JPH0563085U - コネクタの取り付け構造 - Google Patents

コネクタの取り付け構造

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JPH0563085U
JPH0563085U JP305992U JP305992U JPH0563085U JP H0563085 U JPH0563085 U JP H0563085U JP 305992 U JP305992 U JP 305992U JP 305992 U JP305992 U JP 305992U JP H0563085 U JPH0563085 U JP H0563085U
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JP
Japan
Prior art keywords
connector
case
circuit board
printed circuit
mounting structure
Prior art date
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Pending
Application number
JP305992U
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English (en)
Inventor
孝之 吉井
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリント基板に応力を加えないようにして信
頼性の向上を図る。 【構成】 ケース40内に収納するプリント基板10に
実装した外部接続用のコネクタ20の取り付け構造であ
って、ケースに挿着溝46を設け、コネクタに挿着溝に
挿着するための鍔24を設け、挿着溝に鍔を挿着してコ
ネクタを取着したプリント基板をケースに収納するよう
にした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ケース内に収納するプリント基板に実装した外部接続用のコネクタ の取り付け構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図6〜図9は従来のコネクタの取り付け構造を説明するための図であり、図6 はコネクタの取り付け構造を示す破断した側面図、図7〜図9はプリント基板に コネクタが取着した状態を示す図であり、図7は正面図、図8は平面図、図9は 側面図である。図7〜図9に示すように、プリント基板10は長方形のもので、 各種電子部品(図示せず)を実装し半田付けするための実装孔(図示せず)と、 外部接続用のコネクタ20をねじ30でねじ止めするための取着孔とを備えてい る。コネクタ20は、外部の電子機器(図示せず)からのリード線(図示せず) の先端に取り付けられている雄型のコネクタ(図示せず)が挿入接続される雌型 のコネクタであり、外観的には直方体のような形状をしており、前面の凹所には 接続ピン21が8本備えられ、後面には前記8本の接続ピン21にそれぞれ独立 して電気的に導通している8本のく字状に屈曲したリード脚22が備えられてい る。また、コネクタ20の両側面の下部後端には、プリント基板10にコネクタ 20をねじ30でねじ止めするためのねじ孔が設けられたねじ止め片23が形成 されている。
【0003】 上述したプリント基板10には、上述したコネクタ20が次のように取着され る。すなわち、プリント基板10に設けられた実装孔にコネクタ20のリード脚 22を挿入する。その後、プリント基板10の取着孔にねじ30を通し、コネク タ20のねじ止め片23のねじ孔にねじ30を締め付けて、プリント基板10に コネクタ20を固定する。その後、コネクタ20のリード脚22をプリント基板 10に半田付けする。すると、図7〜図9に示すような状態に成る。
【0004】 ところで図6に示すように、従来の、ケース内に収納するプリント基板10に 実装した外部接続用のコネクタ20の取り付け構造は、次のように成っている。 すなわち、ケース40は下方が開口している四角い箱状のもので、ケース40の 前面下方の開口縁中央には、コネクタ20を取着したプリント基板10をケース 40に収納したときコネクタ20の一部をケース40から露出させるための、切 り欠き41が設けられている。また、ケース40の前面と後面とのそれぞれの下 縁近傍には、後述する下カバー50を係着するためのスリット孔42がそれぞれ 設けられている。更に、ケース40の後面の内側には縦リブ43が形成され、縦 リブ43の下端と下カバー50とでプリント基板10を挟持するように成ってい る。下カバー50はケース40の下方の開口に嵌入可能な上方が開口した偏平な 四角い箱状のもので、下カバー50の前面と後面とのそれぞれにはケース40の スリット孔42に係着可能な係着爪51を備えている。
【0005】 従って、ケース40の下方の開口からケース40の前面の切り欠き41にコネ クタ20を挿入しながら、ケース40の下方の開口にコネクタ20を取着したプ リント基板10を挿入することができる。そして、プリント基板10をケース4 0の縦リブ43の下端に当接する状態にしてから、下カバー50をケース40の 下方の開口に嵌入する。すると、ケース40のスリット孔42に下カバー50の 係着爪51が係着し、ケース40に下カバー50が係着する。以上のようにして 、コネクタ20を取着したプリント基板10をケース40内に収納するのである 。
【0006】 また、図示しないが上述と異なる他の従来例として、上述したねじ30による プリント基板10へのコネクタ20の取着が無く、リード脚22の半田付けのみ でコネクタ20を取着したプリント基板10を、ケース40に前述同様に収納す る場合も有る。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したような、ケース40内に収納するプリント基板10に 実装した外部接続用のコネクタ20の取り付け構造にあっては、コネクタ20に 外部の電子機器(図示せず)からのリード線(図示せず)の先端に取り付けられ ている雄型のコネクタ(図示せず)を挿入接続する場合、或いは、該雄型のコネ クタを抜く場合、コネクタ20には後方或いは前方への力が加わる。この力は、 ねじ30によるコネクタ20の取着部分、及び、リード脚22の半田付け部分に 加わる。すると、プリント基板10に応力が加わることに成り、プリント基板1 0の信頼性を損なうと共に、延いては、プリント基板10に実装された各種電子 部品にも悪影響を及ぼすと言う問題点があった。
【0008】 本考案は上記の問題点を改善するために成されたもので、その目的とするとこ ろは、外部からのコネクタの挿入接続時或いは抜き外し時の力がプリント基板に 加わらず、プリント基板及びプリント基板に実装した各種電子部品の信頼性を損 なうことの無い、コネクタの取り付け構造を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記の問題点を解決するため、ケース内に収納するプリント基板に実 装した外部接続用のコネクタの取り付け構造であって、前記ケースに挿着溝を設 け、前記コネクタに前記挿着溝に挿着するための鍔を設けたことを特徴とする。
【0010】
【作用】
上記のように構成したことにより、コネクタに設けた鍔をケースに設けた挿着 溝に挿着した状態にできるので、コネクタの挿入接続時或いは抜き外し時の力が プリント基板に加わることが無いのである。
【0011】
【実施例】
以下、本考案に係るコネクタの取り付け構造の一実施例を図1〜図5に基づい て説明する。図1〜図3はコネクタの取り付け構造を示す図であり、図1は破断 した側面図、図2は一部破断した正面図、図3は図1に示す断面線A,Aでの断 面図、図4はコネクタを示す斜視図、図5はコネクタを示す側面図である。
【0012】 図1〜図3に示すプリント基板10及び下カバー50は、従来のものと同様で あるので従来例と同等の箇所には同じ符号を付し、詳細な説明は省略する。とこ ろで、図1〜図3に示すケース40が従来のものと異なり特徴と成るのは、ケー ス40の内面の天面と両側面との前方にケース40の前面と平行する第1の帯状 リブ44と第2の帯状リブ45とを形成し、第1の帯状リブ44と第2の帯状リ ブ45との隙間を、後述のコネクタ20の鍔24を挿着するための挿着溝46と したことである。なお、ケース40の内面の両側面の第1の帯状リブ44と第2 の帯状リブ45とは、ケース40の縦リブ43の下端と同じ高さ位置までそれぞ れ形成されている。ケース40の他の部分は、従来のものと同様であるので従来 例と同等の箇所には同じ符号を付し、詳細な説明は省略する。また、図1〜図5 に示すコネクタ20が従来のものと異なり特徴と成るのは、コネクタ20の外郭 にコネクタ20の前面と平行に鍔24を形成したことである。但し、鍔24はコ ネクタ20の下面側には形成されていない。コネクタ20の他の部分は、従来の ものと略同様であるので従来例と同等の箇所には同じ符号を付し、詳細な説明は 省略する。
【0013】 上述したコネクタ20は、リード脚22がプリント基板10の実装孔に挿入さ れると共に半田付けされ、プリント基板10にプリント基板10の前方縁中央か らコネクタ20の前方が迫り出したような形で取着される。このようにしてコネ クタ20を取着したプリント基板10は、前述のケース40に次のように収納さ れる。すなわち、コネクタ20を取着したプリント基板10を、ケース40の下 方の開口から、コネクタ20の鍔24をケース40の挿着溝46に挿入しながら 押し込む。すると、コネクタ20の前方がケース40の切り欠き41から露出す る形で、プリント基板10がケース40の縦リブ43と第1の帯状リブ44と第 2の帯状リブ45とのそれぞれの下端に当接する状態に成る。その後、下カバー 50をケース40の下方の開口に嵌入する。すると、ケース40のスリット孔4 2に下カバー50の係着爪51が係着し、ケース40に下カバー50が係着する 。すると、プリント基板10の上下方向の動きは、縦リブ43と第1の帯状リブ 44と第2の帯状リブ45とのそれぞれの下端と下カバー50の上方の開口縁と で規制される。また、プリント基板10の前後左右方向の動きは、ケース40の 前後左右面で規制される。更に、コネクタ20の前後左右方向の動きは挿着溝4 6で規制される。このようにして、コネクタ20を取着したプリント基板10は ケース40内に収納されるのである。
【0014】 従って、上述のような構成の、ケース40内に収納するプリント基板10に実 装した外部接続用のコネクタ20の取り付け構造にあっては、コネクタ20に外 部の電子機器(図示せず)からのリード線(図示せず)の先端に取り付けられて いる雄型のコネクタ(図示せず)を挿入接続する場合、或いは、該雄型のコネク タを抜く場合、コネクタ20には後方或いは前方への力が加わるものの該力は全 て鍔24を介してケース40の挿着溝46に分散して加わる。従って、プリント 基板10へのコネクタ20の取着部分、すなわち、リード脚22の半田付け部分 には力が加わらない。従って、プリント基板10に応力が加わることが無く、プ リント基板10の信頼性を損なわず、プリント基板10に実装された各種電子部 品にも悪影響を及ぼすことも無い。また、ねじ止めすること無く組立が簡単であ るにもかかわらずコネクタ20への力が鍔24全体でケース40に分散されるの で、従来のようにねじ止めをする場合以上に耐力性を増すことができる。更に、 プリント基板10にねじ止めのための取着孔を設ける必要が無く成るので、各種 電子部品の実装面積を稼げ高密度実装が可能となる。
【0015】 なお、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、コネクタの取り付け構 造におけるプリント基板とコネクタとケースとの関係によっては、コネクタの鍔 はコネクタの底面にも設けて良いことは言うまでもない。
【0016】
【考案の効果】
本考案のコネクタの取り付け構造は上記のように構成したものであるから、コ ネクタの挿入接続時或いは抜き外し時の力がプリント基板に加わらず、プリント 基板及びプリント基板に実装した各種電子部品の信頼性を損なうことの無い、コ ネクタの取り付け構造が提供できると言う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る一実施例のコネクタの取り付け構
造を示す破断した側面図である。
【図2】本考案に係る一実施例のコネクタの取り付け構
造を示す一部破断した正面図である。
【図3】本考案に係る一実施例のコネクタの取り付け構
造を示す要部の断面図である。
【図4】本考案に係る一実施例のコネクタの取り付け構
造に用いるコネクタを示す斜視図である。
【図5】本考案に係る一実施例のコネクタの取り付け構
造に用いるコネクタを示す側面図である。
【図6】従来のコネクタの取り付け構造を示す破断した
側面図である。
【図7】従来のコネクタの取り付け構造に用いるコネク
タがプリント基板に取着した状態を示す正面図である。
【図8】従来のコネクタの取り付け構造に用いるコネク
タがプリント基板に取着した状態を示す平面図である。
【図9】従来のコネクタの取り付け構造に用いるコネク
タがプリント基板に取着した状態を示す側面図である。
【符号の説明】
10 プリント基板 20 コネクタ 24 鍔 40 ケース 46 挿着溝

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース内に収納するプリント基板に実装
    した外部接続用のコネクタの取り付け構造であって、前
    記ケースに挿着溝を設け、前記コネクタに前記挿着溝に
    挿着するための鍔を設けたことを特徴とするコネクタの
    取り付け構造。
JP305992U 1992-01-30 1992-01-30 コネクタの取り付け構造 Pending JPH0563085U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP305992U JPH0563085U (ja) 1992-01-30 1992-01-30 コネクタの取り付け構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP305992U JPH0563085U (ja) 1992-01-30 1992-01-30 コネクタの取り付け構造

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Publication Number Publication Date
JPH0563085U true JPH0563085U (ja) 1993-08-20

Family

ID=11546757

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP305992U Pending JPH0563085U (ja) 1992-01-30 1992-01-30 コネクタの取り付け構造

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JP (1) JPH0563085U (ja)

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