JPH056276Y2 - - Google Patents
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- JPH056276Y2 JPH056276Y2 JP15068086U JP15068086U JPH056276Y2 JP H056276 Y2 JPH056276 Y2 JP H056276Y2 JP 15068086 U JP15068086 U JP 15068086U JP 15068086 U JP15068086 U JP 15068086U JP H056276 Y2 JPH056276 Y2 JP H056276Y2
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- Japan
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- catcher
- base
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 2
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 10
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 4
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 2
- 206010034719 Personality change Diseases 0.000 description 1
- 238000001179 sorption measurement Methods 0.000 description 1
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- De-Stacking Of Articles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案はストレージとローダとからなるワーク
ローダ装置に係り、詳しくは、ローダのリフタベ
ースに支持されたキヤツチヤによつてストレージ
に貯蔵されたワークを捕捉したのち、当該ワーク
を貯蔵姿勢から供給姿勢に姿勢交換をして生産ラ
インへ供給するようにした装置に関する。
ローダ装置に係り、詳しくは、ローダのリフタベ
ースに支持されたキヤツチヤによつてストレージ
に貯蔵されたワークを捕捉したのち、当該ワーク
を貯蔵姿勢から供給姿勢に姿勢交換をして生産ラ
インへ供給するようにした装置に関する。
〔従来の技術〕
第2図は上述した従来のワークローダ装置を例
示したもので、符号1はストレージ、符号10は
ローダである。
示したもので、符号1はストレージ、符号10は
ローダである。
ストレージ1はラインサイドに立設した1対の
サイドフレーム2,3を有し、これらサイドフレ
ームの縦方向に適当ピツチをもつて軸支した複数
対の回動爪4,5の各遊端部をサイドフレーム
2,3の内側に突出させるとともに各爪4,5を
サポートピン6,7に乗せかけて上方への回動を
可能としてある。
サイドフレーム2,3を有し、これらサイドフレ
ームの縦方向に適当ピツチをもつて軸支した複数
対の回動爪4,5の各遊端部をサイドフレーム
2,3の内側に突出させるとともに各爪4,5を
サポートピン6,7に乗せかけて上方への回動を
可能としてある。
この例のワークWは自動車ボデーのルーフレー
ルであつて断面が浅溝形を呈しており、該ワーク
Wの両側縁部を回動爪4,5の上記突出させた遊
端部に載置して段階状に貯蔵する。ローダ10は
ストレージ1からこれらの貯蔵されたワークを1
個づつ上方へ取出す。
ルであつて断面が浅溝形を呈しており、該ワーク
Wの両側縁部を回動爪4,5の上記突出させた遊
端部に載置して段階状に貯蔵する。ローダ10は
ストレージ1からこれらの貯蔵されたワークを1
個づつ上方へ取出す。
上記の貯蔵、取出には大別して2つの方式があ
る。その一はランダム方式の呼ばれ空いている適
宜の回動爪上にワークWを補給しながらその上位
のものから順に取出すもの、またその二は先入れ
先出し方式と呼ばれて、ストレージ1の下方から
ワークWを補給し、これを遂次1ピツチづつ持上
げながら最上位の回動爪4,5上に最先のワーク
を待機させておくものである。そして上記の各方
式においてワークWはのその上位に回動爪があれ
ばこれらを蹴上げつつ上動する。ストレージには
またサイドフレーム2,3間にワークWを単に積
重ねて貯蔵する方式のものもあり、これら何れの
場合にも貯蔵の安定性と貯蔵量とを確保するため
にワークWの主体部Wa(この例では前記浅溝形
ルーフレールの背部)をほぼ水平姿勢に置いてい
る。
る。その一はランダム方式の呼ばれ空いている適
宜の回動爪上にワークWを補給しながらその上位
のものから順に取出すもの、またその二は先入れ
先出し方式と呼ばれて、ストレージ1の下方から
ワークWを補給し、これを遂次1ピツチづつ持上
げながら最上位の回動爪4,5上に最先のワーク
を待機させておくものである。そして上記の各方
式においてワークWはのその上位に回動爪があれ
ばこれらを蹴上げつつ上動する。ストレージには
またサイドフレーム2,3間にワークWを単に積
重ねて貯蔵する方式のものもあり、これら何れの
場合にも貯蔵の安定性と貯蔵量とを確保するため
にワークWの主体部Wa(この例では前記浅溝形
ルーフレールの背部)をほぼ水平姿勢に置いてい
る。
ローダ10は、ストレージ1の上方と前記自動
車ボデーの組立ラインとの間を移動できるキヤリ
ヤ(図示省略)と、このキヤリヤから吊下したエ
アホイストなどのリフタ11と、このリフタに連
結したリフタベース12と、このリフタベースに
不等長のチエイン13,14を介して斜めに吊架
したキヤツチヤベース15およびキヤツチヤ16
の構成体とからなる。キヤツチヤ16としてはバ
キユームカツプなどの吸着捕捉手段が採用され、
この例のものは傾斜下面を吸着面とした電磁石で
ある。
車ボデーの組立ラインとの間を移動できるキヤリ
ヤ(図示省略)と、このキヤリヤから吊下したエ
アホイストなどのリフタ11と、このリフタに連
結したリフタベース12と、このリフタベースに
不等長のチエイン13,14を介して斜めに吊架
したキヤツチヤベース15およびキヤツチヤ16
の構成体とからなる。キヤツチヤ16としてはバ
キユームカツプなどの吸着捕捉手段が採用され、
この例のものは傾斜下面を吸着面とした電磁石で
ある。
したがつてローダ10をストレージ1内へ下降
させてゆくと、2点鎖線示のようにチエイン1
3,14がたるんでキヤツチヤ16が前記ほぼ水
平姿勢(貯蔵姿勢)におかれたワークW上に着座
し、これを吸着して捕捉する。次いでローダ10
を上昇させるとチエイン13,14が展張しなが
らキヤツチヤベース15およびキヤツチヤ16と
ともにワークWを傾動させてストレージ1から離
脱する。この捕捉されたワークは上記傾動した姿
勢(供給姿勢)のまま前記キヤリヤによつて前記
組立ラインへ供給される。
させてゆくと、2点鎖線示のようにチエイン1
3,14がたるんでキヤツチヤ16が前記ほぼ水
平姿勢(貯蔵姿勢)におかれたワークW上に着座
し、これを吸着して捕捉する。次いでローダ10
を上昇させるとチエイン13,14が展張しなが
らキヤツチヤベース15およびキヤツチヤ16と
ともにワークWを傾動させてストレージ1から離
脱する。この捕捉されたワークは上記傾動した姿
勢(供給姿勢)のまま前記キヤリヤによつて前記
組立ラインへ供給される。
ところでこのようなワークローダ装置にあつて
は、前記の捕捉したワークを時たまとり落してし
まうという問題があつた。
は、前記の捕捉したワークを時たまとり落してし
まうという問題があつた。
それは当該ワークが、前述したようにストレー
ジ内において貯蔵姿勢から供給姿勢への姿勢変換
をしながら上動する際に、その側縁部がサイドフ
レームあるいは回動爪と片当りをして捕捉部に不
均衡な力を及ぼすからである。
ジ内において貯蔵姿勢から供給姿勢への姿勢変換
をしながら上動する際に、その側縁部がサイドフ
レームあるいは回動爪と片当りをして捕捉部に不
均衡な力を及ぼすからである。
そこで本考案の課題は上記のような有害な片当
りを防止する点にある。
りを防止する点にある。
この課題を解決した本考案の手段は、前記の姿
勢交換装置を、リフタベースに揺動可能に吊架し
たキヤツチヤベースと、このキヤツチヤベースに
装着したキヤツチヤと、キヤツチヤベースを一方
側への揺動傾向に附勢する附勢手段と、この一方
側の揺動限を規制するストツパと、ストレージ側
にあつてキヤツチヤベースを誘導しつつ他方側の
揺動限へ傾動させるガイドレールとを用いて構成
するとともに、キヤツチヤの姿勢が前記一方側お
よび他方側の揺動限においてそれぞれワークの供
給姿勢および貯蔵姿勢に対応するように上記のス
トツパおよびガイドレールの配設関係を設定した
ものである。
勢交換装置を、リフタベースに揺動可能に吊架し
たキヤツチヤベースと、このキヤツチヤベースに
装着したキヤツチヤと、キヤツチヤベースを一方
側への揺動傾向に附勢する附勢手段と、この一方
側の揺動限を規制するストツパと、ストレージ側
にあつてキヤツチヤベースを誘導しつつ他方側の
揺動限へ傾動させるガイドレールとを用いて構成
するとともに、キヤツチヤの姿勢が前記一方側お
よび他方側の揺動限においてそれぞれワークの供
給姿勢および貯蔵姿勢に対応するように上記のス
トツパおよびガイドレールの配設関係を設定した
ものである。
上記手段は次のように作用する。
キヤツチヤが装着されたキヤツチヤベースはそ
の一方側の揺動限をストツパにより規制されつつ
附勢手段によつてこの一方側へ附勢されるので、
常時はキヤツチヤを供給姿勢に置いて、かつ他方
側への傾動は可能に保持される。この姿勢におい
てリフタベースをストレージ側へ下降させると、
ガイドレールが附勢手段の附勢力に対抗しつつキ
ヤツチヤベースを他方側の揺動限へ傾動させるの
で、キヤツチヤがこれにともなわれて貯蔵姿勢に
変換され、この状態で貯蔵されていたワークを捕
捉する。
の一方側の揺動限をストツパにより規制されつつ
附勢手段によつてこの一方側へ附勢されるので、
常時はキヤツチヤを供給姿勢に置いて、かつ他方
側への傾動は可能に保持される。この姿勢におい
てリフタベースをストレージ側へ下降させると、
ガイドレールが附勢手段の附勢力に対抗しつつキ
ヤツチヤベースを他方側の揺動限へ傾動させるの
で、キヤツチヤがこれにともなわれて貯蔵姿勢に
変換され、この状態で貯蔵されていたワークを捕
捉する。
次いでリフタベースを上昇させるとキヤツチヤ
ベースが上記との逆向きに誘導されてゆき、捕捉
されたワークがこれに同動する。したがつて当該
ワークは貯蔵姿勢を保つたまま上動したのち供給
姿勢へ姿勢変換をする。すなわち上記上動過程に
おいてワークの側縁部が片当りするという現象が
回避される。
ベースが上記との逆向きに誘導されてゆき、捕捉
されたワークがこれに同動する。したがつて当該
ワークは貯蔵姿勢を保つたまま上動したのち供給
姿勢へ姿勢変換をする。すなわち上記上動過程に
おいてワークの側縁部が片当りするという現象が
回避される。
第1図を用いて本考案の一実施例を説明する。
同図において符号20はローダ、符号45はスト
レージである。
同図において符号20はローダ、符号45はスト
レージである。
ローダ20は図示省略した前記のキヤリヤに吊
下したエアホイストなどのリフタ21と、このリ
フタに連結したリフタベース22とを有する。リ
フタベース22は箱形のアツパベース23と、こ
のアツパベースにスライドロツド24,25を介
して吊下したロワベース26と、スライドロツド
24,25の囲りに配装されてロワベース26を
下方へ附勢している圧縮スプリング27,28
と、ロワベース26の下面に垂設した1対のブラ
ケツト29とからなる。
下したエアホイストなどのリフタ21と、このリ
フタに連結したリフタベース22とを有する。リ
フタベース22は箱形のアツパベース23と、こ
のアツパベースにスライドロツド24,25を介
して吊下したロワベース26と、スライドロツド
24,25の囲りに配装されてロワベース26を
下方へ附勢している圧縮スプリング27,28
と、ロワベース26の下面に垂設した1対のブラ
ケツト29とからなる。
上記1対のブラケツト29の間に枠形のキヤツ
チヤベース30を配装し、このベース30をシヤ
フト31を介して該ブラケツト29に右左(左右
関係は図面についていう)への揺動可能に吊架す
る。キヤツチヤベース30の下端部に左右各1対
の脚32,33を突設してこれらの脚にホロワロ
ーラ34,35を装着し、またホロワローラ3
4、35の中間位置に前記電磁石を用いたキヤツ
チヤ36を配装してこれをキヤツチヤベース30
に固定する。尚ホロワローラ34,35の外法寸
法は後述するガイドレールの内法寸法とほぼ等し
くしてある。
チヤベース30を配装し、このベース30をシヤ
フト31を介して該ブラケツト29に右左(左右
関係は図面についていう)への揺動可能に吊架す
る。キヤツチヤベース30の下端部に左右各1対
の脚32,33を突設してこれらの脚にホロワロ
ーラ34,35を装着し、またホロワローラ3
4、35の中間位置に前記電磁石を用いたキヤツ
チヤ36を配装してこれをキヤツチヤベース30
に固定する。尚ホロワローラ34,35の外法寸
法は後述するガイドレールの内法寸法とほぼ等し
くしてある。
附勢手段38は、キヤツチヤベース30の左肩
部に指向させてリフタベースのロワベース26に
揺動可能に挿通したプツシユピン39、およびこ
のプツシユピンの下端部に形成したプツシユヘツ
ド39aとロワベース26との間に弾装した圧縮
スプリング40で構成してある。したがつてキヤ
ツチヤベース30はプツシユピン39を介して圧
縮スプリング40により常時右方側への揺動傾向
に附勢される。
部に指向させてリフタベースのロワベース26に
揺動可能に挿通したプツシユピン39、およびこ
のプツシユピンの下端部に形成したプツシユヘツ
ド39aとロワベース26との間に弾装した圧縮
スプリング40で構成してある。したがつてキヤ
ツチヤベース30はプツシユピン39を介して圧
縮スプリング40により常時右方側への揺動傾向
に附勢される。
ストツパ41はプツシユピン39の上端部に螺
装したダブルナツトで形成してある。よつて該ス
トツパがロワベース26に当接したところでキヤ
ツチヤベース30の上記右方側への揺動限が規制
されてキヤツチヤ36の下面(吸着面36a)が
傾斜する。この傾斜を前記ワークWの供給姿勢と
対応させるようにダブルナツトからなるストツパ
41の位置を調整する。
装したダブルナツトで形成してある。よつて該ス
トツパがロワベース26に当接したところでキヤ
ツチヤベース30の上記右方側への揺動限が規制
されてキヤツチヤ36の下面(吸着面36a)が
傾斜する。この傾斜を前記ワークWの供給姿勢と
対応させるようにダブルナツトからなるストツパ
41の位置を調整する。
ストレージ45はラインサイドに立設した左右
1対のガイドレール46,47と、これらのガイ
ドレールに軸支した複数対の回動爪48,49と
を有して前記ワークW(ルーフレール)をほぼ水
平姿勢で段階状に貯蔵するものである。
1対のガイドレール46,47と、これらのガイ
ドレールに軸支した複数対の回動爪48,49と
を有して前記ワークW(ルーフレール)をほぼ水
平姿勢で段階状に貯蔵するものである。
したがつて該ストレージの構成は前記第2図の
ストレージ1と実質的に同じであるほか、ガイド
レール46,47の対向部には、上端から内向き
に立上る傾斜レール面50,51と、これらのレ
ール面に続く垂直レール面52,53とを形成し
てある。よつてローダ20を貯蔵されたワークW
上に持来たしてこれを下降させてゆくと、前述し
たように右方側の揺動限へ傾動していたキヤツチ
ヤベース30の右側ホロワローラ35が右側ガイ
ドレール47の傾斜レール面51に係合して左方
へ誘導されながら下動し、該レール面51の終端
に至つて垂直レール面53に乗移る。これに伴い
キヤツチヤベース30が左方側へ傾動しつつ上記
終端においてこの傾動動作が停止して左方側の揺
動限に至る。このときキヤツチヤ36の吸着面3
6aがほぼ水平に置かれてワークWの貯蔵姿勢に
対応しうるように垂直レール面53の配設位置を
設定する。
ストレージ1と実質的に同じであるほか、ガイド
レール46,47の対向部には、上端から内向き
に立上る傾斜レール面50,51と、これらのレ
ール面に続く垂直レール面52,53とを形成し
てある。よつてローダ20を貯蔵されたワークW
上に持来たしてこれを下降させてゆくと、前述し
たように右方側の揺動限へ傾動していたキヤツチ
ヤベース30の右側ホロワローラ35が右側ガイ
ドレール47の傾斜レール面51に係合して左方
へ誘導されながら下動し、該レール面51の終端
に至つて垂直レール面53に乗移る。これに伴い
キヤツチヤベース30が左方側へ傾動しつつ上記
終端においてこの傾動動作が停止して左方側の揺
動限に至る。このときキヤツチヤ36の吸着面3
6aがほぼ水平に置かれてワークWの貯蔵姿勢に
対応しうるように垂直レール面53の配設位置を
設定する。
垂直レール面53に乗移つたホロワローラ35
は附勢手段38からの附勢力によつて該レール面
に押付けられながら下方へ誘導される。これに伴
いキヤツチヤ36の吸着面36aがワークWに対
向して下降を続けたのち該ワーク上に着座し、次
いで圧縮スプリング27,28がたわんでこの着
座姿勢を調整する。ここでワークWが確実に吸着
されて捕捉される。
は附勢手段38からの附勢力によつて該レール面
に押付けられながら下方へ誘導される。これに伴
いキヤツチヤ36の吸着面36aがワークWに対
向して下降を続けたのち該ワーク上に着座し、次
いで圧縮スプリング27,28がたわんでこの着
座姿勢を調整する。ここでワークWが確実に吸着
されて捕捉される。
次いでローダ20を上昇させてゆくと、ホロワ
ローラ35が上記とは逆順で誘導される。よつて
ワークWは先ず垂直レール面52,53間を上動
してゆくが、この際当該ワークはキヤツチヤ36
に吸着固定されてその姿勢と位置とが貯蔵時の状
態のままに保持されるので、前記何れの貯蔵取出
し方式であつてもガイドレール等との不整は片当
りが回避される。また前述したようにランダム方
式にあつて回動爪48,49を蹴上げてゆく場合
であつてもこの蹴上動作が左右ほぼ均衡しておこ
なわれる。圧縮スプリング27,28による上記
着座姿勢の調整作用は特に前記の積重ね方式にお
いて有効である。
ローラ35が上記とは逆順で誘導される。よつて
ワークWは先ず垂直レール面52,53間を上動
してゆくが、この際当該ワークはキヤツチヤ36
に吸着固定されてその姿勢と位置とが貯蔵時の状
態のままに保持されるので、前記何れの貯蔵取出
し方式であつてもガイドレール等との不整は片当
りが回避される。また前述したようにランダム方
式にあつて回動爪48,49を蹴上げてゆく場合
であつてもこの蹴上動作が左右ほぼ均衡しておこ
なわれる。圧縮スプリング27,28による上記
着座姿勢の調整作用は特に前記の積重ね方式にお
いて有効である。
かくしてワークWが上動したところでホロワロ
ーラ35が傾斜レール面51へ乗移ると、前述し
たようにしてキヤツチヤベース30が右方側の揺
動限まで傾動し、ワークWが供給姿勢に姿勢変換
されてラインへ供給される。
ーラ35が傾斜レール面51へ乗移ると、前述し
たようにしてキヤツチヤベース30が右方側の揺
動限まで傾動し、ワークWが供給姿勢に姿勢変換
されてラインへ供給される。
尚、左側ホロワローラ34はローダ20の下降
に当り、左側ガイドレール46の傾斜レール面5
0に係合しつつ該ローダを正規の下降位置へ誘導
し、次いで垂直レール面52に沿つて下降しつつ
キヤツチヤベース30の揺れ動きを防止するもの
である。したがつてローダ20における前記キヤ
リヤの停止位置を正確に規制し、またこのキヤリ
ヤとリフタ21およびリフタベース22を剛に連
結しておけば当該機構は必ずしも必要としない。
よつてこの場合にはガイドレール46を前記スト
レージ1(第2図)におけるような単なるサイド
フレーム3とすることができる。
に当り、左側ガイドレール46の傾斜レール面5
0に係合しつつ該ローダを正規の下降位置へ誘導
し、次いで垂直レール面52に沿つて下降しつつ
キヤツチヤベース30の揺れ動きを防止するもの
である。したがつてローダ20における前記キヤ
リヤの停止位置を正確に規制し、またこのキヤリ
ヤとリフタ21およびリフタベース22を剛に連
結しておけば当該機構は必ずしも必要としない。
よつてこの場合にはガイドレール46を前記スト
レージ1(第2図)におけるような単なるサイド
フレーム3とすることができる。
以上説明したように本考案によれば、ストレー
ジ内でワークを捕捉したのちこれを持上げる際に
有害な片当りが防止されるので、捕捉したワーク
をとり落してしまうという事態が回避される。
ジ内でワークを捕捉したのちこれを持上げる際に
有害な片当りが防止されるので、捕捉したワーク
をとり落してしまうという事態が回避される。
第1図は本考案に一実施例を示した断面図、第
2図は従来の装置を例示した断面図である。 20……ローダ、22……リフタベース、30
……キヤツチヤベース、36……キヤツチヤ、3
8……附勢手段、41……ストツパ、45……ス
トレージ、46,47……ガイドレール、W……
ワーク。
2図は従来の装置を例示した断面図である。 20……ローダ、22……リフタベース、30
……キヤツチヤベース、36……キヤツチヤ、3
8……附勢手段、41……ストツパ、45……ス
トレージ、46,47……ガイドレール、W……
ワーク。
Claims (1)
- ローダのリフタベースに支持されたキヤツチヤ
によつてストレージに貯蔵されたワークを捕捉し
たのち、当該ワークを貯蔵姿勢から供給姿勢に姿
勢交換をして生産ラインへ供給する装置におい
て、前記の姿勢変換装置は、リフタベースに揺動
可能に吊架したキヤツチヤベースと、キヤツチヤ
ベースに装着したキヤツチヤと、キヤツチヤベー
スを一方側への揺動傾向に附勢する附勢手段と、
この一方側の揺動限を規制するストツパと、スト
レージ側にあつてキヤツチヤベースを誘導しつつ
他方側の揺動限へ傾動させるガイドレールとをそ
なえるとともに、キヤツチヤの姿勢が前記一方側
および他方側の揺動限においてそれぞれワークの
供給姿勢および貯蔵姿勢に対応するよう、ストツ
パおよびガイドレールの配設関係を設定したワー
クローダ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15068086U JPH056276Y2 (ja) | 1986-10-02 | 1986-10-02 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15068086U JPH056276Y2 (ja) | 1986-10-02 | 1986-10-02 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6359142U JPS6359142U (ja) | 1988-04-20 |
JPH056276Y2 true JPH056276Y2 (ja) | 1993-02-18 |
Family
ID=31067035
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15068086U Expired - Lifetime JPH056276Y2 (ja) | 1986-10-02 | 1986-10-02 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH056276Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-10-02 JP JP15068086U patent/JPH056276Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6359142U (ja) | 1988-04-20 |
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