JPH0562874U - スプリングプロ―ブ - Google Patents

スプリングプロ―ブ

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JPH0562874U
JPH0562874U JP312992U JP312992U JPH0562874U JP H0562874 U JPH0562874 U JP H0562874U JP 312992 U JP312992 U JP 312992U JP 312992 U JP312992 U JP 312992U JP H0562874 U JPH0562874 U JP H0562874U
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barrel
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昭二 杉野
正寿 永井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子部品の端子などの配設状態の検出ができ
る。 【構成】 略円筒形状のバレル11に導電性のプランジャ
16を挿入する。スプリング体22でプランジ16を付勢す
る。バレル11の後部開口部13を挿通した状態で導電性の
タ―ミナル24を固定する。バレル中間部にバレル内面よ
り突出し、プランジャ16に当接して電極部27を設ける。
常時においては、プランジャ16とタ―ミナル24および電
極部27とは接触する。プランジャ16を被測定物に押付け
ると、プランジャ16が後退し、プランジャ16と電極部27
は離間し絶縁状態となる。 【効果】 被測定物の電子部品の端子が設定寸法より長
いなどの不適正な配設状態の検出ができる。測定回数を
減少することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電子部品などの配設状態の検出に用いられるスプリングプロ―ブに 関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のスプリングプローブは、例えば実開平2−5072号公報に記 載されている構造が知られている。この従来のスプリングプローブは、図2に示 されるように、円筒形状のバレル1を有し、このバレル1の前端の開口部から突 出する方向にスプリング体2によって付勢された略円柱形状の導電性の測定端子 (プランジャ)3を進退自在に突設するとともに、後端の開口部から導電性のタ ーミナル5を突設した構造が採られている。
【0003】 また、このターミナル5は、後端部を閉塞した略円筒形状の導電性の管体6と 、この管体6の内部に挿入されたスプリング体7およびプランジャ8とからなっ ている。そして、このプランジャ8の管体6に挿入された後部には略円柱形状の 拡径部8aが一体的に形成されており、この拡径部8aが管体6の内部に設けたシリ ンダ9に摺動自在に嵌合されているとともに、この拡径部8aの後端部がスプリン グ体7によって前側に弾力的に押圧され、この拡径部8aの前端部がシリンダ9の 前端の開口部で小径にかしめられた係止部9aによって係止された状態で、プラン ジャ8の前部がシリンダ9の前端の開口部から前側に突出し、プランジャ3の後 端部と間隙Lを介して対向するようになっている。
【0004】 そして、このスプリングプロ―ブは、常時においては、スプリング体2の付勢 力によってプランジャ3とターミナル5とが離間した状態で互いに絶縁されてい るが、プランジャ3の先端部3aを被測定物に押付けると、プランジャ3がスプリ ング体2の付勢力に抗して後退してターミナル5のプランジャ8と接触して、確 実な電気的導通が得られるようになっている。
【0005】 そこで、ターミナル5に図示しないソケットを嵌合し、このソケットから導出 されたリード線を測定器などに接続したうえで、試験回路内のプリント配線や電 子部品の端子などの被測定物にプランジャ3の先端部3aを押付け、プランジャ3 を後退させ、プランジャ3とターミナル5とを接触させて電気的導通を確保した 状態で、被測定物の配設状態の検出を行うことができるようになっている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の構造のスプリングプロ―ブにおいては、ターミナル 5が、管体6とこの管体6の内部に挿入されたスプリング体7およびプランジャ 8とからなっているため、構造が複雑になり、細径化が困難であるとの問題を有 している。
【0007】 そして、上記従来の構造では、被測定物の有無および被測定物である電子部品 の端子が設定寸法より長いなどの不適正に配設された被測定物を検出することが 困難であるとの問題も有している。
【0008】 本考案は、このような点に鑑みてなされたもので、被測定物の電子部品などの 端子が測定寸法より長い場合などの不適正な被測定物を検出することのできるス プリングプロ―ブを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案のスプリングプロ―ブは、筒形状のバレルと、前記バレルに固定された 導電性のターミナルと、前記バレルに進退自在に挿通され付勢手段により前端よ り突出する方向に付勢された導電性のプランジャと、前記バレルの中間部に設け られ、前記プランジャの進出時に接触されるとともに、前記プランジャの後退に より離間される電極部とを具備し、常時においては前記プランジャの後端部は前 記ターミナルおよび電極部と接触され、前記プランジャの先端部が後方に押圧さ れた状態で前記プランジャの後端部が前記電極部と離間されるものである。
【0010】
【作用】
本考案のスプリングプロ―ブでは、常時プランジャとターミナルとが電気的導 通状態にあり、被測定物である電子部品の端子が測定寸法より長いなどの不適正 に配設された被測定物にプランジャの先端部が、付勢手段の付勢力に抗して押付 けられると、プランジャが後退し、プランジャの接続部が電極部から離間して、 両者の導通が遮断され、被測定物の不適正な配設状態が検知される。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の一実施例の構成を図面を参照して説明する。
【0012】 図1において、11は略円筒形状のバレルで、このバレル11は、前部のバレル部 材11a と絶縁材料からなる後部のバレル部材11b とからなり、後部のバレル部材 11b が前部のバレル部材11a に嵌合して形成され、後部のバレル部材11b の内径 が前部のバレル部材11a の内径より小さくなっている。
【0013】 そして、前記前部のバレル部材11a の前部開口部12は、小径に形成され、係止 部14となっている。
【0014】 また、この前部のバレル部材11a の前端部近傍には、外側に環状に膨出した張 出部15が形成され、このスプリングプロ―ブのバレル11を図示しないプローブボ ードの取付孔に圧入固定して配設する際に、この張出部15がプローブボードの取 付孔に弾性的に係合し、このスプリングプロ―ブをより確実に固定するようにな っている。
【0015】 そして、前記前部のバレル部材11a の内部前方に、プランジャ16が挿入されて いる。このプランジャ16は、銅メッキがなされたベリリウム銅合金などの導電性 の金属にて略円柱形状に形成され、軸方向の中間部に、拡径した円柱形状のフラ ンジ部17が形成されている。また、このフランジ部17には、前記バレル11より突 出した先端部に測定端子部18が形成され、さらに、この測定端子部18の先端に被 測定物に押付けられる当接部19が設けられている。また、このプランジャ16の後 部は前記測定端子部18よりもやや小径に形成され、後方に拡径した接触部20が形 成され、さらに後方に、後端部に先端が尖鋭な嵌合突部21が形成されている。
【0016】 そして、このプランジャ16は、測定端子部18が前部開口部12を摺動自在に挿通 して前方へ突出した状態で、フランジ部17の前端が前部のバレル部材11a の係止 部14に当接して係止されている。
【0017】 また、バレル11内に付勢手段としてのスプリング体22が挿入され、このスプリ ング体22の前端がプランジャ16のフランジ部17の後端に当接して押圧し、プラン ジャ16を前方へ付勢している。なお、前部のバレル部材11a 内に円筒形状で黄銅 製などのスペーサ23が嵌入され、このスペーサ23の前端でスプリング体22の後端 を係止している。
【0018】 また、前記後部のバレル部材11b の後部開口部13より、タ―ミナル24が嵌入固 定されている。このタ―ミナル24は、銅メッキがなされた黄銅などからなる略円 柱形状で、中間部より後端には端子部25がやや小径に形成され、前端面の軸心部 に、前記プランジャ16の嵌合突部21が嵌脱自在に接続される嵌合凹部26が形成さ れている。
【0019】 そして、前記プランジャ16の嵌合突部21と、タ―ミナル24の嵌合凹部26とが、 所定の隙間を介して互いに対向するように一部嵌合して、後部の端子部25が後部 のバレル部材11b の後部開口部13より突出するようになっている。
【0020】 また、この端子部25に、図示しないリ―ドワイヤが導出されたソケットなどが 嵌合接続されるようになっている。
【0021】 また、前記後部のバレル部材11b の中間部に電極部27が設けられている。この 電極部27は銅合金などからなる導電性を有し、バレル11の内周面に突出してプラ ンジャ16の接触部20の前面に当接するように形成される。また、電極部27の外方 にバレル11の外周面より突出するように端子部28を形成し、この端子部28に、図 示しないリ―ドワイヤが導出されたソケットなどが嵌合接続されるようになって いる。
【0022】 次に、本実施例のスプリングプロ―ブの作用を説明する。
【0023】 まず、被測定物の位置に合わせて複数箇所に取付孔を形成した図示しないプロ ーブボードを用意する。そして、これらの各取付孔に、それぞれ上記のスプリン グプロ―ブのバレル11の後部を圧入し、張出部15を係合させ固定する。また、タ ーミナル24の端子部25および電極部27の端子部28に、測定器などに接続されたリ ード線をソケットを介して接続しておく。
【0024】 そして、上記のプローブボードを被測定物から離間して保持し、プランジャ16 の測定端子部18の当接部19を被測定物などに離間した状態においては、スプリン グ体22の付勢力によって、プランジャ16が前側へ押付けられ、プランジャ16の嵌 合突部21とタ―ミナル24の嵌合凹部26とが、所定の隙間を介して対向嵌合した状 態で、プランジャ16とタ―ミナル24とが互いに導通され、また、プランジャ16の 接触部20と電極部27とが当接した状態で導通されている。
【0025】 次に、プローブボードを被測定物に接近させ、各スプリングプロ―ブのプラン ジャ16の当接部19を一斉に被測定物に近付け、被測定物である電子部品の端子が 設定寸法より長いなどの不適正に配設された被測定物にプランジャ16の当接部19 が、スプリング体22の付勢力に抗して押付けられると、フランジ部17によりスプ リング体22を圧縮し、付勢力に抗しつつ後退する。そして、プランジャ16の接続 部20が電極部27から離間して、両者の導通が遮断される。
【0026】 このように、本実施例のスプリングプロ―ブによれば、電子部品などの被測定 物の有無、並び配設状態をほぼ同時に行えるので、測定回数を減少することがで きる。
【0027】
【考案の効果】
本考案のスプリングプロ―ブでは、常時プランジャとターミナルとが電気的導 通状態にあり、被測定物である電子部品の端子が設定寸法より長いなどの不適正 に配設された被測定物にプランジャの当接部が、付勢手段の付勢力に抗して押付 けられると、プランジャが後退し、プランジャが電極部から離間して、両者の導 通が遮断されることより、電子部品などの被測定物の有無、並びに配設状態をほ ぼ同時に行えるので、測定回数を減少することができる。被測定物の不適正な配 設状態が検知される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のスプリングプロ―ブの一実施例を示す
一部を切り欠いた側面図である。
【図2】従来のスプリングプロ―ブを示す一部を切り欠
いた側面図である。
【符号の説明】
11 バレル 16 プランジャ 22 付勢手段としてのスプリング体 24 タ―ミナル 27 電極部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒形状のバレルと、 前記バレルに固定された導電性のターミナルと、 前記バレルに進退自在に挿通され付勢手段により前端よ
    り突出する方向に付勢された導電性のプランジャと、 前記バレルの中間部に設けられ、前記プランジャの進出
    時に接触されるとともに、前記プランジャの後退により
    離間される電極部とを具備し、 常時においては前記プランジャの後端部は前記ターミナ
    ルおよび電極部と接触され、前記プランジャの先端部が
    後方に押圧された状態で前記プランジャの後端部が前記
    電極部と離間されることを特徴とするスプリングプロ―
    ブ。
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KR20190055043A (ko) * 2014-10-22 2019-05-22 가부시키가이샤 니혼 마이크로닉스 전기적 접촉자 및 전기적 접속장치
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