JPH0562472A - 半導体記憶回路 - Google Patents

半導体記憶回路

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JPH0562472A
JPH0562472A JP3248216A JP24821691A JPH0562472A JP H0562472 A JPH0562472 A JP H0562472A JP 3248216 A JP3248216 A JP 3248216A JP 24821691 A JP24821691 A JP 24821691A JP H0562472 A JPH0562472 A JP H0562472A
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tri
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回路の高速動作を保ちながら、素子数を低減
した半導体記憶回路を提供する。 【構成】 クロック信号で制御され、入力データをラッ
チし出力の負荷を駆動するためのトライステートゲート
と、このトライステートゲートの出力電位を保持するた
めに、上記クロック信号に対して反転クロック信号で制
御されるトライステートゲートからなる記憶部とによっ
てデータラッチ回路を構成する。 【効果】 記憶部であるトライステートゲートの入力
は、出力負荷を駆動するトライステートゲートの出力信
号と、その反転信号があれば良いので回路素子数を低減
できる。また、記憶部としてデータを保持すれば良いの
で、トランジスタサイズを小さくでき、それに伴いチッ
プサイズを小さくできると共に消費電力も小さくでき、
しかも、クロック信号の切り替わりからデータを出力す
るまでの遅延時間は、出力負荷を駆動するトライステー
トゲート1段分の遅延時間であるから回路の高速性は保
つことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体記憶回路に関
し、例えば化合物半導体素子により構成され高速で動作
する論理回路に好適なデータラッチ回路及びフリップフ
ロップ回路に利用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の高速なデータラッチ回路として、
例えば特願平2−322974号公報に記載されたもの
がある。図10には、そのデータラッチ回路の回路図が
示されている。このデータラッチ回路は、非反転クロッ
ク信号CKがローレベルのときに、データ信号DT,D
Bに対応した出力信号QB,QTを出力する駆動ゲート
部としてのトライステートゲートTG11,TG12お
よび出力QT,QBの電位を保持する記憶部M10とし
てのインバータIV11,IV12から構成されてい
る。さらにトライステートゲートTG11,TG12
は、NOR(ノア)ゲートG11,G12とノーマリオ
フ型FETQ11,Q12で構成され、トライステート
ゲートTG12は、NORゲートG13,G14とノー
マリオフ型FETQ13,Q14とで構成される。ここ
で、VCCは正電源端子で、VSSは負電源端子であ
る。また記憶部としてのインバータIV11とIV12
の出力インピーダンスは、トライステートゲートTG1
1,TG12の出力インピーダンスに比べて十分大きく
設定されている。
【0003】上記トライステートゲートTG11とTG
12の動作について説明する。非反転クロック信号CK
がローレベルで、データ信号DTがハイレベル、相補な
データ信号DBがローレベルの時、NORゲートG11
の出力端子N11およびNORゲートG14の出力端子
N14には、データ信号DTの反転信号であるローレベ
ルが現われる。これに対して、NORゲートG12の出
力端子N12およびNORゲートG13の出力端子N1
3には、データ信号DBの反転信号であるハイレベルが
現われる。この結果、ノーマリオフ型FETQ11がオ
フし、ノーマリオフ型FETQ12がオンするために、
出力QBは負側電源電圧VSSまで引き下げられローレ
ベルとなり、ノーマリオフ型FETQ13がオンし、ノ
ーマリオフ型FETQ14がオフするために、出力QT
正側電源電圧VCCまで引き上げられハイレベルとな
る。
【0004】一方、データ信号DTがローレベル、デー
タ信号DBがハイレベルの時には、NORゲートG11
の出力端子N11およびNORゲートG14の出力端子
N14がハイレベルにされ、NORゲートG12の出力
端子N12およびNORゲートG13の出力端子N13
がローレベルにされる。この結果、ノーマリオフ型FE
TQ11がオン、ノーマリオフ型FETQ12がオフす
るため、出力QBは正側電源電圧VCC近くまで引き上
げられハイレベルとなり、ノーマリオフ型FETQ13
がオフ、ノーマリオフ型FETQ14がオンするため
に、出力QTは負側電源電圧VSSまで引き下げられロ
ーレベルとなる。
【0005】次に、非反転クロック信号CKがハイレベ
ルのときには、ゲートG11〜G14の出力端子N11
〜N14の電位はすべてローレベルとなるために、ノー
マリオフ型FETQ11〜Q14は共にオフにされる。
従って、トライステートゲートTG11とTG12出力
がオープン状態、つまり出力インピーダンスがハイイン
ピーダンスとなる。
【0006】以上述べたように、クロック信号CKがロ
ーレベルのとき、各トライステートゲートTG11とT
G12は、インバータIV11,IV12の出力インピ
ーダンスが大きいため、インバータIV11,IV12
の出力電位に関係なく、入力信号を反転して出力し、記
憶部M10の情報を書き替える。一方、クロック信号C
Kがハイレベルのときは、出力はハイインピーダンスと
なってオープン状態となるため、インバータIV11,
IV12によって非反転クロック信号CKが切り替わる
前の出力電位が保持される。従ってデータラッチ回路と
して働く。この結果、非反転クロック信号CKの切り替
わりからデータを出力するまでの遅延時間は、トライス
テートゲートTG11,TG12によって決まり、この
ゲート1段分の時間となるため、データラッチ回路の高
速動作が可能である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記データラッチ回路
では、高速動作は可能であるが、素子数が多いという問
題があった。また、トライステートゲートTG11,T
G12は共に駆動ゲートであるため、トランジスタサイ
ズが大きく、それに伴い半導体集積回路のチップサイズ
が大きくなるいう問題があった。この発明の目的は、回
路の高速動作を保ちながら、素子数を低減した半導体記
憶回路を提供することにある。この発明の前記ならびに
そのほかの目的と新規な特徴は、本明細書の記述および
添付図面から明らかになるであろう。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記の通りである。すなわち、クロック信号で制御さ
れ、入力データをラッチし出力の負荷を駆動するための
トライステートゲートと、このトライステートゲートの
出力電位を保持するために、上記クロック信号に対して
反転クロック信号で制御されるトライステートゲートか
らなる記憶部とによってデータラッチ回路を構成する。
【0009】
【作用】上記した手段によれば、記憶部であるトライス
テートゲートの入力は、出力負荷を駆動するトライステ
ートゲートの出力信号と、その反転信号があれば良いの
で回路素子数を低減できる。また、記憶部としてデータ
を保持すれば良いので、トランジスタサイズを小さくで
き、それに伴いチップサイズを小さくできると共に消費
電力も小さくでき、しかも、クロック信号の切り替わり
からデータを出力するまでの遅延時間は、出力負荷を駆
動するトライステートゲート1段分の遅延時間であるか
ら回路の高速性は保つことができる。
【0010】
【実施例】図1には、この発明に係るデータラッチ回路
の一実施例の基本的な論理回路図が示されている。同図
のデータラッチ回路は、特に制限されないが、E(ノー
マリオフ型)/D(ノーマリオン型)MESFET(メ
タル・セミコンダクタ・電界効果トランジスタ、以下単
にFETと称する)論理ゲート回路を基本構成とする高
速論理集積回路に含まれる。同図のの各回路を構成する
素子は高速論理集積回路の図示されない他の回路素子と
ともに、特に制限されないが、ガリウム・砒素(GaA
s)化合物半導体のような1個の半導体基板上に形成さ
れる。
【0011】同図のデータラッチ回路は、非反転クロッ
ク信号CKがローレベルのときに、相補なデータ入力信
号DT,DBに対し入力信号DBと同相の出力信号QB
を出力する駆動ゲート部としてのトライステートゲート
TG1、および反転クロック信号CKBがローレベルの
ときに、出力QBの電位を保持する記憶部としてのトラ
イステートゲートTG2、さらにトライステートゲート
TG2の一方の入力信号を出力QBから作るためのイン
バータIV1から構成される。
【0012】図2には、トライステートゲートTG1の
真理値が示されている。即ち、トライステートゲートT
G1の出力QBは、非反転クロック信号CKがローレベ
ルのとき、入力信号DBと同相の出力になり、非反転ク
ロック信号CKがハイレベルのときは、出力はハイイン
ピーダンスとなってオープン状態となる。また、トライ
ステートゲートTG2の真理値も同様であり、トライス
テートゲートTG2の出力QBは、反転クロック信号C
KBがローレベルのとき、入力信号QBと同相の出力に
なって、出力QBの電位を保持し、反転クロック信号C
KBがハイレベルのときは、出力はハイインピーダンス
となってオープン状態となる。
【0013】この結果、非反転クロック信号CKと反転
クロック信号CKBとは相補な関係にあるから、非反転
クロック信号CKがローレベルのとき、トライステート
ゲートTG2の出力はハイインピーダンスとなってオー
プン状態であり、トライステートゲートTG1が出力負
荷を駆動して出力電位、即ち情報を切り替える。非反転
クロック信号CKが切り替わってハイレベルになり反転
クロック信号CKBがローレベルになると、トライステ
ートゲートTG2の出力は、非反転クロック信号CKが
切り替わる前のトライステートゲートTG1の出力電位
を保持し、トライステートゲートTG1の出力はハイイ
ンピーダンスとなってオープン状態となるため、データ
ラッチ回路の出力QBの出力電位は入力に関係なくな
る。即ち、データラッチ回路として働く。
【0014】したがって、非反転クロック信号CKの切
り替わりからデータを出力するまでの遅延時間は、トラ
イステートゲートTG1によって決まり、このゲート1
段分の信号伝播に要する時間となる。この結果、データ
ラッチ回路の高速動作性は保たれたまま、インバータ1
個を削減できる。また、トライステートゲートTG2は
出力電位を保持だけで良いため、出力インピーダンスが
大きくても良く、トランジスタサイズを小さくでき、こ
れに対応して消費電力も小さくできる。
【0015】図3には、図1に示したデータラッチ回路
におけるトライステートゲートTG1,TG2の具体的
一実施例の回路図が示されている。上記データラッチ回
路に用いられるトライステートゲートTG1はNORゲ
ートG1,G2とノーマリオフ型FETQ1,Q2によ
り構成され、トライステートゲートTG2はNORゲー
トG3,G4とノーマリオフ型FETQ3,Q4で構成
される。ここで、VCCは正電源端子で、例えば回路の
接地電位のような0Vが供給され、VSSは負電源端子
で、例えば−1Vのような負電圧が供給される。
【0016】図4には、図3のデータラッチ回路の動作
の一例を説明するためのタイミング図が示されている。
トライステートゲートTG1の動作は、次の通りであ
る。非反転クロック信号CKがローレベルで、データ信
号DTがハイレベル、相補なデータ信号DBがローレベ
ルの時、NORゲートG1の出力端子N1には、データ
信号DTの反転信号であるローレベルが現われ、NOR
ゲートG2の出力端子N2には、データ信号DBの反転
信号であるハイレベルが現われる。この結果、ノーマリ
オフ型FETQ1がオフし、ノーマリオフ型FETQ2
がオンするために、出力QBは負側電源電圧VSSまで
引き下げられローレベルとなる。
【0017】一方、非反転クロック信号CKがローレベ
ル、データ信号DTがローレベル、データ信号DBがハ
イレベルの時には、NORゲートG1の出力端子N1が
ハイレベル、NORゲートG2の出力端子N2がローレ
ベルになり、ノーマリオフ型FETQ1がオンし、ノー
マリオフ型FETQ2がオフするために、出力QBは正
側電源電圧VCC近くまで引き上げられハイレベルとな
る。
【0018】非反転クロック信号CKがハイレベルのと
きには、NORゲートG1,G2の出力端子N1,N2
の電位は共にローレベルとなるために、ノーマリオフ型
FETQ1,Q2は共にオフする。従って、このトライ
ステートゲートTG1は出力がオープン状態、つまり出
力インピーダンスがハイインピーダンスとなる。
【0019】トライステートゲートTG2の動作は、次
の通りである。非反転クロック信号CKがローレベル、
即ち反転クロック信号CKBがハイレベルのときには、
NORゲートG3,G4の出力端子N3,N4の電位は
共にローレベルとなるために、ノーマリオフ型FETQ
3,Q4は共にオフする。従って、このトライステート
ゲートTG2は出力がオープン状態、つまり出力インピ
ーダンスがハイインピーダンスとなる。
【0020】反転クロック信号CKBがローレベルで、
入力信号QBがハイレベルの時、インバータIV1の出
力QTはローレベルとなるから、NORゲートG3の出
力端子N3には、インバータIV1の出力QTの反転信
号であるハイレベルが現われ、NORゲートG4の出力
端子N4には、入力信号QBの反転信号であるローレベ
ルが現われる。この結果、ノーマリオフ型FETQ3が
オンし、ノーマリオフ型FETQ4がオフするために、
出力QBはハイレベルを保持する。
【0021】一方、反転クロック信号CKBがローレベ
ルで、入力信号QBがローレベルの時には、インバータ
IV1の出力QTがハイレベルとなるから、NORゲー
トG3の出力端子N3がローレベル、NORゲートG4
の出力端子N4がハイレベルになり、ノーマリオフ型F
ETQ3がオフし、ノーマリオフ型FETQ4がオンす
るために、出力QBはローレベルを保持する。
【0022】以上述べたように、図1のデータラッチ回
路を図3の構成で実現できる。図4のタイミング図にお
いて、非反転クロック信号CKと反転クロック信号CK
Bとの位相関係が逆になり、トライステートゲートTG
1のデータ取り込み時に、トライステートゲートTG2
の出力がハイインピーダンスになっていなかった場合、
トライステートゲートTG2は出力電位を保持するだけ
で良いため、トライステートゲートTG2の出力インピ
ーダンスを大きく設定すれば、トライステートゲートT
G1が負荷を駆動し、出力QBの情報を書き替えること
ができる。この結果、同様な動作を実現できる。
【0023】図5には、図1のデータラッチ回路に用い
られるインバータIV1の一実施例の回路図が示されて
いる。この実施例では、インバータIV1が、ノーマリ
オン型FETQ6ととノーマリオフ型FETQ5で構成
される。前述したように、VCCは正電源端子であり、
VSSは負電源端子である。例えば、インバータIV1
の入力端子QBがハイレベルのとき、ノーマリオフ型F
ETQ5はオンし、インバータIV1の出力端子QTの
電位は、ほぼ負側電源電圧VSSまで引き下げられロー
レベルとなる。また、インバータIV1の入力端子QB
がローレベルのときは、ノーマリオフ型FETQ5はオ
フし、インバータIV1の出力端子QTの電位は、ノー
マリオン型FETQ6によって、正側電源電圧VCC近
くまで上昇しハイレベルにされる。これにより、図5の
構成によりインバータIV1を実現できる。
【0024】図6には、図3に示されたNORゲートG
1の一実施例の回路図が示されている。この実施例のN
ORゲートG1は、負荷手段としてのノーマリオン型F
ETQ9を共通として駆動用のノーマリオフ型FETQ
7,Q8を並列接続して構成される。図3中の他のNO
RゲートG2〜G4も、この実施例のNORゲートG1
と同様に構成される。同図においても、VCCは正電源
端子であり、VSSは負電源端子である。
【0025】NORゲートG1の動作は、次の通りであ
る。非反転クロック信号CK、又はデータ信号DTのど
ちらか一方又は両方がハイレベルになると、ノーマリオ
フ型FETQ7,Q8の一方又は両方がオンし、NOR
ゲートの出力端子N1を負側電源電圧VSSまで引き下
げてローレベルとなる。一方、非反転クロック信号CK
とデータ信号DTが共にローレベルになると、ノーマリ
オフ型FETQ7,Q8は共にオフし、ノーマリオン型
FETQ9によってNORゲートG1の出力端子N1
は、正側電源電圧VCC近くまで上昇しハイレベルにさ
れる。従って、図6の構成によりNORゲートG1を実
現できる。
【0026】図7には、図3に示されたNORゲートG
1の他の一実施例の回路図が示されている。この実施例
のNORゲートG1は、図6のNORゲートにおけるノ
ーマリオン型FETQ9の代わりに、ゲートにある固定
電位VGが与えられたノーマリオン型FETQ10を用
いる。また、NORゲートの出力端子N1と負電源端子
VSSとの間にクランプ手段CT1が設けられる。
【0027】図7のノーマリオン型FETQ10は、図
6に示されたノーマリオン型FETQ9と同様に負荷と
して働く。図7の構成のNORゲートをトライステート
ゲートTG1とTG2それぞれのNORゲートG1,G
3に使用する。ここではトライステートゲートTG1の
NORゲートG1に使用した場合について述べる。非反
転クロック信号CKがハイレベルのとき、ノーマリオフ
型FETQ1,Q2がオフするため、これらのFETQ
1,Q2には電流は流れない。
【0028】また、非反転クロック信号CKがローレベ
ルで、NORゲートG1の出力端子N1の電位がローレ
ベル、NORゲートG2の出力端子N2の電位がハイレ
ベルのとき、ノーマリオフ型FETQ1はオフ、ノーマ
リオフ型FETQ2はオンする。このノーマリオフ型F
ETQ2に電流を流し込む素子は無いため、出力QBは
負電源端子VSSの電位になる。
【0029】一方、NORゲートG1の出力端子N1の
電位がハイレベル、NORゲートG2の出力端子N2の
電位がローレベルのときには、ノーマリオフ型FETQ
2はオフ、ノーマリオフ型FETQ1はオンし、ノーマ
リオフ型FETQ1からインバータIV1及びNORゲ
ートG4のFETのゲート電極に電流が流れ込む。この
出力電流はノーマリオフ型FETQ1のゲートソース間
電圧によって決まるために、NORゲートG1の出力端
子N1の電位が変動すると変化してしまう。しかし、こ
の実施例では、クランプ手段CT1が設けられているこ
とによって、正電源端子VCCの電位が変動しても、N
ORゲートG1の出力端子N1のハイレベルがあるレベ
ルにクランプされ変化しないために、ノーマリオフ型F
ETQ1の電流、すなわち出力電流の変動を抑えること
ができる。従って、この実施例では、図6の実施例と同
様にNOR論理を実現できると共に、出力電流の変動も
抑えることができる。
【0030】図8には、前記クランプ手段の一実施例の
回路図が示されている。同図には、(A)〜(D)のよ
うに4通りのクランプ手段が例示的に示されている。
(A)のクランプ手段は、ノーマリオフ型FETQ11
とQ12により構成される。ノーマリオフ型FETQ1
1とQ12のそれぞれのソースとドレインを共通接続す
ると共にこれらが直列形態に接続されてなるものであ
る。(B)のクランプ手段は、ノーマリオフ型FETQ
11とQ13で構成される。ノーマリオフ型FETQ1
1はソースとドレインとが共通接続され、ノーマリオフ
型FETQ13はゲートとドレインとが共通接続される
と共にこれらが直列形態に接続されてなるものである。
(C)のクランプ手段は、ノーマリオフ型FETQ14
とQ12で構成される。ノーマリオフ型FETQ12は
ソースとドレインとが共通接続され、ノーマリオフ型F
ETQ14はゲートとドレインとが共通接続されると共
にこれらが直列形態に接続されてなるものである。
(D)のクランプ手段は、ノーマリオン型FETQ15
のゲートとソースとが共通接続されて構成されるもので
ある。
【0031】図9には、この発明に係るフリップフロッ
プ回路の一実施例の回路図が示されている。この実施例
では、図1に示されたデータラッチ回路を2個用いて従
属接続してエッジトリガ型フリップフロップ回路を構成
するものである。マスタ側のデータラッチ回路1の入力
信号には、相補なデータ入力信号DTとDBが入力さ
れ、トライステートゲートTG1には非反転クロック信
号CKが、トライステートゲートTG2には反転クロッ
ク信号CKBが入力される。スレーブ側のデータラッチ
回路2の入力信号には、マスタ側のデータラッチ回路1
の出力QBとQTが入力され、トライステートゲートT
G3には反転クロック信号CKBが、トライステートゲ
ートTG4には非反転クロック信号CKが入力される。
【0032】この構成において、反転クロック信号CK
Bがハイレベルになり、非反転クロック信号CKがロー
レベルになると、マスターとなるデータラッチ回路1の
出力QBは、図2のトライステートゲートの真理値に従
って、入力信号DTの反転信号を出力し、インバータI
V1の出力QTは入力信号DTの同相信号を出力する。
この時、スレーブであるデータラッチ回路2の出力Q2
Tは、反転クロック信号CKBがハイレベルであるか
ら、トライステートゲートTG3の出力はハイインピー
ダンスとなり、記憶部であるトライステートゲートTG
4の出力電位に保持される。
【0033】次に、反転クロック信号CKBがハイレベ
ルからローレベルに変化し、非反転クロック信号CKが
ローレベルからハイレベルに変化すると、トライステー
トゲートTG4の出力はハイインピーダンスとなり、ト
ライステートゲートTG3の出力は、入力であるデータ
ラッチ回路1の出力QBとQTの信号電位にしたがっ
て、出力QBの反転信号を出力する。この時、データラ
ッチ回路1の出力QBとQTは、非反転クロック信号C
Kがローレベルからハイレベルに変化するため、トライ
ステートゲートTG1の出力がハイインピーダンスとな
り、その時のデータラッチ回路1の出力QBとQTの出
力電位が、記憶部であるトライステートゲートTG2に
保持される。その後データラッチ回路1の入力信号DT
とDBが変化しても出力QBとQTの出力電位は影響さ
れないので、データラッチ回路2の出力Q2TとQ2B
も変化しない。即ち、反転クロック信号CKBのハイレ
ベルからローレベルへの立ち下がりエッジで、入力信号
DTとDBをラッチするエッジトリガ型フリップフロッ
プ回路として動作することになる。
【0034】この結果、反転クロック信号CKBの切り
替わりからフリップフロップ回路の出力信号Q2Tが切
り替わるまでのデータ出力遅延時間は、トライステート
ゲート1段分の遅延時間となる。また、反転クロック信
号CKBの切り替わりまでに必要なデータ入力信号の確
定時間即ちセットアップ時間も、トライステートゲート
1段分の遅延時間となる。従って、エッジトリガ型フリ
ップフロップ回路の動作の高速性を保ったままで、素子
の削減及びチップサイズの削減ができる。
【0035】上記の実施例から得られる作用効果は、下
記の通りである。すなわち、 (1) クロック信号で制御され、入力データをラッチ
し出力の負荷を駆動するためのトライステートゲート
と、このトライステートゲートの出力電位を保持するた
めに、上記クロック信号に対して反転クロック信号で制
御されるトライステートゲートからなる記憶部とによっ
てデータラッチ回路を構成する。この構成では、記憶部
であるトライステートゲートの入力は、出力負荷を駆動
するトライステートゲートの出力信号と、その反転信号
があれば良いので回路素子数を低減できるという効果が
得られる。 (2) 上記(1)により、記憶部としてのトライステ
ートゲートは、データを保持すれば良いので、トランジ
スタサイズを小さくでき、これに伴いチップサイズも小
さくできると共に消費電力も小さくできるという効果が
得られる。 (3) 上記(1)により、クロック信号の切り替わり
からデータを出力するまでの遅延時間は、出力負荷を駆
動するトライステートゲート1段分の遅延時間であるか
ら回路の高速性は保つことができるという効果が得られ
る。 (4) 上記のように負荷を駆動するトライステートゲ
ートと出力電位を保持するトライステートゲートからな
るデータラッチ回路を2個用いて従属接続することによ
って高速性を保ったままで、素子の削減及びチップサイ
ズの削減したエッジトリガ型フリップフロップ回路を得
ることができるという効果が得られる。 (5) データラッチに用いられるNORゲートの出力
部にクランプ手段を設けることによって、正電源端子V
CCの電位が変動しても、NORゲートの出力端子のハ
イレベルがあるレベルにクランプされ変化しないため
に、それによって駆動されるノーマリオフ型FETの電
流、すなわちトライステートゲートの出力電流の変動を
抑えることができるという効果が得られる。
【0036】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本願発明は前記実施例
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能であることはいうまでもない。例えば、
以上の実施例では電界効果トランジスタ(FET)を用
いて説明したが、FETの他、バイポーラトランジスタ
など各種素子を用いて構成することも可能である。Ga
As化合物半導体の代わりにシリコン(Si)などの他
の半導体を用いるものであってもよい。非反転のクロッ
ク信号CKと反転のクロック信号CKBとは相補的なも
のであり、それぞれを相互に入れ換えて構成するもので
あってもよい。ただし、データ入力期間とデータ保持期
間とが前記説明とは逆になるものである。トライステー
トゲートは、NORゲートを用いるもの他、NANDゲ
ートを用いる等種々の実施形態を採ることができる。こ
の発明に係る半導体記憶回路は、半導体集積回路に構成
されるデータラッチ回路やフリップフロップ回路のよう
な記憶回路として広く利用できる。
【0037】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、クロック信号で制御され、
入力データをラッチし出力の負荷を駆動するためのトラ
イステートゲートと、このトライステートゲートの出力
電位を保持するために、上記クロック信号に対して反転
クロック信号で制御されるトライステートゲートからな
る記憶部とによってデータラッチ回路を構成することに
より、記憶部であるトライステートゲートの入力は、出
力負荷を駆動するトライステートゲートの出力信号と、
その反転信号があれば良いので従来技術に比べてインバ
ータを1個少なくできる。また、記憶部としてデータを
保持すれば良いので、トランジスタサイズを小さくで
き、半導体集積回路のチップサイズを小さくできると共
に、消費電力も小さくできる。しかも、非反転クロック
信号の切り替わりからデータを出力するまでの遅延時間
は、出力負荷を駆動するトライステートゲート1段分の
遅延時間であるから回路の高速性は保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るデータデータラッチ回路の一実
施例を示す基本的な論理回路図である。
【図2】図1のデータラッチ回路に用いられるトライス
テートゲートTG1の真理値図である。
【図3】図1のデータラッチ回路の一実施例を示す回路
図である。
【図4】図3のデータラッチ回路の動作の一例を説明す
るためのタイミング図である。
【図5】この発明に係るデータラッチ回路に用いられる
インバータの一実施例を示す具体的回路図である。
【図6】この発明に係るデータラッチ回路に用いられる
NORゲートの一実施例を示す具体的回路図である。
【図7】この発明に係るデータラッチ回路に用いられる
NORゲートの他の一実施例を示す具体的回路図であ
る。
【図8】図7のクランプ手段の一実施例を示す回路図で
ある。
【図9】この発明に係るフリップフロップ回路の一実施
例を示す回路図である。
【図10】従来技術の一例を示す回路図である。
【図11】図10の動作の一例を説明するためのタイミ
ング図である。
【符号の説明】
1,2…データラッチ回路、TG1〜TG4,TG1
1,TG12…トライステートゲート、M10…記憶
部、IV1,IV11,IV12…インバータ、G1〜
G8,G11〜G14…NORゲート、Q1〜Q15…
FET、CT1…クランプ手段、DT,DB…データ信
号、QT,QB,Q2T,Q2B…出力信号、CK…非
反転クロック信号、CKB…反転クロック信号、VCC
…正電源端子、VSS…負電源端子。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クロック信号の制御により相補なデータ
    信号を入力としてこのデータ信号のどちらか一方の極性
    の信号を出力する第1のトライステートゲートと、上記
    第1のトライステートゲートの出力信号を反転する第1
    のインバータと、上記第1のトライステートゲートの出
    力信号と上記第1のインバータの出力信号を入力として
    上記クロック信号に対する反転クロック信号の制御によ
    り上記第1のトライステートゲートの出力電位を保持す
    る信号を出力する第2のトライステートゲートとを備
    え、上記第1のトライステートゲートの出力端子と上記
    第2のトライステートゲートの出力端子とを接続したこ
    とを特徴とする半導体記憶回路。
  2. 【請求項2】 上記第1および第2のトライステートゲ
    ートは、相補なデータ信号を入力として、それぞれ非反
    転クロック信号または反転クロック信号がローレベルの
    とき、このデータ信号のどちらか一方の極性の信号を出
    力し、非反転クロック信号または反転クロック信号がハ
    イレベルのとき、出力がオープン状態になることを特徴
    とする請求項1の半導体記憶回路。
  3. 【請求項3】 上記第1のトライステートゲートは、ド
    レインが第1の電源端子に、ゲートが相補なデータ信号
    のどちらか一方の極性信号と非反転クロック信号とのN
    OR論理をとる第1のNORゲートの出力端子に、ソー
    スが上記第1のトライステートゲートの出力端子に接続
    された第1のノーマリオフ型電界効果トランジスタと、
    ドレインが上記第1のトライステートゲートの出力端子
    に、ゲートが上記第1のNORゲートの入力であるデー
    タ信号と反対極性のデータ信号と非反転クロック信号と
    のNOR論理をとる第2のNORゲートの出力端子に、
    ソースが第2の電源端子に接続された第2のノーマリオ
    フ型電界効果トランジスタとを備えてなり、上記第2の
    トライステートゲートは、ドレインが第1の電源端子
    に、ゲートが上記インバータの出力信号と反転クロック
    信号とのNOR論理をとる第3のNORゲートの出力端
    子に、ソースが上記第2のトライステートゲートの出力
    端子に接続された第3のノーマリオフ型電界効果トラン
    ジスタと、ドレインが上記第2のトライステートゲート
    の出力端子に、ゲートが上記第1のトライステートゲー
    トの出力信号と反転クロック信号とのNOR論理をとる
    第4のNORゲートの出力端子に、ソースが第2の電源
    端子に接続された第4のノーマリオフ型電界効果トラン
    ジスタとを備えてなることを特徴とする請求項2の半導
    体記憶回路。
  4. 【請求項4】 上記第1及び上記第2のトライステート
    ゲートに用いるNORゲートは、ドレインが第1の電源
    端子に、ゲートとソースが接続されかつ第1のNORゲ
    ートの出力端子に接続された第5のノーマリオン型電界
    効果トランジスタと、ドレインが上記第1のNORゲー
    トの出力端子に、ゲートがデータ信号入力端子に、ソー
    スが第2の電源端子に接続された第6のノーマリオフ型
    電界効果トランジスタと、ドレインが上記第1のNOR
    ゲートの出力端子に、ゲートがクロック信号入力端子
    に、ソースが第2の電源端子に接続された第7のノーマ
    リオフ型電界効果トランジスタとを備えてなることを特
    徴とする請求項3の半導体記憶回路。
  5. 【請求項5】 上記第1及び上記第2のトライステート
    ゲートに用いる上記NORゲートにおいて、上記第5の
    ノーマリオン型電界効果トランジスタはゲートに所定の
    固定の電位が与えられるものであることを特徴とする請
    求項3の半導体記憶回路。
  6. 【請求項6】 上記第1及び上記第2のトライステート
    ゲートに用いる上記NORゲートにおいて、このNOR
    ゲートの出力端子と第2の電源端子間にはクランプ手段
    が設けられるものであることを特徴とする請求項1、請
    求項2、請求項3、請求項4又は請求項5の半導体記憶
    回路。
  7. 【請求項7】 上記クランプ手段は、ゲートが上記NO
    Rゲートの出力端子に、ドレインとソースが第2の電源
    端子に接続されたノーマリオフ型電界効果トランジスタ
    が順方向に少なくとも1個接続されてなることを特徴と
    する請求項6の半導体記憶回路。
  8. 【請求項8】 上記クランプ手段は、ドレインが上記第
    1のNORゲートの出力端子に、ゲートとソースが第2
    の電源端子に接続されたノーマリオン型電界効果トラン
    ジスタを備えてなることを特徴とする請求項6の半導体
    記憶回路。
  9. 【請求項9】 クロック信号の制御により相補なデータ
    信号を入力としてこのデータ信号のどちらか一方の極性
    の信号を出力する上記第1のトライステートゲートと、
    上記第1のトライステートゲートの出力信号を反転する
    上記第1のインバータと、上記第1のトライステートゲ
    ートの出力信号と上記第1のインバータの出力信号を入
    力として上記クロック信号に対して反転のクロック信号
    の制御により上記第1のトライステートゲートの出力電
    位を保持する信号を出力する上記第2のトライステート
    ゲートと、上記データラッチ回路の出力である上記第1
    のトライステートゲートの出力と上記第1のインバータ
    の出力を入力として上記反転のクロック信号の制御によ
    りこの入力信号のどちらか一方の極性の信号を出力する
    第3のトライステートゲートと、上記第3のトライステ
    ートゲートの出力信号を反転する第2のインバータと、
    上記第3のトライステートゲートの出力信号と上記第2
    のインバータの出力信号を入力として上記クロック信号
    の制御により上記第3のトライステートゲートの出力電
    位を保持する信号を出力する第4のトライステートゲー
    トとを備え、上記第1のトライステートゲートの出力端
    子と上記第2のトライステートゲートの出力端子とを接
    続し、上記第3のトライステートゲートの出力端子と上
    記第4のトライステートゲートの出力端子とを接続した
    ことを特徴とする半導体記憶回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN116760403A (zh) * 2023-06-26 2023-09-15 上海奎芯集成电路设计有限公司 一种高速d触发器电路和高速d触发器芯片
WO2023226488A1 (zh) * 2022-05-27 2023-11-30 华为技术有限公司 逻辑门电路、集成电路及电子设备

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