JPH0561891A - 税処理システム - Google Patents

税処理システム

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JPH0561891A
JPH0561891A JP3083943A JP8394391A JPH0561891A JP H0561891 A JPH0561891 A JP H0561891A JP 3083943 A JP3083943 A JP 3083943A JP 8394391 A JP8394391 A JP 8394391A JP H0561891 A JPH0561891 A JP H0561891A
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JP
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tax
tax processing
processing
product
transaction
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JP3083943A
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English (en)
Inventor
Takeshi Saito
健 斉藤
Takashi Onoda
貴 小野田
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Hitachi Ltd
Hitachi Computer Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Computer Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 同じ商品に対して、取引種別や理由によって
異なる税処理を行う。 【構成】 入力部(1)は商品データと取引種別をとり
こむ。制御部は商品データよりPLUファイル(51)
をサーチし税番号を得る。そして取引種別が返品ならば
税処理番号を税処理変換テ−ブルにより変換する。税処
理部(31)は税番号により規定される税処理テ−ブル
内の税処理内容に従って税処理を行う。 【効果】 同じ商品に対して、販売と返品で異なる税処
理を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、取引に伴う税処理を行
なう税処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の税処理システムは、商品毎に税処
理の内容を規定し、この規定した内容に従って各取引に
伴う税処理を行っていた。
【0003】たとえば、店舗業務においては、買物客が
商品を買い、その代金を払う「販売」という取引と、買
物客が商品が傷ものであった等の理由で商品を返し、そ
の分店舗が返金する「返品」という取引がある。
【0004】従来の税処理システムによれば、この「販
売」取引において税がかかり、外税3%で、端数を切り
捨てにより丸めるとすると、80円の商品の税が2.4
円となり切り捨てで、2円、買上合計額が82円とな
り、買物客は82円を払う。
【0005】この場合、この商品を「返品」すると、同
じ税処理で、80円に対して税2.4円となり切り捨て
で2円、合計額が82円となり、店舗は、お客に対し
て、82円を返金することとなる。
【0006】なお、この種の技術としては、特開昭57
−189265号公報記載の技術が知られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記の税処理
システムによれば、以下のような問題があった。
【0008】いま、前記と同じ税率で80円の商品を5
個買ったときのことを考える。
【0009】まず、「販売」取引において、80円×5
個で400円の税が12円で買上合計額が412円とな
り、買物客は412円を払う。
【0010】そして、この商品のうち1個を「返品」す
ると、80円の商品の税が2.4円となり切り捨てで2
円、合計額が82円となり、店舗は、お客に対して82
円返金することとなる。
【0011】この場合、買物客は「販売」時には1個あ
たり税2.4円(5個のため12円)を払い、「返品」
時は税2円分しか返してもらっていないことになり、こ
の商品4個に対して330円支払ったことになる。
【0012】一方、初めから、この商品を4個買った場
合は、80円×4個で320円の税が9.6円で丸めに
より9円となり、買上合計額は329円である。
【0013】次に、前記と同じ税率で、120円のAと
いう商品1個と80円のBという商品を1個買った場合
について考える。
【0014】まず、「販売」取引において、120+8
0で200円の税が6円で買上合計額が206円とな
り、買物客は206円を払う。
【0015】そして、この商品のうちB1個を「返品」
すると、80円の商品の税が2.4円となり切り捨てで
2円、合計額が82円となり、店舗は、お客に対して8
2円返金することとなる。
【0016】この場合、買物客は「販売」時にはB1個
あたり税2.4円分を払い、「返品」時は税2円分しか
返してもらっていないことになり、A商品に対して12
4円支払ったことになる。
【0017】一方、初めから、このA商品のみを買った
場合は、120円の税が3.6円で丸めにより3円とな
り、買上合計額は123円である。
【0018】これでは、公正ではない。
【0019】このように、従来の税処理システムによれ
ば、取引の実情に即した税処理を行うことができないと
いう問題があった。
【0020】なお、お客が代金を払うという取引の「販
売」を店の売上げにたてる、たてないで分類して、売上
げにたてる取引を「販売」と言い、売上げにたてない取
引を「入金」と言うことがある。同様に、「返品」に
は、売上げに関与する、しないで分類して、売上げに関
与する取引を「返品」と言い、売上げに関与しない取引
を「出金」と言うことがある。この「入金」のような取
引としては、市の行事のチケットを売るのを委託された
とか、市バスのチケットを売るのを委託されたなどの内
容がある。
【0021】しかし、呼び名はどうあれ、前記問題点と
同様な事情が生じる。
【0022】そこで、本発明は、取引の実情に即した税
処理を行うことができる税処理システムを提供すること
を目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】前記目的達成のために、
本発明は、同一商品に対して、取引の種別に応じて異な
る税処理を施す手段を有することを特徴とする第1の税
処理システムを提供する。具体的には、取引の種別を判
別する手段と、判別した取引の種別に応じて、商品に対
して施すべき税処理内容を決定する手段と、決定した税
処理内容にて商品に対して税処理を施す手段とを有する
ことを特徴とする税処理システムを提供する。
【0024】また、本発明は、前記目的達成のために、
税処理番号毎に税処理の内容を記述した税処理テ−ブル
と、商品種別毎に定められた税処理番号に対応する前記
税処理テ−ブル内の税処理内容の記述に従って当該商品
についての税処理を行う税処理手段を有する税処理シス
テムであって、前記税処理手段が処理に用いる、商品毎
に定められた税処理番号値を、取引の種別に応じて、維
持もしくは変換する税処理番号変換手段を備えたことを
特徴とする第2の税処理システムを提供する。
【0025】また、前記目的達成のために、本発明は、
商品識別データの入力と、取引種別の指定を受付ける入
力手段と、商品識別データと税処理番号の対応を記述し
た商品テ−ブルと、税処理番号毎に税処理の内容を記述
した税処理テ−ブルと、税処理番号値を変換する税処理
番号変換テ−ブルと、前記入力部から入力された商品識
別データに対応する税処理番号を前記商品テ−ブルより
検索する税処理番号検索手段と、前記入力手段が受付け
た取引種別に応じて、前記税処理番号検索手段が検索し
た税処理番号値を維持もしくは前記税処理番号変換テ−
ブルを用いて変換する税処理番号変換手段と、前記税処
理番号変換手段が維持もしくは変換した税処理番号に対
応する税処理内容の記述を前記税処理テ−ブルより検索
する税処理内容検索手段と、税処理内容検索手段が検索
した税処理の内容の記述に従って税処理を行なう税処理
手段とを有することを特徴とする第3の税処理システム
を提供する。
【0026】また、さらに、本発明は、前記目的達成の
ために、商品識別データの入力と、取引種別の指定を受
付ける入力手段と、商品識別データと取引種別の組み合
わせと、税処理番号との対応を記述した商品テ−ブル
と、税処理番号毎に税処理の内容を記述した税処理テ−
ブルと、前記入力部から入力された商品識別データと前
記入力手段が受付けた取引種別との組み合わせに対応す
る税処理番号を前記商品テ−ブルより検索する税処理番
号検索手段と、前記税処理番号検索手段が検索した税処
理番号に対応する税処理内容の記述を前記税処理テ−ブ
ルより検索する税処理内容検索手段と、税処理内容検索
手段が検索した税処理の内容の記述に従って税処理を行
なう税処理手段とを有することを特徴とする第4の税処
理システムをも提供する。
【0027】また、本発明は、前記目的達成のために、
商品識別データの入力と、取引種別の指定を受付ける入
力手段と、商品識別データと税処理番号の対応を記述し
た商品テ−ブルと、税処理番号毎に税処理の内容と当該
税処理番号が変換されるべき新たな税処理番号とを記述
した税処理テ−ブルと、前記入力部から入力された商品
識別データに対応する税処理番号を前記商品テ−ブルよ
り検索する税処理番号検索手段と、前記入力手段が受付
けた取引種別に応じて、前記税処理番号検索手段が検索
した税処理番号を維持もしくは前記税処理テ−ブルを用
いて変換する税処理番号変換手段と、前記税処理番号変
換手段が維持もしくは変換した税処理番号に対応する税
処理内容の記述を前記税処理テ−ブルより検索する税処
理内容検索手段と、税処理内容検索手段が検索した税処
理の内容の記述に従って税処理を行なう税処理手段とを
有することを特徴とする第5の税処理システムを提供す
る。
【0028】そして、最後に、前記目的達成のため、本
発明は、商品識別データの入力と、取引種別の指定を受
付ける入力手段と、商品識別データと税処理番号の対応
を記述した商品テ−ブルと、税処理番号と取引種別との
組み合わせ毎に、税処理の内容を記述した税処理テ−ブ
ルと、前記入力部から入力された商品識別データに対応
する税処理番号を前記商品テ−ブルより検索する税処理
番号検索手段と、前記税処理番号検索手段が検索した税
処理番号と前記入力手段が受付けた取引種別との組み合
わせに対応する税処理内容の記述を、前記税処理テ−ブ
ルより検索する税処理内容検索手段と、税処理内容検索
手段が検索した税処理の記述に従って税処理を行なう税
処理手段とを有することを特徴とする第6の税処理シス
テムを提供する。
【0029】なお、前記第2、3、4、5または6記載
の税処理システムにおいて、前記入力手段は、前記取引
種別の指定の内のいずれか1つの取引種別については、
不作為により指定されたものとして受付けるようにして
もよい。
【0030】いずれか1つの種別の取引回数が、とくに
多い場合に操作の便を図るためである。
【0031】
【作用】本発明に係る第1の税処理システムによれば、
商品に対する税処理を、取引の種別に応じて施すことに
より、取引の実情に即した税処理を可能とする。
【0032】また、本発明に係る第2の税処理システム
によれば、税処理番号変換手段は、税処理内容を規定す
る税処理番号値を、取引の種別に応じて維持もしくは変
換する。
【0033】この変換によって、商品に対する税処理
を、取引の種別に応じて施すことができる。
【0034】また、本発明に係る第3、第4、第5、第
6の税処理システムによれば、前記税処理番号検索手段
が商品識別データより商品テ−ブルを検索して税処理番
号を得、税処理内容検索手段が税処理番号より税処理テ
−ブルを検索して商品に施すべき税処理内容を得る。
【0035】しかし、このとき、第3の税処理システム
によれば、税処理変換テ−ブルを備え、取引種別に応じ
て、税処理番号変換手段が前記税処理番号検索手段が検
索した税処理番号を変換することにより、取引の種別に
応じた税処理を可能とする。
【0036】また、第4の税処理システムによれば、税
処理番号検索手段が商品テ−ブルの構成を、商品識別デ
ータと取引種別の組み合わせと、税処理番号との対応を
記述するものとし、商品識別データと前記入力手段が受
付けた取引種別との組み合わせに対応する税処理番号を
前記商品テ−ブルより検索することにより、取引の種別
に応じた税処理を可能とする。
【0037】また、本発明に係る第5の税処理システム
によれば、税処理テ−ブルの構成を税処理番号毎に税処
理の内容と当該税処理番号が変換されるべき新たな税処
理番号とを記述したものとし、税処理番号変換手段が、
取引種別に応じて、前記税処理番号検索手段が検索した
税処理番号を維持もしくは前記税処理テ−ブルを用いて
変換することにより、取引の種別に応じた税処理を可能
とする。
【0038】また、本発明に係る第6の税処理システム
によれば、税処理テ−ブルの構成を、税処理番号と取引
種別との組み合わせ毎に、税処理の内容を記述するもの
とし、税処理内容検索手段が、税処理番号と前記入力手
段が受付けた取引種別との組み合わせに対応する税処理
内容の記述を、前記税処理テ−ブルより検索することに
より、取引の種別に応じた税処理を可能とする。
【0039】
【実施例】本発明に係る税処理システムの第1の実施例
を、POS端末装置への適用を例にとり説明する。
【0040】まず、図1に、本実施例に係るPOS端末
装置の構成を示す。
【0041】図中、1は入力部、2は表示部、3は制御
部、31は制御部3上の税処理部、4は印字部、5は記
憶部、51は記憶部5上のPLUファイル、52は記憶
部5上の税処理テーブル、53は記憶部5上の税処理変
換テーブル、54は記憶部5上の取引番号エリアであ
る。
【0042】以下、説明を明確化するために、取引は
「販売」と「返品」しかないものとし、取引番号エリア
54には、「販売」では1、「返品」では2が設定され
るものとして説明する。
【0043】次に、前記PLUファイル51について説
明する。
【0044】図3にPLUファイル51の詳細を示す。
【0045】図中、511は商品の識別を示す商品コー
ド、512は商品価格、513は商品名、514は税処
理番号である。
【0046】税処理番号514は、この値あるいはこれ
を変換した値に対応する税処理テーブル52上の、税処
理内容を規定するレコードを指定するものであり、税処
理部31が税処理番号514で指定された税処理テーブ
ル52上のレコ−ドに従って税処理を行う。
【0047】いま、PLUファイル51には、商品コー
ド511が00001、商品価格512が80、商品名
513がPLU00001、税処理番号514が1とい
うレコードが登録されているものとする。
【0048】次に、前記税処理テ−ブル52について説
明する。
【0049】図4に、税処理テーブル52の詳細を示
す。
【0050】図中、521は税番号、522は税率、5
23は税名称、524は税区分を示し、ここでは値0が
外税、値1が内税であることを示すこととする。
【0051】525は、税での丸め処理を示し、ここで
は値0が切捨て、値1が四捨五入、値2が切上げを示す
こととする。
【0052】今、税処理テーブル52には、税番号52
1が1、税率522が3%、税名称523がTAX1、
税区分524が値0すなわち外税、税での丸め処理52
5が値0すなわち切捨てのレコードと、税番号521が
2、税率522が3%、税名称523がTAX2、税区
分524が値0すなわち外税、税での丸め処理525が
値2すなわち切上げのレコードとが登録されているもの
とする。
【0053】次に、前記税処理変換テーブル53につい
て説明する。
【0054】図5に、税処理変換テーブル53の詳細を
示す。
【0055】図示するように、税処理変換テーブル53
はレコ−ドとして、税番号対応に変換出力する税番号を
持っている。
【0056】今、処理変換テーブル53に、税1は税2
へと変換するレコ−ドが登録されるものとする。
【0057】以下、本実施例に係るPOS端末装置の動
作を説明する。
【0058】図2に、POS端末装置の税処理手順を示
す。
【0059】まず「販売」取引時の説明をし、つづいて
「返品」取引時の説明をする。
【0060】まず、「販売」取引時は、まず、商品デー
タを入力する。同一商品を複数販売する場合には、商品
データの入力に先立ち、販売個数を入力する。本実施例
では、販売個数を1個として説明する。
【0061】商品データの入力は商品に附されているバ
−コ−ドや商品番号等を、スロットスキャナやバ−コ−
ドリ−ダ等のOCR等によって読み込むようにする。
【0062】商品データを入力部1から入力すると、
「販売」という取引を指定するキーを押さなくても制御
部3によって取引番号エリア54に「販売」取引である
ことを示す値1が設定される。
【0063】入力部1から商品データ00001が入る
と、制御部3は、入力データをとりこみ(S1)、とり
こんだ入力データによって記憶部5上のPLUファイル
51のサーチをし(S2)、商品コード511が000
01、商品価格512が80、商品名513がPLU0
0001、税処理番号514が1のデータを得る。
【0064】以上の処理を、全ての販売商品について繰
り返す。
【0065】キャッシャー(操作者)は、全ての販売商
品についての入力を終了したら、これで取引合計額を求
めるキーである図示してない小計キーを入力部1から入
力する。
【0066】今、取引番号エリア54は「販売」取引を
示す値1であるので(S3)、そのまま税処理に入る
(S5)。
【0067】税処理は制御部3上の税処理部31が税処
理テーブル52を用いて行なう。
【0068】また、税処理は、同じ税処理番号の商品ご
とに、まとめて行う。
【0069】今、入力された商品データ00001の税
処理番号は1であり、税処理テーブル52上の税番号1
のレコードに従って行なわれ、税率522は3%、内
税、外税の税区分524は値0すなわち外税、税での丸
め処理525は値0すなわち切捨てである。他の商品の
入力はないので、税処理番号1についての処理は、商品
データ00001の商品が1個ということになる、そこ
で、商品価格80円×1個での税を計算すると、80円
×1×0.03=2.4円税の丸め処理525が切捨て
であるから、2円となり合計額が80×1+2=82円
となる。
【0070】入力データによる商品コード00001、
商品名PLU00001、商品価格80、および、税処
理番号1であることを示す表示を表示部2から行ない、
またその印字を印字部4から行なう。
【0071】また、表示部2に取引合計額82円が表示
され、お客は82円の支払を行ない、キャッシャーがそ
の入力を入力部1から行ない、それで税前の値80円、
税番号1及び税額2円であり取引合計額82円であるこ
となどの印字を印字部4から行なう。印字されたものは
レシ−トとして買物客に渡される。
【0072】つづいて、「返品」取引時の動作を説明す
る。
【0073】「返品」取引時は、「返品」という取引を
指定する入力部1上のキーを押すことによって、制御部
3によって取引番号エリア54に「返品」取引であるこ
とを示す値2が設定される。
【0074】このあと、入力部1から商品データ000
01を入力する。このとき、同一商品を複数返品する場
合には、販売時と同様に、商品データの入力に先立ち、
個数を入力する。本実施例では、返品個数を1個として
説明する。
【0075】制御部3は、入力データをとりこみ(S
1)、とりこんだ入力データによって記憶部5上のPL
Uファイル51のサーチをし(S2)、商品コード51
1が00001、商品価格512が80、商品名513
がPLU00001、税処理番号514が1のデータを
得る。
【0076】今、取引番号エリア54は「返品」取引で
あることを示す値2であるので(S3)、得られた税番
号1で税処理変換テーブル53を通して税処理番号2を
得る。 以上の処理を、全ての返品商品について繰り返
す。
【0077】キャッシャーは、全ての返品商品について
の入力を終了したら、取引合計額を求めるキーである図
示してない小計キーを入力部1から入力する。
【0078】これで税処理に入る(S5)。
【0079】税処理は、制御部3上の税処理部31が税
処理テーブル52を用いて行なう。また、税処理は、同
じ税処理番号の商品ごとに、まとめて行なう。
【0080】今入力された商品データ00001の税処
理番号は2となっており、税処理テーブル52上の税番
号2のレコードに従って行なわれ、税率522は3%、
内税、外税の税区分524は値0すなわち外税、税での
丸め処理525は値2すなわち切上げである。他の商品
の入力はないので、税処理番号1についての処理は、商
品データ00001の商品が1個ということになる、そ
こで、て商品データ00001の商品価格80円×1で
の税を計算すると、80円×0.03=2.4円、税の
丸め処理525が切上げであるから、3円となり、合計
額が、80+3=83円となる。
【0081】そこで、入力データによる商品コード00
001、商品名PLU00001、商品価格80および
税処理番号2であることを示す表示を表示部2から行な
い、またその印字を印字部4から行なう(S6)。
【0082】また、表示部2に取引合計額83円が表示
され、キャッシャーはお客に83円の返金を行ない、キ
ャッシャーがその入力を入力部1から行ない、それで税
前の値80円、税番号2及び税額3円であり、取引合計
額83円であることなどの印字を印字部4から行なう。
【0083】以上のように、本実施例によれば、税処理
の丸め処理を、四捨五入や切上げといった形で、登録商
品毎に毎回税番号を入力するなどのキャッシャーの特別
な操作を必要とせずに取引の種別によって異なる税処理
をすることができる。
【0084】なお、以上の実施例においては「販売」と
「返品」という取引のちがいで税処理を切りわけること
にしたが、同じ「返品」という取引で、買物客が傷もの
であった等の理由で商品を返し、その分、店舗が返金す
る「返品」と、キャッシャーが誤まって操作し、そのま
ま取引を終了し、あとでそのもどしをする「返品」との
2つの使い方がありうる。
【0085】このときは、「返品」という取引に理由コ
ードを追加して入力するようにし、買物客が商品を返す
「返品」時は、前述したように税番号を変換して税処理
を行なうようにし、キャッシャーが誤まって操作した取
引のもどしをする「返品」では、税番号の変換を行わず
に税処理を行なうよう理由コードの判定を追加すればよ
い。
【0086】以下、本発明に係る税処理システムの第2
の実施例を、同じくPOS端末装置への適用を例にとり
説明する。
【0087】本第2実施例は、前記第1実施例と異な
り、税処理変換テーブルを持たず、図6のように税処理
テ−ブルの各レコ−ドに、税処理内容データを複数持っ
て、取引やモードや理由コードによって、どちらかの処
理を行なうようにしたものである。
【0088】本第2実施例に係るPOS端末装置の構成
は、前記第1実施例に係る構成と同様である。ただし、
税処理変換テーブルを持たず、また、税処理テ−ブルの
構成が異なる。
【0089】図6に、本第2実施例に係る税処理テーブ
ル52の詳細を示す。
【0090】521〜524は前記第1実施例(図4)
において、同一符号で示したものと同じで、521は税
番号、522は税率、523は税名称、524は、税区
分を示し、値0が外税、値1が内税であることを示すこ
ととする。
【0091】また、図6中、526は、販売時の税の丸
め処理、527は、返品時の税の丸め処理を示し、とも
に、値0が切捨て、値1が四捨五入、値2が切上げを示
すこととする。
【0092】以下、本第2実施例に係るPOS端末装置
の動作について、説明する。
【0093】今、税番号521が1、税率522が3
%、税名称523がTAX1、税区分524が値0すな
わち外税、販売時の税の丸め処理526が値0すなわち
切捨て、返品時の税の丸め処理527が値2すなわち切
上げのレコードが登録されているものとする。
【0094】このとき、「販売」時には、販売時の税の
丸め処理526を用いて丸め処理すると、値が0だから
切捨てとなり、「返品」時には、返品時の税の丸め処理
527を用いて丸め処理すると、値が2だから切上げと
なり、前記第1実施例と同様の結果を得ることができ
る。
【0095】以下、本発明に係る税処理システムの第3
の実施例を、同じくPOS端末装置への適用を例にとり
説明する。
【0096】本第3実施例に係るPOS端末装置の構成
は、前記第1実施例に係る構成と同様である。ただし、
税処理変換テーブルを持たず、また、税処理テ−ブルの
構成が異なる。
【0097】図7に、本第3実施例に係る税処理テ−ブ
ルの構成を示す。
【0098】521〜525は前記第1実施例(図4)
において、同一符号で示したものと同じで、521は税
番号、522は税率、523は税名称、524は税区分
を示し、値0が外税、値1が内税であることを示すこと
とする。
【0099】525は税での丸め処理を示し、値0が切
捨て、値1が四捨五入、値2が切上げを示すこととす
る。
【0100】528は、税処理テ−ブルの返品時に用い
るレコ−ドを示す税番号であり、返品時にはこの返品時
の税番号528の値を得て、再度税処理テーブル52の
該当レコードを得、そのレコードのデータによって税処
理する。
【0101】以下、本第3実施例に係るPOS端末装置
の動作について説明する。
【0102】今、税番号521が1、税率522が3
%、税名称523がTAX1、税区分524が値0すな
わち外税、税の丸め処理525が値0すなわち切捨て、
返品時の税番号528が2のレコードと、税番号521
が2、税率522が3%、税名称523がTAX2、税
区分524が値0すなわち外税、税の丸め処理525が
値2すなわち切上げのレコ−ドが登録されているものと
する。
【0103】このとき、税処理番号が1である商品デー
タが入力されると次のようになる。「販売」時には、税
番号521が1の税処理テーブル52上のレコードを用
いて丸め処理すると、値が0だから切捨てとなる。ま
た、「返品」時には、税番号521が1の税処理テーブ
ル52上のレコードから返品時の税番号528が2とい
う値を得て、税処理テーブル52上の税番号521が2
のレコードを得、それによって丸め処理すると、値が2
だから、切上げとなる。
【0104】このように、本第3実施例によっても、前
記第1、第2実施例と同じ結果を達成できる。
【0105】なお、本第3実施例は、前記実施例の税処
理テーブル52と税処理変換テーブル53とが一体とな
ったものと把握することもできる。
【0106】なお、以上の第2、第3実施例において
も、キャッシャーが誤まって操作をし、そのまま取引を
終了し、あとでそのもどしをする「返品」との2つの使
い方がありうる。
【0107】やはり、このときは、「返品」という取引
に理由コードを追加して入れる形とし、キャッシャーが
誤まって操作をした場合は販売時と同じ税処理を行なう
ようにすればよい。
【0108】以下、本発明に係る税処理システムの第4
の実施例を、同じくPOS端末装置への適用を例にとり
説明する。
【0109】まず、図8に、本第4実施例に係るPOS
端末装置の構成を示す。
【0110】図中、1は入力部、2は表示部、3は制御
部、31は制御部3上の税処理部、4は印字部、5は記
憶部、51は記憶部5上のPLUファイル、52は記憶
部5上の税処理テーブル、54は記憶部5上の取引番号
エリアである。
【0111】いま、取引は「販売」と「返品」しかない
ものとし、取引番号エリア54には、「販売」では1、
「返品」では2が設定されるものとする。
【0112】次に、前記PLUファイル51について説
明する。
【0113】図10に、PLUファイル51の構成を示
す。
【0114】図中、511は商品コード、512は商品
価格、513は商品名、515は販売用税処理番号、5
16は返品用税処理番号である。
【0115】今、商品コード511が00011、商品
価格512が80、商品名513がPLU00011、
販売用取引番号515が1、返品用取引番号516が2
というレコードが登録されているものとする。
【0116】次に、前記税処理テ−ブル52について説
明する。
【0117】図4に、税処理テーブル52の構成を示
す。
【0118】図中、521は税番号、522は税率、5
23は税名称、524は税区分を示し、ここでは、値0
が外税、値1が内税であることを示すこととする。52
5は、税での丸め処理を示し、ここでは、値0が切捨
て、値1が四捨五入、値2が切上げを示すこととする。
【0119】今、税番号521が1、税率522が3
%、税名称523がTAX1、税区分524が値0すな
わち外税、税での丸め処理525が値0すなわち切捨て
のレコードと、税番号521が2、税率522が3%、
税名称523がTAX2、税区分524が値0すなわち
外税、税での丸め処理525が値2すなわち切上げのレ
コードとが登録されているものとする。
【0120】以下、本第4実施例に係るPOS端末装置
の動作を説明する。
【0121】図9に、本第4実施例に係るPOS端末装
置の処理手順を示す。
【0122】まず、「販売」取引時の説明をし、つづい
て「返品」取引時の説明をする。
【0123】「販売」取引時は、特に「販売」という取
引を指定するキーを押さなくても、商品データを入力部
1から入力すると、制御部3によって取引番号エリア5
4に「販売」取引であることを示す値1が設定される。
【0124】入力部1から商品データ00011が入る
と、制御部3は入力データをとりこみ(S1)、とりこ
んだ入力データによって記憶部5上のPLUファイル5
1のサーチをし(S2)、商品コード511が0001
1、商品価格512が80、商品名513がPLU00
011、販売用税処理番号515が1、返品用税処理番
号が2のデータを得る。同一商品を複数販売する場合に
は、商品データの入力に先立ち、販売個数を入力する。
本実施例では、販売個数を1個として説明する。
【0125】以上の処理を、全ての販売商品について繰
り返す。
【0126】キャッシャー(操作者)は、全ての販売商
品についての入力を終了したら、これで取引合計額を求
めるキーである図示してない小計キーを入力部1から入
力する。
【0127】そうすると、取引番号エリア54は、「販
売」取引を示す値1であるので(S3)、Nのケースに
入る。
【0128】税処理は制御部3上の税処理部31が税処
理テーブル52を用いて行なう。
【0129】また、税処理は、同じ税処理番号の商品ご
とに、まとめて行なう。
【0130】今、入力された商品データ00011の販
売用税処理番号515は1であり、税処理テーブル52
上の税番号1のレコードに従って行なわれ、税率522
は3%、税名称523はTAX1、内税、外税の税区分
524は値0すなわち外税、税での丸め処理525は値
0すなわち切捨てである。他の商品の入力はないので、
税処理番号1についての処理は、商品データ00001
の商品が1個ということになる、そこで、商品価格80
円×1個での税を計算すると、80円×1×0.03=
2.4円税の丸め処理525が切捨てであるから、2円
となり合計額が80×1+2=82円となる。(S1
1)。
【0131】入力データによる商品コード00011、
商品名PLU00011、商品価格80及び税処理番号
1であることを示す表示を表示部2から行ない、またそ
の印字を印字部4から行なう(S6)。
【0132】また、表示部2に取引合計額82円が表示
され、お客は82円の支払を行ない、キャッシャーがそ
の入力を入力部1から行ない、それで税前の値80円、
税番号1及び税額2円であり、取引合計額82円である
ことなどの印字を印字部4から行なう。
【0133】つづいて、「返品」取引時の動作を説明す
る。
【0134】「返品」取引時は、「返品」という取引を
指定する入力部1上のキーを押すことによって、制御部
3によって取引番号エリア54に「返品」取引であるこ
とを示す値2が設定される。
【0135】このあと、入力部1から商品データ000
11を入力する。このとき、同一商品を複数返品する場
合には、販売時と同様に、商品データの入力に先立ち、
個数を入力する。本実施例では、返品個数を1個として
説明する。
【0136】制御部3は、入力データをとりこみ(S
1)、とりこんだ入力データによって記憶部5上のPL
Uファイル51のサーチをし(S2)、商品コード51
1が00001、商品価格512が80、商品名513
がPLU00001、販売用税処理番号515が1、返
品用税処理番号516が2のデータを得る。
【0137】以上の処理を、全ての返品商品について繰
り返す。
【0138】キャッシャーは、全ての返品商品について
の入力を終了したら、取引合計額を求めるキーである図
示してない小計キーを入力部1から入力する。
【0139】今、取引番号エリア54は、「返品」取引
であることを示す値2であるので(S3)、Yのケース
に入る。
【0140】税処理は制御部3上の税処理部31が税処
理テーブル52を用いて行なう。
【0141】また、税処理は、同じ税処理番号の商品ご
とに、まとめて行なう。
【0142】今、入力された商品データ00011の返
品用税処理番号516は2であり、税処理テーブル52
上の税番号2のレコードに従って行なわれ、税率522
は3%、税名称523はTAX2、内税、外税の税区分
524は値0すなわち外税、税での丸め処理525は値
2すなわち切上げである。
【0143】他の商品の入力はないので、税処理番号1
についての処理は、商品データ00001の商品が1個
ということになる、そこで商品データ00001の商品
価格80円×1での税を計算すると、80円×0.03
=2.4円、税の丸め処理525が切上げであるから、
3円となり、合計額が、80+3=83円となる(S1
2)。
【0144】入力データによる商品コード00011、
商品名PLU00011、商品価格80及び税処理番号
2であることを示す表示を表示部から行ない、またその
印字を印字部4から行なう(S6)。
【0145】また、表示部2に取引合計額83円が表示
され、キャッシャーはお客に83円の返金を行ない、キ
ャッシャーがその入力を入力部1から行ない、それで税
処理前の値80円、税番号2及び税額3円であり、取引
合計額83円であることなどの印字を印字部4から行な
う。
【0146】以上説明してきたように、本第4実施例に
よれば、今まで、買物客が返品にきても、その商品の税
処理は3%外税、丸め処理は切捨て固定となっていたも
のを、丸め処理は四捨五入や切上げといった形で、登録
商品毎に毎回税番号を入力するなどのキャッシャーの特
別な操作なく、取引によってちがう税処理をすることが
できる。
【0147】なお、本第4実施例においても、前記各実
施例と同様、「販売」と「返品」という取引のちがいで
税処理を切りわけることにしたが、やはり、同じ「返
品」という取引で、買物客からの「返品」と、キャッシ
ャーが誤まって操作をし、そのまま取引を終了し、あと
でそのもどしをする「返品」との2つの使い方がありう
る。
【0148】このときは、「返品」という取引に理由コ
ードを追加して入れる形とし、買物客が商品を返す「返
品」時は、図9中のS3の返品とみなし、S12へ流れ
る形で処理し、キャッシャーが誤まって操作をした取引
のもどしをする「返品」では、図9中のS3の返品とみ
なさず、S11へ流れる形で処理するよう理由コードの
判定を追加すればよい。
【0149】また、この「返品」2つを「返品1」取引
と「返品2」取引とし、取引をわける、あるいはモード
をわけるといった形で考えてもよい。
【0150】また、以上の各実施例の説明では、代金を
買物客が払うという取引を「販売」とし、お金をもどす
取引を「返品」という取引と言ったが、この代金を払う
という取引の「販売」を店の売上げにたてる、たてない
で分類して、売上げにたてる取引を「販売」と言い、売
上げにたてない取引を「入金」と言うことがある。
【0151】同様に、「返品」には、売上げに関与す
る、しないで分類して、売上げに関与する取引を「返
品」と言い、売上げに関与しない取引を「出金」と言う
ことがある。
【0152】この「入金」のような取引としては、市の
行事のチケットを売るのを委託されたとか、市バスのチ
ケットを売るのを委託されたなどの内容がある。
【0153】このように取引は、いろいろな取引名によ
り呼ばれるが、取引名によってでも、動作モードによっ
てでも、理由コードによってでも異なる税処理を行なう
必要のあるシステムに対して、本実施例は適用すること
ができる。
【0154】また、前記各実施例は、本発明に係る税処
理システムのPOS端末装置への適用を例にとり説明し
たが、これに限らず、通信回線を用いた取引システムに
おける税処理装置等、取引に伴う税処理を行なう他のシ
ステムにも同様に適用することができる。
【0155】以上のように、本発明に係る各実施例によ
れば、商品データの税処理を商品データの入力時に毎日
税入力するなどキャッシャーの特別な操作をするという
負担の増大なく、税処理を、取引の種類や、取引内の理
由コードなどによって変更することができる。
【0156】なお、本実施例に係る税処理システムによ
り、販売者は、買物客の税処理に対する不信、不満を取
り除き、店舗が真摯な態度で税処理に取り組んでおり、
買物客の心情をよく理解していることを示すことによっ
て、店舗のイメージアップをはかることができるという
効果もある。
【0157】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、取引の
種別に応じた税処理を可能とすることにより、取引の実
情に即した税処理を行なうことができる税処理システム
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るPOS端末装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1実施例に係る税処理の処理手順を
示すフローチャートである。
【図3】本発明の第1実施例に係るPLUファイル51
の構成を示す説明図である。
【図4】本発明の第1実施例に係る税処理テーブルの構
成を示す説明図である。
【図5】本発明の第1実施例に係る税処理変換テーブル
の構成を示す説明図である。
【図6】本発明の第2実施例に係る税処理テーブルの構
成を示す説明図である。
【図7】本発明の第3実施例に係る税処理テーブルの構
成を示す説明図である。
【図8】本発明の第4実施例に係るPOS端末装置の構
成を示すブロック図である。
【図9】本発明の第4実施例に係る税処理の処理手順を
示すフローチャートである。
【図10】本発明の第4実施例に係るPLUファイルの
構成を示す説明図である。
【符号の説明】
1 入力部 2 表示部 3 制御部 4 印字部 5 記憶部 31 税処理部 51 PLUファイル 52 税処理テーブル 53 税処理変換テーブル 54 取引番号エリア 511 商品コード 512 商品価格 513 商品名 514 税処理番号 515 販売用税処理番号 516 返品用税処理番号 521 税番号 522 税率 523 税名称 524 内税、外税の税区分 525 税での丸め処理 526 販売時の税の丸め処理 527 返品時の税の丸め処理 528 返品時の税番号
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年9月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0157
【補正方法】変更
【補正内容】
【0157】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、取引の
種別に応じた税処理を可能とすることにより、取引の実
情に即した税処理を行なうことができる税処理システム
を提供することができる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るPOS端末装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1実施例に係る税処理の処理手順を
示すフローチャートである。
【図3】本発明の第1実施例に係るPLUファイル51
の構成を示す説明図である。
【図4】本発明の第1実施例に係る税処理テーブルの構
成を示す説明図である。
【図5】本発明の第1実施例に係る税処理変換テーブル
の構成を示す説明図である。
【図6】本発明の第2実施例に係る税処理テーブルの構
成を示す説明図である。
【図7】本発明の第3実施例に係る税処理テーブルの構
成を示す説明図である。
【図8】本発明の第4実施例に係るPOS端末装置の構
成を示すブロック図である。
【図9】本発明の第4実施例に係る税処理の処理手順を
示すフローチャートである。
【図10】本発明の第4実施例に係るPLUファイルの
構成を示す説明図である。
【符号の説明】 1 入力部 2 表示部 3 制御部 4 印字部 5 記憶部 31 税処理部 51 PLUファイル 52 税処理テーブル 53 税処理変換テーブル 54 取引番号エリア 511 商品コード 512 商品価格 513 商品名 514 税処理番号 515 販売用税処理番号 516 返品用税処理番号 521 税番号 522 税率 523 税名称 524 内税、外税の税区分 525 税での丸め処理 526 販売時の税の丸め処理 527 返品時の税の丸め処理 528 返品時の税番号

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】取引の種別を判別する手段と、判別した取
    引の種別に応じて、商品に対して施すべき税処理内容を
    決定する手段と、決定した税処理内容にて商品に対して
    税処理を施す手段とを有することを特徴とする税処理シ
    ステム。
  2. 【請求項2】税処理番号毎に税処理の内容を記述した税
    処理テ−ブルと、商品種別毎に定められた税処理番号に
    対応する前記税処理テ−ブル内の税処理内容の記述に従
    って当該商品についての税処理を行う税処理手段を有す
    る税処理システムであって、前記税処理手段が処理に用
    いる、商品毎に定められた税処理番号値を、取引の種別
    に応じて、維持もしくは変換する税処理番号変換手段を
    備えたことを特徴とする税処理システム。
  3. 【請求項3】商品識別データの入力と、取引種別の指定
    を受付ける入力手段と、商品識別データと税処理番号の
    対応を記述した商品テ−ブルと、税処理番号毎に税処理
    の内容を記述した税処理テ−ブルと、税処理番号値を変
    換する税処理番号変換テ−ブルと、前記入力部から入力
    された商品識別データに対応する税処理番号を前記商品
    テ−ブルより検索する税処理番号検索手段と、前記入力
    手段が受付けた取引種別に応じて、前記税処理番号検索
    手段が検索した税処理番号値を維持もしくは前記税処理
    番号変換テ−ブルを用いて変換する税処理番号変換手段
    と、前記税処理番号変換手段が維持もしくは変換した税
    処理番号に対応する税処理内容の記述を前記税処理テ−
    ブルより検索する税処理内容検索手段と、税処理内容検
    索手段が検索した税処理の内容の記述に従って税処理を
    行なう税処理手段とを有することを特徴とする税処理シ
    ステム。
  4. 【請求項4】商品識別データの入力と、取引種別の指定
    を受付ける入力手段と、商品識別データと取引種別の組
    み合わせと、税処理番号との対応を記述した商品テ−ブ
    ルと、税処理番号毎に税処理の内容を記述した税処理テ
    −ブルと、前記入力部から入力された商品識別データと
    前記入力手段が受付けた取引種別との組み合わせに対応
    する税処理番号を前記商品テ−ブルより検索する税処理
    番号検索手段と、前記税処理番号検索手段が検索した税
    処理番号に対応する税処理内容の記述を前記税処理テ−
    ブルより検索する税処理内容検索手段と、税処理内容検
    索手段が検索した税処理の内容の記述に従って税処理を
    行なう税処理手段とを有することを特徴とする税処理シ
    ステム。
  5. 【請求項5】商品識別データの入力と、取引種別の指定
    を受付ける入力手段と、商品識別データと税処理番号の
    対応を記述した商品テ−ブルと、税処理番号毎に税処理
    の内容と当該税処理番号が変換されるべき新たな税処理
    番号とを記述した税処理テ−ブルと、前記入力部から入
    力された商品識別データに対応する税処理番号を前記商
    品テ−ブルより検索する税処理番号検索手段と、前記入
    力手段が受付けた取引種別に応じて、前記税処理番号検
    索手段が検索した税処理番号を維持もしくは前記税処理
    テ−ブルを用いて変換する税処理番号変換手段と、前記
    税処理番号変換手段が維持もしくは変換した税処理番号
    に対応する税処理内容の記述を前記税処理テ−ブルより
    検索する税処理内容検索手段と、税処理内容検索手段が
    検索した税処理の内容の記述に従って税処理を行なう税
    処理手段とを有することを特徴とする税処理システム。
  6. 【請求項6】商品識別データの入力と、取引種別の指定
    を受付ける入力手段と、商品識別データと税処理番号の
    対応を記述した商品テ−ブルと、税処理番号と取引種別
    との組み合わせ毎に、税処理の内容を記述した税処理テ
    −ブルと、前記入力部から入力された商品識別データに
    対応する税処理番号を前記商品テ−ブルより検索する税
    処理番号検索手段と、前記税処理番号検索手段が検索し
    た税処理番号と前記入力手段が受付けた取引種別との組
    み合わせに対応する税処理内容の記述を、前記税処理テ
    −ブルより検索する税処理内容検索手段と、税処理内容
    検索手段が検索した税処理の記述に従って税処理を行な
    う税処理手段とを有することを特徴とする税処理システ
    ム。
  7. 【請求項7】請求項2、3、4、5または6記載の税処
    理システムであって、 前記入力手段は、前記取引種別の指定の内のいずれか1
    つの取引種別については、不作為により、指定されたも
    のとして受付けることを特徴とする税処理システム。
  8. 【請求項8】請求項1、2、3、4、5、6または7記
    載の税処理システムであって、 前記取引種別には、少なくとも販売取引と返品取引とを
    含むことを特徴とする税処理システム、特に、POS
    (ポイント オブ セ−ル)端末装置。
JP3083943A 1991-04-16 1991-04-16 税処理システム Pending JPH0561891A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008097292A (ja) * 2006-10-11 2008-04-24 Toshiba Tec Corp 販売データ処理装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008097292A (ja) * 2006-10-11 2008-04-24 Toshiba Tec Corp 販売データ処理装置

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