JPH0562621U - 軒樋継手 - Google Patents
軒樋継手Info
- Publication number
- JPH0562621U JPH0562621U JP7840791U JP7840791U JPH0562621U JP H0562621 U JPH0562621 U JP H0562621U JP 7840791 U JP7840791 U JP 7840791U JP 7840791 U JP7840791 U JP 7840791U JP H0562621 U JPH0562621 U JP H0562621U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- eaves
- joint
- eaves trough
- eaves gutter
- fitting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Building Environments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 軒樋の端部から脱落することなく且つ防水機
能を維持した状態で、軒樋の熱伸縮変形を吸収すること
ができる軒樋継手を提供する。 【構成】 軒樋1の外周に嵌着されて軒樋1を接続する
軒樋継手において、継手本体2の両側の内周に各々防水
パッキン材3が設けられて嵌着部4a、4bが形成さ
れ、一方の嵌着部4aの内周形状が他方の嵌着部4bの
内周形状よりも大きく形成されており、一方の嵌着部4
aにおいてのみ軒樋1の端部がスライド往復運動して、
軒樋1の熱伸縮変形が吸収される。
能を維持した状態で、軒樋の熱伸縮変形を吸収すること
ができる軒樋継手を提供する。 【構成】 軒樋1の外周に嵌着されて軒樋1を接続する
軒樋継手において、継手本体2の両側の内周に各々防水
パッキン材3が設けられて嵌着部4a、4bが形成さ
れ、一方の嵌着部4aの内周形状が他方の嵌着部4bの
内周形状よりも大きく形成されており、一方の嵌着部4
aにおいてのみ軒樋1の端部がスライド往復運動して、
軒樋1の熱伸縮変形が吸収される。
Description
【0001】
本考案は、軒樋の外周に嵌着されて軒樋を接続する軒樋継手に関するものであ る。
【0002】
従来から、図7、図8に示す如く、軒樋(イ)の外周に嵌着されて軒樋(イ) を接続する軒樋継手において、継手本体(ロ)の両側の内周に各々防水パッキン 材(ハ)を設けて嵌着部(ニ)を形成してなる軒樋継手は知られている。この場 合、軒樋(イ)の両上縁部分には中空形状の耳部(ホ)が一体に形成されており 、継手本体(ロ)の両上端部分に形成される耳係合部(ヘ)が同耳部(ホ)に各 々係合されて、該軒樋継手の両嵌着部(ニ)は軒樋(イ)の外周に各々嵌着され るものである。その際、防水パッキン材(ハ)が軒樋(イ)の外周面に密着して 、該接続部分からの水漏れが防止されるものである。
【0003】
しかしながら、上記従来の技術にあっては、軒樋(イ)が熱伸縮変形するため 、両軒樋(イ)の端部が軒樋継手内において、防水パッキン材(ハ)に摺接して スライド移動するものである。この場合に、両嵌着部(ニ)における軒樋(イ) の嵌着具合が略同等であるため、若干の嵌着具合の差によって、軒樋継手が一方 向へのみ徐々にスライド移動し、すなわち、俗に言う尺取り現象が発生して、軒 樋継手が軒樋(イ)の端部から脱落することがあった。
【0004】 本考案は、上記従来の技術における問題を解決するために考案されたものであ り、すなわちその課題は、軒樋の外周に嵌着されて軒樋が簡単に接続されること はもちろんのこと、防水機能が充分に発揮され、しかも、軒樋の端部から尺取り 現象によって脱落することがない軒樋継手を提供することである。
【0005】
本考案の軒樋継手は、軒樋の外周に嵌着されて軒樋を接続する軒樋継手におい て、継手本体の両側の内周に各々防水パッキン材を設けて嵌着部を形成し、一方 の嵌着部の内周形状を他方の嵌着部の内周形状よりも大きく形成してなり、この 構成によって上記課題が解決されたものである。
【0006】
本考案の軒樋継手においては、軒樋の外周に嵌着されて軒樋が簡単に接続され るものであり、又、継手本体の両側の内周に各々防水パッキン材が設けられて嵌 着部が形成されているため、該嵌着部が防水パッキン材を介して軒樋の端部に密 閉状態に嵌着され、防水機能が充分に発揮されるものである。しかも、一方の嵌 着部の内周形状が他方の嵌着部の内周形状よりも意識的に大きく形成されている ため、軒樋が熱伸縮変形する場合には、内周形状が大きく形成されて緩い嵌着状 態となる一方の嵌着部においてのみ、軒樋の端部が防水パッキン材に摺接して往 復移動を繰り返すだけで、他方の嵌着部においては軒樋の端部が移動しないよう に強固に嵌着されて、尺取り現象は発生せず、軒樋の端部から脱落することがな いものである。
【0007】
図1、図2、図3に示す軒樋継手は、本考案の一実施例で、軒樋1の外周に嵌 着されて軒樋1を接続する軒樋継手において、継手本体2の両側の内周に各々防 水パッキン材3を設けて嵌着部4a、4bを形成し、一方の嵌着部4aの内周形 状を他方の嵌着部4bの内周形状よりも大きく形成してなるものである。
【0008】 軒樋1は角樋形状で、合成樹脂にて一体に押出成形されたものである。該軒樋 1の両上縁部分には、中空形状の耳部5が一体に形成されている。
【0009】 継手本体2は、軒樋1の外周に沿うように形成されており、合成樹脂にて一体 に射出成形されたものである。該継手本体2の両上端部分には、上記軒樋1の耳 部5に係合される耳係合部6が一体に形成されている。又、該継手本体2の一方 の嵌着部4aは、他方の嵌着部4bに比して、巾寸法及び深さ寸法が共に大とな されてその内周形状が大きく形成されており、両嵌着部4a、4bの間には段部 7が形成されることとなっている。該両嵌着部4a、4bには各々、同厚み寸法 の帯状の防水パッキン材3が貼着形成されている。該防水パッキン材3は、水膨 潤性シ−ル材(商品名「アクアプレンDX」:三洋化成工業株式会社製)にて形 成されており、雨水を吸収して膨らんで、継手本体2の嵌着部4a、4bと軒樋 1の外周面との間を確実に密閉するものである。
【0010】 したがって、該実施例の軒樋継手にあっては、その両嵌着部4a、4bが各々 軒樋1の外周に嵌着されて両軒樋1が簡単に接続されるものであり、その際、両 耳係合部6が軒樋1の両耳部5に各々係合されて確実に嵌着されるものである。 又、継手本体2の両側の内周に各々防水パッキン材3が設けられて嵌着部4a、 4bが形成されているため、該嵌着部4a、4bが防水パッキン材3を介して軒 樋1の端部外周に密閉状態に嵌着され、特に降雨時には同防水パッキン材3が膨 大して、防水機能が充分に発揮されるものである。しかも、一方の嵌着部4aの 内周形状が他方の嵌着部4bの内周形状よりも意識的に大きく形成されているた め、軒樋1が熱伸縮変形する場合には、内周形状が大きく形成されて緩い嵌着状 態となる一方の嵌着部4aにおいてのみ、軒樋1の端部が防水パッキン材3に摺 接して往復移動を繰り返すだけで、他方の嵌着部4bにおいては軒樋1の端部が 移動しないように強固に嵌着されて、尺取り現象は発生せず、軒樋1の端部から 脱落することがないものである。
【0011】 なお、本考案の軒樋継手においては、図4、図5、図6に示す実施例の如きで あっても良いものである。すなわち、該実施例の軒樋継手においては、継手本体 2が断面略半円弧形状に形成されており、略半円弧形状の軒樋1が接続されるも のである。又、該実施例の軒樋継手においては、一方の防水パッキン材3aが他 方の防水パッキン材3bよりも小厚寸法に形成されることによって、一方の防水 パッキン材3aが設けられる嵌着部4aが、他方の防水パッキン材3bが設けら れる嵌着部4bよりも大きく形成されることとなっている。又、両防水パッキン 材3a、3bはいずれも軟質合成樹脂にて形成され、硬質合成樹脂にて形成され る継手本体2と一体に形成されたものである。
【0012】
上述の如く、本考案の軒樋継手にあっては、軒樋の外周に嵌着されて軒樋が簡 単に接続されるものであり、又、継手本体の両側の内周に各々防水パッキン材が 設けられて嵌着部が形成されているため、該嵌着部が防水パッキン材を介して軒 樋の端部に密閉状態に嵌着され、防水機能が充分に発揮されるものであり、しか も、一方の嵌着部の内周形状が他方の嵌着部の内周形状よりも意識的に大きく形 成されているため、軒樋が熱伸縮変形する場合には、内周形状が大きく形成され て緩い嵌着状態となる一方の嵌着部においてのみ軒樋の端部が往復移動を繰り返 すだけで、他方の嵌着部においては軒樋の端部は移動しないように強固に嵌着さ れて、軒樋の端部から脱落することがないものである。
【図1】本考案の一実施例である軒樋継手の施工状態を
示す分解斜視図である。
示す分解斜視図である。
【図2】同施工状態における断面図である。
【図3】同施工状態における要部断面図である。
【図4】別の実施例である軒樋継手の施工状態を示す分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図5】同施工状態における断面図である。
【図6】同施工状態における要部断面図である。
【図7】本考案の従来例である軒樋継手の施工状態を示
す分解斜視図である。
す分解斜視図である。
【図8】同施工状態における要部断面図である。
1 軒樋 2 継手本体 3 防水パッキン材 4 嵌着部
Claims (1)
- 【請求項1】 軒樋の外周に嵌着されて軒樋を接続する
軒樋継手において、継手本体の両側の内周に各々防水パ
ッキン材を設けて嵌着部を形成し、一方の嵌着部の内周
形状を他方の嵌着部の内周形状よりも大きく形成してな
る軒樋継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7840791U JPH0562621U (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | 軒樋継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7840791U JPH0562621U (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | 軒樋継手 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0562621U true JPH0562621U (ja) | 1993-08-20 |
Family
ID=13661181
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7840791U Pending JPH0562621U (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | 軒樋継手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0562621U (ja) |
-
1991
- 1991-09-27 JP JP7840791U patent/JPH0562621U/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0562621U (ja) | 軒樋継手 | |
JPH0562623U (ja) | 軒樋継手 | |
KR19980025273A (ko) | 피이 폴리에틸렌 새들 편수관 | |
JPH0562622U (ja) | 軒樋継手 | |
JPH0562624U (ja) | 軒樋接続装置 | |
JP2549595Y2 (ja) | 雨樋継手 | |
JP2549556Y2 (ja) | 軒樋継手 | |
JPH0578754U (ja) | 雨樋継手 | |
JPH0578755U (ja) | 雨樋継手 | |
JP2549555Y2 (ja) | 軒樋継手 | |
JP2592695Y2 (ja) | 軒樋接続用継ぎ棒 | |
JPH049786Y2 (ja) | ||
JP2587937Y2 (ja) | 軒樋接続用継ぎ棒 | |
JPS606103Y2 (ja) | 軒樋継手 | |
JPS586984Y2 (ja) | 雨樋継手 | |
JPH0453506Y2 (ja) | ||
JP3159848B2 (ja) | 軒樋伸縮継手 | |
JP3154872B2 (ja) | 樋用伸縮継手 | |
JP2594071Y2 (ja) | 樋用伸縮継手 | |
JP2573760Y2 (ja) | 樋用伸縮継手 | |
JPS5938582Y2 (ja) | 伸縮軒樋継手 | |
JPS5835793Y2 (ja) | 軒樋継手 | |
JP2560028Y2 (ja) | 合成樹脂製軒樋継手 | |
JPH07180301A (ja) | 雨樋の継手装置 | |
JPH0518066A (ja) | 軒樋継手 |