 の低温に維持される。玄米タンク44内の玄米は、玄米タンク44自体が冷却さ れることでも冷却される。このとき、冷蔵ユニット96の凝縮器ファン84の駆 動により、玄米貯蔵庫2から外気が導かれる。
【0049】 次いで、精米運転をする際には、精米量を設定して操作パネル120の精米ボ タンを押すと、精米モータ60が駆動し、同時に、スライドシャッタ体48が排 出口46を開成する。よって、玄米が精米機58に送られ、精米が開始される。 白米は精白米容器76に落下する一方、糠は糠ファン68によって米糠容器に送 給される。
【0050】 設定された精米量になると、まず、スライドシャッタ体48が排出口46を閉 成し、所定時間(約3分)経過後に、精米モータ60が自動停止して、精米が終 了する。
【0051】 この結果、この実施例によれば、各機器を類別にユニット化、つまり、張込ユ ニット40と精米ユニット78と冷蔵ユニット96とに分けたので、組付時に、 各ユニット毎に組付けるだけなので、組付性が向上するとともに、故障時に、各 ユニット毎に点検すればよいだけなので、保守点検が容易となる。
【0052】 また、ユーザが必要な一のユニットのみを選択して購入することができ、ユー ザに対して重複投資を回避させることができる。
【0053】
【考案の効果】 以上詳細な説明から明らかなようにこの考案によれば、玄米貯蔵庫において、 張込ホッパと張込スクリュと張込モータとを一体的にして張込ユニットを構成す るとともに張込ユニットを着脱可能にハウジング内に設け、圧縮器と凝縮器と膨 張弁と蒸発器とを一体的にして冷蔵ユニットを構成するとともに冷蔵ユニットを 着脱可能にハウジング内に設け、精米機と精米モータとを一体的にして精米ユニ ットを構成するとともに精米ユニットを着脱可能にハウジング内に設けたことに より、張込ユニットと冷蔵ユニットと精米ユニットとをハウジング内に夫々着脱 可能に設けるので、組付時に、各ユニット毎に組付けることが可能となり、組付 作業を容易として組付性を向上するとともに、故障時には、各ユニット毎に点検 することが可能となり、保守点検を容易とし、しかも、ユーザに対しては、必要 なユニットのみを提供可能とし得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】玄米貯蔵庫の断面図である。
【図2】玄米貯蔵庫の前側からの斜視図である。
【図3】玄米貯蔵庫の後側からの斜視図である。
【図4】張込ユニットの側面図である。
【図5】精米ユニットの斜視図である。
【図6】冷蔵ユニットの後側からの斜視図である。
【図7】冷蔵ユニットの回路図である。
【図8】操作パネルを開成した状態の正面図である。
【図9】コントロールボックスの正面図である。
【図10】玄米貯蔵庫の配線図である。
【符号の説明】
2 玄米貯蔵庫 4 ハウジング 8 壁側断熱材 10 区画側断熱材 12 機械室 18 張込スクリュ 28 張込モータ 40 張込ユニット 44 玄米タンク 46 排出口 48 スライドシャッタ体 50 排出モータ 58 精米機 60 精米モータ 78 精米ユニット 82 圧縮器 86 凝縮器 88 膨張弁 92 蒸発器 96 冷蔵ユニット
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年4月3日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングの上側内面に冷蔵室が形成さ
    れる壁側断熱材を貼設し、この壁側断熱材の下部に区画
    側断熱材を連設して前記ハウジングの下側に機械室を区
    画形成し、玄米を投入する張込ホッパを設け、この張込
    ホッパに投入された玄米を玄米タンクに搬送する張込ス
    クリュを設け、この張込スクリュを駆動する張込モータ
    を設け、前記冷蔵室に冷気を循環すべく圧縮器と凝縮器
    と膨張弁と蒸発器とを設け、前記玄米タンクからの玄米
    を精米する精米機を設け、この精米機を駆動する精米モ
    ータを設けた玄米貯蔵庫において、前記張込ホッパと前
    記張込スクリュと前記張込モータとを一体的にして張込
    ユニットを構成するとともにこの張込ユニットを着脱可
    能に前記ハウジング内に設け、前記圧縮器と前記凝縮器
    と前記膨張弁と前記蒸発器とを一体的にして冷蔵ユニッ
    トを構成するとともにこの冷蔵ユニットを着脱可能に前
    記ハウジング内に設け、前記精米機と前記精米モータと
    を一体的にして精米ユニットを構成するとともにこの精
    米ユニットを着脱可能に前記ハウジング内に設けたこと
    を特徴とする玄米貯蔵庫。
JP1089592U 1992-02-03 1992-02-03 玄米貯蔵庫 Pending JPH0563236U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013248543A (ja) * 2012-05-30 2013-12-12 Marumasu Kikai Kk 保冷精米機

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