JPH056264Y2 - - Google Patents

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JPH056264Y2
JPH056264Y2 JP1985040963U JP4096385U JPH056264Y2 JP H056264 Y2 JPH056264 Y2 JP H056264Y2 JP 1985040963 U JP1985040963 U JP 1985040963U JP 4096385 U JP4096385 U JP 4096385U JP H056264 Y2 JPH056264 Y2 JP H056264Y2
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oil seals
conveyor
oil
stopper
oil seal
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はオイルシール外観検査用整列装置に
関し、特に、コンベヤ上を順次移送されるオイル
シールを外観検査用装置の上流側に設けたストツ
パと下流側に設けたストツパとの間に所定個数整
列させるとともに、中間において反転させるよう
にしたオイルシール外観検査用整列装置に関する
ものである。
〔従来技術〕
従来、この種のオイルシール外観検査用整列装
置にあつては、一般に第5,6図に示すように、
コンベヤ1上を一定の姿勢で順次移送されるオイ
ルシール2,2,……を、計数センサ3で計数し
ながら、待避位置にあるストツパ4を通過させて
突出位置にあるストツパ5によつて順次停止さ
せ、計数センサ3がストツパ4,5間を所定個数
のオイルシール2,2,……が入つたことを計数
したらストツパ4を突出させるようになつてい
る。
そして、この状態で作業者6は、ストツパ4,
5間にあるオイルシール2,2,……の上面、す
なわち、第4図のA面の外観を指差して目視検査
する。
外観検査がA面だけでよい場合は、A面の検査
後に作業者6が押しボタン7を押すと、ストツパ
5が待避してストツパ4,5間のオイルシール
2,2,……がコンベヤ1によつて移送され、ス
トツパ4,5間のすべてのオイルシール2,2,
……がストツパ5を通過するとストツパ5が突出
し、かつ、ストツパ4が待避して元の状態に戻
り、以下、同様の作業を繰り返すようになつてい
る。
これに対して、ストツパ4,5間にあるオイル
シール2,2,……の下面、すなわち、第4図の
B面も外観検査が必要である場合は、A面の検査
後に作業者6はストツパ4,5間にあるオイルシ
ール2,2,……を数個ずつ手に取り裏返して、
そのB面を目視検査したうえで、それらをストツ
パ5の下流側でコンベヤ1上に載せ、これを繰り
返してストツパ4,5間のすべてのオイルシール
2,2,……を検査し終えたら作業者6は押しボ
タン7を押し、再びストツパ4,5間に所定個数
のオイルシール2,2,……がたまつたら同様の
作業を繰り返すようになつている。
なお、コンベヤ1の両側には、取り扱うオイル
シール2,2,……の外径寸法に合わせてコンベ
ヤ1上の搬送路幅を調整可能な幅寄せ板8,9お
よび幅寄せ部材10,11が設けられている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来のものにあつて
は、ストツパ4,5間にあるオイルシール2,
2,……の下面、すなわち、B面を外観検査する
場合、作業者6がわざわざ手に取つて裏返さなけ
ればならないし、外観検査が終わつたオイルシー
ル2,2,……をストツパ5の下流側でコンベヤ
1上に載せる際にはすべて一定の姿勢で(たとえ
ば、B面を下向きにして)載せなければならず、
そのためオイルシール2,2,……の外観検査に
多くの時間がかかつてしまうという問題点を有し
ていた。
この考案は前記のような従来のもののもつ問題
点を解決して、オイルシールのコンベヤ上におけ
る下面を迅速に外観検査することができ、それに
より外観検査時間を短縮することのできるオイル
シール外観検査用整列装置を提供することを目的
とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点を解決するためにこの考案は、コ
ンベヤ上を順次移送されるオイルシールを、コン
ベアと、このコンベアで搬送されるオイルシール
を整列させるために、コンベアの上流側および下
流側に突出退避自在に設けられた2つのストツパ
と、両ストツパ間に位置するオイルシールを前記
コンベアの幅方向で挟持して整列させる整列手段
と、水平位置と起立位置との間を移動可能である
とともに、水平位置の時、前記整列手段によつて
整列されたオイルシールの上面にマグネツトで吸
着し、この吸着した状態で起立位置に移動してオ
イルシールを上方へ反転させる反転手段とを具え
たことを特徴とするオイルシール外観検査用整列
装置を構成したものである。
〔作用〕
この考案は前記のような手段を採用したことに
より、両ストツパ間に位置するオイルシールは整
列部材によつて整列されたうえ反転部材によつて
反転されるから、作業者がわざわざオイルシール
を手に取らなくてもその下面の外観検査を行うこ
とができる。
〔実施例〕
以下、図面に示すこの考案の実施例について説
明する。
第1,2図にはこの考案によるオイルシール外
観検査用整列装置が示されており、このオイルシ
ール外観検査用整列装置は、第5,6図と同様の
部分には同一の符合を付してある。
一方の幅寄せ部材10にはシリンダ12,1
2′により前後(コンベア1の幅方向)にスライ
ド可能なガイド13が設けられ、また、他方の幅
寄せ部材11にはシリンダ14,14′により前
後(コンベア1の幅方向)にスライド可能なガイ
ド15が設けられており、そして、両幅寄せ部材
10,11およびそれに取付けられるシリンダ1
2,12′,14,14′およびガイド13,15
とで整列手段が形成されている。また、前記他方
の幅寄せ部材11にはシリンダ16により前後
(コンベア1の幅方向)に作動するラツク17と、
このラツク17と噛合うピニオン18が端部に固
定され、かつ、軸受19,19′に回転可能に軸
支された軸20とが設けられ、この軸20にはマ
グネツト付反転アーム21が取付けられている。
そして、前記シリンダ16、ラツク17、ピニオ
ン18、軸20、およびマグネツト付反転アーム
21で反転手段が形成されており、シリンダ16
によりラツク17が作動するとピニオン18を介
して軸20が回転してマグネツト付反転アーム2
1が所定角度だけ旋回するようになつている。
そして、前記幅寄せ部材11は、それ自体ロツ
クレバー22,22′の操作によつて前後(コン
ベヤ1の幅方向)に調整可能であり、また、幅寄
せ部材10,11の上下方向の調整は握り部材2
3の操作によつてチエーン24を介して調整でき
るようになつている。
つぎに前記のものの作用について説明する。
まず、コンベヤ1上を一定の姿勢で順次移送さ
れるオイルシール2,2,……を、計数センサ3
で計数しながら、待避位置にあるストツパ4を通
過させて突出位置にあるストツパ5によつて順次
停止させ、計数センサ3がストツパ4,5間に所
定個数のオイルシール2,2,……が入つたこと
を計数したらストツパ4を突出させる。
この状態で作業者6は、ストツパ4,5間にあ
るオイルシール2,2,……の上面、すなわち、
第4図のA面の外観を目視検査する。
つぎに、A面の検査後に作業者6が押しボタン
7を押すと、シリンダ12,12′,14,1
4′が作動してガイド13,15を互いに接近さ
せ、それによりガイド13,15がストツパ4,
5間にあるオイルシール2,2,……を挟持して
整列させる。
この作動に続いてシリンダ16が作動してマグ
ネツト付反転アーム21を下方へ旋回させ、マグ
ネツト付反転アーム21がストツパ4,5間にあ
るオイルシール2,2,……に接触すると、それ
らのA面を吸着し、これと同時にシリンダ12,
12′,14,14′が逆方向に作動してガイド1
3,15を互いに離隔させ、それにより、ストツ
パ4,5間にあるオイルシール2,2,……はガ
イド13,15に挟持された状態からマグネツト
付反転アーム21に吸着された状態に切り換わ
る。
続いてシリンダ16が逆方向に作動してマグネ
ツト付反転アーム21を上方へ旋回させ、それに
ともなつてマグネツト付反転アーム21に吸着さ
れたオイルシール2,2,……が反転してコンベ
ヤ1上における下面、すなわち、第4図のB面が
作業者6の方を向くことになる。
この状態で作業者6は、オイルシール2,2,
……のB面の外観を目視検査する。
つぎに、B面の検査後に作業者6が押しボタン
7を押すと、シリンダ16が作動してマグネツト
付反転アーム21をオイルシール2,2,……を
吸着したまま下方へ旋回させ、オイルシール2,
2,……のB面がコンベヤ1に載つてマグネツト
付反転アーム21の旋回が終了すると、シリンダ
12,12′,14,14′が作動してガイド1
3,15を互いに接近させ、それによりガイド1
3,15がマグネツト付反転アーム21に吸着さ
れているオイルシール2,2,……を挟持し、こ
の挟持状態でシリンダ16が逆方向に作動してマ
グネツト付反転アーム21を上方へ旋回させる
と、オイルシール2,2,……と、マグネツト付
反転アーム21とが切り離されてオイルシール
2,2,……はガイド13,15に挟持されたま
まコンベヤ1上に残ることになる。
そして、マグネツト付反転アーム21の旋回が
終了すると、シリンダ12,12′,14,1
4′が逆方向に作動してガイド13,15を互い
に離隔させ、それによりオイルシール2,2,…
…はB面を検査する前の状態、すなわち、A面を
検査した後の状態に戻り、これと同時にストツパ
5が待避してストツパ4,5間のオイルシール
2,2,……がコンベヤ1によつて移送され、ス
トツパ4,5間のすべてのオイルシール2,2,
……がストツパ5を通過するとストツパ5が突出
し、かつ、ストツパ4が待避して元の状態に戻
り、以下、同様の作業を繰り返すことになる。
なお、図示していないが、適宜の作業切り換え
スイツチによつて、上記のようにオイルシール
2,2,……のA面検査およびB面検査を両方と
も行う場合と、A面検査のみを行う場合とを切換
えることができるものであり、A面検査のみを行
うように切換えてある場合には、A面の検査後に
作業者6が押しボタン7を押すと、シリンダ1
2,12′,14,14′が作動しないでストツパ
5が待避して、それによりストツパ4,5間のオ
イルシール2,2,……を排出させることにな
る。
第3図にはこの考案によるオイルシール外観検
査用整列装置の他の実施例が示されており、この
オイルシール外観検査用整列装置は、第1,2図
に示すオイルシール外観検査用整列装置のシリン
ダ12,12′,14,14′を向きを変えて配置
することによつてスペースが広くとれるように構
成したものであり、その他は第1,2図に示すオ
イルシール外観検査用整列装置と同様のものであ
るので、同様の部分には同一の符合を付して示
し、各部の詳細は省略することにする。
なお、前記実施例においては、シリンダ12,
12′,14,14′を使用したが、それらに代え
て電磁マグネツトを使用してもよく、また、前記
実施例においてはシリンダ16、ラツク17およ
びピニオン18を使用したが、それらに代えてロ
ータリイアクチユエータを使用してもよいことは
勿論である。
〔考案の効果〕
この考案は前記のように構成したことにより、
オイルシールをわざわざ手に取らなくてもその下
面を外観検査することができ、そのためオイルシ
ールのコンベヤ上における下面の外観検査を迅速
に行うことができ、従来のものに比べて外観検査
時間を短縮することができるなどのすぐれた効果
を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案によるオイルシール外観検査
用整列装置の一実施例を示す概略平面図、第2図
は第1図のものの概略断面図、第3図はこの考案
によるオイルシール外観検査用整列装置の他の実
施例を示す概略断面図、第4図はオイルシールの
一例を示す断面図、第5図は従来のオイルシール
外観検査用整列装置の一例を示す概略平面図、第
6図は第5図のものの概略断面図である。 1……コンベヤ、2……オイルシール、3……
計数センサ、4,5……ストツパ、6……作業
者、7……押しボタン、8,9……幅寄せ板、1
0,11……幅寄せ部材、12,12′,14,
14′,16……シリンダ、13,15……ガイ
ド、17……ラツク、18……ピニオン、19,
19′……軸受、20……軸、21……マグネツ
ト付反転アーム、22,22′……ロツクアーム、
23……握り部材、24……チエーン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンベアと、該コンベアで搬送されるオイルシ
    ールを整列させるために、コンベアの上流側およ
    び下流側に突出退避自在に設けられた2つのスト
    ツパと、該両ストツパ間に位置するオイルシール
    を前記コンベアの幅方向で挟持して整列させる整
    列手段と、水平位置と起立位置との間を移動可能
    であるとともに、水平位置の時、前記整列手段に
    よつて整列されたオイルシールの上面にマグネツ
    トで吸着し、この吸着した状態で起立位置に移動
    してオイルシールを上方へ反転させる反転手段と
    を具えたことを特徴とするオイルシール外観検査
    用整列装置。
JP1985040963U 1985-03-20 1985-03-20 Expired - Lifetime JPH056264Y2 (ja)

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JP1985040963U JPH056264Y2 (ja) 1985-03-20 1985-03-20

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JPS61157529U JPS61157529U (ja) 1986-09-30
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5598041A (en) * 1979-01-18 1980-07-25 Becker & Van Huellen Method and device for checking lower surface of plate
JPS5913272A (ja) * 1982-07-15 1984-01-24 キヤノン株式会社 電気光学装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6132899Y2 (ja) * 1981-03-16 1986-09-25

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