JP2002352333A - 価格・対価決定方法及び取引におけるプレミアム率決定方法 - Google Patents

価格・対価決定方法及び取引におけるプレミアム率決定方法

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JP2002352333A
JP2002352333A JP2002073515A JP2002073515A JP2002352333A JP 2002352333 A JP2002352333 A JP 2002352333A JP 2002073515 A JP2002073515 A JP 2002073515A JP 2002073515 A JP2002073515 A JP 2002073515A JP 2002352333 A JP2002352333 A JP 2002352333A
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transaction
computer
rate
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JP2002073515A
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Harutoshi Sugino
晴俊 杉野
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Original Assignee
HIROSHIMA GLASS KOBO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】物品の購入あるいはサービス提供の依頼に伴う
利益を顧客が直ちに享受でき、しかも、販売者に将来の
負債が発生することのない価格・対価決定方法を提供す
る。 【解決手段】価格・対価決定方法においては、過去の所
定期間内に顧客が物品を購入した回数及び/又はサービ
ス提供を受けた回数である購入・提供回数を、顧客毎
に、コンピュータに記憶しておき、顧客が物品を購入し
若しくはサービスの提供を依頼する際、(A)該顧客の
購入・提供回数、並びに、(B)該顧客が一度に購入す
る物品の購入金額及び/又は一度に依頼するサービスの
支払対価の合計金額に基づき、該コンピュータは該合計
金額に対する値引率を決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物品販売価格及び
/又はサービス提供対価を値引きして決定する価格・対
価決定方法、及び、取引におけるプレミアム率決定方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、物品やサービスの販売促進や取引
促進の一手段として、特定の物品の価格やサービスに対
する対価に対して所定割合の値引きを行い、あるいは、
取引金額に応じて特別なプレミアム率を与え、あるいは
又、別途、物品やサービスを付加することによって、集
客を促す方法が採られている。あるいは又、スタンプカ
ードを発行したり、顧客の購入金額や取引金額に応じた
取引ポイント数を付与、蓄積し、取引ポイント数に応じ
て物品やサービスの交換を行うことにより、あるいは
又、取引ポイント数に応じて物品の購入金額やサービス
の対価を値引きすることにより、顧客の再来店を促し、
あるいは、取引を促進するといった方法も採られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の従来の販売促進方法、取引促進方法には、次のような
解決すべき課題がある。即ち、特定の物品の価格やサー
ビスに対する対価に対して所定割合の値引きを行った場
合、値引きした商品等のみが顧客に購入され、結果とし
て、物品を販売しあるいはサービスを提供する者(以
下、便宜上、販売者と呼ぶ)の利益率を悪化させる場合
がある。また、不特定の顧客に対して同じ値引きを行っ
た場合、あるいは又、特別のプレミアム率を与えた場
合、購買頻度の高い顧客や取引回数の多い顧客と購買頻
度の低い顧客や取引回数の少ない顧客との間に不公平感
が発生し、売上貢献度の高い購買頻度の高い顧客や取引
回数の多い顧客の購買意欲や高い頻度の取引を阻害する
虞がある。更には、顧客の購買金額や取引回数に応じて
取引ポイント数を付与、蓄積する場合、顧客間の不公平
感は払拭できるものの、過去の取引に基づいた取引ポイ
ント数によるものであり、顧客は物品の購入時あるいは
サービス提供の依頼時、あるいは又、取引時に直ちに利
益を享受できないし、販売者に将来の負債が発生すると
いう問題がある。
【0004】従って、本発明の目的は、物品の購入時あ
るいはサービス提供の依頼時、物品の購入あるいはサー
ビス提供の依頼に伴う利益を顧客が直ちに享受でき、し
かも、販売者に将来の負債が発生することのない価格・
対価決定方法、及び、取引におけるプレミアム率決定方
法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、物品販売
価格及び/又はサービス提供対価を決定する価格・対価
決定方法であって、過去の所定期間内に顧客が物品を購
入した回数及び/又はサービス提供を受けた回数である
購入・提供回数を、顧客毎に、コンピュータに記憶して
おき、顧客が物品を購入し若しくはサービスの提供を依
頼する際、(A)該顧客の購入・提供回数、並びに、
(B)該顧客が一度に購入する物品の購入金額及び/又
は一度に依頼するサービスの支払対価の合計金額、に基
づき、該コンピュータは該合計金額に対する値引率を決
定することを特徴とする本発明の価格・対価決定方法に
よって達成することができる。
【0006】尚、合計金額に対する値引率を決定するこ
とには、物品販売価格及び/又はサービス提供対価のそ
れぞれに対する値引率を決定する態様も包含される。
【0007】本発明の価格・対価決定方法においては、
コンピュータには、物品を購入した回数及び/又はサー
ビス提供を受けた回数(N1)と値引率(α1)との関係
を示す回数・値引率テーブル、並びに、合計金額
(T1)と値引率(β1)との関係を示す合計金額・値引
率テーブルが記憶されており、顧客が物品を購入し若し
くはサービスの提供を依頼する際、コンピュータに接続
された入出力端末からの該顧客の顧客情報に関するデー
タ及び合計金額(t1)に関するデータを受け取ったコ
ンピュータは、コンピュータに記憶された該顧客の購入
・提供回数(n1)に基づき回数・値引率テーブルを参
照し、且つ、合計金額(t1)に基づき合計金額・値引
率テーブルを参照して、合計金額(t1)に対する値引
率[X1=(1−α1)(1−β1)等]を決定し、かか
る値引率[X1等]及び/又はかかる値引率[X1等]に
基づき算出された値引き後の合計金額[t1・X1等]を
入出力端末に送出して入出力端末にて表示する態様とす
ることが好ましい。尚、このような態様を、便宜上、第
1Aの態様と呼ぶ。
【0008】尚、値引き後の合計金額を入出力端末にて
表示することには、値引き後の物品販売価格及び/又は
サービス提供対価のそれぞれを表示する態様も包含され
る。
【0009】あるいは又、上記の第1Aの態様を含む本
発明の価格・対価決定方法においては、コンピュータに
は、物品を購入した回数及び/又はサービス提供を受け
た回数(N1)と値引率(α1)との関係を示す回数・値
引率テーブル、並びに、合計金額(T1)と値引率
(β1)との関係を示す合計金額・値引率テーブルが記
憶されており、顧客が物品を購入し若しくはサービスの
提供を依頼する前に、コンピュータに接続された入出力
端末からの該顧客の顧客情報に関するデータ及び合計金
額の代わりに予想(予定)合計金額(t1’)に関する
データを受け取ったコンピュータは、コンピュータに記
憶された該顧客の購入・提供回数(n1)に基づき回数
・値引率テーブルを参照し、且つ、予想(予定)合計金
額(t1’)に基づき合計金額・値引率テーブルを参照
して、予想(予定)合計金額(t1’)に対する値引率
[X1=(1−α1)(1−β1)等]を決定し、かかる
値引率[X1等]及び/又はかかる値引率[X1等]に基
づき算出された値引き後の予想(予定)合計金額
[t1’・X1等]を入出力端末に送出して入出力端末に
て表示する態様とすることもできる。尚、このような態
様を、便宜上、第1Bの態様と呼ぶ。ここで、第1Bの
態様における回数・値引率テーブル及び合計金額・値引
率テーブルは、第1Aの態様における回数・値引率テー
ブル及び合計金額・値引率テーブルと同じテーブルであ
る。
【0010】あるいは又、本発明の価格・対価決定方法
においては、過去の所定期間内に顧客が物品の購入及び
/又はサービスの依頼に対して支払った金額の累計金額
を、顧客毎に、前記コンピュータに記憶しておき、
(C)累計金額(am1)、に更に基づき、コンピュー
タは合計金額に対する値引率を決定する構成とすること
もできる。尚、過去の所定期間内に顧客が物品の購入及
び/又はサービスの依頼に対して支払った金額を、顧客
毎に、コンピュータに記憶しておき、都度、コンピュー
タがかかる金額に基づき累計金額を計算する形態も、累
計金額を顧客毎にコンピュータに記憶することに包含さ
れる。
【0011】そして、かかる構成にあっては、コンピュ
ータには、物品を購入した回数及び/又はサービス提供
を受けた回数(N1)と値引率(α1)との関係を示す回
数・値引率テーブル、合計金額(T1)と値引率(β1
との関係を示す合計金額・値引率テーブル、並びに、累
計金額(AM1)と値引率(γ1)との関係を示す累計金
額・値引率テーブルが記憶されており、顧客が物品を購
入し若しくはサービスの提供を依頼する際、コンピュー
タに接続された入出力端末からの該顧客の顧客情報に関
するデータ及び合計金額(t1)に関するデータを受け
取ったコンピュータは、コンピュータに記憶された該顧
客の購入・提供回数(n1)に基づき回数・値引率テー
ブルを参照し、且つ、合計金額(t1)に基づき合計金
額・値引率テーブルを参照し、更に、コンピュータに記
憶された該顧客の累計金額(am1)に基づき累計金額
・値引率テーブルを参照して、合計金額(t1)に対す
る値引率[Y1=(1−α1)(1−β1)(1−γ1
等]を決定し、かかる値引率[Y1等]及び/又はかか
る値引率[Y1等]に基づき算出された値引き後の合計
金額[t1・Y1等]を入出力端末に送出して入出力端末
にて表示する態様とすることが好ましい。尚、このよう
な態様を、便宜上、第1Cの態様と呼ぶ。
【0012】尚、値引き後の合計金額を入出力端末にて
表示することには、値引き後の物品販売価格及び/又は
サービス提供対価のそれぞれを表示する態様も包含され
る。
【0013】あるいは又、上記の第1Cの態様を含むか
かる構成にあっては、コンピュータには、物品を購入し
た回数及び/又はサービス提供を受けた回数(N1)と
値引率(α1)との関係を示す回数・値引率テーブル、
合計金額(T1)と値引率(β1)との関係を示す合計金
額・値引率テーブル、並びに、累計金額(AM1)と値
引率(γ1)との関係を示す累計金額・値引率テーブル
が記憶されており、顧客が物品を購入し若しくはサービ
スの提供を依頼する前に、コンピュータに接続された入
出力端末からの該顧客の顧客情報に関するデータ及び合
計金額の代わりに予想(予定)合計金額(t1’)に関
するデータを受け取ったコンピュータは、コンピュータ
に記憶された該顧客の購入・提供回数(n1)に基づき
回数・値引率テーブルを参照し、且つ、予想(予定)合
計金額(t1’)に基づき合計金額・値引率テーブルを
参照し、更に、コンピュータに記憶された該顧客の累計
金額(am1)に基づき累計金額・値引率テーブルを参
照して、予想(予定)合計金額(t1’)に対する値引
率[Y1=(1−α1)(1−β1)(1−γ1)等]を決
定し、かかる値引率[Y1等]及び/又はかかる値引率
[Y1等]に基づき算出された値引き後の予想(予定)
合計金額[t1’・Y1等]を入出力端末に送出して入出
力端末にて表示する態様とすることもできる。尚、この
ような態様を、便宜上、第1Dの態様と呼ぶ。ここで、
第1Dの態様における回数・値引率テーブル、合計金額
・値引率テーブル及び累計金額・値引率テーブルは、第
1Cの態様における回数・値引率テーブル、合計金額・
値引率テーブル及び累計金額・値引率テーブルと同じテ
ーブルである。
【0014】本発明の価格・対価決定方法における合計
金額には、一度に購入する物品の購入金額及び/又は一
度に依頼するサービスの支払対価の総合計金額だけでな
く、一度に購入する物品及び/又は一度に依頼するサー
ビスの分類区分毎の小計も包含される。後者の場合、分
類区分毎に、小計と購入・提供回数とに基づき値引率を
決定してもよく、この場合には、分類区分毎に合計金額
・値引率テーブルを作成しておけばよいし、入出力端末
における表示も分類区分毎に行えばよく、更には、値引
きされた総合計金額を表示することが好ましい。分類区
分は、販売者が適宜決定、作成すればよい。
【0015】上記の目的は、取引におけるプレミアム率
決定方法であって、過去の所定期間内に顧客が取引した
取引回数を、顧客毎に、コンピュータに記憶しておき、
顧客がサービスの提供を依頼する際、(A)該顧客の取
引回数、並びに、(B)顧客がサービスの提供を依頼す
る際の取引金額、に基づき、該コンピュータは該取引金
額に対するプレミアム率を決定することを特徴とする取
引におけるプレミアム率決定方法によって達成すること
ができる。
【0016】尚、顧客がサービスの提供を依頼する際の
取引金額に対する最低取引金額を設定しておいてもよ
い。即ち、顧客がサービスの提供を依頼する際の取引金
額が最低取引金額未満である場合には、かかる取引は、
顧客が取引した取引回数に含めない構成とすることもで
いる。また、サービスの提供者が例えば金融機関である
場合、顧客の口座からの公共料金の引き落としや口座へ
の給与振り込み等を取引回数に含めてもよい。
【0017】本発明の取引におけるプレミアム率決定方
法においては、コンピュータには、取引回数(N2)と
プレミアム率(α2)との関係を示す取引回数・プレミ
アム率テーブル、並びに、取引金額(T2)とプレミア
ム率(β2)との関係を示す取引金額・プレミアム率テ
ーブルが記憶されており、顧客がサービスの提供を依頼
する際、コンピュータに接続された入出力端末からの該
顧客の顧客情報に関するデータ及び取引金額(t2)に
関するデータを受け取ったコンピュータは、コンピュー
タに記憶された該顧客の取引回数(n2)に基づき取引
回数・プレミアム率テーブルを参照し、且つ、取引金額
(t2)に基づき取引金額・プレミアム率テーブルを参
照して、取引金額(t2)に対するプレミアム率[X2
α2・β2,α2・β2 -1,α2 -1・β2等]を決定し、かか
るプレミアム率[X2等]及び/又はかかるプレミアム
率[X2等]に基づき算出された金額[t2・X2等]を
入出力端末に送出して入出力端末にて表示する態様とす
ることが好ましい。尚、このような態様を、便宜上、第
2Aの態様と呼ぶ。
【0018】あるいは又、上記の態様を含む本発明の取
引におけるプレミアム率決定方法においては、コンピュ
ータには、取引回数(N2)とプレミアム率(α2)との
関係を示す取引回数・プレミアム率テーブル、並びに、
取引金額(T2)とプレミアム率(β2)との関係を示す
取引金額・プレミアム率テーブルが記憶されており、顧
客がサービスの提供を依頼する前に、コンピュータに接
続された入出力端末からの該顧客の顧客情報に関するデ
ータ及び取引金額の代わりに予想(予定)取引金額(t
2’)に関するデータを受け取ったコンピュータは、コ
ンピュータに記憶された該顧客の取引回数(n2)に基
づき取引回数・プレミアム率テーブルを参照し、且つ、
予想(予定)取引金額(t2’)に基づき取引金額・プ
レミアム率テーブルを参照して、予想(予定)取引金額
(t2’)に対するプレミアム率[X2=α2・β2,α2
・β2 -1,α2 -1・β2等]を決定し、かかるプレミアム
率[X2等]及び/又はかかるプレミアム率[X2等]に
基づき算出された予想金額[t2・X2等]を入出力端末
に送出して入出力端末にて表示する態様とすることもで
きる。尚、このような態様を、便宜上、第2Bの態様と
呼ぶ。ここで、第2Bの態様における取引回数・プレミ
アム率テーブル及び取引金額・プレミアム率テーブル
は、第2Aの態様における取引回数・プレミアム率テー
ブル及び取引金額・プレミアム率テーブルと同じテーブ
ルである。
【0019】あるいは又、本発明の取引におけるプレミ
アム率決定方法においては、過去の所定期間内に顧客が
取引した金額の累計取引金額を、顧客毎に、前記コンピ
ュータに記憶しておき、(C)累計取引金額(a
2)、に更に基づき、コンピュータは取引金額に対す
るプレミアム率を決定する構成とすることもできる。
尚、過去の所定期間内の顧客の取引金額を、顧客毎に、
コンピュータに記憶しておき、都度、コンピュータがか
かる取引金額に基づき累計取引金額を計算する形態も、
累計取引金額を顧客毎にコンピュータに記憶することに
包含される。
【0020】そして、かかる構成にあっては、コンピュ
ータには、取引回数(N2)とプレミアム率(α2)との
関係を示す取引回数・プレミアム率テーブル、取引金額
(T2)とプレミアム率(β2)との関係を示す取引金額
・プレミアム率テーブル、並びに、累計取引金額(AM
2)とプレミアム率(γ2)との関係を示す累計取引金額
・プレミアム率テーブルが記憶されており、顧客がサー
ビスの提供を依頼する際、コンピュータに接続された入
出力端末からの該顧客の顧客情報に関するデータ及び取
引金額(t2)に関するデータを受け取ったコンピュー
タは、コンピュータに記憶された該顧客の取引回数(n
2)に基づき取引回数・プレミアム率テーブルを参照
し、且つ、取引金額(t2)に基づき取引金額・プレミ
アム率テーブルを参照し、更に、コンピュータに記憶さ
れた該顧客の累計取引金額(am2)に基づき累計取引
金額・プレミアム率テーブルを参照して、取引金額に対
するプレミアム率[Y2=α2・β2・γ2,α2・β2 -1
γ2 -1,α2 -1・β2・γ2 -1等]を決定し、かかるプレミ
アム率[Y2等]及び/又はかかるプレミアム率[Y
2等]に基づき算出された金額(t2・Y2等]を入出力
端末に送出して入出力端末にて表示する態様とすること
が好ましい。尚、このような態様を、便宜上、第2Cの
態様と呼ぶ。
【0021】あるいは又、上記の第2Cの態様を含むか
かる構成にあっては、コンピュータには、取引回数(N
2)とプレミアム率(α2)との関係を示す取引回数・プ
レミアム率テーブル、取引金額(T2)とプレミアム率
(β2)との関係を示す取引金額・プレミアム率テーブ
ル、並びに、累計取引金額(AM2)とプレミアム率
(γ2)との関係を示す累計取引金額・プレミアム率テ
ーブルが記憶されており、顧客がサービスの提供を依頼
する前に、コンピュータに接続された入出力端末からの
該顧客の顧客情報に関するデータ及び取引金額の代わり
に予想(予定)取引金額(t2’)に関するデータを受
け取ったコンピュータは、コンピュータに記憶された該
顧客の取引回数(n2)に基づき取引回数・プレミアム
率テーブルを参照し、且つ、予想(予定)取引金額(t
2’)に基づき取引金額・プレミアム率テーブルを参照
し、更に、コンピュータに記憶された該顧客の累計取引
金額(am2)に基づき累計取引金額・プレミアム率テ
ーブルを参照して、予想(予定)取引金額(t2’)に
対するプレミアム率[Y2=α2・β2・γ2,α2・β2 - 1
・γ2 -1,α2 -1・β2・γ2 -1等]を決定し、かかるプレ
ミアム率[Y2等]及び/又はかかるプレミアム率[Y2
等]に基づき算出された予想金額[t2’・Y2等]を入
出力端末に送出して入出力端末にて表示する態様とする
こともできる。尚、このような態様を、便宜上、第2D
の態様と呼ぶ。ここで、第2Dの態様における取引回数
・プレミアム率テーブル、取引金額・プレミアム率テー
ブル及び累計取引金額・プレミアム率テーブルは、第2
Cの態様における取引回数・プレミアム率テーブル、取
引金額・プレミアム率テーブル及び累計取引金額・プレ
ミアム率テーブルと同じテーブルである。
【0022】本発明の取引におけるプレミアム率決定方
法における顧客が提供を依頼するサービスとして、金融
機関への金銭の預け入れ(預金)を例示することがで
き、プレミアム率として預け入れ金利を例示することが
できる。預け入れ金利の場合、決定されたプレミアム率
(X2やY2)として、例えば、α2・β2、α2・β2・γ
2を挙げることができる。ここで、(α2,β2)の組合
せとして、(預け入れ金利,係数)、(係数,預け入れ
金利)を挙げることができ、(α2,β2,γ2)の組合
せとして、(預け入れ金利,係数,係数)、(係数,預
け入れ金利,係数)を挙げることができる。あるいは
又、α2、β2、γ2を全て係数とし、プレミアム率を、
通常の預け入れ金利にα2、β2、γ2を適宜乗じたもの
とすることもできる。即ち、各種プレミアム率の積に通
常の預け入れ金利Pに乗じた最終的な預け入れ金利を決
定されたプレミアム率(X2やY2)とすることもでき
る。また、入出力端末における表示には、決定されたプ
レミアム率に基づき算出された金額や予想金額として、
預け入れに伴う利息金額や、返済に伴う利息金額、決定
されたプレミアム率と取引金額や予想取引金額の積を例
示することができる。
【0023】本発明の価格・対価決定方法あるいは取引
におけるプレミアム率決定方法(以下、これらを総称し
て、単に、本発明と呼ぶ場合がある)における顧客情報
として、電話番号や顧客識別番号を例示することができ
る。また、例えば、顧客の氏名や名称、住所や居所、電
話番号、顧客識別番号、暗証番号、パスワードといった
顧客管理データを顧客管理データベースとしてコンピュ
ータに記録しておいてもよい。
【0024】本発明において、コンピュータとして、通
常のコンピュータ(例えば、UNIX(登録商標)等の
各種オペレーション・システム(OS)を備えたデータ
ベース・サーバ)を挙げることができるが、これに限定
するものではない。
【0025】本発明の価格・対価決定方法において、過
去の所定の期間は任意に設定することができ、例えば、
顧客が物品を購入し、あるいは、サービスの提供を依頼
した日(購入・依頼日と呼ぶ)を起算日として、1ヶ
月、3ヶ月、半年、1年を例示することができる。顧客
が物品を購入した回数及び/又はサービス提供を受けた
回数である購入・提供回数は、単純に、顧客が物品等を
1回、購入等したならば、1回とすることもできるし、
同日中ならば物品等を購入等した回数に拘わらず、1回
とすることもできるし、顧客が物品等を1回、購入等し
たとき、所定の金額以上に支払い対価の合計金額が達し
た場合のみ、1回とすることもできる。購入・提供回数
をコンピュータに記憶するためには、例えば、顧客識別
番号を格納する顧客識別番号フィールド、及び、購入・
依頼日を格納する購入・依頼日フィールドから構成され
た購入・依頼管理データベースをコンピュータに記録し
ておけばよい。あるいは又、購入・提供回数、累計金額
をコンピュータに記憶するためには、例えば、顧客識別
番号を格納する顧客識別番号フィールド、購入・依頼日
を格納する購入・依頼日フィールド、及び、顧客が物品
の購入及び/又はサービスの依頼に対して支払った金額
を格納する金額フィールドから構成された購入・依頼管
理データベースをコンピュータに記録しておけばよい。
【0026】本発明の取引におけるプレミアム率決定方
法において、過去の所定の期間は任意に設定することが
でき、例えば、取引日を起算日として、1ヶ月、3ヶ
月、半年、1年を例示することができる。取引回数は、
単純に、1回、取引したならば、1回とすることもでき
るし、同日中ならば取引をした回数に拘わらず、1回と
することもできるし、取引金額が所定の金額以上に達し
た場合のみ、1回とすることもできる。取引回数をコン
ピュータに記憶するためには、例えば、顧客識別番号を
格納する顧客識別番号フィールド、及び、取引日を格納
する取引日フィールドから構成された取引管理データベ
ースをコンピュータに記録しておけばよい。あるいは
又、取引回数、累計取引金額をコンピュータに記憶する
ためには、例えば、顧客識別番号を格納する顧客識別番
号フィールド、取引日を格納する取引日フィールド、及
び、取引金額を格納する金額フィールドから構成された
取引管理データベースをコンピュータに記録しておけば
よい。
【0027】本発明における入出力端末として、パーソ
ナルコンピュータやワークステーション、専用機器、メ
モリー機能や計算機能等の必要最小限な機能だけをコン
パクトにまとめた携帯用端末装置であるハンディ・ター
ミナル、販売時点情報管理(POS)システム用の電子
式キャッシュ・レジスタ、テンキー付きの電子式キャッ
シュ・レジスタ、現金自動預け払い機(ATM)を例示
することができる。入出力端末とコンピュータとの接続
は、周知の通信回線を用いればよく、インターネット、
ISDN回線を含む電話回線、専用回線、光ファイバ、
無線、あるいは、これらの組合せ等を挙げることができ
る。
【0028】顧客情報の入力方法として、例えば、入出
力端末に備えられたテンキーやキーボード、タッチパネ
ルからの顧客識別番号等を入力する方法、記録媒体(例
えば、磁気カードやICカード)に記録された顧客識別
番号等をカードリーダーにて読み取らせる方法、顧客識
別番号等を表すバーコードが記録されたカードをバーコ
ードリーダーで読み取らせる方法を例示することができ
る。値引率や値引き後の合計金額、予想(予定)合計金
額、物品販売価格及び/又はサービス提供対価、プレミ
アム率、プレミアム率に基づき算出された金額、プレミ
アム率に基づき算出された予想金額等を入出力端末に表
示するために、入出力端末には、例えば液晶表示装置や
陰極線管(CRT)といった表示装置や印刷装置が備え
られていることが望ましい。
【0029】本発明の価格・対価決定方法においては、
入出力端末における顧客情報の入力や予想(予定)合計
金額の入力は、顧客自身が行ってもよいし、例えば、従
業者等が行ってもよい。入出力端末における合計金額の
入力は、具体的には、入出力端末として例えば電子式キ
ャッシュ・レジスタを使用する場合、電子式キャッシュ
・レジスタに顧客が購入する物品や依頼するサービスの
データと数量を入力し、あるいは、かかるデータをバー
コードから読み取らせ、且つ、数量を入力することによ
って、あるいは又、これらのデータと価格や対価を入力
することによって、電子式キャッシュ・レジスタ内での
集計作業に基づき行うことができ、通常、特に、従業者
等が合計金額を計算して入出力端末に入力する必要は無
い。
【0030】本発明の取引におけるプレミアム率決定方
法においては、入出力端末における顧客情報の入力や、
取引金額、予想(予定)取引金額の入力は、顧客自身が
行えばよい。
【0031】顧客の物品の購入、サービスの提供依頼
は、実際の店舗等にて行うこともできるし、インターネ
ット経由での仮想店舗にて行うこともできる。
【0032】本発明の価格・対価決定方法においては、
購入・提供回数及び合計金額に基づき、顧客が物品を購
入し若しくはサービスの提供を依頼する際、顧客毎に、
合計金額に対する値引率を決定するので、物品の購入時
あるいはサービス提供の依頼時、物品の購入あるいはサ
ービス提供の依頼に伴う利益を顧客が直ちに享受できる
し、販売者に将来の負債が発生することもない。また、
取引におけるプレミアム率決定方法においては、取引回
数及び取引金額に基づき、顧客がサービスの提供を依頼
する際、顧客毎に、取引金額に対するプレミアム率を決
定するので、サービス提供の依頼時、サービス提供の依
頼に伴う利益を顧客が直ちに享受できる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、発明の実
施の形態(以下、実施の形態と略称する)に基づき本発
明を説明する。
【0034】(実施の形態1)実施の形態1は、本発明
の価格・対価決定方法に関し、更には、第1Aの態様に
関する。図1に、実施の形態1の価格・対価決定方法の
実施に適したシステムの概要を示す。また、図3に、実
施の形態1の価格・対価決定方法を説明するための流れ
図を示す。
【0035】このシステムは、コンピュータに相当する
管理用サーバ(データベース・サーバ)10と、店舗に
配備され、通信回線(例えば、電話回線)11を介して
管理用サーバ10に接続された入出力端末12としての
複数の電子式キャッシュ・レジスタから構成されてい
る。尚、図1には、4台の入出力端末(電子式キャッシ
ュ・レジスタ)12を表示した。また、店舗の数は1に
限られず、複数であってもよい。入出力端末12のそれ
ぞれには、顧客自身によって顧客情報(例えば、顧客識
別番号)を入力するためのテンキー13が備えられてい
る。
【0036】管理用サーバ10内には、顧客毎に、顧客
情報として顧客識別番号が記憶されている。また、管理
用サーバ10には、図2の(A)に例示する、物品を購
入した回数及び/又はサービス提供を受けた回数である
購入・提供回数(N1)と値引率(α1)との関係を示す
回数・値引率テーブル、並びに、図2の(B)に例示す
る、合計金額(T1)と値引率(β1)との関係を示す合
計金額・値引率テーブルが記憶されている。回数・値引
率テーブルにおいては、購入・提供回数(N 1)が多く
なる程、値引率(α1)が相対的に大きくなるように設
定されている。また、合計金額・値引率テーブルにおい
ては、1回当りの合計金額(T1)が多額になる程、値
引率(β1)が相対的に大きくなるように設定されてい
る。尚、これらの値引率(α1,β1)と、購入・提供回
数、合計金額の関係は例示であり、合計金額の幅、購入
・提供回数の設定、値引率の幅や上限は、適宜決定する
ことができる。更には、管理用サーバ10には、図2の
(C)に例示するように、顧客識別番号を格納する顧客
識別番号フィールド、購入・依頼日を格納する購入・依
頼日フィールドから成るレコードから構成された購入・
依頼管理データベースが記録されている。そして、これ
らのフィールドには、所定のデータが納められている。
更には、コンピュータ10には、顧客の氏名や名称、住
所や居所、電話番号、顧客識別番号から構成された顧客
管理データベースが記録されている。
【0037】顧客情報が未登録の顧客に関しては、新規
に顧客情報を登録すればよい。かかる登録は、店舗に配
備され、通信回線(例えば、電話回線)11を介して管
理用サーバ10に接続されたパーソナルコンピュータ1
4により、顧客自身による入力、あるいは、従業者等に
よる入力に基づき行えばよい。この場合、顧客管理デー
タベースにこれらのデータがレコードとして記録され、
更には、購入・依頼管理データベースに、かかる顧客の
レコードも新規に作成されるが、購入・依頼日を格納す
る購入・依頼日フィールドの値は、「NUL」となる。
【0038】或る顧客(顧客識別番号を「1111」と
する)が、物品を購入し若しくはサービスの提供を依頼
する際には、例えば、顧客がテンキー13から顧客識別
番号「1111」を入力する。また、従業者は、入出力
端末12に相当する電子式キャッシュ・レジスタに、例
えば物品やサービスに対して付与された単価及び数量、
必要に応じて物品やサービスの識別コード等を入力し、
あるいは又、物品やサービスに対して付与されたバーコ
ードをバーコードリーダーに読み取らせ、数量を入力す
る。尚、単価(価格、対価)は、定価とする。これらの
入力が完了すると、従業者の指示に基づき、入出力端末
12は内部で集計作業を行い、顧客識別番号「111
1」を有する顧客が、一度に購入する物品の購入金額及
び/又は一度に依頼するサービスの支払対価の合計金額
(t1)を算出する。入出力端末12は、次いで、顧客
識別番号「1111」及び合計金額(t1)に関するデ
ータ(即ち、これらを意味するデータ)を通信回線11
を介して管理用サーバ10に送出する。
【0039】これらのデータを受け取った管理用サーバ
10は、購入・依頼管理データベースの顧客識別番号フ
ィールドを検索し、入出力端末12から送られた顧客識
別番号と一致するレコード(1次抽出レコード)を抽出
する。そして、これらの1次抽出レコードから、更に、
購入・依頼日フィールドに格納された購入・依頼日が
「過去の所定期間」内に入っているレコード(2次抽出
レコード)を抽出し、抽出された2次抽出レコードの件
数(図2の(C)に示した例では4件)を求める。この
件数が、購入・提供回数(n1)に相当する。そして、
購入・提供回数(n1)に基づき回数・値引率テーブル
を参照し、値引率(α1=0.0160)を求める。2
次抽出レコードが存在しない場合には、α1=0とす
る。更には、入出力端末12から送られた合計金額(t
1)に基づき合計金額・値引率テーブルを参照して、値
引率(β1)を求める。そして、顧客識別番号「111
1」を有する顧客に対して、管理用サーバ10は合計金
額(t1)に対する値引率を決定する。具体的には、値
引率[X1=(1−α1)(1−β1)]、及び、値引率
[X1]に基づき算出された値引き後の物品販売価格及
び/又はサービス提供対価の合計金額[t1・X1]を算
出し、これらを入出力端末12に送出し、値引率
[X1]、及び、値引き後の物品販売価格及び/又はサ
ービス提供対価の合計金額[t1・X1]を入出力端末1
2にて表示する。
【0040】場合によっては、コンピュータ10は、顧
客管理データベースから顧客識別番号の一致するレコー
ドを抽出し、かかるレコードに記録された顧客管理デー
タの全てあるいは一部を入出力端末12に送出し、入出
力端末12にて表示してもよい。これによって、従業者
は顧客の確認を行うことが可能となる。そして、この値
引き後の合計金額[t1・X1]を従業者は顧客から受け
取り、あるいは又、クレジットカードやデビットカード
等による決裁を行う。
【0041】その後、入出力端末12からの指示を受け
た管理用サーバ10は、購入・依頼管理データベースに
新たなレコードを追加する。かかる新たなレコードの顧
客識別番号フィールドには顧客識別番号が格納され、購
入・依頼日フィールドには購入・依頼日が格納される。
【0042】尚、例えば1日1回のバッチ処理によっ
て、購入・依頼管理データベースにおいて、購入・依頼
日フィールドに格納された購入・依頼日が「過去の所定
期間」内に入っていないレコードを消去してもよい。
【0043】(実施の形態2)実施の形態2は、本発明
の価格・対価決定方法に関し、更には、第1Bの態様に
関する。実施の形態2においては、顧客が、一度に購入
する物品の購入金額及び/又は一度に依頼するサービス
の支払対価の予想(予定)合計金額(t1’)を決め、
顧客が物品を購入し若しくはサービスの提供を依頼する
前に、予想(予定)合計金額(t1’)と、購入・提供
回数(n1)に基づき、値引率[X1=(1−α1)(1
−β1)]が決定され、顧客に知らされる。
【0044】図4に、実施の形態2の価格・対価決定方
法の実施に適したシステムの概要を示すが、このシステ
ムは、図1を参照して説明したシステムに、管理用サー
バ10に接続された入出力端末としての照会用端末15
が備えられている点が相違するのみであるので、詳細な
説明は省略する。尚、照会用端末15は、例えば、パー
ソナルコンピュータや専用機器とすればよい。
【0045】実施の形態2にあっては、顧客が物品を購
入し若しくはサービスの提供を依頼する前に、顧客ある
いは従業者が、入出力端末としての照会用端末15から
顧客情報及び予想(予定)合計金額(t1’)を入力す
る。入力されたこれらのデータは管理用サーバ10に送
出される。そして、管理用サーバ10は、コンピュータ
に記憶された過去の所定期間内にこの顧客に関する購入
・提供回数(n1)(図2の(C)参照)に基づき回数
・値引率テーブル(図2の(A)参照)を参照し、且
つ、予想(予定)合計金額(t1’)に基づき合計金額
・値引率テーブル(図2の(B)参照)を参照して、予
想(予定)合計金額(t1’)に対する値引率[X1]を
決定する。この処理は、実質的に、実施の形態1におけ
る処理と同様とすることができる。そして、管理用サー
バ10は、かかる値引率[X1]及び値引き後の予想
(予定)合計金額[t1’・X1]を入出力端末である照
会用端末15に送出して、これらのデータを照会用端末
15にて表示する。これによって、顧客は、今回の物品
の購入及び/又はサービスの提供の依頼において、どの
程度の値引率が得られるかを容易に、しかも、短時間で
知ることができる。その後、顧客が物品を購入し若しく
はサービスの提供を依頼する場合には、実施の形態1に
て説明した処理を実行すればよい。
【0046】(実施の形態3)実施の形態3は、本発明
の価格・対価決定方法における第1Cの態様に関する。
実施の形態3の価格・対価決定方法の実施に適したシス
テムは図1に示したと同様とすることができるので、詳
細な説明は省略する。図5に、実施の形態3の価格・対
価決定方法を説明するための流れ図を示す。実施の形態
3においては、過去の所定期間内に顧客が物品の購入及
び/又はサービスの依頼に対して支払った金額の累計金
額を、顧客毎に、コンピュータに記憶しておき、かかる
累計金額に更に基づき、コンピュータは合計金額に対す
る値引率を決定する。
【0047】管理用サーバ10内には、顧客毎に、顧客
情報として顧客識別番号が記憶されている。また、管理
用サーバ10には、図2の(A)に例示した回数・値引
率テーブル、図2の(B)に例示した合計金額・値引率
テーブルに加えて、図6の(A)に例示する、累計金額
(AM1)と値引率(γ1)との関係を示す累計金額・値
引率テーブルが記憶されている。累計金額・値引率テー
ブルにおいては、累計金額(AM1)が多くなる程、値
引率(γ1)が相対的に大きくなるように設定されてい
る。尚、値引率(γ1)と累計金額の関係は例示であ
り、累計金額の幅の設定、値引率の幅や上限は、適宜決
定することができる。更には、管理用サーバ10には、
図6の(B)に例示するように、顧客識別番号を格納す
る顧客識別番号フィールド、購入・依頼日を格納する購
入・依頼日フィールド、顧客が物品の購入及び/又はサ
ービスの依頼に対して支払った金額を格納する金額フィ
ールドから成るレコードから構成された購入・依頼管理
データベースが記録されている。そして、これらのフィ
ールドには、所定のデータが納められている。更には、
コンピュータ10には、顧客の氏名や名称、住所や居
所、電話番号、顧客識別番号から構成された顧客管理デ
ータベースが記録されている。
【0048】顧客情報が未登録の顧客に関しては、実施
の形態1にて説明したと同様に、新規に顧客情報を登録
すればよい。尚、金額フィールドの値は、「NUL」と
なる。
【0049】或る顧客(顧客識別番号を「1111」と
する)が、物品を購入し若しくはサービスの提供を依頼
する際には、実施の形態1にて説明したと同様の操作を
行えばよい。入出力端末12からは、顧客識別番号及び
合計金額(t1)に関するデータ(即ち、これらを意味
するデータ)が通信回線11を介して管理用サーバ10
に送出される。
【0050】これらのデータを受け取った管理用サーバ
10は、購入・依頼管理データベースの顧客識別番号フ
ィールドを検索し、入出力端末12から送られた顧客識
別番号と一致するレコード(1次抽出レコード)を抽出
する。そして、これらの1次抽出レコードから、更に、
購入・依頼日フィールドに格納された購入・依頼日が
「過去の所定期間」内に入っているレコード(2次抽出
レコード)を抽出し、抽出された2次抽出レコードの件
数(図6の(B)に示した例では4件)を求める。この
件数が、購入・提供回数(n1)に相当する。そして、
購入・提供回数(n1)に基づき回数・値引率テーブル
を参照し、値引率(α1=0.0160)を求める。2
次抽出レコードが存在しない場合には、α1=0とす
る。更には、入出力端末12から送られた合計金額(t
1)に基づき合計金額・値引率テーブルを参照して、値
引率(β1)を求める。更には、金額フィールドに格納
された値を合計して累計金額(am1=1795000
円)を求め、累計金額・値引率テーブルを参照して、値
引率(γ1=0.0580)を求める。2次抽出レコー
ドが存在しない場合には、γ1=0とする。そして、顧
客識別番号「1111」を有する顧客に対して、管理用
サーバ10は合計金額(t1)に対する値引率を決定す
る。具体的には、値引率[Y1=(1−α1)(1−
β1)(1−γ1)]、及び、値引率[Y1]に基づき算
出された値引き後の物品販売価格及び/又はサービス提
供対価の合計金額[t1・Y1]を算出し、これらを入出
力端末12に送出し、値引率[Y1]、及び、値引き後
の物品販売価格及び/又はサービス提供対価の合計金額
[t1・Y1]を入出力端末12にて表示する。
【0051】場合によっては、コンピュータ10は、顧
客管理データベースから顧客識別番号の一致するレコー
ドを抽出し、かかるレコードに記録された顧客管理デー
タの全てあるいは一部を入出力端末12に送出し、入出
力端末12にて表示してもよい。これによって、従業者
は顧客の確認を行うことが可能となる。そして、この値
引き後の合計金額[t1・Y1]を従業者は顧客から受け
取り、あるいは又、クレジットカードやデビットカード
等による決裁を行う。
【0052】その後、入出力端末12からの指示を受け
た管理用サーバ10は、購入・依頼管理データベースに
新たなレコードを追加する。かかる新たなレコードの顧
客識別番号フィールドには顧客識別番号が格納され、購
入・依頼日フィールドには購入・依頼日が格納され、金
額フィールドには合計金額[t1・Y1]が格納される。
場合によっては、金額フィールドには値引き前の合計金
額(t1)を格納してもよい。
【0053】尚、例えば1日1回のバッチ処理によっ
て、購入・依頼管理データベースにおいて、購入・依頼
日フィールドに格納された購入・依頼日が「過去の所定
期間」内に入っていないレコードを消去してもよい。
【0054】このように、実施の形態3においては、過
去の所定期間内に顧客が物品の購入及び/又はサービス
の依頼に対して支払った金額の累計金額にも基づき値引
率を決定するので、顧客間の不平等感が一層発生せず、
売上貢献度に応じた顧客毎への対応が可能となる。
【0055】(実施の形態4)実施の形態4は、本発明
の価格・対価決定方法の第1Dの態様に関する。実施の
形態4においては、顧客が、一度に購入する物品の購入
金額及び/又は一度に依頼するサービスの支払対価の予
想(予定)合計金額(t1’)を決め、顧客が物品を購
入し若しくはサービスの提供を依頼する前に、予想(予
定)合計金額(t1’)と、購入・提供回数(n1)と、
過去の所定期間内に顧客が物品の購入及び/又はサービ
スの依頼に対して支払った金額の累計金額(am1)に
更に基づき、値引率[Y1=(1−α1)(1−β1
(1−γ1)]が決定され、顧客に知らされる。
【0056】実施の形態4の価格・対価決定方法の実施
に適したシステムは図4に示したと同様とすることがで
きるので、詳細な説明は省略する。
【0057】実施の形態4にあっては、顧客が物品を購
入し若しくはサービスの提供を依頼する前に、顧客ある
いは従業者が、入出力端末としての照会用端末15から
顧客情報及び予想(予定)合計金額(t1’)を入力す
る。入力されたこれらのデータは管理用サーバ10に送
出される。そして、管理用サーバ10は、コンピュータ
に記憶された過去の所定期間内にこの顧客に関する購入
・提供回数(n1)に基づき回数・値引率テーブル(図
2の(A)参照)を参照し、且つ、予想(予定)合計金
額(t1’)に基づき合計金額・値引率テーブル(図2
の(B)参照)を参照し、更に、コンピュータに記憶さ
れたこの顧客の累計金額(am1)(図6の(B)参
照)に基づき累計金額・値引率テーブル(図6の(A)
参照)を参照して、予想(予定)合計金額(t1’)に
対する値引率[Y1]を決定する。この処理は、実質的
に、実施の形態3における処理と同様とすることができ
る。そして、管理用サーバ10は、かかる値引率
[Y1]及び値引き後の予想(予定)合計金額[t1’・
1]を入出力端末である照会用端末15に送出して、
これらのデータを照会用端末15にて表示する。これに
よって、顧客は、今回の物品の購入及び/又はサービス
の提供の依頼において、どの程度の値引率が得られるか
を容易に、しかも、短時間で知ることができる。その
後、顧客が物品を購入し若しくはサービスの提供を依頼
する場合には、実施の形態3にて説明した処理を実行す
ればよい。
【0058】(実施の形態5)実施の形態5は、本発明
の取引におけるプレミアム率決定方法に関し、更には、
第2Aの態様に関する。図7に、実施の形態5の取引に
おけるプレミアム率決定方法の実施に適したシステムの
概要を示す。また、図8に、実施の形態5の取引におけ
るプレミアム率決定方法を説明するための流れ図を示
す。
【0059】このシステムは、コンピュータに相当する
管理用サーバ(データベース・サーバ)10と、店舗に
配備され、通信回線(例えば、電話回線)11を介して
管理用サーバ10に接続された入出力端末12Aとして
の複数のATMから構成されている。尚、図7には、4
台の入出力端末(ATM)12Aを表示した。また、店
舗の数は1に限られず、複数であってもよい。入出力端
末12Aのそれぞれには、顧客自身によって顧客情報
(例えば、顧客識別番号)を入力するための透明電極を
用いた圧力検出型のタッチパネルが備えられている。
【0060】管理用サーバ10内には、顧客毎に、顧客
情報として顧客識別番号が記憶されている。また、管理
用サーバ10には、取引回数(N2)とプレミアム率
(α2)との関係を示す取引回数・プレミアム率テーブ
ル、並びに、取引金額(T2)とプレミアム率(β2)と
の関係を示す取引金額・プレミアム率テーブルが記憶さ
れている。尚、プレミアム率(α2)及びプレミアム率
(β2)を係数としているが、プレミアム率(α2)を預
け入れ金利とし、プレミアム率(β2)を係数としても
よいし、あるいは又、プレミアム率(α2)を係数と
し、プレミアム率(β2)を預け入れ金利としてもよ
い。取引回数・プレミアム率テーブルにおいては、取引
回数(N2)が多くなる程、プレミアム率(α2)が相対
的に大きくなるように設定されている。また、取引金額
・プレミアム率テーブルにおいては、1回当りの取引金
額(T2)が多額になる程、プレミアム率(β2)が相対
的に大きくなるように設定されている。更には、管理用
サーバ10には、顧客識別番号を格納する顧客識別番号
フィールド、取引日を格納する取引日フィールドから成
るレコードから構成された取引管理データベースが記録
されている。そして、これらのフィールドには、所定の
データが納められている。更には、コンピュータ10に
は、顧客の氏名や名称、住所や居所、電話番号、顧客識
別番号、暗証番号から構成された顧客管理データベース
が記録されている。
【0061】顧客情報が未登録の顧客に関しては、新規
に顧客情報を登録すればよい。かかる登録は、店舗に配
備され、通信回線(例えば、電話回線)11を介して管
理用サーバ10に接続されたパーソナルコンピュータ1
4により、従業者等による入力に基づき行えばよい。こ
の場合、顧客管理データベースにこれらのデータがレコ
ードとして記録され、更には、取引管理データベース
に、かかる顧客のレコードも新規に作成されるが、取引
日を格納する取引日フィールドの値は、「NUL」とな
る。
【0062】或る顧客(顧客識別番号を「1111」と
する)が、サービスの提供を依頼する際には、例えば、
顧客が入出力端末12Aから顧客識別番号「111
1」、及び、必要に応じて暗証番号を入力する。更に、
顧客は、入出力端末12Aに相当するATMにどのよう
なサービスの提供を依頼するのか、及び、取引金額を入
力する。ここでは、一例として、サービスの提供を金融
機関への金銭の預け入れ(預け入れ金利Pの定期預金)
とする。これらの入力が完了すると、入出力端末12A
は、顧客識別番号「1111」、暗証番号、依頼された
サービスの識別子、及び、取引金額(t2)に関するデ
ータ(即ち、これらを意味するデータ)を通信回線11
を介して管理用サーバ10に送出する。
【0063】これらのデータを受け取った管理用サーバ
10は、取引管理データベースの顧客識別番号フィール
ドを検索し、入出力端末12Aから送られた顧客識別番
号と一致するレコード(1次抽出レコード)を抽出す
る。そして、これらの1次抽出レコードから、更に、取
引日フィールドに格納された取引日が「過去の所定期
間」内に入っているレコード(2次抽出レコード)を抽
出し、抽出された2次抽出レコードの件数を求める。こ
の件数が、取引回数(n2)に相当する。そして、取引
回数(n2)に基づき取引回数・プレミアム率テーブル
を参照し、プレミアム率(α2)を求める。2次抽出レ
コードが存在しない場合には、α2=0とする。更に
は、入出力端末12Aから送られた取引金額(t2)に
基づき取引金額・プレミアム率テーブルを参照して、プ
レミアム率(β2)を求める。そして、顧客識別番号
「1111」を有する顧客に対して、管理用サーバ10
は取引金額(t2)に対するプレミアム率を決定する。
具体的には、依頼されたサービスの内容を解析して、プ
レミアム率[X2=P・α2・β2]、及び、プレミアム
率[X2]に基づき算出された金額[t2・X2及びt
2(X2−1)]を算出し、これらを入出力端末12Aに
送出し、プレミアム率[X2]、及び、金額金額[t2
2及びt2(X2−1)]を入出力端末12Aにて表示
する。尚、定期預金の通常の預け入れ金利Pを入出力端
末12Aに送出し、これを入出力端末12Aにて表示し
てもよい。
【0064】場合によっては、コンピュータ10は、顧
客管理データベースから顧客識別番号の一致するレコー
ドを抽出し、かかるレコードに記録された顧客管理デー
タの全てあるいは一部を入出力端末12Aに送出し、入
出力端末12Aにて表示してもよい。これによって、顧
客の確認を行うことが可能となる。そして、取引金額
(t2)をATMから入金すればよい。
【0065】その後、入出力端末12Aからの指示を受
けた管理用サーバ10は、取引管理データベースに新た
なレコードを追加する。かかる新たなレコードの顧客識
別番号フィールドには顧客識別番号が格納され、取引日
フィールドには取引日が格納される。
【0066】尚、例えば1日1回のバッチ処理によっ
て、取引管理データベースにおいて、取引日フィールド
に格納された取引日が「過去の所定期間」内に入ってい
ないレコードを消去してもよい。
【0067】(実施の形態6)実施の形態6は、本発明
の取引におけるプレミアム率決定方法に関し、更には、
第2Bの態様に関する。実施の形態6においては、顧客
が、予想(予定)取引金額(t2’)を決め、顧客がサ
ービスの提供を依頼する前に、予想(予定)取引金額
(t2’)と、取引回数(n2)に基づき、プレミアム率
[X2=P・α2・β2]が決定され、顧客に知らされ
る。
【0068】実施の形態6の取引におけるプレミアム率
決定方法の実施に適したシステムは、図7を参照して説
明したシステムと同様とすればよいので、詳細な説明は
省略する。
【0069】実施の形態6にあっては、顧客がサービス
の提供を依頼する前に、顧客が、入出力端末12Aから
顧客情報及び予想(予定)取引金額(t2’)を入力す
る。入力されたこれらのデータは管理用サーバ10に送
出される。そして、管理用サーバ10は、依頼されたサ
ービスの内容を解析して、コンピュータに記憶された過
去の所定期間内にこの顧客に関する取引回数(n2)に
基づき取引回数・プレミアム率テーブルを参照し、且
つ、予想(予定)取引金額(t2’)に基づき取引金額
・プレミアム率テーブルを参照して、予想(予定)取引
金額(t2’)に対するプレミアム率[X2]を決定す
る。この処理は、実質的に、実施の形態5における処理
と同様とすることができる。そして、管理用サーバ10
は、かかるプレミアム率[X2]及び金額[t2’・X2
及びt2’(X2−1)]を入出力端末12Aに送出し
て、これらのデータを入出力端末12Aにて表示する。
これによって、顧客は、サービスの提供の依頼におい
て、どの程度のプレミアム率が得られるかを容易に、し
かも、短時間で知ることができる。その後、顧客がサー
ビスの提供を依頼する場合には、実施の形態5にて説明
した処理を実行すればよい。
【0070】(実施の形態7)実施の形態7は、本発明
の取引におけるプレミアム率決定方法における第2Cの
態様に関する。実施の形態7の取引におけるプレミアム
率決定方法の実施に適したシステムは図7に示したと同
様とすることができるので、詳細な説明は省略する。図
9に、実施の形態7の取引におけるプレミアム率決定方
法を説明するための流れ図を示す。実施の形態7におい
ては、過去の所定期間内に顧客が取引した金額の累計取
引金額を、顧客毎に、コンピュータに記憶しておき、か
かる累計取引金額に更に基づき、コンピュータは取引金
額に対するプレミアム率を決定する。
【0071】管理用サーバ10内には、顧客毎に、顧客
情報として顧客識別番号が記憶されている。また、管理
用サーバ10には、取引回数・プレミアム率テーブル、
取引金額・プレミアム率テーブルに加えて、累計取引金
額(AM2)とプレミアム率(γ2)との関係を示す累計
取引金額・プレミアム率テーブルが記憶されている。
尚、プレミアム率(γ2)を係数とした。累計取引金額
・プレミアム率テーブルにおいては、累計取引金額(A
2)が多くなる程、プレミアム率(γ2)が相対的に大
きくなるように設定されている。更には、管理用サーバ
10には、顧客識別番号を格納する顧客識別番号フィー
ルド、取引日を格納する取引日フィールド、顧客の取引
金額を格納する金額フィールドから成るレコードから構
成された取引管理データベースが記録されている。そし
て、これらのフィールドには、所定のデータが納められ
ている。更には、コンピュータ10には、顧客の氏名や
名称、住所や居所、電話番号、顧客識別番号、暗証番号
から構成された顧客管理データベースが記録されてい
る。
【0072】顧客情報が未登録の顧客に関しては、実施
の形態5にて説明したと同様に、新規に顧客情報を登録
すればよい。尚、金額フィールドの値は、「NUL」と
なる。
【0073】或る顧客(顧客識別番号を「1111」と
する)が、サービスの提供を依頼する際には、例えば、
顧客が入出力端末12Aから顧客識別番号「111
1」、及び、必要に応じて暗証番号を入力する。更に、
顧客は、入出力端末12Aに相当するATMにどのよう
なサービスの提供を依頼するのか、及び、取引金額を入
力する。ここでは、一例として、サービスの提供を金融
機関への金銭の預け入れ(預け入れ金利Pの定期預金)
とする。これらの入力が完了すると、入出力端末12A
は、顧客識別番号「1111」、暗証番号、依頼された
サービスの識別子、及び、取引金額(t2)に関するデ
ータ(即ち、これらを意味するデータ)を通信回線11
を介して管理用サーバ10に送出する。
【0074】これらのデータを受け取った管理用サーバ
10は、取引管理データベースの顧客識別番号フィール
ドを検索し、入出力端末12Aから送られた顧客識別番
号と一致するレコード(1次抽出レコード)を抽出す
る。そして、これらの1次抽出レコードから、更に、取
引日フィールドに格納された取引日が「過去の所定期
間」内に入っているレコード(2次抽出レコード)を抽
出し、抽出された2次抽出レコードの件数を求める。こ
の件数が、取引回数(n2)に相当する。そして、取引
回数(n2)に基づき取引回数・プレミアム率テーブル
を参照し、プレミアム率(α2)を求める。2次抽出レ
コードが存在しない場合には、α2=0とする。更に
は、入出力端末12Aから送られた取引金額(t2)に
基づき取引金額・プレミアム率テーブルを参照して、プ
レミアム率(β2)を求める。更には、金額フィールド
に格納された値を合計して累計取引金額(am2)を求
め、累計取引金額・プレミアム率テーブルを参照して、
プレミアム率(γ2)を求める。2次抽出レコードが存
在しない場合には、γ2=0とする。そして、顧客識別
番号「1111」を有する顧客に対して、管理用サーバ
10は取引金額(t2)に対するプレミアム率を決定す
る。具体的には、依頼されたサービスの内容を解析し
て、プレミアム率[Y2=P・α2・β2・γ2]、及び、
プレミアム率[Y2]に基づき算出された金額[t2・Y
2、t2(Y2−1)]を算出し、これらを入出力端末1
2Aに送出し、プレミアム率[Y2]、及び、金額[t2
・Y2、t2(Y2−1)]を入出力端末12Aにて表示
する。尚、定期預金の通常の預け入れ金利Pを入出力端
末12Aに送出し、これを入出力端末12Aにて表示し
てもよい。
【0075】場合によっては、コンピュータ10は、顧
客管理データベースから顧客識別番号の一致するレコー
ドを抽出し、かかるレコードに記録された顧客管理デー
タの全てあるいは一部を入出力端末12Aに送出し、入
出力端末12Aにて表示してもよい。これによって、顧
客の確認を行うことが可能となる。そして、取引金額
(t2)をATMから入金すればよい。
【0076】その後、入出力端末12Aからの指示を受
けた管理用サーバ10は、取引管理データベースに新た
なレコードを追加する。かかる新たなレコードの顧客識
別番号フィールドには顧客識別番号が格納され、取引日
フィールドには取引日が格納され、金額フィールドには
取引金額(t2)が格納される。
【0077】尚、例えば1日1回のバッチ処理によっ
て、取引管理データベースにおいて、取引日フィールド
に格納された取引日が「過去の所定期間」内に入ってい
ないレコードを消去してもよい。
【0078】このように、実施の形態7においては、過
去の所定期間内に顧客が取引した金額の累計取引金額に
も基づきプレミアム率を決定するので、顧客間の不平等
感が一層発生せず、取引貢献度に応じた顧客毎への対応
が可能となる。
【0079】(実施の形態8)実施の形態8は、本発明
の取引におけるプレミアム率決定方法の第2Dの態様に
関する。実施の形態8においては、顧客が、予想(予
定)取引金額(t2’)を決め、顧客がサービスの提供
を依頼する前に、予想(予定)取引金額(t2’)と、
取引回数(n2)と、過去の所定期間内に顧客が取引し
た金額の累計取引金額(am2)に更に基づき、プレミ
アム率[Y2=P・α2・β2・γ2]が決定され、顧客に
知らされる。
【0080】実施の形態8の取引におけるプレミアム率
決定方法の実施に適したシステムは図7に示したと同様
とすることができるので、詳細な説明は省略する。
【0081】実施の形態8にあっては、顧客がサービス
の提供を依頼する前に、顧客が、入出力端末12Aから
顧客情報及び予想(予定)取引金額(t2’)を入力す
る。入力されたこれらのデータは管理用サーバ10に送
出される。そして、管理用サーバ10は、コンピュータ
に記憶された過去の所定期間内にこの顧客に関する取引
回数(n2)に基づき取引回数・プレミアム率テーブル
を参照し、且つ、予想(予定)取引金額(t2’)に基
づき取引金額・プレミアム率テーブルを参照し、更に、
コンピュータに記憶されたこの顧客の累計取引金額(a
2)に基づき累計取引金額・プレミアム率テーブルを
参照して、予想(予定)取引金額(t2’)に対するプ
レミアム率[Y2]を決定する。この処理は、実質的
に、実施の形態7における処理と同様とすることができ
る。そして、管理用サーバ10は、かかるプレミアム率
[Y2]及び金額[t2’・Y2、t2’(Y2−1)]を
入出力端末12Aに送出して、これらのデータを入出力
端末12Aにて表示する。これによって、顧客は、今回
のサービスの提供の依頼において、どの程度のプレミア
ム率が得られるかを容易に、しかも、短時間で知ること
ができる。その後、顧客がサービスの提供を依頼する場
合には、実施の形態7にて説明した処理を実行すればよ
い。
【0082】以上、本発明を、実施の形態に基づき説明
したが、本発明はこれらに限定されるものではない。実
施の形態においては、店舗に入出力端末が配置された例
を説明したが、パーソナルコンピュータや携帯電話、あ
るいは、携帯電話とゲーム機との組合せ、PDA(携帯
情報端末,Personal Digital Assistant)を用いてイン
ターネット経由で仮想店舗にアクセスする形態も、本発
明の価格・対価決定方法や取引におけるプレミアム率決
定方法に包含される。この場合、インターネットの仮想
店舗(ホームページ)上に表示する単価(価格、対価)
は定価とし、金利等も通常の金利等とする。
【0083】また、実施の形態においては、顧客識別番
号をテンキーやタッチパネルを用いて入力する形態を説
明したが、顧客識別番号を記録した磁気カードやICカ
ードといった記録媒体を用い、カードリーダーを介して
顧客識別番号を入力することもできる。あるいは又、顧
客識別番号を表すバーコードが記録されたカードをバー
コードリーダーで読み取らせることによって、顧客識別
番号を入力することもできる。尚、記録媒体に購入・依
頼日や取引日、場合によっては、更に累計金額や累計取
引金額を記録してもよい。これによって、入出力端末に
回数・値引率テーブル及び合計金額・値引率テーブル、
取引回数・プレミアム率テーブル及び取引金額・プレミ
アム率テーブル、場合によっては、更に、累計金額・値
引率テーブル、累計取引金額・プレミアム率テーブルを
記憶しておけば、管理用サーバ10による処理の代わり
に、同様の処理を入出力端末にて実行することが可能と
なる。
【0084】購入・依頼管理データベースや取引管理デ
ータベースの構造や顧客管理データベースに記録するデ
ータも例示である。例えば、1日1回、あるいは、購入
・依頼管理データベースや取引管理データベースに新た
なレコードが追加された都度、顧客毎に2次抽出レコー
ドを抽出し、かかるレコードの件数を購入・提供回数や
取引回数として、顧客管理データベースに記録してもよ
いし、金額フィールドに格納された値の合計を累計金額
や累計取引金額として、顧客管理データベースに記録し
てもよい。これらの場合には、入出力端末12,12A
から顧客識別番号及び合計金額(t1,t2)や予想(予
定)合計金額(t1’,t2’)に関するデータ受け取っ
た管理用サーバ10は、顧客管理データベースの顧客識
別番号フィールドを検索し、入出力端末から送られた顧
客識別番号と一致するレコードを抽出することで、かか
るレコードに記録された購入・提供回数、取引回数や累
計金額、累計取引金額を容易に得ることができる。
【0085】
【発明の効果】本発明の価格・対価決定方法において
は、特定の商品やサービスのみを値引きするのではない
ので、販売者は値引き用商品を用意する必要がなくな
る。また、購買金額(合計金額,t1)と値引率(β1
が連動しているので、販売者の利益率の悪化が防止でき
る。更には、購入・提供回数(n1)及び合計金額
(t1)に応じて値引率(α1,β1)を設定するので、
顧客間の不平等感が発生せず、売上貢献度に応じた顧客
毎への対応が可能となる。しかも、顧客が物品を購入し
若しくはサービスの提供を依頼した時点で値引きを行う
ため、顧客は直ちに値引きといった利益を享受できる。
加えて、顧客が物品を購入し若しくはサービスの提供を
依頼した時点で値引きを行うため、取引ポイント数のよ
うに、販売者に将来の負債が発生することもない。
【0086】また、本発明の取引におけるプレミアム率
決定方法においては、過去の取引実績(取引回数)と今
回の取引金額とによって、顧客がサービスの提供を依頼
する際、顧客毎に、取引金額に対する各種のプレミアム
率を決定するので、サービス提供の依頼時、顧客の過去
の取引実績に基づきサービス提供の依頼に伴う利益を顧
客が直ちに享受できる。また、金融機関におけるペイオ
フ制度の環境下においては、顧客側からの金融機関の選
別の1つの指標となり得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の実施の形態1の価格・対価決定方法の実
施に適したシステムの概要を示す図である。
【図2】回数・値引率テーブル及び合計金額・値引率テ
ーブル、並びに、購入・依頼管理データベースのレコー
ド構造を例示する図である。
【図3】発明の実施の形態1の価格・対価決定方法を説
明するための流れ図である。
【図4】発明の実施の形態2の価格・対価決定方法の実
施に適したシステムの概要を示す図である。
【図5】発明の実施の形態3の価格・対価決定方法を説
明するための流れ図である。
【図6】累計金額・値引率テーブル、並びに、購入・依
頼管理データベースのレコード構造を例示する図であ
る。
【図7】発明の実施の形態5の取引におけるプレミアム
率決定方法の実施に適したシステムの概要を示す図であ
る。
【図8】発明の実施の形態5の取引におけるプレミアム
率決定方法を説明するための流れ図である。
【図9】発明の実施の形態7の取引におけるプレミアム
率決定方法を説明するための流れ図である。
【符号の説明】
10・・・コンピュータ(管理用サーバ) 11・・・通信回線 12・・・入出力端末(電子式キャッシュ・レジスタ) 12A・・・入出力端末(ATM) 13・・・テンキー 14・・・パーソナルコンピュータ 15・・・照会用端末

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】物品販売価格及び/又はサービス提供対価
    を決定する価格・対価決定方法であって、 過去の所定期間内に顧客が物品を購入した回数及び/又
    はサービス提供を受けた回数である購入・提供回数を、
    顧客毎に、コンピュータに記憶しておき、 顧客が物品を購入し若しくはサービスの提供を依頼する
    際、 (A)該顧客の購入・提供回数、並びに、 (B)該顧客が一度に購入する物品の購入金額及び/又
    は一度に依頼するサービスの支払対価の合計金額、に基
    づき、該コンピュータは該合計金額に対する値引率を決
    定することを特徴とする価格・対価決定方法。
  2. 【請求項2】コンピュータには、物品を購入した回数及
    び/又はサービス提供を受けた回数と値引率との関係を
    示す回数・値引率テーブル、並びに、合計金額と値引率
    との関係を示す合計金額・値引率テーブルが記憶されて
    おり、 顧客が物品を購入し若しくはサービスの提供を依頼する
    際、コンピュータに接続された入出力端末からの該顧客
    の顧客情報に関するデータ及び合計金額に関するデータ
    を受け取ったコンピュータは、コンピュータに記憶され
    た該顧客の購入・提供回数に基づき回数・値引率テーブ
    ルを参照し、且つ、合計金額に基づき合計金額・値引率
    テーブルを参照して、合計金額に対する値引率を決定
    し、かかる値引率及び/又はかかる値引率に基づき算出
    された値引き後の合計金額を入出力端末に送出して入出
    力端末にて表示することを特徴とする請求項1に記載の
    価格・対価決定方法。
  3. 【請求項3】コンピュータには、物品を購入した回数及
    び/又はサービス提供を受けた回数と値引率との関係を
    示す回数・値引率テーブル、並びに、合計金額と値引率
    との関係を示す合計金額・値引率テーブルが記憶されて
    おり、 顧客が物品を購入し若しくはサービスの提供を依頼する
    前に、コンピュータに接続された入出力端末からの該顧
    客の顧客情報に関するデータ及び合計金額の代わりに予
    想合計金額に関するデータを受け取ったコンピュータ
    は、コンピュータに記憶された該顧客の購入・提供回数
    に基づき回数・値引率テーブルを参照し、且つ、予想合
    計金額に基づき合計金額・値引率テーブルを参照して、
    予想合計金額に対する値引率を決定し、かかる値引率及
    び/又はかかる値引率に基づき算出された値引き後の予
    想合計金額を入出力端末に送出して入出力端末にて表示
    することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の価
    格・対価決定方法。
  4. 【請求項4】過去の所定期間内に顧客が物品の購入及び
    /又はサービスの依頼に対して支払った金額の累計金額
    を、顧客毎に、前記コンピュータに記憶しておき、 (C)累計金額、に更に基づき、コンピュータは合計金
    額に対する値引率を決定することを特徴とする請求項1
    に記載の価格・対価決定方法。
  5. 【請求項5】コンピュータには、物品を購入した回数及
    び/又はサービス提供を受けた回数と値引率との関係を
    示す回数・値引率テーブル、合計金額と値引率との関係
    を示す合計金額・値引率テーブル、並びに、累計金額と
    値引率との関係を示す累計金額・値引率テーブルが記憶
    されており、 顧客が物品を購入し若しくはサービスの提供を依頼する
    際、コンピュータに接続された入出力端末からの該顧客
    の顧客情報に関するデータ及び合計金額に関するデータ
    を受け取ったコンピュータは、コンピュータに記憶され
    た該顧客の購入・提供回数に基づき回数・値引率テーブ
    ルを参照し、且つ、合計金額に基づき合計金額・値引率
    テーブルを参照し、更に、コンピュータに記憶された該
    顧客の累計金額に基づき累計金額・値引率テーブルを参
    照して、合計金額に対する値引率を決定し、かかる値引
    率及び/又はかかる値引率に基づき算出された値引き後
    の合計金額を入出力端末に送出して入出力端末にて表示
    することを特徴とする請求項4に記載の価格・対価決定
    方法。
  6. 【請求項6】コンピュータには、物品を購入した回数及
    び/又はサービス提供を受けた回数と値引率との関係を
    示す回数・値引率テーブル、合計金額と値引率との関係
    を示す合計金額・値引率テーブル、並びに、累計金額と
    値引率との関係を示す累計金額・値引率テーブルが記憶
    されており、 顧客が物品を購入し若しくはサービスの提供を依頼する
    前に、コンピュータに接続された入出力端末からの該顧
    客の顧客情報に関するデータ及び合計金額の代わりに予
    想合計金額に関するデータを受け取ったコンピュータ
    は、コンピュータに記憶された該顧客の購入・提供回数
    に基づき回数・値引率テーブルを参照し、且つ、予想合
    計金額に基づき合計金額・値引率テーブルを参照し、更
    に、コンピュータに記憶された該顧客の累計金額に基づ
    き累計金額・値引率テーブルを参照して、予想合計金額
    に対する値引率を決定し、かかる値引率及び/又はかか
    る値引率に基づき算出された値引き後の予想合計金額を
    入出力端末に送出して入出力端末にて表示することを特
    徴とする請求項4又は請求項5に記載の価格・対価決定
    方法。
  7. 【請求項7】取引におけるプレミアム率を決定する方法
    であって、 過去の所定期間内に顧客が取引した取引回数を、顧客毎
    に、コンピュータに記憶しておき、 顧客がサービスの提供を依頼する際、 (A)該顧客の取引回数、並びに、 (B)顧客がサービスの提供を依頼する際の取引金額、
    に基づき、該コンピュータは該取引金額に対するプレミ
    アム率を決定することを特徴とする取引におけるプレミ
    アム率決定方法。
  8. 【請求項8】コンピュータには、取引回数とプレミアム
    率との関係を示す取引回数・プレミアム率テーブル、並
    びに、取引金額とプレミアム率との関係を示す取引金額
    ・プレミアム率テーブルが記憶されており、 顧客がサービスの提供を依頼する際、コンピュータに接
    続された入出力端末からの該顧客の顧客情報に関するデ
    ータ及び取引金額に関するデータを受け取ったコンピュ
    ータは、コンピュータに記憶された該顧客の取引回数に
    基づき取引回数・プレミアム率テーブルを参照し、且
    つ、取引金額に基づき取引金額・プレミアム率テーブル
    を参照して、取引金額に対するプレミアム率を決定し、
    かかるプレミアム率及び/又はかかるプレミアム率に基
    づき算出された金額を入出力端末に送出して入出力端末
    にて表示することを特徴とする請求項7に記載の取引に
    おけるプレミアム率決定方法。
  9. 【請求項9】コンピュータには、取引回数とプレミアム
    率との関係を示す取引回数・プレミアム率テーブル、並
    びに、取引金額とプレミアム率との関係を示す取引金額
    ・プレミアム率テーブルが記憶されており、 顧客がサービスの提供を依頼する前に、コンピュータに
    接続された入出力端末からの該顧客の顧客情報に関する
    データ及び取引金額の代わりに予想取引金額に関するデ
    ータを受け取ったコンピュータは、コンピュータに記憶
    された該顧客の取引回数に基づき取引回数・プレミアム
    率テーブルを参照し、且つ、予想取引金額に基づき取引
    金額・プレミアム率テーブルを参照して、予想取引金額
    に対するプレミアム率を決定し、かかるプレミアム率及
    び/又はかかるプレミアム率に基づき算出された予想金
    額を入出力端末に送出して入出力端末にて表示すること
    を特徴とする請求項7に記載の取引におけるプレミアム
    率決定方法。
  10. 【請求項10】過去の所定期間内に顧客が取引した金額
    の累計取引金額を、顧客毎に、前記コンピュータに記憶
    しておき、 (C)累計取引金額、に更に基づき、コンピュータは取
    引金額に対するプレミアム率を決定することを特徴とす
    る請求項7に記載の取引におけるプレミアム率決定方
    法。
  11. 【請求項11】コンピュータには、取引回数とプレミア
    ム率との関係を示す取引回数・プレミアム率テーブル、
    取引金額とプレミアム率との関係を示す取引金額・プレ
    ミアム率テーブル、並びに、累計取引金額とプレミアム
    率との関係を示す累計取引金額・プレミアム率テーブル
    が記憶されており、 顧客がサービスの提供を依頼する際、コンピュータに接
    続された入出力端末からの該顧客の顧客情報に関するデ
    ータ及び取引金額に関するデータを受け取ったコンピュ
    ータは、コンピュータに記憶された該顧客の取引回数に
    基づき取引回数・プレミアム率テーブルを参照し、且
    つ、取引金額に基づき取引金額・プレミアム率テーブル
    を参照し、更に、コンピュータに記憶された該顧客の累
    計取引金額に基づき累計取引金額・プレミアム率テーブ
    ルを参照して、取引金額に対するプレミアム率を決定
    し、かかるプレミアム率及び/又はかかるプレミアム率
    に基づき算出された金額を入出力端末に送出して入出力
    端末にて表示することを特徴とする請求項10に記載の
    取引におけるプレミアム率決定方法。
  12. 【請求項12】コンピュータには、取引回数とプレミア
    ム率との関係を示す取引回数・プレミアム率テーブル、
    取引金額とプレミアム率との関係を示す取引金額・プレ
    ミアム率テーブル、並びに、累計取引金額とプレミアム
    率との関係を示す累計取引金額・プレミアム率テーブル
    が記憶されており、 顧客がサービスの提供を依頼する前に、コンピュータに
    接続された入出力端末からの該顧客の顧客情報に関する
    データ及び取引金額の代わりに予想取引金額に関するデ
    ータを受け取ったコンピュータは、コンピュータに記憶
    された該顧客の取引回数に基づき取引回数・プレミアム
    率テーブルを参照し、且つ、予想取引金額に基づき取引
    金額・プレミアム率テーブルを参照し、更に、コンピュ
    ータに記憶された該顧客の累計取引金額に基づき累計取
    引金額・プレミアム率テーブルを参照して、予想取引金
    額に対するプレミアム率を決定し、かかるプレミアム率
    及び/又はかかるプレミアム率に基づき算出された予想
    金額を入出力端末に送出して入出力端末にて表示するこ
    とを特徴とする請求項10又は請求項11に記載の取引
    におけるプレミアム率決定方法。
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