JP2654477B2 - プリント基盤用コネクタのロツク機構 - Google Patents

プリント基盤用コネクタのロツク機構

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JP2654477B2
JP2654477B2 JP7523387A JP7523387A JP2654477B2 JP 2654477 B2 JP2654477 B2 JP 2654477B2 JP 7523387 A JP7523387 A JP 7523387A JP 7523387 A JP7523387 A JP 7523387A JP 2654477 B2 JP2654477 B2 JP 2654477B2
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lock
contact pin
housing
connector
contact
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幸治 田山
滝紀 佐々木
範明 竹中
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NEC Corp
TE Connectivity Corp
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Nippon Electric Co Ltd
AMP Inc
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、プリント基盤に取付けられる外部配線との
接合用のコネクタを、このプリント基盤に固定保持させ
るためのロック機構に関するものである。
(従来の技術) 電気配線等の接続用のコネクタは従来から種々のもの
が用いられており、このようなコネクタは電線同士の接
続に用いられるだけでなく、プリント基盤上の配線と外
部電線との接続のためにも用いられている。
(発明が解決しようとする問題点) プリント基盤の配線と外部電線との接続を行なわせる
場合には、プリント基盤に固定したコネクタと外部電線
の端部に接続したコネクタとを嵌合接続させて行なうこ
とが多いのであるが、プリント基盤へのコネクタの固定
は、従来ではコネクタハウジングにフランジ部を設け、
このフランジ部を介してコネクタを基盤にボルト等によ
り締結固定することによってなされていた。このように
して固定する場合、フランジ部の分だけコネクタハウジ
ングが大きくなり、プリント基盤への電子部品等の実装
密度が低下するという問題があった。さらに、ボルトに
よる締結では、ボルト締付けの作業が必要であり、コネ
クタの取付け作業時間が長くなりやすいという問題もあ
った。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上記従来技術に基づくコネクタのプリント
基盤への固定を行なった場合での電子部品等の実装密度
の低下という問題やコネクタの取付け作業時間の問題に
鑑み、フランジ部等を必要とせず且つ基盤への取付け固
定が簡単なロック機構を提供することによって上記問題
を解決せんとするものであり、このための手段として本
発明のロック機構は次のように構成される。すなわち、
このロック機構は、複数のコンタクトピンが固設された
プリント基盤上の前記コンタクトピンを受容して載置さ
れるコネクタハウジングを、前記コンタクトピンとの係
合を介して前記プリント基盤に固定する、プリント基盤
用のロック機構において、 前記ロック機構は、前記コンタクトピンの軸線方向で
該コンタクトピンを受容して前記コネクタハウジングの
開口内に挿抜されるロックハウジングと、該ロックハウ
ジングの前記挿抜方向に移動可能に前記ロックハウジン
グ内に保持されるロック部材とを具え、 前記ロック部材は、前記ロックハウジングの、前記コ
ンタクトピンが挿入される側とは反対側の壁部に対向す
る位置に支持体と、該支持体から前記コンタクトピンに
向かう方向へ延びる、弾性のあるロックプレートとを有
し、 前記ロックプレートは前記コンタクトピンを嵌入させ
て該コンタクトピンと係合する嵌合孔を有し、前記ロッ
クハウジングを前記コネクタハウジングの開口内に挿入
する際には前記支持体が前記ロックハウジングの、前記
コンタクトピンの挿入される側とは反対側の壁部により
押圧されて前記ロックハウジングと前記ロック部材とが
一体となって移動して前記コンタクトピンの前記嵌合孔
への嵌入係合を可能とし、前記ロックハウジングを前記
コネクタハウジングの開口内から抜去する際には前記ロ
ック部材に対して前記ロックハウジングのみが移動して
前記弾性のあるロックプレートの自由端が前記ロックハ
ウジングの、前記コンタクトピンの挿入される側の壁部
内面と当接して撓み、前記コンタクトピンの前記嵌合孔
への嵌入係合を解除するよう構成されることを特徴とす
るものである。
(作用) 上記構成のロック機構を用いると、コンタクトピンが
開口内へ突出するようにしてコネクタハウジングをプリ
ント基盤に取付けた後、ロック部材を内部に保持するロ
ックハウジングを上記開口内へ挿入すると、上記コンタ
クトピンはロック部材の嵌合孔に嵌入されてロック部材
と係合する。これによって、コネクタハウジングの開口
内に挿入されたロックハウジングに保持されたロック部
材とプリント基盤に固設されたコンタクトピンとが係合
することになり、コネクタハウジングはロックハウジン
グによりプリント基盤に固定されることになる。
(実施例) 以下、図面に基づいて本発明の好ましい実施例につい
て説明する。
第1図は本発明に係るロック機構を有するコネクタ10
を示す正面図で、このコネクタ10は2個の相手コネクタ
1,1が接続されるようになっている。このコネクタ10は
相手コネクタ1,1を受容する開口12を有する絶縁ハウジ
ング11と、この絶縁ハウジング11が取付けられるプリン
ト基盤15と、このプリント基盤15に固設され上記絶縁ハ
ウジング11の開口12内に突出する複数のコンタクトピン
13とからなり、プリント基盤15はヘッダ5を介して母基
盤6と接合されている。相手コネクタ1にはケーブル2
が接続されており、このケーブル2内の各電線の端部が
相手コネクタ1内に保持された各コンタクト(図示せ
ず)に接続されている。このため、コネクタ10の開口12
内に図示の如く相手コネクタ1,1を挿入させれば、この
相手コネクタ1内に保持されたコンタクトと開口12内の
コンタクトピン13とが接続され、ケーブル2の各電線と
プリント基盤15の各配線とを電気的に接続させることが
できる。
上記コネクタ10を構成する絶縁ハウジング11は基盤15
上に起立して固設された複数のコンタクトピン13を開口
12内に突出させるようにして基盤15上に載置されてお
り、従来ではこの状態でボルト等により基盤に固定され
ていたのであるが、本例では開口12の両端部に挿入され
たロック機構20によって基盤15に固定されている。
このロック機構20を断面して示すのが第2図である。
この図から分るようにこのロック機構は、ハウジングボ
ディ21およびカバー22からなるロックハウジングと、こ
のロックハウジング内に保持された各一対のロックプレ
ート23,23および支持体27,27からなるロック部材とから
構成されている。ロックハウジングをなすハウジングボ
ディ21は上記ロック部材を緩挿させる空洞21aを有し、
この空洞21a内に上記ロック部材が挿入された後、カバ
ー22によって蓋をされてロック部材がロックハウジング
内に保持されるようになっている。さらに、ハウジング
ボディ21の下端部にはロック機構がコネクタ10の開口11
内に挿入されたとき、開口12内に突出するコンタクトピ
ン13を空洞21a内に挿入させるための挿入孔21b,21bが形
成されている。第2図から明らかなように、支持体27,2
7はロックハウジングの、コンタクトピン13が挿入され
る挿入孔21bがある側とは反対側の壁部(第2図の実施
例ではカバー22)に対向する位置に配される。ロック部
材をなすロックプレート23は、第4図に示すように、支
持体27と係合するためのアーム部24を有し、このアーム
部24の上下端に形成された係合突起24a,24aによって、
支持体27にロックプレート23が係合固定されてロック部
材が構成されている。ロックプレート23は第4図からわ
かるように弾性を有する構造となっており、その下部に
コンタクトピン13を嵌入させるための嵌合孔25を有して
おり、この嵌合孔25はロック部材がロックハウジング内
に保持された状態で、ハウジングボディ21の挿入孔21b
とほぼ対向するようになっている。
このため、上記ロック機構20が第1図に示されるよう
にコネクタ10の開口12内に挿入されると、支持体27,27
がロックハウジングの、挿入孔21bのある側とは反対側
の壁部(第2図ではカバー22)により押圧されてロック
ハウジングとロック部材とが一体となって移動し、その
結果、開口12内に突出するコンタクトピン13は挿入孔21
bから空洞21a内に突出し、さらにロックプレート23の嵌
合孔25内に嵌入される。この場合、第3図に示すよう
に、断面矩形のコンタクトピン13の各側稜部がロックプ
レート23の嵌合孔25と当接係合する。このため、ロック
機構20が、上記ロックプレート23と係合したコンタクト
ピン13と係合することになり、ロック機構20はコネクタ
10の開口12内に固定保持され、この結果コネクタ10の絶
縁ハウジング11はプリント基盤15に固定保持される。な
お、この場合において、開口12内に挿入されるロック機
構20の個数は多い程、確実な固定を行なわせることがで
きるのであるが、この個数が増えれば配線接続用として
使用できるコンタクトピン13の数が減ることになる。
一方、上記のように、開口12内に固定保持されたロッ
ク機構20を取外すには、ハウジングボディ21およびカバ
ー22からなるロックハウジングを開口12の外方に引張り
出せばよいのであるが、このようにロックハウジングを
引張ると、第5図に示すように、ロックハウジングの空
洞21a内に緩挿されたロック部材はコンタクトピン13と
係合したままなのでロックハウジングのみが引張り上げ
られ、ロックプレート23,23の下端(すなわち、自由
端)26,26が空洞21aの下面と当接する。この状態でロッ
クハウジングがさらに引張られるとプレート23,23の下
部がその傾斜をさらに大きくするように曲げられる(撓
む)ので、嵌合孔25の上下方向における投影面積が増大
され、これによりコンタクトピン13と嵌合孔25との係合
が緩くなる。このため、ロック機構20を上方に引張るだ
けでこれを簡単に取外すことができる。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、ロックハウジ
ングをコネクタハウジングの開口内に挿入する際にはロ
ック部材の支持体が前記ロックハウジングの、コンタク
トピンの挿入される側とは反対側の壁部により押圧され
て前記ロックハウジングと前記ロック部材とが一体とな
って移動して前記コンタクトピンがロック部材の弾性の
あるロックプレートに設けられた嵌合孔へ嵌入係合する
のを可能とし、前記ロックハウジングを前記コネクタハ
ウジングの開口内から抜去する際には前記ロック部材に
対して前記ロックハウジングのみが移動して前記弾性の
あるロックプレートの自由端が前記ロックハウジング
の、前記コンタクトピンの挿入される側の壁部内面と当
接して撓み、前記コンタクトピンの前記嵌合孔への嵌入
係合を解除するよう構成されるので、ロック部材を上下
(挿抜方向)に動かすだけで、コネクタハウジングのプ
リント基盤への取り付け、取り外しが可能であり、その
ための治具や部材を別途用意する必要がなく、極めて簡
単に操作することができる。また、コネクタハウジング
に特別な加工をする必要がなく、組み立て、ボルト締め
等の工数が少なくて済む上に、ロック機構がコネクタハ
ウジングの外部に突出しないので、実装スペースを小さ
くすることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るロック機構を有するコネクタを示
す正面図、 第2図は上記ロック機構の断面図、 第3図は第2図の矢印III−IIIに沿って上記ロック機構
を示す断面図、 第4図は上記ロック機構に用いるロックプレートの斜視
図、 第5図は上記ロック機構を取外すときの状態を示す上記
ロック機構の断面図である。 5……ヘッダ、6……母基盤 10……コネクタ、11……絶縁ハウジング 12……開口、13……コンタクトピン 15……プリント基盤、20……ロック機構 21……ハウジングボディ、22……カバー 23……ロックプレート、25……嵌合孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹中 範明 東京都江戸川区北小岩7−14−7 (56)参考文献 実開 昭54−85391(JP,U) 実開 昭61−135483(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のコンタクトピンが固設されたプリン
    ト基盤上の前記コンタクトピンを受容して載置されるコ
    ネクタハウジングを、前記コンタクトピンとの係合を介
    して前記プリント基盤に固定する、プリント基盤用のロ
    ック機構において、 前記ロック機構は、前記コンタクトピンの軸線方向で該
    コンタクトピンを受容して前記コネクタハウジングの開
    口内に挿抜されるロックハウジングと、該ロックハウジ
    ングの前記挿抜方向に移動可能に前記ロックハウジング
    内に保持されるロック部材とを具え、 前記ロック部材は、前記ロックハウジングの、前記コン
    タクトピンが挿入される側とは反対側の壁部に対向する
    位置に支持体と、該支持体から前記コンタクトピンに向
    かう方向へ延びる、弾性のあるロックプレートとを有
    し、 前記ロックプレートは前記コンタクトピンを嵌入させて
    該コンタクトピンと係合する嵌合孔を有し、前記ロック
    ハウジングを前記コネクタハウジングの開口内に挿入す
    る際には前記支持体が前記ロックハウジングの、前記コ
    ンタクトピンの挿入される側とは反対側の壁部により押
    圧されて前記ロックハウジングと前記ロック部材とが一
    体となって移動して前記コンタクトピンの前記嵌合孔へ
    の嵌入係合を可能とし、前記ロックハウジングを前記コ
    ネクタハウジングの開口内から抜去する際には前記ロッ
    ク部材に対して前記ロックハウジングのみが移動して前
    記弾性のあるロックプレートの自由端が前記ロックハウ
    ジングの、前記コンタクトピンの挿入される側の壁部内
    面と当接して撓み、前記コンタクトピンの前記嵌合孔へ
    の嵌入係合を解除するよう構成されることを特徴とする
    プリント基盤用コネクタのロック機構。
JP7523387A 1987-03-28 1987-03-28 プリント基盤用コネクタのロツク機構 Expired - Lifetime JP2654477B2 (ja)

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JPS63241888A JPS63241888A (ja) 1988-10-07
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5485391U (ja) * 1977-11-29 1979-06-16
JPS61135483U (ja) * 1985-02-13 1986-08-23

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